岩下新生姜ミュージアムを子どもと楽しもう!
岩下新生姜ミュージアムとは?
関東エリアで子どもとおでかけできるユニークな屋内スポットとして人気なのが、栃木県栃木市にある「岩下新生姜ミュージアム」です。ピンク一色の館内で、おなじみ「岩下の新生姜」をテーマにした展示やアトラクションを親子で楽しめます。なんと入館料は無料で、無料駐車場も完備。雨の日のお出かけ先としても最適な、家族連れに嬉しい観光施設です。週末には公式キャラクター「イワシカちゃん」のグリーティングや季節ごとのイベントも開催され、いつ訪れても新しい発見と楽しさがあります。関東ファミリーの週末レジャーや日帰りドライブにもぴったりなこのミュージアムで、「新生姜のあるシアワセ」を感じてみませんか?

館内はフォトスポット満載!ピンクの世界で記念撮影
館内に一歩足を踏み入れると、優しいピンク色に包まれた空間が広がります。これは岩下の新生姜のパッケージや漬け液の色をイメージしたもので、どこで写真を撮っても映えると大評判です。入口付近では巨大な「岩下の新生姜パッケージ」がお出迎え。実物大よりはるかに大きな新生姜の袋の模型で、裏側から中に顔を出して写真を撮れる仕掛けになっています。ピンクの液に自分が漬かっているようなユニークな写真が撮れるとあって、親子で大人気のスポットです。また隣には世界で唯一という「新生姜カラーのグランドピアノ」も展示。パールピンクに輝くこのピアノはイベント時には実際に演奏に使われる本物で、普段はフォトスポットとして開放されています。お子さんと一緒にピアノの前でポーズをとれば、ここでしか撮れない記念写真になりますよ。

館内を進むと、さらにユニークなフォトスポットが目白押しです。高さ5メートルもある「世界一大きな岩下の新生姜ヘッド」は、巨大な新生姜のかぶりもの型オブジェです。頭上からすっぽりとかぶるようにして顔を出せるので、まるで自分が大きな新生姜に変身したようなユーモラスな写真が撮れます。こちらは岩下食品が展開する「目指せ!1万ヘッドプロジェクト」と連動した展示でもあり、撮影した写真を応募すると公式サイトで紹介される企画も行われています。お子さんだけでなく大人も夢中になってしまう面白い演出ですね。

さらに、館内10周年を記念して登場したばかりの「ぬいぐるみの壁」も必見です。イワシカちゃんのぬいぐるみをはじめ、ピンク色にちなんだ様々なコラボキャラクターのマスコット計481体(2025年5月時点)が壁一面にぎっしり並べられています。コウペンちゃんやポケモンのヤドンなど人気キャラクターの姿もあり、子どもたちは大喜び!文字通り埋もれるほどのぬいぐるみと一緒に写真撮影ができ、かわいさ満点のフォトスポットとなっています。

そしてインスタ映えすると話題なのが、天使の羽をモチーフにした「岩下の新生姜ウイング」です。薄切りにした新生姜を約200枚も並べて描かれた4枚のピンクの羽が壁に設置されており、その前に立てば天使になったかのような写真が撮れます。そばには自由にかぶれる「岩下の新生姜ヘッド(かぶりもの)」も用意されているので、勇気があればそれを装着してさらにインパクト抜群の一枚に挑戦してみましょう!デザインや設置場所は季節イベントに合わせて変わることがありますが、常に何らかの形で羽のフォトスポットが楽しめるようになっています。
ユニークさでいえば、「新生姜の部屋」も負けていません。ここは部屋いっぱいに新生姜愛があふれる空間で、大きな新生姜のオブジェとツーショットを撮ればまるで新生姜とラブラブな恋人同士!?というコンセプトです。ハート型のパネルや吹き出し型のフォトプロップス(撮影小道具)が備え付けられており、「○○と新生姜、永遠に♡」なんてメッセージを書いたボードを持って撮影すれば、シュールで楽しい記念写真になります。恥ずかしがり屋のお子さんも、家族みんなでふざけて撮れば大笑い間違いなし。新生姜に囲まれた不思議な一室で、ぜひ思い出に残る一枚を撮影してください。

このように、岩下新生姜ミュージアムは館内至る所がフォトジェニックな撮影スポットになっています。スマホやカメラを片手に巡れば、お子さんのかわいい笑顔や家族の楽しい表情をたくさん写真に収めることができるでしょう。無料とは思えない充実ぶりに、大人も子どもも思わず夢中になってしまうはずです。
親子で楽しめる体験コンテンツが盛りだくさん
岩下新生姜ミュージアムには、写真を撮るだけでなく体を使って遊べる体験型コンテンツも充実しています。小さな子どもから小学生、大人まで夢中になれる遊びどころがいっぱいです。
まず注目は、2023年に新設された体感ゲームコーナー「イワシカあつめ タッチdeキャッチ」。こちらは大きなスクリーンとモーションセンサーを使った最新のデジタルアクティビティです。プレイエリアに1人で立つと、画面内のイワシカちゃん(鹿のキャラクター)がプレイヤーの動きに合わせて左右に移動します。制限時間1分間で、上から降ってくるたくさんの新生姜をキャッチし、集めた数でランクが表示されるというゲーム内容です。操作は体を左右に動かすだけと簡単なので、小さなお子さんでもすぐ理解して楽しめます。まるでゲームセンターの大型遊具のようですが利用料金は無料。交代で何度でも遊べるので、兄弟姉妹でハイスコアを競ったり、親子で勝負したりと盛り上がります。床や壁にはクッションが敷かれている安全設計のプレイスペースになっており、ヨチヨチ歩きの未就学児でも安心。靴を脱いで入る清潔なキッズ広場なので、赤ちゃんをハイハイさせて遊ばせることもできます。まさに雨の日でも思い切り身体を動かして遊べる、ファミリーに嬉しいエリアです。以前はここに「ピンクのアルパカ広場」と呼ばれるボールプールがありましたが、現在はリニューアルされてイワシカちゃんのゲームがメインになっています。それでも巨大なぬいぐるみが置かれるなど、子どもがのびのび遊べるキッズスペースであることに変わりはありません。小さな子にとってはミュージアム内のキッズコーナーとして、良い気分転換&休憩になってくれるでしょう。

音や楽器が好きなお子さんには「音の廊下」がおすすめです。こちらはあの有名な岩下新生姜のCMソング「♩岩下の~新生姜~」のサウンドロゴを自分で演奏できるコーナー。廊下に並んだいくつかのハンドベルを順番に鳴らしていくと、誰でも簡単におなじみのフレーズを奏でることができます。「知ってる!この曲!」と子どももニッコリ。上手に最後まで演奏できたら思わず拍手したくなりますよね。大人世代には懐かしいCMソングでもあり、親子で一緒に演奏してみるのも楽しそうです。シンプルな仕掛けですが体験型の要素がある展示なので、子どもたちは飽きずに繰り返しチャレンジしています。
もっと派手に音楽体験したい!というなら「岩下の新生姜エアギターステージ」に行ってみましょう。こちらはピンク色のギターパネルを抱えて、ロックミュージシャンになりきれるステージです。ステージ上のボタンを押すと「岩下の新生姜」のテーマ曲がギュイーンと流れ出します。実はこの曲、有名ギタリストの大村孝佳さんバージョンと、人気ベーシストH.J.Freaksさんバージョンの2種類が用意されており、本格的なロックサウンドなんです。曲に合わせて思いきりポーズを決めれば、あなたも今日から立派なロックスター!?ステージにはピンクに光る特製のペンライトも設置され、まるでライブ会場さながらの雰囲気。お父さんがお子さんにカメラを向け、「はい、ロックスターみたいにギター弾いて!」なんて演出すれば、最高にクールな動画や写真が撮れるでしょう。もちろん親御さん自身が主役になってエアギターを楽しんでもOK。周りもみんなやっているので恥ずかしがる必要はありません。親子で一緒に体を動かして遊べる人気コーナーとして盛り上がっています。

小学生くらいのお子さんにぜひ触れさせてあげたいのが、最新テクノロジーと可愛さが融合した「aiboのシンちゃん」です。ソニー製のペットロボット「aibo」を岩下新生姜カラーのピンクにカスタマイズした特別なロボット犬で、愛称はシンちゃん。館内で自由に動き回り、来場者とコミュニケーションをとってくれます。シンちゃんは撫でられると嬉しそうにしたり、名前を呼ぶとこちらを向いたりと、とても愛らしい存在です。中でも「岩下の~♪新生姜~♪」とシンちゃんに声をかけると、音楽に合わせて踊り出すという芸達者ぶり!この仕草がたまらなく可愛いと評判で、小さな子は夢中で「新生姜~♪」と何度も話しかけています。ただしロボットとはいえ生き物のようなもの。ずっと遊んでいるとシンちゃんも疲れて“お昼寝モード”に入ってしまうことがあります。そのときは優しく見守って、また起きたら遊んであげましょう。ロボット好きのお子さんはもちろん、普段ペットに触れ合えないご家庭のお子さんにも貴重な体験になります。
このように、岩下新生姜ミュージアムには子どもが体験して楽しめるアクティビティが豊富に用意されています。無料で遊べる屋内遊園地のような感覚で、小さなお子さん連れでも飽きずに過ごすことができます。未就学児にはクッションフロアのキッズスペースや可愛いロボットとの触れ合い、小学生にはゲームや音楽のアクティブな体験が用意されていて、年齢に応じた楽しみ方ができるのも嬉しいポイントです。館内がピンクに統一されたファンタジックな空間なので、いつも以上に子どもの笑顔がはじけることでしょう。雨の日のお出かけや、暑い夏・寒い冬でも天候を気にせず存分に遊べるスポットとして、関東ファミリーに強くおすすめできます。

工場見学気分!楽しみながら学べる新生姜の展示
岩下新生姜ミュージアムは遊べるだけでなく、しっかり学びの要素があるのも特長です。お子さんが自由に走り回って遊ぶ一方で、大人は展示を読んで「へぇ~、そうだったのか」と感心する場面も多いでしょう。親子で一緒に豆知識を仕入れて、新生姜博士になっちゃいましょう。
まず入口付近に展示されている「岩下の新生姜誕生物語」では、岩下の新生姜が生まれた経緯を漫画のようなパネルで紹介しています。実はこの商品、社長が台湾への出張飛行機で偶然出会った「本島姜(ペンタオジャン)」という品種の生姜がきっかけで誕生したのだとか。商品化まで9年もの歳月がかかった秘話が語られており、「好きこそ物の上手なれ」の精神で情熱を注いだエピソードに大人も思わず読み込んでしまいます。食べ物ができる裏側にはこんなドラマがあったんだと、お子さんにも教えてあげれば自由研究のネタにもなりそうです。
その隣にずらりと並ぶのは「岩下の新生姜パッケージギャラリー」。初代発売の1987年から現在に至るまでの歴代パッケージデザインが全て展示されています。時代に合わせて少しずつ、時には大胆に変化してきたパッケージの移り変わりはとても興味深いです。昭和のレトロな袋から平成・令和の洗練されたデザインまで見比べられるので、「昔はこんなパッケージで売っていたんだね」「この頃から今のおなじみのロゴになったんだ」と親子で会話が弾むでしょう。商品パッケージの変遷を見ることで、その時代ごとの流行や工夫も感じ取ることができます。まるで工場見学の資料館に来たような学びのコーナーで、大人には懐かしく子どもには新鮮な展示です。
また、「岩下の新生姜コミュニケーション」のコーナーでは、岩下食品がこれまでに展開してきた様々な販促グッズや限定商品、他社とのコラボ商品などが幅広く展示されています。例えば新生姜柄のノベルティや地域限定パッケージ、新生姜×キャラクターコラボ商品など、ここでしか見られないレアなアイテムがずらり。「こんなグッズまで作っていたの!?」と驚くような面白い品もあって、岩下食品がいかに遊び心をもって消費者とコミュニケーションしてきたかが伝わってきます。子どもには難しい内容かもしれませんが、大人は思わず見入ってしまうコーナーです。意外なキャラクターとのタイアップ商品なども発見できて、ファン心をくすぐられます。
子どもにも分かりやすく新生姜の魅力を伝えてくれるのが、「岩下の新生姜映像ライブラリー」です。こちらではテレビCMやファンによる動画作品など、様々な映像コンテンツが上映されています。例えば俳優の中村雅俊さんが出演して話題になった昔のCM、新生姜を愛するアーティストが制作したミュージックビデオ風映像など、大画面で楽しむことができます。内容は時期によって入れ替わるため、行くたびに違う映像に出会えるかもしれません。椅子に座って鑑賞できるミニシアタールーム風になっているので、歩き疲れた時の休憩にももってこいです。お子さんも大好きな映像ならじっと見てくれるでしょうし、親御さん世代には懐かしいコマーシャルに「昔こんなのやってたんだよ」なんて教えてあげるのも良いですね。映像を通して、新生姜という商品の歴史や文化的な広がりを楽しく学べるコーナーとなっています。
もっと踏み込んだ内容に興味が湧いたら、「岩下の新生姜のこだわり」展示をチェックしましょう。ここでは「畑から食卓まで」と題して、新生姜がどのように作られ届けられるかを紹介しています。契約農家さんが丁寧に生姜を育てている様子、現地工場での下漬け・選別作業、日本国内の工場での製品化工程、安全・安心や環境への取り組みなど、写真や解説パネルで詳しく学べます。生姜自体の豆知識や栽培方法も学べるので、植物や食べ物に興味を持ち始めた小学生には社会科見学さながらの良い勉強になるでしょう。展示ケース内には実際に使われている資材や関連グッズもあり、子どもたちも「これがお漬物を漬ける液なんだね」「トラックで運ぶんだね」などイメージしやすくなっています。単に食べ物を見るだけでなく、その裏側の努力や工夫も感じられて、岩下食品という会社への愛着も湧いてくるかもしれません。
そして忘れてはならないのが、岩下食品の**歴史コーナー「HISTORY」**です。岩下食品は明治32年(1899年)創業という100年以上の歴史を持つ企業であることをご存知でしょうか。ここでは創業時の乾物商「八百源」から、大正・昭和を経て看板商品「岩下の新生姜」が発売され、ミュージアム開館に至るまでの歩みを年表形式で紹介しています。古い写真や資料も展示され、郷土の歴史や企業の発展について学ぶことができます。おじいちゃんおばあちゃん世代には「あら、懐かしいわねぇ」と感じる部分も多いでしょうし、お子さんには「会社って長い時間をかけて大きくなるんだね」と伝わるかもしれません。地域の歴史とも結びついたエピソードもあり、栃木市が蔵の街として栄えた背景なども垣間見えるので、歴史好きファミリーにも満足度の高い内容です。
一方で、楽しいコレクション展示もあります。「岩下の新生姜コレクション」と題されたコーナーには、これまで岩下新生姜が絡んできたユニークな作品が集められています。たとえば「岩下の新生姜レシピかるた」というオリジナルかるたや、人気アニメ「おそ松さん」とコラボした新生姜パッケージ、漫画家くぼたまこと先生デザインのヒーロー「愛と正義の戦士シン・ショウガー」のグッズ、さらには一般ファンが描いたファンアート作品まで!思わずクスっと笑ってしまうようなネタから「これ欲しい!」と感じるコラボグッズまでバラエティ豊かです。子ども達にはアニメキャラとのコラボ品が目を引くでしょうし、大人にはマニアックなコレクション精神に感心させられます。こうした展示を通じて、新生姜という商品が多くの人々に愛され、創造性豊かな広がりを見せていることを感じられるでしょう。
最後にぜひ見ていただきたいのが、「うれしい実感/THE POWER OF GINGER」という健康に関する展示です。こちらには、実際に岩下の新生姜を食べた人々から寄せられた体験談がずらりと掲示されています。「身体がポカポカ温まった」「食欲がわいた」「毎日快調です!」など、生姜パワーを感じたという嬉しい声が並びます(あくまで個人の感想であり効能を保証するものではありません、という断り書き付きですが)。さらに、お医者さんである石原新菜先生による生姜の健康効果解説パネルもあり、科学的な視点から生姜が体に良い理由を学ぶことができます。お子さんには少し難しい内容かもしれませんが、「生姜を食べると体が温まるんだって」「風邪予防にもいいらしいよ」と簡単に教えてあげるだけでも、新生姜を身近に感じるきっかけになるでしょう。特に寒い季節に訪れた際には、「今日は冷えるけど、新生姜パワーで体の中からポカポカしようね」と話しながら展示を見るのも良いですね。食育にも通じる展示であり、商品を通じて健康や栄養について親子で学べる貴重な機会となっています。
このように、岩下新生姜ミュージアムは単なる遊び場ではなく学びの宝庫でもあります。商品が生まれた背景から製造工程、健康効果に至るまで幅広く知ることができ、親子で知的好奇心が満たされることでしょう。特に小学生のお子さんにとっては夏休みの自由研究や社会科見学の題材にもなり得る充実ぶりです。「工場見学」の雰囲気を味わいつつ、楽しく遊んで学べるので、親御さんにとっても満足感の高いスポットと言えます。ミュージアムを出る頃には、「岩下の新生姜」が単なる食べ物以上に、家族みんなにとって思い入れのある存在になっているかもしれません。
かわいいキャラクター「イワシカちゃん」と季節イベント
岩下新生姜ミュージアムの大人気マスコットといえば、鹿の女の子キャラクター「イワシカちゃん」。ピンク色の鹿で、頭には新生姜の髪飾り(角?)を付けている姿がとってもキュートです。このイワシカちゃん、館内の至る所にイラストや人形が登場するので、お子さんはぜひ探してみてください。グッズでも大活躍の公式キャラクターですが、実は着ぐるみのイワシカちゃんにも会えるチャンスがあります。ミュージアムでは土日祝日を中心に「イワシカちゃんグリーティング」が開催されており、イワシカちゃん本人(本鹿?)が館内に遊びに来てくれるのです。登場時間は不定期ですが、事前にHPのお知らせや館内掲示で告知されることもあります。運よく出会えたら、一緒に写真を撮ったりハグしたりと交流が可能です。小さなお子さんはふわふわの鹿さんに大喜び間違いなし!恥ずかしがり屋さんも、優しく手を振ってくれるイワシカちゃんには心を開いてくれるかもしれません。無料で参加でき、整理券等も必要ないので、見かけたらぜひ積極的に近づいてみましょう。
さらに、岩下新生姜ミュージアムでは年間を通じて様々な季節イベントが企画されています。例えば夏休み期間には「NEW GINGER SUMMER」と題した夏祭りイベント、秋にはハロウィンや収穫祭をイメージした「秋まつり」イベントなどが開催されます。これらの期間中は限定のフォトスポットが登場したり、カフェに季節限定メニューが加わったり、関連グッズが発売されたりとお楽しみ満載です。館内で謎解きゲームやスタンプラリーが行われることもあり、小学生くらいのお子さんには特に好評です。また、過去には人気キャラクターや企業とのコラボイベントも多数実施されてきました。例えばサンリオの「けろけろけろっぴ」やサメのキャラクター「じんべえさん」とコラボした展示やカフェメニュー、地元銀行のキャラ「シチシカくん」とイワシカちゃんのコラボグリーティングなど、ユニークな企画が盛りだくさんです。タイミングが合えば、そうした特別イベントに遭遇できるかもしれません。訪れる前に公式サイトの「お知らせ・イベント情報」欄をチェックすれば、開催中のイベント概要を確認できます。
イベント時には、普段と違った衣装のイワシカちゃんに出会えることもあります。例えばクリスマスシーズンにはサンタクロース風のコスチュームで登場してくれたり、夏祭りイベントでは浴衣姿を披露してくれたりと、ファンにはたまりません。写真映えもさらにアップしますし、何より子ども達のテンションも最高潮になることでしょう。こうしたサプライズ要素も含め、いつ訪れても新しい楽しみが待っているのが岩下新生姜ミュージアムの魅力です。
そして特筆すべきは、ミュージアムのステージ設備です。入口正面にあるイベントステージでは、不定期ながら本格的なライブやショーが開催されます。プロ仕様の音響設備とピンクのグランドピアノを備えたステージで、地元の音楽ライブやアイドルイベント、お笑いショーなどが行われることもあります。無料で観覧できるものが多いので、タイミングが合えばラッキーです。過去には地元出身アーティストのライブや、有名バンド「打首獄門同好会」の新生姜ソング披露、さらにイワシカちゃんが複数登場してダンスを繰り広げる10周年スペシャルイベントなど、ユニークな催しが開催されました。子ども向けというより幅広い層向けですが、親子で一緒に音楽やパフォーマンスを楽しめる貴重な機会です。混雑する場合もありますが、十分なスペースがあり安心して観覧できます。イベントがある日は開館時間が変更になったり、カフェメニューが特別仕様になったりすることもあるので、公式情報をチェックしてお出かけすると良いでしょう。
このように、岩下新生姜ミュージアムでは一年を通じてキャラクター&イベント要素が色とりどりに展開されています。お気に入りのイワシカちゃんと触れ合ったり、季節ならではの催しを体験したりすることで、お子さんにとって忘れられない思い出となるでしょう。無料でここまで楽しませてくれる施設は全国的にも珍しく、遠方から訪れるファンもいるほどです。ぜひ公式キャラやイベント情報にもアンテナを張って、親子でより深くミュージアムを満喫してください。
ミュージアムショップで手に入れたい限定グッズ
館内をひと通り楽しんだ後は、最後に「ミュージアムショップ」ものぞいてみましょう。こちらは岩下新生姜ミュージアムのおみやげコーナーで、岩下食品の関連商品やオリジナルグッズがずらりと並んでいます。入場無料とはいえ、やはりせっかく来たら何か記念になるものを買って帰りたいですよね。ファミリーにおすすめのアイテムをいくつかご紹介します。
まず外せないのは、もちろん岩下の新生姜そのもの。ミュージアム限定パッケージの商品や、お得な詰め合わせセットが販売されています。定番の甘酢漬け新生姜はもちろん、カリカリ梅ならぬ「カリカリ新生姜」や、新生姜を使ったドレッシング・ふりかけなど、スーパーでは見かけないユニークな食品も手に入ります。特に注目は、ミュージアム限定で販売されている「岩下漬けの素」です。これは岩下の新生姜のピンクの漬け液をそのままボトルに詰めた調味液で、好きな野菜を漬け込めば「岩下漬け」が自宅で楽しめるというもの。ファンの間で大人気の商品ですが、市販されておらず館内の自動販売機でのみ特別価格で購入できます。ペットボトル飲料のように自販機で買う体験自体が面白いですし、価格も400円程度と手頃なので、お父さんお母さんがこぞって買い求めています。お家でキュウリやゆで卵をこの液に漬ければ、子どもと一緒に手作り岩下漬け体験もできますね。
そしてお子さんが欲しがるであろうものといえば、やはりキャラクターグッズでしょう。イワシカちゃんの可愛いぬいぐるみやストラップ、文房具、お菓子の詰め合わせなどが豊富に揃っています。ピンク色の鹿の姿は子どもウケ抜群で、「ぬいぐるみの壁」で見た後だと実物が欲しくなってしまうはず。大小様々なサイズのイワシカちゃんぬいぐるみがあり、手のひらサイズのマスコットから抱きしめられる大サイズまで選べます。また、ユニークな被り物「岩下の新生姜ヘッド」を模した帽子やカチューシャも人気商品。家に帰ってからもミュージアムごっこで遊べるかもしれませんね。さらにコラボ系では、先述のコウペンちゃんやじんべえさんとのコラボぬいぐるみ、ポケモンのヤドンと新生姜のコラボグッズなど、ここでしか買えないレアアイテムも見逃せません。時期によっては品切れもある人気商品なので、見つけたら即ゲットがおすすめです。
この他にも、普段使いできるおしゃれグッズが充実しています。ピンク色の可愛いデザインがあしらわれたTシャツやトートバッグ、ハンカチ、マグカップなど、大人でも欲しくなるアイテムばかり。特に「岩下の新生姜10周年記念Tシャツ」や、イワシカちゃんが並んだアクリルスタンドなどはファンにはたまらない記念品です。マスクやタオルといった小物もあり、ちょっとしたお土産に喜ばれそうです。また「ジンジャー神社」のお守りや絵馬、御朱印帳といった神社グッズも販売されています。実際に神社で祈願した御朱印(スタンプ)もショップで購入できるので、ご利益アイテムとしてつい手が伸びてしまうかも?カラフルでデザイン性の高いアイテムなので、若い女性にも人気のコーナーとなっています。

甘いもの好きのお子さんには、新生姜を使ったユニークなお菓子もぜひ。たとえば「岩下の新生姜チョコレート」は、新生姜の爽やかな風味と甘いチョコが意外な好相性で驚く一品。ピンク色のパッケージも可愛らしいのでお土産にぴったりです。また「新生姜ラムネ」「ピンクジンジャーエール」といったドリンク類やキャンディなどもあり、話のタネになります。どれも試してみたくなるものばかりで、子どもと一緒にお店を眺めていると「あれもこれも!」と欲しくなってしまうでしょう。商品パッケージにもイワシカちゃんやピンクのデザインがふんだんに使われており、家に帰って開封する瞬間までワクワクが続きます。
ミュージアムショップの商品ラインナップは定期的に新商品が追加されます。季節イベントに合わせた限定グッズや、企業コラボ品(例えば最近では地元企業と開発した新生姜味のお茶漬けやソース類など)も並ぶことがあります。まさにここでしか買えないアイテムが次々登場するので、リピート訪問する楽しみもありますね。価格帯も数百円のプチプラから、少し高価な記念品まで幅広いので、子ども自身のお小遣いで買えるものもあります。家族で予算を決めて「一人ひとつ好きなものを選ぼう!」などと相談しながらお買い物するのも楽しいでしょう。無料で遊ばせてもらった分、ぜひショップでお気に入りを見つけて記念に持ち帰ってください。
新生姜カフェ「CAFE NEW GINGER」でひと休み
遊び疲れたら、館内併設のカフェ「CAFE NEW GINGER(カフェ ニュージンジャー)」で休憩しましょう。ここはその名の通り、新生姜入りのメニューしか置いていないという新感覚カフェです。料理もスイーツもドリンクも、全メニューに岩下の新生姜を使用しているというこだわりぶり!新生姜の爽やかな風味とシャキシャキ食感を生かしたメニューは、一度食べたらやみつきになると評判です。館内でたっぷり遊んだ後に味わう新生姜グルメは格別で、「新生姜って食べると美味しいんだ!」と子ども達にも新しい発見があるでしょう。

カフェは11:00からオープン(ラストオーダー17:30、18:00閉店)しています。開店~11:00まではソフトクリームやドリンクなど一部メニューのみ提供ですが、お昼近くになるとフードメニューも揃い始めます。座席数はそれなりにありますが、土日祝のランチタイムは混み合うこともあるので、時間をずらすか整理券の案内に従うようにしましょう。
気になるメニューですが、まずぜひ試してほしいのが「岩下の新生姜ソフトクリーム」。ほんのりピンク色をしたミルクソフトクリームに、新生姜の風味がふわっと香る不思議な美味しさです。一口食べると甘さの中に爽やかな生姜の香りが広がり、あと味はスッキリ。辛みはほとんどなく、小さなお子さんでも美味しく食べられる優しい味わいです。コーンかカップが選べ、希望すれば刻み岩下新生姜を無料トッピングすることもできます(生姜好きな大人向けですが、チャレンジしても◎)。生姜の辛みが苦手な方にはトッピングなしでも十分美味しいので安心してください。親子でシェアして食べても良いですし、がんばって歩いたご褒美にお子さん一人ひとつ!もアリですね。アイスを食べ終わる頃には体がぽかぽかしてくるかも!?
喉が渇いた時には「ピンクジンジャーソーダ」や「ホットピンクジンジャー」といったドリンクがおすすめです。ピンクジンジャーソーダは綺麗なピンク色の炭酸飲料で、甘酸っぱい中に生姜の風味が感じられる爽やかなジュース。シュワシュワとした刺激と生姜効果でリフレッシュでき、暑い夏にもぴったりです。一方、ホットピンクジンジャーは温かい生姜ドリンクで、ほんのり甘く体の芯から温まります。冷えた体に染みわたるので冬季に人気です。いずれも見た目が可愛いので、写真を撮ってSNSに上げたくなるでしょう。お子さんにはソーダが喜ばれますが、炭酸が苦手ならホットを冷まして一緒に飲むのもいいですね。
もちろんお食事メニューも充実しています。人気なのは「岩下の新生姜 生姜焼きライスバーガー」。新生姜入りの特製タレで漬け込んだ豚肉を香ばしく焼き上げ、それをなんとバンズの代わりにライス(お米)の焼きおにぎりではさんだユニークなバーガーです。シャキシャキの新生姜がアクセントになったジューシーなお肉と、香ばしいおこげのついたライスの相性は抜群!ボリュームもあり、大人にも大満足の一品です。期間限定メニューとして登場することが多いので、タイミングが合えばぜひ味わってみてください。ほかにも「岩下の新生姜タルタルで食べるチキン南蛮風プレート」や「新生姜入りキーマカレー」「新生姜のパスタ」など魅力的なメニューが揃います。お子様向けには辛みを抑えた「キッズカレー」や「ふわふわ卵のオムライス」なども用意されており、メニュー表に「お子様にも食べやすい」マークが付いているので選びやすいです。実際に子ども用メニューもあるので、小さなお子さんでも安心してランチが楽しめます。
嬉しいサービスとして、カフェ利用者は**「岩下の新生姜&オリーチェ」食べ放題コーナー**を利用できます。「オリーチェ」とは岩下食品が製造する浅漬けタイプのフレッシュオリーブのことで、新生姜とともに小皿に好きなだけ盛り付け可能。いわば漬物バーのようなコーナーで、ご飯メニューを注文した人は自由に新生姜とオリーブをトッピングできます。ピリッとした新生姜やコクのあるオリーブは箸休めにもおやつにも最適で、「無料なのが申し訳ない!」と思うほど贅沢なサービスです。感染症対策で使い捨て手袋なども完備されているので衛生面も安心です。おかわり自由の新生姜で、何度でもシャキシャキ食感を堪能してください。子どももおかわりに行くのが楽しくて、ついつい食べ過ぎちゃうかもしれませんね。
カフェ店内は明るくカジュアルな雰囲気で、ファミリー歓迎の設備も整っています。ベビーカーのまま入店OKで、キッズチェア(子ども用の椅子)も用意されています。スタッフの方も子連れに慣れていて、メニュー選びに迷うと「これなら辛みが少ないですよ」と優しく教えてくれたりします。離乳食などの持ち込みは基本的にNGですが、必要な場合は事前に相談すると対応してもらえることもあるようです。授乳室が近くにあるので赤ちゃん連れでも安心ですし、おむつ替え後にサッと立ち寄って休憩するのにも便利です。雨の日でもOKな屋内施設なので、遊び疲れた子ども達を落ち着かせながらゆっくり食事できるのはありがたいですね。なお、カフェメニューの主要なものには栄養成分情報も公開されており、健康志向のママパパにも配慮されています。新生姜はヘルシー食材なので、罪悪感なくデザートまで楽しんでしまいましょう。
以上のように、CAFE NEW GINGERはミュージアムの体験を美味しさで締めくくってくれる素敵なスポットです。子どもにとっては初めての新生姜料理にドキドキかもしれませんが、一度食べれば「おいしい!」と笑顔になるはず。大人にとっても新生姜の新たな魅力を発見できる機会です。ぜひ親子でいろいろなメニューに挑戦して、岩下新生姜ミュージアムならではのグルメを満喫してください。
アクセス・駐車場情報(関東からの日帰りもOK)
所在地:栃木県栃木市本町1-25(蔵の街観光エリア内)
東京方面から関東自動車道でのアクセスも良く、関東圏のファミリーが日帰りドライブで訪れやすい立地です。車の場合、東北自動車道「栃木IC」から市街地方面へ約15分で到着します。ミュージアム専用の無料駐車場が第1~第4まで4箇所あり、合計約86台分の駐車スペースがあります。第1駐車場(8台)は施設入口すぐ前にあり、車イス利用者や足の不自由な方優先となっています。一般のお客様は第2(17台)・第3(28台)・第4(33台)駐車場へ案内されますが、第3駐車場でも施設まで徒歩30秒と近く便利です。第4駐車場でも徒歩2分程度です。駐車料金はもちろん無料です。週末の午後など混雑時は満車になることもありますが、その場合はスタッフの指示に従いましょう。大型バスやマイクロバスでの来館も可能ですが、駐車場の都合上事前連絡が必要です。なお、第3駐車場にはロードバイク(自転車)のスタンドや市のシェアサイクルポートも設置されています。サイクリング途中の立ち寄りにも対応しているのは嬉しいですね。
公共交通機関を利用する場合も、それほど難しくありません。最寄り駅は東武日光線・JR両毛線の「栃木駅」です。浅草から東武特急で約1時間強、JR宇都宮線(両毛線直通)で東京方面からもアクセス可能です。栃木駅北口からは徒歩約12分で、駅前の通りを東方向へ真っ直ぐ進めば到着します。徒歩ルートは駅から案内看板も出ているので迷わず行けるでしょう。ベビーカーでも歩道が整備されているので安心です。歩くのが大変な場合は、栃木市のコミュニティバス「ふれあいバス」を利用する方法もあります。栃木駅北口バス乗り場から皆川・樋ノ口線に乗り、「岩下の新生姜ミュージアム前」バス停で下車すれば目前です(運賃200円、小学生100円程度)。本数はそれほど多くないので、事前に時刻を確認して計画すると良いでしょう。
ミュージアム周辺は蔵の街観光エリアとして整備されており、道幅も広く歩きやすい環境です。施設自体が街中にあるため、周辺に飲食店やコンビニも点在しています。徒歩5分圏内にファミリーレストランやカフェもあるので、ミュージアムカフェが混んでいる時はこちらを利用する手もあります(ただしせっかくなら館内カフェを味わってほしいですが…)。周囲の道路は観光客の歩行も多いエリアなので、車の運転はゆっくりめで安全運転を心がけましょう。駐車場から施設まではベビーカーでも段差なくアクセス可能です。エントランスにはスロープもあり、バリアフリー対応がされています。館内もワンフロア構造でエレベーター等は不要なため、小さな子や高齢の方を連れていても移動しやすいです。
営業時間はミュージアムが10:00~18:00、カフェは11:00~18:00(L.O.17:30)となっています。最終入館は閉館の30分ほど前までには済ませたいところです。休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)と年末年始です。火曜日以外にも臨時休館や貸切となる場合があるため、遠方から行かれる場合は事前に公式ホームページのお知らせを確認することをおすすめします。特に大型連休やイベント開催日は営業時間が延長・短縮されたりするケースもありますので注意しましょう。電話(0282-20-5533)で問い合わせることも可能です。
このように、アクセス面でも岩下新生姜ミュージアムは関東ファミリーのおでかけ先として比較的行きやすいスポットと言えます。東京・埼玉方面から車で1~2時間圏内ですし、電車旅行でも子連れで無理のない距離です。無料駐車場がしっかり整備されている点や、駅から徒歩圏内という点も嬉しいですね。旅行プランに組み込みやすい場所なので、ぜひ気軽に訪れてみてください。
赤ちゃん連れも安心!充実の設備とサービス
子連れでのお出かけでは、施設の設備が整っているかどうかが気になりますよね。その点、岩下新生姜ミュージアムはファミリーフレンドリーな配慮が行き届いています。
まず、小さな赤ちゃん連れの方に嬉しいのが授乳室とおむつ替え台の設置です。館内1階(ミュージアムは平屋構造です)の一角に個室の授乳スペースが用意されています。清潔で落ち着いた空間で、授乳用の椅子やおむつ替えシート、ごみ箱などが揃っています。ミルク用のお湯が必要な際はスタッフにお願いすれば提供してもらえる場合もありますので、困ったときは遠慮なく相談しましょう。おむつ替えは授乳室内または多目的トイレに専用台があります。館内トイレも広めでベビーチェアが付いていたりと、小さい子連れでも使いやすくなっています。これらの設備のおかげで、赤ちゃんのお世話が必要になっても安心です。実際に訪れたママさんからも「授乳室があって助かった」「オムツ替えもスムーズにできた」と好評ですよ。
そして、ベビーカーでの入館もOKです。館内は段差がほとんどなくスロープもあり、ベビーカー移動しやすい設計です。展示スペースも比較的ゆったりとってあるので、ベビーカーを押しながらでも各ブースを回れます。混雑時は一部狭く感じる場所もありますが、スタッフの方や周囲のお客さんも寛容に協力してくれる雰囲気なので、お互い譲り合いながら見学できます。必要に応じてエントランスでベビーカーを預かってもらうこともできるようです。また車イスの方も同様に快適に見学できるようバリアフリー対応されています。専用駐車スペースや多目的トイレ、館内スロープなど基準を満たしているので、ご高齢の祖父母と一緒の三世代旅行でも安心です。
館内の所々には休憩ベンチも置かれているので、歩き疲れたら適宜座って休めます。特に映像ライブラリーがあるシアタールームや、カフェ横のテーブル席などは休憩スポットとして利用できます。キッズスペース(イワシカあつめゲームコーナー)は柔らかいマット敷きなので、小さな子を一時的に遊ばせながら大人はベンチで一息…なんて使い方もできますよ。暑い夏や寒い冬のおでかけでも、空調の効いた屋内で過ごせるのは嬉しいですね。雨の日のお出かけにも最適で、駐車場から入口までもほぼ濡れずに移動できます。傘立ても完備されています。
さらに、スタッフ対応の良さも評判です。子ども連れにはニコニコと話しかけてくれたり、写真撮影時に声をかけてくれたりと、とてもフレンドリー。何か困ったことや質問があれば丁寧に応じてくれます。地元愛にあふれたスタッフさんが多く、栃木市の観光案内なども気軽にしてくれるので、気になったことは遠慮なく尋ねてみると良いでしょう。ミュージアムの入口受付にはパンフレット類も置いてあり、スタンプを押せるコーナーもあったりします。お子さんとスタンプ帳に記念スタンプを押すのも楽しいですね。
ミュージアム内は清掃が行き届いていて清潔感があります。2015年開館と比較的新しい施設なので、設備も新しく快適です。館内禁煙でタバコの心配もありません。飲食はカフェスペース以外では基本不可ですが、小さな水筒くらいならベンチで飲ませる程度は問題ないでしょう(周囲に注意して行いましょう)。また、お土産ショップで買ったものは館外まで開封せずに持ち出すのがマナーです。無料Wi-Fiも利用可能で、スマホで写真を撮ってすぐSNS投稿なんてこともできますよ。
以上のように、岩下新生姜ミュージアムは子連れに優しい設備・サービスが揃っています。授乳室やおむつ替え台があることで赤ちゃん連れも安心ですし、ベビーカーOK・バリアフリーで移動もスムーズ。スタッフの気遣いや清潔な環境のおかげで、親も子もストレスなく楽しむことができます。実際に訪れた多くのファミリーから「無料とは思えない充実度」「赤ちゃん連れでも快適に過ごせた」「3世代みんなで楽しめた」と高評価を得ているスポットです。小さなお子さんを連れてのおでかけは何かと心配がつきものですが、ここならきっと笑顔で過ごせるでしょう。
混雑状況と訪問タイミングの工夫
人気スポットだけに、岩下新生姜ミュージアムの混雑状況も気になるところですよね。無料で室内遊びができる施設ということもあり、土日祝日は多くの家族連れや観光客で賑わいます。特にお昼前後の時間帯は駐車場が満車になったり、館内の各フォトスポットで撮影待ちの列ができたりすることもあります。小さいお子さん連れの場合、人混みが多すぎると移動やベビーカー操作が大変に感じるかもしれません。

混雑を避けてゆっくり楽しみたいなら、訪問時間や曜日を少し工夫すると良いでしょう。比較的空いていると言われるのは、まず平日です。平日は地元の幼稚園や学校の団体見学が入ることもありますが、それでも週末よりはゆったり見学できます。未就学児をお連れなら平日がおすすめです。ただ、平日はカフェの一部メニューが提供休止の場合もあるため、目当ての限定メニューがある場合は事前に確認しましょう。
週末しか行けない場合は、午前中の早い時間か夕方近くを狙うのがおすすめです。開館直後の10時台はまだ人が少なく、フォトスポットも貸切状態で撮れることがあります。小さいお子さんは午前中のほうが元気いっぱい動けるでしょうし、早めに行って早めに帰るプランなら昼寝のリズムも崩れません。逆に夕方16~17時頃も少し客足が落ち着きます。実際に「日曜午前中は混んでいたけど、夕方再訪したら空いていてゆっくりできた」という口コミもあります。17時を過ぎるとかなり空いてくるので、閉館前の30~40分で駆け足見学するのもアリです(ただし見どころ満載なので時間との戦いになりますが…)。カフェ利用は17時ラストオーダーなので、夕方訪問の場合はおみやげ購入や軽いドリンク程度にしておきましょう。
また、季節イベント期間中は平日でも普段より賑わう傾向があります。特に夏休み・冬休み期間やゴールデンウィーク、お盆、年末年始の休暇シーズンは子ども連れが増えます。イベント限定の展示やグッズ目当てのリピーターも多いので、そうした時期は混雑覚悟で楽しむ心構えを。逆にイベント切り替え直前や終了直後の時期は比較的空いていることがあります。可能であればそうした狙い目を見計らうのもよいでしょう。
館内が混雑している場合でも、幸いなことに滞在時間はそれほど長くなりすぎない人が多いです。平均的な見学所要時間は1~2時間程度と言われています。そのため、少し待てば次第に人の流れが変わり、お目当てのスポットも順番が回ってきます。撮影スポットではお互い譲り合いの精神で、後ろに人がいれば譲ってあげる、撮り終わったら場所を空けるといったマナーを守りましょう。混雑時でもスタッフが適宜誘導してくれるので、安心して従ってください。カフェが満席の際は整理券や名前を書いて順番待ちするスタイルになることがあります。その間は展示を見て時間を潰せばあっという間です。小さいお子さんがぐずった場合は、一旦屋外に出て気分転換することも可能です(再入館は自由)。駐車場に車を停めてあるなら、車内で休憩してから再入館することもできます。無料だからこその気軽さで、臨機応変に対応しましょう。
また、雨の日のお出かけ先として人気ということは、土砂降りの週末などは逆に多くの家族が集中する可能性もあります。ただ館内は広々としており、多少人が多くてもストレスなく動ける工夫がなされています。先述の通り授乳室やトイレなども混雑に備えて余裕をもって設置されている印象です。小さい子向けの遊び場も譲り合いで遊べますので、多少混んでいても意外となんとかなります。混雑そのものもひとつのイベントと捉えて、「みんな新生姜が好きなんだね~」なんて話しながら楽しんでしまいましょう。
まとめると、土日祝に訪れる場合は朝イチまたは夕方が狙い目、平日なら日中いつでも比較的ゆったり、という傾向です。混雑が心配なファミリーは、その点を考慮してスケジュールを組んでみてください。とはいえ多少混んでいても充分楽しめるキャパシティがありますし、無料なので「混んでたらまた来よう」と気軽にリトライできるのも強みです。お子さんの体調や機嫌に合わせて、無理のない範囲で楽しんでくださいね。
周辺の立ち寄りスポットもチェック!
岩下新生姜ミュージアムを訪れたら、ぜひ周辺の栃木市蔵の街エリアも一緒に楽しんでみましょう。ミュージアム自体が観光名所の集まる蔵の街地区に位置しているため、徒歩圏内に見どころがたくさんあります。
まず外せないのが、栃木市の風情ある町並み散策です。ミュージアムを出てすぐのエリア一帯には、白壁の土蔵や古民家が軒を連ね、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような景観が広がります。町の中央を巴波川(うずまがわ)が流れ、その両岸に歴史的建造物が残っていることから「小江戸」とも呼ばれる情緒豊かなスポットです。小さなお子さんと一緒でも平坦な道が続くので散歩しやすく、ベビーカーでもラクラク巡れます。川沿いの遊歩道は緑も美しく、天気の良い日はお散歩コースに最適です。途中にベンチもあるので、ソフトクリームを食べ歩きしながらちょっと腰掛け…なんて過ごし方も素敵ですね。
巴波川では名物の「蔵の街遊覧船」が運航されています。昔の舟運(船での物流)を再現した観光船で、20~30分かけてゆったり川面から蔵の街を眺めることができます。船頭さんが竿一本で舟を操りながら、栃木の歴史や見どころをユーモアたっぷりにガイドしてくれるので大人も楽しめます。さらに船頭さんが歌う「栃木河岸船頭唄」という船歌は必聴!お子さんにとっては絵本の世界のような体験になるでしょう。乗船料は大人1000円・小学生以下700円程度(未就学児は大人1名につき1名無料の場合あり)ですが、その価値ありの人気コンテンツです。川から見る景色はまた格別で、夏は涼しく冬はこたつ舟も登場するとか。ミュージアムでテンションが上がった後、舟の上で少しゆったり景色を楽しむのも良いリフレッシュになりますよ。
歴史好き・祭り好きのファミリーには、「とちぎ山車会館」もおすすめです。ミュージアムから徒歩5分ほどの場所にある施設で、栃木市の有名なお祭り「とちぎ秋まつり」で実際に使われる迫力満点の山車(だし)を展示しています。大きな山車が館内に並ぶ様子は圧巻で、子ども達も「大きいねー!」とびっくり。山車のからくり人形が定期的に動く実演や、祭囃子の臨場感ある映像上映などもあり、まるでお祭りに参加している気分を味わえます。ここは有料(大人400円・小中学生200円)ですが、栃木市の伝統文化に触れられる貴重なスポットなので時間があれば立ち寄ってみてください。特に偶数年の秋まつり本番前後は盛り上がります。ミュージアムとはまた違った華やかさがあり、男の子も女の子も興味津々で見入ってしまうでしょう。
他にも、蔵の街エリアには親子で楽しめる施設が点在しています。例えば「栃木蔵の街美術館」や「横山郷土館(明治の豪商の邸宅公開)」など文化系スポットや、レトロなおもちゃが並ぶ「塚田歴史伝説館」なんてユニークな博物館もあります。また、おやつ時なら老舗和菓子店で名物のレモン牛乳まんじゅうを買ってみたり、古民家カフェで休憩するのもオツなもの。栃木市は苺(いちご)の名産地としても有名なので、旬の時期なら苺スイーツを探してみるのも良いですね。春には「とちおとめ号」という苺型の可愛いバスが市内を巡回することもあります。こうした周辺散策も含めて楽しめば、一日があっという間に過ぎてしまうでしょう。
車で少し足を伸ばせば、栃木県内の他の観光地と組み合わせることも可能です。例えば宇都宮で餃子を食べてから栃木市に来たり、逆にミュージアムを楽しんだ後に佐野アウトレットや佐野ラーメンを目指したり、といったプランも人気です。また、栃木市近郊には「壬生おもちゃ博物館」や「ツインリンクもてぎ」(少し遠いですが)など子どもウケ抜群の施設もありますので、旅行日程に余裕があれば検討してみても良いでしょう。岩下新生姜ミュージアムは栃木旅行のハイライトとしても申し分ない存在ですが、せっかくなら周辺の魅力にも触れて、家族旅行をさらに充実させてください。関東からの小旅行で訪れる価値十分のエリアですよ。
まとめ:家族みんなで「新生姜のあるシアワセ」を体験しよう!
岩下新生姜ミュージアムは、無料とは思えない充実度で子どもとおでかけを大満足させてくれる関東有数のスポットです。ピンク色の遊び心あふれる空間で写真を撮ったり、体験コンテンツで遊んだり、学びの展示に感心したり、キャラクターと触れ合ったりと、関東ファミリーに嬉しい魅力が盛りだくさんでした。雨の日でも安心の屋内施設であり、まるで工場見学のように楽しみながら食品の秘密を知ることもでき、親子で訪れて損はありません。未就学児から小学生、大人まで三世代みんなが笑顔になれる観光スポットとして、自信をもっておすすめできます。
ぜひ次のお休みには、ご家族で栃木市の岩下新生姜ミュージアムへ足を運んでみてください。可愛くて不思議な新生姜の世界に触れたら、きっと「岩下の新生姜」がもっと好きになるはず。そして帰宅後、新生姜のお土産を囲んで「楽しかったね」「また行きたいね」と会話がはずめば、それこそが岩下新生姜ミュージアムが提案する「新生姜のあるシアワセ」なのかもしれません。家族の思い出に新たな1ページを刻みに、さぁ出かけましょう!楽しい体験と思い出が、あなた達を待っています。
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