九州鉄道記念館

九州鉄道記念館
by http://www.k-rhm.jp/
鉄道について学びながら、体験することもできる博物館。明治時代に建築された赤煉瓦づくりの趣のある建物は、旧九州鉄道本社が生まれ変わったものです。展示物としては当時活躍していた鉄道車両や標識、ジオラマなどがあります。また、811系近郊型電車の運転台で、実際の路線風景の中を疑似体験しながら運転することのできるシミュレーターがあります。観光の所要時間としてはこのシュミレーターを体験するかどうかで違ってきますが、1〜2時間程度でしょう。小ぢんまりとしていますが盛りだくさんの内容で、大人も子どもも、鉄道に詳しくなくても充分に楽しめます。詳しい方もより深く鉄道の世界を堪能できますよ! 入場料は大人300円、中学生以下150円(団体割引、その他条件割引あり)。JR門司港駅から徒歩間も無くの門司港レトロ地区に立地します。お車でお越しの方は九州鉄道記念館西駐車場または海峡ドラマシップ駐車場・門司港レトロ駐車場があります。

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九州鉄道記念館の基本情報


【 住所 】福岡県北九州市 門司区清滝2丁目3−29

九州鉄道記念館
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公式ページ

鉄道の歴史を体験しながら学べる九州鉄道記念館

九州鉄道記念館の概要

福岡県北九州市門司区清滝二丁目3番29号にある鉄道の博物館です。館の隣に小倉総合車両センター門司港派出(旧門司港運転区)があります。

土地・建物・展示物は九州旅客鉄道の所有となっています。2003年に開館し2007年に旧九州鉄道本社(本館)が北九州炭鉱筑豊炭田からの石炭輸送・貿易関連遺産(近代化産業遺産)に認定され、その後2014年には国の登録有形文化遺産へ登録されました。

2013年には開館10周年リニューアルが行われ中央ゲート横に電車の前頭部展示コーナー(3両)が設けられ、車両展示場にも寝台客車の追加が行われました。

九州の鉄道の歴史を当時の写真やレール、模型などで紹介し、また九州で活躍した蒸気機関車から特急電車など懐かしい車両が展示されています。

また現在活躍している新幹線や特急電車のミニ電車に乗車したりシュミレーターで運転体験もできます。

営業時間
9時から17時(最終入館時間16時半まで)

休館日
第二水曜日(7月は第二水木曜日)また第二水曜日が祝日の場合休館日は翌日に振り替えになります。

料金
入館料(個人)大人300円、中学生以下150円(4歳未満は無料)(団体)大人240円、中学生以下120円(4歳未満は無料)
※団体料金は30人以上ミニ列車1台につき1回300円、1台につき3名様まで乗車することができます。

割引・シルバー割引
「北九州市年長者施設利用証」、「福岡市シルバー手帳」、「下関市在住(65歳以上)で介護保険被保険者証」を提示で2割引(240円)・身障者割引北九州市在住で「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」「戦傷病者手帳」を提示で無料

「SUGOCA」割引
JR九州のICカード「SUGOCA」ご利用のお客様は2割引(240円)

KANMONクーポン
関門エリアにある提携施設で提示すると割引が受けられるクーポン券です。1枚につき5名様まで割引を受けることができ九州鉄道記念館もこちらのクーポンの割引該当の施設となっています。クーポン提示で240円(2割引)

遊遊チケット
関門海峡周辺施設(海響館・海峡ドラマシップ・九州鉄道記念館)の入場券がセットになったチケットです。3館を訪れる予定があるのであればこちらのチケットを利用したほうがお得に観光できます。販売場所…海響館・海峡ドラマシップ・九州鉄道記念館各窓口

九州鉄道記念館へのアクセス

公共交通機関利用
JR鹿児島本線「JR門司港駅」より徒歩約3分・北九州銀行レトロライン九州鉄道記念館駅下車

自動車利用
山口方面(中国自動車道ご利用)門司港ICより車で約5分
八幡方面(北九州都市高速道路ご利用)春日ランプより車で約5分
福岡方面(九州自動車道ご利用)門司ICより車で約7分

駐車場
九州鉄道記念館西駐車場または海峡ドラマシップ駐車場・門司港レトロ駐車場(徒歩10分)大型バス駐車場海峡ドラマシップ駐車場(1日1000円20台)レトロ駐車場(1日1000円20台)。
※大型バス駐車場に関しては事前予約が必要です。

服装
こちらの博物館は体験型の展示が多くあるためできるだけ動きやすい服装でいくことをおススメします。

ミニ鉄道公園

日本で初めての信号などを備えた本格的な設備で本物の列車と同じような運転体験ができるミニ鉄道が走っている公園です。

レール幅450ミリの鉄道で、単線と複線の線路に信号機が置かれ、「787系つばめ」「885系かもめ」「883系ソニック」「72系ゆふいんの森」「813系近郊型電車」の5つの列車が走ります。1台につき300円1台につき3名様まで乗車できます。

また雨天時強風時は運休する場合もありますので注意が必要です。

本館

本館は1891年に建築された九州鉄道本社社屋を転用しています。

「常設展示室」には九州鉄道の歴史を学べる写真や全国で活躍していた蒸気機関車の模型・実物の資料が展示されています。

また九州の名列車つばめの紹介もあります。「九州の鉄道大パノラマ」では九州を舞台にしたHOゲージ(線路幅16.5mm)の鉄道模型で博多駅、門司港駅からJR九州を代表する列車が次々と発車し、迫力ある映像とナレーションで九州一周の旅を楽しめます。

模型のショーを行っていない時には、パノラマ内にCCDカメラが設置され臨場感溢れる模型の世界をさらに楽しむことができます。

また、2階の床面が一部ガラス張りになっており、パノラマ模型を真上から覗くこともできます。

実際の路線風景をみながら運転体験できる「運転シミュレーター」は811系近郊型電車の運転台で鉄道博物館がある門司港から同じ北九州市にある折尾までの運転を体験することができます。

またグッズを購入できるショップやパソコンを使って九州鉄道の歴史や設備を紹介する情報コーナー、季節ごとに変わる企画展示、鉄道のおもちゃや本がたくさん置いてあるキッズルームなどもあります。

車両展示場

九州で活躍した歴代の9車両が展示されています。「日本国有鉄道59634号」筑豊地区で1年足らずでしたが北九州地区最後のキュウロクの愛称で親しまれた機関車。

「日本国有鉄道C591号」東海道・山陽本線の主力で廃車までに地球62周分走行し鉄道記念物として小倉工場で展示保管されていた機関車。

「日本国有鉄道ED721号」試作機関車ですが九州初の交流電気機関車として北九州市門司区の老松公園に保存されていた機関車。

「日本国有鉄道クハ481603号」昭和33年に登場した特急の発展化でにちりんやかもめ、有明として使用後小倉工場で保管されていた電車など計9車両が展示されています。

北九州銀行レトロライン

九州鉄道記念館へはJRだけではなくトロッコ列車でアクセスすることもできます。

北九州銀行レトロラインは関門海峡めかり駅から九州鉄道記念館駅2.1キロを結んでいます。

歩くには少し遠いかなと感じる距離です。つい最近まで臨港線(貨物線)が伸びていましたが輸送量の減少に伴い平成17年に休止されました。

その臨港線に観光列車を走らせる計画が立てられトロッコ列車が走るようになりました。

この観光列車は公募により「潮風号」と命名され平成21年4月26日から運行しています。

運行日は3月中旬から11月下旬の土日祝日、春休み・夏休み期間、一日22本。大人片道300円、小児(小学生)150円、幼児(未就学児)大人1人につき2人まで無料です。

トロッコ列車が走っている都市はなかなかないと思います。鉄道記念館へいくついでにぜひトロッコ列車を体験してみてはいかがでしょうか。

※運行日運行時間が限られているのでHPで確認してアクセスすることをおススメします。

九州の鉄道はもちろん機関車や特急電車の歴史を知ることができる九州鉄道記念博物館。

ここだけでしかみれない貴重なものをはじめ様々な展示や実際に乗ることができるミニ鉄道、シュミレーター、パノラマ模型などもあり小さなお子様から鉄道好きの大人まで楽しむことができる施設です。

またこちらの博物館がある門司港には様々な観光スポットや中々乗ることのできないトロッコが走ったりもしているので九州鉄道記念館への来館のついでに周辺施設を観光すると博物館だけでなく門司港も楽しむことができます。

九州の玄関口ですので九州内だけでなく本州からもアクセスしやすい立地である門司港。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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