櫛田神社

櫛田神社
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博多の総鎮守といわれる古社で縁結びと不老長寿に御利益があるとされています。こちらには、「夫婦ぎなん」と呼ばれる夫婦円満や子孫繁栄に効く銀杏の木があったり、「霊泉鶴の井戸」と呼ばれる不老長寿に効く命の水が湧き出る井戸があったり見どころ沢山のスポットですよ。

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櫛田神社の基本情報


【 住所 】福岡県福岡市博多区上川端町1-41

櫛田神社
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博多に行ったら必ずお参りしたい「櫛田神社」

福岡県の博多といえば、全国から観光客が集まる人気の観光地です。

博多といえば食の街というイメージですが、博多でのグルメ巡りをする前に、ぜひお参りしていただきたい場所があります。

それが「櫛田神社」。櫛田神社は博多の総鎮守、総氏神であり、いわば博多の守り神。

これからの博多観光が楽しいものであるように、ぜひ最初に足を向けて欲しい神社です。

櫛田神社へのアクセス等

そんな櫛田神社へのアクセスは、JR博多駅から徒歩15分、または地下鉄空港線祇園駅から徒歩10分です。

西鉄バスを利用する場合は「キャナルシティ前」停留所から徒歩2分。

車の場合には、福岡都市高速呉服町ランプより約5分です。

櫛田神社は博多の街中にあり、様々なアクセス方法がありますが、ここでオススメしたいのは博多駅から徒歩でのルートです。

歩く距離はその他のルートよりも確かに少しだけ長くなりますが、博多駅から櫛田神社までは博多の繁華街である「はかた駅前通り」を通るため、街の様子をしっかり眺めることができます。

周囲にはお店なども多いため、少し歩いても退屈することはありません。

さらに「キャナルシティ博多」「グランドハイアット博多」などにも近く、最初に博多を訪れる人にはぜひ博多駅からのルートを楽しんでいただきたいと思います。

櫛田神社の開門時間は朝4:00から22:00まで。

ただし社務所が開いているのは9:00から17:00までとなっているため、お守りや御朱印などをお求めの方は注意してください。

櫛田神社へのお参り

さて地元の人からは「お櫛田さん」として親しまれる櫛田神社。まずはお参りを済ませましょう。

鳥居の前で一礼すると見えてくるのが「稜威」の額の掲げられた山門です。

ここは素通りせず、途中で一度視線を天井に向けてみましょう。

すると、「恵方盤」が見えてくるはず。これは十二支をかたどった動物の姿と東西南北の方角が示された円形の盤で、干支によってその年の恵方を知ることができます。

毎年、矢印でその方角を示してくれるので、ぜひ今年の干支と恵方を確認しておくとよいでしょう。

さて山門を抜けて手水鉢で手を洗いますが、そこで目に入るのがツルに囲まれた「霊泉鶴の井戸」。

こちらは飲むと長寿が保てるという霊験あらたかなご利益のある井戸です。

三口飲むと長生きができるといい、案内版によると「一口目は自分の不老長寿、二口目は家族の不老長寿、三口目は親類縁者の不老長寿を念じながら三口飲んでください」とあります。

実際に不老長寿が保てるかどうかはわかりませんが、櫛田神社に来たときにはぜひ三口試してみるとよいでしょう。

ただし、こちらの水は地下からくみ上げた天然水とのことですが、非常にクセの強い味の水です。

せっかくのご利益のある水なので、吐き出したり、声を出したりといった失礼なことのないように気を付けて口に含んでください。

霊泉を飲み終えたら次は正殿にお参りしましょう。

櫛田神社に祀られているのは櫛田大神、天照大神、祇園大神の三神。

正殿には左から天照大神、櫛田大神、祇園大神の順番で祀られています。

櫛田神社は昔から不老長寿と商売繁盛にご利益のある神社と言われています。

もし何かお願いがある人は心を込めてお参りしてください。

その際、拝殿の飾りにも注目してください。

屋根の左右には木彫りの風神雷神の装飾が見えることと思います。

しかしよく見るとその姿はちょっとユーモラス。

風神は舌を出し、雷神をからかっているようにも見えます。

これは博多らしいユーモアのある一工夫で、他の神社ではなかなか目にすることのない装飾なので、ぜひ目を凝らして探していただきたいと思います。

櫛田神社の見どころ

さて、お参りを終えたからと言ってすぐに引き返してしまうのはもったいない。

櫛田神社にはまだまだ見どころがたくさんあります。

まず見ておきたいのが博多祇園山笠。

博多祇園山笠は毎年7月に行われるお祭りで、巨大なおみこしが博多の街を疾走する非常に人気のあるお祭り。

それぞれ地区がプライドをかけて度胸と姿を競います。

神様にその姿を見てもらうことで、五穀豊穣や厄払いを願うお祭りですが、市内を引き回されるおみこしは、毎年専門の職人が豪華な材料を手間暇をかけ、丁寧な作品に仕上げられています。

この櫛田神社はその山笠の奉納神社となっています。

本来なら、お祭りの期間にしか見ることができないものですが、櫛田神社なら奉納してあるものが飾られていて、一年中その豪華な姿を楽しむことができます。

なお、おみこしの制作テーマは毎年変わるので、何度でも楽しむことが可能です。

その飾り山笠の裏にあるのが「力石」です。

これは昔、櫛田神社で奉納相撲が行われたとき、力士たちが持ち上げた石の名残り。

当時は石を持ち上げることは厄払いと占いの役割を果たしていたといわれていて、そのためこの場所には神聖な石が置かれています。

それぞれの石には、奉納した人の名前や時代、その人の祈願などが書いてあるので、それを眺めてみるのも楽しいかもしれません。

中には「試石」と彫られているものもあり、これは誰でも触って構わないものなので、力自慢の人は挑戦してみてもいいかもしれません。

といっても簡単には持ち上がらないとは思いますが…。

なお現在でも、白鵬ら大相撲の力士たちも櫛田神社に力石を奉納しているそうです。

同じ石つながりでは、境内にある「碇石」も見て置いたほうがいいもののひとつです。

これは元寇の際、蒙古の軍船が船のいかりに使っていたとされる石。

山門の南と東においてあり、一見ベンチのように見えますが、実は非常に歴史を感じるものでもあります。

それぞれ2メートル以上の長さがあり、ひとつは重さ230キロ、もうひとつは350キロに及ぶ巨大な石です。

ここからも櫛田神社の長い歴史を感じることができそうです。

櫛田神社のご神木

また、櫛田神社では境内に植えられたご神木も見ておきたいもののひとつです。

地元の人に「ぎなん」と呼ばれている樹齢千年にも及ぶご神木で、もっとも大きなものは長寿延命のシンボル。

ほかにも夫婦円満、縁結びにご利益があるという「夫婦ぎなん」などもあるので、ここで願掛けをしてみるとよいかもしれません。

日本一大きな「お多福の面」

もし櫛田神社を訪れるのが節分の直前なら、とても面白いものを見ることができるでしょう。

それは日本一大きな「お多福の面」。高さ、横幅5メートルというビッグサイズのお面が楼門のところに備え付けられます。

参拝者はお多福の口を通ってお参りすることになり、そうすれば家内安全、商売繁盛間違いなしということなので、節分の直前に櫛田神社をお参りする方は、ぜひお多福の口の中を通ってみるとよいでしょう。

博多歴史館

また、博多の歴史に興味のある人には、境内にある「博多歴史館」を見学するとよいでしょう。

こちらは博多祇園山笠を始めとした博多の文化と歴史を紹介するスポット。

お祭りの資料だけでなく、刀剣などの収蔵作品も豊富で、三池典太光世作の日本刀など国宝級の品々が揃っています。

また豊臣秀吉の朱印状や、現代の博多人形師が再現した伝統的な飾り山笠の復元展示、櫛田神社の社宝などもあり、見どころの多いスポットとなっています。

こちらの営業時間は10:00から17:00で、別途入館料が必要となり、また休館日などもあるので、ホームページなどで確認しておいたほうがいいでしょう。

博多の繁華街にありながら、歴史と伝統、そして地元の人の熱気を感じられる櫛田神社は、博多旅行の際には外せない観光スポットと言えそうです。

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