横浜子連れランチにおすすめ!インターコンチネンタルホテル「オーシャンテラス」ランチビュッフェ体験レポ

横浜で子連れランチにぴったりのホテルビュッフェをお探しの方へ、みなとみらい地区にあるヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル(横浜インターコンチネンタルホテル)のブッフェ・ダイニング「オーシャンテラス」は要チェックです。私たち家族(夫婦と6歳)は週末に横浜インターコンチネンタルホテル内のオーシャンテラスでランチビュッフェを体験してきました。実際の体験談を交えながら、料理内容、子ども向けメニュー、サービス、設備、予約方法、アクセス、周辺施設など、未就学児~小学生の子供と一緒にオーシャンテラスのランチビュッフェを思い切り楽しむためのポイントを徹底解説します。

横浜みなとみらいの海を眺めながら家族で美味しいホテルブッフェを満喫したい方はぜひ参考にしてください。それでは、横浜で人気のホテルビュッフェ「オーシャンテラス」の魅力を詳しく見ていきましょう!

横浜エリアで「ホテルブッフェに行きたい」となれば必ず候補に挙がる存在で、週末は家族連れをはじめ多くのゲストで賑わいます。それでも広々とした店内と行き届いたサービスのおかげで、子連れでも快適に過ごせると評判です。

オーシャンテラスとは?横浜みなとみらいの人気ホテルビュッフェ

「オーシャンテラス」は、横浜みなとみらいの象徴ともいえるヨットの帆の形をしたヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの1階にあるブッフェレストランです。店内は一面がガラス張りで、横浜港を一望できる開放的な空間が広がっています。明るい日差しとともに港の景色が楽しめるため、ランチタイムには特に人気が高く、横浜エリアでも指折りの評判を誇るホテルビュッフェです。

オーシャンテラスでは朝食・ランチ・ディナーの全時間帯でブッフェが提供されています。私たちが訪れたランチブッフェは90分制で、11:30から15:00まで好きな時間に入店可能(最終入店15:00)です。料金は時期やプランによって変動しますが、平日ランチは大人1名あたり5,000円台、子供(5~12歳)は2,000円台が目安(税込・サービス料込)で、土日祝は大人料金がややアップします。子供料金は小学生まで適用され、4歳以下の未就学児は無料なのも子連れ家族には嬉しいポイントです。他の横浜のホテルブッフェでは3歳以下無料という場合が多い中、4歳まで無料なのは良心的に感じます。

店内は約200席と席数も多く、全席禁煙なので小さな子供連れでも安心です。広々とした空間にテーブルがゆったり配置されており、ベビーカーや幼児連れでも窮屈さを感じません。実際に訪れた際も、子連れファミリーからご年配まで幅広い層のお客さんが利用しており、高級ホテルながら子供同伴でも気兼ねなく利用できる雰囲気でした。

また、シェフが目の前で調理を披露するオープンキッチンを備えており、出来立ての料理をライブ感とともに楽しめるのも特徴です。季節ごとにテーマが変わるフードフェア(例: ◯◯フェア、地域食材フェアなど)が開催され、インターコンチネンタルホテルならではの世界各国の料理や趣向を凝らしたメニューが並びます。横浜港の絶景とともに、五感で楽しむグルメ体験ができる贅沢なブッフェと言えるでしょう。

ちなみに、横浜市内の他ホテル(例:横浜ベイシェラトン、ハイアットリージェンシー横浜など)のランチブッフェ料金と比べても、オーシャンテラスの休日ランチは比較的お手頃な設定です(他ホテルでは土日5,000~7,000円台後半のことも)。その意味でも、料理・景色ともに満足度が高くコスパに優れたブッフェと言えるでしょう。

豊富な料理内容とランチブッフェのメニュー

さすが国際的なインターコンチネンタルホテルだけあり、常時50種類近い料理が並ぶ和洋中エスニック問わずバラエティ豊かなメニューが揃っています。前菜コーナーには色とりどりのサラダや海の幸・山の幸を使った冷製オードブルが並び、一皿一皿がまるでホテルのレストランコース料理のように美しく盛り付けられていました。チーズや生ハムのコーナーもあり、自分でカットして取れる数種類のチーズや新鮮なプロシュートなどが用意されていたのには驚きました。和食系の前菜やマリネ、洋風のキッシュなど、オードブルだけでも品数豊富です。

シェフが目の前で取り分けてくれるローストビーフ。じっくり焼き上げたお肉はホテルブッフェとは思えないクオリティです。

温かいメイン料理も充実しています。取材時にはビーフやチキン、魚介を使った料理がずらりと並び、ローストビーフやグリル料理はシェフがその場で切り分けて提供してくれるスタイルでした。特にじっくり焼き上げたローストビーフは肉質が柔らかくジューシーで、家族全員おかわりしたほどの美味しさでした。また、ライブキッチンではシェフが季節ごとの特別メニューを実演しており、私たちが利用した時は「そば粉のガレット(チーズと生ハム添え)」や「丸鶏とリンゴのロースト(ノルマンディ風)」といったユニークな一品が目の前で調理されて提供されました。こうしたライブ感のあるサービスに子どもも大人も興味津々で、出来立てアツアツの料理をいただけるのは嬉しいポイントです。

さらに、時期やフェアによってはお寿司コーナーが登場することもあります。板前さんがカウンター越しに握ってくれる握り寿司は、ホテルブッフェとは思えない本格的な味わいでした。マグロやサーモンなど子どもにも人気のネタもあり、我が家では普段お寿司に目がない夫婦揃って大興奮。おかわり自由とあって何度も列に並んでしまいました。

ご飯ものとしてはホテル特製カレーやハヤシライス、ピラフなどもあり、香り高いホテルメイドのカレーは「やっぱりホテルカレーは格別!」と感じる逸品です。麺類ではパスタ料理が日替わりで用意されていたり、スープはクリームスープや季節のポタージュが用意されていて、ほっとする優しい味わいでした。中華の点心(シュウマイや春巻き)などもあり、幅広い層の好みに応えるラインナップです。

ホテル専用オーブンで焼き上げる自家製パンの数々。クロワッサンやデニッシュなど香ばしいパンの香りが広がります。

パン好きの方にもたまらないのが、自家製パンのコーナーです。店内のオーブンで焼き立ての各種パンやデニッシュが常時並んでおり、クロワッサンからフルーツデニッシュ、ロールパンまで種類豊富。サクサクふわふわの焼き立てパンは香りも良く、そのまま食べても美味しいですし、料理と合わせても◎。子どもにも食べやすいサイズのパンも多いので、小さな子でも自分で取って楽しんでいました。

そして、最後に忘れてはならないのがデザートコーナーの充実ぶりです。ケーキ各種(ショートケーキ、レアチーズケーキ、ブラウニー、ティラミスなど)が一口サイズで食べやすく用意されているほか、プリンやゼリー、季節のフルーツも色鮮やかに並んでいます。中でも私が感動したのは、高級ソフトクリームとして知られる**「クレミア」**の食べ放題!コクのあるプレミアムソフトクリームがカップで提供され、自分で好きなだけ注げるのです(希望すればスタッフがサーブしてくれます)。クレミア好きの私としてはまさに天国で、濃厚な味わいに息子もニコニコ。さらに、そのクレミアを添えた焼きたてアップルパイなど、贅沢なデザートも用意されており、甘いもの好きの子どもたちは夢中でスイーツを堪能していました。私もついつい欲張ってお料理を2~3度おかわりし、最後はお腹がはち切れそうに…(ブッフェあるあるですね)。それでも「デザートは別腹!」とばかりにケーキまでしっかり平らげ、家族全員大満足でフィニッシュできました。

なお、ドリンク類については、ブッフェ料金に**コーヒー・紅茶(ホット/アイス)**が含まれており、注文すれば席まで持ってきてもらえます。食後に景色を眺めながらゆっくりお茶を楽しめるのは嬉しいサービスです。ジュースや炭酸飲料などのソフトドリンクは別料金になりますが、必要であればその場でオレンジジュースなどを追加オーダーできます(小さなお子さんにはお水を用意してもらえました)。

子どもは何を食べられる?キッズ向けメニューの満足度

ファミリーで訪れる際に気になるのが「子どもが喜んで食べられるメニューがあるか」という点ですよね。結論から言うと、オーシャンテラスには特別なキッズメニュー専用コーナーはありません。キャラクターの形をした料理やいわゆるお子様ランチ的なメニューの用意はありませんが、その代わり大人と同じブッフェ台から子どもが食べられる料理を自由に選ぶスタイルになります。

小学生くらいのお子さんであれば、先述したカレーやパスタ、ピラフ、寿司、グリル料理の一部など、大人と一緒に楽しめるメニューがたくさんあります。実際、周りを見ても小学生くらいの子はお皿いっぱいに好きなものを取って嬉しそうに食べていました。我が家の6歳息子も、パンやフルーツ、プリン、そして何よりソフトクリームに大喜びで、自分から「おかわり!」と言って取りに行きたがるほどでした。

一方、未就学の幼児、とくに1~3歳くらいの子だと、味付けが本格的すぎたり食感が大人向けだったりして、食べられるものが少ない可能性があります。実際、2歳前後のお子さん連れのご家庭では、パンやスープ、白ごはん(ハヤシライスのご飯だけ)、チーズやクラッカーなど比較的シンプルなものを中心に取り分けている様子でした。我が家でも2歳頃に訪れた際は、息子はテーブルにあったクラッカーとチーズばかりつまんで「自分パーティー」をしていた記憶があります(笑)。このように、幼児にはやや大人向けのメニューが多い印象ですが、その分4歳以下は無料なので「ほとんど食べられなくても損しない」という点では助かります。

とはいえ、パン・フルーツ・シンプルな味付けの料理など何かしら子どもの口に合うものは見つかるはずですから、あまり心配しすぎなくても大丈夫でしょう。離乳食が必要な赤ちゃん連れの場合は、市販のベビーベードやお粥を持ち込んでいる方も見受けられました。スタッフにお願いすればベビーフードの温めや、お湯の提供もしてもらえるので安心です。実際、我が家でも赤ちゃん連れで利用した際には、小分けパックのお粥を持参して温めてもらい、周囲に気兼ねなく赤ちゃんに食事をさせることができました。

なお、入店前に子どもにおにぎり等を少し食べさせておくと、「お腹すいた!」と騒がれる心配が減り、親も落ち着いてブッフェを楽しめるでしょう。

総じて、オーシャンテラスの料理は全体的に大人向けの洗練された味付けが多い印象ですが、その中にも子どもが食べられるメニューは十分にあり、特にデザート類は小さな子から大きな子まで大人気でした。子ども用メニューのコーナーが無いものの、家族みんなで同じ料理を楽しめるという点で満足度は高いと感じました。子どもにとっても「ちょっと背伸びしたごちそう」を味わえる良い機会になるかもしれません。

スタッフの対応と子連れサービスの充実

高級ホテルのレストランというと子連れでは肩身が狭いのでは…と心配になる方もいるかもしれません。しかし、オーシャンテラスのスタッフの皆さんは非常にホスピタリティが高く、子どもにも笑顔で丁寧に対応してくれました。入店時には「ベビーカーでお席まで行かれますか?」「お子様用のイスはご利用になりますか?」と声を掛けてくださり、私たちの場合は幼児用のハイチェアをお願いしました。しっかりとしたベルト付きの木製ハイチェアで、3歳の娘も安定して座れました。

また、テーブルにつくと既に子供用のプラスチック製取り皿とスプーン・フォークのセットが用意されていて感激しました。こちらからお願いしなくても子連れ客にはあらかじめ子供用食器を準備してくれているようです。さらに、料理を取る際に使う使い捨て手袋も、大人用だけでなくキッズサイズの小さな手袋まで用意されていました(さすがに2歳児には少し大きめでしたが、その心遣いが嬉しいですよね)。ドリンク用のコップも通常はガラス製ですが、「割ると危ないので…」とお願いすると快くプラスチック製カップに替えてくださったりと、細かな配慮が行き届いていました。

ブッフェ台で料理を取っている間、スタッフさんが娘に「これおいしいよ」と優しく話しかけてくれたり、皿を持って歩くのを手伝ってくれる場面もあり、子どもも緊張せずに過ごせました。店内は基本セルフサービスですが、スタッフは常にフロアを巡回しており、空いた皿はすぐに下げてくれるのでテーブルが散らからず助かります。コーヒーや紅茶のお替わりが欲しい時も、近くにスタッフがいるのですぐ声をかけられました。忙しい時間帯でも笑顔を絶やさずテキパキと対応している姿はさすがでした。

さらに、入口に数段の段差がある際にはスタッフがベビーカーの上げ下ろしを手伝ってくれるなど、物理的なサポート面も万全です。私たちが帰り際に娘がぐずって抱っこをしていたら、すかさず別のスタッフさんがベビーカーを畳んで出口まで運んでくださるなど、とても親切にしていただきました。

全体的に、スタッフの対応は「フレンドリーで親しみやすい」というより、洗練されスマートな一流ホテルらしいサービスという印象です。しかし決して堅苦しすぎることはなく、終始気持ちよく過ごせました。事前にお願いしておけば離乳食の温めやアレルギー対応なども可能とのことで、ゲストのニーズに柔軟に応えてくれる頼もしさがあります。「子連れだから肩身が狭い」どころか、むしろ至れり尽くせりのサービスに「またぜひ利用したい」と感じられる対応でした。

なお、衛生対策として入店時の手指消毒や、料理を取る際の使い捨て手袋着用が義務付けられていました。各テーブルに人数分の手袋とマスク用ケースが用意されており、スタッフから最初に丁寧な説明があります。子ども用の小さな手袋もあり、家族皆で安心してブッフェを利用できました。

店内の雰囲気と横浜港を望む抜群の景色

横浜港を一望できるガラス張りの店内。明るい昼間は開放感抜群です。夜はしっとり落ち着いたムードに。

オーシャンテラスの店内は、天井まで届く大きなガラス窓に囲まれ、明るく開放的な雰囲気です。白とブルーを基調にしたマリンテイストのインテリアで統一され、船をイメージした上質な設えはとてもおしゃれ。全体的に落ち着いた空気が流れており、訪れた日も騒々しさは全く感じませんでした。客層も幅広いですが、小さな子連れ家族も何組か利用していて、皆さん穏やかに食事を楽しんでいました。席と席の間隔もしっかり確保されているので、子ども連れでも周囲を気にしすぎずに過ごせますし、ベビーカーで通路を移動する際も余裕がありました。

座席の配置はテーブル席が中心ですが、一部壁側にはソファシート(ベンチシート)も用意されています。我が家は今回は窓際のテーブル席に案内してもらいました。ガラス越しに横浜港が間近に見える絶好のポジションで、大人はもちろん子どもも「船が見えるよ!」と大喜び。ただ、ブッフェ料理台から一番遠い位置でもあったため、小さい子連れの場合は料理を取りに行きやすい席をリクエストするのも一つの手だと感じました。もしお子さんを交代で見守りながらお料理を取りに行く必要がある場合、中央付近や通路側の席だと行き来がスムーズで便利です。一方、景色を優先したい方はぜひ窓側席がおすすめですので、予約時に「窓側希望」と伝えてみると良いでしょう(予約状況によりますが、当日案内時に希望を聞いてもらえることもありました)。

横浜港の景色は時間帯によって表情を変えます。ランチタイムの明るい時間帯であれば、大さん橋方面の海に行き交う船やベイブリッジまでを望むことができ、港町・横浜ならではの爽快な景色が楽しめます。運が良ければ豪華客船が停泊している様子が見られることもあり、子どもも窓の外に釘付けでした。夜になると、窓の外には真っ暗な海が広がり、遠くにベイブリッジやハンマーヘッド(客船ターミナル)の灯りが点々と輝く程度ですが、その分店内は照明が落とされて落ち着いたロマンチックなムードに包まれます。観覧車などみなとみらいの華やかな夜景は角度的に見えませんが、「夜景よりご飯派」のお子さんなら問題ないでしょう。むしろ小さなお子さん連れであれば、外の景色が見える明るい昼の時間帯がおすすめかもしれません。実際、我が家でも幼児連れでのディナー利用時に暗さを怖がってしまったことがあったので、それ以来ランチタイムを選ぶようにしています。

なお、店内には個室(セミプライベートルーム)が2部屋用意されています。窓側・入口側にそれぞれ1室ずつあり、大人数での会食やお祝いの席に利用可能です(利用は大人15名以上、別途室料が発生)。通常の席でも十分に余裕がありますが、親戚一同など大勢で子連れランチをする場合は個室を検討してみても良いでしょう(子連れ利用については予約時に相談可能です)。

また、店内には心地よいピアノ曲のBGMが静かに流れており、子どもが少し声を出してしまっても響きすぎない絶妙な音量です。静まり返っているわけではないので、小さな子ども連れでも過度に緊張せずに過ごせました。

上質で落ち着いた空間ながら、決して子連れに不向きということはなく、むしろ家族で贅沢な時間を共有できる雰囲気がオーシャンテラスにはあります。子どもたちも周囲の穏やかな雰囲気につられてか落ち着いて食事を楽しんでくれて、親としても安心して過ごせました。

予約方法と混雑状況

オーシャンテラスは非常に人気の高いブッフェのため、特に土日祝のランチタイムは事前予約がベターです。予約はホテル公式サイトや電話のほか、「一休.comレストラン」や「OZmall(オズモール)」などのグルメ予約サイトからも可能です。予約サイト限定でお得なプランが用意されていることもあり、例えば早期予約割引プランを利用すると通常料金より割安になったり、乾杯ドリンク付きプラン窓側席確約プランなどユニークな特典付きプランも販売されています。私たちも利用の10日前までに予約するとディナー料金が割引になる早割プランで申し込み、お得に楽しむことができました。公式サイトでは空席状況の確認もできますし、もちろんホテルに直接電話で問い合わせることもできます。

どのくらい前に予約すべきかですが、土日祝であれば少なくとも1~2週間前、繁忙期(GWやお盆、クリスマスシーズンなど)は1ヶ月前には予約しておくのが安心です。実際、週末ランチを計画して一休.comで見たところ、直前だと希望時間はほぼ満席になっていました。平日であれば比較的直前でも空きがあることもありますが、それでも予約しておいた方がスムーズに案内してもらえます。当日飛び込みで行って待つことも不可能ではありませんが、人気日程ではウェイティングになる可能性が高いでしょう。

混雑状況の傾向

混雑の傾向としては、週末・祝日のランチタイムはほぼ満席と思って間違いありません。私たちが訪れた11月の祝日ランチも、開始時間から30分ほどで全席が埋まる盛況ぶりでした。特に12時~13時台はピークで、ブッフェ台にもそれなりに列ができます。とはいえ座席数が多く料理の供給も早いため、多少混んでいても料理が取れない・席が窮屈という印象はありませんでした。開店直後の11:30〜12:00頃に入店すると比較的余裕があり、料理もできたてで狙い目です。一方、14時以降の遅めの入店だと人は落ち着いてきますが、料理が品切れになったり閉店時間まであまり余裕がなかったりする可能性もあるので注意しましょう。

平日のランチタイムは週末ほど混み合いませんが、それでもママ友ランチや観光ついでの利用などで一定の賑わいがあります。ディナータイムはランチに比べると子連れ客は少なめで、平日は空席が目立つ日もあるようです。ただし、ディナーは雰囲気が良いことから記念日利用なども多く、土曜の夜などは混雑することもあります。

私たちの体験では、平日ディナーに訪れた際は席の3割程度しか埋まっておらず、とてもゆったり過ごせました。一方、別の機会に土曜ランチを利用した時は満員に近い状態でしたが、それでもスタッフの方々が手際よく案内・サービスしているためストレスなく楽しめました。子連れでゆっくり楽しみたいなら、可能であれば平日を選ぶとより余裕を持って利用できるでしょう。逆に週末しか行けない場合は、予約の上で早めの時間帯を狙うと安心です。

予約当日は、時間に遅れないよう余裕を持って到着しましょう。ホテルのレストラン受付で予約名を告げればスムーズに席まで案内してもらえます。ベビーカー利用や子どもの人数なども予約時に伝えておくと、適切な席を用意してもらえるのでおすすめです。

アクセスとベビーカーでの利用について

所在地:オーシャンテラス(ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル内)は、神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1に位置します。みなとみらい地区の中心部、パシフィコ横浜(国際会議場)に隣接した場所です。

最寄り駅からのアクセス:最寄駅は**みなとみらい線「みなとみらい駅」**で、クイーンズスクエア方面出口から徒歩5分程度です。駅からはほぼ屋内経由でアクセスでき、ベビーカーでも移動しやすいバリアフリー経路が整っています(駅エレベーター→クイーンズスクエア内エレベーター→パシフィコ横浜連絡通路→ホテル入口)。JR・市営地下鉄「桜木町駅」からは動く歩道を利用して徒歩12~15分ほどで、こちらも段差の少ないルートですが、所要時間はやや長くなります。小さな子を連れて電車で行くなら、みなとみらい駅から向かうルートが短くておすすめです。

車でのアクセス:首都高横羽線みなとみらいランプから約2分、横浜駅方面から国道沿いに進んでも10分程度でホテルに到着します。ホテル専用の駐車場はなく、地下に広がる**みなとみらい公共駐車場(パシフィコ横浜駐車場)**を利用します。駐車場入口は「パシフィコ横浜」の表示に従って進入すればOKです。収容台数も多く、大型車も駐車可能ですが、イベント時は混雑することがあるため余裕を持って行きましょう。

駐車料金のサービス:オーシャンテラス利用客は、会計時に駐車券を提示することで駐車場料金のサービスが受けられます。5,000円(税サ込)以上の利用で1時間無料、10,000円以上で2時間無料となります(2025年現在)。ランチブッフェは大人2名でも軽く5,000円は超えるため、ほとんどの方が2時間まで無料で駐車できる計算です。2時間あればランチの90分制でも十分余裕があります。なお、駐車場自体の料金は30分ごとに270円(平日)/290円(土日)程度ですので、サービス時間を超過した場合でもそこまで高額にはなりませんが、なるべく無料時間内に収まるよう計画すると良いでしょう。

ベビーカーでの入店:ホテル入口からレストランまではベビーカーでも問題なく移動できます。ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの正面玄関にはスロープがあり、そのままロビー階へ入れます。オーシャンテラスは1階ロビー奥に位置しており、段差は基本的にありません。ただし、レストラン入口付近に数段のステップがあるため、スタッフが必要に応じてベビーカーを持ち上げるのを手伝ってくれます。私たちもベビーカーで伺い、入口でほんの5段ほどの階段がありましたが、スタッフの方が前輪側を支えて安全に上げ下ろししてくださいました(エレベーターで直接レストラン階に上がる方法もあるのかもしれませんが、当日はご案内に従いました)。

店内ではベビーカーを席まで横付けすることも可能です。混雑状況にもよりますが、通路の邪魔にならない範囲であればテーブル横にベビーカーを置いておけるので、子どもが寝てしまった場合なども安心です。実際、乳児を乗せたベビーカーをテーブル脇に置いて食事を楽しまれているご家族も見かけました。スタッフから「ベビーカーは折りたたんでお預かりしましょうか?」と声をかけられることもありますが、基本的には希望すればそのまま手元に置いておけます。店内が広くテーブル間隔も余裕があるため、ベビーカー利用でも動きづらさは感じませんでした。

ワンポイント:小さな子連れで車利用の場合、ホテルの正面玄関で一度車を停めて家族を降ろし、その後運転手だけ駐車場に向かうとスムーズです。ベルスタッフに声をかければ荷物を運ぶのを手伝ってもらえるので、無理なくエントランスまで移動できます。

以上のように、公共交通でも車でもアクセスしやすく、ベビーカーでの入店・利用にも概ね対応していると言えます。強いて言えば、駐車場内は広大なのでエレベーター近くの区画に停めると移動が楽、くらいでしょうか。みなとみらいの中心という好立地にあり、子連れでもストレスなく足を運べるのは高ポイントです。

なお、駅からの徒歩移動が心配な場合は、桜木町駅や横浜駅東口からタクシーでホテル玄関まで直接行くこともできます(桜木町から約5分、ワンメーター程度)。

設備:トイレ・おむつ替え台・授乳室も完備

子連れ外出で気になるお手洗い周りの設備もしっかり整っています。オーシャンテラスと同じホテル1階フロアのトイレには、おむつ交換用のベビーベッド(折りたたみ式シート)が設置されており、男女両方のトイレに完備されています。パパが一人でおむつ替えをしなければならない場合でも安心です。また、女性用お手洗いの個室内には赤ちゃんを座らせておけるベビーキープ(簡易椅子)も備わっていました。

そして授乳が必要な赤ちゃん連れの場合ですが、ホテル内に授乳室があります。といっても、ショッピングモールのようなベビー休憩室があるわけではなく、利用の際はスタッフに声をかけて案内してもらう形になります。私もランチの途中で息子(当時5ヶ月)がぐずってしまい、ホテルの方に授乳室利用をお願いしました。するとすぐにフロントスタッフが案内してくれ、授乳専用の個室へ通されました。

そのお部屋は一般的なベビー休憩室とは少し異なり、まるで結婚式の控室のような静かな個室です。入口にパーテーション(仕切り)が置かれ、中の様子が見えないよう配慮された空間になっていました。室内には小さなソファが1脚あり、そこでゆったりと授乳することができます。完全個室ですので他の利用者を気にする必要もなく、赤ちゃんも落ち着いてミルクを飲んでくれました。授乳が終わったら内線電話でスタッフを呼ぶ仕組みで、終始プライバシーが守られていたのが印象的でした。

粉ミルク用のお湯も心配いりません。レストランのスタッフにお願いすれば、適温のお湯をポットに入れて提供してもらえます。我が家でもミルク育児の際にお湯をもらいましたが、嫌な顔ひとつせず素早く対応してくださいました。

おむつ交換台や授乳室があることで、小さな赤ちゃん連れでも長時間のランチブッフェを安心して楽しめます。実際、オーシャンテラスには生後2~3ヶ月ほどの赤ちゃんを連れたご家族もいらっしゃいました。ホテルということもあり設備面の安心感は抜群で、「子どもがぐずいてもすぐ対応できる」という気持ちの余裕が、親にとって何より有難かったです。

食後に家族で楽しめる周辺スポット

みなとみらいエリアには、ランチの後に子どもと一緒に遊べる観光・レジャースポットがたくさんあります。オーシャンテラスでお腹いっぱいになった後は、周辺をお散歩しながら以下のような施設に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

  • カップヌードルミュージアム 横浜(徒歩1分)
    世界初のインスタントラーメン博物館。自分だけのオリジナル「マイカップヌードル」を作れる体験工房が人気です。館内には子どもが遊べるアスレチック施設(有料)もあり、食育と遊びを兼ねて楽しめます。
  • よこはまコスモワールド(徒歩3分)
    入場無料の都市型遊園地。巨大な観覧車「コスモクロック21」は横浜のシンボルで、昼も夜も絶景を満喫できます。他にも小さな子向けのメリーゴーランドやゲームコーナーから、絶叫系のアトラクションまで揃い、家族みんなで楽しめます。オーシャンテラスでランチをした後、軽く乗り物に乗って消化促進…なんて楽しみ方も。
  • 横浜アンパンマンこどもミュージアム(徒歩10分)
    未就学児に絶大な人気を誇るアンパンマンのテーマパークです。館内はアンパンマンの世界が広がり、ショーやキャラクターグリーティングも開催。0~3歳くらいのお子さん連れには特におすすめのスポットです。ショップ&フードコートエリア(無料)もあり、アンパンマンカフェでデザートを楽しむこともできます。
  • 横浜赤レンガ倉庫(徒歩15分)
    港沿いに建つ歴史的建造物で、おしゃれな雑貨店やレストランが入る複合施設です。広場では季節ごとのイベント(冬のスケートリンクや夏のビアガーデン、秋のオクトーバーフェストなど)が開催され、ファミリーで訪れても楽しい雰囲気です。倉庫周辺の広場は車通りもなく走り回れるので、小さな子どもを少し遊ばせるにもぴったり。海を見ながらのんびり散策できます。
  • ぷかりさん橋(シーバス)(徒歩3分)
    ホテル裏手の桟橋から横浜駅東口・山下公園方面へ行く水上バスが発着しています。短い船旅ですが、海風を感じながら移動できるため子どもにも人気です。市内観光に舟運を取り入れてみるのもユニークな体験になります。
  • 横浜ランドマークタワー(展望台・ポケモンセンターなど)(徒歩15分)
    みなとみらい地区で最も高い超高層ビル。最上階の展望フロア「スカイガーデン」からは横浜の街を一望でき、晴れた日には遠く富士山まで望めます。大人も子どもも感動する絶景スポットです。またタワー内のショッピングモールにはポケモンセンターやキャラクターショップもあり、ゲームやアニメ好きのキッズにはたまりません。オーシャンテラスからは少し歩きますが、食後の腹ごなしに散歩しながら訪れるのも良いでしょう。

上記以外にも、みなとみらいエリアには汽車道(プロムナード)や臨港パークなど、子連れで楽しめる散策スポットが充実しています。ランチ後は家族で横浜の街を探索し、素敵な思い出を作ってください。

また、ホテル裏の桟橋「ぷかりさん橋」からは**水上バス(シーバス)**も運航しており、横浜駅東口や山下公園方面へ船で移動することができます。海風を受けながらのプチクルーズは子どもにとっても良い思い出になるでしょう。

我が家のオーシャンテラス体験レポート(当日の流れ)

最後に、実際に私たち家族がオーシャンテラスを訪れた際の体験を時系列でご紹介します。当日の雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

1. ホテル到着~受付

予約時間の少し前、11時20分頃にホテルに到着しました。みなとみらい駅からベビーカーを押してクイーンズスクエアやパシフィコ横浜を抜け、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの正面入口へ。ガラス張りのエントランスからロビーに入ると、高級ホテルらしい洗練された空気に思わず背筋が伸びます。エントランスではドアマンの方がにこやかに迎えてくださり、ベビーカーを押している私たちに「レストランですね。こちらからどうぞ」と案内してくれました。

ロビー奥に進むと、目的の「オーシャンテラス」の看板を発見。受付カウンターで予約名を伝えると、スタッフの方が笑顔で「お待ちしておりました。○○様、ようこそお越しくださいました」と迎えてくれました。子どもにも目線を合わせて「いらっしゃいませ!」と言ってくださったのが印象的です。この時点で、子連れでも歓迎されている安心感をひしひしと感じました。

2. テーブルへ案内&席周りの準備

「本日は窓側のお席をご用意しております」とのことで、スタッフに案内され店内奥の窓際テーブルへ。大きな窓からは横浜港の青い海が広がり、視界には観覧車やベイブリッジまで見渡せます。娘も「わあ、船が見える!」と大興奮。席には既に子供用の取り皿とカトラリーがセットされており、ハイチェアも用意済みでした。娘をハイチェアに座らせると、スタッフさんが「お子様用のエプロンもありますが使われますか?」と声を掛けてくださり、紙エプロンまでいただきました。細やかな気遣いに感激しつつ、いよいよブッフェスタートです。

3. いざブッフェ台へ!料理を取り分け

席に着いてひと息ついたら、早速ブッフェ台へ料理を取りに行きます。子どもは夫に任せ、まずは私が料理を見て回ることに。ブッフェコーナーには所狭しと色とりどりの料理が並び、何から取ろうか目移りしてしまいます。まずは前菜コーナーでサラダとマリネを少しずつ盛り付け、目の前でカットしてくれるローストビーフの列にも並びました。シェフに「お願いします!」と言うと、その場で厚めにカットされたローストビーフをお皿に載せてくれます。ジューシーなお肉に思わずニンマリ。

一方、夫は娘を連れてキッズ向けに食べられそうなメニューを物色していました。娘は焼き立てパンのコーナーに一直線だったようで、小さなクロワッサンとロールパンを握りしめています(笑)。夫は娘のためにマイルドそうなチキンカレーとコーンスープも取ってきてくれました。もちろん娘用のお皿はプラスチック製なので安心です。

4. 家族みんなで実食タイム

席に戻り、家族3人で「いただきます!」。まずは前菜のマリネを一口…新鮮な海老と彩り野菜のマリネは酸味が程よく効いて爽やかな美味しさ!ローストビーフも噂に違わぬ柔らかさで、口の中でほろりとほどけます。夫は「これ美味しい!」と早くも2皿目に突入。娘もお気に入りのパンを頬張りつつ、コーンスープをレンゲで上手にすくって飲んでいます。まだ幼いのでカレーは少しだけご飯にかけてあげましたが、「おいちー!」と喜んで食べてくれました。

合間にスタッフさんがお皿を下げに来てくれ、「お味はいかがですか?」と声を掛けてくださいます。「とても美味しいです!」と答えると、「ありがとうございます。ごゆっくりどうぞ」とニコリ。娘にも「おいしいね~」と話しかけてくださり、人見知りの娘もつられてニコニコ。こうした何気ないコミュニケーションが親としてはありがたく、リラックスした気持ちで食事を楽しめました。

5. ライブキッチン&出来立て料理も満喫

ひととおり前菜や定番料理を味わった後、もう一度ブッフェ台へ。今度はライブキッチンで調理されているメニューをチェックします。この日のライブコーナーでは「そば粉のガレット」と「丸鶏のロースト」を実演中。ちょうど出来上がったばかりのガレットをシェフがカットしてくれたのでいただいてきました。チーズの香ばしい香りに誘われて、娘も「なになに?」と興味津々です。焼きたてアツアツのガレットを一口頬張ると、そば粉の生地に染み込んだチーズと生ハムの塩気が絶妙で思わず笑みがこぼれました。

丸鶏のローストも、リンゴと一緒にこんがり焼かれていてとても良い香り。こちらは夫のお皿に取り分けましたが、「皮がパリパリで中はジューシー!」と大満足の様子。娘にはガレットは少し大人向けだったようで一口食べて「いらない」となりましたが、代わりに近くにあったショートパスタ(トマトソース)を見つけてそちらをモリモリ。こうして出来立ての料理も含め、家族それぞれお気に入りのメニューを見つけて楽しむことができました。

6. トラブル?授乳タイムも余裕

順調に食べ進めていたところで、ここで下の息子(当時5ヶ月)が「ふえ~ん」と泣き出してしまいました(私は2児の母で、この日は赤ちゃんも一緒でした)。抱っこしてあやしても泣き止まないので、お腹が空いたのだと判断。夫と娘には席で食事を続けてもらい、私はスタッフに「授乳室をお借りできますか?」とお願いしました。すぐに女性スタッフが駆けつけてくださり、「こちらへどうぞ」と授乳室まで案内してくれました。

授乳室は先述の通り、ホテル内の個室空間です。静かな室内で赤ちゃんに授乳していると、私自身もホッと一息つけました。スタッフの方が「終わりましたら内線でお呼びくださいね」と言って静かにドアを閉めてくれたのも印象的でした。約15分ほどで授乳を終え、再び席へ戻ります。

戻ってみると、夫と娘はすでにデザートに手を伸ばしていました(笑)。途中で席を外した私のためにと、夫がフルーツやプリンを少し取っておいてくれました。こうした時、90分の時間制でも授乳室が近くにある安心感は大きいと感じました。

7. 至福のデザート&フィナーレ

食事の締めくくりはやはりスイーツ!ということで、私も改めてデザートコーナーへ向かいます。ショーケースにはミニサイズのケーキがずらり。迷いましたが苺のショートケーキ、チーズケーキ、チョコレートムースなどを盛り合わせて持って戻りました。娘は夫と一緒にソフトクリームのカウンターへ。こちらのクレミアソフトクリームはスタッフにお願いするスタイルだったので、声をかけてカップにたっぷり絞ってもらっていました。出来たてのクレミアを受け取った娘は目を輝かせ、「ママも一緒に食べよ!」と満面の笑み。

家族3人+抱っこひもで寝ている赤ちゃんも一緒に(笑)、最後はデザートを囲んで乾杯です(娘はオレンジジュース、私はホットコーヒーで)。“別腹”とはよく言ったもので、お腹いっぱいでも甘いものはするすると入ってしまいます。特にショートケーキの生クリームが上品な甘さで、重くないのでペロリと完食してしまいました。娘も初めて食べるプレミアムソフトクリームの味に感動したようで、「冷たくておいしい!」とニコニコ。そんな姿を見るだけで親としては大満足です。

最後にスタッフの方に「写真をお撮りしましょうか?」と声を掛けていただき、横浜港を背景に家族写真もパチリ。お腹も心も大満足のまま、名残惜しいですがそろそろ終了の時間です。会計を済ませ、スタッフ皆さんに見送られながらレストランを後にしました。

8. 帰り~次回に向けて

帰り際、受付で駐車券を提示して2時間分の無料処理も忘れずに。ホテルを出ると、外の海風が心地よくお腹いっぱいの体に染み渡ります。娘は「また来ようね!」と早くも次回のおねだり。私たち夫婦も、「今度はじぃじとばぁばも一緒に来たいね」と話しながら車へ向かいました。こうして、オーシャンテラスでの初めての子連れランチは、家族みんなが笑顔になれる最高のひとときとなりました。

――以上が我が家の体験レポートです。臨場感あふれるブッフェダイニング「オーシャンテラス」での時間が、少しでも伝わったでしょうか?横浜での子連れランチスポット選びの参考になれば幸いです。

子連れ利用に関するQ&A

Q1: ベビーカーは利用できますか?館内で邪魔になりませんか?
A: はい、ベビーカーのまま入店できます。先述の通り店内は通路も広く、テーブル横にベビーカーを置いておけるスペースがあります。スタッフが段差で持ち上げを手伝ってくれるなどサポートも充実しています。

Q2: ドレスコードはありますか?子どもは普段着で大丈夫?
A: ドレスコードの明確な規定はありません。過度にラフすぎなければ、親御さんもお子さんも普段着で問題なく入店できます。ただ、せっかくの高級ホテルですので、スマートカジュアル程度のおしゃれを楽しむのも良いでしょう。

Q3: 子ども用の椅子や食器はありますか?
A: はい、幼児用のハイチェア(ベルト付き)やプラスチック製の子供用食器・カトラリーが用意されています。予約時に子連れであることを伝えておけば、スムーズに準備してもらえます。当日お願いしてもすぐ対応してもらえますので安心です。

Q4: 0~2歳くらいの赤ちゃん連れでも大丈夫でしょうか?
A: 大丈夫です。実際に生後数ヶ月の赤ちゃんを連れて利用しているご家族も多くいます。授乳室やおむつ替え台もあり、離乳食の持ち込み・温め対応も可能なので、赤ちゃん連れでも安心して楽しめます。泣いてしまった場合は一旦ロビーや授乳室に移動してあやすこともできますし、スタッフも快く対応してくれます。

Q5: 写真撮影や録画はできますか?
A: 基本的にご自身のテーブルや料理を撮影する分には問題ありません。他のお客様の写り込みには配慮しましょう。店内は景色が綺麗なので、家族写真を撮るのもおすすめです。スタッフにお願いすれば撮影してもらえます。

Q6: 会計時に子ども料金が適用される年齢範囲は?
A: オーシャンテラスでは5~12歳が子ども料金(大人の約半額)となり、4歳以下は無料です。小学生のお子さんまで子供料金なので、家族には優しい設定と言えます。

Q7: 時間制限は厳守ですか?延長はできますか?
A: ランチは90分制(ディナー120分制)で、基本的には時間厳守となります。混雑状況によっては多少ゆったりできる場合もありますが、基本は案内された終了時刻までに席を立つようにしましょう。延長したい場合は追加料金で可能なケースもありますが(当日の混雑次第)、最初からゆっくり楽しみたいなら空いている日程を選ぶのがおすすめです。

Q8: アレルギー対応メニューはありますか?
A: アレルギーがある場合、事前に伝えておくと可能な範囲で対応してもらえることがあります。ブッフェ料理には主要アレルゲンの表示がされていますが、不明な点はシェフやスタッフに確認できます。また、どうしても食べられるものが少ない場合は、個別にお皿を用意してもらえる場合もあるようです(要相談)。

Q9: 子どもが騒いだらどうしたらいい?
A: 周囲のお客様に迷惑にならないか心配だと思いますが、ホテル側も子連れ利用に慣れており、多少声を出しても寛容な雰囲気があります。もし子どもがぐずってしまったら、一度ロビーに出る、授乳室で落ち着かせるなど状況に応じて対応しましょう。幸い、席間隔も広いので多少おしゃべりしても響きにくく、周囲の目を気にしすぎる必要はありませんでした。

Q10: その他、子連れで注意すべきことは?
A: 熱い料理や飲み物に触れさせない、安全に配慮することはもちろんですが、基本的にはお子さんと一緒にホテルブッフェを楽しむマナーを守ればOKです。走り回ったり大声を出したりしないよう声かけしつつ、せっかくの美味しいお料理と楽しい雰囲気を家族みんなで満喫してください。子どもにとっても良い経験になるはずです!

Q11: 子連れで利用できる個室はありますか?
A: オーシャンテラスには半個室タイプのプライベートルームが2部屋あります。壁で仕切られた空間で、家族の集まりなどにも最適です。ただし、窓側個室は21名以上、入口側個室は15名以上の利用が条件で、別途室料(ランチタイム4,000円~)もかかります。少人数の子連れ利用で個室を希望する場合、条件を満たせば予約可能ですので、詳細は問い合わせてみてください。

Q12: ランチタイムとディナータイムでは、子連れにはどちらがおすすめですか?
A: 小さなお子さん連れには、やはり明るく景色を楽しめるランチタイムがおすすめです。ディナーは照明が落とされた大人のムード漂う雰囲気で、お子さんによっては暗さを怖がったり眠くなってしまう場合もあります。一方、小学生高学年~中学生以上であれば、夜景の見えるディナータイムも特別な思い出になるでしょう。ご家族の年齢や目的に合わせて、最適な時間帯を選んでみてください。

Q13: 駐車場はありますか?料金はどれくらいですか?
A: ホテル直結のパシフィコ横浜地下駐車場を利用できます。オーシャンテラス利用客は、5,000円以上の利用で1時間、10,000円以上で2時間の駐車無料サービスがあります。2時間あればランチ利用には十分なので、実質無料で駐車できることが多いでしょう。超過した場合は30分ごとに約270~290円です。

Q14: 支払いにクレジットカードや電子マネーは使えますか?
A: はい、主要なクレジットカード(VISA/MASTER/JCB等)や電子マネー、交通系ICなど幅広い決済手段が利用可能です。もちろん現金でも支払えます。ホテルのレストランなので各種ギフト券が使える場合もあります。なお、IHGホテルズの会員プログラムに加入していれば、利用額に応じたポイント積算や特典の対象にもなります。

子連れ利用の注意点&ワンポイントアドバイス

最後に、オーシャンテラスを子連れで利用する際のちょっとした注意点やコツをまとめます。

  • 予約と時間帯選び:週末は予約必須&早めの時間が◎。子ども連れなら混雑前の11:30入店がおすすめです。
  • 席のリクエスト:眺望を取るか利便性を取るかで席選びを検討。小さい子連れは料理台に近い席の方が動きやすく、逆に景色重視なら窓側席を。
  • 子どもの食事:幼児には大人向けメニューが難しい場合もあるので、念のため好きなおやつやベビーフードを持参すると安心。スタッフに言えば温めも対応してくれます。
  • ブッフェ台でのマナー:子どもだけで料理を取りに行かせるのは危険です。必ず保護者が付き添い、火の通った器具や熱いスープなどに触れないよう注意しましょう。
  • ドレスコード:堅苦しい決まりはありませんが、高級ホテルの雰囲気に合わせてカジュアルすぎない服装がおすすめです。短パンやビーチサンダルなど極端にラフな恰好は避け、スマートカジュアル程度を意識すると良いでしょう。
  • 写真撮影:店内の大きな窓をバックに、ぜひ家族写真も撮ってみてください。スタッフの方にお願いすれば快くシャッターを押してくれます。記念日利用であれば事前に伝えてサプライズ演出をお願いするのも◎。
  • ドリンク注文:子どもにジュースを飲ませたい場合、別料金になるので注文時に確認を。お水は無料でいただけます。
  • 滞在時間:ランチ90分制は意外とあっという間。写真撮影や授乳などで時間をロスしがちなので、まずはしっかり食事を楽しんでから余裕があれば写真タイムにすると◎です。

以上のポイントに気を付ければ、初めての方でもスムーズにオーシャンテラスを満喫できるはずです。

まとめ

横浜みなとみらいの絶景を眺めながら、美味しい料理を家族みんなで楽しめるインターコンチネンタルホテルのオーシャンテラス・ランチビュッフェは、子連れランチのお出かけ先として非常におすすめです。料理のクオリティは高級ホテルならではで大人も大満足、それでいて4歳以下無料や子ども向けサービスの充実など、ファミリーに嬉しいポイントが盛りだくさん。スタッフの温かな対応や設備の整った環境のおかげで、小さな子供がいても周囲に気兼ねなく贅沢なブッフェタイムを過ごせました。

実際に私たちは今回3世代(祖父母も含めて)で利用しましたが、祖父母も「みなとみらいの景色が素晴らしいね」と終始笑顔で、孫と一緒のホテルランチを楽しんでくれました。

以上、横浜で子連れランチに最適なホテルブッフェ「オーシャンテラス」の魅力をたっぷりご紹介しました。横浜みなとみらいという絶好のロケーションで、お子さんと一緒に美味しいランチタイムを過ごせる幸せを、ぜひ体験してみてくださいね。ちなみにインターネット上の口コミでも「子どもも安心して行ける雰囲気」「景色が最高で料理がおいしい」など高評価が目立ち、ファミリー利用の満足度の高さがうかがえました。ぜひご家族で足を運んでみてください。

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