横浜美術館 ※休館中2023年度中に再開館予定

横浜美術館 ※休館中2023年度中に再開館予定
photo by @art_loglog
開港以降の近・現代美術作品を主に展示した美術館。ダリ、セザンヌ、ピカソなどの著名な芸術家が描いた作品を含め約1万点の所蔵品があります。また、美術館前にはかわいい顔をした石像がずらりと並べられているので、そこで写真を撮ってみても面白いかもしれませんね。

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横浜美術館 ※休館中2023年度中に再開館予定の基本情報


【 住所 】神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号
【アクセス】みなとみらい線(東急東横線直通)「みなとみらい」駅〈3番出口〉から、マークイズみなとみらい〈グランドガレリア〉経由徒歩3分、または〈マークイズ連絡口〉(10時~)から徒歩5分。JR(京浜東北・根岸線)・横浜市営地下鉄「桜木町」駅から〈動く歩道〉を利用、徒歩10分。
【営業時間】10:00~18:00(入館は閉館の30分前まで) 休館日:木曜日、年末年始
【 料金 】【横浜美術館コレクション展】一般500円、高大生300円、中学生100円、小学生以下無料

横浜美術館 ※休館中2023年度中に再開館予定
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個性的な建築にも注目!横浜美術館

横浜美術館(Yokohama Museum Of Art)は、横浜地区きっての観光地である「みなとみらいエリア」に位置する美術館です。

東京国立博物館が親しみを込め「トーハク」と呼ばれるように、こちらの美術館は通称「ヨコビ」と呼ばれています。

美術館は開館から30年にも満たず、今後ますますの発展が期待出来る横浜の雄です。こちらの美術館が正式に開館・営業開始となったのは1989年11月でした。

この美術館は1989年3月から10月にかけて横浜で開催された「横浜博覧会」に合わせて建設と整備が進み、博覧会期間中は1つのパビリオンとして訪問客を受け入れていました。

横浜博覧会終了後に多くのパビリオンが解体撤去されていく中、この美術館は当初から恒久的な施設として計画されており、今も同じ場所で開館しています。

往時を知る人にとっては数少ない、横浜博覧会の記憶を留める場所でもあります。

港横浜を代表する美術館として積極的な活動を行っており、横浜市で2001年から3年おきに開催されている「横浜トリエンナーレ」のメイン会場の1つとしての活動を2011年から始めています。

世界的建築家・丹下健三都市建設設計の建物

美術館自体は、世界的建築家である丹下健三都市建設設計が手がけており、石造りで左右対称なファサードは鳥の羽ばたきの様です。

また円柱をリズミカルに配し、横浜の開放感と快活さを感じさせます。エントランスは建物の中央部分で、内部に足を踏み入れると高々とした吹き抜けのホールが入場者を包みます。

このホールを中心に左右におよそ100mずつ展開される「グランドギャラリー」と名付けられたその展示スペースは、空間の広大さも最大限活用され、レセプションやイベント会場としても利用されています。

それは博物館をして「このギャラリーこそが横浜美術館のシンボル的空間」と説明している程のスペースです。

このグランドギャラリーから上へ向かうと、合計7つある展示室フロアとなります。左右に広い構成を活用し、半分がコレクション展(常設展示)、もう半分を企画展と割り振っており、来館者の混乱を避ける配慮が見られます。

美術館所蔵品について

10,000点を越える所蔵品の中には、ダリ・ピカソ、セザンヌら世界に名だたる画家の作品も含まれます。また横浜に所縁ある作家の作品の収集と展示も行っています。

横浜は「写真術」発祥の地(※)と言われている事もあり、美術館には写真に特化した展示スペースがある事も特色です。

開港以来、欧米から多様な文化を受け入れた横浜に写真術が伝わったのは1860年と言われています。

横浜に出入りする外国人の為に外国人が写真館を開業した事が始まりでした。日本人もそれに倣い写真館の開業を試みるも当時は「写真を撮られると寿命が縮まる」という、どこから湧いたか分からない噂ばかりが広まり、外国人を中心としながら、写真術は横浜に広がっていったと言われています。

(※) 横浜は○○発祥の地、〇〇創業の地、というのが本当に数え切れないほどあります。これらを地図上に図示した「横浜事始め」的なリーフレットがTAKE FREEのラックに入っている事があります。美術館のラックも是非ご確認ください。きっと思わぬ収穫になるでしょう。

横浜美術館の営業案内

開館時間は10時から18時となっており、入場券の販売は17時半に終了となります。毎週「木曜日が定休日」で「年末年始もお休み」です。(展覧会や催しで開館時間が延長する事があります。)

入館料はコレクション展が500円。高校生・大学生が400円。中学生100円で、小学生以下無料となります。企画展は都度入館料が設定されますのでご確認頂くようお願いいたします。

当日に限り再入場が可能ですので退館の際にスタッフの方にお伝えください。車椅子やベビーカーでの入館も可能です。

常設展(コレクション展)は写真撮影が可能(フラッシュ不可)ですが、マナーとしてスタッフにお声がけ下さい。

一方で、鉛筆以外の筆記用具は利用できません。設備面では利用後返却式の100円コインロッカーが用意されているので、身軽に展示物を見て回る事が出来るほか、授乳室やおむつ替えのスペースも整備されている美術館です。

横浜美術館へのアクセス

電車:みなとみらい線「みなとみらい駅」が最寄駅です。3番出口を出られますと目の前に商業施設「MARK ISみなとみらい」がありますので、その1階フロアを突っ切って下さい。

すると目の前に美術館が羽を広げて待ち受けています。また、JR京浜東北線・根岸線の「桜木町駅」もご利用になれます。南北に改札がありますが、どちらを利用しても構いません。駅前の大きな広場がある東口から、高架上に「動く歩道」が設置されておりますので、そちらをご利用ください。

そのままランドマークプラザの2階フロアを通過して屋外へ出ると、大きなモニュメントのある広場に出ますので、そこを左折して橋を渡ると左手に美術館が見えてきます。桜木町駅から15分もかからない距離ですし、動く歩道からランドマークプラザは屋根付き・屋内なので常時快適に歩けます。

車:美術館の駐車場(屋内外合計169台)がご利用いただけます。500円/90分を基本とし、250円/30分での課金制システム。21時に完全閉鎖され、以降は翌日10時まで出庫できませんのでご注意ください。

また、こちらの美術館には「二輪」の駐輪場が無いのでご注意ください。最寄駐輪場は「みなとみらい公共駐輪場」で、美術館からは少し離れた「パシフィコ横浜」の裏手になります。

番外編:横浜周辺を歩く事に慣れている人は「横浜駅~みなとみらい」を平気で歩きます。距離にしておよそ1.5km強なので「歩くのは好きだよ」という方には苦にならない距離です。

横浜駅東口(横浜そごう・マルイ側)から日産自動車の社屋の中を通過(オープンスペース・通路としてギャラリー直上フロアを解放)し、大通沿いを歩いて行くと美術館の背中が見えてきます。このエリアは街角に地図も沢山設置されていて初めて訪問された

方でも道はわかりやすいエリアです。

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美術館と合わせて訪れたいスポット

観光地として名高いみなとみらい地区ですが、その中でも美術館に足を運ぶような知的好奇心の強い方へのお勧めを幾つかご案内します。

1つはクイーンズスクエアの1階にある「みなとみらいホール」です。愛称:ルーシーと呼ばれるパイプオルガンが配された、みなとみらいの音楽の象徴。

ですが、通算実施回数で200回超えの「オルガン1ドルコンサート(入場料1ドルor100円)」と呼ばれる超破格のミニコンサートやここを本拠とする神奈川フィルの定期演奏会(B席3,000円程度~)と幅広く展開しています。

また、みなとみらい線で2駅隣の日本大通り駅至近には「横浜開港資料館」が、赤レンガ倉庫の近くには「工作船展示室」などもあります。

キレイ・オシャレ・カワイイ!だけが横浜ではありません。横浜美術館を含めた、こうした文化施設の梯子を「横浜観光」として組み上げてもきっと素晴らしい1日になります。特に「横浜の観光地はもう大体見たよ〜」という方にこそお届けしたいプランです。

横浜美術館レポ

横浜駅東口とみなとみらい地区を繋ぐメインストリートに位置しており、アクセス抜群。美術館の個性を示しながら、地域の美の象徴的な役割を一手に担う存在です。

展示室以外の部分では市民に広く公開されていて、アート関連のプロジェクトや催しが開かれていたりします。美術館は「みる・つくる・まなぶ」を基本理念としており、その全ての機会を広く提供しています。

美術館前の広場はたくさんの人たちの憩いの場となっていて、人々の笑顔で溢れています。

近隣には商業施設が林立しておりお買い物やお食事の候補も無数にありますので、美術館前後の時間も間違いなく充実するでしょう。

魅力あるものに囲まれていますが、この美術館も決して他に引けを取りません。是非立ち寄って頂きたい美術館です。

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