未就学児・小学生と楽しむ!家族で遊べるNintendo Switchパーティーゲーム7選

はじめに:家族みんなでSwitchゲームを楽しもう

家族で遊べるNintendo Switchのパーティーゲームは、未就学児から小学生までのお子さんと一緒に自宅で楽しむのにぴったりです。みんなでわいわい盛り上がれるゲームがあれば、週末や長期休みの過ごし方も充実しますよね。家族で楽しめるSwitchのパーティーゲームをお探しの方や、子どもと遊べるSwitchゲームを知りたい方のために、本記事では家族向けのおすすめタイトル7本を厳選しました。

取り上げるソフトは、ボードゲームでおなじみの「桃太郎電鉄」シリーズや、大人気アニメ原作の「鬼滅の刃」のパーティーゲーム、みんなで大笑いできる「おすそわける メイド イン ワリオ」、パズル対戦が熱い「ぷよぷよテトリス」、体を動かす「Nintendo Switch Sports」、そして世界のボードゲームが詰まった「世界のアソビ大全51」です。それぞれのゲームの概要・対象年齢・プレイ人数から、子どもと一緒に楽しむコツや安全面の配慮家族で盛り上がるポイントや教育的要素ゲームごとのおすすめの遊び方の工夫複数ゲームを組み合わせた休日の過ごし方アイデア、さらにどんな家庭におすすめかまで、たっぷり解説していきます。

家族みんなが笑顔になれるSwitchゲームの楽しみ方をチェックして、ぜひご家庭での遊び時間に役立ててください。それでは、さっそく各ゲームの魅力を見ていきましょう!

桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(桃鉄令和)

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:すごろく風ボードゲーム
  • プレイ人数:1~4人(オフライン対戦、オンライン対応)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

Nintendo Switch用ソフト『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』は、日本全国を舞台にした定番のボードゲームです。プレイヤーは鉄道会社の社長となり、サイコロを振って列車で各地を旅しながら資金を集めて物件を買い、総資産を競います。ルールはすごろく形式でシンプルなので、小学生はもちろんルールを理解すれば幼児でも楽しめます。カラフルでコミカルなキャラクターやイベントが満載で、ゲーム中には各都道府県の名産品や観光地も登場するため、遊びながら日本の地理や特産知識にも触れられるのが魅力です。

子どもと一緒に遊ぶコツ・安全ポイント

桃鉄は基本的に交代でサイコロを振るターン制ゲームなので、小さなお子さんでも焦らずプレイできます。ただし、読み仮名のない漢字が多く使われている箇所もあるため、未就学児や低学年の子どもと遊ぶ際は、大人が画面の指示を読んであげるとスムーズです。また、一局のプレイ時間が長くなりがち(設定にもよりますが数時間に及ぶことも)なので、適度に休憩を挟んだり、「○年決戦モード」など短めのゲーム設定を活用して集中力が切れないよう工夫しましょう。

ゲーム中には他プレイヤーにマイナス効果を与える「貧乏神」や「キングボンビー」といったキャラクターが登場し、資金を失うなどのイベントが起こります。子どもにとっては自分のキャラクターに貧乏神がついて損をする展開が悔しく感じるかもしれません。そんな時は、「誰にでも起こりうるハプニングだよ」とフォローしたり、家族全員で笑い飛ばす雰囲気を作ることが大切です。ゲームを通じて悔しさや逆転劇も含めて楽しめるよう、勝敗よりプロセスをみんなで喜べるムード作りを心がけましょう。

家族で盛り上がるポイント・学べる要素

桃鉄シリーズ最大の魅力は、家族みんなでワイワイ盛り上がれるハプニング性です。サイコロの出目やカードの効果次第で、一発逆転が起こるため、最後まで勝負の行方がわかりません。「ボンビーに取り憑かれて大爆発!」「臨時収入で一気に億万長者!」など、思わず歓声や笑い声が上がるイベントが次々に起こり、小さな子どもから大人まで夢中になります。兄弟で競い合ったり、親子で協力してCPU(コンピュータ)に挑んだりと、遊び方次第でいろいろな盛り上がり方ができるでしょう。

また、地理や社会の知識が自然と身につく教育的要素も見逃せません。ゲーム内で訪れる土地ごとに名産品や名所が紹介されるので、「〇〇県はりんごが有名なんだね」「この駅は温泉で有名」などと話題にすることで、お子さんが日本各地への興味を持つきっかけになります。実在の駅名や地名が多数登場するため、地図帳を片手に「今この辺を走っているよ」などと教えてあげると、社会科の予習・復習にもなります。

楽しみ方の工夫とおすすめモード

家族で桃鉄を遊ぶ際には、いくつか工夫することでさらに楽しさがアップします。例えばチーム戦のルールを取り入れてみるのも一案です。公式には各自対戦ですが、家族内で「子どもチーム vs 大人チーム」に分かれて合計資産を競うなどのハウスルールを作れば、年齢差があっても協力して遊べます。小さな子がいる場合は、子どもと大人がペアになって一緒の会社を操作し、サイコロを振る担当と購入判断をする担当を分けるといった遊び方もできます。親子で相談しながら戦略を立てることで、一体感が生まれより盛り上がるでしょう。

また、ゲーム内の設定を活用することもポイントです。プレイ年数を短めに設定した「○年決戦モード」や、序盤から資金が多い「富裕スタート」などのオプションを使えば、子どもでも達成感を得やすくなります。逆に慣れてきたら長期戦に挑戦し、日本全国を巡り尽くす冒険にトライしてみましょう。イベントや歴史ヒーロー(各地の偉人キャラクター)も多数登場するので、ご当地の豆知識を調べて家族に披露し合うなど、ゲーム外でのコミュニケーションにも発展させられます。

こんな家庭におすすめ

「桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~」は、家族みんなでじっくりゲームを楽しみたい家庭に特におすすめです。兄弟がいる場合は競争心を発揮して白熱できますし、一人っ子でも親とマンツーマンで遊べば協力プレイのような感覚で盛り上がれます。ゲーム初心者の子どもでもサイコロを振る簡単操作から始められるため、ボードゲーム感覚で親子のコミュニケーションツールとして最適です。日本地図や旅行に興味を持ってほしいご家庭にもぴったりでしょう。

《桃鉄令和の楽しみ方チェックポイント》

  • 長時間プレイになりやすいので年数設定を工夫し、途中休憩も取り入れる
  • 大逆転の展開も含めて笑い合い、勝ち負けより過程を楽しむ雰囲気づくりを
  • 地理や名産の話題を出して、遊びながら学びに繋げる工夫もしてみよう

桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~(桃鉄ワールド)

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:ボードゲーム(世界すごろく)
  • プレイ人数:1~4人(オフライン対戦、オンライン対応)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

「桃太郎電鉄ワールド ~地球は希望でまわってる!~」は、桃鉄シリーズの舞台を日本から世界全体に広げた作品です。基本的なルールやゲームの流れは前述の「桃鉄令和」と同じく、サイコロで進んで物件を買い集め、総資産を競うスタイル。ただし、マップが地球規模になり、日本国外の国や都市が多数登場します。球体の地球儀マップ上を縦横無尽に移動でき、世界各地の名所や名産品、さらには各国を代表する偉人キャラクター(歴史ヒーロー)も登場します。英語の地名やカタカナ地名が増えるため、小学生くらいであれば社会科の延長で興味を持てますし、小さなお子さんでも親がフォローすれば十分楽しめる内容です。海外旅行気分で世界一周を疑似体験できる、スケールの大きな桃鉄と言えるでしょう。

子どもと一緒に遊ぶコツ・安全面

世界が舞台の桃鉄ワールドでは、国名や都市名がカタカナ表記になるため、未就学児には読みづらい場面があるかもしれません。例えば「ニューヨーク」「バルセロナ」といった地名を子どもがスムーズに読めない場合、親御さんが指差ししながら一緒に読んであげたり、その国の場所を地図で見せてあげると理解が深まります。また、日本の桃鉄と同様に1プレイが長時間になる傾向があるので、年齢に合わせてプレイ年数を短めに設定したり、「〇年で世界一周できるか挑戦」といった目標を決めて遊ぶと集中しやすくなります。

地球儀状のマップは回転や拡大縮小が可能ですが、小さな子どもには現在地の把握が難しいこともあります。目的地までのルートを自動表示する機能もあるので活用し、迷子になったと感じたら無理に自力で探させず大人がナビゲーションしてあげましょう。安全面では画面に集中しすぎて目が疲れやすい点に注意し、1年ごと(ゲーム内時間)に休憩を入れるなどルールを決めておくと◎です。

家族で盛り上がるポイント・世界ならではの学び

桃鉄ワールドでも、シリーズ特有のハプニング要素による盛り上がりは健在です。貧乏神のコミカルな悪さや、ゲーム中盤以降に登場する強力な「キングボンビー」「世界旅行ボンビー」といった存在が、家族の悲鳴と笑いを誘います。日本版以上に広大なマップでターゲットの都市を探すドキドキ感や、「次はどの国に行こう?」と相談しながら進めるワクワク感は、家族旅行の計画を立てているような高揚感があります。

そして何より、世界各地の知識が遊びを通じて身につく点は大きな魅力です。世界地理や文化の学びに繋がる場面が豊富で、「フランスではワインが名産なんだ」「エジプトにはピラミッドがあるね」など、土地ごとの特色をゲーム内イベントが教えてくれます。ゲーム中に興味を持った国があれば、その国旗や場所、簡単な文化情報をスマホや図鑑で調べて子どもに教えてあげるのも良いでしょう。親子で調べ学習をしながら進めれば、単なるゲームを超えて世界旅行の疑似体験&学習になります。学校で世界地図を見る機会が増える高学年の子にもピッタリです。

遊び方の工夫アイデア

桃鉄ワールドをさらに楽しむ工夫としては、家族全員で協力して世界制覇を目指す遊び方がおすすめです。対戦ではなく1つの会社をみんなで操作し、できるだけ多くの国の物件を集めて「世界一周コンプリート」を目標にするのも面白いでしょう。例えば順番にサイコロを振る担当を回しながら、購入やカード使用の判断は家族会議で決めるなど、協力プレイ風の進め方にすることで小さな子も参加しやすくなります。世界地図を広げ、「次はこの大陸に行ってみよう!」と話し合いながら進むと、自然と会話も弾みます。

もちろん通常通り対戦する場合でも、負けた人に罰ゲーム(世界の国クイズに挑戦、など軽いもの)を用意するなど家族内ルールを決めると盛り上がります。長期戦になりやすいので、〇年ごとに区切って中断セーブし、翌日に続きを遊ぶなど無理のない範囲で楽しんでください。

どんな家庭におすすめ?

「桃太郎電鉄ワールド」は、旅行好きなご家庭子どもの視野を広げたいご家庭にうってつけです。日本版の桃鉄では物足りなくなったリピーター家族にも新鮮な体験をもたらしてくれるでしょう。地理や異文化に興味を示し始めた高学年の子はもちろん、小さな子でもカラフルな世界地図や個性的なボンビーに惹きつけられます。兄弟姉妹で競う場合は「次は自分が行きたい国に行こう!」と交流し合えますし、家族みんなで協力する形なら年齢差があっても一緒に盛り上がれます。ゲームを通じて世界を知るきっかけを作りたいご家庭にぜひプレイしてみてほしいタイトルです。

《桃鉄ワールドの楽しみ方チェックポイント》

  • 読みづらいカタカナ地名は地図や図鑑を活用し、親がサポートしてあげよう
  • 世界各地のイベントをきっかけに、ゲーム外でも親子で調べ学習すると一層楽しめる
  • 対戦だけでなく協力プレイ風の遊び方もアリ!家族みんなで世界一周を目指してみよう

鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:パーティボードゲーム(すごろく+ミニゲーム集)
  • プレイ人数:1~4人(オフライン対戦、オンライン対応)
  • 対象年齢:CERO B(12歳以上対象)

人気漫画・アニメ「鬼滅の刃」を題材にしたNintendo Switch用パーティーゲーム『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』は、家族や友達とマリオパーティ風に楽しめる作品です。プレイヤーは炭治郎や禰豆子、柱のメンバーなどお馴染みのキャラクターたちを操作し、アニメで登場した舞台(藤襲山や那田蜘蛛山など)をモチーフにしたすごろく盤を進んでいきます。途中には最大4人で対戦・協力できるミニゲームが多数用意されており、修行や鬼とのバトルをテーマにしたミニゲームでポイントを競い合いながら、最終的に「最強の隊士」を目指します。鬼滅ファンの子どもにはたまらない、自分でキャラクターを動かして活躍させられるゲームですが、原作を知らない家族でもルール自体はシンプルなのでパーティーゲームとして十分楽しめます。

※本作はストーリー要素よりもミニゲーム中心の内容で、敵である鬼もコミカルに登場します。CERO年齢区分はB(12歳以上)となっていますが、小学生でも保護者の判断で遊べる程度の表現です。

子どもと遊ぶ際のポイント・安全面

鬼滅の刃ゲームでまず留意したいのは、原作由来の戦闘シーンや鬼の登場がある点です。といってもグロテスクな描写は抑えられており、怖さよりもゲーム的な楽しさが前面に出ています。しかし未就学児のお子さんの中には、鬼のビジュアルや効果音に驚いてしまう子もいるかもしれません。初めて遊ぶときは親御さんも一緒にプレイして、怖がっていないか様子を見守ってあげましょう。場合によっては音量を少し下げたり、怖いシーンでは「大丈夫だよ、○○(キャラ名)がきっと勝つからね!」と声をかけて安心させてあげると良いでしょう。

操作面では、すごろくパートはサイコロを振るだけなので幼児でも問題ありませんが、ミニゲームは内容によって難易度が異なります。簡単なものではボタン連打やタイミングよくボタンを押す程度ですが、難しいものではキャラクターを素早く動かして鬼から逃げる、複雑なコマンド入力をする等もあります。小さい子が混ざる場合、ミニゲームではハンデをつける工夫がおすすめです。例えば対戦ミニゲームで大人や上の子はわざと手加減するとか、ルールを始めに十分説明して練習ラウンドを設けるだけでも違います。また、ミニゲームのみを遊べるモードも搭載されているので、苦手なゲームは何度か一緒に練習してから本番のすごろくに挑戦すると、子どもも安心して参加できます。

家族で盛り上がるポイント

このゲーム最大の魅力は、鬼滅の刃の世界観で家族が一体となって盛り上がれることです。お子さんが好きなキャラクターでプレイできるだけでテンションが上がりますし、「全集中!」など作品おなじみの掛け声が飛び出すミニゲームでは、思わず家族みんなで声援を送ってしまうでしょう。ミニゲームの結果次第で順位が目まぐるしく入れ替わるので、最後まで勝負の行方が分からずハラハラドキドキ。特に鬼とのバトル系ミニゲームでは、家族全員で協力して鬼を倒そうと自然に声を掛け合ったり、勝利したときにはハイタッチが出るなど、大いに盛り上がります。

また、原作の名シーンや設定が随所に散りばめられているため、ファンなら「このステージはあのエピソードだ!」といった発見があり、一緒にアニメを観た親子にとっては思い出話にも花が咲きます。逆に鬼滅をよく知らない家族にとっても、ゲームを通じてキャラクターを覚えたり興味を持つきっかけになるかもしれません。好きなキャラの強みを生かして勝負に勝つ爽快感もあり、子どもは大喜び、大人もつい本気になってしまう熱中度があります。

楽しみ方の工夫

鬼滅の刃ゲームを家族でより楽しむには、遊び方にひと工夫してみましょう。例えば、家族でキャラクターになりきってプレイするのも盛り上がります。順番が来たら「○○(キャラ名)、行きます!」とセリフを真似てみたり、負けたら「悔しい!次こそ全集中だ!」などと演じながらリアクションするだけで、子どもは大喜びです。また、チーム戦のルールはありませんが、家族内でタッグを組むことも可能です。例えば4人プレイなら親子ペア2組に分かれ、「親子対決」にしてみると、親は手加減しつつ子どもに活躍させてあげられます。兄弟で組ませて大人 vs 子どもチームにするのも手です。こうすることで小さい子が一方的に負け続ける状況を避け、協力し合う楽しさも味わえます。

さらに、ミニゲームごとに家族の誰が一番上手かランキングをつけてみるのも面白いでしょう。「今日は炭治郎の修行ゲームはお兄ちゃんが一番!」といった具合に結果を記録して、後日また挑戦するとゲーム外でも盛り上がれます。もちろん遊ぶ際は無理な勝負を強いたりせず、あくまで笑顔で楽しめる範囲で工夫してください。

こんな家庭におすすめ

『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』は、何と言っても鬼滅の刃が好きなご家庭にイチオシです。原作ファンの子どもにとってお気に入りのキャラで遊べる体験は格別で、家族でプレイすることで作品への愛着もさらに深まるでしょう。年齢層としては小学校高学年~中学生向けですが、親がフォローすれば小さな子も一緒に楽しめます。兄弟で協力したり対戦したり、親子で一緒に盛り上がりたいご家庭に向いています。また普段マリオパーティなどパーティーゲームが好きなファミリーなら、鬼滅というテーマで新鮮な気持ちで遊べるはずです。「子どもが鬼滅にハマっているので一緒に遊びたい」というパパママにもぴったりですね。

《鬼滅の刃ゲーム 楽しみ方チェックポイント》

  • ミニゲームの難易度差に注意! 小さい子には事前練習や大人の手加減でフォローしよう
  • 怖がりな子には音量調整や声かけで配慮し、安心してプレイできるようにする
  • キャラクターになりきったりチーム戦にしたり、家族独自の遊び方で大いに盛り上がろう

おすそわける メイド イン ワリオ

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:瞬間アクション(プチゲーム集)
  • プレイ人数:1~4人(基本2人同時プレイ、一部モードで最大4人)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

『おすそわける メイド イン ワリオ』は、5秒程度で次々と展開する「プチゲーム」(超ミニゲーム)をひたすらこなしていく、ハイスピードなパーティーゲームです。マリオの宿敵として知られるワリオが主役のシリーズで、その特徴は何といってもゲーム内容のコミカルさとテンポの良さ!鼻ほじりやくしゃみを止めるといったユニークなお題から、ジャンプで障害物をよける王道アクションまで、画面に表示されるお題を数秒以内にクリアしていきます。

「おすそわける」のタイトル通りJoy-Conをおすそわけして2人同時プレイが可能で、協力しながらプチゲームを攻略したりスコアを競ったりできます。また、モードによっては3人・4人でワイワイ遊ぶパーティ対戦も可能です。ルール説明もほとんど無いシンプルな操作ばかりなので、ゲーム初心者の子どもから大人まで直感的に楽しめます。1ラウンドがあっという間に終わるため、「ちょっと休憩に数分だけ遊ぶ」といった遊び方もでき、飽きずに繰り返し遊べる中毒性があります。

子どもと遊ぶ際のコツ・注意点

ワリオのプチゲーム集はテンポが非常に速く、失敗と再挑戦を繰り返すゲーム性です。そのため、小さなお子さんが遊ぶ際には焦らずチャレンジできる環境作りが大切です。初めてだと次々変わる展開に戸惑うかもしれませんが、「失敗してもすぐ次があるから大丈夫!」と声をかけ、ゲームオーバーになっても明るく笑い飛ばしましょう。実際、プチゲームに失敗してキャラクターが派手にふっとぶ演出などはコミカルで、むしろ子どもがケラケラ笑ってしまうことも多いです。

また、親子で協力プレイができる点を活かし、大人がサポート役になるのも良い方法です。2人同時プレイ時は、どちらか一方がクリア条件を満たせば成功となるプチゲームもあるため、子どもが苦手なお題では親がカバーしてあげられます。逆に子どもが得意なプチゲームでは自由にやらせて成功体験を積ませてあげましょう。プレイ中はお互い声を掛け合って、「次はボタン連打だよ!」「そっちお願い!」などリアルタイムでコミュニケーションすると、一体感が生まれて盛り上がります。

安全面では激しいアクションではないものの、画面を集中して見続けるので目の休憩に気を配りましょう。数ラウンド遊んだら一息つく、画面から少し離れる等、長時間連続プレイは避けるようにすると安心です。

家族で盛り上がるポイント

おすそわけるメイド イン ワリオは、家族の笑い声が止まらなくなるゲームです。突拍子もないプチゲームの内容に「なにこれ!?」とツッコミを入れたり、成功した瞬間にハイタッチしたりと、リアクション豊かに楽しめます。特に子どもにとっては、シュールなお題(鼻毛を抜く等)のプチゲームがツボにはまること間違いなし。大人から見ると「くだらない!」と思うような内容でも、子どもは大笑いして「もう一回やろう!」とリクエストしてきます。ゲーム内で流れるBGMや効果音も陽気でコミカルなので、プレイしていない家族まで思わず笑顔になってしまうでしょう。

また、みんなで交代しながら遊びやすいのもポイントです。例えば4人家族なら2人ずつペアで交代プレイしたり、失敗したら次の人に交代といったルールで回していけば、待ち時間もほとんどなくテンポ良く全員が関われます。短いゲームの連続なので、小さな子でも途中で退屈せず最後まで集中できますし、「今のすごい!」「どんまい次次!」と声援を送り合うことで一体感が生まれます。スコアアタックで家族内ランキングを競ったり、「◯◯さんチーム何ポイント!」と発表するなどすれば、さらに盛り上がるでしょう。

さらにプチゲームを通じて、子どもたちは瞬発力や観察力も鍛えられます。どのゲームも一瞬で状況を判断する必要があるため、遊んでいるうちに反射神経が鋭くなっていくかも? 勉強の合間のリフレッシュや、運動できない雨の日の気分転換などにも最適です。

楽しみ方の工夫

メイド イン ワリオを家族で遊ぶ際の工夫として、自分たちでルールを追加してみるのもおすすめです。例えば、負け抜け戦にして失敗した人は一旦休み、最後まで残った人がチャンピオン!といった大会形式にすると、ゲームセンターのようなドキドキ感が味わえます。逆に家族みんなでハイスコアに挑戦する協力プレイも熱いです。全員で交代しながら何点までいけるかチャレンジし、自己ベストを更新できたらみんなで拍手喝采するなど、一体感を味わえます。

また、プレイ中に面白かったプチゲームをメモしておき、後で家族内でその内容を真似してみるというユニークな楽しみ方も。例えば「紙相撲で勝負するゲーム」があれば実際に紙相撲を作って対戦したり、「リズムよくダンスするゲーム」があればみんなでダンス大会を開いたり、ゲーム発のネタでリアル遊びに発展させると笑いが倍増します。

どんな家庭におすすめ?

『おすそわける メイド イン ワリオ』は、短い時間でおおいに笑いたい家庭にぴったりです。まとまった時間が取れない日でも数分あれば遊べるので、忙しいパパママや飽きっぽいお子さんでも気軽に楽しめます。ゲームに不慣れな親御さんでも操作が簡単なので参戦しやすく、「普段ゲームをしないママが一番上手だった!」なんてサプライズもあるかもしれません。年齢差もあまり問題にならず、小学生と幼児、親世代までみんなでゲラゲラ笑える内容なので、家族のコミュニケーションツールとして一家に一本持っておきたいソフトです。

《メイド イン ワリオ楽しみ方チェックポイント》

  • 失敗してもすぐ再挑戦できるので、笑ってリトライ!焦らず雰囲気づくりを
  • 親子で協力すれば苦手なお題もクリア可能。声を掛け合って一体感アップ
  • 交代制や大会ルールを作ったり、ゲームの内容を現実遊びにしてみたり工夫次第でさらに盛り上がる

ぷよぷよテトリス

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:アクションパズルゲーム
  • プレイ人数:1~4人(オフライン対戦・協力、オンライン対応)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

『ぷよぷよテトリス』は、日本生まれの落ち物パズル「ぷよぷよ」と世界的人気パズル「テトリス」が夢のコラボを果たしたアクションパズルゲームです。カラフルな“ぷよ”を4つ並べて消す「ぷよぷよ」と、ブロックを横一列に揃えて消す「テトリス」、異なる2つのルールを一度に楽しめるのが最大の特徴。対戦ではプレイヤーごとに好きなルールを選択でき、例えば子どもはぷよぷよ、親はテトリスで対決するといったことも可能です。もちろん全員ぷよぷよ、全員テトリスでの対戦や、一定時間でルールが入れ替わる「スワップ」モード、アイテムで妨害し合うパーティーモードなどバラエティ豊かな遊び方が収録されています。

操作自体はシンプルで、ピースの移動と回転だけなので幼稚園児でもボタン操作に慣れれば遊べます。ただしパズルとしての思考力が求められるため、未就学児の場合は大人がサポートしつつ遊ぶのがおすすめです。一人用の練習モードやストーリーモードも充実しており、家族で対戦する前に基礎を学ぶこともできます。

子どもと一緒に遊ぶコツ・安全面の配慮

パズルゲームは実力差が出やすいジャンルなので、子どもと大人で対戦すると腕前に差があることもしばしばです。家族全員が楽しむためには、ハンデや協力プレイを上手に取り入れましょう。例えば、実力の高い人はあえて普段使わないルールでプレイする(上手な人がぷよぷよ初心者ならぷよぷよを担当してみる等)、ゲーム内のハンデ設定で最初からおじゃまブロックを積んでおく、対戦ではなく2対2のチーム戦にして子どもと大人を組ませる、といった工夫が効果的です。大人1人と子ども2人で遊ぶ場合は、子ども2人の合計スコア vs 大人1人など、独自ルールでバランスを取ってみても良いでしょう。

安全面では画面を凝視する時間が長くなるため、適度な休憩を挟むことが大切です。特に真剣勝負になると子どもも夢中になってしまうので、「3戦したら5分休憩しようね」など予め約束しておくと良いです。また、負けて悔しがる子には「今のすごい連鎖できてたね!」と良いプレイを褒めてあげるなど、フォローの声かけを忘れずに。勝敗がはっきり出るゲームだからこそ、雰囲気が悪くならないよう大人が明るくリードしましょう。

家族で盛り上がるポイント・学びの要素

ぷよぷよテトリスの対戦は、白熱した頭脳戦で家族を盛り上げます。大連鎖やTスピン(テトリスの高等技術)が決まったときには「やったー!」と歓声が上がり、大量のおじゃまぷよ・ミノ(ブロック)が相手に降り注げば、「うわー!やめてー!」と悲鳴交じりの笑い声が起こります。逆転に次ぐ逆転の攻防は、大人も子どもも手に汗握るスリル満点の展開です。兄弟対決はもちろん、親子対決も燃え上がり、「次こそは負けないよ!」とリベンジマッチが何度も繰り返されることも。

また、本作にはパーティーモードがあり、アイテムで相手の盤面を妨害したり、得点勝負で競ったりとカジュアルなルールでも遊べます。純粋な実力勝負だと大人に敵わない子どもも、パーティーモードならアイテム運次第で勝てるチャンスが生まれるため、みんながヒーローになれる場面が訪れます。こうした運要素のあるルールを活用することで、家族内の実力差があっても一緒に笑い合いながら盛り上がれます。

教育的な観点では、ぷよぷよテトリスは論理的思考力や判断力の向上に一役買ってくれます。先の先まで読んでブロックを配置する力、瞬時に最適解を見つける判断力は、遊びながら自然と養われるでしょう。色合わせや空間認識といった要素も含まれるので、特にパズル好きな子には脳トレ感覚で良い刺激になります。

遊び方の工夫とアレンジ例

家族でぷよテトをとことん楽しむために、いくつかアレンジを加えてみましょう。例えば、家族内大会を開いてみるのはいかがでしょうか。トーナメント表を手書きで作成し、優勝者には手作りメダルを授与!なんて演出をすれば、子どもたちも大喜びで本気モードになるはずです。試合中は観戦役の家族が実況者になりきって「ここで大連鎖が来たー!」と盛り上げ役をするのも楽しいでしょう。

また、協力モードとしては、家族vsコンピューターのタッグマッチもおすすめです。強めのCPUを設定し、家族みんなでスコアを競い合って合計点でCPUに勝てるかチャレンジしてみましょう。一人では歯が立たない相手でも、力を合わせれば勝利できるかもしれません。勝ったときの達成感は格別で、チームワークの大切さも実感できます。

さらに、お絵かきタイムとの組み合わせもユニークです。ゲームの合間に「今から5分間で一番かわいいぷよを描いてみよう!」などミニお題を出し、休憩がてら家族でお絵かき大会を開催。ぷよぷよのキャラクター(カーバンクル等)やテトリミノを題材にすれば、ゲームの世界観が広がり、子どもの創造力も刺激されます。

こんな家庭におすすめ

『ぷよぷよテトリス』は、頭を使うゲームで家族対決を楽しみたいご家庭にうってつけです。パズル好きの親子はもちろん、「子どもの論理的思考力を育みたい」と考えるパパママにも嬉しい副次効果があります。兄弟で競争することで切磋琢磨できますし、親世代には懐かしいテトリス要素があるため、昔ゲームにハマっていたお父さんお母さんも夢中になるでしょう。逆にゲーム初心者の家族には最初は難しく感じるかもしれませんが、パーティーモードや協力戦を活用すれば十分一緒に盛り上がれます。「勝って嬉しい、負けて悔しい」をみんなで味わいたいご家庭におすすめの一本です。

《ぷよテト楽しみ方チェックポイント》

  • 実力差がある場合はハンデ設定やチーム戦で調整し、誰か一方が勝ちっぱなしにならない工夫を
  • 子どものナイスプレーはしっかり褒めて、自信UPにつなげよう。負けても雰囲気◎をキープ
  • パーティーモードや家族大会など、多彩なルールで飽きない工夫を。知的ゲームで盛り上がろう!

Nintendo Switch Sports

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:スポーツゲーム(体感型パーティー)
  • プレイ人数:1~4人(種目により異なる、オンラインプレイ対応)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

『Nintendo Switch Sports』は、Joy-Conを振って現実のスポーツさながらのプレイが楽しめる、家族向け定番スポーツゲーム集です。収録されている競技は全7種目(テニス、ボウリング、バレーボール、バドミントン、サッカー、チャンバラ、ゴルフ)で、リビングがたちまちスポーツ会場に早変わり! それぞれの競技でルールに沿った対戦・協力プレイが可能で、最大4人まで同時に遊べます(競技によりプレイ可能人数が異なります)。例えばボウリングは交代で最大4人、テニスやバレーボールはダブルスで最大4人、サッカーは1対1(2人)などです。

操作方法は直感的で、コントローラーをラケットに見立てて振ればテニスのサーブが打てる、といった具合に小さな子でも身体を動かしながら自然と遊べます。画面上のアバター(キャラクター)も自由にカスタマイズ可能で、髪型や服装を変えたりMiiを使って家族そっくりの分身を作ったりできるため、子どもは自分のキャラへの愛着が湧き、より夢中になれるでしょう。

子どもと遊ぶコツ・安全面の配慮

Switch Sportsで家族が遊ぶ際には、安全第一の準備が欠かせません。Joy-Conは必ずストラップを手首に巻きつけ、周囲にぶつけて壊れやすいものがないか確認しましょう。プレイ前に「絶対にコントローラーを離さないでね」「人に向けて振らないようにしようね」と声かけし、特に小さい子がいる場合は大人がそばで見守るようにします。ゲームに熱中するとつい力が入ってしまうので、テーブルやテレビから十分に距離をとり、お互いぶつからない位置でプレイしましょう。

未就学児のお子さんがいる場合、競技ごとの難易度差も考慮してあげると良いです。例えば、テニスやバドミントンはラケットを振るだけで当たりやすく、比較的簡単なので幼児でも楽しみやすいです。一方、バレーボールはレシーブ・トス・アタックと操作が多く、チャンバラ(剣道)はガードのタイミングが必要なので、小さな子には少し難しいかもしれません。最初は簡単な種目から一緒に練習し、上達してきたら難しい競技にもチャレンジする段階的な遊び方がおすすめです。勝ち負けにこだわりすぎず、「惜しい!もう一回やってみよう!」と励まし合いながら取り組めば、子どもも前向きに挑戦できます。

家族で盛り上がるポイント

Switch Sports最大の魅力は、家族全員が身体を動かして楽しめる点です。ゲーム画面に向かって声を出し、体をめいっぱい使ってプレイする姿は、まるで家の中で運動会をしているよう。たとえばボウリングでストライクを取ったときにはみんなで「やったー!」とハイタッチしたり、白熱したテニスのラリーでは思わず観戦している家族も声援を送ったりと、リビングが一体感に包まれます。

また、普段は味わえない世代を超えた対決ができるのも盛り上がるポイントです。子どもは体力と反射神経を発揮し、親世代はボウリングのコツや駆け引きで勝負…といったように、年代ごとの強みが活きる場面もあります。「おじいちゃんがボウリングで300点近く出して孫に勝った!」なんてエピソードもあるほどで、ゲームに馴染みがないお年寄りでも実際のスポーツ経験を活かして参加できるケースも。家族みんながヒーローになれるチャンスがあるのは、本作ならではです。

さらに、Switch Sportsを通じて子どもたちはスポーツのルールやマナーも学べます。プレイ前後のあいさつや、ナイスプレーには拍手を送るといった姿勢を親が実践して見せれば、スポーツマンシップの良いお手本になります。ゲームで覚えたルールがきっかけで「本物のサッカーをやってみたい!」と子どもが言い出すかもしれません。

遊び方の工夫アイデア

Switch Sportsをより楽しくするには、家族でオリジナルのイベントを企画してみましょう。例えば「おうちオリンピック」や「ファミリースポーツ大会」と銘打って、7種目を使った総合競技戦を開催します。手書きのスコアボードや金メダル(折り紙などで作成)を用意し、競技ごとに順位に応じたポイントを付与。全種目終了後に合計ポイントで優勝者を決めて表彰式を行えば、子どもたちは大興奮間違いなしです。種目は全部でなく好きなものだけでも構いません。家族ならではのルールで盛り上がりましょう。

また、ハンデ設定も工夫次第で色々できます。例えば小さい子にはボウリングでガターにならないガイドをONにしてあげる、テニスでは親は利き手と逆の手でスイングしてみる等、難易度を調整することでみんなが接戦になります。「パパは左手プレイね!」などと子どもがルールを提案しても面白いでしょう。さらには、遊び終わった後に家族でストレッチをする、スポーツにちなんだクイズを出し合うなど、ゲーム外の時間も含めてイベント化すると充実感が増します。

こんな家庭におすすめ

『Nintendo Switch Sports』は、体を動かすのが好きな元気いっぱいの子どもがいる家庭にイチオシです。外遊びができない雨の日や寒い日でも室内でエネルギーを発散できるので、「子どもが有り余る元気を持て余して困る…」というご家庭には救世主的な一本でしょう。兄弟姉妹で遊べば競争心を健全に発散できますし、親子で遊べば一緒に汗をかいてリフレッシュできます。ゲームが苦手な家族でも直感操作なので参加しやすく、家族の運動不足解消やコミュニケーション促進にも役立ちます。Wii Sportsを楽しんだ世代も懐かしさと新しさで盛り上がれること間違いなしです。

《Switch Sports楽しみ方チェックポイント》

  • Joy-Conのストラップ着用&周囲の安全確認を徹底し、事故なく楽しくプレイしよう
  • 子どもの年齢に合わせて簡単な競技からスタート。できた喜びを共有して自信を育てる
  • おうちスポーツ大会などイベント仕立てにすることで、思い出に残る盛り上がりに!

世界のアソビ大全51

基本情報・ゲーム概要

  • ジャンル:テーブルゲーム集(世界のボードゲーム・カードゲーム 他)
  • プレイ人数:1~4人(ゲームにより異なる、ローカル・オンライン対応)
  • 対象年齢:CERO A(全年齢対象)

『世界のアソビ大全51』は、その名の通り世界中の定番ゲーム51種類を1本に収録した豪華なゲーム集です。チェスや将棋、オセロなどのボードゲームから、ポーカーや大富豪(だいふごう)といったトランプゲーム、花札や麻雀といった日本の伝統ゲーム、さらにはビリヤード、ボウリング、釣り、的当てゲームまで、多彩なジャンルが網羅されています。1人用のソリティア系から2人対戦向け、最大4人で遊べるパーティー系まで幅広く、まさに子どもから大人まで誰もが一つはハマるゲームが見つかるでしょう。

ルールを知らないゲームでも心配ありません。ゲームごとに遊び方を丁寧に解説してくれるチュートリアルやガイド機能があるので、親子で初めてのゲームに挑戦するのも簡単です。「難しそう…」と思われがちな将棋やチェスも、はじめはCPU相手に練習し、慣れてきたら家族で対戦すればOK。逆に、おじいちゃんおばあちゃん世代が得意な花札や麻雀を教えてもらう、といった世代間交流もこのソフトなら気軽に実現できます。Nintendo Switchが1台あれば、家にボードゲームカフェがやってきたようなものです。

子どもと楽しむコツ・注意点

多彩なゲームがある分、子どもの年齢や興味に合わせてゲーム選びを工夫しましょう。未就学児にはルールがシンプルな「マンカラ(石を並べるパズル)」「神経衰弱(絵合わせカード)」などがおすすめです。小学生なら「リバーシ(オセロ)」や「トイテニス(卓上テニス)」、簡単なトランプゲーム(7ならべ、神経衰弱など)から始めると理解しやすいでしょう。一部、大人でも難易度の高いゲーム(将棋や麻雀など)は無理に遊ばせず、興味を示したらチャレンジさせる程度で大丈夫です。その際は親が横について一緒に考えてあげると、子どもも安心して取り組めます。

安全面については、基本的に画面の中だけで完結する落ち着いたゲームが多いので大きな心配はありません。ただ、勝負事なので勝ち負けの悔しさはどうしても出てきます。特に長考が必要な将棋や、運の要素が絡むポーカーなどでは、大人びた駆け引きに子どもが負けて涙…なんてことも。そんな時は無理に続けずゲームを切り替えたり、ルールを簡略化できるもの(将棋なら駒落ちハンデ戦、ポーカーならチップ少なめで短期決戦など)でリベンジするのも手です。いろいろなゲームがある強みを活かして、「これは合わなかったね、じゃあ次は別のゲームを遊んでみよう!」と切り替えの早さでフォローしましょう。

また、カードゲーム系では手札を他のプレイヤーに見せない工夫が必要です。Switch1台で遊ぶ場合、トランプ類は基本2人までしかできませんが、人数が多い場合は複数のSwitch本体をローカル通信でつなぐことで3~4人プレイできるタイトルもあります(各自の画面で手札を隠すため)。家族に複数台Switchがある場合はぜひ活用してみてください。

家族で盛り上がるポイント・学べる要素

アソビ大全51は派手な演出こそありませんが、その分じっくり頭を使う勝負で盛り上がります。「次は負けないぞ!」とリベンジを繰り返したり、「このゲーム面白いね!」と家族で新しい遊びを発見したりする喜びがあります。例えば初めてマンカラを遊んだ子どもが親に勝って、「もう一回やろう!」と自信満々になったり、親世代にとって懐かしい遊びが見つかり、「これ昔よく遊んだなあ」と盛り上がることもあるでしょう。世代を超えて同じ遊びを共有できる楽しさがあります。

教育的な観点でも、このソフトは優れています。将棋やチェスで論理的思考を鍛えたり、計算が必要なブラックジャックで算数の応用力を磨いたりと、遊びながら学べる要素が豊富です。また世界のゲームに触れることで、文化や歴史への興味が芽生えることもあります。「なんでこのゲームはインドで生まれたのかな?」と子どもが疑問を持ったら、ぜひ一緒に調べてみましょう。そうした調べ学習も含めて、家族で一緒に成長できる時間になるはずです。

遊び方の工夫

51種類もゲームがあるので、家族のマイブームをどんどん作っていくのがおすすめです。「今週はチェスを極めてみよう!」「今日は家族みんなでダーツ大会!」とテーマを決めて集中的に遊ぶと、理解も深まり達成感があります。週替わりで種目を変えれば飽きずに長く楽しめますし、お互いに教え合うことでコミュニケーションも増えます。また「ゲーム名お題くじ」を作って、その日に遊ぶゲームをランダムに決めるサプライズ要素を取り入れても面白いでしょう。子どもが司会者になって「今日の種目はこれです!」とくじ引きをするだけで盛り上がります。

さらに、実物を用意してみるのもユニークな体験です。例えば、ゲーム内で初めて知ったカードゲームを実際のトランプでやってみたり、ダーツや将棋盤をリアルに出してみたりすることで、「ゲームの中と同じだ!」と子どもは大喜びします。デジタルでルールを覚え、アナログでも遊べるようになるというのは、このソフトならではのメリットです。

こんな家庭におすすめ

『世界のアソビ大全51』は、ボードゲームやカードゲームが好きなご家庭いろいろな遊びを通じて子どもに経験を積ませたいご家庭に特に向いています。テレビゲームにはあまり馴染みがないおじいちゃんおばあちゃんでも、一緒に花札やトランプで遊べば世代を超えて交流できますし、逆にデジタル世代の子どもがアナログ遊びの奥深さに気づくきっかけにもなります。1つのゲームに飽きっぽい子でも次々新しい遊びに挑戦できるため、「また別のゲームやろう!」と前向きになり、家族団らんの時間が増えるでしょう。まさに一家に一本の遊び大全として、幅広い家庭におすすめできます。

《アソビ大全51楽しみ方チェックポイント》

  • 子どもの年齢に合わせてゲームを選択。無理なく楽しめるものからチャレンジしよう
  • 気に入らないゲームは切り替えてOK。51種類の豊富さを活かして、常に家族が笑顔でいられる選択を
  • 覚えた遊びは実物でも! デジタルとアナログ両方で体験することで、遊びの幅がさらに広がる

複数ゲームで充実!休日のファミリーゲームプラン提案

ここまで紹介してきたように、それぞれのゲームには違った魅力があります。せっかく色々なソフトを持っているなら、複数のゲームを組み合わせて遊ぶことで楽しさ倍増! とっておきの休日プランを考えてみましょう。

午前:体を動かして元気にスタート

まずは朝イチに『Nintendo Switch Sports』で体を動かし、家族みんなでエンジンをかけましょう。軽くストレッチをしたら、テニスのダブルスやボウリング大会でひと汗かきます。「ナイスショット!」「ドンマイ!」と声を掛け合いながら、笑顔で体を動かせば、寝起きの子どもたちもシャキッと目覚めるはず。適度に運動したら、お腹も空いてくるのでしっかり朝食を取ります。

昼:みんなでワイワイパーティーゲーム

午前中にリフレッシュした後は、リビングに集まってパーティーゲームタイム!『おすそわける メイド イン ワリオ』や『鬼滅の刃 目指せ!最強隊士!』をプレイして、家族全員で大笑いしましょう。WarioWareの突拍子もないプチゲームで盛り上がったり、鬼滅のミニゲームで「頑張れー!」と声援を送ったり、テンションMAXで楽しみます。笑い疲れたら小休憩を挟んで、おやつタイムにするのも◎。お菓子をつまみながら「さっきのゲーム面白かったね」なんて会話が弾みます。

夕方:じっくりゲーム&頭脳戦に挑戦

午後の後半は、少し落ち着いてじっくり遊べるゲームに挑戦です。例えば『桃太郎電鉄』シリーズでボードゲームの長期戦を楽しんだり、『ぷよぷよテトリス』で家族トーナメントを開催したりと、腰を据えて遊ぶ時間を作りましょう。桃鉄では「次はここを目指そう」と戦略会議をしたり、ぷよテト大会ではトーナメント表を書いて白熱の勝負を繰り広げたり、集中しながらも協力・対戦プレイの醍醐味を満喫します。頭を使ったあとは、「すごく考えたね!楽しかった!」と労い合うひとときを忘れずに。

夜:締めくくりは世界のゲームでほっこり

一日の最後は、クールダウンを兼ねて『世界のアソビ大全51』から何か1つプレイしてみましょう。みんなでトランプの大富豪をしたり、勝った人のリクエストでチェスに挑戦したり、ゆったりとした雰囲気で遊べるゲームがおすすめです。ルールを教え合いながら穏やかに過ごせば、賑やかな一日の締めくくりにぴったり。寝る前には「今日は楽しかったね、またゲーム大会しよう!」と声を掛け合って、家族の絆を感じながら一日を終えましょう。

⇒ポイント: 遊ぶゲームの順番や時間配分は各家庭の自由ですが、「体を動かす → 盛り上がる → 頭を使う → リラックス」とメリハリをつけると、1日を通して飽きずに楽しめます。合間には食事や休憩をしっかり取り、無理のない範囲で計画してください。家族でゲーム三昧の休日は、きっと素敵な思い出になりますよ。

おわりに:家族ゲームで笑顔あふれる時間を

未就学児から小学生まで、子どもと一緒に楽しめるNintendo Switchのパーティーゲームをご紹介してきました。家族でゲームをする時間は、ただ遊ぶだけでなく、コミュニケーションや学び、思い出づくりの貴重な機会です。ルールを教え合ったり、勝敗に一喜一憂したりする中で、親子の距離がぐっと近づくのを感じられるでしょう。

大切なのは、家族みんなが笑顔で楽しむこと。勝ち負けよりも過程を大事にし、時には協力して達成感を味わい、時には競い合って互いを称え合う——そんなポジティブな遊び方ができれば最高ですね。本記事のポイントを参考に、それぞれのゲームの良さを活かしながら、ご家庭ならではの遊び方をぜひ見つけてみてください。

休日のおうち時間が、Nintendo Switchのパーティーゲームで笑い声に包まれる幸せなひとときとなりますように! 家族の絆を深めるゲーム体験を、思いきり満喫してください。

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