一蘭の森
一蘭の森の基本情報
【スポット】一蘭の森
【ふりがな】いちらんのもり
【 住所 】福岡県糸島市志摩松隈256−10
【アクセス】JR筑肥線 筑前前原駅 タクシー約20分
【最寄り駅】筑前前原駅
【営業時間】10:00~22:00(最終入場21:00)
【 料金 】入場無料(飲食代別途)
【クーポン】公式サイトにて割引クーポンを配布中
一蘭の森
が含まれる観光マップ
一蘭の森のアクセス・施設案内。「一蘭の森」ってどんなとこ?
「一蘭の森」の概要
福岡って、美味しいものは多いんだけど、観光するところが全然ない…。そんな風に思う旅行者は多いのではないでしょうか。
そんな福岡ですが、強いて言えば糸島ならドライブに最適です。そこで、今回は福岡県糸島市にある「一蘭の森」の工場についてご紹介します。
今や全国チェーンと言っても過言ではない一蘭ですが、一番メイン以外のラーメンを注文したことはありますか?
地元でも食べられると思いがちですが、流石は自社工場、ここでしか食べられない工場限定のラーメンを多数ご用意。
ラーメン好きなら誰でも行ってみる価値ありです。
「一蘭の森」とは?
言うまでもなく博多のとんこつラーメン店「一蘭」の自社工場です。
HPを見ると、一日約九万食分の麺の生産量を誇ります。
施設は「音と光の茶庭」、「美味しいラーメン生産工場」、「とんこつラーメン博物館」、「お食事処」、「おみやげ販売処」の5つの異なるセクションで構成されています。
「一蘭の森」データ
所在地:福岡県糸島市志摩松隈256-10
TEL:092-332-8902(店舗へのお問い合わせはこちら)
営業時間:10時~21時、年中無休
駐車場:普通車594台、大型車対応6台、バイク27台(7月30日現在)
料金:入場料無料(飲食代はかかります)
「一蘭の森」の行き方(アクセス)について
「一蘭の森」は公共交通機関で行くにはすこし難しい場所にあるため、車で行くのがベスト。
糸島市の山の上に位置しているため、ICから少しドライブを要します。
福岡高速1号線石丸/福重ICから約30分です。
九州では福岡市内の都市部以外は交通網が発達しておらず、地元民はどこに行くにしてもほぼ100%車で動きます。
そのため、湯布院・別府・阿蘇など、その他の観光地を回る場合でも、必ずレンタカーを借りることをお勧めします。
どうしてもレンタカーが難しい場合、「一蘭の森」の最寄駅はJR筑肥線の筑前前原駅、そこからはタクシーに15分間乗れば着きます。
「一蘭の森」のおすすめエリア
音と光の茶庭
竹やぶとクローバーで緑あふれる庭園。施設全体の敷地は東京ドーム2個分、そのうち半分(東京ドーム1個分)を茶庭が占めています。
広さも自慢の、自然豊かで癒しの環境がこのエリアです。一般的な芝生ではなく、可愛らしいクローバーが地面一面に生えているのは一蘭の森以外であまり目にすることはないため、ゆっくり散策して楽しむことができます。
5月になるとここに白い花が咲き、より一層楽しめます。茶庭で一番のおすすめポイントは日没後30分すれば始まるライトアップ。ライトアップはワンドリンク制です。
ドリンクやデザートを食べながら、カラフルな光が音と連動する光景を鑑賞できます。
美味しいラーメン生産工場
麺、スープ、チャーシューそれぞれの工程、品質管理などの工程を見学できます。
一蘭は秘伝のタレなどの企業秘密が多いため、製造過程をチラ見する感じです。
製造工程がなんとなく分かったところで博物館に進みます。
とんこつラーメン博物館
施設内で一番読み物が多いエリア。大好きなとんこつラーメンの発祥や日本全国のご当地ラーメンマップをながめ、今度はどのラーメンを食べてみようかと想像を膨らませるのも楽しい。
何よりも一蘭のラーメンへのこだわりについて学べます。一番面白いのが意外とこのエリアで、順路をどんどん進むと、一蘭に訪れた有名人のサインが大量に飾ってあり、写真を撮ることもできます。
野球選手やジャニーズ・アイドル、K-POPスターなど、あらゆる業界の有名人が訪れているようで、「一蘭の森」に来る人すべてがそれぞれの好きな有名人のサインを探そうと、長居してしまうセクションとなっています。
おみやげ販売処
何のサプライズもありませんが、一蘭のラーメンを買って帰れます。
インスタントのとんこつラーメンだけと思いきや、以外と時間をかけてお土産選びができるショップです。
いくつもの種類のラーメンを買って帰り、家で味比べをするのも良いですし、近所の店舗で食べるから良いという人には記念のためマグネットや缶バッジなどの雑貨も用意されています。
お食事処
「お食事処」には昭和10年代、20年代、30年代をそれぞれイメージした店舗と、天然とんこつラーメン味集中カウンターの4つのエリアがあります。
昔ながらのレトロな雰囲気溢れる3つの店舗では、工場の食事処にしかないテーブル席で、連れと向かい合って食事ができ、味集中カウンターでは、一般の店舗同様の仕切りのあるカウンターで、一般の店舗でも食べられる天然とんこつラーメンの味に集中しながらいただけます。
注文は一般の店舗のように紙に麺の硬さ、こってり具合、ネギの種類などの好みを書いて店員さんに渡します。
また、一般の店舗とは違ってニックネームを書く欄があり、ラーメンが出来上がって運ばれてくるとそのニックネームで呼ばれるという楽しいシステムです。
メニューも充実。お食事処にはラーメンだけでなく「釜だれとんこつ焼き豚皿」という焼き豚だけのメニューもあり、ガッツリ好きにはたまらない。店舗だけでは味わえない、「一蘭の森」ならではのグルメも体験できるのがこの施設の最大のメリットです。
行ってみた感想
「一蘭の森」に遊びに行って、ラーメンの味の他に嬉しかったのが施設の料金。
博物館やお食事処の充実度にも関わらず、なんと施設入場料が無料。
ラーメンは福岡市内の長浜付近で食べるようなラーメン屋さんより少し高いものの、入場料を考えるとかなりリーズナブル。
遊びたいけど出費を抑えたい私にはぴったりの施設でした。
遠方から公共交通機関で来られる方は少し大変かもしれませんが、福岡市内に宿泊する(あるいは既に住んでいる地元民)ならアクセスはかなり良いと思いました。
福岡市より南の市から出発しても、高速だと1時間もあれば着きましたので時間を短縮したければ高速で行けば良いし、ドライブがてらと思って下道を通っても気になる遠さではありませんでしたので、楽しい遠出が出来る位置にある施設です。
これから行く人への注意点
注意点として、季節を選んで行くとより楽しめると思います。私が「一蘭の森」に行ったのは12月末だったため、寒くて「音と光の茶庭」をあまり満喫できませんでした。
もう少し暖かい季節、春か秋が良いかなと思いました。前述しましたが、茶庭に花が咲く5月ごろが良さそうですね。
「一蘭の森」は博物館エリアや工場などの屋内エリアがありますが、こちらは所要時間が短く、早く見終わってしまうため、屋外をしっかり楽しめる季節をおすすめします。
また、茶庭のクローバー畑は夏の間蚊が多そうなので、長ズボンを履いたり、虫よけスプレーをしておいた方が良さそうです。
地元民が何度行っても楽しめるエリアがお食事処ですが、前回行ったときは失敗してしまいました。
糸島と言えば海の方で海鮮丼や、冬場なら牡蠣小屋が一番人気です。一方で「一蘭の森」を存分に楽しみたければ、出来る限りお腹を空かせた状態で行く必要があります。
海の方とこちら「一蘭の森」を一日に詰め込む場合そうは行きませんので、日にちを分けて、ラーメンならラーメンだけで楽しむことをお勧めします。
まとめ
いつ行っても楽しい工場見学ですが、より楽しむポイントを挙げるとすれば2つに絞られます。
・過ごしやすい季節に行くこと
・お腹を空かせて行くこと
いかがでしたか?福岡市内からもアクセス良好な「一蘭の森」。
街中の店舗では味わえない一蘭の自慢の味を食べに一度行ってみてはいかがでしょうか?
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