山下公園

山下公園
by http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/spot/details.php?bbid=190
横浜でもっとも有名な公園です。横浜港に面した開放感ある公園で、これが関東大震災の枯れ木を埋め立ててできた公園とはにわかには信じられません。園内は、様々なモニュメントや像がありますが、中でも有名なのが同様「赤い靴」をモデルにした「赤い靴をはいてた女の子像」です。横浜市内のバラの名所としても有名で、春と秋には華麗なバラの花が咲き誇ります。バラのほかにも、たくさんの花が見られます。春には数本の桜が咲き、ちょっとしたお花見気分も味わえます。なかでも、氷川丸をバックにしたしだれ桜は見事。氷川丸はかつて喜劇王チャップリンも乗船したという高速貨客船で、見学可能です。また、園内は周辺にはおしゃれなカフェやレストランが多数あり、ランチやディナーにも困りません。公園を望むホテルも数件あり、お泊りデートにもぴったりです。また、山下公園kらはマリーンルージュ・マリーンシャトルというクルーズ船が発着しており、ランチクルーズ・ディナークルーズが楽しめます。アクセスはみなとみらい線 元町・中華街駅出口「4」から徒歩3分が便利ですが、せっかくの横浜、横浜駅東口ベイクォーターからおよそ15分の船の旅がおすすめです。

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山下公園の基本情報


【 住所 】神奈川県横浜市 中区山下町279

山下公園
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観光協会ページ

山下公園は都会のオアシスのような場所です

みなさんは、横浜にある山下公園をご存知ですか?

おそらく横浜だけではなく全国的にも知名度の高い公園ですので、多くの方がご存知だとは思いますが、具体的にどんな公園なのか、そこには何があるのかを詳しく説明できる方はそんなに多くないかもしれません。

ここでは、実際に私が訪れてみた個人的な感想や印象も含めて山下公園の観光スポットや見所をご紹介します。

山下公園とは

山下公園は横浜市中区山下町にある東京湾に面して作られた公園で、関東大震災の瓦礫を埋め立てて1930年3月15日に開園した日本最初の臨海公園と言われています。

全長は700メートルもあり、面積も74,121平方メートルと近くにある横浜スタジアムの3個分くらいの広さを持っています。

公園の大部分には芝生が広がっていて、日中は子供からお年寄りまで多くの人達がレジャーシートを広げてお弁当を食べたり海を眺めたり軽い運動をしたりとさまざまな目的で訪れます。

公園内には大きな木が何本も生えているので真夏などは直射日光を避けて木陰で休むこともできます。

有名なデートスポット

日中は多くの観光客や親子連れなどが目立つこの公園ですが、日が沈みはじめると訪れる人達の顔ぶれも大きく変わり、若いカップルの姿が目立つようになります。

山下公園のいたるところにはバラを中心にたくさんの花が咲き乱れているので、元々ロマンチックな雰囲気を持っているのですが、さらに夜になると日中でも美しかった風景がさらにライトアップされて一層綺麗になるので、多くのカップルが訪れるデートスポットに様変わりするのです。

山下公園には海に向かって数えきれないほど多くのベンチが横に並んでいるのですが、夜にはそれらのほとんどがカップルで埋め尽くされてしまうこともあります。

大きなトイレやコンビニはとても便利

都会を訪れると、トイレがなかなか見つからないという問題に直面することがありますが、山下公園内にはとても大きくて清潔感のあるトイレがありますので、いつまでも安心して長く滞在することができます。

また公園内にはコンビニもありますので、お弁当や日用品を買う事もできてとても便利です。

さらに公園内にはきちんとゴミ箱も設置されていますので、ゴミを持ち帰る必要も一切ありません。

観光地としての山下公園

ここまでは横浜の地元住民のいこいの場としての側面を中心に山下公園をお伝えしてきましたが、ここからは観光客が訪れる上で重要な観光地としての山下公園をご紹介します。

山下公園には、歴史的にも文化財としても大きな価値のある建造物やモニュメントがたくさんあるのですが、ここではそれらの中から日本郵船氷川丸とインド水塔、水の守護神像をご紹介します。

日本郵船氷川丸

まず最初にご紹介するのが、山下公園前の岸壁に係留している氷川丸(ひかわまる)という、長さ163.3メートル、幅20.14メートルにもなる大型船です。

1930年に貨客船として製造された氷川丸は、30年以上にわたり200回以上も太平洋を横断した歴史のある大型船で、喜劇王チャップリンも1932年に乗船しました。

戦時中には海軍に徴用され特殊病院船として利用された時期もありましたが、戦後は再び貨客船として復帰し、1960年まで航行を続けました。

引退した現在は横浜市の博物館船として山下公園内で公開されていて、国の重要文化財にも指定されています。

氷川丸は一般公開されていて中に入る事もできますが、入場料がかかり、大人は300円、65歳以上のシニアは200円で、高校生以下は100円と安くなっています。

開館時間は10時から17時となっていて、毎週月曜日が定休日となっています。

インド水塔

次にご紹介するのが、インド水塔と呼ばれるモニュメントです。

山下公園内にあるコンビニ「ハッピーローソン」の目の前にひっそりと建っているのですが、ご存知の方はあまり多くないかもしれません。

このインド水塔は1939年に在日インド人協会が、横浜市民への感謝の気持ちを混めて建てたものです。

1923年に起こった関東大震災は、当時から国際都市だった横浜市にも大きな被害を与え、たくさんの在日インド人も被災しましたが、横浜市はその被災したインドの方々に住宅の手当てをするなど多くの援助を惜しませんでした。

インドの人たちはその時の感謝の気持ちと関東大震災の被害者の慰霊のためにこのインド水塔を建てたのです。

このインド水塔はその名の通り、以前は実際に水飲み場としても使用できたそうなのですが、現在は出来ないようです。

水の守護神像

インド水塔とは違って、山下公園でとても有名なモニュメントといえば、水の守護神像と言ってもいいと思います。

その名前を知らなくても、公園の中心部にある噴水といえばわかる人は多いのではないでしょうか。

その噴水の中心に建っているのが水の守護神像で、横浜市の姉妹都市であるアメリカのサンディエゴ市から昭和35年に贈られたものです。

真夏の暑い日でも涼しい気持ちにさせてくれるモニュメントではありますが、噴水内に入る事は禁止されていますので、小さいお子さんを入れたりしないように気をつけましょう。

この他にも山下公園内には「赤い靴はいてた女の子」の像やリカルテ将軍の記念碑「かもめの水兵さん」の歌碑などたくさんのモニュメントが設置されていて、日本と諸外国との歴史を勉強することができます。

山下公園へ行くには

山下公園の近くにはたくさんの駅がありますので、交通手段も色々あるのですが、横浜高速鉄道のみなとみらい線を利用して「元町・中華街駅」で下車すると3分程度で訪れる事ができます。

また同鉄道の「日本大通り駅」からも徒歩5分程度で行けます。

JR線を利用する場合は、関内駅からは徒歩15分程度、石川町駅からは徒歩12分程度で行く事ができます。

また、山下公園内にはシーバスと呼ばれる水上バス乗り場がありますので、横浜駅東口から船に乗って訪れる事もできます。

料金は700円と鉄道よりも高めですが、横浜を観光する上では一度乗ってみるのもいいと思います。

また、山下公園には223台の車を収容できる駐車場がありますので、車で訪れる事も可能です。

ただし駐車場は有料で、30分で260円かかります。

中華街を経由するのもおすすめです

水上バスに乗って山下公園に行くのもいいのですが、私個人としては時間に余裕のある方はJRの関内駅で下車する事もおすすめしたいです。

関内駅のホームは地元のプロ野球チーム横浜DeNAベイスターズの選手のポスターなどがたくさん展示されていて、ファンじゃなくても一見の価値がある駅だと感じます。

ホームを出ると目と鼻の先に横浜スタジアムが建っていて、近くにある横浜中華街を抜けると山下公園に行くことができます。

この中華街には名物の中華まんが店頭販売でたくさん売られていますので、そこで買ったものを山下公園のベンチに座り、美しい景色を眺めながら食べると格別の味がしますので、ぜひおすすめしたいです。

まとめ

山下公園は、横浜の街中に居ながらにして海や自然を感じる事ができる都会のオアシスのような公園です。

歴史的に価値のある文化財やモニュメントを見て勉強する事もできますし、ジョギングやウォーキングなどの運動場として利用できたり、デートスポットにもなるなど、いろんな人がさまざまな目的で訪れる事ができますので、横浜を訪れる際にはぜひ一度気軽に足を運んでみてください。

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