PS1ガンコントローラー対応ゲームで親子一緒に楽しもう
プレステ1時代のガンコントローラー(ガンコン)対応ゲームは、アクション満載のシューティング体験を家庭で味わえる貴重なコンテンツです。親世代が当時夢中になったタイムクライシスシリーズやガンバレットシリーズなどを、今は子どもと一緒に楽しむチャンス。最新のゲームとは違ったレトロな味わいがあり、家族で協力・対戦しながら遊ぶことでコミュニケーションも深まります。本記事では、PS1ガンコン対応ゲームの特徴や遊び方に加え、安全面の配慮、家庭での遊び方の工夫、子どもとのコミュニケーション、昔との違い、そして**今でも遊べる方法(互換機やエミュレータの注意点)**まで網羅的に解説します。

ガンコンとは何か
ガンコン(G-Con、GunCon)はナムコ(現バンダイナムコ)が発売した光線銃型コントローラーです。テレビ画面上の敵やターゲットに向けて銃口を合わせ、引き金を引くことで撃つ仕組みです。PS1では「ガンコン1」、PS2以降では改良版の「ガンコン2」「ガンコン3」が存在します。ガンコン1はCRT(ブラウン管)テレビを前提にしており、光学的な信号を利用して位置検出していました。そのため現代の液晶テレビでは動作しないことが多く、プレイには原則としてCRTテレビや特殊なアダプタが必要です。※ガンコン2以降は液晶対応の赤外線方式を採用していますが、PS1のガンコン対応ソフトではガンコン1で遊ぶ前提です。
ガンコン対応ゲームはアーケードの人気作の移植が多く、家庭でアーケードライクな体験ができるのが魅力です。通常のコントローラーと異なり、自分の体の動きや視線で照準を合わせるので、子どもにもわかりやすく直感的な操作感があります。ただし銃型コントローラーですので、ゲーム中も不用意に銃口を人に向けない、ケーブルに注意して室内で安全に遊ぶといった安全面の配慮は必要です。

主なPS1ガンコン対応ゲーム
PS1でガンコンに対応した代表的なゲームには以下のようなタイトルがあります。いずれも発売当時は人気で、親世代が遊んでいた名作ばかりです。
- 『タイムクライシス』シリーズ(タイムクライシス、タイムクライシス プロジェクトタイタン) – カバーポイント(隠れて撃つ)システムを持つアーケード系シューティング。銃撃戦アクションの爽快感が特徴です。
- 『ガンバレット』シリーズ(ガンバレット、ガンバァール、ガンバリィーナなど) – ミニゲーム集のバラエティガンシューティング。色々なターゲットを次々に撃つゲームが豊富で、初心者から子どもまで楽しめる内容です。血やリアルな人間は出てこないので、子どもでも安心して遊べます。
- 『バイオハザード ガンサバイバー』 – 『バイオハザード』をモチーフにしたゲームで、ゾンビ相手に銃を撃ちまくるホラー要素の強い作品です。ストーリーは少なく、ひたすらゾンビと戦うアクション重視。子ども向けではありませんが、当時の人気作なので挙げておきます。
- 『レスキューショット ブービーぼー』 – コミカルなアクションシューティングゲーム。ナムコのマスコットキャラ「ぼーくん」を守るため、銃で障害物や敵を撃って道を切り拓く内容です。流血やホラー要素はなく、親子で安心して楽しめるキッズ向けの作風が特徴です。
- 『オーバキューン』 – 幻想的な舞台を題材にしたバラエティ系ガンシューティング。水鉄砲のような銃で幽霊や悪魔を撃退するストーリーで、ホラー要素もありますがコミカル寄り。アーケード版からの移植で、ガンバレットシリーズと共通の設定もあります。
- その他 – 上記以外にも「SIMPLE1500シリーズVol.24 THEガンシューティング」「セルファーンズ(Cellophanes)」など、ガンコン対応のシューティングゲームがいくつかリリースされていましたが、本記事では代表的なタイトルを中心にご紹介します。
タイムクライシスシリーズの遊び方と魅力

特徴と基本ルール
『タイムクライシス』(1997年発売)は、ナムコの名作ガンシューティングで、プレイヤーはテロリストやギャングに立ち向かう特殊部隊員となります。隠れる(カバー)→銃撃→隠れるという独特の「カバーポイントシステム」が最大の特徴です。足元のペダルを踏むと画面のキャラクターが遮蔽物に隠れ、ペダルから離すと銃撃を再開します。これによりプレイヤーは自分でタイミングよく敵の攻撃を避けることができます。
移植版のPS1『タイムクライシス』および続編『プロジェクトタイタン』(=Time Crisis 2、1999年発売)では、いずれもガンコン1で遊べます。プロジェクトタイタンではソロプレイのほか、画面分割で2人協力プレイも可能です。ストーリーは敵のアジトを攻略するシリアスな内容ですが、グラフィックはポリゴンなりにややコミカル寄りです。
遊び方・コツ
ゲーム中は画面の指示に従って敵と戦います。遮蔽物に隠れて敵の攻撃を避けつつ、画面に現れた敵キャラクターをガンコンで狙い撃ちします。ヘッドショットなら大ダメージ、連射しすぎるとペナルティがあるなど、基本的なアーケードシューティングの要素もあります。子どもと遊ぶときは、あまり難しい設定にこだわらず「敵に当てて倒そう!」とシンプルに楽しませるのがよいでしょう。高得点を狙うよりも、敵に命中させるタイミングを教えること、ペダルでうまく隠れられることを褒めてあげると学びになります。
安全面の配慮
タイムクライシスはリアルな銃撃戦がテーマのため、小さな子どもには刺激が強すぎるかもしれません。血や暴力はやや誇張表現ではあるものの、登場する敵は銃を持っている人間なので、未就学児には難しい内容です。遊ぶ際は年齢に応じて判断し、ホラーや流血表現に敏感な子には別作品がおすすめです。また、ガンコン使用時のケーブルに気をつけることも大切。勢いよく振り回さないよう子どもに注意し、周囲に物が当たらないよう広いスペースでプレイしましょう。
親子での楽しみ方
親子で交代しながら遊ぶとよいでしょう。大人が最初にプレイしてお手本を示し、「こうやって隠れてから打つんだよ」と解説しながら教えます。子どもがプレイするときは、親が背後でアドバイスしたり、隣で一緒に画面を見て「あ、右に敵だよ!」と声をかけたりすると安心します。協力プレイ可能な『プロジェクトタイタン』では、親子ペアで背後から互いにフォローし合いながらクリアを目指すのも楽しいです。プレイ後には「●●を倒せたね」「ナイスショット!」などポジティブな声かけを忘れずに。
ガンバレットシリーズ(Gunbulletシリーズ)の遊び方と魅力

特徴と基本ルール
ガンバレットシリーズはナムコのバラエティ・ガンシューティングゲームです。『ガンバレット』(1998年)、続く『ガンバァール』(1998年)や『ガンバリィーナ』(2000年)では、連続するさまざまなミニゲームをクリアしていきます。1人用だけでなく2人対戦・協力プレイも可能で、友達や家族とわいわい盛り上がれるのが魅力。いずれも人を撃つ場面はなく、血や暴力表現も一切ないため、幼い子どもにも安心して勧められます。
遊び方・コツ
ゲームはステージごとに「的当て」「缶割り」「ボール投げ」など多彩なシューティングミニゲームが連続しており、クリア条件はゲームごとに異なります。画面の指示に従い、動くターゲットを狙ったり、素早く的を撃ち抜いたりといったシンプルな操作で進行します。子どもと遊ぶなら、一緒に狙いどころを考えると良いでしょう。例えば「この的は連射すると倒せるよ」「タイミングを合わせて撃ってみよう」と声をかけるなど、協力しながら攻略する感覚が共有できます。得点を競い合うモードでは、一緒に「次は負けないぞ!」と盛り上がるのも親子の良い思い出になります。
子どもと遊ぶポイント
バラエティ性が高いので、子どもが飽きずに遊べるのが嬉しい点です。難易度もステージごとに違うので、苦手なステージは親が代わりにプレイして見本を見せてもいいでしょう。全体的に明るい雰囲気で絵柄もコミカル、撃つ対象も果物や空飛ぶ的などで、暴力的な印象はゼロです。ゲーム中は「がんばれ!」「すごい!上手だね!」と積極的に褒めて、子どもの成功体験に繋げてあげてください。
レスキューショット ブービーぼーの遊び方と魅力

特徴と基本ルール
『レスキューショット ブービーぼー』(2000年)は、ナムコが発売したコミカルガンシューティングゲームです。テレビ番組『おはスタ』のキャラクター「ぼーくん」を題材にしており、プレイヤーは銃(ブリーチャーと呼ばれる特殊装置)を使い、いたずら好きな敵や障害物からぼーくんを守ります。画面に「ぼーくん」が勝手に歩き回るので、障害物や敵が迫ってくるとお尻を撃ってぼーくんをジャンプさせたり、道を開いたりして目的地まで導きますgavas.jp。いわゆる「殺す」ゲームではなく、キャラクターを助けるゲームなので暴力要素が極めて低いことが特徴。2人同時協力プレイも可能で、親子ペアで協力しながらステージクリアを目指せます。
遊び方・コツ
ゲームは全7ステージ+ボーナスステージからなり、ステージごとに置物や動く障害物を撃って処理する内容です。ぼーくんが危険な岩を投げられたり敵に追いかけられたりするときに間に合うよう、素早く銃を撃ちます。狙うのは敵の投げ物や障害物そのものだけで、ぼーくんは自分で走ります。子どもと一緒にプレイする際は、「ここを撃つとぼーくんがジャンプするよ」「早撃ちで敵を倒そう」などと説明しながらアドバイスすると理解しやすいでしょう。難しいと感じたら、一時停止して「次はこうやってみようね」とフォローするのも◎です。
子どもと遊ぶポイント
レスキューショットは全編コミカルかつ無害な作りで、ホラーや流血は皆無。主人公のぼーくんを救うというテーマ自体が優しく、「お尻を撃つ」のは笑い話になる程度です。レビューでも「子どもと安心して一緒に楽しめる」と評されています。ステージクリア型なので区切りがつけやすく、疲れたら次のステージまでで止めておくことも可能。親子で協力プレイすれば「2人で助けよう!」と協力するワクワク感が味わえ、子どもの自信にもつながります。低学年のお子さんでも楽しめる難易度設定なので、家族みんなでわいわい楽しみましょう。
バイオハザード ガンサバイバーの遊び方と注意点

特徴と基本ルール
『バイオハザード ガンサバイバー』(1999年)は、人気ホラーゲーム『バイオハザード』の世界観をガンシューティング化した作品です。プレイヤーは『バイオ』らしくゾンビやクリーチャー相手に戦います。銃を撃って敵を倒すのがメインで、ストーリーはあまりなくアクション性重視の作りです。PS1用でガンコン対応ですが、恐怖演出や敵のグロテスクさが強く、小さな子どもには向きません。PS2以降にも『バイオガンサバイバー2』がありますが、ここではPS1版のみ扱います。
遊び方・注意点
遊び方自体は一般的なライトガンシューティングと同様で、出現するゾンビを狙い撃ちします。ただし、登場キャラは走るゾンビや変異体、ボスは人が動物化したものなど、スプラッタ要素が含まれています。小学校低学年までは視覚的な衝撃が大きいので、子どもの前ではプレイを控えるか、親がずっと隣で様子を見ながら遊びましょう。どうしても遊びたい場合は、事前にゲームの映像を見せてから判断し、「これはゲームだから大丈夫だよ」と説明してから一緒にプレイすることを勧めます。
子どもとの遊び方
本作は敵を撃つ爽快感がありますが、子どもが遊ぶ際はゲーム性よりもストーリーよりも恐怖心を優先に考慮しましょう。親が先にプレイして見本を見せるか、ホラーが苦手な子には代わりにパッドで遊んでもらうのも手です。難易度は中級者向けなので、初心者の子どもが一人でクリアするのはかなり困難です。親子で楽しむなら、画面の前に二人で座って、一人は銃、もう一人は的の指示を出す「チームプレイ」にしてみてください。ポイントは「怖いお化けを撃退するゲームだよ」と前向きに言い聞かせつつ、子どもの手を握って一緒に撃つことで恐怖心を和らげることです。
オーバキューンの遊び方と魅力

特徴と基本ルール
『オーバキューン』(OH! BAKYUUUN、2000年)は、ナムコのガンシューティングゲームで、ガンバレットシリーズと設定を共有するバラエティ系作品です。魔法の屋敷に迷い込んだ男女(リサとケビン)が猫に姿を変えられ、聖水入りの水鉄砲(銃)で魔女や幽霊を倒しながら呪いを解く、というストーリーが背景にあります。舞台がホラー調ですが、ビジュアルはコミカルで血や残酷描写はありません。いわばファンタジックなホラー体験で、子どもでも受け入れやすい世界観です。
遊び方・コツ
ゲームは複数のエリアに分かれ、各エリアの最後にボスが待ち構えています。銃の操作はほかの作品と同様で、画面に出現する敵を狙います。水鉄砲なので、敵に当てると泡が出るエフェクトなどで表現され、グロテスクさは控えめです。ポイントは切り替えカメラが多いこと。主人公2人は交互に行動し、ゾンビやお化けの群れを倒していきます。親子で遊ぶ際は、一人が1P(一方のキャラ)を操作し、もう一人が2Pキャラを担当すると協力プレイ気分が味わえます。攻撃範囲が狭い場面では、倒し残しがないよう「ここを撃とう!」と声をかけ合いながらプレイすると安心です。
子どもとの遊び方
オーバキューンはほかのゾンビホラー系よりも抑えめのビジュアルなので、恐怖を感じにくい点は親としてもメリットです。ただし幽霊や魔女が出てくるので、本当に小さな子どもには少し怖いかもしれません。そういう場合は親が画面を隠しながら解説したり、セーフモード(難易度低め)で遊ばせると良いでしょう。クリアタイムや得点を競うモードもあるので、家族で「誰が一番早く倒せるか」など競争してみるのも盛り上がります。
家庭での楽しみ方と遊び方の工夫
遊ぶ環境の整え方
ガンシューティングを家庭で楽しむには、まず適切な環境作りが大切です。ガンコンは照準用の赤い光をテレビに向けて発射する仕組みなので、遮光カーテンなどで外光を遮るとセンサーの反応が安定します。また、狭い部屋でプレイするとガンコンを振り回したときに近くの家具や人に当たりやすくなるため、なるべくスペースのあるリビングで遊びましょう。撃ち合いの際に子どもが画面の前で身を乗り出さないよう、適切な距離(テレビから1~2メートル)を保つのも重要です。
座る高さや位置にも配慮します。PS1時代は床に足踏み台(ペダル)が置かれたり、専用のスタンドがあったりしました。家ではソファや低めの椅子に座り、ガンコンを構えやすい姿勢を作ります。ペダルを使うゲームでは、背もたれを直角にして座り、足でしっかり踏めるよう調節すると操作しやすいです。子どもが足に届かない場合は、踏み台や厚みのある本を置いて高さを合わせてもいいでしょう。
役割分担・交代プレイ
親子で遊ぶときは、役割分担を工夫するのもポイントです。たとえば「あなたはシューティング担当、私は指示担当」というように分けてもよいでしょう。2人協力プレイに対応したゲームでは、お互いに隣に並んでガンコンを手に持ち、同時に遊べます。対戦モードのあるゲームでは点数を競い合うのも盛り上がりますが、家族の場合は協力モードで一緒に敵を倒す方が和やかです。
交代プレイも有効です。大人が最初にプレイし、子どもの番では親がアドバイス役になるなど、交互にプレイヤーを入れ替えます。子どもがまだ照準が定まらないうちは、親が画面を見て「右に飛び出た!」など口頭で誘導してあげると良いでしょう。長時間連続プレイは疲れますから、ステージごとやポイントが切れたタイミングで休憩・交代し、メリハリを付けると最後まで楽しく遊べます。
子どもとのコミュニケーションの工夫
ガンシューティングは親子の会話が弾みやすい遊びです。画面の敵やターゲットについて「どこにいるかな?」「もう少し左だよ」など親が声をかけることで、子どもの観察力や判断力を育てるコミュニケーションが自然に生まれます。また、ゲーム中に起こった出来事について話すのも大事です。たとえば「逃げた敵を追いかけよう」「あの敵は何で倒せると思う?」と疑問を投げかけて一緒に考えれば、思考力も促せます。
プレイ後には、ポジティブな言葉がけを意識しましょう。「ナイスショット!」「今のよく当たったね!」と褒めてあげることで、子どもは次も頑張ろうという気持ちになります。逆に失敗したときも、「惜しかったね、次はゆっくり狙ってみようか」と励ますことで、子どもの自信を育てられます。家族で点数やステージを競い合う場合でも、互いに敬意を持って「すごいね!」「君の方が上手だったね」と称え合うことで、ゲームを通じた健全な競争心を育むことができます。
昔との違いと現在の楽しみ方
アーケード時代との比較
90年代~2000年代初頭はアーケードゲームが盛況で、ガンシューターも人気でした。当時は筐体に固定されたガンコンで遊び、大きなスクリーンや音響で迫力を楽しみました。家庭用機ではグラフィックは若干縮小されますが、それでも十分な臨場感が味わえました。当時遊んでいた親からすると、「家でも同じように遊べる!」という驚きやワクワク感がありました。
現在は家庭用ゲームでもVRやコントローラー射撃系が増えましたが、レトロなガンシューティングには手軽でノスタルジックな良さがあります。テレビとガンコントローラーだけで始められ、機械いじりが苦手な子どもでも直感的に楽しめる点が魅力です。また、かつての筐体ゲームにはできなかった「親と子が一緒に画面を囲むホームパーティ感」があり、家族団らんにピッタリです。
テクノロジーの違い
昔はブラウン管テレビが前提でしたが、現在の液晶テレビではガンコン1は動きません。これが最大の技術的な違いです。そのためプレイするには昔ながらのCRTテレビを用意するか、ガンコン2/3のような液晶対応モデルを使う必要があります。ガンコン3はPS3/PS4向けでPS1ソフトには対応していないため、互換性に注意が必要です。また、当時はアナログRGBケーブル接続で画質はやや荒いものでしたが、現在の液晶では映像の遅延や点滅がおかしくならないようゲーム機側で設定を調整する必要があります。
今でも遊ぶ方法:互換機器やエミュレータの注意点
ハードウェアでの互換性
PS2はPS1ソフトの互換性があるため、PS2本体にPS1版ソフトを挿せば遊べます。ただしガンコンはPS1用(ガンコン1)を使いましょう。PS2であっても、ガンコン2対応のPS2ソフトにはガンコン1は使えませんので混同しないでください。また、PS2本体でもやはりCRTテレビ接続が前提です。HDMI接続のPS2互換コンバータやフルHDアップスキャンコンバータを通すとガンコンが反応しなくなる場合があります。
PS3では初期型モデル(4万円台の厚型)であればPS1ディスクが動きますが、多くの場合ガンコンには未対応です。実際、PS3のガンコン3(PS Move銃)はPS1ソフトでは認識せず遊べません。つまりPS3ではPS1ガンコンソフトを快適に遊ぶ手段がなく、基本はPS2/PS1実機でのプレイがオススメです。
エミュレータや互換機で遊ぶ場合の注意
最新のPCやスマホでPS1ゲームを再現する「エミュレータ」も登場していますが、ガンコンゲームは特殊です。PS1ガンコンはテレビ画面の走査線を読み取っているため、エミュレータでも同じ原理を再現する必要があります。一般的なエミュレータ(ePSXeやRetroArch等)では標準でガンコン入力をエミュレートできず、PCに光線銃を繋ぐ特別なハードやソフトが必要です。また、液晶テレビでは動作しないので、エミュレータでもCRT出力を模した仕様にする必要があります。
一部の愛好家は「GunCon IRアダプタ」を自作したり、PS Moveを改造したりしていますが、技術的ハードルが高いため一般向きではありません。PCやスマホで手軽にガンコンゲームをやりたい場合は、射撃エミュレーションに特化したコントローラー(射的銃型マウスやライトガン用センサー)などを用意する必要があります。その際も著作権に留意し、必ず正規のゲームディスクから自分で吸い出したデータを使用してください。
互換機器の利用
中古のプレイステーション互換機(いわゆる互換機)でガンコンゲームを動かすこともできますが、画面出力が不安定なことがあります。特にHDMI出力主体の互換機では、CRT用のセンサーが正しく動作しない場合が多いので注意してください。互換機で遊ぶ際は古いテレビ(ブラウン管)と組み合わせたり、専用のRGBケーブルを使用するなど、できるだけオリジナル環境に近づける工夫が必要です。
安全面の注意
ガンコン対応ゲームを安全に遊ぶためのポイントをまとめます。
- 物理的安全: ガンコンは有線なので、ケーブルにつまずかないよう注意します。プレイ中はテレビや棚、家族に銃口が当たらないよう十分距離をとりましょう。振り回す遊びは禁止し、周囲に花瓶やガラス類がないことを確認します。
- ボリューム管理: シューティングゲームは効果音が大きめなことがあります。子どもの耳に配慮して音量を適切に設定し、ヘッドフォンで聴かせる際も音漏れに気をつけます。
- 内容確認: ゲームの年齢対象や内容(暴力表現、怖いシーン)をあらかじめチェックし、子どもの年齢・性格に合ったものを選びます。幼い子は流血・血しぶきがないゲーム(ガンバレット系、レスキューショットなど)から始め、慣れてきたら難易度・内容の濃い作品にチャレンジさせると良いでしょう。
- 体調管理: 長時間の遊びは疲れや目の疲れにつながります。休憩を挟みつつ、画面から目を離して遠くを見る、軽い運動をするなどして目と体を休めましょう。特に低学年の子は短めのセッションを何度かに分けると飽きずに楽しく遊べます。
まとめ
PS1のガンコン対応ゲームは、懐かしのアーケード体験を味わいつつ、親子で一緒に遊べる貴重なコンテンツです。各タイトルにはそれぞれの特徴があり、子ども向けのコミカルなものからハードなゾンビシューティングまで幅広く揃っています。家庭で楽しむ際は、年齢や好みに合ったソフトを選び、ゲームのルールやコツを教え合いながら遊ぶとよいでしょう。安全面では物理的・内容的に配慮しつつ、家族で協力・競争してコミュニケーションを深めましょう。また現在でもプレイする方法は存在しますが、レトロ環境(CRTテレビと実機)を再現する努力が求められます。本記事が、PS1ガンシューティングの楽しみ方を知る一助となれば幸いです。
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