LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館

LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館
photo by @yuuuuumyk106
西海岸最大の美術館、ロサンゼルス郡美術館(通称:LACMA)は、ダウンタウンとビバリーヒルズの間にあります。ギリシャの彫刻からルネッサンス時代の絵画、エジプトのピラミッドからでたミイラの棺桶やアフリカの各種民族の装飾品など世界中の文化・歴史を堪能することが出来る総合美術館です。日本館もあり、土器や浮世絵から現代美術まで幅広く展示されています。入り口付近の白い電柱はフォトジェニックです。

LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館
photo by @melo_stagram

LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館
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LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館の基本情報


【スポット】LACMA ラクマ/ロサンゼルス・カウンティ美術館
【ふりがな】らくま/ろさんぜるす・かうんてぃびじゅつかん
【 住所 】5905 Wilshire Blvd, Los Angeles, CA 90036
【アクセス】メトロバス20番線、720番線でWilshire Blvd & Fairfax Ave下車すぐ
【最寄り駅】Wilshire/Fairfax駅(メトロパープルライン、2024年開通予定)
【営業時間】月・火・木:11:00~17:00、水:休館日、金:11:00~20:00、土・日:10:00~19:00
【 料金 】一般:25ドル、シニア(65歳以上):21ドル、学生(18歳以上):16ドル、17歳以下:無料
【クーポン】公式ウェブサイトで特定の展示会の割引クーポンが提供されることがあります


公式ページ(英語)

インスタで話題!ロサンゼルスカウンティ―美術館(LACMA)の見どころ、アクセス、周辺観光スポットを紹介

LACMAとはどんな場所?

LACMAとはLos Angeles Museum of Art(ロサンゼルスカウンティ―美術館)の略称で、アメリカ西部最大規模の美術館として知られています。広大な敷地の中には建物が7棟入り、古今東西の様々なアートの巨匠の作品を見ることができます。

また、ロサンゼルスというラテン系人口の割合が多い土地柄、ラテン系のアート作品の展示も大変充実しています。もちろん、ラテン系のアート作品に留まらず、その他の世界中の様々なアート作品を見ることもできます。後ほど改めて解説しますが日本のアート作品を見ることもできます。

LACMAの見所

広大な敷地をもつLACMAですが、実際にどのような見所があるのでしょう。

Ahmanson Building

LACMAの原点になったと言えるであろう建物がAhmanson Building(アーマンソンビルディング)で、ここからLACMAは拡張していきました。アーマンソンビルディングで展示されているアート作品は中世から現代にかけての西洋アートになります。

中世のヨーロッパにおける宗教アートから、印象派、そしてモダンアートまで数々の幅広いジャンルの作品を展示しています。ゲルニカという作品で知名度の高いピカソの作品もこのアーマンソンビルディングで見ることができます。

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It was a big puppy.

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Art of the Americas Building

せっかくアメリカに来たのだからアメリカらしいアート作品を見たいと考えている方も多いことと思います。そんなニーズにこたえてくれるのがArt of the Americas Buildingです。こちらで取り扱っているアート作品は建物の名前にある通り、アメリカ大陸の様々なアート作品で、南北アメリカの両方が含まれています。

例えば、メソアメリカ時代の古代文明の遺品やスペイン統治下(ロサンゼルスを含む現在のカリフォルニア州はスペインによる植民地支配を経験しているため)で発展したアート作品などと、これまで考えもしなかったような視点でアメリカをみることができます。

また、ロサンゼルスのラテン系が多い土地柄、ラテンアメリカに焦点をあてた作品も多く展示されているのが特徴です。

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Mi día con Frida 🌞

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BCAM

BCAMとはBroad Contemporary Art Museumの略称で、ロサンゼルス市内の行列のできる美術館として知られるThe Broadの運営者の寄付によって建てられました。BCAMで展示されている作品は名前にもある通り、コンテンポラリーアートで、アーティストの多くがラテン系です。ここでも同様にロサンゼルスのラテン系人口の多い土地柄を垣間見ることができます。

Pavilion for Japanese Art

冒頭でLACMAでは日本のアート作品も見ることができると先述しました。実はLACMAの建設を主導したジョー・プライス氏が実は日本画の収集家で、さらには日本のアートに展示を特化させたPavilion for Japanese Artという建物まで建設することになりました。言い換えるとこれはすなわち日本館です。

日本のアートに特化しているとはいってもどこまで特化しているのかということなのですが、日本にいるのかというほどの充実ぶりです。古ければ縄文時代、そして屏風、さらには現代アートまでと大変幅が広いです。


https://twitter.com/ShibasakiTomoka/status/1256491919502237696

インスタ映えすると話題の屋外展示は必見

LACMAの見所は必ずしも屋内の常設展や企画展だけにとどまりません。建物が多いために全てコンプリートしたい気持ちも分かりますが外にも目を配ってみるとそこにもアート作品があります。

クラシックな街灯が何本も密集して並ぶオブジェや巨大な岩のようなオブジェなどと、遊び心を感じられる作品を見ることができます。こちらは営業時間とは関係なく好きな時間帯にみることができ、特に街灯のオブジェについては夜間がきれいに見えます。

観光するときの注意点

観光するときの注意点は1点です。敷地が大変広いので観光に使う時間は多めに確保しておきましょう。全ての建物をまわるのであれば最低でも半日を確保することを推奨します。

もしくは興味のあるジャンルの展示にあらかじめ的をしぼってから行くのであれば場合によっては半日以下でも済むでしょう。特に滞在日程が短い場合などです。

LACMA周辺のおすすめ観光スポット

LACMAをまわりきるのにも時間がたっぷりほしいところですが実はLACMA周辺にも魅力的なスポットがたくさんあります。時間が許せばそのスポットにも寄り道したいところです。全部は紹介しきれないので特に興味深いスポットを厳選して紹介していきます。

リトルエチオピア

アメリカは多民族国家、そしてロサンゼルスはラテン系人口の比重が大きい地域ですが彼ら以外にもたくさんの民族が集まっています。そんなロサンゼルスですが、LACMAの近くにリトルエチオピアというエチオピア人が集まる移民街があり、そこはグルメスポットとしても有名です。

エチオピア人街だからこそ味わえる本格的なエチオピア料理を味わえる店が集まって腕を競っています。日本人にはあまりなじみのない料理ですが、ここでは予約がなかなかとれない店も多いので実力は色紙付きです。

この界隈で歴史が長いのはRosalind’sという店になり、三角春巻きのようなサモサや煮込み料理、エチオピアのローカルビールなどを楽しめます。

基本情報

営業時間:11:00-23:00(月―木曜日)、11:00-25:00(金―日曜日)
定休日:不定休
住所:1044 S. Fairfax Los Angeles, CA
予算:ロサンゼルスの平均的な食費から鑑みて1000~4000円前後

LACMAへのアクセス

公共交通機関を使う場合はウィルシャー(Wilshire)/フェアファックスアベニュー(Fairfax ave.)バス停が最寄になります。ユニオンステーションからはメトロシルバーラインでGrand/5thまで乗車し、そこからメトロラピッドの720番バスサンタモニカ行きに乗車します。所要時間は合計40分前後です。

LACMAの基本情報

それではLACMAの基本情報についてまとめましょう。

名称

:LACMA (Los Angeles County Museum of Art)

読み方

:らくま(ろさんぜるす かうんてぃー みゅーじあむ おぶ あーと)

営業時間

:11:00-17:00(月・火・木曜日)
11:00-20:00(金曜日)
11:00-19:00(土・日曜日)

定休日

.:水曜日

クーポン

:メトロパスの提示で2ドルの割り引き
          学生(18歳以上)と65歳以上はID提示で4ドル割引
          13-17歳は15ドル割引
          12歳以下は無料

まとめ

これまでLACMAに見所や周辺のおすすめスポットについて紹介してきました。アメリカで日本美術に特化した区画ができるとはそれほど日本美術が評価されているということなのでしょうか。LACMAは広大でみるものがいっぱいあるのでじっくり時間をとりながら楽しんでくださいね。

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