西本願寺
西本願寺の基本情報
【スポット】西本願寺
【ふりがな】にしほんがんじ
【 住所 】京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル
【アクセス】JR京都駅から徒歩約15分、または市バス9・28・75系統「西本願寺前」下車すぐ
【最寄り駅】京都駅
【営業時間】5:30~17:00(季節により変動あり)
【 料金 】無料
【クーポン】なし
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交通アクセス
JR・近鉄京都駅より京都駅、市バス『京都駅前』より9番,28番,75番(西賀茂車庫行など)に乗車、『西本願寺前』で下車。
阪急電車利用の場合、河原町駅 市バス『四条河原町』より207番に乗車、『島原口』で下車。大宮駅 市バス『四条大宮』より18番,71番,206番,207番に乗車、『島原口』で下車。
タクシー利用の場合行き先は「西本願寺」と伝えるだけで問題なく到着します。JR京都駅からは数分、阪急大宮駅、京阪七条駅からは約10分です。
JRなどの各種鉄道、交通機関で到着が難しい場合はタクシーなどの利用が確実といえます。
年中無休になっていますが、開門時間閉門時間は公式サイトで事前に確認しておくことでよりスムーズな参拝ができます。
西本願寺では毎日の説法などもあり、法話などは夜間の部もあります。早朝などには朝のお勤めなどもあり、参拝する時間によってさまざまなお話を聞くこともできます。
基本的には朝のお勤めは朝6時、お昼は12時、夜の法話は19時になっていますが、月ごとの様々な法要などもあるので参拝する時間にどれが当てはまるのかなどをチェックしておくことでより深く西本願寺を理解できるようになります。
西本願寺とは?
西本願寺は正式名称は「龍谷山本願寺(りゅうこくざんほんがんじ)」になり、一般的な名称が西本願寺になります。
本願寺も同じであり、どちらも西本願寺のことを指す言葉になります。
地元の京都では親しみをこめて「お西さん」と呼ぶことも多く、西本願寺が地域にしっかりと根ざした施設であることがわかります。
浄土真宗本願寺派の総本山であり、仏法僧はもちろんですが多くの参拝客が訪れる由緒ある寺院でもあり境内にいる僧侶の方などは修行中の方なども多くいます。
また、浄土真宗は他の宗派とは少し違っており「祈りなき宗派」になります。
非常に難しい話になることもありますが、一般的な「お願い」などをすることのない宗派になります。
「病気が治りますように」などもこの中に含まれることになりますが、浄土真宗のご本尊になる阿弥陀仏はすがってくる人の弱さもすべて包み込み、こちらが願うよりも早くこちらに働きかけてくれる、という考えが基本です。
お参りの際には願い事などではなく、浴び堕物に対する感謝の気持ちでの参拝と考えておくといいでしょう。
お土産や御朱印はあるの?
西本願寺では御朱印やお札などの販売を行っていません。御朱印帳などを持参している場合にはスタンプがあるのでそちらでの代用になります。
お守りやお札などを販売していないのも上記の考えからであり、一般的なグッズなどは西本願寺を出た後の周辺の寺町で購入することになります。
寺町はお土産屋さんも豊富であり、参拝のあとのお土産などの購入にもお勧めです。
西本願寺には図書館があるって本当?
これは龍谷大図書館が敷地内にあることからになります。
西本願寺は「龍谷山本願寺(りゅうこくざんほんがんじ)」であり、龍谷大も系列の施設の一つになります。
他にも境内の中には本願寺中央幼稚園などもあり、寺院としてはもちろんですが、開山からの流れでもある「教育施設」としての寺院としても現在にその形を残しています。
寺子屋などの名前にもあるように、寺院は教育施設の一端を担ってきたという歴史もあります。
西本願寺の中には他にも蔵書施設などが多くあり、仏法だけではなく学問を修めるという面からも教育の歴史などを知ることもできます。
西本願寺の見どころ
西本願寺の見どころは何と言っても重要文化財の多さになります。
建築物そのものが国宝に指定されている「阿弥陀堂」「飛雲閣」「御影堂」などをはじめ、23もの施設が国宝や重要無形文化財としての指定を受けています。
それらに引けを取らないのが何と言っても「大銀杏」になります。
この大銀杏は樹齢400年を超えるものであり、紅葉の際にはまるで黄色い桜のように鮮やかで忘れられない風景を作り出してくれます。
この大銀杏には逸話があり西本願寺に火災があった際に、大銀杏から水が噴き出しその火災を止めたというものです。
この伝説から「水吹き大銀杏」などと呼ばれることもあります。
大銀杏に対しても大きな敬意を払い、自然との調和を考えるのが浄土真宗であり、境内にあるものは歴史もですが仏教の概念としても大きな意味をもっています。
また「八方睨みの猫」が書院の東狭屋の間(ひがしさやのま)にはあります。
この猫を探すには天上の巻物をつぶさに見ていく必要があります。
なぜ猫が八方をにらんでいるのかと言えば、鼠から大事な書物や経典を守るために全方位ににらみをきかせているということになります。
猫は遣唐使の時代に日本にやってきたとされており、西本願寺の建築の際には一般的な存在になっていたとされています。
今のようなかわいらしい猫の描写ではありませんが、僧侶たちの為に鼠から書物を守ろうとする姿を見ることができるのも西本願寺の見どころの一つではないでしょうか。
また、この猫はどこから見ても猫と目が合うようになっています。
日本でも有数の古来からあるトリックアートの一つであり、その完成度の高さを確かめたいと来訪する人が後を絶ちません。
西本願寺周辺のグルメスポット
西本願寺では食事などの提供施設があります。
お土産もですが、参拝、観覧を終えた後に周辺で調達することになります。
西本願寺は京都府京都市下京区七条通大宮東入大工町になり、周辺には京料理のお店も多くあります。
西本願寺ご用達。坂安
西本願寺の目の前になり、参拝後に食事をすることもできます。
お座敷などもあるので小さな子供さんなどがいても安心できることや、ランチなどもあるので気軽に京料理を楽しむことができます。
しっかりとした京都懐石などもリーズナブルなお値段で戴くことができます。
ICHOYA(いちょうや)
こちらも西本願寺の目の前になります。落ちつた空間でゆっくりと食事を楽しむことができ、地物野菜などをつかった創作和食から京懐石まで楽しむことができます。
西利 本店
西本願寺から徒歩ですぐの立地であり、軽い食事からしっかりとした食事まで楽しむことができます。
また、西本願寺に関連したお土産や京都土産なども購入することができます。
西利では通信販売なども行っているのであとで買い逃したものなども公式サイトから購入することもできます。
荷物にならないようにお土産だけ先に発送などもできるので身軽に歩きたい場合にもおススメになります。
西本願寺はいつがおススメの季節なの?
大銀杏を楽しむならば秋になります。京都自体が夏~秋には多くのイベントがあり、風景などを楽しむことができるようになっていることなどもあります。
春先~初夏などは熱さなどを少なく緑を楽しむことができ、冬などの西本願寺は雪の京都の代表風景になります。
朝も美しいですが、夕暮れに傾いていく時間などは寺院と空の色が融和し、一種の絵画を作り出してくれます。
西本願寺に多くの来訪者が後を絶たないのはこのような美しい風景に心が洗われることなのかもしれません。
凛とした空気がゆっくりと温かくやわらかなものになる。
それは正しく阿弥陀如来が説く言葉になぞらえることができるといってもいいでしょう。
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