神戸アンパンマンミュージアムを子どもと一年中楽しむ徹底ガイド
アンパンマンが大好きなお子さんを連れて兵庫県神戸市の神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールに出かければ、まるでアニメの世界に飛び込んだような体験ができます。本記事では、未就学児から小学生までの子どもたちが一年中夢中になれる神戸アンパンマンミュージアムの楽しみ方を、地元ファミリー・観光客の両方に役立つ情報満載で徹底紹介します。館内の展示エリア、キャラクターショー、グリーティング、プレイゾーン、限定グッズショップ、テーマレストランなど主要コンテンツを網羅し、それぞれの見どころや子どもと体験する際のポイント、親が気をつけるべき点を詳しく解説。さらに、混雑時の攻略法、アクセス方法、周辺施設と組み合わせた過ごし方、雨天時の対応など家族連れに役立つ実践的なアドバイスもまとめました。最後にモデルコースも提案しますので、神戸アンパンマンミュージアムを存分に楽しむための参考にしてください。
神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールとは?キッズの夢が詰まったテーマパーク
「アンパンマンに会いたい!遊びたい!」という子どもたちの夢を叶えてくれるのが、神戸ハーバーランドにある神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールです。全国で4番目のアンパンマンミュージアムとして2013年に開業し、館内は隅から隅までアンパンマン一色。見る・触れる・遊ぶといった体験型の仕掛けが満載で、子どもはもちろん大人も童心に返って楽しめるテーマパークになっています。
施設構成: 建物は2階建てで、1階は入場無料のショッピングモール、2階が有料のミュージアムエリアです。1階にはグッズショップやフードコート、サービス施設が並び、チケットなしでもアンパンマングッズの買い物や食事ができます。2階のミュージアム(有料エリア)はアンパンマンの世界観に浸りながら遊べるエリアで、アニメでおなじみの乗り物や遊具、キャラクター達との触れ合いイベントが盛りだくさんです。小さなお子さんでも安心して遊べる工夫が随所にあり、実際に訪れるファミリーは2歳~6歳くらいのお子さん連れが中心ですが、よちよち歩きの赤ちゃんから小学低学年くらいまで幅広い年齢層が楽しめます。
基本情報: 営業時間は通常10:00~18:00(最終入館17:00)で、年末年始(1月1日)とメンテナンス休業日を除き年中無休です。入館料は1歳以上一律で税込1,800円(※1歳未満は無料)となっています。現在は密集緩和のため日時指定のウェブチケット制を導入しており、公式サイトから来館日7日前の10:00より希望日時の前売り電子チケットを購入できます(当日券は残席がある場合のみ販売)。再入場も当日であれば可能で、一度退館する際に手にスタンプを押してもらえば、後で再びミュージアムに戻ることができます。ベビーカーは安全上2階有料エリアへの持ち込みができませんが、入口付近に屋外のベビーカー置き場が用意されています(必要に応じて折りたたみ、貴重品は持ち歩きましょう)。
それでは、神戸アンパンマンミュージアムの詳しい見どころと楽しみ方をコンテンツ別に紹介していきます!
アンパンマンの世界観が広がる展示エリア(2階ミュージアム)
有料エリアである2階ミュージアムに一歩足を踏み入れると、そこはもう子ども達の大好きなアンパンマンワールド。エントランスから各コーナーまで、ストーリーの世界に入り込んで遊べる展示や仕掛けが満載です。ここでは主な展示エリアごとに見どころと遊び方、親御さんが押さえておきたいポイントを解説します。
エントランス「おでむかえひろば」でアンパンマンがお出迎え!
ミュージアム入口を入ると最初に広がるのが**「おでむかえひろば」。ここでは船に乗ったアンパンマンと仲間たちの大きな模型がお出迎えしてくれます。アンパンマンたちが乗る船は神戸らしく「港と船」がテーマになっており、実際に子どもが中に入って操舵輪を回して船長さんごっこをしたり、船の窓から海の中をのぞく**ような演出を楽しんだりできます。甲板には鐘やボタンがあり、子どもたちが触ると音が鳴ったり光ったりする仕掛けも!背景には本物の神戸港が窓の外に広がっており、港町・神戸にいることを実感させてくれる演出です。
船の上のアンパンマンやマリンルックの仲間たちは全国のアンパンマンミュージアムでも神戸だけの光景なので、ぜひ記念撮影しましょう。子どもと一緒に「アンパンマンに会えたね!」とワクワク気分が高まるエリアです。
- 親子で楽しむポイント: 入館したらまずは元気いっぱいのアンパンマンに挨拶!船の操舵輪やボタンは小さな子でも届く高さに設置されているので、一緒に触って遊んでみましょう。アンパンマンや仲間の人形の前で写真を撮る際は、係のスタッフにお願いすれば家族写真も撮ってもらえます。荷物が多い場合、入口付近のコインロッカー(有料)に預けて身軽になるのがおすすめです。なお、有料エリア内はベビーカー持ち込み不可なので、赤ちゃん連れは抱っこひもを活用しましょう。
- 親が気をつける点: エントランスに入った途端、子どもは興奮して走り出しがちです。広場には他のご家族もいますので、最初に「はしゃぎすぎてぶつからないようにね」と声をかけ、安全に注意してあげてください。また、入口でミュージアムスタッフから館内マップや当日のショー・グリーティング時間表を受け取れます。入ってすぐにイベント時間を確認し、大まかなスケジュールを親が把握しておくと、この後の行動がスムーズです。
ごっこ遊びができる「みんなのまち」でお店屋さん体験
エントランスを抜けて進むと現れるのが**「みんなのまち」。アンパンマンに登場する様々なお店が並ぶエリアで、子どもたちはプチ店員さんになりきってごっこ遊び**が楽しめます。パン屋さん、アイスクリーム屋さん、おすし屋さん、どんぶり屋さんなどカラフルなミニショップが軒を連ね、本物そっくりのミニチュアキッチンやカウンターが用意されています。
例えば、おすし屋さんではカウンターにお寿司のネタがずらり。子どもがお店の人になって「いらっしゃいませ~!」と声を出し、パパやママをお客さんに見立ててお寿司を握る真似をすることができます。また、どんぶり屋さんではユニークな仕掛けがあり、足元のペダルを子どもが踏むと大きなどんぶり鍋のフタが「パカッ」と自動で開きます!思わず「わぁ!」と驚く子ども達。小さな力でも簡単に操作できるようになっており、「ぼくもできた!」「もう一回!」と何度も挑戦する姿が見られます。
キッチンセットにはお鍋やフライパン、おもちゃの食材も用意され、料理ごっこも本格的。レジスターのおもちゃで「〇〇円になります!」なんてやりとりをする子もいて、想像力を膨らませたごっこ遊びに夢中になれるエリアです。
- 親子で楽しむポイント: ここではぜひ親御さんもお客さん役になってあげてください。「おいしそうなおすしですね、お願いします!」などと声をかけると、子どもは大喜びで店員になりきります。キッチンの中に入れるのは基本的に子ども向けスペースなので、大人はカウンター越しに見守りつつ一緒に遊んであげましょう。写真映えするかわいいミニチュアのお店ばかりなので、遊んでいる姿を撮影するのも◎。ただし混雑時は順番待ちになるお店もあるので、他のお子さんと譲り合いながら遊ぶよう促してください。
- 親が気をつける点: ごっこ遊びに熱中して長時間一つのショップから動かなくなる子もいます。館内は広いので他にも楽しい場所があることを伝えつつ、「あと○分遊んだら次に行こうね」と声かけのタイミングを見計らうのも親の腕の見せ所です。また、小さなスペースに複数の子どもが入るとぶつかったり喧嘩になったりすることも。危ない玩具はありませんが、視界から子どもを外さないようにして安全に遊ばせてください。
パン工場でパンづくり体験!「パンこうじょうのおか」とアンパンマンごう
みんなのまちエリアを抜けると、アンパンマンの物語でおなじみの**「ジャムおじさんのパン工場」が現れます。その丘をイメージしたコーナーが「パンこうじょうのおか」です。ここでは子どもたちがパンづくりごっこ**にチャレンジできます!
大きな捏ね台(こねだい)にはアンパンマンの顔型をしたパン生地模型が置かれ、子どもが実際に手で押したり伸ばしたりして遊べます。なんとこのパン生地、触ると生地が光ったり色が変わったりする仕掛けがあり、子どもたちは「生地がピカピカ光った!」「パンが膨らんだ!」と大興奮。隣には大きな石窯オーブンの模型もあり、中を覗くとパンが焼けてふくらんでいく様子が見られる演出もあります。まるで本当にパンを焼いている気分になれるとあって、夢中で生地をこねる子どもが続出する人気スポットです。
パン工場の丘のすぐそばには、「アンパンマンごう」(アンパンマンの乗り物)が停車しています。真っ赤なアンパンマンごうの運転席に実際に座ることができ、ハンドルを握って記念撮影ができます。アンパンマンごうはアニメでアンパンマンたちが乗って空を飛ぶ有名なメカ。それに自分が乗れるとあって、子どもたちは大喜びでハンドルを回したりポーズをとったりしています。
- 親子で楽しむポイント: パン作り体験では「上手にこねこねできたね!」「おいしいパンが焼けそうだね」と声をかけながら、一緒に生地を触ってみましょう。生地が光る仕掛けは大人が見ても面白いので、親御さんもぜひ試してみてください。アンパンマンごうでは、お子さんを運転席に座らせて記念写真を撮りましょう。カメラを横位置にしてアンパンマンごう全体と子どもを収めたり、運転席に座る表情のアップを撮ったり、ここでしか撮れない一枚が残せます。
- 親が気をつける点: アンパンマンごうの運転席は小さい階段やステップを上って乗り込みます。上り下りの際に手を差し伸べてサポートしましょう。特に小さいお子さんは足を踏み外さないよう注意が必要です。人気の撮影スポットなので、混雑時は順番待ちになります。後ろに待っているファミリーがいたら長居しすぎないよう声をかけて降りるタイミングを作ってあげてください。また、パン工場の生地遊びに熱中しすぎて袖や手が汚れることはありませんが、しゃがみ込んだりするので動きやすい服装だと安心です。
精巧なジオラマに大人も感動「たんけんランド」(ジオラマ展示エリア)
続いてぜひ親子でじっくり覗いてほしいのが、アンパンマンの世界を精巧に再現したジオラマ展示コーナー**「たんけんランド」**です。広いガラスケースの中にアンパンマンのキャラクターたちの暮らす街や自然がミニチュアで作り込まれており、その完成度は大人が見ても思わず見入ってしまうほど。キャラクターの家や秘密基地の中まで作られているので、新しい発見があります。
例えば、**ばいきんまんの基地(ばいきん城)**の内部をジオラマで覗くと、ばいきんまんが寝転んでくつろいでいたり、ドキンちゃんのお部屋はハートがいっぱいでラブリーに飾られていたりします。他にも森や町並みなど、アニメで見たシーンが立体模型で再現され、「ここに◯◯がいるよ!」「このお家はもしや…」と子どもだけでなく親も一緒になって探せる楽しさがあります。
さらに足元や壁の一部には、小さな透明窓がはめ込まれた**「のぞき穴」**のような仕掛けがあり、そこを覗き込むと…なんと土の中に埋まった野菜とアンパンマンが映っていたり、ミニキャラたちの可愛い日常シーンが隠れていたりします。子どもの目線・高さで発見できる工夫で、大人には気づかない低い位置にもサプライズがいっぱいです。
- 親子で楽しむポイント: ここは知的好奇心をくすぐるスポットです。キャラクター探しゲームのように「ばいきんまんはどこかな?」「メロンパンナちゃんのお部屋はどれだろう?」など問いかけて、一緒にジオラマを観察してみましょう。子どもが自分で発見できたときはしっかりリアクションして褒めてあげてください。大人にとっても原作アニメの世界観を再確認できるので、「このシーン知ってるよ」と会話が弾みます。写真撮影もOKですが、ガラスの映り込みに注意しつつお気に入りの場面を撮ってみるのも良いですね。
- 親が気をつける点: ジオラマはガラスケースに沿って見る形になるので、子どもがガラスに手をベタベタつけないよう注意しましょう(多少触っても問題ありませんが、次の人が見やすいよう配慮できるとベターです)。高さが低めの展示もあるため、小さい子どもは抱っこして見せてあげると喜びます。ジオラマ前は比較的落ち着いた雰囲気なので、ここで子どもが少し疲れたら抱っこで見物しながらクールダウンするのも一案です。また、細かい部分に夢中になって長居しがちなので、他のエリアの時間配分も頭に入れつつ楽しみましょう。
参加型イベントも充実!「みみせんせいのがっこう」で紙芝居&工作体験
ミュージアム内には自由に遊べる展示のほかに、スタッフが主導するミニイベントが随時行われるエリアもあります。それが**「みみせんせいのがっこう」**と呼ばれるコーナーです。アンパンマンのキャラクター「みみせんせい(耳先生)」がモチーフの学校教室風スペースで、主に以下のような体験が楽しめます。
- 大型紙芝居の上演:アンパンマンの楽しいお話を描いた紙芝居を、スタッフのお兄さん・お姉さんが読み聞かせしてくれます。大きな紙芝居なので後ろからでも絵がよく見え、セリフに合わせて子ども達が声を出したり手拍子したり、インタラクティブに楽しめる工夫があります。物語の内容は季節や時期によって変わり、何度行っても新しいお話に出会えます。
- お面工作(クラフト体験):開館時間中いつでも参加できる工作コーナーも併設されています。アンパンマンや仲間たちのキャラクターお面を自由に作れるコーナーで、紙でできたお面にクレヨンで色を塗ったりシールを貼ったりしてオリジナルのお面作りが楽しめます。材料は用意されており、参加費はチケット料金に含まれているので無料です。お面にするキャラクターのデザインは期間ごとに変わり、例えば「今月はドキンちゃんのお面」「来月はコキンちゃんのお面」など、季節限定・期間限定のキャラが登場します。何度行っても違うお面が作れるのでリピーターのお子さんにも好評です。
- お誕生日サービス:お子さんの誕生日にミュージアムを訪れた場合、みみせんせいのがっこうでスタッフに申し出ると「おたんじょうびメダル」がもらえます。これは来館記念のメダルで、首から下げるととても嬉しいサプライズ。さらに、そのメダルをつけたままお面工作に参加すると、お面に貼る用の王冠シールが特別にもらえます。王冠には年齢の数字を書く欄があり、自分の年齢を入れてお面に貼ればみんなから「○歳のお誕生日おめでとう!」と祝ってもらえる演出になります。誕生日の良い記念になりますね。
- 親子で楽しむポイント: 紙芝居は親子で座って鑑賞できます。お話の途中で「みんなも呼んでみよう!せーの!」と掛け声があったりするので、大人も一緒に声を出して参加するとお子さんも恥ずかしがらずに楽しめます。お面作りは子どもにとってクリエイティブな時間。まだ工作が難しい年齢の場合、親御さんが手伝ってあげましょう。クレヨンで色を塗る作業を代わりにしてあげたり、「この色にしようか?」と提案したり、一緒に一つの作品を作ると良い思い出になります。出来上がったお面はミュージアム内で早速かぶって遊べるので、その姿で写真撮影するのもおすすめです。
- 親が気をつける点: 紙芝居や工作に熱中している間、子どもがどこかへ走って行ってしまう心配は少ないですが、所定の場所に座って見る/作業するというマナーを教えるチャンスでもあります。周りに他の子もいますので、立ち歩いてしまったり、工作道具を散らかしっぱなしにしないよう促しましょう。紙芝居は上演時間が決まっている場合があるので、時間になったら学校エリアに移動するようにします。工作コーナーはハサミなど危険な道具は基本使いませんが、万一使う場合は親がそばで見守ってください。塗り絵用のクレヨンで服が汚れる可能性もゼロではないので、気になる方はエプロンや汚れてもいい服で。とはいえ簡単な貼り絵程度ですから心配しすぎなくて大丈夫です。
大人気!体をめいっぱい使って遊べる「虹のすべりだい」「ボールパーク」
ミュージアム内でも子どもたちに特に人気なのが、体を動かして遊べる遊具エリアです。広々とした一角にカラフルな大型遊具が設置されており、走ったり滑ったりできるので子ども達の笑顔がはじけます。代表的なのは以下の2つ:
- 虹のすべりだい:七色のカラーが鮮やかな連続すべり台です。高さや長さが異なる何本かのすべり台が並んでおり、年齢に応じて好きなものにチャレンジできます。大人が滑っても大丈夫な程しっかりした作りで、パパやママと一緒に滑ることも可能です。緩やかな傾斜のものは小さなお子さん向け、少し急なものはスリルを楽しみたい子向けとバリエーションがあります。
- ボールパーク:すべり台の横には、アンパンマンやばいきんまん達の顔が描かれた柔らかい大きなボールがたくさん転がっているスペースがあります。いわゆるボールプールとは少し違い、床一面に大小の弾力ボールがごろごろ置かれているイメージです。子どもたちはそれを投げたり転がしたり、上に寝転んだりして自由に遊べます。ボールはスポンジのように柔らかくできているので、ぶつけ合っても痛くありません。小さい子でも安心して参加できます。
これらの遊具エリアは子どもにとっては楽しい運動の場であり、思い切り身体を動かせるのでエネルギー発散にもってこいです。特に虹のすべりだいは常に順番待ちの列ができるほど人気があります。小さな子が怖がらず滑れるよう、大人が後ろについてサポートしたり、一緒に滑ってあげる姿も多く見られます。
- 親子で楽しむポイント: ぜひ親御さんも一緒に体を動かして遊んでみてください。お子さんを膝に乗せて二人で滑り降りれば、怖がりの子も安心して楽しめます。写真やビデオ映えも抜群なので、滑っている瞬間を撮影してあげるのも思い出になります(カメラは落とさないよう注意!)。ボールパークでは、「せーの!」でボールを転がし競争したり、キャッチボールのように投げ合ったりとコミュニケーション遊びができます。小さな子ならボールの上に座らせてポヨンポヨン跳ねるのを支えてあげても喜びます。
- 親が気をつける点: すべり台では順番を守ること、滑り終わったらすぐ退避して後ろの人と衝突しないことを教えてあげましょう。係のスタッフも見ていますが、保護者の声かけが大切です。特に年齢差のある子が混ざると、小学生くらいの子がスピードを出しすぎて衝突する危険もあります。親御さんは滑り台出口付近で待ち構え、我が子を受け止めてあげると同時に周囲の子にも目を配ると安心です。ボールパークではボールを無理に投げつけたり、高く放り投げすぎないよう注意しましょう。万一転んでもクッション性のある床ですが、走り回ると転倒の恐れがあるので、「ゆっくり遊ぼうね」と声かけしてください。また、エリアに入る前に靴を脱ぐルールになっている場合があります(滑り台・ボールゾーン共に滑り止めのため靴禁止の場合あり)。入口に靴置き場がありますので、靴下が滑るときは裸足にさせるなどして、安全に配慮しましょう。
全身で大冒険!「バイキンひみつ基地」でからだを動かそう
ミュージアム本館をひととおり楽しんだら、忘れずに**「バイキンひみつ基地」**にも足を運びましょう!こちらは2018年に関西初登場した新しいプレイゾーンで、ばいきんまんをテーマにしたアクティブ遊具エリアです。ミュージアム2階から一度外に出て隣接する建物にあり、ミュージアムの入館料で追加料金なしで利用可能です。
バイキンひみつ基地の中に一歩入ると、子ども達は「わぁ!すごい!」と声を上げます。そこには**ばいきんまんが作った巨大メカ「だだんだん」**がドーンと構えています。大きなロボットの中に子どもが実際にもぐり込めるようになっており、内部の床はふかふかマットなので安心。だだんだんの腕や脚も間近で触れ、まるで秘密基地に迷い込んだかのようなワクワク感です。
天井から吊るされた**「バイキンUFO」と「ドキンUFO」**も見逃せません。ばいきんまんとドキンちゃんが乗っている円盤型UFOの模型で、その周囲にはグー・チョキ・パーの形をしたふわふわアーム(手)がニュキニュキ伸びています。子ども達は「これテレビで見たやつだ!」と大興奮で、伸びたアームに触ってみたり、下からUFOを覗き込んだりしています。
壁際には大きなスクリーン付きのコントロールパネルが設置され、ばいきんまんがアンパンマンの動きをいつも偵察しているという設定になっています。子どもがその画面をのぞくと…なんと自分の顔がばいきんまんの仲間(手下キャラ)に変身して映るという楽しい仕掛けも!思わず「キャー!」と笑ってしまうこと請け合いです。
もちろん身体を思い切り動かせる遊具もたくさんあります。小さな子でも挑戦できるキッズ向けボルダリングの壁や、長い滑り台、ポヨンポヨン跳ねるトランポリンのような足場、くねくね揺れる平均台ロードなど、冒険心をくすぐる仕掛けが満載です。パンチングバッグのような遊具を叩いて遊んだり、壁のボタンを押すと音が出たりと細部まで工夫されています。子ども達はここで汗だくになるまで跳んだり走ったり、まさにドキドキワクワクの秘密基地ごっこを楽しみます。
- 親子で楽しむポイント: ばいきんまん好きのお子さんにはたまらないエリアです。一緒に「バイキンマンの基地に潜入だ!」とストーリー仕立てで遊ぶと盛り上がります。元気いっぱい体を動かせるので、動きやすい服と靴で臨みましょう(大人もスニーカーがおすすめ)。写真映えスポットも多く、だだんだんの前でポーズをとったり、ドキンちゃんのかわいいお部屋のセットもあるので記念撮影を忘れずに。親御さんも子どもと一緒に大型遊具を体験できますが、無理のない範囲でチャレンジしてください(大人には狭い箇所もあります)。
- 親が気をつける点: ここは特に活発に動くエリアなので、ケガ防止に目を配りましょう。床は柔らかいとはいえ、走ってぶつかれば痛いですし、ボルダリングも高さは知れていますが落ちないよう後ろから支えると安心です。年齢の異なる子が混在するため、小さい子は大きい子に押されないよう側についてあげてください。入口にベビーカーは置けますが、ひみつ基地内にはおむつ替えや授乳スペースがありません(利用する場合は一旦ミュージアム本館か隣接のumieモールの設備を使う必要があります)。遊び始める前にトイレや水分補給を済ませておくと良いでしょう。また、2020年前後には一時休止していた時期もありましたが、現在は通常営業しています。ただし混雑状況によって一時的に入場制限をする場合もあるので、スタッフの指示に従ってください。思い切り遊んだあとは子どもも疲れてくる頃ですので、ここまで来たら休憩時間を作るのも検討しましょう。
毎日開催!迫力満点のキャラクターショー(やなせたかし劇場)
アンパンマンの世界をさらに楽しむなら、キャラクターショー(ミニステージ)は見逃せません。ミュージアム2階には「やなせたかし劇場」と名付けられたステージスペースがあり、ここでアンパンマンや仲間たちが登場するショーが毎日数回開催されています。内容は季節や時期によって異なり、常時いくつかのプログラムがローテーションで上演されます。
例えば、2024年2月に筆者が見たショーは**「アンパンマンとキラキラ海の冒険!」**というものでした。青空と大海原を背景にしたステージセットが広がり、マリンテイストの衣装を着たアンパンマンやばいきんまん達が音楽に合わせて登場!港町・神戸ならではの海をテーマにしたショーで、大人も「おお、凝っているな」と感心するほど臨場感たっぷりでした。
ショーではアニメでおなじみの曲(アンパンマン体操や主題歌など)が次々とかかり、アンパンマンやカレーパンマン、メロンパンナちゃん等キャラクターが客席の子どもたちに「一緒に踊ろう!」と呼びかけます。子ども達も見よう見まねで体を動かし、大盛り上がり。ストーリー仕立てになっていて、途中でばいきんまんのいたずらにみんなで「がんばれー!」と声援を送る場面もあり、観客参加型の演出が魅力です。
ショー時間は公演によりますが5~15分程度のミニステージで、小さい子も飽きずに楽しめる長さです。上演回数は平日で2~3回、土日祝は3~4回行われることが多いですが、日によって異なるため当日のスケジュールを要確認です。プログラムによってはアンパンマンと一緒に「体操の時間!」として**「元気100倍!アンパンマン体操」**をみんなで踊る回もあります。こちらは特に小さい子でも知っている簡単な体操なので、親子で体を動かせて人気です。
劇場にはステージ前に座って観覧できるスペースと、後方にベビーカーでも見やすい立ち見エリアがあります。出演キャラクターはアンパンマンをはじめ2~3体(ばいきんまんやドキンちゃん他、その時々で変わります)+お姉さん役のMCが登場するのが一般的です。
- 親子で楽しむポイント: アンパンマン達が出てくると子どもは大興奮!ぜひ一緒に歌って踊って盛り上がりましょう。曲は有名なものばかりなので、親御さんも覚えているはず。恥ずかしがらずに手を振ったりジャンプしたりするとお子さんも笑顔になります。ショー中、アンパンマン達が客席通路近くまで来てくれることもあり、間近で手を振ってもらえたら子どもにとって最高の思い出になります。写真撮影については、基本的に撮影可(フラッシュ禁止)としている場合が多いですが、演目によってはNGの可能性もあるのでスタッフアナウンスに従いましょう。撮るなら周囲の迷惑にならないよう配慮しつつ、子どもが主役の記録を残してあげてください。
- 親が気をつける点: 人気のショーは開演10~15分前にはステージ前に陣取っておくのがおすすめです。特に土日祝や午前中最初の回は混み合う傾向があります。小さい子を前の方に座らせ、大人は後ろから見守る形になりますが、抱っこが必要な年齢なら周りの視界を塞がないよう配慮を。立ち見エリアもありますので、ベビーカーでの観覧は基本立ち見になります。子どもが音や照明に驚く場合もあります。ショー開始時に照明が暗くなったり音楽が大きく鳴ったりするので、「ちょっと暗くなるけど大丈夫だよ」と事前に耳打ちしておくと安心です。途中で怖がって泣いてしまった時は、無理せず一旦外に出ることもできます。ショー会場入口付近にスタッフがいますので、必要なら声をかけて退出しましょう。なお、ショーは短いのでトイレは事前に済ませておくとベターです。
キャラクターグリーティングでアンパンマンと触れ合おう
ステージショーとは別に、キャラクターグリーティング(キャラクターとの触れ合いイベント)も開催されています。こちらは決まった時間にアンパンマンや仲間たちが館内に登場し、子ども達とハイタッチや写真撮影ができる交流タイムです。
グリーティングに登場するキャラクターは日替わり・時間帯替わりで、アンパンマン本人はもちろん、ばいきんまんやドキンちゃん、メロンパンナちゃんやしょくぱんまんなど人気キャラが登場します。一度に出てくるのは基本1キャラずつで、1日に複数回実施されることが多いです(例えば午前にアンパンマン、午後にばいきんまん、など)。時間と場所はミュージアム2階の広場で、当日館内に掲示されるスケジュールをチェックしましょう。
時間になると、テーマ曲に乗せてキャラクターが元気よく登場!周囲の子ども達は目を輝かせて駆け寄ります。グリーティングでは並んで順番にハイタッチしたり、一緒に簡単なポーズをとって写真を撮ったりできます。ただし一人ひとりの交流時間は短めで、サインや長話は基本NGです。あくまで「こんにちは!」と挨拶を交わす程度ですが、大好きなキャラと直接触れ合える貴重な機会に子ども達は大喜びです。
感染症対策で一時期ハイタッチ等を中止していたこともありますが、2024年現在は通常通り触れ合いを再開しています。ただし混雑時は写真撮影は集合ショットのみ(個別撮影はなし)になる場合もありますので、臨機応変に参加しましょう。
- 親子で楽しむポイント: お目当てのキャラクターが出てくる時間は見逃せません!開始5分前くらいになったら該当エリアに行き、近くで待機しておくと良いでしょう。登場したらぜひ親子で「○○ちゃ~ん!」と名前を呼んで手を振ってあげてください。キャラクターも見つけて応えてくれるかもしれません。ハイタッチの際は、緊張して動けない子には親が「タッチしてごらん」と促し、怖がって泣いてしまう子には無理強いしなくても大丈夫です(遠くから見るだけでも良い経験になります)。写真は親御さんがスマホやカメラで素早く撮りましょう。スタッフがお子さんの肩を支えて撮ってくれる場合もありますが、基本セルフです。一緒に撮りたい場合は前もって誰かにお願いするか、隣でしゃがんで自撮り風に撮るなど工夫を。短い時間でも、「会えて嬉しかったね!」と子どもと喜びを共有すれば、思い出深い瞬間になります。
- 親が気をつける点: グリーティングは整列が必要な場合があります。人気キャラの時はスタッフが列を作るので指示に従って並びましょう。我先にと押し寄せると危険ですし、列の途中で割り込みがないよう大人がマナーを守る姿勢を見せたいですね。写真を撮る際、後ろにたくさん待っている時は一枚撮ったらすみやかに次に譲るようにしましょう。「もう一回!もう一回!」とせがまれることもありますが、「また来ようね」と言って次の子にバトンタッチします。また、キャラクターの着ぐるみは大きく視界が狭いので、小さい子が急に飛び出して抱きついたりするとキャラが気づかず転倒の恐れもあります。親がそっと制して、安全に触れ合えるようサポートしてください。最後に、万一グリーティング時間に間に合わなかった場合も落ち込まないで。日によって登場キャラや回数は変わるので、また次回のお楽しみに取っておきましょう。
限定グッズが揃うショップでお買い物も楽しい!
ミュージアムで遊んだ後は、ぜひ1階ショッピングモールでお買い物タイムを楽しみましょう。ここにはアンパンマンに関連したグッズショップがなんと18店舗も並んでおり、おもちゃ・お菓子・衣類・文具などあらゆるカテゴリーのグッズが手に入ります。中には神戸限定・ミュージアム限定の商品も多数あり、「ここでしか買えない」お土産探しにもピッタリです。
以下、特におすすめ&注目のショップをご紹介します。
- アンパンマンテラス神戸:ミュージアム最大の総合ショップ。数千点にも及ぶ商品数を誇り、アンパンマンテラスで買えないアンパンマングッズは無いと言われるほどです。お菓子からおもちゃ、生活雑貨、アパレルまで幅広く揃います。ミュージアム限定デザインの商品も豊富で、神戸ならではのマリン柄グッズや限定ぬいぐるみなどファンにはたまりません。新商品も次々入荷するので、訪れるたびに新しい出会いがあります。まず迷ったらここをチェック!
- ミュージアムショップ(2階有料エリア内):ミュージアム出口付近にある小さなショップですが、ここでしか買えないグッズが揃っています。アンパンマンミュージアムのロゴ入り文房具やシンプルで可愛いデザインの雑貨は大人にも人気。例えば館内のボールパークで遊んだ**アンパンマンたちのストレッチボール(やわらかボール)**も購入可能です。「楽しかった思い出を持ち帰れる」と子ども達にも大好評!ミュージアムで遊んだ後は忘れずに立ち寄りたいお店です。
- ドキンちゃんのドキドキおしゃれショップ:オシャレが大好きな女の子に人気のショップ。ドキンちゃんやコキンちゃんをテーマにしたバッグ・ポーチ・アクセサリーなど可愛い小物がずらりと並びます。しかもその多くがミュージアム限定カラー・デザイン!ピンク色が基調のキュートなドキンちゃんグッズはここだけで手に入ります。「女の子へのお土産何にしよう?」と迷ったらまずここを覗いてみましょう。
- おかしのくにのビスケット屋さん:アンパンマンやばいきんまん、食パンマンにカレーパンマン…全34種類ものキャラクター型ビスケットを販売するお菓子ショップです。バニラ味とココア味の2種類のクッキー生地にキャラの形が型抜きされていて、見た目もとっても可愛い!個包装になっているので配りやすく、保育園や幼稚園のお友達へのばらまき土産にも喜ばれます。ついつい「これもあれも」と集めたくなってしまう品揃えで、大人も童心に返ってしまうかも。
- バタコさんの手づくりハウス:手芸用品や手作りグッズを扱うショップ。名前の通りバタコさん(パン工場で働くお姉さんキャラ)のように手作りを楽しめるアイテムが揃います。特筆すべきは、**購入したグッズへの名前刺繍サービス(無料)**です!お店で選んだスタイやハンカチ、エプロンなどに、その場でお子さんの名前を刺繍してもらえます。しかも無料でお願いできるという太っ腹サービス。出来上がりまで少し時間はかかりますが、旅の記念や出産祝いのプレゼントにも最適です。アンパンマンやばいきんまんの可愛いワッペン付きエプロンもあり、親子でお揃いにして名前を入れてもらう…なんて楽しみ方もできます。
- ジャムおじさんのパン工場(ベーカリー):1階モール内のフードコーナーにあります。こちらはショップというより飲食店寄りですが、お土産として持ち帰る人も多いので紹介します。毎日手作りされるアンパンマンのキャラクターパンは、種類も約10種類と豊富で、見た目のかわいさに子どもは大興奮!アンパンマンの顔の中にこしあんが入ったパン、カレーパンマンのカレーパン、メロンパンナちゃんのメロンパンなど味もしっかりキャラにちなんでいます。神戸限定の「ぶたまんまん」(中華街名物の豚まん風味を模したパン)もあり、ここでしか買えない一品です。店頭には全種類のパンのサンプルが並び、どれも食べるのがもったいないくらい。しかし売り切れ必至なので、欲しいパンは早めの時間に購入することをおすすめします。「どれにしようかな~」と迷う時間もまた幸せです。
- その他のユニークなお店・サービス:この他にも1階には、子ども向けの**ヘアサロン「アンパンマンヘアサロン」**があります。アンパンマンやばいきんまんの乗り物型イスに乗ってヘアカットしてもらえるので、散髪嫌いの子も楽しく髪を切れると評判です(要予約の場合あり)。また、**ゲームコーナー「アンパンマンカーニバル王国」**ではお兄さんお姉さんと簡単なゲームに挑戦して景品をもらえたりと、ちょっとした遊びが体験できます。ぬいぐるみ専門店「ふわふわぬいぐるみやさん」では手触り抜群のぬいぐるみが揃い、子どもが離さなくなってしまうかも?文具や雑貨はテラス神戸にまとまっていますが、「これだけは専門で見たい」という方は各専門店を回ってみるのも楽しいでしょう。
- 親子で楽しむポイント: お店がたくさんあって迷いますが、お子さんと相談しながら「今日の思い出にひとつだけ買おうね」などルールを決めて回ると良いでしょう。子どもにとっては宝箱のようなお店ばかりなので、全部欲しくなってしまうかもしれません。例えば「お菓子なら一つ買っていいよ」などカテゴリーを絞ったり、「〇〇ちゃん(子ども)の好きなのをママもひとつ選んでいい?」と親も一緒に選ぶスタンスにすると、スムーズに選べることがあります。店内のディスプレイも可愛らしいので、グッズを見るだけでも十分楽しめます。ぜひ子ども目線で一緒に盛り上がってください。
- 親が気をつける点: ショッピングモールは一般のお客さんも自由に出入りできるエリアのため、ミュージアム内より人通りが多くなります。迷子や走り回りに注意しましょう。特にアンパンマングッズに興奮して子どもが勝手に店の奥へ行ってしまわないよう、手をつなぐ・ベビーカーに乗せるなどして混雑時は動くと安心です。また、購入した商品で駐車場の割引サービス(umie駐車場の延長無料など)が受けられる場合があります。車で来た方は各店のレシートは無くさず持っておき、インフォメーションでサービス内容を確認すると良いでしょう。お店によってはクレジットカードや電子マネーも使えますが、念のため現金も用意を。刺繍サービスなど受ける場合、出来上がりまで時間がかかることがあります(混雑時は1時間程度待つ場合も)。その間に他の店や施設で時間を潰すなど計画しておくとスムーズです。
家族に優しいテーマレストラン&カフェで一休み
遊び疲れたら、美味しい食事やおやつでエネルギーチャージ!神戸アンパンマンミュージアムには、アンパンマンの世界観を取り入れたテーマレストラン&カフェが複数あります。せっかくなので、ここでしか味わえないメニューや雰囲気を楽しんでみましょう。
アンパンマン&ペコズキッチン:みんな大満足のコラボレストラン
1階モールにある**「アンパンマン&ペコズキッチン」**は、不二家のペコちゃんとアンパンマンがコラボしたファミリーレストランです。店内はアンパンマンの大型壁画やキャラクターの装飾が施され、椅子やテーブルもポップで可愛らしい雰囲気。おなじみペコちゃんの人形もいたりと、写真スポットもいっぱいです。
メニューはお子様向けから大人向けまで種類豊富。アンパンマンの顔型に盛り付けられたオムライスやカレー、ハンバーグプレート、パスタ、サラダなど一通り揃っています。キッズプレートにはアンパンマンの旗が立っていたり、食器にもキャラクターが描かれていて子どもも大喜び。デザートにはアンパンマンやペコちゃんの顔をかたどったアイスやケーキもあり、食後まで楽しませてくれます。
特に人気なのが**予約不要の「バースデーパック」**です。お誕生日月に来店してこのセットを注文すると、バースデープレート(ケーキやデザート盛り合わせ)と記念写真、スタッフによるお祝いなどサプライズ演出が受けられます。店内にバースデーソングが流れ、アンパンマンからのお祝いメッセージカードがもらえることも。誕生日旅行で訪れるファミリーにはぜひ利用してほしいサービスです。
営業時間は基本10:00~18:00(ラストオーダー17:00)ですが、日によって変動する場合があります。席の予約は受け付けておらず、行った順に案内されます。お昼時はかなり混雑するため、店頭に順番待ちの名簿が出ることもあります。
- 親子で楽しむポイント: お子様ランチが運ばれてきたら、ぜひ「わあ、アンパンマンのごはんだよ!美味しそうだね」と声をかけてあげてください。見た目の可愛さに食が進むこと間違いなしです。料理が来るまでの待ち時間、店内の壁に隠れアンパンマンが描かれていないか探してみたり(実は装飾の中にさりげなくキャラが散りばめられています)、テーブルに用意されたぬりえシートで遊ぶこともできます。ペコズキッチンではスタッフも明るく子どもに話しかけてくれるので、記念撮影も気軽にお願いしてみましょう。「せっかくなら家族写真を…」という時は、店員さんにカメラを渡せば快く撮ってくれますよ。
- 親が気をつける点: 一番混雑するのは12時前後です。11時台から行列ができ、最大で1時間待ちになる場合もあります。小さな子連れで長時間待つのは大変なので、可能なら11時前の早めランチか14時以降の遅めランチにずらすと良いでしょう。待ちリストに名前を書く際は呼ばれたとき店頭にいないと飛ばされてしまうので、近くで待機を。店内はベビーカーは入り口で預けることになります(テーブル間が狭いため)。寝ている赤ちゃんがいる場合は起こさずに済むようタイミングを図るか、ベビーカーごと入店可能な空いている時間帯を狙うのも一手です。また、メニューにはアレルゲン表示もしっかりされています。不安な場合はスタッフに確認すれば代替メニュー等も相談に乗ってくれます。支払いは現金のほかカードも利用可です。
ドキンズハートシェイプカフェ:可愛いメニューがいっぱいのカフェ
ドキンちゃんがモチーフの**「ドキンズハートシェイプカフェ」**も要チェックです。こちらはカフェ&軽食のお店で、ハートが散りばめられたおしゃれな内装が特徴。ドキンちゃんファンの子はもちろん、ママにも嬉しいスイーツやドリンクが揃っています。
メニュー例:
- ハンバーガー&ポテト:アンパンマンやばいきんまんの焼印がバンズに押されたハンバーガーは子どもに大人気。ポテトやジュースがセットになったキッズセットもあります。
- ホットドッグ:長~いパンにソーセージが挟まったホットドッグにもキャラクターのピックが刺さり、写真映えします。
- クレープ各種:フルーツやクリームたっぷりのクレープは、ハートの包み紙にドキンちゃんのイラストが描かれてキュート!歩きながらでも食べやすいので食後のデザートにぴったりです。
- あまくちカレーパンマンカレー:こちらはミュージアム限定メニューとして紹介されることも多い一品。カレーパンマンの顔型ターメリックライスに甘口カレーをかけたプレートで、小さなお子様でも食べやすい優しい味。可愛い旗やおまけのおもちゃが付いてきて、子ども心をくすぐります。
- ドリンク類:フルーツ島のジュース屋さんプロデュースのフレッシュジュース、キャラクターラテ(泡に顔が描かれている)など遊び心ある飲み物も楽しめます。
店内席数はそれほど多くなく、テーブル席とカウンター席が数卓ある程度です。天気が良ければテイクアウトして近くのベンチで食べるのも良いでしょう。
- 親子で楽しむポイント: こちらではスイーツタイムを楽しむのがおすすめ。遊び疲れた午後に甘いクレープやアイスで休憩すれば子どももニコニコに。ドキンちゃんやコキンちゃんのキャラクターグッズも店内に飾られているので、「これ持ってるね」など話題にしながら一息つきましょう。ハートがテーマなので、お子さんとハートポーズで記念写真なんていうのも可愛いですね。
- 親が気をつける点: カフェ利用もランチタイムは混み合います。特に軽食狙いの方が列を作るので、15時前後のティータイムに利用すると比較的スムーズです。持ち帰り用の容器も用意されているので、店内満席ならテイクアウトして館外の海辺のベンチで食べるのも気持ちいいですよ(ただし風で飛ばされないよう紙皿など注意)。糖分補給で子どもが元気になりすぎたら困る…という場合は、野菜ジュースや軽食で調整しましょう。また、紙コップや紙皿にキャラがプリントされているものは、子どもが「持って帰りたい!」と言い出すことも。汚れていなければ記念に持ち帰っても良いですが、使い終わったものなので衛生面には気をつけて扱ってください。
その他のフードショップ:うどん・ソフトクリームなど
上記以外にも1階モールには、小腹を満たすフードショップが点在しています。
- うどんやさん:温かいうどんやカレーうどんがいただける和食のお店。メニューはお子様サイズもあり、麺類なら離乳食卒業後のお子さんでも比較的食べやすいでしょう。優しいお出汁の香りにホッと一息つけます。
- フルーツ島のジュース屋さん:色とりどりのフレッシュジュースを販売。果物そのままの甘みでビタミン補給!アンパンマンたちの南の島エピソードに登場するフルーツ島がテーマです。
- ソフトクリームやさん:アンパンマン型のモナカ付きソフトクリームや、キャラクターカラーのカラフルソフトが人気。暑い夏には行列ができます。溶けやすいので受け取ったらすぐ子どもと一緒に食べましょう。写真を撮るなら手早く!
- おせんべまんのおせんべ屋さん:香ばしいお煎餅やおかきが揃った和のおやつ屋さん。アンパンマン型の小さいお煎餅は手掴み食べ期の赤ちゃんのおやつにも◎。帰りの車中用に買っていく親御さんもいます。
それぞれのお店で神戸限定メニューや季節限定商品が登場することもあります。訪れたタイミングで「限定」「期間限定」の表示があればぜひ試してみましょう。
- 親子で楽しむポイント: フードコート的に配置されている店もあるので、家族で別々のものを買ってシェアするのも楽しいです。例えばパパはうどん、ママはソフトクリーム、子どもはパン…なんて具合に好きなものを選んで、一口ずつ交換して味見し合うのも良いですね。アンパンマンのパン工場で買ったパンを、うどん屋さん横の飲食スペースで広げて食べることも可能です(店によって持ち込み可否は異なりますが、空いていれば大らかな雰囲気です)。
- 親が気をつける点: フード系のお店は基本的にセルフサービスです。注文カウンターで品を受け取り、自分で席に運ぶスタイルですので、ベビーカー係と受取係で大人が分担するとスムーズです。混雑時は席取りが難しい場合もあります。その際は無理せずテイクアウトを選択し、屋外のベンチ(施設入口付近やハーバーランド内に多数あります)で食べてもいいでしょう。また、小さな子には食事中に走り回らない約束を再確認してから席に着きましょう。飲食スペースには他のお客さんもいますので、最低限のマナー(大声を出しすぎない、食べこぼしたら拭く等)を親がサポートしてください。食べ終わったらトレーや容器は所定の場所に返却・ゴミは分別して捨て、気持ちよく利用しましょう。
混雑時の対策&親が知っておきたい攻略ポイント
人気スポットゆえ、神戸アンパンマンミュージアムは日によっては大変な混雑になります。ここでは混雑する時期や時間帯、その対策についてまとめます。また、小さな子連れで快適に過ごすためのポイントも合わせて紹介します。
混雑するのはいつ?平日と週末の違い
- 週末・祝日:やはり土日祝は家族連れで賑わいます。特に遠方からの観光客も増える長期休暇(春休み・夏休み・冬休み)やゴールデンウィーク、地元の幼稚園・保育園が休みの時期などはかなりの混雑を覚悟しましょう。開館前から行列ができ、昼前後には館内各所で順番待ちが発生するほどです。
- 平日:平日は比較的ゆったりしていますが、学校の代休や振替休日、雨天の日は思いのほか混み合うことがあります。また、近隣から幼稚園・保育園の団体遠足で訪れるケースもあり、その時間帯だけ一時的に混雑することも。一般的には火~木曜あたりが狙い目で、月曜・金曜は三連休前後など混雑要注意日が潜みます。
- 時間帯:一日の中では、11時~14時頃が最も混雑します。開館直後の10時台は比較的スムーズに入場できますが、11時前後からお昼過ぎにかけてピークが続きます。午後も15時を過ぎると徐々に落ち着き始め、17時前後はかなり空いてくる傾向です。つまり**「朝イチ」か「夕方前」が狙い目**ということになります。
混雑を避ける&快適に過ごすための工夫
- オンラインで日時指定チケットを購入:まずは確実に入館するために、事前に日時指定WEBチケットを購入しましょう。公式サイトから行きたい日時のチケットを事前購入すれば、当日はスマホ画面を見せるだけでスムーズに入館できます(入口でのもぎりが省略できる)。特に土日やイベント期間は当日券が完売することもあるので、事前購入が安心です。希望日の数日前には売り切れることもあるため、早めの予約がおすすめです。
- 開館時間に合わせて到着:混雑を避けるには朝一番に行くのが有効です。10時開館に対し、9時30分~9時45分頃に現地到着できれば、入館待ちの列も先頭に近くなるでしょう。朝のうちは展示もゆったり見られ、「写真を撮ったら後ろに人が写り込んでしまった」ということも少なくて済みます。お子さんの体力がある午前中に全力で遊び倒して、午後はのんびり…という計画も立てやすいです。
- あえて午後遅めに行く:逆転の発想で、15時以降の入館も混雑回避には効果的です。夕方になると幼児連れファミリーは帰路につくケースが多く、館内はかなり空いてきます。17時までに入館すればOKなので、16時頃から2時間集中して遊ぶ方法もありです。ただしショーの最終回やショップの品切れなど、遅い時間なりの制約はあります。短時間でも効率よく回れるよう事前に見たい所を親子で決めておくと良いでしょう。
- ランチ時間をずらす:館内外問わず、**正午前後のランチタイムはどこも混みます。その時間にフードコートやレストランで長時間待つのは子どもがぐずる原因に…。おすすめは早めランチ(11時頃)または遅めランチ(13時半過ぎ)**にすること。例えば朝10時~12時半まで遊んだら一旦外に出てランチ休憩し、再入場して続きを遊ぶとか、逆に先に入場前に昼食を済ませて13時頃から入館するなどの工夫が考えられます。再入場ができるので臨機応変に対応しましょう。
- 再入場制度を活用:神戸館は当日内の再入館OKです。入口で手に見えないスタンプを押してもらう方式で、退館時に希望すれば押印してくれます。これを使って、混雑ピーク時に一時退避するのも手です。例えば午前遊んでお昼前に混んできたら一旦出て、ハーバーランド内で食事や休憩を挟み、14時頃にまた戻って遊ぶ、といったことが可能です。子どもがお昼寝してしまった場合も、外に出てベビーカーで寝かせ、目が覚めたら再び入館という柔軟な過ごし方ができます。手のスタンプは特殊光でしか見えないので落ちる心配はありませんが、汗をかいたりすると薄くなるので、気になる時はスタッフに伝えて押し直してもらいましょう。
- 混雑時のトイレ問題:小さな子ほど急なトイレコールがあります。混雑日にはトイレ前にも列ができることがあるので、早め早めの声かけが鉄則です。「行けるときに行っておく」習慣で、ショー開始前やご飯前など節目に誘ってあげてください。館内にはおむつ替え室や幼児用トイレも完備されていますが、それでも待つ場合は1階商業施設内のトイレを利用するのも一つの手です(umieモール内は比較的余裕があります)。
- 抱っこひも&身軽な装備:混雑時は抱っこ紐が大活躍します。ベビーカーは置いてきて正解ですし、人混みの中では抱っこ紐で赤ちゃんを抱えている方が小回りが利きます。両手を空けるためにもリュックサックなど荷物は背負える形にし、貴重品と最小限の着替え・おむつセットのみ携帯、その他はロッカーへ預けると快適です。
- 周囲との協力:お互い様の精神で乗り切りましょう。例えば写真撮影スポットでは後ろに人が写り込みやすいですが、お互い「どうぞ撮ってください」と声をかけ合えば気持ちよく撮影できます。また、子ども同士が遊びで譲り合いが必要な場面(お店屋さんごっこや滑り台の順番待ちなど)では、親同士軽く会話して「どうぞ」「ありがとう」をサポートすると、子ども達もスムーズに交代できます。混雑時こそ周囲と協力し合えばストレスも軽減されます。
雨天時の過ごし方と注意点
雨の日は屋外遊びができない分、多くの家族が屋内施設であるミュージアムに集まりやすくなります。そのため、雨天時は平日でも普段より混雑する可能性が高いです。傘やレインコートの準備はもちろんですが、以下の点に留意しましょう。
- 移動とアクセス:最寄りのJR神戸駅からハーバーランドまでは地下街を通ってかなり近くまで行けますが、最後に屋外を少し歩く必要があります。ベビーカーには雨カバーを用意し、子ども用の小さな傘やレインポンチョがあると安心です。駐車場からも少し歩くので、濡れないよう車にタオルを積んでおくと良いでしょう。
- 館内で濡れた傘の処理:入口にビニール傘袋や傘立てがありますので利用しましょう。小さい子が傘を振り回すと危ないので、親がまとめて管理します。レインコートは脱いで畳み、ロッカーに入れるかベビーカーバッグにしまってください。床に水滴が落ちると滑って危険なので、できるだけ荷物類で吸水してから動くとベターです。
- 外の催し物:雨風が強い場合、屋外の**SLマン(レールトレイン)**の運行が中止になることがあります。神戸アンパンマンミュージアムでは、1階広場でアンパンマンのミニSL風トレインが走るイベントが時折開催されますが、屋根のない場所なので雨天は安全のため運休することも。これを目当てにしている場合は注意です。同様に、隣のモザイク大観覧車も強風時は運転休止になる場合があります。雨の日は無理に外のアトラクションをせず、館内遊びに集中する方が結果的に満足度が高いでしょう。
- 館内での雨対応:雨の日は服や靴が濡れて子どもが不快になりがちです。着替えや予備の靴下を持参すると安心です。特にプレイゾーンで靴を脱いだりすると、濡れた靴下では風邪のもと。すぐ取り替えてあげましょう。コインロッカーに余裕があれば濡れた上着も入れてしまい、身軽に館内を回りましょう。
- 雨の日こそ時間配分に余裕を:屋外で遊べない分、子どももエネルギーを全て館内で発散しようとします。普段より疲れやすいかもしれません。適宜カフェで休憩を入れたり、ベビールームで水分補給タイムを設けたり、ゆったりペースで回るのがおすすめです。周りも雨宿り気分で来ている家族が多いので、お互いさまの気持ちで過ごしましょう。
アクセス方法・行き方ガイド(電車・車)
神戸アンパンマンミュージアムへのアクセスを詳しく解説します。神戸観光の中心地・ハーバーランドに位置しており、公共交通機関でも車でも行きやすいのが魅力です。
電車でのアクセス
最寄り駅はJR神戸駅および神戸市営地下鉄 海岸線ハーバーランド駅の2つです。
- JR神戸駅から徒歩8分:大阪方面や姫路方面からも直通のJR神戸線(東海道・山陽本線)が便利です。神戸駅中央改札を出たら、まず**地下街「デュオこうべ」**に降ります。案内板に従い「25番・26番出口(ハーバーランド方面)」へ進みましょう。25・26番出口の階段/エレベーターで地上に上がると、すでにハーバーランド内です。左手前方に観覧車が見える方向へ進めばOKです。「umie MOSAIC」(ショッピングモール)を目指して歩くと、モザイクガーデンに赤い大観覧車があり、そのすぐ横がアンパンマンミュージアムです。子ども連れの場合、駅からベビーカーでも段差なくアクセス可能で、所要時間はゆっくり歩いて約8~10分です。
- 地下鉄ハーバーランド駅から徒歩8分:神戸市営地下鉄海岸線を利用する場合は、改札を出て**「神戸駅南口」交差点**方向へ地上に出ます。そこから「神戸ガス燈通り」という歩道を港方面(南方向)へ真っ直ぐ進むと、大観覧車とアンパンマンミュージアムが見えてきます。地下鉄駅からもベビーカー移動はしやすいですが、途中横断歩道等がありますので子どもから目を離さないように。徒歩8分程度です。
- 阪神・阪急 高速神戸駅から徒歩13分:阪神電鉄・阪急電鉄の乗り入れる高速神戸駅(神戸高速線)からも歩けます。少し距離はありますが(約1km)、地下道や商業施設内を通って行けるので雨の日でも比較的楽です。高速神戸駅から地下街「デュオこうべ」をJR神戸駅方面へ西に進み、25・26番出口を利用するルートがわかりやすいでしょう(JR神戸駅からの案内と同様)。
※ベビーカー利用の方は、JR神戸駅ではエレベーターを使って地下に降りるのがポイントです。神戸駅構内から地下街へ下りるエレベーターは中央改札口出て右手方向にあります。ハーバーランド駅でもエレベーター完備です。
車でのアクセス・駐車場情報
- 車での行き方:大阪方面からは阪神高速3号神戸線「京橋」出口を、姫路方面からは同じく3号線「柳原」出口を利用すると便利です。どちらも出口から国道2号線(浜手バイパス)経由で約5分、神戸ハーバーランド方面へ進めば到着します。ナビに住所「神戸市中央区東川崎町1-6-2」または施設名を入力すれば案内されるでしょう。
- 駐車場について:残念ながら専用駐車場はありません。ハーバーランド周辺には多数の一般駐車場がありますが、一番大規模なのは**「神戸ハーバーランドumie駐車場」です。ミュージアムから直線距離で200mほど、徒歩3~4分と近く、屋内駐車場なので雨の日も安心。収容台数約3,000台と大きく、比較的停めやすいです。umie駐車場はA・B・MOSAICなど複数エリアに分かれていますが、「MOSAIC駐車場」**(モザイクモール地下)がミュージアムにはより近い場所になります。
- 駐車サービス:ハーバーランドumie駐車場では曜日によって無料時間サービスがあります。平日は最初の3時間無料、土日祝は2時間無料です(以降は30分ごとに200円)。さらに、umie専門店での買い物額に応じて追加無料サービスも受けられます(例:2,000円以上購入で+1時間など、umieカード会員なら更に+1時間などの特典あり)。アンパンマンミュージアムのショップは厳密にはumie内店舗ではありませんが、umie内で食事や買い物をすればその分延長できます。駐車券を持ってumieインフォメーションで手続きしましょう。
- 周辺の他駐車場:umieが満車の場合、ハーバーランド近隣には「モザイク前タイムズ」「神戸駅南駐車場」「高速神戸駅前駐車場」など複数のコインパーキングがあります。ただしいずれも休日は満車率が高いです。朝早めに着けば比較的余裕がありますが、11時頃になると満車札が出ることも。確実に停めたいならumie駐車場へ直行がおすすめです。どうしても停められない時は、徒歩10分ほど離れたエリア(例えば少し西の新開地方面)まで範囲を広げるか、時間をずらすか、いっそ公共交通に切り替えることも検討しましょう。
- 車利用時の注意:ハーバーランド地区は一方通行や歩行者専用ゾーンも多いです。初めて行く際は焦らずナビの案内に従ってください。特に週末は観光客やショッピング客で車も多く、駐車場待ち渋滞が発生する場合もあります。ピーク時(正午頃)の駐車場待ちは30分以上になることもあるため、できるだけ朝のうちに到着するよう計画しましょう。帰りも17~18時台は出庫ラッシュが重なるので、時間に余裕を持って。安全運転でお願いします。
遠方から訪れる場合
関西圏以外から来られる場合、神戸アンパンマンミュージアムは新幹線の新神戸駅から地下鉄で約15分+徒歩、または新大阪からJRで約40分とアクセスしやすいです。神戸観光の一環で立ち寄る方も多いでしょう。近隣にはホテルや宿泊施設もあり、ハーバーランド内のホテルオークラ神戸やアパホテルなどは徒歩圏で子連れにも便利です。車の場合も高速出口すぐなので、旅行プランに組み込みやすい立地と言えます。
周辺施設と合わせて楽しもう!ハーバーランドで1日満喫プラン
神戸アンパンマンミュージアム自体で半日~1日楽しめますが、せっかく神戸まで来たなら周辺スポットも一緒に楽しみたいところ。幸いミュージアムがある神戸ハーバーランドは、ファミリー向けのレジャーが充実しています。いくつかおすすめをご紹介します。
- 神戸ハーバーランド umie(ウミエ):ミュージアムに隣接する大型ショッピングモールです。ファッション、雑貨、飲食店、映画館などが揃い、一日中賑わっています。子連れに嬉しいポイントとしては、授乳室やオムツ替えシートなどのベビー設備が館内各所に完備されていること。もしミュージアム内のベビールームが混んでいたら、umie内のベビー休憩室(サウスモール2階など)を使う手もあります。また、おもちゃ屋や子ども服店も多いので、アンパンマンショップで買えなかったものを補完することもできます。フードコートも広々しており、ミュージアムのキャラメニューに飽きたらこちらで定番メニューを食べるのも◎。パパがミュージアムに飽きてしまったら(?)隣の電気店や書店で時間を潰すこともできます。
- モザイク大観覧車:ハーバーランドのシンボルとも言える赤い観覧車です。ミュージアム出口からすぐ近く、外に出れば目の前にあります。1周約10分で、神戸港の美しい景色を一望できます。高さはそれほど高くないものの、小さなお子さんにとっては冒険気分。「アンパンマンに会えたお礼に、次は観覧車に乗ろうか?」なんて誘えば、疲れた子もまた目を輝かせるかもしれません。料金は大人でも数百円程度、未就学児は無料の場合が多いです。日没後はイルミネーションが点灯し、華やかな雰囲気に。もし体力と時間に余裕があれば、夜の観覧車にも乗ってみてください(営業時間は季節によりますが、21時頃まで運行)。
- ハーバーランド温泉万葉倶楽部:少し意外な穴場ですが、umieモールの端には**温泉施設(万葉倶楽部)**があります。なんと地下から温泉を引いており、旅の疲れを癒すのにピッタリ。キッズコーナーや休憩スペースもあるので、夕方以降にここでゆっくり過ごすファミリーもいます。アンパンマンミュージアムで遊んだあと、「温泉に入ってさっぱり→ご飯を食べて→車で帰宅」とすれば、お子さんも帰り道はぐっすり…なんて過ごし方も可能です。ただし温泉は長時間になるので、お子さんの年齢と相談して無理のない範囲で。
- メリケンパーク(神戸港エリア):ハーバーランドから海沿いに東へ歩いて10~15分ほど行くと、神戸港のメリケンパークがあります。ポートタワーや海洋博物館、カフェレストランが並び、芝生広場もあって港町の開放感を楽しめます。もしお子さんがベビーカーでお昼寝してしまったら、パパママ交代でこの辺りを散策するのも良いでしょう。港に停泊する豪華客船を見たり、カモメにえさをやったり(売店にかっぱえびせんが売っています)、潮風にあたりながらリフレッシュできます。なお現在、ポートタワーはリニューアルオープンしており展望も可能です。もう少し大きなお子さんなら、高いタワーからの眺めに歓声を上げるかもしれません。
- クルージング体験:ハーバーランドのMOSAIC前桟橋からは、観光クルーズ船が発着しています。夕方以降にはディナークルーズ船「コンチェルト」や遊覧船「ルミナス神戸2」などが出航し、神戸の夜景を船上から楽しめます。小学生くらいなら船に乗るワクワクは特別な思い出になります。ただ未就学児には少し長時間かもしれません(1~2時間)。短めの港内一周ミニクルーズも昼間にありますので、気軽に乗ってみるのも良いでしょう。たとえば「bohbohKei」(ボーボーケー)という海賊船風の遊覧船が20~40分程度の周遊を行っています。アンパンマンミュージアムのすぐ裏手から乗れるので、興味があればチェックしてみてください。
- 夜景スポット:お子さんが元気で遅くまでいられるなら、ハーバーランドから対岸のポートタワーやホテルオークラ方面の夜景もぜひ。ライトアップされたアンパンマンミュージアムの建物や観覧車もロマンチックで、家族写真を撮るのにも最高です。とはいえ幼児連れだと19時くらいが限界かもしれませんね。臨機応変に、無理のない範囲で。
以上のように、神戸アンパンマンミュージアム周辺は家族で楽しめるスポットが盛りだくさんです。午前中はミュージアム、午後はショッピング&観覧車、夜は美味しい神戸グルメを食べて…と充実した一日を過ごせるでしょう。特にモザイクやumieにはレストランも多彩で、神戸名物のステーキや中華、スイーツ専門店なども揃っています。子どもが寝付いた後に交代でテイクアウトスイーツを買いに行く、なんて大人の楽しみ方もアリですね。
モデルコース・おすすめの過ごし方
最後に、ここまでの情報を踏まえて**モデルコース(行程例)**をご提案します。お子さんの体力やご都合に合わせてアレンジしてみてください。
モデルコースA:朝からしっかり遊び倒すプラン(午前~午後)
9:30 神戸ハーバーランド着。<br>
→JR神戸駅から地下街経由でミュージアムへ。開館30分前ですが、既にエントランス前には待っている家族連れがちらほら。列に並びつつ、子どもと一緒にアンパンマンの歌を口ずさんでテンションを上げます。
10:00 ミュージアム開館・入場!<br>
→入口でスタッフさんにQRチケットを見せ、スムーズに入館。アンパンマンの大きな人形を見つけて子どもが「アンパンマンだー!」と大喜び。まずはおでむかえひろばで写真をパチリ。
10:10 展示エリア巡り開始。<br>
→他の来館者もまだ分散しているので、「みんなのまち」でお店屋さんごっこを満喫。寿司職人になりきってお皿を並べたり、どんぶり屋のフタを開け閉めして遊びます。空いているうちに…と「アンパンマンごう」にもすぐ乗れました。運転席でニッコリする我が子の写真もゲット!
10:40 パンこうじょうのおかでパンづくり体験。<br>
→生地をこねて光る様子に大興奮。「パンが焼けてきたね~」と一緒に遊びます。隣のたんけんランドのジオラマもじっくり観察。ばいきん城の中にいるばいきんまんを見つけて子どもが得意顔です。
11:00 虹のすべりだい&ボールパークへ。<br>
→少し人が増えてきましたが、待てば滑れる状況。カラフルなすべり台を親子で滑って大はしゃぎ!ボールパークでも追いかけっこ。体を動かして子どもは汗だく、そろそろ小休止かな…というところで、ちょうどステージショーの案内アナウンスが。
11:30 やなせたかし劇場でキャラクターショー鑑賞。<br>
→開始15分前に席を確保し、子どもと水分補給しながら待機。ショーが始まるとアンパンマン達の登場に子ども大興奮!一緒にアンパンマン体操を踊って、親子ともどもリフレッシュできました。
12:00 一旦ミュージアムを退館しランチへ。<br>
→ショー終わりで館内フードは混みそうなので、再入場スタンプを手に押してもらい外へ。すぐ横の「アンパンマン&ペコズキッチン」に向かいます。待ち時間ほぼ無しで入店できました。アンパンマンランチプレートに子どもは大喜びで完食。親は神戸名物のオムライスを堪能。
13:00 ミュージアムに再入場。<br>
→手のスタンプを見せてスムーズに再入館。お昼休憩でエネルギーを取り戻した子どもは「また遊ぶー!」と元気いっぱいです。
13:10 バイキンひみつ基地へ移動。<br>
→ミュージアム本館2階から外に出て、隣の建物のひみつ基地に入場。少し混んでいますが、だだんだんの迫力に子ども釘付け!ボルダリングに挑戦したり、トランポリンマットでジャンプしたり、全身を使って遊びます。親も一緒に滑り台を滑ったりしてクタクタ(笑)。15分ほど遊ぶと一汗かいたので、「次は工作しに行こうか?」と切り上げます。
13:40 みみせんせいのがっこうでお面工作。<br>
→今日はドキンちゃんのお面を製作中。クレヨンで色塗りするのを手伝いながら、可愛いお面が完成!子どもはさっそくそれをつけてご満悦。「先生」に誕生日ではないけど「上手にできました!」と褒められて嬉しそう。
14:00 キャラクターグリーティング参加。<br>
→タイミング良く館内放送で「まもなくアンパンマンが遊びにくるよ!」と案内が。みみせんせいのがっこう近くで待っていると、アンパンマンが登場!子どもと手を繋いで列に並び、順番にハイタッチと写真撮影。少し緊張していた子もアンパンマンの笑顔にタッチできました。親もカメラに収めて満足。
14:20 そろそろお土産タイムへ。<br>
→ミュージアムショップで限定グッズをチェック。ボールプールのボールを子どもが「欲しい~」となり、約束通り一つ購入。親は記念に神戸限定デザインのトートバッグをゲット。名残惜しいですが、ミュージアムを退館します。「楽しかったね、また来ようね!」と声をかけながら出口へ。
14:45 1階ショッピングモール散策。<br>
→アンパンマンテラス神戸でお友達へのお土産にビスケット詰め合わせを購入。パン工場にも寄って、アンパンマンパンや限定ぶたまんまんを買いました。パン工場は少し列がありましたが、店員さんが「ジャムおじさーん!パンお願いしまーす!」と声掛けする様子に子どももニコニコ。焼きたてパンの香りは大人も幸せな気持ちになります。
15:30 ハーバーランド散策&休憩。<br>
→館外に出て、買ったパンをベンチで少しかじりつつ小休憩。子どもはミュージアムでもらった風船(※ふうせんかばさんの風船屋さんで購入したもの)を手に、ご機嫌で歩いています。せっかくなので観覧車にも乗ることに。家族3人で乗り込み、神戸港の景色を眺めながら「今日は楽しかったね~」と振り返る穏やかな時間。
16:00 帰路へ(もしくはホテルチェックイン)。<br>
→観覧車を降りる頃には、子どもの体力もそろそろ限界。電車で来ている場合はJR神戸駅へ、車なら駐車場へ向かいます。子どもはアンパンマンパンを抱えて満足そうに眠りにつき、パパママは「また来たいね」と話しながら神戸を後にしました。
モデルコースB:午後からゆったり満喫プラン(午後~夜)
12:00 神戸着・ランチ<br>
→午前中は移動のみで、神戸に到着したら先に腹ごしらえ。ハーバーランドのumie内フードコートで簡単にお昼を済ませます。「今からアンパンマンに会いに行くよ~」と言うと子どももテンションUP。
13:30 ミュージアム入館<br>
→この日のWEBチケットは14:00入館枠ですが、少し早めに着いたので行列もなくスムーズに案内されました。午後からの入場は人も落ち着いていて、歩きやすい印象。早速お出迎えのアンパンマンたちと写真を撮ってスタート!
13:40 展示エリア&プレイゾーン巡り<br>
→「みんなのまち」から順に見ていきます。午前より人が少ないため、ほぼ待ち時間ゼロで各遊びを体験できました。パン工場やアンパンマンごうも独占状態で写真撮影。ラッキー!虹のすべりだいでは、ほとんど並ばず何度も滑れました。お面工作も空いていたのでパパも一緒に変装マスクを作って子どもと大笑い。
15:00 午後のステージショー鑑賞<br>
→15時台のショーは「体操のお姉さんと踊ろう」プログラム。開始5分前でも前の方に座れました。アンパンマン達とタッチしながら体操して、いい運動に。観客が午前より少ないせいか、キャラクターが観客席まで来てくれて、間近で子どもも大興奮でした。
15:30 キャラグリ&仕上げ遊び<br>
→ショー後すぐ、ばいきんまんのグリーティングが始まりました。ばいきんまん大好きな我が子は飛び跳ねて喜び、バイキンポーズで記念写真成功!その後、遊び残しがないよう再度エリアを一巡り。気に入ったパン工場とすべり台でもう一度遊んで、「また来ようね」とミュージアムにバイバイ。
16:30 ショップで買い物<br>
→1階に降り、アンパンマンテラス神戸でゆっくり商品選び。午後遅いので店内も空いています。娘はドキンちゃんのバッグ、ママは記念に神戸限定ランチトート、パパは自分にカレーパンマンのストラップ(笑)を購入。パン工場ではメロンパンナちゃんのパンなど残っているものをいくつかゲット。夕食前なので軽めに。
17:30 ハーバーランドで夕食<br>
→子どもがまだ元気そうなので、ハーバーランド内で夕食を取って帰ることに。モザイクのレストラン街で家族向けの洋食屋さんに入りました。窓から観覧車の明かりが見えて子どもも喜び、アンパンマンミュージアムの話をしながら食事。持っていたアンパンマンのおもちゃで遊び始めたので、周囲に迷惑にならないよう程々に切り上げます。
19:00 夜の港をお散歩<br>
→夕食後、少しだけメリケンパーク方面へ散策。ライトアップされた神戸ポートタワーや海洋博物館が綺麗で、写真を撮ったりベンチでパンをデザートに頬張ったり。観覧車にもネオンが灯り、今日一日の楽しい思い出が蘇ります。子どもも疲れてベビーカーでうとうと…。
19:30 神戸発<br>
→そろそろ帰路につきます。寝てしまった子どもを抱っこしながら、「また来ようね」とそっと囁いてハーバーランドを後にしました。子どもの手にはしっかりアンパンマンミュージアムの風船と今日作ったお面が握られていました…。
以上、神戸アンパンマンミュージアムを未就学児~小学生の子どもと一年中楽しむための徹底ガイドをお届けしました。アンパンマンが大好きな子にとって、ここは夢のような空間です。初めて行く方もリピーターの方も、ぜひ本記事の情報やコツを参考にして、家族みんなが笑顔になれる素敵な一日を過ごしてください。アンパンマンと仲間たちが、神戸ハーバーランドで皆さんを待っていますよ!ご家族で最高の思い出を作ってきてくださいね。どうぞ**「いってらっしゃい、アンパンマンの世界へ!」**
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