グラス・ビーチ
photo by @freespiritedtribe
グラス・ビーチの基本情報
【スポット】グラス・ビーチ
【ふりがな】ぐらす・びーち
【 住所 】Glass beach California, 398 West Elm Street, Fort Bragg, CA 95437, USA
【アクセス】サンフランシスコから車で約3時間
【最寄り駅】なし
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし
グラス・ビーチ
が含まれる観光マップ
シーグラスがインスタ映え!グラスビーチ(アメリカ)の見どころアクセスを紹介
グラスビーチとはどんな場所?
カリフォルニア州の大都市のひとつであるサンフランシスコから車で4時間ほど北上したところにあるビーチで、マッケリッカー州立公園の中に位置しています。グラスビーチは名前の通りガラス(Glass)がたくさん落ちているところに由来します。
ここは20世紀初頭は大量のガラス瓶や電気製品などが廃棄されたごみ廃棄所でした。1967年には閉鎖され、ビーチに残ったガラスは波などによる風化作用によって丸みを帯びたガラス玉になりました。これをシーグラスと呼びます。
かつてごみ廃棄所だったビーチは清浄化され、現在では国内外から多くの観光客を集めるスポットになっています。
グラスビーチの見所
グラスビーチの見所を紹介するにあたり、冒頭でも述べたようにマッケリッカー(MacKerricker)州立公園内にあることからマッケリッカー州立公園と併せて紹介します。
マッケリッカー州立公園
先述した通り、グラスビーチを擁するカリフォルニア州の州立公園です。マッケリッカー州立公園内ではグラスビーチが際立って有名ですが、40㎞にもわたる長い海岸線を持ち、さらには景観も南北で大きく異なります。
北部は砂浜のあるなだらかな景観が特徴である一方、南部は岩石の多い、時に崖のある景観が特徴です。運がいいと砂浜で休憩するアザラシをみることもできます。
また、マッケリッカー州立公園の内陸側には湿地や森林もあり、保護が行き届いていることで生物相も豊かです。
グラスビーチ
先述したマッケリッカー州立公園の最南端部にあるのが今回の主役となるグラスビーチです。赤、青、緑などの色とりどりの丸みを帯びたシーグラスがきれいとして国内外から多くの支持を集めています。
シーグラスは有色透明であるものが多いので(無色のものもあります)、晴れている日は日光がシーグラスを通り抜けてとてもきれいに見えます。(特に波打ち際の水滴を帯びたものだとなおのこときれいに見えます。)夕日の光をシーグラスに通せば幻想的なシーンとなることでしょう。
そんなグラスビーチですが、長年の風化作用によりビーチのシーグラスは減少しています。20世紀初頭のようにガラスがこれからこの地に廃棄されることはないのでやがてシーグラスのない本来の姿に戻ることが考えられます。
ガラスのよう小石できたグラスビーチ、アメリカ pic.twitter.com/iOHfTiM6gh
— 世界の絶景 (@sizennaa) March 23, 2020
グラスビーチ(アメリカ・カルフォルニア) pic.twitter.com/uMwbiAmxOy
— 世界の絶景bot (@view_of_world) May 17, 2020
✨宝石のような美しいガラスが散らばる
カリフォルニア♡
『グラスビーチ』
めっちゃキレイー♡♡ pic.twitter.com/CJ3hbOeDPk— 美♡view。 (@b1_view) May 12, 2020
グラスビーチを観光するときの注意点
グラスビーチを観光するにあたっての注意点は4点あります。大切なことですのでしっかり読んでください。
裸足でも問題ない
ガラスというと鋭利なイメージがありますが冒頭でも述べたようにここでは長年の風化作用を経て丸みを帯びています。つまり、丸い小石の上を歩くのと感覚はそう違わないのです。
ですから、グラスビーチを歩くときは裸足でも問題はありません。(ただし、小石の上を裸足で歩くのが苦手な場合は靴かサンダルを履くのが無難です)
シーグラスは持ち帰らない
シーグラスは長年の風化作用によって減少していると先述しましたが実は減少している理由は他にもあります。それはシーグラスは持ち帰る人が後を絶たないからです。禁止であるという情報もあれば禁止でないという情報もあり、ややこしいところですが州立公園の立場としてはシーグラスの持ち出しは事実上禁止です。
シーグラスが減少しているという現状がありますし、より長くシーグラスの見られるグラスビーチであってほしいと考えるのなら持ち帰らないことで景観維持に協力しましょう。
干潮を狙おう
グラスビーチを満喫するにあたって確認しておきたいのが潮位です。グラスビーチで見られるシーグラスの大半は満潮時は水中にあります。そのため、可能な限り干潮の時間を狙っていくことを推奨します。
検索するときも注意
グーグルマップなどで検索するときにも注意が必要です。これは何故かというとグラスビーチがあるのはここカリフォルニアだけではないからです。グラスビーチとだけ打つと他にロシアのグラスビーチなどもヒットして大変ややこしいです。
ですので検索するときは「グラスビーチ カリフォルニア」と打つようにしましょう。
グラスビーチ周辺のおすすめスポット
これまでグラスビーチの見所について紹介してきましたが、ここではグラスビーチの観光拠点となるフォートブラッグ(Fort Bragg)にも目を向けてみることにしましょう。
シーグラスミュージアム
シーグラスミュージアム
英語名ではInternational Sea Glass Museumとさも規模が大きそうな響きがありますが実際には私営のこじんまりとした博物館です。フォートブラッグ市内にあるこの博物館ではグラスビーチの成り立ちやシーグラスについて知見を得ることができます。館内にはシーグラスの現物も展示されています。
グラスビーチでの観光をより有意義なものにするために予習も兼ねて立ち寄ることをおすすめします。なお、入場料は無料ですが寄付が推奨されることがあります。
The International Sea Glass Museum In Fort Bragg https://t.co/fbnN4Y8IvT #inspiredimperfection pic.twitter.com/PcZQfX1OBu
— InspiredImperfection (@abitinspired) May 6, 2018
基本情報
営業時間:10:00-17:00
定休日:不定休
住所:303 North Main street, Ste F Fort Bragg, California
予算:0円~(寄付する場合は任意の金額で)
グラスビーチへのアクセス
サンフランシスコからフォートブラッグまでは州道1号線を経由して車で4時間ほどでアクセスできます。グラスビーチまでは車道が直接通っていないのでフォートブラッグ市内からグラスビーチトレイルを片道20分前後歩くとグラスビーチに到着です。
グラスビーチの基本情報
それではグラスビーチの基本情報についてまとめます。
名称
グラスビーチ (Glass Beach)
読み方
ぐらすびーち
営業時間
6:00-22:00 不定休
入場料
8ドル
クーポン
:なし
まとめ
これまでグラスビーチやその周辺スポットについて紹介してきましたがいかがでしょうか。かつてごみ廃棄所だったとは今となっては思えないグラスビーチでは写真映えする体験が待っています。景観維持に協力しながら色とりどりのシーグラスがまぶしいビーチを楽しんでくださいね。
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