ひょうたん温泉

ひょうたん温泉
photo by @aputimes
日本で唯一ミシュラン3つ星を獲得した温泉。こちらでは、砂をかけて温まる「砂湯」や打たせ湯や滝湯に蒸し湯などバリエーション豊富な温泉がそろっています。また、食事ができる場所もあるので1日中楽しめるスポットですよ!

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ひょうたん温泉の基本情報


【スポット】ひょうたん温泉
【ふりがな】ひょうたんおんせん
【 住所 】大分県別府市鉄輪159−2
【アクセス】JR別府駅からバスで約20分、鉄輪バス停下車徒歩約5分
【最寄り駅】別府駅
【営業時間】8:00~1:00(最終受付24:00)
【 料金 】大人750円、子供320円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供


公式ページ

わくわくランド「ひょうたん温泉」

日本人のお風呂好きは、世界でも珍しいくらいと言われています。

そんな日本のお風呂で、ミシュラン観光ブックの三ツ星を4回も連続で獲得している温泉が「ひょうたん温泉」です。

温泉という素材にたくさんのオプションが加えられて、さらに楽しいリラックスの場所になっています。

大正11年に、愛妻家の順作が創業したのが始まりとされる楽しい温泉、別府を代表する「ひょうたん温泉」をご案内します。

入場料金:大人750円、小学生320円、幼児(4~6歳)210円、3歳以下無料
砂湯ご利用料:330円(18時以降:大人560円、小学生160円、幼児(4~6歳)110円 ※お得な回数券もあります)
家族風呂利用料
貸切露天「幕湯順作」、貸切内湯「マツさんの湯ここち」
基本料金:1時間2,150円(大人3名まで)
追加料金:大人1名500円、子ども1名200円、時間延長30分850円
※ただし、混雑しているときは延長できません。予約「マツさんの湯ここち」のみ電話での予約が可能です。
予約専用:0977-67-3010
利用予定の1週間前から予約可能です。
ロッカー168個、貸しバスタオル100円、タオル200円

「ひょうたん温泉」へのアクセス

自動車では
大分自動車道別府ICから車で約5分

電車では
JR別府駅からバスで約25分

フェリーでは
別府国際観光港からタクシーで約10分

飛行機では
大分空港からバスで約40分「別府観光港」下車⇒タクシーで約10分

駐車場
80台分

営業時間
9時~翌1時

休業日
基本的には無休ですが(4、7、12月に臨時休業あり)

「ひょうたん温泉」について

「ひょうたん温泉」が作られたのは、愛妻を思う順作の優しい気持ちが発端でした。

大正の頃に、順作の愛妻であるマツがリウマチになり、病気をなんとか癒してやりたいと考えた順作が温泉を掘り当てたことがはじまりでした。

マツのために順作は病気が癒えるようにと岩風呂をひょうたんの形に作りました。

これが現在もつづく「ひょうたん温泉」の由来です。

ひょうたんは順作が尊敬していた豊臣秀吉の旗印がひょうたんであったことから、順作は好んでひょうたんの形を採用したそうです。

順作の妻を思う気持ちの優しさと、ひょうたんをモチーフにするという遊び心は現在の「ひょうたん温泉」のあちこちに活かされています。

「ひょうたん温泉」の泉質

ナトリウム-塩化物泉(弱酸性低張性高温泉)

効能
神経痛、切り傷、火傷、婦人病に効果的。飲用すると慢性の消化器疾患に効きます。

入浴してはならない病気等(浴用禁忌病)
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、出血性疾患、高度の貧血、呼吸不全、腎不全、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(特に初期と末期)

「ひょうたん温泉」のお風呂

創業当初から残っている19本の瀧湯は「ひょうたん温泉」の中でも、男湯の名物のひとつです。

滝のように高所から流れ落ちる温泉は轟音を上げて落ちてきます。

瀧湯の横には木製のベンチが何台もあるので、ゆっくりと横になって瀧の音を聞きながら現前かけ流しの贅沢を味わえます。

・ひょうたんの形のひょうたん風呂
・ゴツゴツとした岩に囲まれた岩風呂
・ヒノキの香りもすがすがしいひのき風呂
・サウナのようなむし湯
・足裏を刺激しながらゆっくり歩行をする歩行湯

屋外には広々とした露天風呂があります。

たくさんあるお風呂の側には、ひとりひとりのペースで温泉が楽しめるようにベンチが設置されています。

ベンチでゆっくり休憩したり寝転んだり自由に過ごすことができます。

源泉は100度を超えるため、「ひょうたん湯」では源泉の効能はそのままにして、温度を下げてそれぞれの温泉に仕上げているので、ゆっくりと楽しむことができます。

露天風呂は昼と夜では雰囲気が違っています。夜には明るい月が眺められてまた一味違う温泉の顔になります。

「ひょうたん温泉」は一日ゆっくりと過ごして、昼と夜両方の良さを味わうこともできます。

女湯では、花がポットなどに植えこまれている雰囲気の良い露天風呂に、源泉がどどどっと流れ込む滝のようで、思わずみとれてしまいます。

大正11年に作られたひょうたん風呂が女湯の名物。この「ひょうたん温泉」の初めの一歩となったひょうたん風呂です。

瀧湯では日頃の肩こりや腰の疲れなどを瀧に打たれて癒します。さらにむし湯でお肌の調子を整えしっかりと温泉の成分を取り込みます。

どの温泉ももちろん、源泉かけ流しの贅沢なお湯です。女湯にも歩行湯や、外気の心地よい露天風呂があります。

「ひょうたん温泉」が特に女性におすすめなのは、その成分が美肌の湯としても知られているからです。

「ひょうたん温泉」の砂湯

「ひょうたん温泉」の楽しさはお湯だけではありません。

カップルや男女のグループが一緒に入ることができる砂湯があります。

おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお孫さんが入ったり、三世代で入ったりと家族で楽しめます。

楽しく砂をかけあって、ゆっくりと砂のあたたかさに包まれて、じんわりとデトックスするのも健康的です。

入浴料の750円に330円プラスするだけで砂湯を楽しめます。

砂湯の温度は中温と高温の二種類があり、選択できます。

「ひょうたん温泉」は砂湯のスペースがたいへん広いので、一度に40人までが入ることができます。

クラス会や女子会、町内会などいろいろな集まりで入れる砂湯です。汗を流して一緒に過ごす時は、より親近感の増す時間になります。

「ひょうたん温泉」の砂湯の入り方

砂湯に入る前に浴衣と紙パンツを着用します。砂湯を出て温泉に行く前によく砂をはらって、浴衣と紙パンツは備え付けのBOXに入れます。

砂湯のあとの温泉もまた、ほっこりと心地よいものです。家族風呂も充実しているのが「ひょうたん温泉」の良いところです。

14のタイプの温泉がすべて源泉かけ流しで、入るたびに新しい湯に入れ替えになっています。

コインタイマーの方式をとっていて、毎回一番風呂の心地よさです。

14全ての家族風呂にむし湯がついています。「幕湯 順作」は貸し切りの露天風呂で種類は4種類です。

「マツさんの湯ここち」は10種類になっています。10種類のうち内湯が8つ、露天風呂が2つで、どれも趣が違った作りになっていてカップルでも家族でも楽しく過ごせます。

マツさんの湯ここちの10種類の家族風呂は、利用日の1週間前から予約を受付けています。

「ひょうたん温泉」では源泉かけ流しのお湯がどのお風呂でも使われています。

源泉が100度であるため、この温度を水で薄めたりせずに下げるために「湯雨竹(ゆめたけ)」という装置を利用しています。

これによって、源泉の純度をそのままに入浴にふさわしいお湯の温度に変換することができています。

これは竹を使っている装置で、100度の源泉を47度に下げるのに数秒という優れたものです。

お客を思う心がこの装置の発明につながっているそうです。

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