大阪「ダスキンミュージアム」の楽しみ方ガイド – 子どもと一緒にミスドミュージアム&おそうじ館を満喫しよう
大阪府吹田市にある ダスキンミュージアム は、「キレイ」と「おいしい」をテーマに、親子で楽しく学べる企業ミュージアムです。清掃サービスで知られるダスキンがプロデュースし、1階にミスタードーナツの歴史や体験が詰まった「ミスドミュージアム」、2階に掃除の歴史や体験コーナーが充実した「おそうじ館」という2つのエリアから成ります。子どもから大人まで楽しめる展示や体験型アクティビティが満載で、入館料無料もうれしいポイント。家族でのお出かけ先として人気が高まっており、「ドーナツ作りが体験できるミュージアムがある!」と噂を聞いて訪れるファミリーも増えています。

本記事では、未就学児から小学生までの子どもと一緒にダスキンミュージアムを存分に楽しむコツをたっぷりとご紹介します。ミスドミュージアムとおそうじ館それぞれの見どころや体験プログラム、アクセス方法や周辺施設、混雑状況(平日・休日)や予約の必要性、教育的な学びのポイント、親子での楽しみ方、持ち物のアドバイス、そしておすすめのモデルコースまで、丸ごと網羅したガイドです。初めて訪れる方もリピーターの方も、ぜひ参考にしてみてください。親しみやすい雰囲気で解説していきますので、最後までお付き合いくださいね。関西在住の方も旅行で大阪を訪れる方も必見のスポットですよ。
この記事を読めば訪問前の疑問もきっと解決するはずです。それでは詳しく見ていきましょう。
ダスキンミュージアムってどんなところ?
まずはダスキンミュージアムの基本情報と全体像を押さえておきましょう。ダスキンミュージアムは2015年10月1日にオープンした比較的新しい施設で、ダスキン創業の地である大阪府吹田市にあります(住所:大阪府吹田市芳野町5-32)。清掃用品レンタルやハウスクリーニング事業で有名な株式会社ダスキンが、社会貢献・教育の一環として設立した企業ミュージアムです。館内は1階と2階に分かれ、1階が「ミスドミュージアム」、**2階が「おそうじ館」**となっています。その名の通り、1階ではダスキンが展開するドーナツチェーン「ミスタードーナツ」に関する展示と体験、2階ではダスキンの本業であるお掃除に関する展示と体験が楽しめます。
入館料は無料で、予約不要で自由に見学できます(※後述しますが、一部の体験は事前予約が必要です)。開館時間は10:00~16:00(最終入館15:30)、休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌平日休)およびお盆・年末年始となっています。問い合わせ電話番号は06-6821-5000(開館時間内)です。館内はベビーカーでの入場も可能で、1階には多目的トイレにおむつ替えシートも設置されています。小さな子ども連れでも安心して利用できる環境が整っているのはうれしいポイントですね。また、館内にはスタッフによるガイドツアーはありませんが、展示を見たり触れたりしながら約1時間程度で一通り回れる規模となっています(体験に参加する場合はもう少し余裕をみてください)。
入口ではミスタードーナツの人気キャラクター「ポン・デ・ライオン」と、ダスキンの掃除用品をモチーフにした犬のキャラクター「ダス犬(ダスけん)」が出迎えてくれます。思わず子ども達も笑顔になる可愛らしいマスコットとの記念撮影もお忘れなく!それでは、各フロアごとにどんな見どころがあるのか、詳しく見ていきましょう。
1階:ミスドミュージアムでドーナツの歴史と体験を楽しむ
ダスキンミュージアム1階のミスドミュージアムは、みんな大好き「ミスタードーナツ」の世界を存分に味わえるエリアです。日本全国に店舗を持つミスタードーナツの歩みや人気の秘密を、展示や映像で楽しく学ぶことができます。子どもにとっては美味しいドーナツの裏側を知る貴重な機会に、そして親世代にとっては懐かしい思い出がよみがえる空間になっています。
ミスタードーナツの歴史がぎっしり!年代別の展示コーナー
ミスドミュージアムの展示は、ミスタードーナツの創業から現在までの歴史をたどる内容が中心です。1971年に大阪府箕面市で日本1号店がオープンして以来、ミスドがどのように広がり、どんなドーナツが人気になってきたのかを年表やパネルで紹介しています。店頭で使われていた看板や懐かしいポスター、歴代のユニフォームなど、親子で「こんな時代があったんだね」と会話が弾む展示物が盛りだくさんです。
特に注目は、2024年3月に新設された「ドーナツの森」コーナー。開館以来初の大規模リニューアルとして登場したこのエリアでは、ミスタードーナツがこれまでに発売してきた約1800種類以上もの商品の中から、特に思い出深い16種類のドーナツやパイを厳選して展示しています。全長約11メートルにもなる展示スペースいっぱいに、往年の人気ドーナツがずらり!中心にはミスドを代表する「ポン・デ・リング」を象った大きな木のイラストが描かれており、その周囲に発売年ごとにドーナツやマフィン、パイがカテゴリ別に並んでいます。昭和の定番ドーナツから平成・令和のヒット商品まで一望でき、「このドーナツ、昔よく食べた!」「こんなのも売っていたんだ」と大人は懐かしさでいっぱいに。子ども達もカラフルで個性的なドーナツの模型に目を輝かせ、「どれがおいしそう?」なんて親子で会話しながら楽しめます。
また、「わたしのミスタードーナツショップ」と題したコーナーでは、日本各地のミスタードーナツ店舗の写真やエピソードが紹介されています。地域ごとの店舗デザインや限定ドーナツ、そこで働いていた人々の思い出など、「ここは昔〇〇店って名前だったね」と地元トークで盛り上がれる内容です。ミスドが地域に根付いて愛されてきた歴史を感じられ、親にとっては自分が子どもの頃に通ったお店の記憶が蘇るかもしれません。ぜひ親子でそれぞれのお気に入りエピソードを語り合ってみてください。
レアなグッズも!オリジナルグッズ展示で親も夢中に
ミスタードーナツはドーナツだけでなく、これまでに様々なノベルティグッズやキャンペーングッズを生み出してきました。ミスドミュージアム内では、そうした歴代のオリジナルグッズも多数展示されています。例えば、ポイントを集めてもらえた景品のお皿やマグカップ、キャラクターグッズ、昔の景品の玩具セット、さらに懐かしいCMで見たキャラクター人形などがずらり。「これ家にあった!」「昔これが欲しくてポイント集めたなぁ」など、大人にとっては思い出の宝庫です。子ども達には少し昔のデザインが新鮮に映るようで、「なんでミッフィーがいるの?」(※ミスタードーナツはかつてミッフィーグッズを景品にしていました)なんて質問が飛び出すことも。親子二世代で楽しめるのがグッズ展示の魅力ですね。
他にも、ミスドで実際に使われていた調理器具やショップの模型、歴代人気商品のレプリカなど、細部まで見どころが満載です。展示品の中には触れることのできるものもあるので(※壊れやすい展示には触れないよう注意表示があります)、子どもも退屈せずに回ることができます。「昔はドーナツ1個〇〇円だったんだって」「この頃はこういう箱に入っていたんだよ」など、お父さんお母さんから子どもへぜひ説明してあげてください。当時の暮らしぶりや流行を知るきっかけにもなり、社会勉強にもなりますよ。
大人気!ドーナツ手づくり体験「ミスドキッチン」(要予約)
ミスドミュージアム最大の目玉と言えば、やはりドーナツ手作り体験「ミスドキッチン」です。こちらはミスドミュージアムの奥に専用キッチンルームが設けられており、小学生以上の子どもと保護者がペアになって実際にドーナツ作りに挑戦できる人気プログラムとなっています。自分でドーナツを作ってみたい!という夢を叶えてくれる貴重な体験とあって、開催当初から口コミで大評判。現在では予約倍率が非常に高く、抽選で当選しないと参加できないほどの人気です。
ミスドキッチンの体験概要:1日2回(午前10:15~と午後14:00~)開催され、所要時間は約90分です。参加は基本的に2人1組のペアで申し込み、小学1~3年生の子どもが参加する場合は必ず中学生以上の保護者とペアを組む必要があります(4年生以上は子ども同士のペアや単独参加も可能ですが、基本的に小学生以下は保護者同伴が望ましいでしょう)。各回の定員は16組(32名)まで。参加費用は1組あたり税込1,800円(※1人参加でも1組分の料金が必要)で、事前にクレジットカード登録によるオンライン決済が必要です。当日現金で支払う必要はなく、受付を済ませればスムーズに体験に入れます。
参加条件に注意:未就学児(小学校入学前の幼児)は安全上の理由から体験に参加できません。また、乳児をお連れの場合でも、ミスドキッチンの部屋内にはベビーカーで同伴したり抱っこして入場することができません。体験者以外は基本的にキッチン内に入れないため、小さなお子さんや赤ちゃんをお連れのご家族は、体験中は片方の保護者がキッチンの外で預かるなどの必要があります。兄弟姉妹で年齢差がある場合は、その点を踏まえて申し込むかどうか検討しましょう。
体験内容は盛りだくさん!ミスドキッチンでは、プロの指導のもと一人あたり5個のドーナツ作りに挑戦できます。具体的には、まずミスタードーナツオリジナルの生地を使って3個のドーナツを型抜きし、スタッフによる油でのフライ工程をガラス越しに見学します。揚げたてのドーナツに自分で砂糖グレーズを塗ったら、出来立てホヤホヤを試食!お店では味わえない揚げたてドーナツのふわふわ食感に子どもたちは大興奮です。「自分で作ったドーナツって特別おいしいね」と笑顔がこぼれる瞬間です。その後、残りの2個はあらかじめ用意された別のドーナツ(例えば人気のポン・デ・リングなど)にチョコレートやカラースプレーでデコレーションする体験を行います。自由にお絵描き感覚でトッピングを楽しめるので、創造力を発揮して世界に一つだけのオリジナルドーナツを完成させましょう。さらに最後には、手作りドーナツを入れるオリジナルパッケージ作りも!真っ白なドーナツボックスにペンやスタンプで絵付けをして、自分だけの持ち帰り用ボックスを作成できます。絵が苦手な子でもスタンプが用意されているので安心です。
出来上がったドーナツは、その場でいただくこともできますし、全部食べきれなかった分は持ち帰りもOKです(持ち帰り分は当日中に食べるよう案内があります)。体験終了時には、がんばった証として**「ドーナツシェフ認定カード」**が参加者全員にプレゼントされます。また、体験中に着用したミスドオリジナルのエプロンとコック帽もおみやげとして持ち帰ることができます。子どもにとっては自分専用の制服のようで嬉しい記念品になりますね。自宅に帰ってからも「またドーナツ作りたい!」とおままごとに使ったり、大事に保管して思い出にしたりと、余韻を楽しめるでしょう。
予約方法:ミスドキッチンの参加には事前予約(抽選制)が必要です。ミュージアムの公式サイトから予約ページへアクセスし、希望日程の応募エントリーを行います(電話や当日受付は行っていません)。応募期間は毎月2回に分かれており、例えば「来月前半(1~15日)の体験」は前月16~18日にエントリー、「来月後半(16~末)の体験」は当月1~3日にエントリー、といったスケジュールです。応募多数の場合は抽選となり、当選結果はメールで通知されます。当選した場合は指定日時にミュージアムへ行き、開始10分前までに1階インフォメーションで受付を済ませましょう。落選してしまった場合は残念ですが、また次回以降の応募にチャレンジしてみてください。土日や長期休み期間は応募が集中して狭き門になりますが、平日回は比較的当選しやすいとの声もあります。可能であれば平日の回に狙いを定めるのも一つの手です。
予約なしでもOK!「ドーナツボールトッピング体験」
「ミスドキッチンに申し込んだけどハズレてしまった…」という方や、小さなお子さんでドーナツ作り体験に参加できないご家族もご安心を。ミスドミュージアム内には予約不要で当日参加できる有料プログラム「ドーナツボールトッピング体験」があります。こちらはミュージアム内の一角に設置されたワゴンコーナーで、ミニサイズの丸いドーナツに自分好みのデコレーションを施せるお手軽体験です。参加料金は1回300円で、申し込み不要・随時参加可能となっています。
体験の流れはとても簡単。まずスタッフに声をかけて参加料を支払い、いくつか用意された一口サイズのドーナツボールの中から好きなものを3つ選びます(種類はポン・デ・リング風、オールドファッション風、チョコレート風味などいくつかあり、すべて穴のないまん丸ドーナツ形です)。次に、トッピングに使うコーティングソース(チョコレートやストロベリーなど)と仕上げのトッピング素材(カラースプレーやココナッツ、チョコクランチなど)を好きな組み合わせで選びます。準備が整ったら、専用の席に座っていざトッピング!選んだソースをドーナツボールにかけてコロコロと転がし、カラフルなトッピングをまぶせば、オリジナルの可愛いドーナツポップの完成です。出来上がったらその場で美味しくいただきましょう。
小さな子どもでも簡単にできる工程なので、幼児のお子さんにもぴったりです。自分で選んで飾り付けしたドーナツは格別な味に感じるようで、みんな笑顔で頬張っていますよ。「3つじゃ足りない!もっとやりたい!」となる子もいるかもしれませんが、おかわりはもちろんOK(※1回300円で再度参加可能)。短時間で手軽にできるので、ミスドキッチンに参加しない場合でもミュージアムに来たからには是非体験してみてほしいアクティビティです。
開催時間に注意:このドーナツボールトッピング体験は、原則として毎日11:00~15:00の間で実施されています。ミュージアム開館直後の10時台や閉館間際には行われていないのでご注意ください。朝イチから見学を始めた場合は、一通り展示を見終わった11時頃に合わせて体験するのがおすすめです。土日祝は混み合うこともありますが、回転が速いので長時間待つことはあまりありません。スタッフが丁寧にサポートしてくれるので、親子で協力しながら楽しくトッピングに挑戦してみてくださいね。
ここでしか買えない限定グッズも!
ミュージアム1階のインフォメーション周辺では、ここでしか手に入らないオリジナルグッズも販売されています。ポン・デ・ライオンとダス犬がデザインされたクリアファイルやメモ帳、ボールペンなど、思わず集めたくなるかわいいステーショナリー類がずらり。記念にひとつ購入して、おうちでミュージアムの思い出話をするときに使うのも良いですね。また、ダスキンのロングセラー商品(台所用スポンジなど)や最新のお掃除グッズも一部購入可能です。展示を見て「使ってみたい!」と思った掃除道具があれば、実際にお土産として買えるのは嬉しいポイント。ぜひプレゼントや自宅用にチェックしてみてください。
併設のミスタードーナツ店舗も要チェック!
ミュージアムでミスドの世界を満喫したら、やっぱり本物のドーナツも食べたくなってしまいますよね。ご安心を、ダスキンミュージアムの1階にはミスタードーナツ江坂芳野町ショップが併設されています。ミュージアム見学後にそのままお店に立ち寄って、お気に入りのドーナツと飲み物で一息つくことができます。ここでしか買えない限定ドーナツやグッズがあるわけではありませんが、体験直後に家族でドーナツを頬張る時間は格別でしょう。子ども達も「さっき作ったのと同じだね!」「これ展示で見たやつだ!」と、より味わって食べてくれるかもしれません。
また、不定期ですがイベントとして「ドーナツ詰め放題」などの企画が行われることもあるようです(過去には指定のボックスに好きなドーナツを詰めて定額というキャンペーンが実施され話題になりました)。タイミングが合えばラッキーですね。基本的には通常のミスタードーナツ店舗ですので、テイクアウトも可能です。ミュージアムを満喫したお土産に、ご家庭用にドーナツを買って帰るのも良いでしょう。ただし、館内への飲食物持ち込みは禁止されていますので、購入したドーナツをミュージアム内で食べることはできません。食べる場合は併設ショップのイートインスペースや外でいただくようにしましょう。
2階:おそうじ館で遊びながら掃除を学ぶ
次は2階のおそうじ館エリアです。こちらはダスキンの原点である「お掃除」をテーマに、掃除の歴史・科学・文化について楽しみながら学べる展示が揃っています。「掃除」というと地味な印象を持つ子どももいるかもしれませんが、おそうじ館ではゲーム感覚で参加できる仕掛けが沢山用意されており、子ども達にも大人気のフロアとなっています。親にとっても日頃の掃除に役立つ豆知識が得られたり、「昔の掃除ってこんな風だったんだ!」と新発見があったりと興味深い内容です。
掃除の歴史とダスキンの歩みを知る
まずはお掃除にまつわる歴史展示コーナーから見てみましょう。ダスキンは1963年創業当時、水を使わずにほこりを拭き取る「化学ぞうきん」(今で言うモップ)のレンタルサービスで新しいおそうじ文化を生み出した会社です。そうしたダスキン創業のエピソードや、昭和の家庭で使われていた掃除道具などが展示され、時代ごとのお掃除事情を紹介しています。例えば、ほうきとちりとりで掃除していた時代から、掃除機の登場、さらにハウスダスト対策の研究へと、お掃除の進化が一目で分かる年表や写真があります。親世代には懐かしいブリキのバケツや羽ぼうき、子どもには見慣れない昔の掃除機の形など、「これなあに?」「昔はこんな道具でお掃除してたんだって」と会話が膨らみます。
また、ダスキンの社史として、創業者・鈴木清一さんの理念「喜びのタネまき」(皆に喜びを届けること)や、ダスキンが歩んできた事業の変遷も紹介されています。「どうして掃除の会社がドーナツ屋さんをしているの?」という子どもの疑問もここで解決。ダスキンがミスタードーナツ事業を始めた背景(日本にアメリカの食文化を届けたかったことなど)も触れられており、「掃除」と「おいしい」が一つのミュージアムで学べる理由が分かります。会社の理念と歴史を知ると、展示の見え方も変わってきて、親子でより深く楽しめるでしょう。
ホコリやダニを撃退!?体験しながら学ぶお掃除アトラクション
おそうじ館の醍醐味は、何といっても体験型の掃除アトラクションです。単に資料を読むだけでなく、体を動かして遊びながら掃除の知識を身につけられるコーナーが複数用意されています。その代表が、「モップでホコリ退治」ゲーム。床に映し出された映像の中にホコリやダニのキャラクターが現れるので、本物のダスキンモップを使って次々と掃除していくというものです。制限時間30秒以内にどれだけのホコリを退治できたかでスコアが表示され、スコアに応じて称号が与えられます。最高ランクはお掃除戦士、その名も「ソウジャー」!まるでヒーローになった気分で夢中になれるゲームで、4歳くらいのお子さんでも楽しめます。実際に小さな子もモップを一生懸命振り回してホコリ退治に挑戦している姿が微笑ましく、親子で競争して遊んでいる方も多いですよ。体を動かすので、退屈しがちな幼児でもここならニコニコです。
もう一つ人気なのが、**「ダスキン・ダストバスターズ」**という映像体験コーナー。こちらは小さな戦闘機(掃除機に見立てた乗り物)に乗り込んで、スクリーンの中の部屋に飛び回りながら、空中に漂うハウスダストや床の食べこぼしを吸い取っていくゲームです。コントローラーを操作して自分が掃除機になったかのようにお掃除をするというユニークな設定で、ゲーム感覚でハウスダストの除去体験ができます。終了後にはどれくらい綺麗にできたか結果が表示され、「もっとやりたい!」とリピートする子も。こうした遊びを通じて、「空気中には見えないホコリがこんなにあるんだ」「掃除って面白い!」と子ども達が感じられるのが、おそうじ館の大きな魅力です。
さらに、ハウスダストを可視化する実験展示も興味深いポイントです。普段は目に見えない微細なホコリやダニが、光を当てると空中にどれほど舞っているかが分かる装置があり、子ども達は「うわぁ、こんなにホコリって飛んでるんだ!」とびっくり。家の中を清潔に保つことの大切さを実感できます。また、掃除機やモップの最新テクノロジー紹介コーナーでは、再現された部屋の一角で実物の掃除道具を試すこともできます。コードレス掃除機の軽さを体験してみたり、吸引力を比較したりと、親子でお試しできるのは家庭の掃除にも役立つかもしれませんね。
みんなのお掃除アイデア紹介&学びのコーナー
おそうじ館には訪れた人が参加できる展示もあります。その一つが、「わたしのおそうじアイデア」投稿コーナー。ここでは「こんなお掃除道具があったらいいな」「私のお掃除の工夫」など、自由な発想を紙に描いて投稿できるようになっています。館内スタッフがセレクトしたアイデアはコーナー内に掲示され、他の来館者も閲覧可能です。子ども達が描いたユニークなお掃除ロボットのアイデアや、主婦の方のちょっとした時短掃除テクニックなど、思わず感心してしまうものも多く、大人も楽しめるコーナーです。「うちでも試してみようか!」なんてヒントが見つかるかもしれません。タイミングが合えば、お子さんと一緒に未来のお掃除道具を考えて投稿してみてはいかがでしょう。
その他、館内各所にはクイズパネルや豆知識ボードがあり、問題に答えながら進むことで自然とお掃除に関する知見が深まる工夫がされています。例えば「ホコリが溜まりやすい場所は家の中のどこでしょう?」といった簡単なクイズがあり、子どもと一緒に考えて答え合わせしながら学習できます。親子で協力して挑戦すると、一体感も生まれていい思い出になりますよ。
総じておそうじ館は、**「掃除って面倒なもの」から「掃除って面白い!大切なんだね」**と子どもの意識を変えてくれるような体験型ミュージアムです。普段お手伝いを嫌がる子でも、ここで遊んだ後は「おうちでもホコリ退治する!」と言い出すかもしれません。実際に体験し、知って、楽しむことで、日常生活の学びにつながるのが教育的観点で大きな魅力と言えるでしょう。
行き方・アクセス:電車でも車でも便利?
では、ダスキンミュージアムへのアクセスについて詳しく見ておきましょう。場所は大阪メトロ御堂筋線(北大阪急行線直通)**「江坂駅」**が最寄りです。江坂駅から北東方向へ徒歩約10~12分ほどで到着します。駅を出たら内環状線沿いに豊中方面(北方向)にまっすぐ進み、高架(阪神高速)が見えたら手前の側道を左折すると目的地です。道順としては比較的シンプルですが、徒歩15分近くかかるので、小さなお子さん連れの場合はベビーカーがあると楽かもしれません。特に夏場や天気の悪い日は無理せずゆっくり歩きましょう。途中にコンビニなどもありますので、水分補給用の飲み物を買っていくのも良いですね。
車で行く場合、名神高速「吹田IC」から約20分程度でアクセスできます。ただし、ダスキンミュージアムには専用駐車場がありません。そのため周辺のコインパーキングを利用することになります。ミュージアムに一番近い駐車場は「上方(かみがた)パーキング芳野町」で、館の目の前に位置しており便利です。この他、「タイムズ吹田芳野町第2・第3」といった複数の時間貸駐車場が徒歩数分圏内に点在しています。週末は周辺施設を利用する車で混み合うこともあるため、満車の場合も想定して第2候補・第3候補の駐車場を事前に調べておくと安心です。もちろん、できれば公共交通機関で行く方が渋滞や駐車の心配もなくおすすめではあります。
なお、江坂駅周辺はオフィス街兼商業エリアで飲食店も多く、駅からミュージアムへ歩く途中にもカフェやファストフード、ファミリーレストランなどがあります。時間に余裕があれば、往路や復路で食事や買い物をすることもできます。特にお昼時にかかる場合は、先にランチを済ませてからミュージアムへ向かうと、子どもがお腹が空いてぐずる心配もなく安心でしょう。江坂公園という緑豊かな公園も駅の南側にあり、遊具もあるので、もし子どもが歩き疲れたら少し寄り道して休憩するのも良いですね。
混雑状況と狙い目の時間帯
家族でお出かけする際に気になるのが、現地の混雑状況です。ダスキンミュージアムは無料で体験も充実していることから、週末や祝日、学校休みの期間は多くの親子連れで賑わいます。特に土日祝の午前中は、オープン直後から入館待ちの列ができるほどではありませんが、思ったより人が多いという声もあります。人気のモップがけゲームやドーナツトッピング体験には小さな順番待ち列ができることもありますが、一度に体験できる人数が限られているため、順番が来るまで周りの展示を見ながら待てば時間は潰せるでしょう。
ミスドキッチンの体験に当選している人は、指定時間に合わせて訪れるため、その前後はやや混雑感が増します。例えば午前の回(10:15開始)がある日は、10時頃に当選者が一斉に来館するので受付カウンター付近が少しバタつくかもしれません。同様に午後回(14:00開始)の前後も然りです。ただし体験者は専用ルームに入ってしまうので、一般見学エリアの混雑にはそれほど影響しないでしょう。**館内が最も混み合う傾向があるのは、昼前後(11時~13時頃)**です。ちょうど午前組と午後組の来館時間が重なるためと思われます。小さなお子さん連れでゆったり見学したい場合は、平日の来館か、休日でも閉館間際の15時前後が比較的すいていておすすめです。
平日はというと、一般的に土日よりはかなりゆったり見て回れます。特に火~木曜あたりは地元の幼稚園・保育園の遠足など行事がなければ、館内に同時に数組いれば多い方というくらいの日もあります。ただし長期休暇中の平日(夏休み・冬休み・春休み)は子ども連れが増えますので注意しましょう。また、ミスドキッチンの平日回は主に未就学児を持つ保護者同士やシニア層が応募するケースもあり、実は平日午前の回の方がゆったり親子で体験できて狙い目という声もあります。どちらにせよ、体験プログラムを目的とするなら応募に当たるかどうかがまず関門ですが、外れても上述のとおりトッピング体験で代替できますので、混雑状況に合わせてフレキシブルに楽しみましょう。
混雑を避けるポイントとしては、開館直後から11時前までの時間帯に先に展示エリアを見学してしまうことが挙げられます。特にドーナツトッピング体験が始まる11時前までに1階展示を概ね見終えておけば、人が増え始める前にゆったり回れます。逆に午後遅めに行く場合は、15時以降になるとそろそろ帰り始める家族もいるため空いてきますが、15:30が最終入館なので時間にはご注意ください。16時閉館で退出になりますが、スタッフの方は割と柔軟に「もうすぐ終わりますよ~」と声をかけてくれるくらいで、急かされる感じはありません。ただ、体験系は15時までなので午後遅いと参加できなくなりますので、トッピング目当ての方は14時半頃までには受付を済ませましょう。
まとめると、**「土日祝は午前中早め or 夕方近く、平日は終日ゆったりめ」**といった傾向です。特に小さなお子さん連れの場合、人混みで疲れてしまわないよう時間帯を工夫してみてください。なお、ミュージアム自体はそこまで広い施設ではないので、たとえ混雑していても長蛇の列で何も見られないということはありません。館内が適度に分散される工夫(体験と展示が別スペースになっている等)もあり、子ども連れでもストレスなく過ごせるよう配慮されています。その点は安心して大丈夫ですよ。
教育的観点と親子での楽しみ方
ダスキンミュージアムは単なる遊び場ではなく、「楽しく学べる」ことを大切にした施設です。親子で訪れる際には、ぜひ教育的な観点も意識してみましょう。
まず1階のミスドミュージアムでは、食の歴史やビジネスの視点が学べます。日本にドーナツ文化が根付いて広がっていった背景を知ることで、子ども達は「身近なお店にも歴史があるんだ」と気づくでしょう。展示されている古い広告や価格表からは、時代ごとの物価や流行も感じ取れます。「お父さんが子どもの頃はね、これが大人気だったんだよ」と親が自分の経験を交えて話すことで、子どもにとっては歴史の授業のように興味深いものになります。また、実際に自分の手でドーナツを作る体験を通じて、普段食べているものがどんな工程を経て作られているかを学べるのも大きな収穫です。食育の一環として、「作る苦労があるからこそ美味しい」「衛生に気をつけて作ることが大事」といったことにも自然と気付くかもしれません。自分で作った物を自分で食べる経験は、子どもの自己肯定感を高め、「また家でもお菓子作りしたい!」という意欲につながることも期待できます。
2階のおそうじ館では、科学的な知識や生活習慣の学びがあります。ホコリやダニといった目に見えないものを可視化する展示は、理科の勉強の導入にピッタリです。「なんでホコリは上に浮くの?」「ダニはどこから来るの?」など疑問を持ったら、その場で親子で調べてみるのも良いでしょう。実験的な仕掛けを通じて、「見る→考える→試す」のサイクルが自然に生まれるのが理想的ですね。また、掃除の歴史を知ることで、今自分達が当たり前に使っている掃除機やモップの便利さにも気付けますし、昔の人の工夫や知恵にも感心するでしょう。「今度のおうちの掃除は僕も手伝う!」と子どもが言ってくれたら、教育的観点からも大成功かもしれません。
親子での楽しみ方のポイントとしては、子どものペースに合わせて一緒に体験し、対話をすることが挙げられます。展示をただ読むだけでは小さい子には難しいので、親が噛み砕いて説明してあげたり、クイズを出し合ったりしながら進むといいでしょう。「どのドーナツが一番美味しそう?」「この掃除機とあの昔のほうき、どっちが大変かな?」など、問いかけてみると子どもなりの発想で答えてくれて盛り上がりますよ。ミュージアム側も家族の会話を促す仕掛けを用意しているので、積極的にコミュニケーションを取りながら回ってみてください。
また、写真撮影OKの展示が多いので、ぜひたくさん写真を撮って思い出を残しましょう。入口のポン・デ・ライオン&ダス犬はもちろん、子どもがモップを持って奮闘している姿や、ドーナツ作りで真剣な顔をしている瞬間など、シャッターチャンスには事欠きません。ただし他の来館者の写り込みには配慮を。後から写真を見返して「楽しかったね」と話す時間もまた、親子の大切なコミュニケーションになります。
さらに、ドーナツ作りとお掃除体験という一見異なるテーマを一度に体験できるのもユニークな点です。食べ物を作る楽しさと、お部屋を清潔にする大切さという、生活に欠かせない二つの要素を同時に学べることで、子ども達はバランスの取れた学びを得られるでしょう。**「おいしいね」「きれいだね」**という気持ちを家族で共有することで、日常生活への感謝や興味も深まります。ミュージアムをきっかけに、帰宅後は親子で一緒におうちの掃除やお料理にチャレンジしてみるのも素敵ですね。
持ち物アドバイス・事前準備のポイント
子連れで出かける際は持ち物の準備も重要です。ダスキンミュージアムへ行くにあたって、これだけは持って行きたいというものや、注意点をリストアップしてみます。
- ベビーカー:徒歩移動があるので、小さなお子さん連れなら持参をおすすめします。館内もベビーカーでそのまま入れます(エレベーターやスロープ完備)。ただし館内にロッカーはないため、ベビーカーはインフォメーション付近などに畳んで置く形になります。貴重品は必ず身に付けておきましょう。
- 飲み物:館内での飲食は禁止なので、こまめな水分補給は館外や併設のショップで行う必要があります。夏場や子どもが動き回った後の喉の渇き対策に、ペットボトル飲料や水筒を用意しておくと安心です(館外や休憩スペースで飲ませてあげましょう)。
- ウェットティッシュ・ハンカチ:ドーナツトッピング体験などでチョコレートやクリームが手や口につくことがあります。トイレに行けば手洗いできますが、混んでいる時やちょっと拭きたい時に備えて、おしぼり代わりのウェットティッシュがあると便利。小さな子なら尚更ですね。
- 着替えやエプロン:基本的に汚れるような体験はありませんし、ミスドキッチン参加者にはエプロンと帽子が貸与されます。ただ、小さいお子さんの場合はドーナツの試食で服を汚してしまうことも考えられます。念のため子どもの着替え1セット持って行くと安心でしょう。特にトッピング体験ではソースが垂れたりする可能性もあるので、気になる方は汚れても良い服装で臨むか、簡易エプロンを持参して参加時につけてもOKです。
- 歩きやすい靴:館内ではそこまで歩き回る距離はないものの、お子さんはアクティブに動きますし、移動や周辺散策も考えるとスニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。親もヒールよりはフラットな靴がよいでしょう。
- カメラ・スマホ:館内は写真撮影が可能です。お子さんがドーナツを作ったりお掃除ゲームに夢中になっている姿をぜひ記録に残しましょう。スマートフォンの充電やストレージ容量は事前にチェックし、素敵な笑顔を逃さず撮れるよう準備を!
- 現金(小銭):ドーナツボール体験(1回300円)や駐車場代、自動販売機の利用などに備えて、小銭や千円札を用意しておくと安心です。クレジットカードが使えない場面もあるかもしれません。特に体験コーナーの支払いは現金のみの場合があります。
- 雨具(必要なら):アクセスが駅から徒歩圏のため、雨の日はベビーカー用レインカバーや子どものレインコートを忘れずに。館内に傘立てがありますので傘も持参OKです。
事前準備として、ミュージアムの公式サイトで最新情報を確認しておくことを強くおすすめします。営業時間や休館日の変更、イベント開催情報、そして何よりミスドキッチンの予約状況などは、事前にチェックしておきましょう。特に遠方から行く方や、絶対に体験したいプログラムがある方は要チェックです。また、混雑が予想される時期(夏休み等)は早めのスケジュール計画を。ミスドキッチンに当選していればなおさら、その時間を中心に無理のない行動計画を立てましょう。
最後に、再入館が可能であることも覚えておいてください。ダスキンミュージアムは一度外に出ても、当日であれば再び入館ができます。例えば途中でお昼ご飯を食べに外出したり、赤ちゃんのぐずりで一時退館して落ち着かせてから戻ってくる、といった柔軟な行動が可能です。受付で声をかければ対応してもらえます。小さな子連れだと何が起こるか分かりませんから、この再入場可は大変ありがたいポイントです。焦らずマイペースに楽しんでくださいね。
周辺の施設・観光スポットと合わせて楽しもう
ダスキンミュージアム自体は1~2時間程度で見学できますので、半日プランで訪れるご家族も多いようです。せっかく大阪北部まで来たなら、周辺の家族向けスポットも併せて楽しんでみてはいかがでしょうか。
まず近隣エリアでいうと、前述の江坂公園(江坂駅から徒歩5分程度)が子どもの遊び場としておすすめです。広々とした芝生や遊具があり、小さな児童用の滑り台やブランコもあります。ミュージアムでインドア体験をした後に、外の公園で体を動かしてリフレッシュすれば、一日を通してバランスよく遊べますね。公園内には無料で入れる小さな江坂図書館もあり、キッズスペースで絵本を読むこともできますよ。
さらに少し足を延ばせば、吹田市内にある万博記念公園も家族に人気のスポットです。江坂から大阪モノレールを利用して約20~30分ほどでアクセスでき、広大な敷地に季節の花々や大型遊具のある広場、日本庭園や文化施設など見どころがいっぱい。太陽の塔をバックに家族写真を撮ったり、ピクニックを楽しんだりと、一日中遊べます。ダスキンミュージアムでインドア体験を楽しんだ後、万博公園で思い切り体を動かせば、お子さんも大満足でしょう。
もう少し足を伸ばせるなら、電車移動で**インスタントラーメン発明記念館(カップヌードルミュージアム大阪池田)**も親子連れに人気のスポットです。江坂から電車で30分ほど(大阪メトロで西中島南方駅へ、阪急線に乗り換えて池田駅下車)と少しかかりますが、ここでは自分だけのカップヌードル作り体験ができたり、インスタントラーメンの歴史を学べたりと、また違った「食×学び」の体験ができます。ダスキンミュージアムと同じく無料で楽しめる施設なので、時間と体力に余裕があればセットで訪れてみても良いでしょう。ただし、カップヌードルミュージアムも混雑しやすいので要予約のワークショップ等は事前に確認を。
他にも、江坂駅から大阪メトロで10~15分南下すれば梅田エリア(大阪市中心部)に出られます。梅田には子どもと行けるスポットが沢山ありますので、午後からそちらに移動して遊ぶのも一案です。例えば、梅田のキッズプラザ大阪(扇町駅)や大阪市立科学館(肥後橋駅)は、室内で科学体験やごっこ遊びができる大型施設として有名です。また、買い物ついでに梅田スカイビルの空中庭園に登って大阪の景色を眺めたり、水族館好きなら少し足を延ばして海遊館へ…など、選択肢は豊富です。ダスキンミュージアムで午前中を過ごし、午後は大阪観光へと繰り出せば、充実した一日になること請け合いです。
もちろん、小さなお子さん連れで遠出は大変という場合は、ダスキンミュージアムだけでも十分満足できます。併設のミスタードーナツで休憩しつつゆったり帰路につくのも良いでしょう。ご家族の体力や興味に合わせて、周辺でのプランも柔軟に検討してみてくださいね。
モデルコースの提案(例)
最後に、親子でダスキンミュージアムを楽しむためのモデルコース例をご紹介します。お子様の年齢や予約状況によっても変わりますが、ここではミスドキッチンの予約が無い場合と予約がある場合の2パターンを想定してみましょう。
★予約なしで訪れる場合(所要半日)
9:50 江坂駅到着。駅でお手洗い・水分補給を済ませておく。
10:00 ダスキンミュージアム開館と同時に入館。まずは1階ミスドミュージアムを見学開始。
10:00-10:50 ミスドミュージアムの展示をじっくり鑑賞。親子で歴代ドーナツやグッズを見ながら会話を楽しむ。
10:50 1階インフォメーション横でドーナツボールトッピング体験の受付開始を待つ。
11:00 ドーナツボールトッピング体験に親子で挑戦!3個のミニドーナツを選んでデコレーション。(体験後、その場で試食)
11:20 トッピング体験終了後、2階へ移動。
11:20-12:00 おそうじ館の展示・ゲームを親子で体験。モップがけゲームやダストバスターズでひと遊びし、掃除の歴史展示もさらっと見学。
12:00 館内を一通り回り終えたら1階へ降り、併設のミスタードーナツショップへ。
12:05-12:30 ミスタードーナツ江坂芳野町店で軽く昼食タイム。子どもは好きなドーナツとジュース、大人はドーナツ+コーヒーでほっと一息。
12:30 お腹も満たされたらお店を出てミュージアムを後にする。江坂駅方面へ歩き出発点に戻る。
(※午後は余裕があれば江坂公園で遊んだり、別のスポットへ移動してもOK)
★ミスドキッチン予約当選(午前の回)の場合(所要ほぼ1日)
10:00 開館に合わせ入館。インフォメーションで予約名を伝えて受付を済ませる。
10:15-11:45 ミスドキッチン体験プログラムに親子で参加。ドーナツ作りを存分に楽しむ。(体験中に写真撮影も忘れずに!)
11:45 体験修了。もらった認定カードやおみやげのエプロンを確認しつつ退出。
11:50 一旦館外へ出て、近くの飲食店でランチ休憩。子どもが動いてお腹ペコペコなのでガッツリ食べて英気を養う。
13:00 再入館。1階ミスドミュージアムの通常展示を見学開始。体験で奥に入っていたので、入口側の歴史展示やグッズを改めてゆっくり見る。
13:30 1階をひと通り回り終えたら、2階おそうじ館へ移動。
13:30-14:15 おそうじ館の展示・体験を楽しむ。ミスドキッチンで疲れているかもしれないので、子どもの様子を見つつ主要な体験だけ押さえる。
14:15 一通り見終わったら子どもが「もう一回○○やりたい!」と言った展示(例えばモップゲームなど)をリピート体験。
14:30 そろそろ帰る準備。子どもをトイレに連れて行き、ベビーカーや荷物をまとめる。
14:45 ダスキンミュージアムを退出。
15:00 江坂駅から電車に乗り、自宅(または次の目的地)へ向かう。
以上は一例ですが、ミスドキッチン参加の日はどうしても滞在時間が長くなりがちです。午後の回(14:00~)に当選した場合は、午前中におそうじ館だけ先に見学→昼食→午後体験→終了後少し展示残りを見る、といった流れになるでしょう。体験時間帯によって柔軟に順序を入れ替えてください。いずれの場合も、子どもの体力と機嫌を最優先にスケジュール調整することが大切です。休憩はこまめに取り、無理は禁物ですよ。
よくある質問(FAQ)
Q. 小さい子どもでも楽しめますか?
A. はい、基本的に未就学児から小学生まで幅広い年齢の子どもが楽しめます。モップがけゲームやドーナツのトッピング体験など、小さなお子さんでも参加できるコンテンツが多くあります。ただし、ドーナツ手づくり体験「ミスドキッチン」は安全面の理由から小学生以上が対象です(未就学児は参加不可)。それ以外の展示や遊びは年齢制限なく体験できますので、ご安心ください。実際に1歳のお子さんがモップがけゲームに挑戦して楽しんでいたという口コミもあり、小さくても雰囲気を味わえます。
Q. 入館料はいくらですか?
A. 入館は無料です。展示見学や体験コーナーで遊ぶのもすべて無料で楽しめます。ただし、ドーナツ手作り体験(ミスドキッチン)とドーナツボールトッピング体験は材料費等として有料となります(各1組1,800円、1回300円)。それ以外に費用はかかりませんので、安心して訪れてください。
Q. 所要時間はどのくらいですか?
A. 個人差はありますが、展示見学だけであれば約1時間程度で一巡できます。ドーナツ作り体験(約90分)に参加する場合や、子どもが体験コーナーで繰り返し遊ぶ場合は、合計で2~3時間見ておくとゆとりをもって楽しめるでしょう。半日あればミュージアム内を存分に満喫できます。併設のドーナツショップでの休憩時間なども含め、予定に余裕を持っておくと安心です。
Q. 予約は必要ですか?
A. ミュージアムの入館および常設展示の見学は予約不要です。開館時間中に直接行けば入れます。ただし、**ミスドキッチン(ドーナツ手づくり体験)のみ事前予約制(抽選)**となっています。参加を希望される方は公式サイトから応募が必要です。また、団体(大人数)で見学を予定する場合は、事前にミュージアムへ問い合わせをするとスムーズです。
Q. 写真やビデオ撮影は可能ですか?
A. はい、館内は基本的に写真・動画撮影が可能です。他のお客様の写り込みやスタッフの方への配慮(肖像権)を忘れず、マナーを守って撮影しましょう。お子さんの笑顔や体験の様子をぜひ記録に残してくださいね。ただし、フラッシュ撮影や三脚の使用は禁止されている場合がありますので注意しましょう。
Q. 食事や休憩はできますか?
A. 館内での飲食(持ち込み飲食)はできません。ただし、1階に併設されたミスタードーナツ店舗で購入した飲食物を、その店舗内のイートインスペースで召し上がることはできます。休憩はミュージアムを一度退出して取る形になりますが、再入館が可能なので館外でゆっくりランチをとって戻ってくることもできます。授乳やオムツ替えは1階多目的トイレで対応可能です。
Q. 駐車場はありますか?
A. 専用駐車場はありません。近隣に有料のコインパーキングがいくつかありますので、車で行く場合はそちらを利用してください。最寄り駅の江坂駅から徒歩10分程度とアクセスが良いので、電車など公共交通機関の利用がおすすめです。
Q. 混雑しやすいのはいつですか?
A. 土日祝や夏休み・冬休みなどの長期休暇期間中はファミリーで賑わう傾向があります。特に午前中から昼過ぎにかけて来館者が集中しやすいです。一方、平日や休日の閉館前の時間帯は比較的ゆったり見学できます。ミスドキッチン体験に当選している方の来館時間によって一時的に混み合うこともありますが、館内は分散して展示が配置されているため、極端に身動きが取れないほどの混雑になることはありません。小さなお子さん連れでゆっくり楽しみたい場合は、平日か休日の早い時間帯の来館がおすすめです。
まとめ
大阪・江坂にあるダスキンミュージアムは、親子で「掃除」と「ドーナツ」という一見異なるテーマを楽しみながら学べるユニークなスポットです。ミスタードーナツファンのご家族はもちろん、普段お掃除が苦手なお子さんにも新鮮な驚きと発見が待っています。無料でここまで充実した体験ができる施設はなかなか無いので、関西エリアで子どもとのお出かけ先に迷ったら是非候補に入れてみてください。
親しみやすい雰囲気の展示と親切なスタッフのおかげで、小さな子ども連れでも安心して過ごせます。親子の会話が弾み、「また来たい!」と思える素敵な思い出が作れることでしょう。ミスドキッチンへの参加は運も絡みますが、当選すれば一生ものの体験になるはずですし、外れても十分満足できる工夫が凝らされています。また、夏休みなどには子ども向けの特別イベントが開催される場合もあります。過去にはワークショップや期間限定の企画展示が行われたこともあるので、公式サイトの「お知らせ」ページを事前にチェックしておくと、より充実した訪問プランを立てられるでしょう。
ぜひ今回ご紹介した情報を参考に、ご家族でダスキンミュージアムを120%満喫してきてくださいね。帰り道には「おうちでもお掃除がんばろうね」「今度はお家でドーナツ作りごっこしようか!」なんて会話が聞こえてくるかもしれません。お子さんが夢中になって遊び学ぶ姿に、きっと大人も童心に返って一緒に楽しめるはずです。そんな時間こそ、家族の宝物ですね。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょう。 親子の笑顔あふれる大阪のプチ旅になりますように。それでは、いってらっしゃい!!
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