緑寿庵清水
緑寿庵清水の基本情報
【スポット】緑寿庵清水
【ふりがな】りょくじゅあんしみず
【 住所 】京都府京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
【アクセス】京阪電車 出町柳駅 徒歩約15分
【最寄り駅】出町柳駅
【営業時間】10:00~17:00
【 料金 】商品により異なる
【クーポン】公式サイトにて不定期にクーポン情報を掲載
日本に一つしかない金平糖専門店!緑寿庵清水の極上金平糖を味わおう
京都市内を観光していると、京都にしかない様々なお店との出会いがあります。
そんな名店が立ち並ぶ京都市内に、なんと日本でたった一軒しかない金平糖専門店、緑寿庵清水があります。
食べて美味しい、お土産にもぴったりの可愛らしい金平糖専門店の緑寿庵清水を、緑寿庵清水にしかない珍しい味の商品も含めて詳しくご紹介致します!
緑寿庵清水は幕末から続く
金平糖の老舗緑寿庵清水の創業は、弘化4年(1847)にさかのぼります。
初代の清水仙吉が現在と同じ場所に暖簾上げし、三代目の清水勇の時代から金平糖を作り始めました。
五代目の清水泰博の頃には、約50種類もの金平糖が作られ、京都の庶民の間でとても愛されて来ました。
創業から150年を超える現在も当初からの伝統の技術を守り、何ひとつ変わる事なく、極上の金平糖の味を緑寿庵清水は守り続けています。
金平糖ってどうやってつくるの?
金平糖は小さい円球で角がいくつも付いた不思議な形をしていますが、角がどうして出来るかご存知でしょうか?
そして金平糖を作る工程にはとても長い日数と熟練の技術が必要です。
1546年にポルトガルから輸入された金平糖は後に製法技術がもたらされました。
ポルトガル語でお菓子を意味する「コンフェイトス」から「こんぺいとう」に名前が変わったと伝えられています。
金平糖の主原料は、砂糖を結晶化させたザラメです。
銅鑼と呼ばれる1メートルを超える大きな釜に金平糖の核になるザラメを入れ、熱した糖蜜を回しかけていきます。
銅鑼の温度は80度、糖蜜は70度あります。金平糖の職人は熱い環境のなか柄杓で糖蜜をかけながら、大きな銅鑼を回し棒で絶えずかき混ぜます。
糖蜜をかけることでザラメの回りがコーティングされ、徐々に角が出来ていきます。
1日目は1ミリメートル程しかなかったとても小さな金平糖は、毎日繰り返し糖蜜を回しかける作業を続ける事によって、約14日目でようやく普段私達が食べる大きさに成長します。
職人が2週間近く毎日丹精込めて作り続ける事で、角がついた美味しい金平糖が出来上がるのです。
金平糖が1粒出来上がるのに2週間掛かるなんて、とても驚きですよね。
手間暇かけて作られるから、金平糖らしい奥深い甘さが完成します。
緑寿庵清水の金平糖は数十種類の味がある!
緑寿庵清水の金平糖は、小さな子どもからお年寄りまで老若男女に関わらず召し上がって頂けます。
そして心地よい甘さは、日々の仕事や勉強の休憩に、スポーツをしている人の一息にもぴったりです。
様々な味わいの金平糖を作り出している緑寿庵清水では、いちご味、メロン味、ミカン味、生姜味といったレギュラーなバリエーションの他にも、バニラ味、チョコレート味、キャラメル味など常に数十種類の金平糖を用意しています。
色んな金平糖の味を少しずつ味わいたいなら、小袋タイプがおすすめです。
小袋タイプは丁度良い量とサイズの金平糖が入って色とりどりの組み紐で結ばれており、ちょっとしたお土産やお世話になった方へのギフトにぴったりです。
価格も千円以下なのでとてもお得で、人数分のお土産選びに重宝しますよ。
金平糖の変わり種!特選金平糖
緑寿庵清水の特選金平糖では、他では決して見つけられない変わり種の金平糖が味わえます。
濃茶の金平糖は、京都府宇治市の宇治抹茶をふんだんに使った、抹茶の深い芳香が口いっぱいに広がる抹茶味の金平糖で、いつでも新鮮な抹茶の風味が楽しめます。
濃厚なグリーン色は、お茶うけにぴったりです。ちょっと渋みが入ったほうじ茶の金平糖は、甘さひかえめで優しい風味が特徴の金平糖です。
ほうじ茶の香りが心地よく、休憩にぴったりの金平糖です。甘い味があまり食べられない人でも、ほうじ茶味ならきっと楽しめるはずです。
珈琲好きにおすすめなのが、珈琲の金平糖です。深く焙煎された豆の香りが引き立つ珈琲豆を使用した金平糖は、年配の男性にもきっと喜ばれる事間違いなしです!
一粒一粒の金平糖に凝縮された珈琲味を、ぜひ堪能して下さいね。
他にも、梅の金平糖や日本酒の金平糖など、季節限定の金平糖も数多く販売されていますので、店舗にてチェックしてみて下さいね。
結婚祝い、出産祝いには縁起の良い金平糖を贈ろう
金平糖は古く昔から、健やかな子どもの成長を願う節句に用いられてきました。
桃の節句のひなあられの中に金平糖が入って食べた事がある人もいると思います。
また、結婚式の引き出物にも、カラフルで可愛らしい金平糖は愛情たっぷりの贈り物として選ばれています。
緑寿庵清水では結婚祝いや出産祝い用に、金平糖セットが販売されています。
桃味と天然水サイダー味のピンク色と水色の金平糖が2種類入った「羽衣」は、職人が2週間以上時間をかけて金平糖を作る様子になぞらえて、夫婦2人でゆっくりじっくりと人生を歩んでいく様子を表しています。
箱の中にはめでたい鶴の形をした祝い飾りがあり、華やかで結婚祝いにとても喜ばれています。
小袋に金平糖を入れて洋風にアレンジした「舞鶴」は、淡い色のリボンがとても可愛らしい金平糖です。
愛らしいデザインの小袋は、教会やチャペルなどの結婚式にもぴったりの引き出物になります。
緑寿庵清水へのアクセスはこちら!
緑寿庵清水へのアクセスは、こちらを参考にして下さいね。
店舗名
緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)
住所
〒606-8301京都市左京区吉田泉殿町38番地の2
営業時間
10:00~17:00
定休日
水曜・第火曜(祝日の場合は営業)
電話
075-771-0755
FAX
075-771-0766
京都市バスを使う
京都駅から17番「百万遍」下車 徒歩2分祇園から206番「百万遍」下車 徒歩5分
京阪電車を使う出町柳駅の2番出口を出て徒歩10分になります。タクシーで向かう場合は、「今出川鞠小路下ル」と伝えると店舗傍の今川通りの下った所に停めてもらえますよ。
緑寿庵清水の金平糖の販売について
緑寿庵清水の金平糖は、すべて職人の手作りで作られていますので毎日販売できる数に限りがあります。
期間限定品はすぐに売り切れてしまう事もあるので、ご注意ください。
また緑寿庵清水の金平糖は、インターネット販売をしていません。
作りたての金平糖はとても繊細で、保存料が一切入っていない緑寿庵清水の金平糖は特に、インターネット販売用の在庫として長期間保存ができません。
京都市の緑寿庵清水に行った人しか入手できない、まぼろしで極上の金平糖をぜひゲットして下さいね!
実店舗限定の珍しい金平糖は、きっと驚きの京都土産となるはずです。
結婚式の引き出物などに大口で購入したい場合は、地方発送も行っていますので電話やファックスにて相談も可能です。
沢山欲しいけれど持って帰るのは重くて大変、という方はぜひ利用してみて下さい。
緑寿庵清水の伝統と真心を受け継いだ金平糖に旅の思い出を詰め込んで
小さな路地が沢山交差した京都市内に、幕末から続く緑寿庵清水は存在します。
入り組んだ路地や坂道は勾配があり、また京都ならではの石畳が多くて歩き疲れる事もあるでしょう。
そんな時、甘くて美味しい金平糖を食べると、旅の疲れが癒されて力が湧いてきますよね。
金平糖は手や歯にくっつきにくく、ベタベタしないので旅の携帯にぴったりのお菓子です。
そしていろんな味が味わえますので、いつまでも飽きる事なく金平糖を楽しむ事が出来ます。
緑寿庵清水のお店は、昔ながらの京都町屋で建てられた木造建築です。
ディスプレイには大昔に使われていた銅鑼も飾られており、観光スポットとしてもおすすめです。
風情あふれる佇まいの緑寿庵清水の奥深い金平糖を味わって、京都の歴史に思いを馳せてみて下さいね。
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