飛鳥山公園

飛鳥山公園
photo by @snaplace_insta
アメリカのディズニーランドをイメージして作られた公園だけあって個性的な遊具が立ち並ぶ公園。中でも象がリアルでこの滑り台は必見!また、園内には日本一短いモノレール「アスカルゴ」が走っています。

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飛鳥山公園の基本情報


【スポット】飛鳥山公園
【ふりがな】あすかやまこうえん
【 住所 】東京都北区王子1-1-3
【アクセス】JR京浜東北線 王子駅 徒歩約1分
【最寄り駅】王子駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし

飛鳥山公園
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飛鳥山公園 公式ページ

日本一短いモノレールと面白遊具の宝庫!飛鳥山公園

飛鳥山公園ってどんな場所

飛鳥山公園は東京都北区、王子駅から徒歩2分程の約7.2haの公園です。
この公園の歴史は古く、ドラマでおなじみの暴れん坊将軍こと徳川吉宗の享保改革の一環として、庶民の憩いの場として整備・造成され1737年に一般開放されました。その後明治維新後の1873年(明治6年)に太政官布達第16号により、上野公園等4公園とともに日本最初の公園として指定されました。
古くから江戸庶民の花見の場所として親しまれ、現在でも花見の時期には多くの来園者が訪れる他、都心から近い場所にありながら、四季折々の花々や紅葉を楽しめ、3つの博物館を園内に持つ公園として、近隣の人々を始め、都民の憩いの場、学びの場として親しまれている公園です。

飛鳥山の見どころ

都内屈指のお花見スポット


飛鳥山公園を訪ねるのなら、ベストシーズンはやはり桜の季節です。
この公園自体の生い立ちが、吉宗の治世の当時、庶民の花見の場は上野寛永寺ぐらいしかなく、「寺で花見は不謹慎」であるという考えから、「庶民が安心して花見を楽しめる場所を整備する」という政策から整備され、花見をするために作られた公園と言っても過言無い公園なのです。
園内には600本あまりの桜の木が植えられており、上野公園や隅田公園とともに、都内屈指のお花見スポットになっています。
例年、3月末から4月上旬あたりが見ごろになり、この時期にはさくら祭が開催されて、夜間はライトアップもされます。
また、道路の反対側にある「音無親水公園」も、せせらぎとともに桜を楽しめる公園ですので、寄ってみるのもおすすめです。
その他、王子駅北口側にある「北とぴあ」17階の展望ロビーから見る、桜の時期の飛鳥山公園の桜色に染まる風景は絶景です。

紫陽花を始め様々は花々や紅葉も楽しめる


飛鳥山公園は桜の時期以外も、冬から春先には椿、5月には約15000株のつつじ、6月には約1300株の紫陽花、秋には紅葉と、都心から近い場所にありながら、四季の移ろいを感じることができます。
特におすすめなのは、紫陽花の時期です。園内の北側、京浜東北線の線路側の約350mの「飛鳥の小径」に、6月には咲き誇り、その様子は車内からも見ることができ、乗客の目を楽しませています。
「飛鳥の小径」をそのまま線路沿いを歩くとJR上中里駅に出られ、バラの名所でもある「旧古川庭園」まで徒歩20分弱で行くことができ、紫陽花とバラは見ごろが同時期のものもありますので、花めぐりの散策も楽しみです。

園内には3つの博物館


飛鳥山公園内には3つの博物館があります。
その一つは2024年から新一万円札の肖像画になり、2021年の大河ドラマの主人公である、日本の近代資本経済社会の元を築いた渋沢栄一氏の志を伝える「渋沢資料館」です。渋沢氏が手掛けた事業や、その生涯にまつわる資料が展示してあります。
また、この公園の一部は、かつては旧渋沢邸の一部で、大正時代に建てられた木造の洋風茶室「晩香廬(ばんこうろ)」、書庫であった「青淵文庫(せいえんぶんこ)」が残り国の重要文化財に指定されております。
その他飛鳥山公園がある、東京都北区の郷土資料館「北区飛鳥山博物館」、公園の周辺の王子地区が日本の洋紙発祥の地であることから、日本では珍しい紙専門の博物館「紙の博物館」があります。

モノレール「アスカルゴ」も走る乗り物好きには楽しい公園


小高い丘になっている飛鳥山公園ですが、高齢者や身体の不自由な方、またベビーカーでも来園しやすいように、高低差18m、48mの線路を2分程で走る、飛鳥山のエスカルゴの造語「アスカルゴ」と呼ばれえる無料の小型モノレールが走っており、子供連れに人気です。
そして、展望台からは新幹線や在来線の走る姿も見ることができます。特にこの区間は東北、上越、北陸と様々な種類の新幹線が走る区間ですので、電車好きな子供達や鉄道ファンには飽きない場所です。
遊具も充実した児童広場には、SLや古い都電が展示してあり、運転台に入ることもできます。
また公園のそばを都電が走っていますので、桜の時期には都電と桜のコラボを狙う、写真好きな人達が集まってきます。

飛鳥山公園を観光する時の注意点

飛鳥山公園では、バーベキュー等火器使用は禁止です。
お花見等の買い出しは、王子駅周辺のスーパーやコンビニを利用するのが便利です。
また園内には、「北区飛鳥山博物館」の3階と、児童広場付近に軽食・喫茶を取れる店があります。

アクセス

JR京浜東北線・東京メトロ南北線王子駅(中央口か南口)徒歩2分
都電荒川線飛鳥山停留場 徒歩2分
駐車場は有料:普通車30分150円 大型車600円
普通車21台 障害者用2台 大型車両4台
午前8時30分から午後6時30分(12月29日から1月3日休み)

飛鳥山公園の基本情報

名称

飛鳥山公園

読み方

あすかやまこうえん

営業時間・定休日

通年開園
博物館はhttp://www.asukayama.jp/を確認
アスカルゴは午前10時から午後4時まで運転。但し12月29日~1月3日とは運休(その他保守管理・荒天による運休あり)

まとめ

飛鳥山公園は、都外の方にはあまり馴染みのないスポットかも知れませんが、その分穴場的スポットで、ゆったりとした雰囲気の中、老若男女問わず思い思いの時を過ごすことができます。
浅草あたりと一味違う、江戸の庶民文化や、セレブの元祖でもある渋沢栄一の暮らした街の雰囲気を味わいに出かけてみるのもいかがでしょうか?

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