子連れ家族がスパリゾートハワイアンズを最大限楽しむための完全ガイド
スパリゾートハワイアンズは子連れ家族にぴったり!
家族で旅行を計画する際、特に未就学児や小学生のお子さんを連れての旅先選びは悩みどころです。しかし、福島県いわき市にある常夏の楽園「スパリゾートハワイアンズ」(東京から車で約3時間)なら、天候や季節を気にせず1年中遊べるうえ、子育て中のファミリーに嬉しいポイントが満載です。

スパリゾートハワイアンズは、大型プールや温泉施設、南国ムードたっぷりのポリネシアンショー、充実した宿泊施設が一体となったテーマパーク。大人から子どもまで世代を問わず楽しめるとあって、家族旅行の行き先として大人気です。ただし、子連れで最大限に楽しむためには、事前の情報収集と準備が重要。この記事では、子ども連れ家族がスパリゾートハワイアンズをめいっぱい楽しむ方法を徹底解説します。
プールや温泉の施設紹介はもちろん、子連れ目線での持ち物や注意点、ホテル滞在の魅力、さらに東京・大宮から出ている無料送迎バスの情報や道中に立ち寄れるサービスエリア(守谷SA・友部SA)の楽しみ方まで、盛りだくさんの内容です。日帰り旅行と1泊2日のモデルスケジュールもご提案しますので、これから計画を立てる方はぜひ参考にしてください。なお、最新の営業時間やショーの開催スケジュールは公式サイトで確認しておくと安心です。しっかり準備をして、家族みんなでスパリゾートハワイアンズを思い切り満喫しましょう!
スパリゾートハワイアンズの魅力と施設紹介
南国ムード満点のプールエリアとウォータースライダー
スパリゾートハワイアンズの目玉といえば、巨大な室内プールエリア「ウォーターパーク」です。ヤシの木やプルメリアの装飾に囲まれ、まるで南国のビーチに来たかのような雰囲気の中、一年中暖かな温水プールで遊べます。広々とした大プールでは子どもから大人までのびのび泳いだり、水遊びを楽しめます。プールサイドにはジャグジーもあり、疲れたら温かい泡風呂でホッと一息つくこともできます。
ウォーターパークには冒険心をくすぐるウォータースライダーも充実。全長200mを超える国内最大級の巨大スライダー「ビッグアロハ」をはじめ、スリル満点の4種類のスライダーが設置されています。いずれも身長120cm以上でないと利用できないため、小学生の高学年や大人向けですが、スリル好きにはたまらない人気アトラクションです(利用には別途スライダー券の購入が必要です)。ビッグアロハは高いタワーを登って滑降する長距離スライダーで、滑り終えた後は達成感が味わえること間違いなしです。
一方、未就学児や小学校低学年のキッズには、子ども用プールエリア「ワイワイオハナ」が大人気。水深の浅いプールに、カラフルで短めのレインボースライダーが3コース設置されており、2歳から滑ることができます。また、吊り橋を渡って滑り降りる少し長めの大滝スライダーもあり、こちらは5歳から利用可能です(どちらの子供用スライダーも身長140cm以下の子どもが対象で、浮き輪やアームヘルパーを着けたまま滑ることもできます)。小さなお子さんにとっては、このレインボースライダーや大滝スライダーで十分スリルを味わえるので、「大きなスライダーに乗れなくても楽しめるかな?」という心配は不要でしょう。
さらに、ワイワイオハナ内には**ベビー向けプール「天使の水場」**も用意されています。水深わずか10cmほどの浅いプールで、普段おむつを着用している赤ちゃんでも、水遊び用オムツの上に水着を着用すれば入ることが許可されています。ハイハイ期の赤ちゃんでもパシャパシャと水遊びでき、初めてのプールデビューにもぴったりです。ただし、天使の水場以外の一般プールや温泉エリア(水着着用エリア)には、おむつの取れていない子は入れない決まりですので注意しましょう。その代わり、保護者が抱っこして浅瀬に足をつける程度であれば可能とされています。
ワイワイオハナの近くには授乳スペースやおむつ交換台、休憩用のベッドも備えたベビーコーナーがあります。小さなお子さん連れでも安心して過ごせる配慮が行き届いているのは、ファミリーにとって嬉しいポイントです。室内は常に南国並みの暖かさに保たれていますが、水から上がって移動する際には肌寒く感じることもあります。特に冬季に利用する場合は、後述するようにラッシュガードやタオルを持参し、体が冷えないように工夫すると良いでしょう。
温泉天国!水着で入れるスパ&江戸情話与市
プールで存分に遊んだら、次は温泉で体を癒やしましょう。ハワイアンズには水着のまま入れる温泉スパと、裸で入る本格温泉の両方が揃っており、まさに温泉天国です。
まず室内3階にある「スプリングパーク(スプリングタウン)」は、水着を着用したまま家族一緒に入れる温泉スパエリアです。ヨーロピアンな雰囲気の温水スパで、水温は約38℃とプールより少し暖かめ。ジャグジー(泡風呂)やミストサウナなどいくつものリラックスエリアがあり、遊び疲れた体を芯から温めることができます。小さな子どもでも温かいお湯なら長く浸かっていられるので、プールで冷えたらこのスプリングパークで「ほっ」と一息つくのがおすすめです。
同じく3階には男女別の大型大浴場「スプリングパーク・パレス(大浴場パレス)」も併設されています。こちらは裸で入る昔ながらの温泉スタイルで、広々とした内湯や打たせ湯、サウナなどを完備。ゆったりとお湯に浸かりながら一日の疲れを癒すことができます。洗い場もあるため、最後に体や髪をしっかり洗ってさっぱりできるのが嬉しいポイントです。子連れの場合、プールでめいっぱい遊んだ後にこの大浴場で体を洗って帰れば、お家に帰ってから子どもをお風呂に入れ直す必要もありません。また、大浴場にはベビー用のお風呂チェアや赤ちゃん用のソープの貸し出しもあるので、赤ちゃん連れでも安心して利用できます。裸で入る温泉はオムツ着用中の赤ちゃんでも制限なく利用できるため、家族みんなで温泉時間を楽しみましょう。
さらに、スプリングパークエリアから連絡通路を経て4階屋外に出ると、**水着着用の露天スパ「スパガーデンパレオ」**があります。ここは星空の下で温泉気分が味わえる屋外スパで、開放感は抜群です。広い露天プール状の温泉なので子どもたちも大はしゃぎ。ただし屋外ということもあり、水深が深めに設計されています。小さなお子さんは必ず浮き輪を使い、安全に配慮して遊ばせてあげましょう。冬季も営業していますが、寒い時期は外気で体が冷えやすいため短時間の利用がおすすめです。逆に真夏の炎天下では湯温と相まってのぼせやすいので、適度に休憩を挟むなど体調管理に気をつけてください。「スパガーデンパレオ」は場所がやや分かりにくいのですが、館内マップを確認しながら是非訪れてみてください。昼間の青空の下でも気持ち良いですし、夜の星空の下で入る温泉も格別ですよ。
そしてハワイアンズで忘れてはならないのが、世界最大級の露天風呂「江戸情話 与市」です。江戸時代の湯屋をイメージした大露天風呂で、まるでタイムスリップしたかのような情緒ある空間が広がります。与市は男女別の入浴施設で、水着着用は禁止です。広大な浴槽に浸かって手足を伸ばせば、日頃の疲れも一気に吹き飛ぶでしょう。特筆すべきはそのスケールで、一度に数百人が入れるほどの広さを誇ります。夜になると薄暗い湯気の中、行燈(あんどん)の灯りが揺らめき、さらにプロジェクションマッピングによる演出が行われることもあり、幻想的な雰囲気に包まれます。

ただし与市には体や髪を洗うための洗い場がありません。そのため、**身体を洗いたい場合は事前に大浴場パレスなどで済ませておく必要があります。**湯舟に浸かるだけのスタイルですが、その分お湯と雰囲気を存分に楽しめます。子どもにとっても、広いお風呂でお父さん・お母さんと一緒に夜空を見上げながら入浴する体験はきっと心に残るでしょう。昼間に遊んだ後、夜の与市でゆったりリラックスして1日を締めくくれば、旅の満足度も一段とアップします。

迫力満点のポリネシアンショーと子ども参加型プログラム
スパリゾートハワイアンズといえば、フラガールによるポリネシアンショーも有名です。映画『フラガール』のモデルにもなった常磐音楽舞踊学院のダンサーたちが、色鮮やかな衣装をまとい南国の踊りを披露する姿は必見。館内では毎日複数回、フラダンスやファイヤーナイフダンスの華やかなステージショーが開催されています。昼の「ポリネシアン・サンライトカーニバル」(13時台~)、夕方の「ポリネシアン・トワイライトショー」(16時前後~)、夜の「ポリネシアン・グランドステージ」(20時台~)とタイミングに応じて異なる演目が行われ、滞在中に何度でも楽しめます(公演スケジュールは季節や曜日によって変更される場合があるため、事前に公式サイト等で確認してください)。

ショーでは、フラダンスだけでなくファイヤーナイフダンスなども披露され、特に夜のショーでは炎を自在に操るダンスチーム「シバオラ」の迫力ある演技に大人も子どもも思わず引き込まれるでしょう。音楽に合わせた躍動感あふれるパフォーマンスは、小さなお子さんにとっても刺激的で、会場はまさに熱気と感動に包まれます。

そして子連れでぜひ体験したいのが、子ども参加型のプログラム。昼と夜のショーでは、小学生以下の子どもたちを対象に、ステージ上でフラダンス体験ができる時間があります。ショーの途中でフラガールたちが客席に降りてきて、子ども達に花のレイを首にかけてくれます。そして「一緒に踊りましょう!」とステージに招かれ、簡単な振り付けを教えてもらいながらフラダンスを踊ることができます。小さな子でも気軽に参加できる雰囲気で、多くの子ども達が笑顔でステージデビューを果たしています。我が子が一生懸命踊る姿は、親にとっても旅の最高の思い出になるはずです。
なお、ショーをしっかり鑑賞したい場合は、有料の予約席を利用するのもおすすめです。ショー会場のビーチシアターには事前予約制の座席が用意されており、インターネットから宿泊日の2ヶ月前(特定プラン利用時は3ヶ月前)より申し込みが可能です。座席はプレミアムシート(PS)やSS席、S席…とグレード分けされており、最前列のプレミアムシートならショーダンサーとの記念撮影特典が付くなど、より特別な体験ができます。特に人気のPS席はすぐに埋まってしまうこともあるので、確実に座りたい場合は早めの予約が吉です。当日券(当日先着販売の予約席)もありますが、子連れの場合は事前に席を確保しておくと安心でしょう。

予約席を利用すると、ドリンク半額券などの特典が付く場合もあります。例えば夜のポリネシアン・グランドステージでは、予約席(C席以外)にハワイアンズ内のドリンクを半額で購入できるクーポンが付帯します。南国風のトロピカルジュースや冷たいドリンク片手にショーを鑑賞すれば、リゾート気分もさらに盛り上がること間違いありません。ドリンクは会場近くの売店で購入できますので、開演前に余裕を持って買いに行くと良いでしょう(予約席は開演30分前から着席可能です)。
この他にも、「もっと本格的にフラダンスやファイヤーダンスを体験してみたい!」という方向けに、有料の体験プログラムが用意されていることもあります(要予約)。時間の許す方はぜひチェックしてみてください。いずれにせよ、ハワイアンズに来たからにはフラガールたちのショーを見ずに帰る手はありません。子どもと一緒に南国の音楽とダンスに触れ、非日常のひとときを楽しんでください。
その他のアクティビティやお楽しみ
プールや温泉、ショー以外にも、ハワイアンズには家族で楽しめる要素が盛りだくさんです。たとえば館内にはゲームコーナー(アミューズメント施設)があり、クレーンゲームやビデオゲーム、キッズ向けの乗り物などが設置されています。プール遊びの合間や夜の時間帯に、子どもと一緒にゲームで遊んでリフレッシュするのも良いでしょう。温泉施設らしく昔ながらの卓球コーナーがあることも多く、汗を流した後に親子で卓球対決すれば盛り上がること間違いありません。

また、南国文化を体験できるプログラムも充実しています。最近では「レイ作り体験」や「ウクレレレッスン」、「なりきりフラガール(衣装を着てフラダンス体験)」といった有料の体験プランが用意されており、本場ハワイの文化に触れる貴重な機会となっています。例えば親子で花のレイを手作りすれば、旅の素敵なお土産になるでしょう。ウクレレ体験ではショーを支えるハワイアンバンドのメンバーが直接指導してくれることもあり、初心者でも南国の音色を奏でる楽しさを味わえます(事前予約制が多いので、興味があれば公式サイトで開催日や時間を確認してください)。
さらに、ママ・パパに嬉しいリラクゼーション施設も。館内のスパではボディエステやマッサージの施術を受けることができ、育児疲れを癒やしたいお母さんにも好評です。予約制でアクアエクササイズ(水中でのエクササイズ)やフラダンスレッスンなど、大人向けのプログラムも開催されているので、家族で分担してそれぞれの時間を楽しむこともできます。

そして忘れてならないのがお土産ショッピングです。敷地内には「ハワイアンズマーケット」などの売店があり、ハワイアンな雑貨やお菓子、フラガールグッズはもちろん、地元福島やハワイアンズならではのお土産が豊富に揃います。定番のハワイアンプリントのTシャツやフラガールの人形に加え、福島銘菓のままどおるやゆべし、いわき市特産のメヒカリ(魚)を使ったおつまみ、さらには温泉地らしく温泉まんじゅうまでバラエティ豊かです。プールで使える浮き輪やビーチボール、水着といったグッズも販売しているので、もし忘れ物があっても現地で調達できます。
このように、ハワイアンズは一日中遊んでも遊びきれないほど多彩なコンテンツがあります。子ども達が飽きる暇もなく楽しめるのはもちろん、大人にとっても非日常を味わえる要素が詰まっています。次のセクションでは、そんなハワイアンズでの滞在をさらに快適にするホテルについて見ていきましょう。
子連れファミリーに嬉しいハワイアンズでのホテル滞在
選べる宿泊施設と部屋タイプ
ハワイアンズには、敷地内や周辺に複数の系列宿泊施設があり、予算や好みに合わせて選ぶことができます。大きく分けて以下の4種類の宿泊先があります。
ホテルハワイアンズ:本館にあたる大型ホテルで、料金は比較的リーズナブル。和室や和洋室など畳敷きの部屋も多く、小さな子ども連れでも布団を並べてゆったり休めます。ファミリーやグループでの利用がしやすく、昔からの定番人気宿です。
モノリスタワー:近年新設された高層ホテルで、館内や客室のインテリアはハワイのテイストに彩られ、南国リゾートの雰囲気を存分に感じられます。清潔感があり設備も最新で、食事の評判も高め。ワンランク上の快適さを求める方におすすめです。
ウィルポート:ウォーターパークに最も近い位置にあり、専用通路でダイレクトにプールエリアへアクセスできる利便性抜群のホテルです。価格やサービス面でもコストパフォーマンスが高く、特に「ウェルカムベビーのお部屋」が用意されている点で子育てファミリーに支持されています。※「ウェルカムベビーのお部屋」とは、小さな子ども連れでも安心して泊まれるよう、キッズ用のアメニティや安全設備(ベビーベッド、ベビーガード、角の丸い家具、おもちゃ等)を備えたミキハウス子育て総研認定の客室です。
マウナヴィレッジ:ハワイアンズから車で5分ほど離れた高台にあるグランピング施設です。コテージやテント風の宿泊施設で自然を感じられ、バーベキューなどアウトドア感覚の滞在が楽しめます(ハワイアンズまでは送迎バス等で移動)。
中でもホテルハワイアンズ、モノリスタワー、ウィルポートの3つはハワイアンズのプール・温泉施設と館内通路で直接つながっており、移動がとてもスムーズです。水着のまま行き来できるエリアもあり、部屋に忘れ物を取りに戻ったり、小さな子が疲れて昼寝に戻ったりするのも簡単。更衣室やコインロッカーを何度も利用する手間が省けるのは、子連れにとって大きな利点です。
各ホテルとも大小様々な部屋タイプがあり、夫婦+幼児といった少人数から三世代旅行の大人数まで対応可能です。和室や和洋室では布団を敷いて家族みんな川の字で就寝でき、添い寝の幼児がいても広々過ごせます。洋室タイプでもエキストラベッドの追加やベッドガードの貸し出しがあるため、安全に眠ることができます。
チェックインはホテルにより多少異なりますが概ね午後13~14時頃、チェックアウトは翌朝10時前後となっています(宿泊プランによってアーリーチェックイン等の特典がある場合も)。宿泊当日はチェックイン前でもハワイアンズのプール・温泉に入場可能で、逆にチェックアウト後も当日いっぱい施設を利用できます。つまり1泊すれば2日分まるごとハワイアンズを楽しめる仕組みです。宿泊者専用の更衣室や休憩スペースも用意されているので、到着日の朝から遊び始めて、帰る日のギリギリまで満喫できます。
子連れに優しい設備・サービス
各ホテルでは、小さな子ども連れでも快適に過ごせるよう様々な設備やサービスが整っています。例えば、客室にはベビーベッドやベッドガードの貸し出しサービスがあり、必要に応じて予約時やチェックイン時に依頼できます。部屋のユニットバスとは別に、大浴場や温泉施設を利用する際にベビー用バスチェアや子供用の補助便座なども借りることができます。館内には**コインランドリー(洗濯機・乾燥機)**も設置されているので、子どもの服が汚れてもすぐ洗濯できて安心です。
館内移動のためのベビーカーの貸し出しを行っているホテルもあります(数に限りがあるため先着順の場合あり)。また、売店ではおむつやベビーフード、おしりふきといった消耗品も販売しているので、万一足りなくなっても慌てずに済みます。客室には湯沸かしポットが備え付けられており、ミルク用のお湯を沸かすのも簡単です(24時間対応の給湯室があるホテルも)。レストランでは子供用の椅子や取り分け用の小皿、スプーンフォークが用意されており、スタッフも子連れ客に慣れているため気兼ねなく利用できます。
授乳室やおむつ替え台はプールエリアだけでなくホテル館内にもあります。例えばロビー階のトイレにはベビーシートが設置されていたり、一角にカーテン仕切りの授乳スペースがあったりと、ちょっとしたことですが「あると嬉しい」設備が揃っています。細やかな心遣いが感じられるホテル環境は、子育て中のファミリー旅行を強力にサポートしてくれます。
バイキングなど充実の食事プラン
ハワイアンズの宿泊プランには朝夕の食事が付いているものが多く、ホテルごとに趣向を凝らしたレストランで食事を楽しめます。子連れファミリーに一番人気なのは、やはりバイキング(ビュッフェ)スタイルのディナー。和洋中にハワイアン料理を織り交ぜた多彩なメニューが食べ放題で提供され、好き嫌いの多いお子さんでも自分の好物を選んで食べられると好評です。カレーや唐揚げ、ポテトフライ、プリンやゼリーといった定番のお子様メニューもしっかり揃っているので安心。自分で料理を取りに行くバイキング形式は、子ども達にとってもまるでお祭りの屋台巡りのようにワクワクする体験です。

各ホテルのメインダイニングではライブキッチンでステーキを焼いてくれたり、新鮮な海鮮丼が味わえたりと、大人も大満足のクオリティです。郷土料理コーナーが設けられていることもあり、福島ならではの郷土料理や旬の味覚を楽しめる場合もあります。朝食バイキングでは、出来立てのオムレツや焼き立てパン、フルーツなどが並び、一日の始まりを元気にスタートできます。朝から子どもが大好きなパンケーキやシリアルが食べ放題で、お腹いっぱいになれば遊びへの意欲もアップするでしょう。

なお、離乳食が必要な赤ちゃん連れの場合、ベビーフードの持ち込みも許可されています(レストランによっては申し出れば電子レンジで温めてくれることもあります)。ホテルによってはキッズコーナーで低アレルゲンメニューや柔らかめの料理が用意されている場合もあります。アレルギーをお持ちのお子さんがいる場合は、事前に相談すれば可能な範囲で対応してもらえるので予約時に伝えておくと安心です。
バイキング以外にも、ホテルによってはコース料理のプランや客室での部屋食プランが選べる場合もあります(季節限定やグレードアッププランとして)。ただ、小さな子ども連れでゆっくりコース料理を味わうのは難しいことも多いので、やはりバイキング形式の気軽さが人気です。みんなで好きなものを取り分けながら食卓を囲めば、旅先での家族団欒のひとときが一層楽しい思い出になるでしょう。
ちなみに、ハワイアンズの敷地内にはホテルのレストラン以外にもランチや軽食が食べられるカフェ・フードコートが点在しています。フラドリンク(南国ジュース)やスパムむすび、ロコモコ丼、さらにはラーメンやカレーまで、多彩なメニューが揃ったフードコートがあるので、ランチタイムも困りません。水着のまま利用できるカフェもありますので、遊びの合間にうまく活用してください。
ホテル宿泊のメリット
ここまで紹介したように、子連れでハワイアンズをとことん楽しむならホテル宿泊が断然おすすめです。日帰りでももちろん楽しめますが、以下のようなメリットがあるため、余裕があれば是非1泊以上の滞在を検討してみてください。
- 時間を気にせず遊べる:宿泊すればチェックアウト日も丸1日施設で遊べるため、プール・温泉・ショーすべてをゆっくり制覇できます。日帰りだと見られない夜のショーも鑑賞可能です。
- 子どもの体力に合わせて休憩できる:小さな子は遊んでいる途中で急に眠くなったりしますが、ホテルに部屋があればすぐお昼寝に戻れます。無理せず子どものペースに合わせられるので、結果的に家族全員が笑顔で過ごせます。
- 荷物や着替えの心配が軽減:宿泊者専用の更衣室やタオル貸出サービスを利用できる場合もあり、大量の荷物を抱えて移動する負担が減ります。部屋に荷物を置いて身軽に遊べるのは大きな魅力です。
- 天候や渋滞の心配なし:宿泊してしまえば、多少遅くまで遊んでも運転して帰る必要がありません。特に遠方から車で来る場合、夕方の渋滞を避けられるのも利点です。翌朝も朝イチからプールに直行でき、道路の混雑とは無縁の快適さです。
- 宿泊者限定サービス:早朝のプール開放(宿泊者は一般客より先に入場できる場合あり)や、ホテルラウンジの利用、無料送迎バスの利用など、宿泊者ならではの特典が受けられます。例えば混雑期でも朝食会場が分散されていたり、チェックアウト後の専用休憩スペースが使えたりと、痒い所に手が届くサービスがあります。
このように、1泊することで得られるメリットは非常に大きく、特に小さな子ども連れの場合は快適度が段違いです。家族旅行の思い出を最高のものにするためにも、スケジュールと予算が許せば是非ホテル滞在を検討してみてください。
東京・大宮発の無料送迎バスで楽々アクセス
小さな子ども連れの旅行では、現地までの移動手段選びも重要です。車での長距離運転は渋滞や休憩の心配がつきものですが、スパリゾートハワイアンズでは宿泊者向けに首都圏各地からの**無料送迎バス「ハワイアンズエクスプレス」**を運行しています。これを利用すれば、東京や埼玉(大宮)から乗り換えなしで直行でき、しかも無料なので交通費の節約にもなります。
主な発着地点とスケジュールは以下の通りです(2025年現在):
- 東京便:東京駅近くの専用乗り場(丸の内鍛冶橋駐車場)にて9:50集合/10:00出発。途中、高速道路上の守谷SA・友部SAで休憩を挟み、約3時間15分の乗車で13:15頃にハワイアンズ到着となります。帰りはハワイアンズのホテル玄関前から15:30出発し、同じく友部SA・守谷SAでの休憩を経て19:00頃に東京駅着となります。
- 埼玉(さいたま新都心・大宮)便:さいたま新都心バスターミナルにて9:20集合/9:30出発。こちらも高速途中で2回の休憩を挟み、12:55頃にハワイアンズ到着予定です。帰りはモノリスタワー玄関前を15:30出発し、19:00頃にさいたま新都心駅到着、19:20頃に大宮駅西口へ到着します(※大宮駅への乗り入れは2025年3月末までの予定)。
- その他の発着地:この他にも、新宿駅や横浜駅、西船橋駅、千葉駅などからも無料送迎バスが運行しています(曜日限定や経由便あり)。また、福島県内の郡山駅発や宮城県仙台駅発の便が設定されることもあり、遠方からでも交通費を気にせず利用できるのは大変魅力的です。いずれの便も完全予約制で、乗車には宿泊予約とあわせて事前申し込みが必要です。
バス車内はリクライニングシートの観光バスタイプで、小さな子ども連れでも快適に過ごせます。途中でサービスエリアに立ち寄ってくれるため、トイレ休憩や軽食の購入もでき、子どもの気分転換にもなります。自家用車で運転して行く場合と比べて、大人は運転の疲労や道中のストレスがなく、子どもと一緒に車内でお菓子を食べたりおしゃべりしたりとリラックスして移動時間を楽しめるでしょう。万一子どもがバスの中で眠ってしまっても、目的地に着くまで起こさずに休ませてあげられるのもバス移動の利点です。
東京駅やさいたま新都心駅の乗り場は少し分かりにくい場所にありますが、予約後に案内図やアクセス詳細が送られてきますので安心です(東京駅発の場合は八重洲南口から徒歩5分程度)。当日は各乗車地でスタッフが名前を確認し、座席も指定されているのでグループでも離れず座れます。発車時刻の10分前には集合する必要があるため、時間に余裕を持って向かいましょう。なお、無料送迎バスは宿泊者専用ですので、日帰り利用の場合は高速バスやマイカーを利用することになります(東京駅からはいわき湯本駅行きの高速バスも運行されています)。
小さな子連れ家族にとって、無料送迎バスは経済的かつ安心な移動手段です。車内でリゾート気分を盛り上げながら、ハワイアンズへの旅路をスタートさせましょう。次は、その途中で立ち寄るサービスエリアでの楽しみ方についてご紹介します。
ドライブ派必見!道中の守谷SA・友部SAを楽しもう
ハワイアンズへ車で向かう場合や、前述の無料送迎バスでも立ち寄るのが、常磐自動車道沿いにある「守谷サービスエリア(SA)」と「友部サービスエリア(SA)」です。長距離移動の途中休憩は子連れ旅行では欠かせませんが、これらのサービスエリアは休憩以上の楽しみが詰まったスポットなので、ぜひ有効活用しましょう。
**守谷SA(下り線)**は茨城県守谷市に位置し、常磐道最大級の規模を誇る人気サービスエリアです。施設は「Pasar守谷(パサール守谷)」の愛称で親しまれ、木材をふんだんに使った温かみのある建物が特徴。館内には広々としたフードコートや充実のお土産コーナーはもちろん、地元農産物の直売所まで備わっています。高速道路初出店となる有名ベーカリーやスイーツ店が入っていることもあり、目的地であるハワイアンズに着く前からグルメを満喫できるでしょう。朝早く出発した場合は、ここで淹れたてのコーヒーや焼き立てパンを買って朝食休憩にするのもおすすめです。

ファミリーに嬉しい設備も整っています。例えば、小さな子どもが体を動かせるキッズコーナーが設置されており、車中でなまった体を思いきり伸ばすことができます。トイレにはおむつ交換台付きのベビーコーナーがあり、授乳室も完備。清潔な休憩スペースも広いため、乳幼児連れでも安心してリフレッシュできるでしょう。さらに、季節ごとにミニイベントが開催されることもあり、運が良ければご当地キャラクターに会えたり、試食サービスが行われていることもあります。
友部SA(下り線)は茨城県笠間市に位置し、茨城県のご当地グルメを堪能できるサービスエリアとして知られています。フードコートの一番人気は、香り高い常陸秋そばを使ったお蕎麦。コシのある蕎麦に地元産の奥久慈しゃも(軍鶏)や納豆をトッピングしたメニューなど、茨城ならではの味覚が楽しめます。また、ご飯ものでは茨城名物の豚肉料理「スタミナ丼」や焼き立てのメロンパンが名物となっているなど、バラエティ豊かなラインナップです。旅行の途中で土地の名物を味わえるのはドライブならではの醍醐味ですね。

友部SAはお土産も見逃せません。茨城産の干し芋を使ったスイーツや、納豆を練り込んだユニークなお菓子など、ここでしか買えない土産が揃っています。特に茨城県は全国有数の干し芋の産地で、干し芋を使ったケーキやソフトクリームなどが人気です。また、茨城と隣接する福島の銘菓も販売されており、「薄皮饅頭」や「ままどおる」といった福島土産をここで購入してしまうのも一つの手(ハワイアンズ内でも販売していますが、帰りに買い忘れた時などに便利です)。
守谷SAと友部SAは、行きと帰りどちらのタイミングでも立ち寄る価値ありです。行きに守谷SAで休憩し、帰りに友部SAで夕食兼休憩をとれば、それぞれ違ったグルメと雰囲気を味わえます。大型のサービスエリアですので駐車場も広く、授乳やおむつ替えなどで時間がかかっても周囲に気兼ねする必要はありません。子ども達にとっては車に長時間閉じ込められるストレスを発散できる場所でもありますので、上手に活用して旅の道中も楽しんでしまいましょう。
子連れ旅行の持ち物リスト&準備・注意ポイント
子連れでハワイアンズに行く際に、これは持って行って良かった!という持ち物や、事前に知っておきたい準備・注意点をまとめました。
<持ち物リスト>
- 水着・ラッシュガード:プールで遊ぶための水着は全員分必須です。屋内とはいえ冬場やプールと温泉の行き来では肌寒く感じることもあるので、薄手の長袖ラッシュガードがあると防寒や日焼け止め代わりになり便利です。オムツが取れていない赤ちゃんは、水遊び用オムツの上に水着着用が必要です。
- タオル(多めに):バスタオルやフェイスタオルは人数分より多めに用意しましょう。濡れた体を拭いたり、移動時に体を包んで防寒したりと何かと使います。宿泊者にはタオル貸出サービスがあるホテルもありますが、プールサイドで使うタオルは自身で準備する必要があります。
- ビーチサンダル:館内を移動する際に、濡れた床でも滑りにくく足元が冷えないサンダル類があると安心です。更衣室からプールエリアまでは距離があるため、裸足だと足裏が冷えてしまいます。小さな子には脱げにくいマリンシューズタイプもおすすめです。
- 浮き輪・アームヘルパー:小さい子がいるなら、浮き輪や腕用ヘルパー(アームリング)を持参しましょう。ハワイアンズ内でも販売やレンタルがありますが、お気に入りの浮き輪があれば持って行くと子どもも安心です。特に屋外スパ(パレオ)では水深が深めなので幼児には必須アイテムです。
- 防水スマホケース:プールでの撮影用にスマホ用防水ケースがあると便利です。首から下げられるタイプなら両手が空き、滑り台で一緒に滑るときや水中での撮影にも重宝します。思い出を残すためにもぜひ用意しましょう。
- 着替え一式とビニール袋:遊んだ後に着る予備の下着・服を忘れずに。日帰りの場合は特に、帰りのための乾いた服を用意しておくと快適です。濡れた水着やタオルを持ち帰るためのビニール袋も多めに用意しましょう。
- 100円硬貨(コインロッカー用):館内のコインロッカー利用には100円玉が必要です。何度も荷物を出し入れする可能性があるなら、出し入れ自由タイプの大型ロッカー(料金目安300~400円、使用後100円返却)を利用すると便利です。小銭は自販機利用にも役立つので、多めに持っておくと安心です。
- その他:ゴーグル(水に顔をつけるのが苦手なお子さん用)、日焼け止め(夏季に屋外で遊ぶ場合)、常備薬(子どもの急な発熱に備えた解熱剤や絆創膏など)も可能であれば持参しましょう。ホテルの売店にも薬はありますが、夜間は入手できないため念のため準備を。
<事前準備・注意ポイント>
- 身長制限と利用制限の確認:お子さんの身長を事前に測っておき、乗れるアトラクションを把握しておきましょう。ウォータースライダーは120cm以上が必要、オムツの子は一般プール利用不可など、ルールを把握しておけば現地でがっかりせずに済みます。小さい子向けのエリアや代替アクティビティも豊富なので、「何を優先して遊ぶか」を親子で話しておくとスムーズです。
- スケジュール計画:ショーの時間や食事のタイミングをあらかじめ計画しておくと、当日の動きにメリハリがつきます。特に混雑日には、昼のショーは13時台、夜のショーは20時台など時間が決まっているので、見たい場合は見逃さないようアラームを設定しておくと良いでしょう。夕食も混雑しやすい時間帯(18~19時)を避けて早めに行くなど工夫すると待ち時間が少なくて済みます。
- 寒暖差・体調管理:館内は暖かいとはいえ、プールと温泉、屋内と屋外を行き来すると意外と体に負担がかかります。小まめに水分補給をし、寒そうにしている時は無理せず休憩や着替えを。冬季は一度体が冷え切る前に温泉で温まるなど、子どもの様子を見て調整しましょう。特に赤ちゃん連れの場合、長湯しすぎや湯冷めに注意が必要です。
- 迷子対策:広い館内では子どもがはぐれて迷子になる可能性もゼロではありません。事前に「迷子になったら近くのスタッフに声をかける」ことを教えておくか、小さい子には名前と連絡先を書いたバンドやシールを身につけておくと安心です。ハワイアンズのスタッフは迷子対応にも慣れているので、迷ってしまっても館内放送などですぐ対応してもらえますが、親子ではぐれないよう常に目を配りましょう。
- 安全確保:プールサイドは大変滑りやすいので、走らない・ふざけて飛び込まないなど基本的なルールを子どもに事前に言い聞かせておきましょう。ライフガードも監視していますが、親御さんも一緒にプールに入って安全に見守ることが大切です。万一の怪我に備えて、受付で応急処置セットの場所を確認しておくといった心構えもあると良いでしょう。
- 有料サービスの活用:ウォータースライダーを利用する場合は、当日券売り場でスライダー共通券(フリーパスや回数券)を早めに購入しておくと、途中で都度買う手間が省けスムーズです。ショーの予約席も然り、必要に応じて有料サービスを上手に使うことで時間とストレスを節約できます。コインロッカーも、大型と小型を使い分けて荷物を預けておけば、移動がぐっと楽になります。
以上のポイントを押さえておけば、現地で「あれを持ってくればよかった…」「こうしておけばよかった…」という後悔も減らせるはずです。事前準備をしっかりして、安心安全に家族でのレジャーを楽しみましょう。
混雑を避けるコツと狙い目の時期
せっかく行くなら、できるだけ快適に遊びたいもの。ハワイアンズは人気スポットゆえ、夏休みや大型連休中は非常に混雑します。ウォータースライダーやレストランに長蛇の列…という状況を避けるために、訪問時期と時間帯の工夫も大切です。
<避けたい混雑時期>
- 夏休み(7月中旬~8月末):特にお盆(8月中旬)前後は一年で最も混雑します。暑い時期で需要が高く、屋外スパも開放されるため家族連れが集中しがちです。
- ゴールデンウィーク(5月上旬):連休を利用して訪れる人が多く、館内は人でいっぱいになります。
- 年末年始・春休み:夏に次いで混雑しやすい時期です。特に春休み(3月下旬~4月初旬)は卒業旅行など学生の団体も加わり、平日でも混むことがあります。
- 土日祝日全般:繁忙期でなくとも、土日の昼間は首都圏からの日帰り客も多く、平日に比べれば混雑度は上がります。
<狙い目の時期・時間>
- 平日&学校期間中:最も空いているのはやはり平日の非休暇期間です。例えば9月中旬~11月(連休を除く)や1月中旬~2月などは比較的ゆとりを持って楽しめます。特に冬場は「プール=夏」のイメージからか来場者が少なめで、屋内は暖かいので穴場です。寒い時期に常夏気分を味わうのもオツなものです。
- 夏休みでも端の時期:どうしても夏休みに行きたい場合は、夏休みが始まった直後の7月下旬平日や、夏休み終了間際の8月末平日がまだマシです。お盆明けは混雑が一段落するため、8月下旬~9月上旬にかけては狙い目と言えます。
- 夕方以降&開園直後:日帰り客は夕方頃に引き上げるため、夕食後の時間帯はプールも空き始めます。また、宿泊者であれば一般客より早めに入場できる日もあるので、朝一番乗りで人気のスライダーに並ぶなど、滞在者特権を活用しましょう。朝一や夜の大浴場(与市)は貸切状態になることもあります。
<混雑期に訪れる際の工夫>
- ホテル宿泊で余裕を確保:混雑期こそ宿泊がおすすめです。チェックイン前・チェックアウト後も施設利用できるため、混み合う時間帯を避けて朝夕に分散して遊べます。昼間のピーク時はあえて部屋で休憩したり、ショー予約席でゆったり鑑賞するなど、時間を有効に使いましょう。
- チケット事前購入・予約:入場券はオンライン購入しておけば当日の窓口待ちをスキップできます。ショーの有料席やレストランの事前予約プランがあれば積極的に利用しましょう。人気のアクティビティは事前予約制の場合もあるので要チェックです。
- 現地での臨機応変な対応:混雑している日は予定通りにいかないこともあります。そんな時は無理に詰め込まず、空いているエリア(例えばウォーターパークが混んでいたらスプリングパークでゆったり温泉に浸かる等)にシフトしてストレスを減らしましょう。スタッフにお願いすればベビーカーを一時預かってくれるなど協力も仰げます。お子さんが疲れたら早めに切り上げる勇気も大切です。
以上を踏まえ、ベストシーズンは各ご家庭の事情によっても異なりますが、「人混みを避けてのんびり楽しみたいなら冬~春の平日」、「夏の開放感も味わいたいなら初夏(梅雨明け~夏休み開始直前)の平日」などが狙い目です。逆に「子どもの夏休み旅行としてみんなでワイワイ行きたい!」という場合は混雑覚悟でピーク時に行くのも思い出になるでしょう。どの時期でもそれぞれの良さがありますので、上記のポイントを参考にベストなタイミングで訪れてみてください。
モデルプラン:日帰り vs 1泊2日
最後に、子連れ家族向けに日帰りと1泊2日それぞれのモデルコースをご提案します。お住まいの場所やお子さんの年齢によってアレンジしてみてください。
日帰りプラン(東京発着の例)
- 7:00頃 自宅を出発(マイカー利用)。高速道路を順調に走行。途中、常磐道の守谷SAで朝食休憩。焼き立てパンやコーヒーで英気を養います。
- 10:00 スパリゾートハワイアンズに到着。駐車場からベビーカーを押しつつエントランスへ。チケット購入または引換を済ませ、いざ入場!
- 10:30 更衣室で水着に着替え、ウォーターパークへ。大プールで家族みんなで泳いだり、キッズエリアのワイワイオハナで小さな子も水遊び。子ども達はレインボースライダーに大はしゃぎです。
- 12:00 少し早めにお昼ご飯。プールサイドのフードコートにて、ロコモコ丼やうどんなど家族で好きなものを購入してランチタイム。授乳やおむつ替えが必要なら、このタイミングで済ませておきます。
- 13:30 ウォーターパーク内のビーチシアターで**ポリネシアン・サンライトカーニバル(昼のフラショー)**を鑑賞。子どももリズムに合わせて手拍子したり、フラガールと一緒に踊る体験に参加して大興奮!
- 14:30 再びプール遊び。パパと小学生のお兄ちゃんは有料の大型スライダーに挑戦。一方、ママと幼児は流れるプールで熱帯魚を見ながらぷかぷかお散歩。家族それぞれ思い思いに満喫します。
- 15:30 そろそろ帰り支度。更衣室でシャワーを浴び、水着を脱いで着替えます。最後に3階の大浴場パレスで体を洗ってさっぱり。子ども達もこれで帰りの車中に寝てしまっても安心です。
- 16:30 ハワイアンズを出発。帰り道、**友部SA(上り線)**に立ち寄り早めの夕食。名物の常陸秋そばやスタミナ丼でお腹を満たし、トイレ休憩も済ませます。
- 19:30~20:00 首都圏の自宅に到着。渋滞もなくスムーズに帰宅できました。一日たっぷり遊んだ子ども達は車中でぐっすり夢の中。家に着いたら寝かしつけるだけでOKです。
ポイント: 日帰りの場合、滞在時間が限られるため「プール+ショー」に絞って楽しむのがおすすめです。朝早く出発すれば、お昼過ぎから夕方まで約5~6時間遊べます。欲張りすぎずメリハリをつけて行動し、無理のないスケジュールを心がけましょう。帰りはお風呂に入ってから出ることで、帰宅後の子どものケアが楽になります。
1泊2日プラン(ゆったり満喫コース)
<1日目>
- 8:30頃 自宅を出発(マイカーまたは無料送迎バス利用)。道中は守谷SAで軽く休憩しつつ、昼前には現地に到着。
- 11:30 ハワイアンズ到着。ホテルのフロントで受付を済ませ、荷物を預けます(部屋の用意ができ次第、館内放送で連絡が来ます)。水着や必要なものだけ持って、先に遊びに行きましょう。
- 12:00 入場後、まずはスプリングパークの温泉で旅の疲れをリセット。38℃の温泉プールで家族みんなホッとひと息。「これからいっぱい遊ぶぞ!」と英気を養います。
- 13:00 ウォーターパークへ移動し、プールで思い切り遊びます。チェックインの時間になったら一度フロントに戻り、ホテルの部屋へ移動。荷物を広げて一休みします(部屋でお昼寝したい子がいればここで休憩を)。
- 16:00 夕方のポリネシアン・トワイライトショーを鑑賞(予約席を取っていたのでゆったり前方で観賞)。昼とは違う雰囲気のフラに魅了され、子ども達も大喜びです。
- 17:30 ホテルの部屋に戻って着替え。みんなで館内のレストランへ移動し、夕食バイキングを堪能。子ども達は好きなものを好きなだけ食べられて大満足。ハワイアンズ名物のローストビーフやスイーツもお腹いっぱい味わいます。
- 19:30 夕食後、再び浴衣に着替えて江戸情話与市へ。ライトアップされた巨大露天風呂で、星空を眺めながら家族全員でのんびり入浴。旅の疲れも吹き飛びます。
- 20:30 夜のポリネシアン・グランドステージ(夜のメインショー)を観賞。昼間とはまた一味違う迫力のファイヤーダンスに子ども達も釘付けです。ショーの後半では舞台に上がってフラ体験もさせてもらい、最高の思い出に。
- 21:30 ショー終了後、部屋へ戻ります。子ども達は少し興奮気味ですが、温泉効果もあって次第にウトウト…。広々と敷かれたお布団で川の字になって就寝します。
<2日目>
- 7:00 いつもより早起き。ホテルで朝食バイキングをしっかり食べてエネルギー補給。フレッシュジュースやフルーツ、出来立てワッフルに子ども達も大喜びです。
- 8:30 チェックアウト手続きを済ませ、荷物はフロントで預かってもらいます。そのまま水着に着替えて再入場。宿泊者特典で一般開場より少し早くプールに入れました。
- 9:00 朝一番の空いているウォーターパークで、昨日は混んでいてできなかった**ビッグアロハ(超大型スライダー)**に親子で挑戦!待ち時間ゼロでスリル満点の滑走を楽しみました。
- 10:30 チェックアウト日もめいっぱい遊びます。流れるアクアリウムプールで熱帯魚を見たり、スパガーデンパレオで屋外の温泉に浸かったり、思い残しがないよう家族で遊び納め。
- 12:00 最後に館内のカフェで軽めのランチ。お気に入りだったフラガールカクテル(ノンアルコール)でも乾杯し、旅の締めくくりをします。
- 13:00 お土産ショップ「ハワイアンズマーケット」でお買い物。子ども達はフラガールのキーホルダーやぬいぐるみを、大人は名物のお菓子や地ビールを購入。写真スポットで記念撮影も忘れずに。
- 14:30 ハワイアンズを出発。名残惜しいですが、また来ようねと約束しつつ帰路へ。途中、**守谷SA(上り線)**で休憩と早めの夕食を取り、渋滞を避けつつ帰ります。
- 18:30~19:00 自宅に到着。1泊2日の旅程なので帰宅後も余裕があり、子ども達の宿題や翌日の準備にも対応できます。何より、家族全員が笑顔でリフレッシュできた最高の旅行になりました。
ポイント: 1泊2日プランでは、初日にプールとショー、2日目にスライダーなど分けて楽しむことで、無理なく充実した滞在にしています。ホテルステイを活用して、遊び・食事・休息のメリハリをつけるのがコツです。特に小さな子どもがいる場合、夜は早めに切り上げて就寝し、翌朝に備えるなど柔軟にスケジュールを調整しましょう。時間にゆとりがある分、その時々で子どもの機嫌や体調に合わせて計画を変えられるのも宿泊旅行の良さです。「楽しかったね、また来ようね」と言い合いながら帰路につく頃には、家族の絆も一段と深まっていることでしょう。
まとめ
スパリゾートハワイアンズは、プール・温泉・ショー・ホテルが一体となった他に類を見ないファミリー向けリゾートです。子育て中の家族にとって、**「天候を気にせず遊べる」「赤ちゃん連れでも安心」**という魅力は計り知れません。今回ご紹介したポイントを押さえて計画すれば、初めてのハワイアンズ旅行でも戸惑うことなく楽しめるはずです。首都圏から無料送迎バスで行ける手軽さもあり、まさに子連れ旅の強い味方と言えるでしょう。
大人も子どもも一緒になって遊び、笑い、温泉でほっと癒される時間は、家族の思い出として一生心に残る宝物になるでしょう。初めて訪れる方もリピーターの方も、工夫次第でハワイアンズは何度でも新しい楽しみ方が見つかります。季節を問わず常夏気分を味わえるスパリゾートハワイアンズで、ぜひご家族みんなの最高の笑顔を咲かせてください。楽しい旅になりますように!
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