記念日やご褒美に◎「天がゆ」で楽しむ贅沢天ぷらコース体験

神戸・阪神間で「ちょっと特別な日」に訪れたいお店といえば、芦屋の「天がゆ（てんがゆ）」。上質な天ぷらと上品な空間、それに温かなおもてなしが合わさって、「記念日」「ご褒美ランチ・ディナー」にぴったりの一軒です。

メニュー構成とコースの魅力

「天がゆ」の最大の魅力は、揚げたての天ぷらを少しずつ提供してくれるコース仕立てにあります。最初は食前酒や小さな付出しから始まり、期待感を高めてくれる演出があるのが特徴です。続いて登場するのは看板食材である車海老。プリっとした身の弾力と、噛んだ瞬間に広がる甘みは、この店を代表する一品です。さらに、その時々に仕入れる旬魚や野菜が続きます。白身魚のふっくらとした身や、アスパラや銀杏といった季節を感じさせる食材は、シンプルながら一番美味しい状態で仕上げられています。

コースの後半には、香ばしいかき揚げが登場します。海老や野菜が絶妙に混ざり合ったかき揚げは、食感も豊かで一層の満足感を与えてくれる一品です。そして「天がゆ」ならではの締めくくりが、お粥またはご飯。揚げ物を楽しんだ後に口を優しく整えてくれる存在で、この流れこそが“天がゆ体験”の醍醐味といえるでしょう。最後は店長手作りのデザートで幕を閉じ、余韻までしっかり楽しめます。

昼には気軽に味わえる「桃乃献立」や「旬乃献立」があり、2,000円台から贅沢な天ぷらを堪能できます。夜は「天粥コース」や「吹き寄せコース」が用意されており、活車海老や刺身が加わることでより豪華な構成に。特に吹き寄せコースは記念日やお祝いディナーにぴったりで、天ぷらと和の会席の両方を楽しんでいるような満足感が得られます。どのコースを選んでも、素材の旬を感じさせる流れと揚げたての天ぷらの香り・食感を存分に味わえることは間違いありません。

写真映えするシーン・撮影のコ ツ

「天がゆ」での食事は、味わうだけでなく写真に収めても美しい瞬間が多くあります。たとえば、職人がカウンター越しに天ぷらを揚げている場面。油の中で海老や野菜が軽やかに揺れる様子や、揚がった瞬間の湯気を切り取れば、その場の臨場感が伝わる一枚になります。

また、提供された天ぷらの断面を撮るのもおすすめです。車海老のプリプリ感や、野菜の鮮やかな色味は、寄りで撮影すると瑞々しさや食感まで表現できます。器の白木や落ち着いた色合いの背景と合わせることで、素材の美しさが一層引き立ちます。

コース全体をテーブルに並べ、粥や味噌汁、漬物、デザートまで含めた“食の流れ”を切り取るのも映えるポイントです。真上からのフラットレイではなく、少し斜め上から撮影することで、立体感が出てより美味しそうに写せます。

さらに、デザートや食後のドリンクは「余韻」を表現する格好の被写体。天ぷらの油の香ばしさから一転、甘く爽やかな締めの時間を切り取れば、写真を見た人にも満足感が伝わります。昼なら自然光を活かし、夜は柔らかな照明を背景にして、落ち着いた大人の雰囲気を出すのがコツです。

ここにしかない「ちょっと贅沢な時間」

「天がゆ」は、ただ「天ぷらを食べる」以上の体験が詰まっているお店。揚げたての音・香り・食感、素材の旬、締めのお粥やデザート。これらが順番に重なって、“特別な日の食事”として心に残るものになります。

記念日には吹き寄せコースで、お祝いムードをしっかり演出。ご褒美ランチには桃乃献立か旬乃献立で、“ちょっといいものを食べたな”という満足感を。写真を撮るなら、コース前半と締めを意識すること。香り・音・湯気・色合いが揃う瞬間を狙いたいです。

SNS映えマップから探す