菊池渓谷

菊池渓谷
photo by @ogomorim
菊池渓谷は、「菊池水源」とも呼ばれ、阿蘇外輪山を水源としているため、夏の暑い日でも水温が低いことが特徴です。深い森林に囲まれ、流れる清水は、川底がはっきり見えるくらい透明度が高く、清涼感たっぷりの景観です。

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菊池渓谷の基本情報


【 住所 】熊本県菊池市原


菊池観光協会ページ

菊池渓谷に関する基本情報と体験レポ

菊池渓谷は熊本県の北部の菊池市原に位置しており、菊池川上流の水源にある渓谷です。

菊池市と阿蘇市に属するこの渓谷は、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区になっており、避暑地や紅葉の名所として有名です。

菊池渓谷の見どころやアプローチの仕方をご紹介します。

菊池渓谷は色々な賞を総ナメ

菊池渓谷は、くまもと自然休養林菊池渓谷として「日本森林浴の森百選」に、阿蘇くじゅう国立公園の特別保護地区の菊池水源は「日本名水百選」に、四十三万滝は「日本の滝百選」に、菊池渓谷自然休養林として「水源の森百選」に、また「くまもと緑の百景」、「熊本の自然百選」、「新くまもと百景」などに選ばれており、渓谷美の極致として名声を高めています。

マイナスイオンの宝庫

菊池川の源である菊池渓谷は、菊池市街地から東の方へ17㎞、阿蘇外輪山の北西部標高500~800mに位置します。

うっそうとした天然生広葉樹でおおわれており、その間を縫うように流れる清水は、滝や渕や瀬を形成し変化に富む渓流となっています。

快いせせらぎの音や水しぶきに耳を澄ませると、幼いころの記憶がよみがえってくるようです。

マイナスイオンの宝庫で森林浴を楽しみましょう。

この渓流と美しい森林が共存する姿は息をのむほどの絶景です。いくつか散策のコースもありますよ。

四季折々の楽しみ方と散策コース

春は新緑、秋は渓流に映える紅葉、冬は霧氷の華に心なごみます。

夏の平均水温は13度で一帯が天然のクーラーになりますから避暑に最適です。

散策コースは2つあり、どちらもボランティアガイド同伴が必要であれば事前に菊池観光協会までお申し込みください。

①菊池渓谷いやしコース(往復1㎞で約30分)
渓谷入り口から遊歩道を通り、竜ケ渕、九州自然遊歩道を通り入り口まで戻ってきます。

②菊池渓谷マイナスイオンまんきつコース(往復2㎞で約60分)
は入り口から遊歩道を通り、広河原、九州自然遊歩道を通り入り口まで戻ります。

菊池渓谷の見どころ

紅葉ケ瀬、天狗滝、竜ケ渕、竜ケ滝、竜ケ洞、広河原、四十三万滝、掛幕の滝などが見所です。

営業時間と駐車場その他注意すること

4月から11月8:30~17:00、12/1から3/31はお休みで、入場はできますが無人になります。

第1~3駐車場と中央駐車場あり、普通車465台と大型6台が収容できます。

駐車料金は大型1000円、マイクロバス500円、普通車200円です。

入り口で清掃協力金が求められ高校生以上1人100円を支払います。

これは強制ではありませんが、菊池渓谷の清掃や環境美化のためにご協力をお願いします。

注意点として、ペットはお断りですので連れ出さないでくださいね。

菊池渓谷へのアクセス

JR熊本駅より熊本電鉄バス「菊池温泉」行きに乗って、終点「菊池温泉・市民広場前」下車。

菊池温泉より「きくち観光あいのりタクシー」で菊池渓谷へ向かいます。

あいのりタクシーは、年末年始の12/29~1/3を除く土・日・祝日・振替休日・ゴールデンウイークのみ運行しています。

必ず予約が必要ですので0968-26-5022まで連絡してください。

予約受付は7:00~14:00、16:00~19:00になっています。

料金は、菊池渓谷線(市街地―菊池渓谷)が1人片道900円、竜門ダム線(市街地―竜門ダム)が1人片道600円、鞠智城線(市街地―鞠智城)が1人片道400円となっています。

車で直接菊池渓谷へアクセスする場合は、九州自動車道植木ICより県道53号線と国道387号線を経由して約50分です。

菊池渓谷周辺のおすすめスポット1:菊池温泉街

菊池温泉は自然が豊かで豊富なお湯の量を誇っています。

お湯は弱アルカリ性単純温泉で、無色無臭、少しヌルっとしていて「乙女の肌」になれる化粧水という感じです。

美容、神経痛、リュウマチに効果があるそうですから、菊池渓谷の途中に是非立ち寄りたいですね。

菊池渓谷まで車で30分、熊本市内まで車で60分、阿蘇の大観峰まで車で60分の場所にあります。

こちらへのアクセスは、

①熊本空港より
タクシーで国道325号線を菊池市へは30分、路線バス空港ライナー(無料)でJR肥後大津駅へ行き九州産交バスに乗り換え菊池市へ。
タクシーと路線バスならタクシーでJR大津駅へ行き九州産交バスに乗り換えて菊池市まで40分です。

②JR熊本駅より
熊本電鉄バスで菊池市へ約70分、七城経由なら約80分です。

③熊本交通センターより
熊本電鉄バス18番乗り場から菊池市へ60分。

④植木ICより
九州自動車道植木IC経由、国道3号線と県道53号線を通り30分。

⑤菊水ICより
九州自動車道菊水IC経由、県道16号線と国道325号線を通り40分。

⑥JR大津駅より
九州産交バスで40分。

⑦山鹿市バスセンターより
九州産交バスで30分となっています。

菊池渓谷周辺のおすすめスポット2:菊池市街

菊池市は平安時代から450年もの永い間菊池一族の城下町として栄えていました。菊池氏は南北朝時代の一時期に九州を平定する勢力をもっていました。

菊池市は一族を中心に反映し文化の中心ともなっていました。現在でも町のあちこちに史跡や風情あるたたずまいを残しています。

菊池市の年間イベント
春:イチゴ狩り、菜の花、マンサク、桜、しゃくなげ、山藤、つつじ、ぼたんが見ごろです。
夏:ホタル狩り、ブドウ狩り、あじさい、キツネのカミソリ、ハス、ひまわりが見ごろです。七夕まつり花火大会(菊池白龍まつり)もあります。
秋:栗、彼岸花、コスモス、菊祭り、菊池秋祭り(菊池一族の武者行列)、紅葉狩り
冬:嫁とり祭り、初詣、このみや踊り、菊池わいふのひなまつり

などが挙げられます。特に4月上旬から下旬には山藤が、6月上旬から下旬にはあじさいが、7月中旬から下旬にかけてはキツネのカミソリが、そして11月上旬には紅葉が美しく色づきます。

ほとんど一年中を通して、美しく咲き誇る花を見ることができますよ。

菊池渓谷周辺のおすすめスポット3:チャレンジイン「水の駅」

この「水の駅」は体験型アトラクションSurvive Athletic Parkと呼ばれています。

物産館、レストラン、温泉館、釣り堀、キャンプ場を備えた複合施設になっています。

物産館では地元の新鮮な野菜や特産物が売られ、レストランでも地元の食材を豊富に使った料理や豆腐料理と湯葉が大人気です。

ニジマスやヤマメの釣れる釣り堀では、釣った魚を横ですぐに塩焼きしてくれますから新鮮さも抜群!

横にはそうめん流しもあり、みんなで楽しめます。

川ではカヌーを楽しむこともできますが、ヘルメットやライフジャケットも貸し出してくれますから安心です。

さらにオートキャンプ場や常設テント、ロッジ、バンガローもあり家族で宿泊しながら楽しむことができますよ。

営業時間は温泉館12:00~18:00、物産館・レストラン9:00~18:00、夏休み中は9:00~20:00に延長になります。

温泉館は無人ですので、券売機で入浴券を買ってください。大人300円、子ども200円です。

住所:熊本県菊池市重味2331-9
電話:0968-27-1717
子供連れの家族だけではなく、恋人や同僚や友だちとの思い出に是非ご利用くださいね。

菊池渓谷のまとめ

いかがでしたか?雄大な自然の中に大昔からひっそりとたたずむ菊池渓谷。

特別保護区として大事に見守られているんですね。美しい自然を私たちの次の世代にも残せるように願っています。

そのためには最低自分のごみは持ち帰る、木や岩に落書きしたり、生き物を傷つけたりせず、自然を自然のままでいられるようにしましょう。

優しい心や思いやりの心が育つ大自然の菊池渓谷で、大切な何かが見つかるかもしれませんね。

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