お台場の水陸両用バス「スカイダック」を徹底ガイド!子ども連れ家族が楽しむ方法と魅力
東京観光の人気エリアお台場には、レインボーブリッジやフジテレビ本社などのランドマークがあり、東京湾に浮かぶ開放的なロケーションと多数のレジャー施設が集まっています。その中でひときわユニークな乗り物が、陸と海の両方から景色を楽しめるユニークな乗り物「スカイダック」です。水陸両用バスのスカイダックに乗れば、街中のドライブと東京湾クルーズが一度に味わえるとあって、観光客に大人気!特に小さな子ども連れのファミリーには、まるで遊園地のアトラクションのような体験ができると評判です。湾岸エリアの爽やかな風を感じながら、親子でワクワクドキドキの冒険に出かけましょう!
本記事では、お台場の水陸両用バス「スカイダック」の魅力や乗り方、年間を通じて楽しむためのポイントをたっぷりご紹介します。待ち時間の過ごし方や周辺のおすすめスポット、子どもと一緒に乗る際の注意点やベストな座席選びなど、家族旅行で役立つ情報を盛り込みました。スカイダックに興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。きっとお台場観光の計画にお役立ていただけるはずです!
スカイダック台場とは?陸も海も楽しめるお台場の水陸両用バス
まず**「スカイダック(SKY DUCK)」とは何か**を簡単にご紹介しましょう。スカイダックは陸上も水上も走行できる水陸両用バスです。普通の観光バスのように道路を走ったかと思えば、そのまま勢いよく海へとスプラッシュ(突入)し、クルーズ船に早変わり!お台場の街並みと東京湾の景色を一度に満喫できる、欲張りな観光ツアーです。
お台場で運行されているスカイダックは「お台場パノラマコース」と呼ばれ、所要時間は約60分。東京テレポート駅前を出発し、お台場のランドマークを巡りながら東京湾へダイブ、そして再び陸に上がって戻ってくる周遊ルートになっています。道路と海上をシームレスに行き来する体験はスリル満点で、子どもから大人まで思わず笑顔になること間違いなしです。
スカイダックはお台場以外にも東京都内では東京スカイツリー周辺、さらに横浜(みなとみらい地区)でも運行されています。中でもお台場パノラマコースは、レインボーブリッジを下からくぐる迫力の演出や、自由の女神像を横目に東京湾に入水するダイナミックな展開が人気。加えて、ファミリー層が多く訪れるお台場エリアということもあり、小さな子ども連れでも楽しみやすい工夫が満載です。
それでは次に、スカイダック台場の詳しい運行スケジュールや料金、乗り場アクセスといった基本情報を見ていきましょう。

スカイダック台場の基本情報(運行日・料金・アクセス)
お台場のスカイダックに乗る前に、知っておきたい基本情報を整理しました。運行スケジュールや営業時間、料金体系、チケット予約方法、そして乗り場へのアクセスについて詳しく見ていきましょう。
運行スケジュールと所要時間
スカイダック台場(お台場パノラマコース)は、基本的に土日祝日を中心に運行しています(平日は不定期運行)。季節やイベントにより特定日の臨時運行もありますが、通常は毎日運行ではないため、事前に公式サイトの運行カレンダーでスケジュールを確認するのがおすすめです。特に平日に乗りたい場合や冬季などは、運休日に当たらないか要チェックです。
出発時刻は日によって異なりますが、概ね1日に4~6便程度が設定されています。例えば土日祝なら午前から夕方まで、1~2時間おきに便があるイメージです。おおむね10:00台~16:00台の時間帯で運行され、最終便でも夕方には終了します(夜間のナイトクルーズはお台場コースにはありません)。各便とも所要時間は約50~60分程度です。
なお、雨の日でもスカイダックは運行されます。オープンタイプの車両ですが、雨天時にはレインコートの配布があり、多少の雨なら問題なくツアーが催行されます。ただし、台風などの荒天時や強風時は安全のため運休となることもありますので、天候が心配な場合も事前に情報を確認すると安心です。
チケット料金と予約方法
スカイダック台場のチケット料金は大人(中学生以上)と子ども(4歳~小学生)で異なります。さらに平日と土日祝・特定日でも料金が変わる点に注意しましょう。
- 平日料金:大人 3,600円/子ども 1,800円(税込)
- 土日祝・特定日料金:大人 3,800円/子ども 1,900円(税込)
※料金は2025年時点の情報です。今後変更の可能性もあるため、最新情報は公式サイトで確認をおすすめします。
0~3歳の乳幼児は座席を使用しない膝上乗車であれば無料(または保険料程度の少額のみ)で乗車可能です。ただし大人1名につき乳幼児1名まで膝上可となっており、2人目以降の幼児がいる場合は子ども料金で座席を確保する必要があります。また、3歳でも座席を利用する場合は子ども料金がかかります。
チケットは乗車日の1ヶ月前からオンライン予約が可能です。特に週末や連休、夏休み期間などは混雑が予想されるため、事前予約がおすすめです。当日空席があれば乗り場窓口で直接購入もできますが、希望の時間に確実に乗りたい場合は予約しておくと安心でしょう。公式ウェブサイトの予約フォームから日時と人数を指定して購入できます(座席は予約順に自動割当で、選択はできません)。
予約した場合、当日はスマホ等で**予約確認メール(電子チケット)**を提示すればスムーズにチェックインできます。万一予約なしで当日行く場合は、出発時間より早めに窓口に行き、その日の空席状況を確認しましょう。
乗り場(お台場SKYツーリストインフォメーション)とアクセス
スカイダック台場の発着場所は**「お台場SKYツーリストインフォメーション」前です。これは東京臨海副都心地域の玄関口であるりんかい線「東京テレポート駅」**の地上階にあります。駅直結のロータリー広場が乗り場となっており、受付カウンターや待合スペースも併設されています。

- 電車でのアクセス: 最寄りはりんかい線「東京テレポート駅」。改札を出て地上出口(B出口)を出るとすぐ左手に観光案内所(お台場SKYツーリストインフォメーション)が見つかります。ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)を利用する場合は、「お台場海浜公園駅」から徒歩約8分、「青海駅」から徒歩約6分程度です。新橋方面からゆりかもめで来る場合はお台場海浜公園駅で降り、テレポートブリッジという歩道橋を渡ると東京テレポート駅方面に出られます。
- 車でのアクセス: 首都高台場出口または臨海副都心出口からお台場エリアへ。周辺には有料駐車場が点在しています。発着所に専用駐車場はありませんが、東京テレポート駅付近ではダイバーシティ東京プラザやアクアシティお台場(レストラン・ショップ多数、ラーメン国技館というレストランテーマパークもあり)など大規模商業施設の駐車場が利用できます(スカイダック乗車のみの場合は駐車サービスは特にありませんので、駐車料金に留意してください)。
- バスでのアクセス: 都バスや観光周遊バスでも「東京テレポート駅前」停留所が至近です。東京駅・銀座方面から出ているお台場直行の高速バスや、東京BRTなども東京テレポート駅を経由しますので便利です。
東京テレポート駅周辺はお台場の中心地であり、フジテレビ本社や**ダイバーシティ東京(実物大ガンダム像)**も徒歩圏内です。スカイダック乗り場自体も駅からすぐでアクセスは良好なので、子連れでも移動の負担が少ないでしょう。道中で迷った場合は駅の案内板や周辺の案内標識を確認すると安心です。
スカイダック乗車体験の流れと見どころ(陸上観光~スプラッシュ~水上クルーズ)
実際にスカイダックに乗ると、どのような体験ができるのでしょうか。ここでは、乗車当日の流れに沿ってスカイダックの見どころを詳しくご紹介します。陸上での観光から、ハイライトの水上スプラッシュ、そして東京湾クルーズまで、臨場感たっぷりに解説します!

出発前の受付と準備
予約済みの場合は、出発時刻の20~30分前までに乗り場に到着するようにしましょう(当日券購入の場合は少し早めに行くのがおすすめ)。東京テレポート駅の改札を出てすぐの観光案内所内にスカイダック受付カウンターがあります。スタッフに予約確認メール(QRコードなど)を提示すれば、スムーズにチェックイン完了です。受付後は発車時刻まで、同施設内のカフェ併設待合スペースで待つことができます。ウッド調のおしゃれなカフェになっており、椅子やテーブルも十分な数が用意されているので、家族で座ってゆったり出発を待てます。
待合スペースにはトイレもありますが、出発直前は混雑する可能性があります。スカイダックの車内にトイレはないため、必ず事前にお手洗いを済ませておくことが重要です。特に小さなお子さんがいる場合は、乗車前に駅や待合所でおむつ替え・トイレを済ませておきましょう。
また、出発前にコインロッカーを活用して荷物を預けておくと身軽に楽しめます。発着所のすぐ横に有料コインロッカーが設置されています(現金のみ利用可)。ベビーカーで来た場合は、折りたたんで受付横に置かせてもらえることもありますが、可能ならコンパクトにまとめてロッカーに預けると安心です。夏場は乗車中の日差し対策に帽子や飲み物を用意し、冬場は防寒着を着込んでおくなど、季節に応じた準備も忘れずに。
陸上から観光スタート!高さ目線のドライブ
いよいよ乗車時間が近づいたら、スタッフの案内でバスに乗り込みます。スカイダックの車体が乗降用ステップよりもかなり高いため、小さな子ども連れやご年配の方は乗り込む際にサポートしてもらいましょう。専用のタラップ階段を後部ドアに設置してくれるので安心です。
全員が席に着いたら、まずガイドスタッフさんからの諸注意と簡単な説明があります。道路走行中はシートベルトを締めること、手や顔を車外に出さないことなど、安全に関する案内が丁寧に行われます。また、ライフジャケットの場所と使い方についての説明もここであります。子ども用の小さなライフジャケットはスタッフさんが直接手渡ししてくれ、大人用は各座席の下に収納されています(万一の際には着用するためですが、通常は着水時も着用義務はありません)。子ども連れだと少し不安に感じるかもしれませんが、救命胴衣がすぐ使える状態になっていると説明があるので、保護者の方も安心できるでしょう。
諸説明が終わると、いざ出発!まずは陸上ルートでお台場の街を観光していきます。スカイダックは二階建てバス並みに車高が高く、目線が普段乗用車や路線バスに乗っている時よりもずっと高いのが特徴です。周囲のトラックやバスを見下ろすような高さで走るので、子どもたちは「高いね~!」と大喜び。視界が開けており、パノラマビューで街並みを見渡せる爽快感があります。
車内ではガイドさんが絶えずマイクで楽しいトークを繰り広げてくれます。有名スポットに差し掛かる度に見どころを紹介してくれるのはもちろん、道中にはスカイダックに関するクイズなども出題され、乗客みんなで和気あいあいと盛り上がります。初めてお台場を訪れた方でもガイドさんの説明で土地勘がつかめますし、子どもでも飽きずに興味を持てる工夫が随所に感じられます。
陸上ルートでは、例えばフジテレビ本社ビルやダイバーシティ東京(ガンダム像)、お台場海浜公園など、お台場ならではの景色が次々と登場します。ビル群の合間から東京タワーが顔をのぞかせたり、湾岸エリアの開放的な雰囲気を肌で感じたりと、バスに乗ったまま手軽にお台場周辺をぐるっと見て回れるのが魅力です。やがて、車窓からキラキラと水面が見えてきたら、いよいよクルーズへの期待が高まります。
最大のハイライト!スプラッシュで東京湾へ突入
陸側の観光をひと通り楽しんだ後、いよいよスカイダック最大のクライマックスである**水上への入水(スプラッシュ)の瞬間がやってきます。お台場海浜公園の海岸沿いにある「スプラッシュポイント」にバスが差し掛かると、一度停車してスタッフが目視で海面の状況をチェックします。問題がなければ、ガイドさんの「せーの!」の掛け声でみんなで「スカイ、ダック!!」**と元気よくコールし、勢いよく水中へダイブ!
**ドッボーン!**という水しぶきとともに、普段は陸を走るバスがそのまま海に入る瞬間は圧巻です。ジェットコースターのようなスリルに、大人も子どもも思わず歓声を上げてしまいます。想像以上に豪快ですが、不思議と車内に水が入り込んでくることはほとんどありません。前方のフロントガラス付近まで水飛沫があがりますが、乗客は濡れないよう設計されているので安心です(心配な方はタオルを用意しておくと良いでしょう)。
スプラッシュの瞬間は写真や動画を撮りたいところですが、バスが揺れるのでカメラやスマホはしっかり両手でホールドしてくださいね。あっという間の出来事ですが、「陸から海への突然の変化」という非日常体験は子どもにとっても忘れられない思い出になるはずです。
水上クルーズで眺めるお台場の絶景
無事に水上に浮かんだら、ここからはクルーズ船モードで東京湾上の観光が始まります。海に入った直後、シートベルトは外すよう指示があります(「船と運命を共にしないため」=緊急時に速やかに脱出できるように、とのユーモアを交えた説明でした)。ライフジャケットの着用は任意ですが、小さなお子さんにはスタッフが着せるのを手伝ってくれる場合もあります。
波に揺られて進む船からの景色は陸上とは一変し、360度見渡す限りのパノラマビューが広がります。お台場の高層ビル群やレインボーブリッジを背景に、水面から見上げる景色は爽快そのもの。特に圧巻なのは、レインボーブリッジを真下からくぐり抜ける瞬間です。普段ドライブやゆりかもめで渡っている橋も、下から見上げる機会はなかなかありません。巨大な橋脚や鉄骨が頭上を通過していく迫力には、子どもも大人も思わず「おお~!」と声を上げてしまいます。
海上では、ガイドさんが周囲に見えるものを次々と教えてくれます。例えば、東京湾に浮かぶ**第六台場(お台場の由来となった江戸時代の砲台跡)**や、空高く飛ぶカモメや海鳥の話題、さらには海面を跳ねる魚(ボラ)についてなど、豆知識も豊富です。「年に数回、この飛び跳ねる魚がスカイダックの船内に飛び込んでくることもあるんですよ!」といったエピソードに子どもたちは興味津々でした。

遠くには東京タワーや東京スカイツリーが見えるポイントもあり、晴れていれば東京湾越しに都心のランドマークを一望できます。夏の夕方の便であれば傾きかけた陽光にキラキラ光る摩天楼が、冬の澄んだ日には山間に富士山が顔を覗かせることも。季節や時間帯によって表情を変える景色を眺めながら、ゆったりと船旅気分を味わえます。
再び陸地へ…上陸とフィニッシュ
東京湾上でのクルーズを満喫した後は、再びバスは入水した地点近くまで戻り、今度は陸への上陸に挑みます。実はこの水上から陸への上陸こそ、運転士さんの腕の見せ所なのだそうです。タイヤ走行へ切り替える技術が必要らしく、ガイドさんから「うまく上がれるように祈りましょう~!」なんて冗談交じりの呼びかけがあり、乗客みんなでお祈りしながら見守りました。その甲斐あって(?)、スムーズに陸上へのカムバックに成功!バス内は安堵と拍手に包まれました。
陸に上がった直後、バスは公道に戻る前に洗車タイムを行います。海水に浸かった車体は、そのままだと錆びてしまうため、高圧洗浄機で海水を洗い流すのです。同時に、道路上に海水を撒き散らさないようタイヤ周りも入念に洗います。この洗車作業の間、バスは停車しますが、その様子も普段は見られない光景で興味深いものです。子どもたちは「何してるの?」と身を乗り出して作業に見入っていました。ただし停車中は風が通らず、夏は車内が少し蒸し暑く感じるのでハンディ扇風機などがあると便利です。
洗車が終わったら、シートベルトを再び締めて出発地点へ戻ります。お台場海浜公園を離れ、再び街中へ。最後にお台場の自由の女神像を車窓から眺めると、東京テレポート駅前に到着です。「お疲れ様でした~!」というガイドさんの元気な声に見送られ、60分間の陸海冒険ツアーは終了となります。
陸と海、両方からお台場を堪能できるスカイダックの旅はいかがだったでしょうか?初めての方はもちろん、何度もお台場に来ている人でも新鮮な発見があり、ガイドさんの解説も相まって学びと感動にあふれる体験だったと言えるでしょう。次は、そんなスカイダックを家族で楽しむためのポイントや注意点を見ていきます。
子ども連れ家族にとっての魅力と楽しみ方
スカイダックは幅広い世代に楽しめるアトラクションですが、特に未就学児~小学生くらいの子どもがいるファミリーにこそおすすめしたいポイントがたくさんあります。ここでは、子ども連れだからこそ感じられるスカイダックの魅力や楽しみ方をまとめました。
- 非日常体験に子どもも大興奮! – バスがそのまま海に飛び込むというダイナミックな展開は、大人以上に子どもの心に強烈な印象を残します。普段乗っている車やバスとのギャップに「本当に海に入っちゃった!」と目を輝かせることでしょう。まるでテーマパークのアトラクションに乗ったかのような体験に、小さな子でも大はしゃぎ間違いなしです。
- ガイドさんの演出で飽きさせない – 子ども相手に慣れたガイドスタッフが多く、絶妙なトークで子どもの興味を引きつけてくれます。クイズ形式の案内や「3、2、1、スカイダック!」の全員コールなど、参加型の演出に子どもも積極的に関わって楽しめます。60分という時間も、イベント満載なので幼児でも退屈せずに過ごせるよう工夫されています。
- 乗車記念のプレゼントが嬉しい – 乗車時、子どもには**「ダック笛」**というアヒルのくちばし型の笛がプレゼントされます。これが吹くとブーブーとアヒルの鳴き声のような音が出るユニークなもので、子どもたちは大喜び!陸上ではちょっと大きな音ですが、海に出たら思いっきり吹いてOKなので、子ども心をくすぐります。こうしたお土産がもらえるのもファミリーには嬉しいポイントです(笛は持ち帰れるので、旅の思い出になります)。
- 安心の安全設備とサービス – 子どもの安全は親にとって最重要事項ですが、その点スカイダックはライフジャケット完備や丁寧な安全ガイドなど、安心して楽しめる配慮があります。乗車中もスタッフが目を配ってくれており、小さな子が怖がっていないかなどにも気を遣ってくれます。雨天時にはレインコートを無料で配ってくれるなど、きめ細やかなサービスも親としてはありがたいですね。
- 家族の思い出づくりに最適 – 陸と海を巡るスカイダック体験自体が特別ですが、それに加えてお台場というロケーションも相まって、家族写真を撮るチャンスがたくさんあります。後述するフォトスポットでの記念撮影はもちろん、乗車中の子どもの生き生きとした表情や、みんなで声を合わせて盛り上がった瞬間など、かけがえのない思い出が作れます。降車後には子どもが「また乗りたい!」と言ってくれること請け合いです。
このように、スカイダックは子連れ家族にとって魅力が盛りだくさん。普段は恥ずかしがり屋のお子さんも、バス車内の賑やかな雰囲気に触発されて元気いっぱいになるかもしれません。家族みんなで一体感を味わえる体験として、ぜひ旅程に取り入れてみてください。
子連れで乗る際の注意点とベストな座席選び
家族みんなでスカイダックをめいっぱい楽しむために、事前に知っておきたい子連れ向けの注意点や、気になる座席選びのポイントをまとめました。
子ども連れの注意ポイント
- トイレは忘れずに:先述のとおり、乗車前に必ずお手洗いを済ませてください。特に小さな子どもは直前になると「トイレ!」となりがちです。出発直前の待合所トイレは混雑することもあるため、余裕をもって済ませておくと安心です。
- シートベルトと乗車姿勢:陸上走行中は全員シートベルト着用が義務です。小さなお子さんでも膝上ではなく自席がある場合はしっかりベルトを締めましょう(スタッフも巡回してチェックしてくれます)。走行中は立ち上がったり、身を乗り出したりしないよう声かけを。海上ではシートベルトを外しますが、基本的に座席から離れないよう注意しましょう。
- 帽子や荷物の飛ばされに注意:スカイダックはオープンエアのため、走行中は風が吹き抜けます。帽子はつば付きのものなら飛ばされないよう手で押さえるか、あご紐付きがベター。タオルや軽い上着など、風で飛びそうなものはしっかり鞄にしまってください。万一物が飛んでしまってもバスは止まれませんので注意が必要です。
- 天候・気温への対策:夏季は直射日光と暑さ、冬季は風による寒さ対策を万全に。夏は子どもに帽子を被せ、水分補給をこまめに。日差しが強い日は簡易的なクーリングタオルやハンディ扇風機があると便利です。冬は手袋やマフラーなど、防寒具をしっかり着用しましょう。走行中は冷たい風を感じるので、特に海上では真冬はかなり冷えると覚悟しておくと良いです(毛布などの貸出は基本ありません)。
- カメラ・スマホの管理:撮影時にスマホやカメラを落とさないようストラップを手首に巻くなどしてください。小さな子どもにカメラを持たせる場合は、大人が支えるか、安全なタイミングにしましょう。水しぶきが気になる方は防水ケースに入れるのも一案です。
- ベビーカーの扱い:乗車中、ベビーカーは持ち込めないため、乗り場で預ける形になります(折りたたんで邪魔にならないよう置かせてもらえます)。貴重品は預ける前に必ず取り出し、おもちゃなども飛散防止のため外しておきましょう。
座席選びのコツ
スカイダックでは座席を指定することはできず、予約順や乗車順で自動的に割り当てられます。そのため「必ずこの席に座りたい!」という要望を叶えるのは難しいのですが、それでも座る場所によって感じ方が多少異なるので、傾向を把握しておきましょう。
- 前方の席:スカイダックの最前列(1列目)は視界が非常に広く、真正面から迫る水しぶきの瞬間を間近で体感できます。水面への突入シーンを真正面で味わいたい方や、写真・動画を撮りたい方には前方席が人気です。ただし人気ゆえに早めの予約でないと当たりにくい傾向があります。
- 後方の席:車両後部はエンジン音がやや大きめですが、乗り物酔いしにくい方や後ろから全体を見渡したい方には安定感があります。水しぶきも前方ほどは飛んでこないため、濡れを気にする方には後ろ目の席が安心でしょう。小さなお子さん連れでスリルよりも安心感を求める場合は、後方の座席が割り当てられるとラッキーかもしれません。
- 左右の席:左右どちら側でも景色は十分楽しめますが、レインボーブリッジなど大きな景観は進行方向左側の方がよく見える場面が多いです。一方で自由の女神像や東京タワーなどは右側に見えるタイミングもあります。結果的にはどの席でもガイドさんが左右まんべんなく紹介してくれるので大きな差はありません。ただ、写真撮影にこだわるなら進行方向左側の席の方が人気が高いようです。
- 窓側 vs 通路側:スカイダックは2列シートのバスで、いわゆる「窓側」(外側)と「通路側」(内側)があります。小学生くらいのお子さんで自分の席がある場合、景色を楽しむなら窓側が断然おすすめです。風も直接当たるのでよりスリル満点。ただし、小さなお子さんの場合は窓側だと興奮して身を乗り出す恐れもあるため、保護者が隣でしっかり支えましょう。幼児を膝上に乗せる場合は、大人が通路側に座って子どもを外側に抱くか、その逆か、安全に配慮して座る位置を決めると良いでしょう。
座席そのものは予約時に選べませんが、「どうしても前の方に座りたい!」という場合は早めの時間帯・空いている日の便を狙うか、思い切って受付時にスタッフに相談してみる手もあります(確約はできませんが配慮してくれる場合も)。いずれにせよ、どの席になっても工夫次第でスカイダックの迫力は楽しめますので、あまり神経質になり過ぎずリラックスして臨みましょう。
乗車前の待ち時間の過ごし方
スカイダックは予約制とはいえ、乗車前には待ち時間が発生します。特に小さな子ども連れの場合、待ち時間をどう過ごすかも気になるところですね。ここでは、発車までの時間を有効に使うコツや、子どもが退屈しないための工夫を紹介します。
- 案内所のカフェで一息:発着所に併設された観光案内所内のカフェスペースは、冷暖房完備で快適に過ごせます。ドリンクや軽食を注文できるので、朝の便ならコーヒーで目を覚ましつつスケジュールを確認したり、子どもにジュースを飲ませてリラックスさせたりできます。席数も多く、スカイダック1台分の乗客が座れる余裕がありますから、まずはここで体力を温存しましょう。
- 東京テレポート駅で涼む/暖をとる:もしカフェが満席だったり朝早くて営業前の場合は、東京テレポート駅の駅舎内に戻って過ごすのも手です。駅は地下ですがベンチがあり、夏は涼しく冬は暖かいため、子ども連れでも快適。改札階にはコンビニもあるので、飲み物やお菓子を調達することもできます。
- 荷物の整理やトイレを済ませる:待ち時間があるうちに、コインロッカーに預ける荷物を整理したり全員のトイレを済ませておきましょう。バタバタしがちな出発直前より、時間に余裕のある時にやっておくとスムーズです。おむつの交換も早めに済ませておくと安心です。
- 周辺をちょっと散歩:発着所周辺にはちょっとした広場スペースがあるので、子どもがじっとしていられない場合は外の空気を吸いに出るのも良いでしょう。東京テレポート駅前から徒歩5分ほどで**実物大ガンダム像(ダイバーシティ東京前)**があるので、発車時刻に余裕があればサクッと見に行って写真を撮って戻ってくることも可能です。ただし時間管理には注意してください(目安として往復の移動+撮影で15分程度)。
- バス到着の様子を見学:出発時刻の10分ほど前になると、スカイダックの車両が待機場所からロータリーにやってきます。これを見るために少し早めに屋外でスタンバイするのもおすすめです。大きな車体が近づいてくる様子は圧巻で、子どもたちは「あれに乗るの!?」とテンションアップ。乗り込む前から気分を盛り上げることができます。
- 記念撮影タイム:発車前、バスに乗り込む直前に車両の前で写真を撮る時間もあります。乗務員さんにお願いすれば家族写真を撮ってもらえることもありますので、余裕があればぜひ声をかけてみましょう。もちろん感染症対策など状況によっては難しい場合もありますが、混雑していなければ協力してもらえるかもしれません。
以上のように、待ち時間も工夫次第で有意義に過ごせます。小さい子がいると「まだかな?」と飽きてしまいがちですが、お台場の雰囲気を感じながら過ごす数分間も旅の一部です。安全に気を配りつつ、無理のない範囲でプチ観光や休憩を取り入れてみてください。
周辺のおすすめ観光スポットとスカイダックの組み合わせ
お台場はスカイダック以外にも魅力的な観光スポットが満載です。せっかく訪れるなら、周辺施設もあわせて楽しんで充実した1日にしたいですよね。ここでは、スカイダック乗車と相性の良いお台場周辺のおすすめスポットをご紹介します。待ち時間や前後の時間を使って、ぜひ立ち寄ってみてください。
お台場海浜公園・自由の女神像
スカイダックの入水ポイントでもあるお台場海浜公園は、お台場の象徴的な海浜エリアです。砂浜で子どもと砂遊びをしたり、都会にいながら海辺の雰囲気を味わえます。公園内にはレインボーブリッジを背に佇む自由の女神像(レプリカ)もあり、記念撮影スポットとして有名。スカイダック乗車後に散策すれば、海上から眺めた景色を今度は陸側から楽しむことができます。夕暮れ時には美しい夕日やライトアップされたレインボーブリッジも見られるので、時間が許せばぜひ訪れてみましょう。
ダイバーシティ東京 プラザ(実物大ガンダム像)
発着所から徒歩5分ほどの大型ショッピングモール**「ダイバーシティ東京 プラザ」は、子連れファミリーに嬉しいスポットです。館内にはフードコートやレストランも充実しているため、スカイダックの前後で食事をとるのに便利。何と言っても目玉は屋外に立つ実物大ユニコーンガンダム立像**で、高さ19.7mの迫力に子どもも大興奮間違いなしです。ガンダム像は一定時間ごとに光と音の演出で変形(ユニコーンモード⇔デストロイモード)するので、タイミングが合えばこちらも見逃せません。
日本科学未来館(Miraikan)
雨の日や猛暑の日でも安心して遊べる屋内スポットとしておすすめなのが**日本科学未来館(通称:未来館)**です。東京テレポート駅からゆりかもめで1駅(テレコムセンター駅下車徒歩約4分)と少し距離はありますが、未来館には宇宙やロボット、最先端科学を体験できる展示が盛りだくさん。ASIMOなどのロボット実演や、キッズスペースもあるので、好奇心旺盛な小中学生はもちろん幼児でも楽しめます。午前中に未来館で遊んでから午後のスカイダックに乗る、逆にスカイダックを午前に乗って午後は未来館で涼む、など天候に合わせた組み合わせがしやすいスポットです。
東京ジョイポリス
小学生~中高生くらいのお子さんがいるなら、デックス東京ビーチ内の屋内型遊園地**「東京ジョイポリス」**も検討してみてください。最新のVRライドやゲーム、アトラクションが揃い、1日いても遊びきれないほどのボリューム。絶叫系も多いので、スカイダックで盛り上がったテンションのままさらなる刺激を求めるアクティブファミリーにぴったりです。ただし未就学児には乗れないものもあるため、年齢に応じてご判断ください。
レゴランド・ディスカバリー・センター東京
小学生以下のお子さん連れには**「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」**も大人気スポットです。こちらもデックス東京ビーチ内にあり、天候関係なく遊べる屋内施設。巨大なレゴブロックで遊べるプレイエリアやミニチュアの街並み展示、4Dシネマなど、2~10歳くらいの子なら夢中になる仕掛けがいっぱいです。所要2~3時間で回れるので、スカイダックと同じ日に組み合わせても十分楽しめます(※大人のみの入場不可、子ども同伴が必要)。
東京トリックアート迷宮館
デックス東京ビーチといえば、もうひとつユニークな施設が**「東京トリックアート迷宮館」**です。江戸をテーマにした不思議なだまし絵アートが多数展示されており、写真撮影OKなので家族みんなでポーズを決めて楽しめます。小さな子でも怖がる要素はなく、逆に面白おかしい錯覚体験に笑顔になること請け合い。スカイダックで撮った写真と合わせて、トリックアートのユニーク写真も旅のアルバムに加えてみては?
テレコムセンター展望台
少し意外な穴場スポットとして、ガイドさんもおすすめしていたのが**テレコムセンターの展望室ラウンジ(ViewTokyo)**です。ゆりかもめテレコムセンター駅直結のビル21階にあり、東京湾岸エリアを一望できる絶景スポットになっています。入場料が大人500円・子ども300円(4歳以下無料)で、望遠鏡が無料で使えたり、ソファ席でゆったり景色を眺められたりと、実はファミリーに優しい空間です。土日祝は11:00~20:00まで開いているので、スカイダック乗車後に立ち寄って余韻に浸るのも良いでしょう。ここから見下ろすお台場の街並みや東京ゲートブリッジ、さらには遠く房総半島までの景色は一見の価値ありです。夜景もきれいなので、夕方以降まで滞在できる方はぜひ。
その他ショッピング・グルメ
上記の他にも、お台場には家族で楽しめるスポットが盛りだくさんです。アクアシティお台場やかつて存在したヴィーナスフォートなどの商業施設、期間限定イベント(夏のお台場冒険王、冬のイルミネーションなど)、湾岸を巡る**東京クルーズ(水上バス)**で浅草方面へアクセスするプランなど、時間が許せば色々な楽しみ方ができます。特に週末はどこも混雑しやすいので、スカイダックの予約時間に合わせてメリハリをつけた行動計画がおすすめです。
お台場エリアは広いようで歩ける範囲に多くの施設が集まっているため、スカイダックを軸に回りやすいエリアと言えます。子連れの場合は欲張りすぎず、休憩を適宜入れながら、お台場観光を満喫してください。
家族連れにおすすめ1日モデルコース(例)
最後に、スカイダックと周辺観光を組み合わせたモデルコースの一例をご紹介します。時間配分の目安として参考にしてください。
9:30 お台場着。東京テレポート駅到着後、まずダイバーシティ東京前のガンダム像を見学&記念撮影。
10:00 ダイバーシティ東京のフードコートで早めの昼食(混雑を避けるならこの時間がおすすめ)。子どもには軽めに食べさせ、乗車前にトイレも済ませておく。
11:00 スカイダック受付に移動しチェックイン。待合カフェで飲み物を飲みながら休憩。
11:30 スカイダック出発!陸と海からお台場観光を堪能(~12:30頃まで)。
12:45 降車後、お台場海浜公園へ徒歩移動。自由の女神像を背景に家族写真を撮ったり、砂浜で遊ぶ。
13:30 アクアシティお台場内の東京ラーメン国技館にてランチ。全国のご当地ラーメンを家族で食べ比べ。
14:30 デックス東京ビーチに移動し、東京トリックアート迷宮館で不思議体験&写真撮影大会。
15:30 同じデックス内のレゴランド・ディスカバリー・センター東京へ。子ども達大はしゃぎで遊び回る(大人は休憩タイム)。
17:30 ゆりかもめに乗ってテレコムセンター駅へ移動。夕暮れのテレコムセンター展望室で東京湾の絶景と夜景を眺めてゆったり過ごす。
19:00 お台場を出発(ゆりかもめやりんかい線で帰路へ)。
上記はあくまで一例ですが、スカイダックを中心に据えることで、お台場エリアを効率よく楽しむことができます。お子さんの体力や興味に合わせて柔軟にプランを調整し、素敵な一日をお過ごしください。
季節ごとの楽しみ方とお台場の魅力
スカイダックは春夏秋冬いつでも楽しめるアトラクションですが、季節によってお台場の表情や楽しみ方も少しずつ変わります。通年で楽しめる視点を持ちながら、各季節ならではの魅力にも触れてみましょう。
春(3~5月)
春のお台場は気候が穏やかで過ごしやすく、スカイダック日和の日が多いです。4月には周辺で桜が咲くスポットもあり(お台場海浜公園やシンボルプロムナード公園などに植樹あり)、タイミングが合えばバスからお花見気分を味わえることも。春休みやゴールデンウィーク期間は親子連れでにぎわうため、早めの予約が吉です。天気が良ければ乗車後に浜辺でピクニックをしたり芝生にシートを敷いて休憩するのも気持ちいいでしょう。服装は薄手のジャケットがあればOKですが、海風がまだ冷たい日もあるので念のため羽織るものを持参しましょう。春の澄んだ空気のおかげで、遠く富士山が見えることもあります。レインボーブリッジ越しに富士山が見えたらラッキーです!
夏(6~8月)
夏のスカイダックは一番人気のシーズン。青い空と海のコントラストが美しく、水上クルーズの爽快感も格別です。子ども達の夏休み期間は平日でも運行日が増えたり、イベント連動の特別便が出ることもあります。水しぶきが恋しくなる真夏日は、スカイダックでちょっとした水遊び気分を味わえます。ただし気温が高く日差しも強烈なので、乗車中は帽子や日焼け止めを忘れずに。熱中症対策として、待ち時間含めこまめな水分補給を心がけましょう。お台場では夏恒例の花火大会や屋外フェスなども開催されるため、スカイダックの時間帯によっては車上からそうしたイベントの設営風景が見えることもあります。夜の便はありませんが、日が長い夏は夕方の便でもまだ明るく景色を楽しめます。
秋(9~11月)
秋の訪れとともに気温が下がり、お台場観光には最適なシーズンとなります。空気が澄んでくるので遠望が利きやすくなり、東京タワーやスカイツリーはもちろん、新宿副都心のビル群までくっきり見える日も。10月~11月は運行スケジュールが比較的安定し、運休日以外の平日でも運行がある場合があります(行楽シーズンは増便されることも)。紅葉自体はお台場ではあまり見られませんが、代わりにハロウィンやクリスマスに向けたイベント装飾で街が華やぐ時期です。運が良ければスカイダック車内にもハロウィングッズが飾られていたり、ガイドさんがサンタ帽を被っていたりと季節感の演出が楽しめるかもしれません。服装は昼間は薄手長袖で十分ですが、海上は風が冷えるので上着を用意しておきましょう。
冬(12~2月)
冬のお台場は気温が低いものの、実は一年で一番景色がクリアに見える季節です。空気が乾燥して澄んでいるため、日中は遠くの富士山や房総半島まで望める快晴もしばしば。特に夕暮れ時にはレインボーブリッジ越しにシルエットになった富士山が見えることもあり、乗客から感嘆の声が上がります。また、お台場では冬季に各所でイルミネーションが点灯します。冬は比較的観光客も少なめなので、チケットが取りやすい穴場シーズンとも言えます。スカイダックは夕方までの運行ですが、降りた後に周辺の夜景スポットを散策するのもおすすめです。例えばデックス東京ビーチの台場メモリアルツリー(巨大クリスマスツリー)や、パレットタウン大観覧車(※2022年閉業)周辺のライトアップなど、ロマンチックな景色が楽しめます。冬の乗車はとにかく防寒第一。ダウンコートやブランケットを持ち込んで、万全の体制で挑みましょう。
どの季節であっても、スカイダック台場はそれぞれの魅力があります。年間を通じてイベントも多いお台場ですから、季節ごとのトピックと絡めて訪れるとさらに充実した旅になるでしょう。「暑いから夏は避けよう」「寒い冬は無理かな」と思わず、適切な準備をした上でぜひチャレンジしてみてください。きっと季節ならではの素敵な思い出が作れます。
スカイダックと写真撮影スポット
旅の思い出に欠かせないのが写真撮影ですよね。スカイダック周辺には、インスタ映えするフォトスポットやユニークな写真を撮れるチャンスがたくさんあります。ここでは、スカイダックに関連した撮影スポットや撮影のコツをご紹介します。
- スカイダック車両との記念写真:乗車前後にぜひ撮りたいのが、スカイダック本体をバックにした記念写真です。発着所ロータリーに停車中のカラフルなスカイダックの前で家族写真を撮れば、その日の主役がひと目で分かる一枚に。人に頼む場合は、周囲にいるスタッフや他の乗客に声をかけてみましょう。車体全体が入るよう少し離れて撮ると迫力満点です。お台場SKYツーリストインフォメーションの看板なども一緒に写し込むと、場所が分かりやすいですね。
- 入水(スプラッシュ)瞬間のショット:スカイダックならではの躍動感ある写真といえば、やはり海に飛び込む瞬間のスプラッシュシーン!これは乗っている人自身が撮影するのはなかなか難易度が高いです。可能であれば、同伴者の中で誰か一人が陸上からその瞬間を狙って撮影するのがベストでしょう(お台場海浜公園の砂浜から撮影できます)。大きな水しぶきと共にバスが半分水没していくような姿は迫力たっぷりで、後から見返しても盛り上がること間違いなしです。
- レインボーブリッジをくぐるアングル:乗車中に撮れるベストショットの一つが、レインボーブリッジの真下を通過する瞬間。カメラを上向きに構え、巨大な橋桁が頭上に広がる様子をフレームに収めてみましょう。青空と白い橋のコントラストが映え、ダイナミックな一枚になります。スマホならパノラマ撮影モードを使って橋全体を収めるのもおすすめです。
- お台場の景色と一緒に:水上からは東京タワー、スカイツリー、ビル群など多彩な背景が広がります。子どもにダック笛を吹かせている様子と遠くの東京タワーを一緒に写す、家族のシルエット越しにレインボーブリッジを望む、といった構図で撮れば、おしゃれな旅行写真になるでしょう。海上では自由に立ち歩けませんが、座席に座ったまま構図を工夫してみてください。
- 定番&穴場のフォトスポット:スカイダック乗車と直接関係ありませんが、発着所近辺やお台場エリアには写真映えスポットが豊富です。自由の女神像前からレインボーブリッジを望む景色は鉄板の一枚。実物大ガンダム像の足元に立って見上げるショットは迫力があります。また、テレコムセンター展望室からスカイダックが走ったコースを空から振り返るような写真を撮るのもユニーク。時間が許せば、こうしたスポットにも足を伸ばしてみましょう。
写真を撮る際は、くれぐれも安全第一で。乗車中に身を乗り出しての撮影は厳禁ですし、降車後も車道に出て撮るような危険な行為はやめましょう。また、他のお客様が写り込む場合はプライバシーにも配慮してください。ルールとマナーを守って、楽しい思い出をたくさん写真に残してくださいね。
よくある質問(FAQ)
Q1. 雨の日でもスカイダックは運行しますか?濡れてしまいませんか?
A. はい、雨の日でも基本的には運行されます。小雨程度なら乗車時にレインコートを無料配布してくれるので、衣服が濡れる心配も少なく安心です。実際、屋根に簡易シートが張られるため多少の雨はしのげます。ただし、台風や大雨警報が出るような荒天時は安全のため運休となる場合があります。事前に公式情報を確認しましょう。
Q2. 0歳や1歳の赤ちゃんも乗れますか?
A. 年齢制限はなく、乳幼児(0~3歳)でも保護者の膝上で乗車可能です。この場合、乳幼児分の料金はかかりません(1名まで)。ただし、安全のため大人1名につき膝上の子どもは1名までに制限されています。2人目以降の赤ちゃんや、ゆっくり座席に座らせたい場合は子ども料金で座席を確保することも検討しましょう。乗車中は小さなお子さんから目を離さず、しっかり抱っこしてあげてください。
Q3. スカイダックで酔うことはありますか?
A. 個人差はありますが、スカイダックは乗り物酔いしにくい方だと言われています。陸上走行中もゆったりした速度ですし、水上でも波の穏やかな東京湾内をゆっくり進みます。ただ、乗り物に弱い方は事前に酔い止め薬を飲むなど対策すると万全でしょう。景色を眺めているうちにあっという間に時間が過ぎるので、「酔う暇もなかった」という声も多いですよ。
Q4. ベビーカーや車椅子は乗れますか?
A. ベビーカーは折りたたんで受付で預ける形になります。乗車中、バス車内に持ち込むことはできませんが、スタッフが乗り場で預かってくれるので安心して乗車できます。車椅子も、折りたためるタイプであれば同様に預け可能です。ただし車椅子利用の方が乗車する際は座席への移乗が必要になりますので、事前に運営会社に相談しておくとスムーズです。
Q5. 英語など外国語でのガイドはありますか?
A. 2025年現在、お台場スカイダックでは車内アナウンスは日本語のみで行われています。残念ながら多言語音声ガイダンスの設備はありません(横浜コースなどでは英語表記のパンフレットが配布される場合あり)。ガイドの内容がわからなくても、陸海を移動する体験自体が十分にスリリングで楽しめるはずです。どうしても内容を知りたい場合は、事前に英語パンフレットがないか確認したり、翻訳アプリを活用するのも良いでしょう。
Q6. 当日予約なしで行っても乗れますか?
A. 空席があれば当日窓口でチケット購入可能です。しかし、特に週末や繁忙期は満席になっていることも多いので、確実に乗りたいなら事前予約が無難です。当日でも午前中の早い時間帯や夕方の便など比較的空いていることもあるので、飛び込みで行く際は複数の便の候補時間を念頭に置いておくとよいでしょう。「ダメ元」で行ってみて、空いていればラッキーくらいの気持ちで。
Q7. 持って行くと良い持ち物や服装はありますか?
A. 基本的には普段着でOKですが、以下のものがあると便利です。
- 季節対策グッズ:夏は帽子・日焼け止め・扇子やミニ扇風機、冬は厚手のコート・マフラー・手袋など。
- タオル:海水のしぶきが気になる場合や、夏に汗を拭く用途で。
- スマホ用防水ケース:撮影時の水滴や、万一の水没に備えて(必須ではありません)。
- 飲み物:待ち時間や乗車後に喉が渇くことも。自販機もありますが、持参がおすすめ。
- 酔い止め薬:乗り物酔いが心配な人は事前に飲んでおくと安心です。
その他、カメラやビデオを持ち込んで撮影したい場合は、ストラップを付けるなど落下防止策をお忘れなく。
まとめ:お台場スカイダックで家族の思い出を作ろう
お台場の水陸両用バス「スカイダック」は、陸と海をまたいだ爽快な観光体験で子どもから大人まで笑顔にしてくれる素敵なアトラクションです。年間を通じて運行しているので、春夏秋冬いつ訪れてもそれぞれの楽しみがあります。特に子連れ家族には嬉しいサービスや演出が盛りだくさんで、初めてのお台場観光にもぴったりでしょう。
本記事でご紹介したように、乗車前の準備や注意点を押さえておけば、安心してスカイダックを満喫できます。ぜひお台場エリアの他の見どころと組み合わせて、充実した一日をお過ごしください。スカイダックでしか味わえないスプラッシュの興奮や、東京湾から眺める絶景は、きっとご家族の最高の思い出になるはずです。
それでは、次の週末やお休みに、お台場スカイダックで陸海冒険の旅に出かけてみませんか?子ども達の歓声とともに、忘れられない体験があなたを待っています!
以上、お台場スカイダックの楽しみ方ガイドをお届けしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました!お台場で素敵な時間を過ごしてくださいね。ぜひ本記事の内容を次回の旅行プランの参考にしていただければ幸いです。
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