消防博物館

消防博物館
photo by @aisa_diary
江戸時代から現代にいたるまでの「消防」の歴史が学べる博物館。実際に消防車を見たり、消防服を着れたり出来るため人気の施設です!

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消防博物館の基本情報


【 住所 】東京都新宿区四谷3丁目10番
【アクセス】東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」2番出口直結、JR中央本線「信濃町」駅・「四ツ谷」駅から徒歩各約12分、都営新宿線「曙橋」駅から徒歩約7分
【営業時間】午前9時30分~午後5時(図書資料室は水・金・日の午後1時~午後4時30分)休館日: 毎週月曜日(国民の祝日に当たる場合は開館し、翌日を休館とさせていただきます。また、9月1日の防災の日、10月1日の都民の日、1月17日の防災とボランティアの日についても開館いたします。)年末年始(12月29日~1月3日)
【 料金 】無料

消防博物館
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消防博物館 公式ページ

意外に見どころたっぷり!無料でもしっかり楽しめる「消防博物館」

様々な分野のものが展示されている博物館は楽しいものですが、ひとつのテーマをディープに絞り込んだ専門性の高いミュージアムは、それまで興味がなかった分野のものでも意外な発見があったりして面白いもの。

もしちょっと今までとちがう、面白い専門ミュージアムを探している方には、東京の「消防博物館」はいかがでしょうか。

こちらは消防のすべてが楽しめるミュージアム。消防車好きという子どもをつれたファミリーはもちろん、これまであまり興味がなかった人でもしっかり一日楽しめる、見どころ満載のスポットです。

消防博物館とは

消防博物館は東京消防庁の歴史についての資料を展示している博物館で、四谷消防署と隣接している施設です。

歴代の消防自動車はもちろんのこと、江戸時代は消防だった「火消し」が活躍していた時代を紹介するジオラマやショーステージ、家庭での事故などを防止するための展示、東京の街が見渡せる展望休憩室が揃った丸一日楽しめる博物館です。

消防博物館 消防車
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消防博物館へのアクセス

消防博物館があるのは東京都新宿区四谷三丁目。最寄りの駅は東京メトロ丸の内線の「四谷三丁目駅」です。

2番出口から出ると駅直結となっていて、雨の日でも傘を差さずにアクセスすることが可能です。

そのほか、JR中央本線の「信濃町駅」または「四ツ谷駅」、都営新宿線の「曙橋駅」からのアクセスも可能。

信濃町駅または四ツ谷駅の場合には徒歩で約12分、曙橋駅からの場合には徒歩で約7分となっています。

消防博物館へのアクセスには、やはり四谷三丁目駅が便利ですが、春や秋など気候のいい季節には、四ツ谷駅からゆっくり散歩がてら歩いているのも楽しいものです。

周辺には有名なグルメスポットなどもあるため、食べ歩きを楽しむことも楽しい時間を過ごせるはずです。

消防博物館の基本情報

消防博物館の開館時間は午前9時30分から午後5時まで。ただし、図書資料室は水・金・日曜日の午後1時から午後4時30分までとなっているので、利用を考えている方は注意してください。

休館日は毎週月曜日、祝日に当たる場合は翌平日が休館となっています。また、9月1日の「防災の日」、10月1日の「都民の日」、1月17日の「防災とボランティアの日」については月曜日でも開館となっています。12月28日から1月4日までの年末年始も休館となります。

なお、こちらは年齢などにかかわらず、入館は無料となっていて観覧の予約なども不要なので、近くを立ち寄った、時間が急に空いたというときにもとても便利なスポットです。

そのため、消防博物館はとても混雑する施設。特に夏休みやゴールデンウィークなど、学校が休みになるシーズンはかなりの混雑が予想されます。

ゆっくりと見学したいという人はその時期を外して来館することがおすすめです。また、午前中の早い時間は比較的混雑も少ないということです。

消防博物館の見どころ

マイナーな博物館ですが、消防博物館は地下1階から10階までと、とてもボリュームのある施設。

ここでは各階の見どころを紹介していきましょう。

B1フロアの見どころ
地下一階に展示されているのは「消防自動車の変遷」。大正時代、東京に初めて消防車が導入されてから、現代までの消防自動車が展示されています。

「アーレンス・フォックス消防ポンプ車」や「マキシム消防ポンプ車」、「スタッツ消防ポンプ車」など大正時代の消防車は、むしろクラシックカーの雰囲気で、子どもよりも大人に人気があるようです。

また、昭和の中頃に活躍していた、メルセデスベンツの車体に、カールメッツ社製の梯子を乗せた「ベンツ・メッツ梯子自動車」など優れたデザインのものも多く、自動車好きな方には見逃せない展示となっています。

もちろん現代の自動車もありますので、デザインの変遷を楽しむこともできます。

なお、こちらでは展示している自動車に乗って写真を撮影するというサービスも行われています。

乗車できる車両はその日によって異なるとのことなので、何度も訪れる人も多いということです。

地下一階のフロアでは「ミュージアムショップ」も見逃せません。

こちらは消防グッズだけでなく、珍しい防災用品もそろっています。

災害に備えたアルミシートや、煙や火から身を守るグッズなど、意外に低価格の商品もそろっているので、おみやげにする人も多いとのことです。

1階フロアの見どころ
1階はエントランスのほかにミニシアターがあり、映像やアニメで消防についての知識を学ぶことができます。

またこちらでは、消防ヘリの実物も展示されています。

3階フロアの見どころ
3階は「現代の消防」ゾーンとなてちます。こちらでは、模型を使って火事になったときに消防署がどのような活動をするのか詳しく見ることができます。

さらにこちらの人気は、消防隊が使用する防火服を身につけて、消防車などに乗ることができる展示。

防火服は「ポンプ隊」「特別消火隊」などから選ぶことができるというこだわりで、撮影スポットとしても人気です。

消防博物館 コスプレ
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3階では1階に展示されていた消防ヘリに乗ることもでき、こちらではスイッチなども操作するシュミレーターとなっていることから、実際にヘリに乗っているような気分を味わえます。

消防博物館 ヘリ
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4階フロアの見どころ
4階は明治から大正、昭和と続く消防の変遷を知るためのフロアです。ここでびっくりするのが明治時代の消防車。

なんと、馬車!昔は馬車が大きなポンプを引いて消火活動をしていたそうです。

また明治時代の消火活動を再現したジオラマや、それぞれの時代の防火服や制服なども展示されていて、歴史好きな人にもぴったりです。

5階フロアの見どころ
5階は消防博物館の中でも人気のスポット。こちらは江戸時代の「火消し」についての展示が行われています。

見どころは何と言っても、江戸時代の街の様子を再現した巨大なジオラマ。

とても細かい部分まで再現されているため、じっくり見ていても見飽きることがありません。

さらにこちらでは、火消しが使っていた衣装や、火消しのシンボルである「まとい」の模型などがそろっています。

「まとい」は、江戸を守っていた火消しの「いろは48組、本所深川16組」のものがすべてそろっているので、時代劇が好きといった人にも大きな人気があります。

最近では、このフロアを目当てに訪れる外国人観光客も多いそうです。

消防博物館 火消
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消防博物館 火消し体験
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6階フロアの見どころ
6階には「企画展示室」と「映像室」があります。こちらの企画展示は非常に個性的で凝ったものが多いと人気。

ホームページなどでは開催中の企画展示についての情報がありますので、興味のある人はぜひチェックするといいでしょう。

映像室では、防災についてのアニメが放送。なおこのフロアにはキッズルームもあるので、お子さん連れの方にはもってこいの休憩スペースとなっています。

7階フロアの見どころ
7階はフロア全部が図書室になっています。消防関係の本や資料などを探している人はこちらを尋ねてみましょう。

10階フロアの見どころ
10階は「展望休憩室」。こちらは東京都心の風景画一望できる穴場スポット。天気がいいときには富士山まで見えるそうです。

こちらでは飲食も可能となっているので、ランチなどにもぴったりです。

無料の博物館でありながら見どころたっぷり、しかもアクセスに便利な「消防博物館」。

ちょっと時間ができたけどどこ行く?そんなときにはぴったりの場所かもしれません。

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