吹き戻しの里(八幡光雲堂)
吹き戻しの里(八幡光雲堂)の基本情報
【スポット】吹き戻しの里(八幡光雲堂)
【ふりがな】ふきもどしのさと(やはたこううんどう)
【 住所 】兵庫県淡路市河内333-1
【アクセス】神戸淡路鳴門自動車道 津名一宮ICから車で約15分
【最寄り駅】津名一宮IC
【営業時間】9:00~17:00(年中無休)
【 料金 】入場無料(体験工房は有料)
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供
吹き戻しの里(八幡光雲堂)
が含まれる観光マップ
誰もが笑顔になる淡路島にある「吹き戻しの里(八幡光雲堂)」とは?
吹き戻しの里へのアクセスと楽しみ方などについて
淡路島にある「吹き戻しの里」へのアクセスは、神戸淡路鳴門自動車道東浦ICから国道28号、県道71号を西浦方面へ車で3.5kmです。
または、東浦バスターミナルでタクシーに乗って約10分のところです。
駐車場の料金は無料で、23台分のスペースがあります。入場受付時間は、「午前 10時~11時30分まで」「午後 1時~3時30分まで」となっています。
入場料金は大人(高校生以上)500円・子ども300円。一般の人の入場は予約が不要ですが、団体での来訪は予め見学申込書を使ってFAXで申し込みます。
予約をしておくとスムーズな見学や製作体験ができます。休業日は基本的には元日です。野外ではなく屋根のある施設なので雨の日でも楽しく過ごせます。
「吹き戻しの里」の吹き戻しとは?
吹き戻しというのは、誰でも子供の頃に遊んだことがあるおもちゃのひとつです。プラスチックでできた吹き口という部分と、その吹き口につながっている紙の筒からできています。
紙の筒はぺちゃんこになっていて、先の方から吹き口に向かって、クルクルと巻き込まれています。吹き口を口にくわえて強く息を吹くと、吹き口に仕掛けられた笛がピーと鳴り、それと同時に巻き込まれていた紙の筒がスルスルと伸びていきます。吹き終わると、伸びた紙の筒はふたたびクルクルと元のように丸まっていきます。
とても単純なおもちゃですが、こどもだけでなく大人もパーティーなどの際に吹き戻しを使ってパーティーを盛り上げたりするのに使うことがあります。
現在では、このパターンをいろいろ変形させている物もたくさんあります。
たとえば、紙の筒が前方だけでなく左右にも伸びるようにしたもの、3方向に留まらず、何方向にも伸びるようにしたもの、また帽子に取り付けて帽子から紙筒が伸びるものなど。
さまざまなパターンの吹き戻しが作られています。
吹き戻しは別の呼び方もあります。「まきとり」「巻鳥」「巻きとり」「まきぶえ」「ピロピロ笛」「ピーヒャラ笛」「へび笛」などです。
外国での吹き戻し
日本で作られた吹き戻しのおもちゃは、世界中で愛されて今ではたくさんの国で作られています。
アメリカ製、イタリア製、スペイン製、ドイツ製、中国製などそれぞれの国の特徴があって楽しいものですが、なんとイタリアではこの吹き戻しのことを「姑の舌」と呼ぶのだとか。
おしゃべりなおばあさんの舌は長いに違いないということらしいです。ブラジルでも姑の舌という意味です。スペインはもっと過激で姑殺しだそうです。楽しいおもちゃにもいろいろな見方があるようです。
吹き戻しの日
6月6日は吹き戻しの日として一般社団法人 日本記念日協会に吹き戻しの里が申請をして認定されています。
「日本吹き戻し保存協会」が9月9日を吹き戻しの日としていましたが、現在は活動停止になり廃止となっています。
「吹き戻しの里」は、この廃止となった「日本吹き戻し保存協会」とは全く無関係です。
吹き戻しの製作体験
吹き戻しを自分で作ってみることができるのが吹き戻しの製作体験です。
紙の筒にするのにはたくさん用意されている紙の中から自分の好みのものを選ぶことができます。
文字を書いたりすることもできるので、プレゼントにも楽しいものができます。
それほど難しい工程ではありませんし、丁寧に作り方を教えてもらえるので、ちゃんとした吹き戻しができあがります。
みんな自分で作れるなんて思っていなかったので、自信作を吹いてみてその出来上がりに満足していました。
いろいろな見学に行くことがありますが、自分で実際に作ることができると、楽しもも倍増します。
高齢の方なども懐かしいと喜んで作っていました。
こどもにもちゃんと作り方を教えてくれるので、こどもも楽しむことができました。
おとなも一人当たり6本の吹き戻しが作れるようになっていますが、こどもであっても一人当たり6本の吹き戻しが作れます。
さらにもっとという人にはオプションのコースがいろいろ用意されていました。
製作体験にはオプションのコースがあります。
ぞうさんコース(プラス100円)ではぞうさんの吹き戻しが一本追加。
うさぎさんコース(プラス100円)ではうさぎさんの吹き戻しが一本追加。
三本付きコース(プラス150円)では三本付きの吹き戻しが一本追加。
楽しい吹き戻しの里
吹き戻しの里は、大人も子供も楽しい時間を過ごすことができます。
親子で行っても、カップルで行ってもまた団体で行っても子供の頃に返ってひたすら吹き戻しを吹いてみたり、いろいろな吹き戻しを見学したりすることができます。
ほんとうに楽しくて時間を忘れてしまいます。自分で実際に吹き戻しを作るのはさらに楽しい時間です。
子供連れで行く場合には、幼児にはちょっと無理ですが幼稚園以上の子供であれば自分で作ってみることができるので、おすすめです。
それほど難しくなくて、自分で作ったものを持って帰ることができるのは、こどもにとってとても良い思い出になります。
おじいちゃんやおばあちゃんがいるこどもであれば、孫が作った吹き戻しを観光の楽しかった思い出話と一緒に届ければ、良いおじいちゃん・おばあちゃん孝行になります。
材料を選んだり、自分で作ったものがほんとうにスルスルと伸びていくのかを試してみたり、他の人が作ったものを見たりと共通の楽しみを分かち合うことでみんなが笑顔になります。
お土産には、いろいろなタイプの吹き戻しが販売されているので、選ぶのも楽しみです。
なつかしい吹き戻しというおもちゃとはちょっと雰囲気が違う感じの建物ですが、館内は視覚障害者の人も楽しめるように点字での説明が用意してあります。
また車椅子対応スロープ・車椅子対応客室・車いす用のおトイレも用意があります。AED(自動体外式除細動器)の設置もあり万全です。
吹き戻しを使った嚥下療法
縁日などで買った楽しい吹き戻しですが、今この吹き戻しが高齢者の嚥下障害を改善する道具として注目を集めています。
高齢になると呼吸が浅くなったり、嚥下の際に食道に行くはずの食べ物や飲み物が気道へ入ってしまって肺炎の原因になったりします。
こういった呼吸や嚥下を改善するために吹き戻しを利用することで、大きな効果をあげています。
高齢者はトレーニングというとなかなか根気が続かなかったりするものですが、吹き戻しはおもちゃの要素があるために楽しんでトレーニングを続けることができます。
使い方が難しいこともなく簡単に誰にでも使えるので、自宅などでのトレーニングで元気を取り戻している高齢者もたくさんいます。
吹き戻しの里を訪れた後、吹き戻しや吹き戻しを作る材料を、また購入したいと思ったらネットショップがあるので、そちらを利用して吹き戻しを購入することができます。
ネットショップではクレジットカードやコンビニ決済、ペイジー決済が使えるので便利にお買い物ができます。
「吹き戻しの里」は、NHKをはじめとしてたくさんの番組の取材を受けているので、その時に訪問したゲストのサインなどもたくさんあります。
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