アメヤ横丁

アメヤ横丁
photo by @shiro__tan
上野駅から御徒町駅までの約400メートルの区間にわたり立ち並ぶ商店街。戦後、闇市としてアメを売りさばく業者が多く立ち並んでいたことから、名付けられた愛称です。現在でもお菓子を取り扱うお店が多いですが、年末になると正月用食品が販売され始め、雰囲気がガラリと変わります。食べ歩きをしながらブラブラ歩けるので縁日気分が楽しめます。

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アメヤ横丁の基本情報


【 住所 】東京都台東区上野6丁目11

アメヤ横丁
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アメヤ横丁の楽しみ方

アメヤ横丁とは、正式名称はアメ横商店街連合会(アメよこ しょうてんがい れんごうかい)といいますが、アメヤ横丁のほか、アメ横などと通称されることが多く、商店街の看板にも「アメ横」と表示されているものがあります。

場所は上野と思われている人が多いですが、JRでいうと実際は御徒町よりに位置しています。ちなみに、アメヤ横丁問屋街には、飴などの菓子類を売る店があります。それが、いつしかアメヤ横丁との呼び名が短くなり、「アメ横」と通称されるようになっていったといわれています。

アメヤ横丁の歴史

アメヤ横丁の歴史は、戦後から始まります。元々は民家や長屋がひしめき合う下町特有の住宅街でした。国鉄の変電所があったことから空襲に因る被災を避けるため、強制的な建物疎開が行われていたといいます。

しかし、東京大空襲によって周辺一帯は焼け焦げて、第二次世界大戦後はバラック建ての住宅と店舗、そして盛り場では屋台や露天で商売をする人々が徐々に、増え始めるようになりました。

これらは公の営業許可を受けないため闇市と呼ばれ、アメ横もまさに闇市と呼ばれるところにありました。配給が十分に行き渡らないため多くの人がそこに集まり、十分なモラルがない中で、様々な人間が物資を公定価格の数倍ほどの値段で売買しており、それらに群がる愚連隊や暴力団などが入り乱れ、その度にアメリカの軍隊と警察が対処に当たるというような状況が続いていた場所でした。

そして、1946年(昭和21年)、手を焼いた地元の自治体が近くの近藤広吉という実業家に頼み込み、現在アメ横センタービルの建っている場所に、「近藤マーケット」というマーケットを作らせました。近藤マーケットは怪しい者を排除して出店させました。その後、現在あるアメ横のルーツとなったといいます。

アメヤ横丁の店舗

アメ横は、店の多さも魅力の一つです。特に、民衆が多く集まる、大衆居酒屋がとても多い印象です。また、昼間からあいている居酒屋も多く、ほかのお店にはないようなお店も多いのが酒好きにはなんともたまらないのではないでしょうか。なので、休日は昼間からアメ横でお酒を飲んで、夕方から別の場所に移動して、夜はまた違うところで飲んだりする人も多いです。

また、居酒屋だけでなく、普通のお食事をするにも非常に充実している場所です。お刺身や焼肉、和食、中華に洋食と何でもそろっています。どこのお店も全体的にリーズナブルなので、気軽に入れるお店ばかりです。

また、大衆居酒屋だけでなく個人経営のお店もあるので、非常に人情味のあるお店が多いのもついつい通いたくなる理由では内科と思います。そういう面白いお店が外国の人にも面白いと伝わってか、外国の人にも非常に人気のあるスポットです。観光ついでに寄ることもあるみたいです。

食べ物屋では、上野アメ横名物のアメ横焼きが人気です。こちらは屋台スタイルのお店で出会えたらラッキー、上野アメ横を訪れた際にはぜひ屋台を探しながら散策してみてください。目玉焼きの入ったシンプルなお好み焼きで、特段珍しいものではないのですがアメ横でこの屋台を見つけたらすかさず購入してしまうという根強いファンも多いとのことです。

神出鬼没な上野アメ横の名物アメ横焼きは出会えたらラッキーで、週末が狙い目です。ほかにも、アメ横といえばケバブです。上野アメ横では沢山のお店でケバブを販売していますが、こちらのモーゼスさんのケバブはアメ横商店街の入り口に近い場所にありますので、散策のスタートにはこちらのケバブがおすすめです。食べやすいように袋に入れて渡してくれるので中身が溢れる心配もありません。ぜひ、一度ご賞味ください。

食べ物屋でさらに人気なのが、「アンクルジョー」です。こちらは韓国料理のテイクアウトができるお店です。店内にはイートインスペースもありますが、上野アメ横へ来たからにはぜひ食べ歩きの中で一味違った、韓国料理を楽しんでみるのもいいかもしれません。特に人気は、トッポギとホットです。韓国ではメジャーなスイーツホットクは、日本でいうおやきのような、ホットケーキのような食べ物です。こちらのホットクは餡子入りやチーズ入りなどいくつか種類がありますので好みで召し上がるのがいいと思います。もちもちの皮に包まれたとろとろのチーズがたまらない韓国料理ホットクは、こちらのお店でも一番人気のメニューです。上野アメ横の入口寄りにありますから、話題の韓国スイーツを食べにぜひ、食べに行ってください。

アメヤ横丁のお土産

また、アメヤ横丁のお土産なども日本ならではのものがあり、外国の人も喜ばれていると聞きます。今は、空前の上野のパンダの赤ちゃんの「シャンシャン」ブームなので、クッキーにぬいぐるみ、Tシャツなど何かにつけて、「シャンシャン」に関連したグッズが多いです。そのような流行に乗って、お土産を買うのもいいのではないでしょうか。

そして、アメヤ横丁でお土産を買うならここではないでしょうか。上野アメ横にあるお店「カワチヤ食品」です。ここは、輸入食品を扱う激安で人気の食品店です。調味料やコーヒーなど他では目にすることのない珍しい商品が沢山揃っています。各国から輸入した調味料は見ているだけでも楽しいです。こちらのお店で注目していただきたいのはお茶の品揃えがすごく多いです。世界中から輸入した大量の紅茶が店内に、これでもかというくらいに並んでいます。多国籍の人々が集まる、上野アメ横らしい魅力たっぷりの輸入食品店です。紅茶に目がない方へのお土産はぜひこちらで探してみてください。ここにしかない珍しい紅茶が沢山あって目移りしてしまうほどです。

上野アメ横にあるドライフルーツとナッツの専門店「小島屋」もお勧めです。こちらは流石専門店で、とにかく種類が豊富です。ドライフルーツは80種類以上、ナッツは70種類以上も取り揃えていてその数に圧倒されます。お酒にあうおつまみからお菓子作りに大活躍の美味しいドライフルーツまで魅力的な商品が揃っています。これだけ種類があるのであれもこれも試してみたいという人には、小分けにパック包装されたお試し用の商品もあります。ここでしか手に入らない珍しいナッツやドライフルーツを少しずつ沢山の種類をお土産に持ち帰ることができるので、たくさんの種類を持って帰りたいという方にはうれしいですね。

創業60年の老舗「小島屋」ではナッツは全て丁寧に自社焙煎されていてパリパリとした食感が楽しめます。最後に忘れてはいけない、お土産屋は「芳屋」です。この「芳屋」は、世界中から集めた輸入菓子が1,000種類以上も揃う輸入菓子店です。品数を聞いただけでも圧倒されそうです。しかし、アメ横を散策してるとひと際目立つこちらのお店は店頭に実際に大量のお菓子がズラッと並んでいるのを見るとさらに圧巻です。店頭に大量のお菓子を見つけると思わず店内に入ってしまいます。50年も上野アメ横で営業している老舗です。

これまで、上野アメ横の魅力的なお土産や人気の食べ歩きスポットなどご紹介しましたがいかがだったでしょうか。アメヤ横丁には国内外から大勢の観光客が訪れ活気に溢れた魅力的な商店街です。歩いているだけでも様々なお店があるので、目移りしてしまうほどの店舗数です。今回ご紹介した人気の食べ歩きスポットやお土産は特におすすめです。上野アメ横を訪れた際にぜひ立ち寄ってみてください。

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