子連れで楽しむあべのハルカス徹底ガイド – 大阪観光ファミリーにおすすめのスポット

大阪旅行で子どもと一緒に楽しめる観光スポットをお探しなら、日本一高いビル「あべのハルカス」は外せません。高さ300mからの絶景や充実した施設構成で、未就学児〜小学生の子連れファミリーでも一年中快適に過ごせる大阪観光スポットです。本記事では、**「あべのハルカス 子連れ」で楽しむポイントをたっぷりご紹介!展望台「ハルカス300」の魅力から、子どもが喜ぶ体験ポイント、ファミリー向け施設や周辺スポットまで、丁寧に解説していきます。親しみやすい雰囲気でまとめていますので、大阪・天王寺エリアでのファミリー観光計画(天王寺 ファミリー)**にぜひお役立てください。

それでは、大阪観光 子ども連れに最適なあべのハルカスの楽しみ方を詳しく見ていきましょう!

あべのハルカスの基本情報(所在地・アクセス・施設構成・営業時間・料金)

まずはあべのハルカスがどんな場所か、基本情報を押さえておきましょう。所在地やアクセス、ビルの構成、営業時間、展望台の料金などを簡潔にまとめます。

  • 所在地: 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43(天王寺エリア)に位置しています。JR・地下鉄天王寺駅や近鉄大阪阿部野橋駅と直結しており、雨の日でも濡れずにアクセス可能です。新大阪駅や大阪(梅田)駅から地下鉄御堂筋線で一本(約15~20分)と、遠方からのアクセスも良好です。
  • 施設構成: 地上60階・高さ300mを誇る超高層複合ビルです。低層部(地下2階~14階)は「近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店」(大型百貨店)とレストラン街、中層部(15階~36階)はオフィスフロア、上層部(38階~57階)はホテル「大阪マリオット都ホテル」、最上層部(58階~60階)が展望台「ハルカス300」となっています。また16階には美術館(あべのハルカス美術館)も併設されています。このようにショッピング・食事・宿泊・アート・展望と一日中楽しめる充実の複合施設です。
  • 営業時間: 展望台「ハルカス300」は通常9:00~22:00まで営業(最終入場21:30)しています(年中無休)。百貨店は基本10:00~20:00(一部フロアは20:30まで、レストランフロアは11:00~23:00)営業です。美術館は曜日や企画展によりますが、平日10:00~20:00、土日祝10:00~18:00などとなっています。営業時間はイベント等で変更される場合もあるため、最新情報は公式HPを確認すると安心です。
  • 展望台の入場料金: 大人2,000円、中高生1,200円、小学生700円、幼児(4歳以上)500円で、3歳以下は無料です。チケットは当日16階チケットカウンターで購入できます(事前に日時指定の前売り券もオンライン販売あり)。また、同日中であれば何度でも再入場できる「1DAYチケット」も差額を支払って購入可能です。家族全員で利用する場合はお得な家族割引や年間パスポートも検討してみましょう。

こうした基本情報を踏まえて、次の項目からいよいよあべのハルカスの魅力子連れファミリー向けの楽しみ方を詳しく紹介していきます。

展望台「ハルカス300」の魅力 – 昼夜で変わる絶景とスリル満点の体験

あべのハルカスの目玉といえば、最上層にある展望台**「ハルカス300」**です。地上300mの高さから大阪の街を見渡せる絶景スポットで、昼と夜で異なる表情を楽しめます。ここではハルカス300の基本的な魅力についてご紹介します。

●360度ガラス張りの絶景パノラマビュー: 展望台フロア(58~60階)はぐるりとガラス張りになっており、大阪市内はもちろん、生駒山や大阪湾まで一望できます。晴れた日中には遠く六甲山系や淡路島まで見渡せ、建物群の中に大阪城が小さく輝く姿も発見できます。足元に目を向ければ、天王寺駅を発着する電車や車がミニチュアのように走る様子が見え、街全体がジオラマのように感じられるでしょう。夜には一転して、無数のビル灯りやネオンが宝石のように輝く大阪随一の夜景が楽しめます。とりわけ天王寺・新世界方面には通天閣のライトアップも望め、ロマンチックな雰囲気です。昼間の元気な街並みも、夜のきらめく大都市の姿も両方眺められるのがハルカス300の魅力です。

●日本一の高さからのスリル体験: 展望台には高所ならではのスリリングな仕掛けもあります。代表的なのがガラスの床です。足元が強化ガラスになった小スペースがあり、真下に300m下の街を見下ろすことができます。下を見るとビル壁面を伝って真下の道路まで一直線…最初は思わずひるんでしまいますが、勇気を出してガラスの上に立てば「空中に浮いているよう!」な不思議な体験に子どもも大人も大興奮間違いなしです。撮影スポットとしても人気で、寝転んで下を背景に写真を撮る人もいます。また、壁一面の大きな窓ガラスに寄り添って下を覗き込むと、足がすくむような高さにドキドキすることでしょう。

●設備とサービスもしっかり充実: ハルカス300には景色以外にも楽しみがいっぱいです。59階にはお土産ショップ「SHOP HARUKAS 300」があり、ここでしか買えない**「あべのべあ」(展望台公式キャラクター)のグッズやお菓子、展望台限定のおしゃれなグッズが揃います。可愛いクマのキャラクターあべのべあは、小さなお子さんにも大人気で、ショップではぬいぐるみや文房具など思わず手に取りたくなる商品が並んでいます。58階には「SKY GARDEN 300」というカフェ&ダイニングバーが併設されており、ガラス越しの景色を眺めながら軽食やスイーツ、ドリンクを楽しむことができます。屋内席だけでなく屋外の「天空庭園」**(吹き抜け空間)にもテーブル席があり、心地よい風を感じながらひと休みできます。高さ300mの開放感の中でいただくソフトクリームやコーヒーは格別ですよ。夜はバータイムとなり、大人は夜景をおつまみにアルコールを楽しむこともできます。

●多彩な体験コンテンツ: ハルカス300では、ただ景色を眺めるだけでなく参加型のコンテンツも用意されています。例えば、専用ガイドの音声解説を聞きながら展望フロアを巡る「眺望ガイドツアー」(団体向けサービス)や、スタッフ同行で屋上ヘリポートに出られる「ヘリポートツアー」(不定期開催、有料)があります。ヘリポートツアーでは、普段立ち入れない屋上で360度遮るもののない空中散歩を体感でき、大阪の風を肌で感じられる貴重な機会です。また、期間限定で超高所アトラクション**「エッジ・ザ・ハルカス」**が開催されることもあります(事前予約制の有料体験)。これは命綱を付けてビル屋上の外縁に設置された幅60cmのデッキを歩く日本初のスリル体験で、高さ300mの断崖絶壁に立つスリルは想像以上!残念ながら小さなお子様は参加できませんが、中学生以上の勇敢なファミリーには忘れられない思い出になるでしょう。

このように、ハルカス300の展望台は大阪の絶景を昼夜問わず満喫できるだけでなく、ガラス床やユニークなアトラクション、充実の施設で訪れる人を飽きさせない仕掛けが満載です。では、次に子どもと一緒に展望台を訪れる際のポイントについて詳しく見てみましょう。

子どもと楽しめる展望台の体験ポイント – 小さな子も大興奮の仕掛けがいっぱい

高さ300mの展望台というと大人向けのスポットに思えますが、ハルカス300は子ども達にとってもワクワクが止まらない魅力がたくさんあります。ここでは未就学児〜小学生のお子さんと展望台を楽しむ際に注目したいポイントをまとめます。

●高い場所ならではの驚きと発見: 子ども達にとって、自分が今まで見上げていたビルや観覧車よりもはるかに高い場所に立つ体験は格別です。エレベーターで一気に60階に到達すると、足がふわっとする感覚に「うわぁ、たかーい!」と歓声を上げるでしょう。展望フロアでは「車がミニカーみたい!」「人が豆粒みたいに見える!」と大興奮。電車好きの子なら、眼下に広がるJRや近鉄電車の線路と行き交う電車の姿に釘付けになるかもしれません。天王寺動物園の森や新世界の通天閣も見つけられるので、「あそこにキリンがいるかな?」「通天閣が小さいね!」など親子の会話も弾みます。普段見慣れた景色を真上から眺めることで、子どもの好奇心や発見心を刺激してくれるでしょう。

●ドキドキのスリル体験にチャレンジ: 展望台の人気スポット「ガラスの床」は子どもにとってもスリル満点です。最初は「怖い~!」と尻込みする子も多いですが、親御さんと手をつないでゆっくりガラスの上に立ってみれば、怖さより面白さが勝ってくるようです。慣れてくると寝そべって下を覗き込んだり、「ジャンプしても割れないね!」とぴょんぴょん跳ねてみたりと、キャーキャー笑い声を上げて楽しむ姿も。もちろん安全は確保されていますが、高さをリアルに感じられるこの仕掛けはキッズに大人気のアトラクションです。また、期間限定で開催されることがある屋内すべり台(過去には展望台フロアに長い滑り台が設置されたイベントがありました)は、子ども達の良い遊び場になります。地上300mの場所で滑り台を滑るという非日常体験に、笑顔が止まらなくなるでしょう。イベント開催時期でなくても、展望台内は広い空間が確保されているので、小さなお子さんが多少動き回っても安心です(走り回りすぎには注意ですが、ベンチも多く座って休めます)。高い場所がちょっぴり怖い子でも、こうした遊び要素があれば退屈せず過ごせますね。

●双眼鏡やビュースポットで遊び感覚: 展望フロアには各所に有料望遠鏡(双眼鏡)も設置されています。100円玉を入れてのぞくと、肉眼では見えない遠くの景色までクローズアップ!小学生くらいになると「USJのジェットコースターが見えるかな?」「空港の飛行機が動いてる!」など興味津々で覗き込んでいます。望遠鏡を覗く姿自体が探検家のようで、親御さんはそんな子どもの後ろ姿を写真に収めても良い思い出になります。また、60階には公式のフォトスポットがあり、大きなガラス窓越しに大阪の街を背景に記念写真を撮ってもらえます(プロのカメラマンによる有料撮影ですが、自分のカメラでもスタッフが撮影に協力してくれます)。可愛いあべのべあのイラストパネルやフォトフレームが用意されていることもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。子ども達もノリノリでポーズをとってくれるでしょう。

●快適&安心の環境: 展望台は完全屋内型(天空庭園部分は屋根が吹き抜けですが壁はガラスに覆われています)なので、季節や天候に左右されず快適です。真夏でも冷房が効いており涼しく、真冬でも暖かい空間なので、小さな子どもを連れていても天候を気にせず遊べるのは嬉しいポイントです。ただし、大雨や荒天時は眺望が真っ白になってしまうこともあるので、天気予報はチェックしておきましょう。また、高速エレベーターには映像演出や照明演出があり、耳抜きをする暇もないほどあっという間に到着します。暗転したエレベーター内に星空のような光が浮かび上がる演出に、子ども達は「わぁ、きれい!」と歓声を上げること間違いなしです。エレベーター移動も含めてテーマパーク的な体験になっています。

●意外なところにも楽しみが: 子連れで訪れた方の体験談でよく聞くのが、「トイレまで絶景だった!」という声。実は展望台の一部の化粧室には大きな窓があり、用を足しながら大阪の街並みを眺められるという驚きの仕掛けがあります。男の子はもちろん女の子も、「トイレから雲が見える!」とびっくり。大人でも感動する開放感なので、子どもにもぜひ体験させてあげたいですね(※混雑時は譲り合いましょう)。こんなユニークなポイントもあり、展望台全体が子どもにとって冒険の場のように感じられるでしょう。

このように、ハルカス300の展望台は子どもの目線でも新鮮で楽しい仕掛けがたくさんあります。高所恐怖症でなければ、小さな子でも十分楽しめますし、「怖いかな?」と心配だったお子さんがニコニコ笑顔で景色を見下ろしている姿に、パパママも連れてきて良かったと感じるはずです。それでは次に、展望台以外の美術館やショッピングエリアについて、子連れファミリー向けの見どころをご紹介します。

美術館・ショッピングも親子で楽しむ!近鉄本店のファミリー向けフロアと設備紹介

あべのハルカスには展望台以外にも、家族で楽しめる施設が充実しています。16階には本格的な美術館があり、また低層階の百貨店(近鉄本店)には子育てファミリーに嬉しいサービスが揃ったフロアがあります。ここでは美術館やショッピングゾーンのファミリー向けポイントを見ていきましょう。

●あべのハルカス美術館(16階): 16階ロビーに位置する美術館では、国内外の様々なアート展覧会が開催されています。子どもには難しいかな?と思われるかもしれませんが、企画によっては家族で楽しめる展示もあります。過去には絵本の原画展やジブリの立体建造物展、恐竜展など、子どもが興味を持ちやすい企画も行われました。美術館はベビーカーでも入館可能で、静かに観賞できる年齢のお子さんであれば一緒にアート鑑賞を楽しめます。また、美術館ショップには可愛いデザイン文具やポストカードなど子どもが喜ぶグッズも売っています。短時間でも芸術に触れる体験は子どもの感性を育む良い機会になりますので、タイミングが合えばぜひ覗いてみてくださいね。さらに、あべのハルカス美術館の関連施設として27階に**「こども美術館 スカイミュージアム」**というスペースもあります。ここは「学び」をテーマに子ども向けのワークショップや世界の子どもの絵の展示などを行う施設で、開催日には5歳~小学生向けの工作イベントなどが実施されています(要事前申込の場合あり)。タイミングが合えば参加してみると、旅先で貴重な創作体験ができるでしょう。

●近鉄百貨店あべのハルカス近鉄本店: 地下2階から14階までを占める巨大百貨店は、ファッションから食料品、雑貨まで何でも揃う買い物天国です。ファミリーで訪れる際に特に注目したいのがタワー館8階のベビー・キッズフロア。このフロアには、ベビー用品やマタニティ用品の売場、子ども服・おもちゃ売場が集まっています。おむつやベビーフード、おしりふき等の消耗品が切れてしまった時もここで調達できますし、旅の記念にお子さんの服やおもちゃを買うのも良いですね。世界の優れた玩具を集めた「ボーネルンドショップ」では実際に手に取って遊べるおもちゃもあり、子どもたちは夢中になるでしょう。鉄道好きのお子さんには、同じく8階にある**鉄道模型専門店「ポポンデッタ」**もおすすめです。新幹線のおもちゃで遊べたり、Nゲージ模型の大きなジオラマを走らせる体験(※条件あり、3歳以上推奨)ができるので、乗り物好きの子は目を輝かせますよ。

●ファミリーに優しい設備とサービス(8階ベビールーム等): 8階フロアには**「ベビールーム(授乳室・おむつ替えスペース・休憩エリア)」が設置されています。タワー館8階とウイング館8階にそれぞれ専用スペースがあり、清潔で広々とした空間にベビーベッドや授乳個室(カーテン仕切り)、調乳用のお湯、ソファ席などが完備。生後まもない赤ちゃん連れでも安心して利用できます。お兄ちゃんお姉ちゃんが遊んでいる間、赤ちゃんのお世話を済ませることもできますね。また、各階のほとんどすべてのトイレにベビーシート(おむつ交換台)が備え付けられているなど、お子さま連れへの細やかな配慮がなされています。さらに、タワー館2階・ウイング館2階の総合案内所ではベビーカーレンタル**サービスもあります(無料、台数限定)。旅行でベビーカーを持参していない場合でも館内で借りられるので便利です。百貨店内を含めハルカス全館バリアフリー対応でエレベーターも充実しているため、ベビーカーや小さな子連れでも移動がスムーズです。

●キッズイベントやサービス: 近鉄本店では季節ごとに子ども向けイベントも開催されています。夏休みには館内で**「あべの☆こども博覧会」と題したお仕事体験イベントが毎年行われており、店員さんや警察官、動物園の飼育員など様々な職業になりきって体験できる催しが人気です。3歳くらいから小学生まで参加できる企画で、百貨店内の各所を使って行われます。無料で参加できるワークショップ(おもちゃメーカー協賛の工作イベント等)も頻繁に行われており、8階の「街ステーション」**というスペースでは子育て相談会や季節の製作体験など多彩なプログラムが用意されています。訪問時にちょうどイベントがあれば、買い物ついでに参加してみるのも良いでしょう。百貨店内の随所にある案内所では、迷子センター機能や子ども用迷子シールの配布なども行っています。万一お子さんとはぐれても迅速に対応してもらえるので、広い館内でも安心感がありますね。

このように、あべのハルカスのショッピングゾーンは単なる買い物の場に留まらず、ファミリーで楽しめる工夫がたっぷりです。おむつ替えや授乳、ちょっとした休憩も万全の設備でサポートされているので、小さなお子さん連れでもストレスなく過ごせるでしょう。次は、親子で利用しやすいレストラン・カフェとキッズメニューについて見ていきましょう。

子連れにおすすめのレストラン・カフェ紹介 – キッズメニュー充実で家族みんな大満足

遊びや観光を満喫した後は、美味しい食事でエネルギー補給をしたいですよね。あべのハルカスには百貨店直営のレストラン街「ハルカスダイニング」(12~14階)やカフェが多数あり、子連れでも入りやすいお店が充実しています。ここでは、ファミリーに評判の良いレストランやキッズメニューについてご紹介します。

●ハルカスダイニング(12~14階)の特徴: 和洋中からエスニックまで約40~50店舗もの飲食店が集まる巨大レストランフロアです。各店に子ども用の椅子や食器の用意があり、ベビーカーのまま入店できるお店も多いので小さなお子さん連れでも安心です。ただし、人気店は週末のお昼時に行列ができることも。子連れの場合は早めの時間に行くか、比較的空いているお店を選ぶと良いでしょう。では、その中でも特に子連れランチにおすすめのお店をいくつかピックアップしてみます。

  • 「素饍齋(ソソンジェ)」(13階) – 韓国家庭料理レストラン。栄養たっぷりのサムゲタンやビビンバなどヘルシーなメニューが揃い、個室もあるため小さい子が一緒でも周囲を気にせずゆっくり食事できます。キッズ用の食器貸し出しや椅子も完備で、店員さんも子ども慣れしていて親切と好評です。ピリ辛が苦手な子には海苔巻きやチヂミなどマイルドな味のメニューをシェアすると良いですね。
  • 「Pancake Days(パンケーキデイズ)」(近鉄本店内) – ニコちゃんマークのパンケーキが看板メニューのカフェ。フロア内にあり、買い物途中の休憩にもぴったりです。ふわふわパンケーキの上にニコニコ笑ったスマイル模様が描かれていて、子ども達は見ただけで大喜び!お食事系のパンケーキもあるのでランチ利用もOKです。店内は明るいリゾート風でソファ席が多く、小さな子供連れでもリラックスできます。キッズチェアや絵本も置いてあり、子連れ歓迎の雰囲気です。
  • 「お日さまのえがお」(14階) – 三重県の伊賀の里モクモク手づくりファーム直営の自然派ビュッフェレストラン。新鮮野菜やハム・ソーセージ、手作りパンなど体に優しいメニューがずらりと並び、離乳食期の赤ちゃんが食べられそうなかぼちゃスープや蒸し野菜もあります。ブッフェ形式なので好き嫌いが多い子でも食べられるものを選べますし、小学生以下の料金設定がしっかり用意されているのも嬉しいポイント(幼児や小学生のビュッフェ料金が割安です)。店名通り明るくほっとする雰囲気で、子ども用取り皿・フォークなども完備されています。野菜嫌いの子がお替わりして食べた、なんて口コミもあるほど人気です。
  • 「なかの家 あべのハルカスダイニング店」(13階) – 新鮮魚介料理や天ぷらが自慢の和食店ですが、こちらは一部に掘りごたつ式のお座敷席があります。畳敷きで座敷タイプの席は、小さな子どもを寝かせたりハイハイさせたりできるので親御さんに好評です。キッズ用の可愛いランチメニュー(お子様ランチプレート)も用意されており、和食中心で健康的。落ち着いた和の空間ですが子連れ客も多く利用しているため、赤ちゃん連れでも利用しやすいお店です。
  • 「ライブキッチン COOKA(クーカ)」(ホテル19階) – 番外編ですが、マリオット都ホテル内のビュッフェレストランもファミリーに人気です。ホテル最上階に位置し眺望を楽しみながら出来立て料理が味わえます。朝食ブッフェからランチ・ディナーまで営業しており、曜日限定でチョコレートフォンデュやスイーツブッフェなど子どもが喜ぶ企画も。価格帯は少し高めですが、小学生料金や幼児無料設定などあり、記念日など特別な食事におすすめです。高級ホテルですが、スタッフが子どもにも丁寧に接してくれるので安心感があります。

この他にも、14階には回転寿司「銀太郎」やファミリーレストラン風の洋食屋、12階にはフードコート的に気軽に入れるお店など、多彩な選択肢があります。キッズメニューを用意している店舗も多いので、入口のメニュー看板をチェックしてみてください。メニューに子ども用セットやお子様ランチが載っていなくても、取り皿やキッズチェアの有無をスタッフに尋ねれば対応してもらえることがほとんどです。

●カフェタイムも充実: 甘いもの好きなお子さんやママのために、スイーツ系のお店もいくつかピックアップします。先述のパンケーキデイズ以外では、「MAISON KAYSER(メゾンカイザー)」(タワー館地下1階)が人気です。フランス発のパン屋さんですがイートインも可能で、焼き立てクロワッサンや季節のフルーツタルトなどがいただけます。テイクアウトして隣接のてんしばエリアでピクニックするのも良いでしょう。また、ウイング館2階には老舗カフェ「丸福珈琲店」があり、こちらのプリンやホットケーキは昔ながらの優しい味で子どもにも好評です。休憩ついでに名物スイーツを楽しめますよ。

●子連れランチのワンポイントアドバイス: ハルカス内のレストランは便利ですが、週末や連休は混雑しやすいです。特に12時前後はどの店も行列ができることがあるので、11時台に少し早めのランチにするか、13時半~14時以降にずらすと比較的スムーズです。また、子どもが長い待ち時間に飽きてしまわないよう、お店が混んでいる場合は近鉄本店地下2階のフードコート「あべの市場食堂」を利用する手もあります。こちらはカジュアルなフードコーナーで、お好み焼きやラーメン、丼ものなど大阪グルメを手軽に味わえるので子連れでも気兼ねなく利用できます。席も自由席でベビーカーでも入りやすいです。

このように、あべのハルカス周辺は子連れで楽しめるグルメスポットがたくさんあります。お子さんの好みに合わせてお店を選び、家族みんなでお腹も心も満たされましょう。

四季折々のイベントでいつ行っても楽しい!ハルカスの季節イベントまとめ

あべのハルカスでは、年間を通して様々な季節イベントが開催されます。いつ訪れても何かしらの楽しい催しに出会えるのも魅力の一つです。ここでは、季節ごとの代表的なイベントや子ども向け企画をご紹介します。

●冬(クリスマス~冬休み): 冬のハルカスはイルミネーションが見逃せません。毎年11月~2月頃にかけて、展望台で**「天空のイルミネーション」と題したライトアップイベントが開催されます。展望フロアの大きな窓にプロジェクションマッピングで大阪の名所や夜空の演出が映し出され、360度が光のアート空間に!子どもたちは「わぁ、きれい!」とうっとり見とれてしまいます。また、クリスマスシーズンには館内各所に大きなツリーやデコレーションが施され、16階ロビーなどにフォトジェニックな撮影スポット**が登場します。サンタクロースがやってきて写真を撮れるイベントや、ハルカス300でのカウントダウン営業(大晦日~元旦にかけて深夜特別営業&初日の出観賞)などもあり、冬ならではの幻想的な体験ができます。寒い時期でも屋内なので、小さな子も暖かい格好でさえいれば夜景イベントを楽しめるのが嬉しいですね。

●春(春休み~ゴールデンウィーク): 春は気候も良く、遠足や旅行シーズン。本格的なイベントは少なめですが、展望台から見る景色に変化があります。大阪城公園や天王寺公園の桜が咲く頃には、上からうっすらピンク色の絨毯が見えることも。春休み期間には子ども向けワークショップ(工作教室やイースターにちなんだイベント)が開かれる年もあります。2014年の開業以降、毎年3月にはハルカスの誕生日を祝う催しやグリーティングイベントがあることも。館内では新生活応援フェアなどで子ども用品のセールが行われたり、キャラクターショーが開催された年もありました。最新情報は公式サイトのイベント欄をチェックしましょう。

●夏(夏休み~お盆): 夏はハルカスが一年で最も賑わう季節かもしれません。まず見逃せないのが展望台の夏休み特別企画です。例えば、毎年7月下旬~8月末にかけて**「ハルカス300 雲の中の夏祭り」というイベントが行われています。展望台の一角に縁日コーナーが登場し、ヨーヨー釣りや射的など子ども向けゲームが楽しめます。さらにミスト(霧)を噴射して涼しい雲の中にいるような空間演出がされ、真夏でも爽やか!夜には提灯や夏らしい照明で雰囲気満点です。浴衣を着て訪れると特典がもらえる年もあり、ご家族で夏祭り気分を満喫できます。また、夏休み期間限定で「あべのハルカス探検ツアー」というバックヤードツアーも開催されます。ビルを支える設備や構造を見学し、普段入れない場所をスタッフが案内してくれるツアーで、小学生くらいのお子さんには自由研究にもなると人気です。さらに8月にはあべのべあのバースデーイベント**も開催!ハルカス300公式キャラクターの「あべのべあ」が登場して一緒に写真が撮れたり、限定グッズが販売されたりします。人懐っこいクマさん姿に子どもたちは大喜び間違いなしです。

百貨店側でも夏は大忙し。前述した**「こども博覧会」**(子どもお仕事体験)は毎年夏休み恒例行事で、多くの親子で賑わいます。その他にも、屋上庭園(実はウイング館の屋上部分には無料開放の庭園スペースがあります)で夕涼みコンサートやビアガーデンが開かれることもあり、ファミリーで夜風に当たりながらイベントを見る姿も見られます。

●秋(ハロウィン~紅葉): 秋は比較的イベントが落ち着く時期ですが、その分ゆったり観光しやすい季節です。ハロウィン時期には館内の装飾がハロウィン仕様になり、かぼちゃやお化けをあしらったフォトスポットが現れます。キッズ向けの仮装イベントや、ハロウィン限定メニュー(パンプキンスイーツなど)を提供するカフェもあるので要チェックです。また、10月下旬には天王寺公園(てんしばエリア)周辺でハロウィンフェスティバルが開催され、ハルカスから仮装パレードが出発したこともあります。11月になると先述の冬イルミネーションがスタートし始めます。秋は夜景が特に澄んで美しい時期なので、ぜひ夜の展望台にも足を運んでみてください。空気が乾燥して遠くまでくっきり見えるため、子ども達も「いつもより遠くまで見えるね!」とその違いに気づくかもしれません。

このように、あべのハルカスでは季節ごとに趣向を凝らしたイベントが用意され、リピーターでも毎回新鮮な楽しみがあります。訪れる時期によって何が開催されているか事前に調べ、上手に組み込むと旅の思い出が一層深まるでしょう。「展望台 キッズ」が主役のワークショップから、大人も感動するイルミネーションまで、家族全員で一年中楽しめるあべのハルカスです。

思い出を残そう!ハルカスのフォトスポット&記念撮影ポイント

旅行といえば写真撮影も大切ですよね。あべのハルカスには絶好のフォトスポットがいくつも存在します。せっかくの子連れ旅行、家族写真や子どもの笑顔をたくさん収めて素敵な思い出にしましょう。ここではおすすめの撮影ポイントと上手に写真を撮るコツをご紹介します。

●公式フォトサービス(60階フォトスポット): 展望台の60階にあるフォトスポットでは、プロのスタッフが記念写真を撮影してくれるサービスがあります。大きな窓ガラス越しに大阪市街の景色を背景に家族写真をパチリ。撮影後、その場ですぐにオリジナル台紙付きの写真を購入できます(有料)。台紙には日付や「あべのハルカス300」のロゴが入っており、良い記念になりますよ。しかも嬉しいことに、スタッフさんはお客さんのカメラでも写真撮影をしてくれます。購入用とは別に手持ちのスマホやカメラでも1枚撮ってくれるので、「プロに家族全員の写真を撮ってほしいけど有料写真はいらないかな…」という場合でも気軽に声をかけてみてください。にこやかに応じてくれますよ。特に小さなお子さんがいると家族全員で写る写真が意外と少ないもの。ここでぜひ全員揃った笑顔の一枚を残しましょう。

●スリル満点!ガラス床ショット: 先述のガラスの床は体験するだけでなく、写真映えスポットとしても最高です。床に寝転んで下界をバックに撮ればインパクト抜群の一枚に!子ども達がちょっと怖そうにしがみついている瞬間や、逆に余裕のピースサインをしている瞬間など、いろんな表情が撮れます。真下の景色は少しピントが合いづらいですが、人の表情を中心に撮ればOK。大人も一緒に寝転んで上から自撮り風に撮るのも面白いでしょう(スマホを落とさないよう注意してくださいね)。「高いところ平気だったね!」と後から見返して話のネタにもなります。

●天空庭園でのびのびショット: 58階の天空庭園(吹き抜け空間)は天井が開放されて空が見えるエリアです。明るい自然光が入るので写真撮影にはもってこい。しかも背景にガラス越しの景色+空が入るため、爽快感のある写真になります。子ども達がベンチに座って外を眺めている後ろ姿や、家族で空を見上げているシルエット写真など、ちょっと芸術的な一枚も狙えます。夕方なら茜色の空をバックにドラマチックな写真が撮れますし、夜なら都会の夜景を背景にロマンチックな雰囲気に。天空庭園には観葉植物やおしゃれな照明も配置されているので、それらを入れ込んで撮るとまるで映画のワンシーンのような写真が撮れるでしょう。

●あべのべあと記念撮影: ハルカスの公式キャラクター「あべのべあ」は、グッズだけでなく実物(着ぐるみ)もときどき登場します。誕生日イベントや週末のグリーティングで現れる際は、ぜひ一緒に写真を撮りましょう。もこもこの白いクマさんで、頭の上に展望台と同じ形の展望スペースが載っているユニークな姿です。小さい子は最初びっくりするかもしれませんが、とても可愛らしい見た目なのですぐに仲良くなれるはず。ハグしてもらったり手を振ってもらったりしている瞬間をカメラに収めれば、最高の思い出です。なお、あべのべあ像やパネルはショップ周辺や16階ロビーなどに常設されていることがあります。例えば16階シャトルエレベーターホールには季節ごとに装飾と一緒にフォトスポットが設置され、春はミモザの花とあべのべあ、夏は南国風の背景とあべのべあ…といった具合に無料で撮影できます。エレベーターを待つ間に一枚撮っておくのもおすすめです。

●建物全景を写真に収めるには: 展望台からの写真は撮れたけど、「あべのハルカスという建物の外観」と家族を一緒に写した写真も記念に欲しいですよね。しかしハルカスは背が高すぎて近くだと全体像がフレームに収まりません。そこでおすすめなのが隣接する「てんしば」エリアから撮る方法です。あべのハルカスから歩いて5分ほど、天王寺公園の入口にある広場「てんしば」は緑の芝生が広がる気持ちの良い空間ですが、ここからビル全体を見上げる眺めが絶好の写真スポットでもあります。芝生に寝転ぶお子さんの背後にそびえるハルカスを入れて撮ったり、遠景にビルを映し込みながら家族でジャンプ写真を撮ったりもできます。昼間の青空とハルカス、夜のライトアップされたハルカスと芝生のコントラストも素敵ですよ。ぜひチャレンジしてみてください。

●その他のユニークスポット: ウイング館の屋上庭園(無料開放)は夜間ライトアップされ、ビルの谷間に浮かぶ庭園として写真映えします。ここからもハルカスのタワー館部分を見上げる形になりますが、植栽やイルミネーション越しにビルを入れるとおしゃれな一枚になります。また、ハルカス内部ではありませんが、近鉄南大阪線の高架下から見えるハルカスの全貌や、JR天王寺駅ホームから見上げるビルも迫力満点で、電車好きの子と一緒に電車とビルを絡めた写真を撮るのも面白いでしょう。

写真を撮る際は周囲のお客さんの迷惑にならないよう配慮しつつ(特に三脚使用時や長時間同じ場所を占拠しないように)、素敵な思い出をたくさん残してくださいね。家族の笑顔とあべのハルカスが収まった写真は、きっと宝物になるはずです。

子連れファミリーに優しい設備・サービス – ベビーカーOKで安心のバリアフリー

大きな施設へ子連れで行く際は、「移動は大丈夫かな?」「ベビーカーで入れるかな?」など気になる点も多いですよね。あべのハルカスは最新の複合ビルだけあって、子連れファミリー向けの設備やサービスがとても充実しています。この章では、知っておくと便利なファシリティ情報をまとめます。

●移動はオールエレベーターで楽々: 館内は各階を結ぶエレベーターが多数あり、完全バリアフリー設計です。駅からハルカスへの連絡も段差なしで、ベビーカーを押したまますんなり16階の展望台入口まで行けます。16階から展望フロアへ上がるシャトルエレベーターも広めで、ベビーカーごと乗車OKです。混雑時は係員さんが親子連れに声をかけて誘導してくれるなど配慮も行き届いています。展望台内も段差が無くワンフロアで繋がっているため、ベビーカーで見て回ることができます(※ただし、混雑時は他のお客様との接触に注意し、必要に応じて折りたたむなどしましょう)。オフィスフロアやホテルフロアへは関係者以外入れないようになっているので、迷い込む心配もありません。広い館内でも移動経路がわかりやすく案内板も各所にあるので、子連れでも迷わず動き回れるでしょう。

●ベビーカーレンタル&預かり: 前述の通り、近鉄百貨店2階の総合インフォメーションでベビーカー貸し出しサービスがあります。電車移動で来たけれど現地ではベビーカーを使いたい、といった場合にありがたいですね。数に限りがありますが無料で利用できますので、必要な場合は到着したらまず借りに行くと良いでしょう。ただし展望台は混雑状況によってはベビーカー利用が制限されるケースもあります(大混雑時には一時的に折りたたみをお願いされる可能性があります)が、基本的には持ち込み可能です。なお、ベビーカー預かりについては、展望台フロアや美術館には専用クローク等が無いため、自身で管理する形になります。16階のコインロッカーも一般向けは無い(有料ロッカーは地下などにあり)ので、大きな荷物は駅のロッカーに預けてくるか、ベビーカー下部にまとめておくと良いでしょう。

●授乳室・おむつ替え: これも既出ですが大事なポイントなのでおさらいします。ハルカス300展望台内には授乳室がありません。おむつ替えシートも展望台フロアには設置がないため、赤ちゃん連れの場合は16階ロビーまたは百貨店フロアのベビールームを利用する必要があります。16階には一般用トイレとは別に多目的トイレ(ユニバーサルトイレ)があり、そちらに簡易のおむつ交換台が備わっています。どうしても展望台で急におむつ替えが必要になったら、一旦エレベーターで16階に戻り、多目的トイレで対応しましょう(スタッフに声をかければ再入場について案内してもらえます。通常の当日券では再入場不可ですが、状況により配慮してもらえる場合もあるようです。心配なら最初から1DAYチケットを利用すると安心です)。一方、百貨店側のタワー館8階・ウイング館8階のベビールームはとても充実しています。授乳個室がそれぞれ複数あり、パパは入室できませんがママと赤ちゃんは快適に授乳できます。付き添いのパパや兄弟姉妹はすぐ外の休憩スペースで待てます。おむつ交換台も数台ずつあり、おむつ用ごみ箱や手洗いシンクも完備。自由に使える給湯器もあるのでミルク調乳もOKです。ソファで休憩しながら離乳食を与えることもできます。他の階の多目的トイレにもおむつ替え台はありますが、落ち着いてお世話するなら8階ベビールームをぜひ利用してください。

●ファミリートイレ・キッズトイレ: 近鉄本店内には、多目的トイレが各階に設置されています。特に8階には子ども用の小さな便器や洗面台を備えたトイレがあり、トイレトレーニング中のお子さんでも使いやすくなっています。親子一緒に入れる広めの個室がある階も多いので、「うちの子まだ大人用トイレだと不安…」という場合も安心です。トイレ内にはベビーチェア(用を足す間赤ちゃんを固定できる椅子)が付いた個室もありますので、ママ一人で赤ちゃんとトイレに行く際も助かりますね。

●その他サービス: 館内各所のインフォメーションカウンターでは、迷子対応の他にも絆創膏などの応急セット貸与、ベビーベッドの貸し出し(授乳室内)など細やかなサポートが用意されています。もちろん全館禁煙ですが、喫煙者のご家族がいる場合は58階天空庭園の喫煙所へ行けば分煙されています。また、16階総合インフォメーションでは英語・中国語などの対応スタッフもいるので、海外からのお子さん連れにも安心です。

●駐車場・交通: あべのハルカス自体には専用駐車場がありません。ただ、周辺に商業施設提携の駐車場が多数あります(あべのハルカス近鉄本店提携駐車場など)。車で来る場合は近隣のコインパーキングまたは提携駐車場を利用しましょう。駐車料金は都心価格でやや高めなので、公共交通機関利用がおすすめではあります。車椅子やベビーカーでの車アクセスの場合、一時的な乗降はウイング館2階の車寄せで可能です(駐車は不可)。タクシー利用ならビル正面で下ろしてもらえます。いずれにせよ、駅直結で雨の日でもほぼ傘いらずの立地は子連れには非常に便利です。

全体として、あべのハルカスは小さな子ども連れでも快適に過ごせる環境が整っています。スタッフの方々も親切で、「お子さん大丈夫ですか?」と声をかけてくださる場面も多々あり、ホスピタリティの高さを感じます。ベビーカーOK、授乳室あり、トイレ安心…と三拍子揃っていますので、初めての赤ちゃん連れ大阪旅行でも安心して訪れてくださいね。

滞在時間別モデルプラン – 90分・半日・1日でこう遊ぶ!

旅程やお子さんの体力に合わせて、あべのハルカスで過ごす時間配分は様々でしょう。ここでは**「90分」「半日」「1日」**の滞在時間別に、無理なく楽しめるモデルプランをご提案します。家族の興味や他の予定に合わせてカスタマイズしながら参考にしてください。

90分プラン:サクッと展望台だけ満喫コース

「大阪観光のついでに短時間でハルカスを見たい」という方や、小さなお子さん連れで長居は難しい場合におすすめのコースです。展望台を中心にコンパクトに楽しみましょう。

  1. 16階直行&展望台へ(9:00頃) – 朝イチの比較的空いている時間帯に合わせて到着。ベビーカーはそのままエレベーターで16階へ上がります。チケットカウンターで当日券を購入し、さっそく60階展望台へ!
  2. ハルカス300展望台を一周(9:10~10:00) – エレベーター演出にドキドキしながら展望台着。まずは60階フロアをぐるっと一周して景色を眺めます。記念写真スポットで家族写真を撮り、ガラス床も体験。子ども達と大阪の街探しをしながら、約40~50分かけてゆっくり回りましょう。
  3. ショップでお土産&下階へ移動(10:00~10:15) – 59階のショップで気になったグッズをチェック。あべのべあのキーホルダーやキャンディなど、手軽に買えるものを1つ選んで子どもにプレゼントしてあげるのも◎。短時間なのでカフェ休憩は飛ばし、エレベーターで16階に戻ります。
  4. 16階ロビーでフィニッシュ(10:15~10:30) – エレベーターを降りた16階のロビーには大きな窓越しに少し景色を見られるスペースがあります(無料エリア)。最後にそこからもう一度空中庭園を眺め、「高かったね~!」と振り返り。売店で買ったお菓子をつまみつつ一息ついたら終了です。

★ポイント:90分で切り上げるには展望台に狙いを絞ること。ショッピングや食事は後回しにし、まずは絶景体験を優先しましょう。朝~午前中なら比較的スムーズに回れます。子どもが疲れてぐずる前に切り上げて、次のスポット(例えばすぐ近くの天王寺動物園など)へ移動する計画です。

半日プラン:展望台+ランチ+αゆったりコース

「午前中からお昼過ぎまで」あるいは「午後から夕方まで」など、約4~5時間滞在できる場合のモデルプランです。展望台に加えてランチや他のフロアも少し楽しみましょう。

午前スタートの場合(例:10:00~15:00)

  1. 展望台で景色満喫(10:00~11:30) – やや遅めの時間に展望台入場。朝より人は増えますが、各所じっくり見て回る余裕はあります。昼前の明るい景色を見た後、ショップでお土産も購入。
  2. 13階でゆったりランチ(11:30~12:30) – 展望台を降りたらそのままレストラン街へ直行。人気店は混み始める時間なので、行列が短めの店を選ぶか、予約可能なお店なら事前予約も検討。子ども歓迎の和食店「なかの家」などでお座敷ランチなら子どももリラックス。家族で大阪名物や好物を味わいましょう。
  3. 8階キッズフロア散策(12:30~13:15) – ランチ後は消化がてらタワー館8階へ移動。ボーネルンドでおもちゃを見たり、キッズスペースでちょっと遊んだり。パパママは交代で授乳室やトイレを済ませ、この後の移動に備えます。子どもの機嫌が良ければ短時間の遊びで満足してくれるはず。
  4. 美術館や周辺スポット(13:30~15:00) – もしお子さんや家族が興味あれば16階美術館で開催中の展覧会を鑑賞してみます(混雑状況によります)。あるいは外に出てすぐ隣のてんしば公園で芝生遊び&休憩も◎。半日なら周辺スポットはひとつに絞り、無理なく過ごしましょう。最後にハルカスに戻ってデパ地下でおやつを買ってもいいですね。

午後スタートの場合(例:13:00~18:00)

  1. 13階でランチorカフェ(13:00~14:00) – 先に遅めランチを済ませます。14時近くならランチ難民にもならず入店できるでしょう。軽めで良ければパンケーキデイズで甘いランチも子どもは喜ぶかも?昼食後は8階へ寄ってトイレタイム。
  2. 展望台で大阪夕景~夜景を楽しむ(14:30~16:00) – 午後の展望台は日暮れ前後が狙い目です。明るい景色を見ているうちに夕方になり、徐々に街に明かりが灯っていく様子を眺められます。刻々と変わる空や街の色に子ども達も感動するでしょう。「さっきまで見えてた観覧車にライトがついたね」など発見もたくさん。16時頃まで滞在すれば、早めの夜景まで楽しめます。
  3. ショッピングやディナー準備(16:00~18:00) – 展望台を降りたら、お土産の買い忘れがないか地下や2階のショップをチェック。子どもがまだ元気なら百貨店のおもちゃ売場でお気に入りを探しても良いですね。17時台になるとレストラン街が再び混むので、その前に入店か、テイクアウトしてホテルで食べる用にデパ地下総菜を購入するなど臨機応変に。18:00にはハルカスをあとにして次の目的地へ向かいます(夜は早めに宿に戻りたいなら駅直結なので移動もラクです)。

★ポイント:半日あると展望台+食事+買い物をバランスよく楽しめます。お子さんの昼寝時間なども考慮して、館内ソファやベビールームで適宜休憩を挟みましょう。時間帯をずらすことで混雑を避けられるので、ランチを早め・遅めに調整するのがコツです。

1日プラン:周辺もまるごと満喫!よくばりコース

朝から晩までフルで遊ぶなら、展望台とハルカス館内だけでなく天王寺周辺スポットも組み合わせて充実の1日にしましょう。以下は一例です。

午前:動物園でたっぷり遊ぶ
9:30頃に天王寺動物園へ入園(ハルカスから徒歩5~10分)。午前中は動物たちも活発で、ファミリーで回るにはぴったりです。キリンやライオンを見たり、ふれあい広場でヤギにエサをあげたり、広い園内を約2時間かけて巡ります。てんしばゲート(公園側出口)から出ればすぐハルカス方面に戻れるので、12:00頃退園。

昼:ハルカスでランチ
12:15にあべのハルカス到着。動物園帰りで少し疲れているでしょうから、13階の和食店など座敷席のあるお店でゆったり昼食。子どもがお昼寝しそうならベビーカーに乗せたまま入れるカフェレストランでもOKです。13:30頃まで休憩を兼ねたランチタイム。

午後:展望台&ショッピング
14:00~15:30で展望台見学。動物園で遊んだあとなので子どもが寝てしまったら、ベビーカーで景色を楽しみつつ親が交代でゆっくり見学します。子どもが起きていれば一緒にガラス床や双眼鏡を体験。写真も撮って心ゆくまで絶景を堪能します。下りのエレベーターに乗る前に、お土産ショップで今日一日よく頑張った子どもに小さなおもちゃを買ってあげるのも良いかもしれません♪

15:30~16:30は8階のキッズフロア&ベビールームで小休止。午後のおやつにデパ地下スイーツを買って、ベビールーム横の休憩スペースで食べてもいいですね。ママは授乳やおむつ替えもここで済ませ、身支度を整えます。

夕方:てんしば公園でのんびり
16:30頃から夕方の「てんしば」で遊びます。芝生広場でボール遊びやシャボン玉をしたり、ミニSL(スカイリンク)に乗ったり、プレイグラウンドでひと遊び。大人は芝生に腰を下ろして今日撮った写真を眺めたり、夕焼けに染まるハルカスの姿を写真に収めたりして過ごします。子ども達は最後のひとエネルギーを発散!周辺のカフェでテイクアウトしたジュースを飲みながら一服もいいですね。

夜:通天閣エリア散策 or ハルカスで夜景ディナー
18:00を過ぎ、暗くなってきました。この後のプランは体力次第ですが…もし余裕があれば、新世界(通天閣)エリアまで少し足を伸ばしてみるのも。この時間、新世界はネオンが灯り、大阪らしい賑やかな雰囲気を子どもにも見せてあげられます。ジャンジャン横丁を抜けて串カツ店の看板を見て歩くだけでもテーマパークのような楽しさです。通天閣下の広場で写真を撮ったら、20時前には天王寺駅へ戻りホテルへ向かいましょう。

一方、「もう疲れたし夕食は近場で済ませたい」という場合は、再びハルカスに戻って14階のレストラン街でディナーをとるのも手です。夜景が見える窓際席があるお店や、気軽なラーメン屋さんなどもあります。19時前後は比較的席が空いていることも多いので、入りやすいでしょう。最後にハルカスからの夜景を見ながら食事を締めくくれば、家族みんな満腹&満足でホテルへ帰れます。

★ポイント:1日プランでは周辺スポットとの組み合わせが鍵になります。天王寺エリアには動物園以外にも大阪市立美術館やショッピングモールなど選択肢が多いので、お子さんの好みに合わせてピックアップしましょう。午前中に屋外(動物園等)、午後に屋内(ハルカス展望台)というようにメリハリをつけると、子どもも飽きずに過ごせます。また、途中でしっかり休憩や昼寝時間を取ることで体力をリチャージするのも大切です。1DAYチケットを使って一旦外に出てまた夜に展望台へ上がる、なんて贅沢プランもできるので、夜景好きなご家族は検討してみてください。

以上のモデルプランはあくまで一例ですが、時間配分の目安として活用いただければと思います。「あれもこれも」と欲張りすぎず、お子さんの体調やご機嫌を最優先に、その場で柔軟に予定を変えられる心の余裕を持って楽しんでくださいね。

子連れで訪れた家族の体験談・エピソード紹介

実際にあべのハルカスを子連れで訪れたご家族からは、「行ってよかった!」「子どもが大喜びだった!」という声が多く聞かれます。最後に、いくつかの年齢別エピソードを紹介しましょう。ご自身のご家族と重ね合わせながら、訪問時のイメージを膨らませてみてください。

◆2歳(イヤイヤ期)のお子さん連れエピソード: 関東在住のAさん一家は、大阪旅行2日目にハルカスを訪れました。当時2歳2ヶ月の娘さんは、朝から少しご機嫌ななめ。しかし展望台の高速エレベーターに乗ると、天井にきらめく光の演出に「わぁ…!」と声をあげ、笑顔に。60階に着いて抱っこで窓の外を見せると、「マンションいっぱい!くるまちっちゃいねぇ」と興味津々に語り出したそうです。怖がるかと思っていたガラス床も、ママと一緒に座って下を見たら「雲さんバイバイ~」と手を振る余裕ぶり。むしろ降りたがらず、何度も行き来して遊んでいました。途中でおやつの時間になりグズりかけたため、ショップで買っておいたおせんべいをベンチでポリポリ。それで機嫌も持ち直し、帰る頃には「あかちゃんクマさん(あべのべあ)の絵本買う~!」とショップで絵本をねだるほど楽しんでくれたとのことです。Aさんは「授乳室が展望台になかったので早めに切り上げましたが、娘は景色を怖がるどころか夢中でした。ベビーカーで移動も快適で、ぐずったらすぐ16階に降りて休めたのも助かりました」と振り返っています。

◆5歳(幼稚園児)のお子さん連れエピソード: 関西在住のBさんは、ご主人と5歳の息子さんとの3人で平日に遊びに来ました。やんちゃ盛りの息子さんは展望台に着くなり走り出しそうに…。しかし足元が透明な場所に差し掛かるとピタッと立ち止まり、恐る恐るママの手を握ったそうです。「大丈夫、一緒に乗ってみよう!」と親子3人でガラス床に乗ると、「こ、怖い~!けど…すごい!」と大興奮。その後は怖さが吹き飛んだようで、「僕ひとりで立てるよ!」とポーズを決めて写真に納まりました。双眼鏡も自分で覗いて、「あ、あべのキューズモールあそこ!電車動いてる!」と次々発見。Bさんいわく、「普段落ち着きのない子ですが、景色に興味津々で集中して見ていました。大阪生まれの子なので『通天閣がちっちゃい!』とか、自分の知ってる建物を見つけて喜んでいました」。最後にショップで購入したあべのべあのキーホルダーは、幼稚園のカバンに付けて今でも自慢しているそうです。「また夜に登りたい!」と息子さんがおねだりしているそうで、「次は夕方~夜景の時間に連れて行ってあげたいです」とBさんは微笑んでいました。

◆8歳・10歳(小学生兄妹)連れエピソード: 東京から来たCさんファミリーは、小学3年生のお兄ちゃんと5年生のお姉ちゃんの2人を連れて訪問。まずお兄ちゃんは到着早々、「なんで“ハルカス”っていうの?」と建物の名前に興味津々。エレベーター内で案内表示に「晴るかす(晴れ晴れとするの意味)」と説明が出ると「へぇー!すごい!」と感心していたそうです。お姉ちゃんは高いところ大好きで、展望台ではガラスにおでこをくっつけて下を眺め、「写真撮って!」とポーズの嵐。一方弟くんは地図好きで、持参した大阪市街の地図と照らし合わせながら「北のほうにユニバーサルスタジオがあるはず…あ、見えた!」「あれが大阪城だ!」と探し当てていました。2人ともかなり満喫し、最後は親御さんが「もう行くよ~」と言ってもなかなか降りたがらなかったとか。Cさんは「年齢が上がると展望台の楽しみ方も大人顔負けになりますね。2人とも説明板を熱心に読んだり、スタッフさんに質問したりしていて驚きました。夜のイルミネーションマッピングもやっていて、知ってる大阪の名所が映し出されるのを見て、『通天閣出た!』『海遊館だ!』と大興奮でしたよ」と教えてくれました。帰宅後、夏休みの自由研究にお姉ちゃんは「あべのハルカスのひみつ」をまとめ、お兄ちゃんは展望台から見えた建物を一覧にしたそうです。家族全員で学びと感動のある訪問になったようですね。

◆三世代旅行エピソード: 滋賀県のDさんは、祖父母・両親・子ども2人(4歳と1歳)の三世代6人で訪れました。おじいちゃんおばあちゃんにとっても日本一高いビルは興味津々だったようで、「孫と一緒にこんな高いところに登れるなんて!」と嬉しそう。4歳のお孫さんはおじいちゃんと一緒に望遠鏡を覗いて、「あっちに新幹線!」「お船はどこかな?」と大はしゃぎ。1歳の妹ちゃんは抱っこで窓から景色を見てもポカーンとしていましたが、ショップのあべのべあ人形にはニコニコ笑ったとのこと。Dさん一家は16階のカフェラウンジでお茶をしながら景色を楽しんだり、皆でフォトサービスの家族写真を撮ったりと、ゆったり過ごしたそうです。「祖父母も含めみんなで共有できる話題がたくさんあって良かったです。帰ってからも撮った写真を見ながら“あれが見えたね”“高かったね”と何度も盛り上がりました。高齢の両親でもエレベーター移動で全然平気だったし、ベビーカーの孫もぐっすり昼寝できるくらい快適でした」とDさんは話してくれました。おじいちゃんはすっかりあべのべあが気に入り、孫に絵本を買って帰ったとか。世代を超えて楽しめる場所というのも、ハルカスの素敵なポイントですね。

いかがでしょうか。どのエピソードからも、子どもたちのキラキラした笑顔や、それを見守る大人たちの嬉しそうな様子が目に浮かびますね。「あべのハルカス 子連れ」で検索して情報収集した親御さん達も、実際に訪れてみて「想像以上に子どもが楽しんでくれた!」と感じることが多いようです。ぜひ皆さんも、ご家族ならではの素敵なエピソードを作りに、あべのハルカスへ足を運んでみてください。

あべのハルカス周辺のおすすめファミリースポット – 天王寺エリアも遊び尽くそう

最後に、あべのハルカスと合わせて訪れると楽しい周辺のファミリー向けスポットをご紹介します。天王寺・阿倍野エリアには子連れで楽しめる場所がコンパクトにまとまっているので、ハルカス観光の前後にぜひ立ち寄ってみてください。

  • 天王寺動物園: ハルカスから徒歩約5分、天王寺公園内にある歴史ある動物園です。ライオンやゾウ、キリンなど人気の大型動物からレッサーパンダやフラミンゴまで約180種もの動物たちに会えます。日本でここにしかいない動物もいるとか。特にアフリカサバンナゾーンは広大なエリアでキリンやシマウマがのびのび過ごす様子が見られ、子ども達は大興奮間違いなし!ふれあい広場ではモルモットやヒヨコと触れ合えたり、爬虫類館で大きなワニに驚いたりと、一日中楽しめます。ベビーカー貸出(有料)や授乳室も完備されており、ファミリーに優しい施設です。ハルカス展望台からも見下ろせるので、「さっき上から見たライオンさんに会いに行こう!」なんて回り方も面白いですね。入園料も大人500円、小中学生無料とリーズナブルなので、気軽に立ち寄れます。
  • てんしば(天王寺公園エントランスエリア): ハルカスの向かいに広がる緑豊かな芝生広場です。無料開放されており、子どもたちはボール遊びやかけっこを思い切り楽しめます。芝生周辺にはおしゃれなカフェやフードコート、遊具エリア「てんしば-i:na(イーナ)」、小さな植物園「てんしばGarden」などがあり、ピクニック気分で過ごせます。春には桜、秋にはイチョウ並木が美しく、写真スポットとしても最高です。ミニSL(スカイリンク)という子ども向けのミニ列車が園内を走っていて、1回200円ほどで乗車体験もできます。また、2023年には芝生エリアの一角に大型遊具や噴水で遊べる新スペースもオープンし、ますます充実しています。ハルカスでの観光にプラスして子どもをのびのび遊ばせたいときに最適な場所です。ハルカスのテイクアウトグルメを持ち込んでランチするファミリーも多いですよ。
  • あべのキューズモール: ハルカスから歩いて3~4分、阿倍野橋交差点を渡った所にある巨大ショッピングモールです。ファッションや雑貨店はもちろん、子供用品店や室内遊び場が充実しています。例えば、3階にある「ボーネルンドあそびのせかい(キドキド)」は有料の屋内プレイグラウンドで、ボールプールやアスレチックで思い切り体を動かせます。雨の日や暑すぎる日はこちらに避難して遊ぶのも手です。また、キューズモール内には映画館「アポロシネマ」もあり、子ども向け映画を鑑賞してクールダウンすることもできます。飲食店も多数入っており、フードコートにはキッズチェアやベビー専用席があるので便利です。モール内の休憩スペースも広く、授乳室やおむつ替えベッドは各フロアに完備。さらに夏休みや冬休みにはキャラクターショーやワークショップなどキッズイベントが開催されることも多く、ファミリーで一日過ごせる娯楽満載のスポットです。ハルカスで少し緊張していた子どもも、こちらで思い切りリラックスして遊べるでしょう。
  • 新世界・通天閣エリア(徒歩15分または電車1駅): 少し歩きますが、時間に余裕があれば「新世界」もぜひ覗いてみてください。昔ながらのレトロな町並みにカラフルな看板が立ち並ぶ光景は、子ども達にはまるで絵本の世界のように映るかもしれません。シンボルの通天閣はハルカスとはまた違った趣きの展望タワーで、希望すれば上に登ることもできます(高さ100m程度)。通天閣下の動物園前広場では串カツのキャラクター「くしたん」のモニュメントと一緒に写真を撮ったり、名物の大きなフグ提灯を見上げたり…歩くだけでワクワクしますよ。子ども向けには、通天閣直下にある**「通天閣滑り台(Tower Slider)」**も話題です。高さ約60mから一気に滑り降りるチューブ型すべり台で、小学生以上なら挑戦可能(※要身長制限)。勇敢なお兄ちゃんお姉ちゃんがいるなら、ハルカスと合わせて「大阪二大タワー制覇」にチャレンジするのも良い思い出になるでしょう。新世界界隈は夕方以降は大人の宴会ムードもありますが、日中~夕方早めなら家族連れ観光も安心です。ディープな大阪の雰囲気を肌で感じる体験としてぜひ。
  • その他周辺スポット: 阿倍野・天王寺エリアには他にも、「大阪市立美術館」(天王寺公園内)や「四天王寺」(日本仏法最初の寺)など文化スポットもあります。小学生以上ならこれらを見学するのも教養に繋がりますね。また、少しエリアを広げて天王寺から電車で2駅の所には「大阪市立科学館」や「大阪環状線電車を眺められる高架下公園」などもあります。時間が許せばプランに組み込んで、大阪観光 子どもの好奇心を満たす旅程にしてみてください。

以上、周辺スポットも交えてご紹介しました。あべのハルカスはそれ自体で非常に満足度の高い施設ですが、周囲にも魅力的な場所がたくさんあることで、一帯が家族連れのレジャーゾーンとなっています。展望台で都会のスケールを感じ、公園で自然に触れ、動物園で命の営みに出会い、ショッピングモールで遊び…と、一日で様々な体験ができるのが天王寺ファミリー観光の醍醐味です。

ぜひ、ご家族の興味関心に合わせてハルカス周辺もプランニングしてみてください。動物好きな子には天王寺動物園、体を動かしたい子にはてんしばの芝生、買い物好きなママにはキューズモール…と、みんなが笑顔になれるスポットがきっと見つかるはずです。


おわりに

大阪を代表するランドマークあべのハルカスは、子育て中のファミリーにとっても本当に魅力的で優しいスポットでしたね!日本一高いビルからの絶景体験は、お子さんの心に強く残ることでしょう。さらに、展望台の仕掛けや百貨店の設備・サービスなど細部までファミリー目線で工夫されており、パパママも安心して楽しめます。

「子連れで楽しむあべのハルカス」のポイントを振り返ると、

  • 基本情報を押さえてスムーズに計画&移動(駅直結でアクセス抜群、ベビーカーでもOK)
  • 展望台ハルカス300では昼夜の景色やガラス床など非日常体験に親子で感動
  • 子ども目線の楽しさ(高さの面白さ、遊び要素、キャラクターグッズなど)が満載
  • 美術館や百貨店の家族向けフロア・設備も充実していて長時間いても疲れにくい
  • グルメも安心(キッズメニューや座敷席のあるレストラン、授乳室で離乳食もOK)
  • 季節イベントでいつ行っても新しい発見(夏祭りや冬イルミなど子ども向け企画が豊富)
  • フォトスポットで思い出をしっかり形に残せる(家族写真やユニーク写真が撮れる)
  • 子連れ対応設備(授乳室・レンタルベビーカー・多目的トイレ等)でストレスフリー
  • モデルプランを参考に無理なく回れば子どもも飽きずに楽しめる
  • 他の家族の体験談からもわかる子どもの笑顔&成長につながる体験
  • 周辺スポットも組み合わせて天王寺エリアを満喫すれば充実度アップ

…などなど、魅力を挙げればキリがありません。まさに**「大阪観光 子ども」**連れにピッタリのオールインワンスポットと言えるでしょう。

あべのハルカスで過ごす時間は、ご家族にとってきっと特別な思い出になるはずです。地上300mから眺める大阪の街並み、その時お子さんが感じたワクワクや驚きは、大きくなってからも心に残るでしょう。「あの時、家族でハルカスに登ったね」「怖がってた○○ちゃんが頑張ってガラスの床歩いたよね」そんな会話がいつか思い出話として花咲くかもしれません。

ぜひ次のご家族旅行のプランに、あべのハルカスを加えてみてください。親しみやすく丁寧なおもてなしで迎えてくれるこの場所で、素敵な家族のひとときをお過ごしくださいね。子連れで楽しむあべのハルカスが、皆さんの大阪旅行のハイライトになりますように!

どうぞお気をつけて、そしてめいっぱい楽しんできてください。ありがとうございました。

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