宇治橋

宇治橋
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646年に奈良元興寺の僧・道登によって架けられた日本最古の橋。洪水などの自然災害で架け替えられてきましたが、かつての木橋のイメージは再現され、宇治の景観を彩るには欠かせない存在となっています。

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宇治橋の基本情報


【 住所 】京都府宇治市宇治


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歴史を感じる宇治橋とその周辺の楽しみ方

宇治橋って何?

宇治橋は京都府宇治市の宇治川に架かる橋で、瀬田の唐橋と山崎橋と共に、日本三古橋の一つに数えられています。

宇治橋が初めて架けられたのは、646年(大化2年)と伝えられ、日本最古の橋といわれています。

現在の橋は、1996年(平成8年)3月に架け替えられたもので、長さは155.4m、幅25mあります。

桧造りの高欄は、橋の姿が宇治川の自然や橋の周辺に点在する歴史遺産と調和するように、擬宝珠を冠した木製高覧という伝統的な形状を使用しています。

宇治橋の上流側には「三の間」と呼ばれる張り出しがあり、橋の守り神である橋姫を祀っており、豊臣秀吉がここから茶の湯を汲ませたという逸話があります。

毎年10月第1日曜日に開催される、宇治茶まつりでは「名水汲み上げの儀」が行われ、三の間から水を汲んでいます。

下を流れる宇治川は、琵琶湖から流れ出た川は、瀬田川、宇治川、淀川と名を変えて大阪湾に注いでおり、日本三急流の一つです。

宇治橋への行き方(アクセス)について

宇治橋への行き方は主に自動車、公共交通機関の2パターンがあります。

自動車で行く場合
京都駅からの場合は、阪神高速8号京都線を経由し、約35分かかります。有料道路を使わず、一般道のみで行く場合は、約40分かかります。

大阪からの場合は、阪神高速13号東大阪線、近畿自動車道、第二京阪道路(均一区間)、第二京阪道路、京滋バイパスを経由し、約1時間かかります。有料道路を使わず、一般道のみで行く場合は、約1時間40分かかります。

名古屋からの場合は、東名阪自動車道と新名神高速道路を経由し、約1時間40分かかります。

公共交通機関の場合
宇治橋周辺には京阪宇治線の宇治駅とJR奈良線の宇治駅があります。京阪宇治駅からは徒歩4分ほど、JR宇治駅からは徒歩9分ほどかかります。

京都駅からの場合は、京都駅からJR奈良線に乗車し、約40分でJR宇治駅に到着します。JR宇治駅から徒歩で宇治橋まで行き、合計で約50分かかります。京都駅から宇治駅までの乗車料金は240円です。

大阪駅からの場合は、大阪駅からJR環状線に乗車し、京橋駅で下車、京橋駅から京阪本線で中書島駅まで行き、中書島駅で京阪宇治線に乗り換え宇治駅で下車し、宇治駅からは徒歩で宇治橋へ行きます。乗車時間は約1時間10分で徒歩を含めると、約1時間15分かかります。乗車料金は560円です。

名古屋駅からの場合は、新幹線で京都駅まで行き、京都駅からJR奈良線に乗車し、宇治駅で下車します。徒歩を含めると約1時間20分かかります。乗車料金は新幹線代(自由席)を含め、5,500円です。

服装について

宇治橋のある宇治市は京都盆地に含まれます。

その為、冬は寒く夏は暑いので、冬は暖かく、夏は温度調節のできる服装で行くことをお勧めします。

宇治橋周辺には世界遺産が多く、お店などもたくさんあります。

その為、歩くことが多くなると思うので、歩きやすい靴を履いていくと疲れることなく観光できると思います。

持ち物について

宇治橋から眺める宇治川の景色は素晴らしいので、カメラは必須だと思います。

夏は暑いので、タオルや日焼け止めも必要です。宇治橋周辺には神社が多数あり、世界遺産も徒歩で行けるほど近いです。

その為、御朱印を集めている方は御朱印帳が必須です。貴重な世界遺産の御朱印や京都らしい御朱印をいただくことができます。

全国的にも有名な宇治茶や抹茶のスイーツのお店があり、テイクアウトのお店も多くあります。

その為、ウェットティッシュがあるととても便利です。

季節について

宇治橋は四季折々の景色を見ることができる為、どの時期に行ってもお勧めです。

また、宇治川舟茶席があり、宇治川の遊覧船に乗り、景色を眺めながらお茶をいただける物もあります。

宇治川舟茶席は毎年、春(4月、5月)と、秋(10月、11月)の時期に実施しているので、特に春と秋はお勧めです。

冬は、雪が降ることも予想されるため、雪道運転に不慣れな方は冬以外の季節に行くのが良いと思います。

宇治橋の周辺施設について

宇治橋周辺には宇治神社や世界遺産の宇治上神社、平等院があります。

また、宇治市源氏物語ミュージアムやお茶屋さんもあるので見どころ満載です。

10名以上であれば宇治川の遊覧船に乗船できるので、宇治橋周辺だけでも1日過ごせるくらい充実しています。

宇治神社
宇治川の近くで、この辺りは応神天皇の離宮(桐原日桁宮)跡でもあり、皇子の菟道稚郎子命の宮居の跡と伝えられています。

菟道稚郎子命の死後にその神霊を祀ったのが、この宇治神社の始まりです。

宇治上神社(世界遺産)
宇治上神社は神託を受けた醍醐天皇が延喜元年(901年)に社殿を築造したことに創まるという説がありますが、詳細は明らかでないようです。

平安時代には現在の宇治神社、宇治上神社の両神社を合わせて宇治鎮守明神、離宮明神といわれていたようです。

神社の境内はこぢんまりとしており、大きな建物は拝殿と本殿だけです。世界遺産ですがあまり知られていないようで、観光客が少なく、ゆっくり参拝できます。

平等院(世界遺産)
宇治神社や宇治上神社とは宇治川を挟んで反対側にあります。平等院は9世紀後半に造られた源融の別荘を長徳4年(998年)に藤原道長が譲り受け、のちに、その子どもである藤原頼通が受け継ぎ、宇治殿と称したことがルーツだと伝えられています。

平等院は東向きの鳳凰堂を中心に各建物がその横と後方に配置されており、鳳凰堂の正面には石灯籠以外何も建てられていません。

世界遺産にも登録されており、知名度も高い為、日本国内だけではなく海外からも多くの観光客が訪れます。

宇治市源氏物語ミュージアム
宇治市源氏物語ミュージアムは源氏物語の前半、平安京と光源氏がテーマのミュージアムで、源氏物語の魅力を分かり易く紹介してくれる施設です。

エントランスにつづく「源氏の小径」や図書室から見える中庭には、源氏物語にちなむ植物が植えられており、四季折々の様々な花も見ることができます。

京阪宇治駅から徒歩8分、JR宇治駅から徒歩15分程度かかります。駐車場は15台あり、30分100円です。宇治上神社までは徒歩約3分、宇治神社までは徒歩約5分なので、宇治上神社や宇治人の観光と合わせて訪れることもできます。

開館時間は9:00~17:00で、休館日は月曜日(祝日の場合はその翌日)と年末年始です、料金は大人500円、子供250円です。

食事/スイーツ
宇治橋周辺には京料理の楽しめるお店や、宇治茶、抹茶が有名なため、宇治橋周辺にもさまざまなお茶を使ったスイーツ店やお土産屋さんがあります。

宇治橋や宇治川を眺めながら食事ができるお店もあるので、雰囲気が良く観光客に人気があります。

中村藤吉や伊藤久右衛門など有名なお茶屋さんも近いので、周辺は観光客で賑わっています。

宇治川観光通船、宇治川舟茶席
10名以上であれば宇治川観光通船、宇治川舟茶席に乗り、食事やお茶を楽しむことができます。

食事が楽しめる舟内食プランは800円+食事代、お茶とお菓子を楽しめるおやつタイムプランは900円(舟代とおやつ)で乗船することができます。

夏には鵜飼を見ることもできます。宇治川舟茶席は春(4月、5月)と、秋(10月、11月)のみですが、宇治茶をいただくことができます。

料金は1,500円(船代とお茶)です。両方とも10名以上で予約制になっています。

宇治橋およびその周辺エリアは世界中から観光客が訪れる人気スポットが多数あります。

美しい建造物を見たり美味しい食べ物を食べることができますので、京都観光の際は少し足を延ばして宇治まで行ってみてはいかがでしょうか。

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