三室戸寺

三室戸寺
photo by @dessy531
つつじや蓮やあじさいなどの四季折々の花が楽しめるお寺。パワースポットとしても人気で、金運にご利益があるとされる蛇のお守りも売られています。また、宇治十帖にもゆかりがあり、こちらで引くことのできる源氏物語の恋みくじも有名なので運試しに試してみてはいかがでしょう。下段の詳細情報も合わせてみてみてください。

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三室戸寺の基本情報


【 住所 】京都府宇治市菟道滋賀谷21
【アクセス】京阪 三室戸駅下車徒歩15分
【営業時間】8時30分~16時30分(4月1日~10月31日)8時30分~16時00分(11月1日~3月31日)※拝観・納経最終受付は閉門30分前 ※12月29・30・31日は休み
【 料金 】平常:大人500円小人300円、あじさい園開園期間中:大人800円小人400円、あじさいライトアップ:大人800円小人400円、つじ園開園期間中:大人800円小人400円


公式ページ

四季折々の美しさがある三室戸寺の見どころやアクセス情報まとめ

静かに季節を感じられる「三室戸寺」

京都府は宇治市にある三室戸寺。そこは通称「花の寺」と呼ばれ、広大な庭園は四季折々の景色を見せてくれます。

そんな三室戸寺の魅力やアクセス方法を一挙ご紹介。興味を持った方は是非、美しい京の花寺、三室戸寺へ出掛けましょう。

三室戸寺は関西屈指の花寺である

三室戸寺の始まりは今から約1200年前。光仁天皇の勅願にて、三室戸寺の奥は岩淵から現れた、千手観音菩薩を御本尊として創建されたのです。

こちらの宝蔵庫には5体の重要文化財の仏像が今も安置されており、本堂は180年前に建立された、重層入母屋造りのとても趣ある建築となっています。

境内には他に、重要文化財である十八神社社殿や、府文化財の三重塔といった歴史ある建築物も現存しています。

そして欠かせないのが、花寺と呼ばれる由来となった境内の花々でしょう。

境内の5千坪もの大庭園には、春から初夏まではツツジ、梅雨には紫陽花、夏には蓮と秋には紅葉、そして冬になれば雪景色が楽しめます。

三室戸寺は春夏秋冬、どの景色に訪れても美しい世界が堪能できる「関西屈指の花寺」なのです。

拝観時間・休日

4月1日〜10月31日:8時30分〜16時30分
11月1日〜3月31日:8時30分〜16時00分

※拝観最終受付・納経最終受付は閉門時間の30分前まで
※12月29日、30日、31日は年末休み
※強風防風など、警報発令の場合は拝観中止

拝観料

大人:500円
小人:300円
団体割引30名以上:大人400円

宝物殿は別途300円(毎月17日に公開)

※公開開始時間は9時・10時・11時・13時・14時・15時
※強風や高湿度等の問題がある場合は公開しない事もあり

駐車場・アクセス方法

駐車場あり(収容台数300台・乗用車500円)

※駐車場~山門(三室戸寺入口)までは徒歩で約5分程かかります。

アクセス方法①車の場合

最寄りは「京滋バイパス宇治東IC」で、こちらのICからは5分圏内です。

ただし、大阪方面からのアクセスの場合は、「京滋バイパス宇治西IC」を利用しましょう。

また、車でアクセス可能で駐車場完備ですが、梅雨の紫陽花の時期は他の時期よりもいっそう混み合いますので気を付けましょう。

特に宇治橋付近は混雑しやすい場所なので、要注意です。

アクセス方法②電車の場合

最寄り駅は「京阪電鉄 三室戸寺」駅で、ここからは三室戸寺まで約徒歩15~20分程かかります。

三室戸寺駅のすぐ南側に道路がありますから、そこを東へ道なりに行きましょう、三室戸寺への案内標識も途中で見えるので、比較的楽に到着します。

緩やかな道ではあるものの確実に10分以上は歩く事から、荷物が多い方や足が不自由な方にはタクシーかバスをおすすめします。

アクセス方法③電車とバスの場合

最寄り駅は「JR奈良線 宇治」駅なので、ここからバスに乗りましょう。

バスはJR宇治駅前から、京阪バスが運行していますので、「三室戸寺」バス停で下車します。

そして、ツツジや紫陽花の時期は参拝客が増加する事から、臨時バスが運行します。

京阪宇治駅からは「ロータリー3番乗り場(宇治川行)」より発車、JR宇治駅からは道路側2番乗り場より発車となります。

つつじ号・あじさい号と花の名前がつけられているバスです、間違えないようにしましょう。

アクセス方法④タクシーの場合

駅から歩く事もバスに乗る事も辛い時は、タクシーを利用しましょう。

おすすめはJR宇治駅からタクシーに乗り、三室戸寺へとアクセスする事です。

JR宇治駅の駅前にはタクシーも多く、そして三室戸寺へも比較的近い場所なので、渋滞しなければ1メーター半を越える位で到着するでしょう。

気を付けておくとよい事

混雑について

三室戸寺は境内は広く造られていますが、4月の桜、5月のツツジ、6月の紫陽花の見頃は混み合います。

中でも6月の紫陽花見頃時期には毎年ライトアップイベントが行われますが、その混雑具合は稀に入場規制が出る事もある程です。

人のいない空いている境内を見たいのであれば開門と同時に行くか、ライトアップを見るならば見頃時期を外すと良いでしょう。

ライトアップ時期や開催時間は毎年見頃になると、三室戸寺HPにて詳細が掲載されますので、そちらをご確認ください。

境内の茶屋について

三室戸寺境内には「花の茶屋」という、4月中旬から7月中旬までの期間限定茶屋が出ます。

営業時間は8時30分〜16時30分まで、紫陽花ライトアップ開催の土・日は、8時30分〜16時30分と19時~21時まで営業しています。

境内で唯一食事、休憩がとれる場所なので、こちらは混み合っていて順番待ちになってしまう事もあります。

虫に注意!

三室戸寺の境内は大変多くの緑が生い茂り、それはそれは落ち着く場所ではあるものの、それゆえに虫も多く出ます。

蚊は勿論の事、春から夏にかけては蜂やアブも出ますし、紫陽花の見頃時期は蜂・アブが境内を多く飛んでいる事もあります。

ムカデが這っている所を見た事もあるので、夏でも三室戸寺へ行く場合は、サンダルや肌を多く露出する事は危険かと思われます。

暑いでしょうが靴を履いて、そして虫よけスプレーを使用する、蜂に狙われないよう黒い服は避ける等自衛をしましょう。

熱中症に注意!

京都は盆地の為、夏と冬はかなり暑さ寒さが厳しくなります。

熱中症対策、防寒対策に気を付けておくといいでしょう。

夏は特にかなり暑いので、駅で飲み物を買って水分補給をしながら紫陽花観賞を楽しんでください。

観光スポットのおすすめポイント

三室戸寺は花寺と呼ばれる事もあり、それは見事な境内を観賞する事ができます。

春夏秋冬どの時期の三室戸寺も素晴らしいのですが、例えば春ならば大体毎年4月上旬には境内にある桜の樹が見頃を迎えます。

山々の若々しい緑色と桜の淡い桃色が重なって、とても幻想的な風景を垣間見れるでしょう。

4月後半から5月の始めにかけては、今度はツツジとしゃくなげが色づきます。

霧島ツツジや久留米ツツジも多くあり、何と境内にはツツジ2万株、しゃくなげ1万株と境内が更に桃色に染まるのです。

初夏6月から7月始め頃までは、三室戸寺の一番人気である紫陽花園の紫陽花が咲き誇ります。

三室戸寺は「紫陽花寺」とも呼ばれる程に紫陽花が見事で、木々の合間の紫陽花の景色は圧巻です。

幻のあじさいと言われている七段花、見つけると恋が成就すると噂のハート型の紫陽花等、約50万種が1万株あるのです。

夜になればライトアップもされ、昼間とは違った景色がご覧いただけるでしょう。

紫陽花の咲く三室戸寺は最も混み合うのですが、それでも一度は見に行ってほしい場所です。

7月から8月にかけては珍種の蓮である大洒錦等の、約100種250鉢の蓮を見る事ができます。

「ハス酒を楽しむ会」という、蓮の葉にお酒を注いで、そして茎から飲むというイベントも開催されます。

これは長寿や健康を祝うものですから、敬老の祝いに行ってもいいですね。

普段はなかなか出来ない事なので、こちらもおすすめです。

11月半ばからは境内の紅葉樹は赤や黄色に色づき始め、見事な秋の世界に染まります。

そして1月2月の冬の時期は、今度は境内に雪が降り積もる事もありますので、他の季節には見れない白銀の景色を堪能できるでしょう。

境内には花の他にも、三室戸寺本堂前には狛兎と狛蛇があります。

狛兎は御影石できていて、その狛兎が抱いている玉の中にある卵型の石が立つとば願いが叶うとも言われています。

狛蛇とは蛇そのものの形をしておらず、本堂前にある宇賀神の像を言います。

お顔はお爺さんで首から下が蛇なのでかなりインパクトがありますが、宇賀神は財運や金運の蛇神です。

撫でれば金運や良運の縁がつくとも言われているのです。

他にも本堂前に宝勝牛があり、口の中には石の玉があるので、これを撫でて勝ち運のご利益をもらいましょう。

三室戸寺の境内は歴史のある建築物もあり花もあり、寺院や綺麗な景色が好きな人、写真を撮る事が好きな人にはおすすめな場所でしょう。

混雑さえ避けられたら、暑い夏や寒い冬でも広い境内を楽しめると思います。

私は春夏秋冬どの季節の三室戸寺にも訪れましたが、紫陽花の時期は平日の開門~1時間以内ならば参拝客も多くて3~4人程しかいません。

土日は遠くからツアーでいらっしゃる参拝客が多いので、昼からかなり混んできます。

写真を撮りたいのであれば、午前中を強くおすすめします。

そして三室戸寺の付近は住宅街が多い事から、あまり休憩できる場場所が有りません。

1km圏内に宇治市源氏物語ミュージアム、1.5km圏内には平等院表参道、宇治川、府立宇治公園がありますが、休憩するなら宇治駅周辺をおすすめします。

三室戸寺駅周辺には「伊藤久右衛門 本店」という和風喫茶もありますが、そこは三室戸寺からの観光帰りの人で混み合います。

宇治駅周辺ならば飲食店も多いので、三室戸寺を堪能した後は宇治駅から帰るといいでしょう。

雨の三室戸寺もおすすめです

晴れの三室戸寺で太陽の光に美しく輝く花々を鑑賞する事が一番ですが、しかし雨の日もおすすめなのです。

雨が降ると参拝客の数が一気に少なくなりますし、何より紫陽花の時期は晴れの日に飛んでいる蜂やアブも、雨が降ると出てこなくなります。

もしも紫陽花観賞に行くならば、しとしと雨の日に出かけてみましょう。

雨粒の紫陽花、雨に濡れそぼる紫陽花もとっても綺麗ですよ。

ただし、あまりに強い雨や風の日は三室戸寺自体が閉門している可能性がありますので注意しましょう。

私の一推しの時期は6月半ばの紫陽花の見頃時期です。

時間があれば日中の紫陽花と夜のライトアップされた紫陽花を是非観賞してください。

きっと今まで見た中でも1、2位を争う程の綺麗な景色をご覧いただけるでしょう。

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