アート山大石可久也美術館

アート山大石可久也美術館
photo by @shirokuromie
淡路島の洋画家・大石可久也と鉦子画伯夫妻が作り上げた美術館。こちらの美術館は自宅周辺の豊かな緑と海の中にアートを表現するということがコンセプトなため、街中にある美術館では決して見ることのできない展示形式が印象的でインスタ映えする雰囲気を醸し出しています。まるで、絵本の世界に迷い込んだような気分にさせてくれる非現実的なアートな空間で日常の疲れを癒されてみては?

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アート山大石可久也美術館の基本情報


【スポット】アート山大石可久也美術館
【ふりがな】あーとやまおおいしかくやびじゅつかん
【 住所 】兵庫県淡路市楠本2159番地
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道 東浦ICから車で約10分
【最寄り駅】なし(最寄りの公共交通機関はバス)
【営業時間】10:00~17:00(最終入館16:30)
【 料金 】大人800円、高校生500円、中学生以下無料
【クーポン】公式ウェブサイトにて割引クーポンあり

アート山大石可久也美術館
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公式ページ

淡路のかわいい異空間、アート山大石可久也美術館

アート山大石可久也美術館とはどんな場所?

淡路島出身で洋画家の大石可久也さんと同じく洋画家である奥様の鉦子さんが中心になって創立された美術館です。大石可久也さんは2018年5月に他界されるまでに数々の作品をこの世に残し、兵庫県文化賞や文部科学大臣賞の受賞もしました。

そして地元淡路では自宅周辺の自然をアート空間にするという構想のもとで200名前後のボランティアの協力も得てアート山大石可久也美術館へと至りました。大阪湾の眺めと山の自然を味わいながらアート空間を楽しめる場所となっています。

また、展示作品は常時入れ替えとなっているだけのことはあって「生きている美術館」と言い換えることもできます。

アート山大石可久也美術館の見所

アート山大石可久也美術館の特徴は自然をアートにしてしまうことでつくられたかわいい異空間といえそうな演出ではないでしょうか。実際にどのような見所があるのかみていきましょう。

メインギャラリー

白い帆船にみたてたかのようなメインギャラリーは2階建てになっています。家屋そのものも十分にかわいいのですが、中に入れば幻想的な絵画やオブジェに心を奪われることでしょう。

アート山大石可久也美術館 絵画
instagram @shirokuromie

アート山大石可久也美術館 人形
instagram @shirokuromie

メインギャラリーには作品展示のほかにカフェやアトリエ、物販コーナーもあります。両方ともメインギャラリーの1階にあり、眼下に広がる大阪湾の眺めを楽しみながら過ごすことができます。カフェについてはテラス席もあるので暖かい時期は外で自然に溶け込んだアート空間を楽しみながら休憩するのもまた趣があります。

木舟・縄文小屋

山にのぼった木舟は幸せを呼ぶ舟と言われていて、その木舟にはサインがぎっしり詰まっています。

そんな木舟をおくために土地を削ったときにでた土と切り倒した雑木を骨にして作ったのが縄文小屋になります。縄文小屋とはいっても教科書でみるような当時の竪穴式住居とは見た目がかなり異なりますが、それでもかわいく仕上がっています。リサイクル精神に富んだ作品といえそうです。

美の女神の塔

レンガや石を1つずつ積み上げてできた5.5mのオブジェで、積み上げられたレンガや石の上に美の女神はたっています。アート山大石可久也美術館のシンボルにもなっています。

イーストギャラリー

アート山大石可久也美術館で最初にオープンしたのがこれから紹介するイーストギャラリーになります。今は大石鉦子さんの作品を展示する場所になっており、貝殻や石を張り付けた作品などが魅力的です。また、イーストギャラリー中央にあるテーブルセットで座りながら鑑賞することができます。幻想的な作品に囲まれながらずっと座ってみていられそうな空間です。イーストギャラリーになっている石造りの小屋もまた自然に溶け込んで落ち着いたかわいい外観になっています。


アート山大石可久也美術館 イーストギャラリー
instagram @shirokuromie

アート山大石可久也美術館 イーストギャラリー 人形
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アートトイレ

アート山大石可久也美術館はどこまでアートを徹底しているかというとトイレとて例外ではありません。

きれいなトイレには好印象をもつこと間違いなしですが、アート山大石可久也美術館のトイレはきれいであるだけにとどまらずアートがいっぱいなのでかわいい空間になっています。楽し気なオブジェやガラス張りの天井から緑の木立がうかがえたりと、もはやトイレというよりひとつの立派な展示スペースといえそうなところです。

遊歩道

淡路の自然をゆっくり満喫しながらアートを楽しむことができるのが遊歩道です。メインギャラリーの手前にある手作りのかわいい遊歩道には遊び心の詰まったオブジェがたくさん隠れています。

蛇口には鳥のオブジェがいたり、正面をみれば石のアーチがあったりと遊び心をもって楽しめます。

アート山大石可久也美術館周辺のおすすめスポット

これまでアート山大石可久也美術館の見所について解説してきましたが、周辺にも訪れておきたいスポットはあるのでしょうか?

しらす

アート山大石可久也美術館の近所にシーサイドテラスのある素敵なカフェがあります。店内の内装は木で統一されており、さらに白い壁と天井で落ち着いた解放感のある雰囲気を演出しています。

海の見えるテラス席は3テーブルですが、テラス席以外でも海の見える席があります。料理はタコライスやカレーなどが提供され、お土産で淡路島の特産品であるタマネギを使ったタマネギケチャップを買うことができます。

基本情報

営業時間:11:00-17:00(ただしランチは14:00まで)
定休日:木曜日、第2水曜日
住所:兵庫県淡路市釜口1871-1
アクセス:アート山大石可久也美術館より車で11分
予算:1000円~

アート山大石可久也美術館へのアクセス

JR三ノ宮バスターミナルから淡路夢舞台前まで50分乗車し、その後徒歩8分で到着します。

アート山大石可久也美術館の基本情報

名称

アート山大石可久也美術館

読み方

あーとやま おおいしかくや びじゅつかん

営業時間

10:00-17:00

定休日

月・火曜日(ただし休日の場合は開館)

入場料

大人800円、学生600円

クーポン

中学生以下であれば無料

まとめ

淡路の自然をかわいいアート空間にしたアート山大石可久也美術館でした。アートと自然を同時に満喫できる、そんなスポットだったのではないかと思います。そんなアート山でゆったり過ごしながらそこならではのインスタ映えも狙いたいですね。

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