鷲宮神社
鷲宮神社の基本情報
【スポット】鷲宮神社
【ふりがな】わしのみやじんじゃ
【 住所 】埼玉県久喜市鷲宮1丁目6−1
【アクセス】東武伊勢崎線 鷲宮駅 徒歩約8分
【最寄り駅】鷲宮駅
【営業時間】24時間参拝可能(社務所は9:00~17:00)
【 料金 】無料
【クーポン】なし
鷲宮神社
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らき☆すたの聖地・鷲宮神社は関東最古の大社!アクセス情報まとめ
鷲宮神社の由来
鷲宮(わしのみや)神社は、埼玉県久喜市鷲宮にある、出雲族の草創に係る「関東最古の大社」として親しまれている神社です。
始まりは神代の昔、天穂日宮とその子である武夷鳥宮が、昌彦、昌武父子外27名の部族を率い、大己貴命(神崎神社)を建て、奉祀しました。
そして天穂日宮の御霊徳を崇めて別宮を建て奉祀し、この別宮が現在の鷲宮神社本殿となっています。
崇神天皇の時代になると太田々根子命が司祭となり、豊城入彦命に彦狭島命、御諸別王が、幣帛を奉納しました。
その後も時代が移り変わる事に、その世の人々が鷲宮神社を守ってきたのです。
中世以降になると関東の総社「関東鎮護の神」とされ、源義家の源頼朝等、武将の尊崇が厚くありました。
鷲宮神社は別の名前で「土師の宮(はにしのみや)」とも呼ばれる事があり、これは崇神天皇の時代に関係があるという一説が残っています。
その時代、河内国から東国へと移住してこられた土師氏が、下総国浅草より利根川を登り移住し、先祖を祀ったとされているのです。
「はにしのみや」が段々と訛るようになり、今のような「わしのみや」に変わったのでしょう。
その為に神楽では、こうした話に基づいて「土師」の名が用いられています。
鷲宮神社のご祭神やご利益
ご祭神
・天穂日命(あまのほひのみこと)
・武夷鳥命(たけひらとりのみこと)
・大己貴命(おおきにのぬし)
ご利益
・商売繁盛
・縁結び
・交通安全
・家内安全
・出世金運
・厄難消除
・病気平癒
・産業振興
・子孫繁栄
・農業振興
・五穀豊穣
・厄除け
・魔よけ
・火難除
・無病息災
・方位方災除
・学業成就
・受験合格など
参拝時間・利用料金等
参拝時間:24時間可能
神前祈願受付:9:00~12:00/13:00~16:30(日曜のみ9:30~)1月1日0:00~20:00、1月2日・3日7:00~19:00
利用料金:御守り等、それぞれにより別料金あり
アクセス方法
車
東北自動車道「久喜インター」または「加須インター」から約15分駐車場は60台程度駐車可能
バス
JR宇都宮線「東鷲宮駅」下車後、朝日バス「東鷲宮駅西口~加須川口循環線「鷲宮神社入口バス停」下車・電車東武伊勢崎線「鷲宮駅」から徒歩約10分
鷲宮神社の見どころ
人気漫画らき☆すたの聖地
鷲宮神社がどんな神社か知らない人でも、「らき☆すたで有名な神社」と聞けばピンとくるのではないでしょうか。
らき☆すたとはゆる~い雰囲気の四コマ漫画(作者:美水かがみ)で、アニメも大ヒットしました。
そのらき☆すたの登場人物である柊姉妹の父親が鷹宮神社の司祭な事、らき☆すたの舞台が埼玉県である事から、鷹宮神社=鷲宮神社だと考えられています。
らき☆すたでも特に柊姉妹が好きなファンからすると、鷹宮神社のモデルとなった鷲宮神社は聖地であり、アニメ終了後も多くの人が聖地巡礼に訪れています。
痛絵馬(いたえま)
人気漫画の聖地という事からか、鷲宮神社にはらき☆すたのキャラクターだけではなく、色んなアニメ・漫画のキャラクターが描かれた絵馬があります。
参拝者が各自好きなキャラクターを絵馬に描いていった事から、それが「痛絵馬(いたえま)」と呼ばれるようになりました。
らき☆すた作者の美水かがみさんの絵馬は勿論の事、皆さんとっても絵が上手なので、キャラクターを知らなくても見ているだけで楽しくなれます。
絵馬といったら皆さんのお願いごとが書かれたものなので、じろじろ眺めてはいけないという気持ちになりますが、痛絵馬は別の感覚なのでしょうか。
むしろ「自分の描いた絵を見て欲しい!」とカラフルな色を使って目立つように描かれていたりして、ある意味で鷲宮神社の名物となっています。
土師一流催馬楽神楽(鷲宮催馬楽神楽)
鷲宮神社に古くから伝わる神楽「土師一流催馬楽神楽(鷲宮催馬楽神楽)」は、国指定重要無形民族文化財です。
神楽の各曲目には、平安時代に流行った歌謡、「催馬楽」を取り込んでいる事からこのような名がつけられました。
いつ頃からこの神楽が生まれたのか定かではありませんが、鎌倉時代の「吾妻鏡」という文献には神楽の事が記載されています。
元は一社相伝の社伝神楽であり、「神楽太夫」という世襲の社人により伝承されてきましたが、現在では氏子により保存会が造られています。
土師一流催馬楽神楽は毎年の元旦、2月14日、4月10日、7月31日、10月10日、12月初酉の日に神社本殿神楽殿で奉納されます。
それぞれ年越しに初詣の祭典や節分の祭典、稲の豊作祈願の祭典と日にちにも意味があり、中でも最も由緒のある日が3月28日の例祭です。
神楽は古事記、そして日本書紀の神話を題材にしている一種の舞踊劇であり、舞いの型には古いお祭り事の儀式や作法が取りこまれています。
一度は神楽師が減少した事から消滅の危機がありましたが、何とか現存されており、大変貴重な行事です。
とても美しく、そして珍しい舞いが観賞できますから、タイミングが合えば一度は見ておくべきでしょう。
パワースポットとしても有名
痛絵馬に神楽、それだけではなく、実はこちらの神社はパワースポット好きにも有名な地なのです。
鷲宮神社の境内には「光天之(みひかりの)池」と呼ばれる池があります。
この池には昔々、龍神が住んでいるとして、人々に崇められてきました。
しかし永い年月が経つ間、数々の風雨によって池が埋もれてしまったのです。
それではいけないと境内整備事業の一環として、土砂の搬出が行われました。
すると突然池から湧水が溢れ出てきたばかりか、龍のような形をした雲が空を覆ったのだそうです。
その様子を見た人々が「まるで天までも光輝くような美しい池だ」として、光天之池と名付けられたのです。
龍神という事で強いパワーを授かれるのではないかと、多くの人がこちらのパワースポットに訪れています。
パワースポット巡りが好き、最近ついてないので浄化されたいと思った人は、是非本殿の後にこちらへも立ち寄ってみてください。
鷲宮神社での注意点
大晦日・正月は混雑します!
鷲宮神社で年越しをしたい、そして初詣も済ませたいと思った人は、覚悟していきましょう。
通常の土日でもコスプレをした人や聖地巡礼する人で賑わっている鷲宮神社は、大晦日とお正月はかなりの混雑です。
それは久喜市商工会鷲宮支所が主催として、鷲宮年越しオールナイトコスプレイベントを行う事があるからなのです。
更にらき☆すたグッズの売り出しやミニ熊手もある為に、地元民の方に加えてらき☆すたファンが集います。
出店も出ますし、イベントは三が日中ありますから、行こうと思ってもなかなか大変です。
駐車場も規制され、アクセスも困難となりやすいので行く場合は注意しましょう。
神社で騒がない事
痛絵馬があったりコスプレした参拝者がいたりと、神社とは思えない程の賑わいを見せる鷲宮神社ですが、ここはあくまで「神社」です。
近隣住民の方の迷惑にもなりますから、昼夜関係なく境内やその周辺で騒いだりするのは止めましょう。
もしも神社や近隣の方に迷惑をかけてしまうと、痛絵馬や、神社での三が日イベントも出来なくなってしまう恐れがあります。
鷲宮神社周辺の観光スポット
久喜菖蒲公園
鷲宮神社から約5kmの所には、久喜菖蒲公園という静かな雰囲気の公園があります。
神社が人が多くて疲れたのなら、こちらに立ち寄って休憩してみるのもおすすめです。
なかなかいい感じの景色の場所なので、ぼーっと落ち着ける事ができるでしょう。
大酉茶屋わしのみや
鷲宮神社から徒歩約5分程の所には、大酉茶屋わしのみやという休憩にはぴったりの場所があります。
明治時代に建てられた古民家を利用した雰囲気のいいお店で、地元の特産品や蕎麦お茶等が楽しめるのです。
所謂古民家カフェで、そういったカフェが好き、聖地巡礼の休憩がしたいという方におすすめでしょう。
らき☆すた聖地の鷲宮神社に参拝しましょう
漫画・アニメの聖地巡礼をしてみたい!と思ったならば、らき☆すた聖地の鷲宮神社へ行きましょう。
勿論、らき☆すたは知らないけれど人気の神社へ参拝してみたい、という方にもおすすめな場所です。
参拝者が多いという事で周辺のお店も賑わっていますし、他の神社では見かけないような光景を目にできるでしょう。
神楽や、龍神の住まう池等見どころたっぷりの鷲宮神社はおすすめです!
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