神戸バンドー青少年科学館を子どもと楽しむ!ファミリー向け完全ガイド
神戸市のポートアイランドにある バンドー神戸青少年科学館(神戸市立青少年科学館)は、子どもから大人まで科学を「見て・触れて・体験できる」参加型の科学館です。館内には最新の設備を備えたプラネタリウム(神戸市内唯一)をはじめ、力学や宇宙、ロボット、生命科学など幅広いテーマの展示が充実しています。未就学児から小学生まで幅広い年齢の子どもが遊びながら学べる工夫がいっぱいで、家族みんなで一年中楽しめるスポットとして人気です。雨の日の室内レジャーや猛暑日の涼しいお出かけ先にもピッタリですよ。この記事では、ファミリー層をターゲットに神戸バンドー青少年科学館の楽しみ方をたっぷりご紹介します。

神戸バンドー青少年科学館とは?魅力と基本概要
神戸バンドー青少年科学館は、1984年開館以来40年近くにわたり親しまれてきた大型科学館です。延べ床面積12,000㎡超の館内に、科学の不思議を五感で体験できる展示エリアや実験施設が揃っています。神戸市と企業スポンサー(バンドー化学)の協働により運営され、2018年に愛称として現在の名称が付けられました。館内は南館・北館の2棟に分かれ、それぞれ複数フロアにテーマ別の展示室があります。
この科学館の魅力: 最大の魅力は何と言っても「体感・体験型」であることです。ただ展示を見るだけでなく、ボタンを押したり乗ってみたりと、子どもたち自身が体を動かして科学原理を体験できます。例えば強風を体で感じる部屋や、自分で操作できる大型実験装置など、まるで科学の遊園地のような感覚で楽しめます。また、プラネタリウムでは季節ごとの星空や人気キャラクターが登場する番組が上映され、小さな子どもでも飽きずに夢中になれる工夫が満載です。
家族連れに優しいポイント: 乳幼児連れでも安心して訪れやすい設備・サービスが整っているのもファミリーに嬉しい特徴です。ベビーカーの貸し出しや館内各所のエレベーター完備はもちろん、授乳室・おむつ替えシートが複数階に用意され、館内は全館禁煙で清潔・安全な環境が保たれています。未就学児は入館料無料で、子ども料金も良心的な設定なので、大家族でも気軽に立ち寄れます。後ほど詳しく設備や料金についても紹介しますが、まずは館内の展示内容から見どころをチェックしていきましょう。
子どもが夢中になる体験型展示エリア
神戸バンドー青少年科学館には、テーマごとに分かれた**展示室(展示エリア)**があり、全部で6つの常設展示ゾーンと体験フロアがあります。それぞれのエリアで異なる分野の科学に触れられるため、幅広い興味・年齢の子どもが楽しめます。ここでは主な展示エリアと、その見どころを紹介します。
物理・化学エリア – 力と動きの不思議を体感
南館1階にある「物理・化学」の展示室では、力学やエネルギーの基本原理を遊びながら学べます。テーマは「いろんな動き」「動かすしくみ」「チカラの源」となっており、子どもにも分かりやすい仕掛けが満載です。
中央に据えられた大型装置「スパークポッド」はこのエリアの目玉展示。円盤状の大きな回転ステージの中に実際に入って、回転による不思議な力(コリオリの力)や慣性の法則を体験できます。スタッフの指示のもとでプラットフォームが回転し、その上でボールを転がしたり体を動かしたりすることで、「まっすぐ投げたはずのボールが曲がる!」といった現象に子どもたちは大興奮。普段は難しく感じる物理法則も、身体を使った実験だと理解しやすくなります。※スパークポッド体験は大人気のため各回定員制です。 参加希望者は開館直後(9:30~)にインフォメーションで整理券を受け取る必要があるのでご注意ください。週末や長期休み期間は早めの到着がおすすめです。
その他にも、ボールを使った遊び感覚の展示が充実しています。例えば傾斜や形の異なる坂道にボールを転がして速度の違いを比べる「モーションステージ」、高い位置からボールを落としてレール上を走らせる「ボールコースター」などがあります。子どもたちは「どうしたら速く転がるかな?」「曲がると速度はどう変わる?」といった問いに、自分で試行錯誤しながら答えを見つけていきます。難しい理屈抜きに「まずやってみる」ことで、自然と科学の基礎概念が身についていくのがこのエリアの魅力です。保護者も一緒にボールを追いかけたり競争したりと、童心に返って楽しめるでしょう。
情報の科学エリア – ロボット&AIで未来を体験
南館3階の「情報の科学」エリアでは、コンピューターや通信技術、ロボットや人工知能(AI)について学べます。最先端の情報技術に触れられる展示が多く、ゲーム感覚でプログラミング的思考を体験できるため、小学生以上の子どもに特に人気です。
まず入口で目を引くのが、自分が**ラインカー(線路をなぞる小車)**になって遊ぶコーナーです。これは青いおもちゃの車を押しながら床に描かれた黒い線の上を走らせ、上手に線から逸れずになぞれるか挑戦するもの。実はこれは、ロボットのライントレース(線に沿って自動走行する技術)を模したゲームになっています。ゲームに熱中して遊ぶうちに、自然とロボット制御の仕組みや情報処理について理解できる仕掛けです。うまくゴールできたら得点が表示されるので、親子で競争すると盛り上がりますよ。
さらに奥へ進むと、「ロボットゾーン」と呼ばれる体験コーナーがあります。ここではロボットの持つ3つの要素「感じる」「考える」「動く」をテーマにした展示が用意されています。「ロボットファクトリー」ではセンサーによる「感じる」体験、AI制御による「考える」体験、遠隔操作による「動く」体験ができ、一連のプロセスを学べます。実際にコントローラーを操作すると目の前の産業用ロボットが同じ動きをする「ロボオペレーション」や、神戸発の最新手術支援ロボット「hinotori™(ヒノトリ)」の紹介映像が見られるシアターもあり、大人も興味深く観覧できます。機械好きの子はもちろん、普段ロボットに馴染みのない子も「大きなアームが動いた!」「自分の操作でロボットが動く!」という体験に目を輝かせるでしょう。
AI(人工知能)の体験コーナーもユニークです。いくつかブースがあり、例えば「おみとおしAI」ではテーブルに置いた物体をカメラが認識し、「これは○○ですね?」とAIが当てようとします。「さくぶんAI」は好きな言葉を3つ入力すると、それらを織り交ぜた文章をAIが自動生成してくれます。「そうぞうAI」ではテーブル上に並べたおもちゃや絵から連想して、AIが神戸の街のイラストを描いてくれるという驚きの体験もできます。子どもたちはまるで魔法のように感じながら、「AIってこんなことまでできるんだ!」と最新技術に触れられるでしょう。
最後に「フューチャー・パス」という未来体験ブースもおすすめです。ここでは子ども自身が「未来の新聞記者」となり、架空の未来人にインタビューして写真を撮り、自分だけのオリジナル新聞を作ることができます。作成した新聞は館内で印刷できるほか、後日自宅のパソコンから専用サイトで閲覧することも可能です。夏休みの自由研究にも役立ちそうなユニークな体験で、親子で一緒に楽しめます。
宇宙と地球エリア – 宇宙の旅へジャンプ!
南館2階の「宇宙と地球」エリアは、子どもたちに常に大人気のゾーンです。太陽系や地球に関する展示が数多くあり、巨大スクリーンや最新映像技術を駆使した体験型アトラクションで、まるで宇宙空間を旅しているかのような気分が味わえます。
最大の目玉は、日本初導入の浮遊体験型アトラクション「時空ホッパー」です。幅15メートル×高さ7.8メートルもの巨大スクリーンに映し出される映像の中を、まるで空中を飛んでいるような感覚で冒険できるコーナーです。銀河系の調査、地球の内部探検、地球の歴史探求という3つのミッションが用意されており、参加者は画面に合わせて体を動かしながら次々と現れるミッションに挑戦していきます。映像に合わせて床が振動したり音響が響いたりと臨場感は抜群で、小さな子でも目を見張って映像世界に引き込まれること間違いなしです。保護者も一緒に夢中になってしまう迫力で、終了後は「わぁ、宇宙を冒険したみたいだったね!」と親子で感想を語り合いたくなるでしょう。
時空ホッパーで宇宙旅行を体験した後は、その内容をより深く調べられる**「探究のトビラ」**というタッチパネル端末も用意されています。50インチの大型画面を指で操作し、「宇宙ステーション」「深海に棲む生物」「生命の誕生」など約70項目の中から興味のあるトピックを選んで学習できます。時空ホッパーのミッションで出会ったキーワードについてさらに掘り下げることができるので、好奇心旺盛な小中学生のお子さんには特におすすめです。ゲーム感覚で調べ学習ができるため、親御さんから見ても勉強のきっかけになると好評です。
また、「地球探査スコープ」という不思議な望遠鏡も注目です。本物の映像とCG映像がシンクロした画面を覗き込み、「大陸移動はどうやって起こる?」「地球と宇宙の境目って?」といった謎に挑戦することができます。館内に設置された大きな地球儀の中に隠された4つの謎を、この特殊な望遠鏡を使って解き明かす仕掛けで、各スコープには子ども向けのワークシートも用意されています。家族で協力しながら全ての謎を解けたときの達成感はひとしおでしょう。
宇宙好きの子には、本物の隕石に触れられるコーナーも見逃せません。重さ約377kgもある日本最大級の隕石が展示されており、手で直接その表面を触ることができます。「こんなに重い石が空から降ってきたんだ!」と驚いたり、「表面が溶けた跡があるね」など実物だからこそ分かる質感に子どもも興味津々です。また、**「地球は太陽系の一員」**という展示では、地球上で3kgの鉄球が他の惑星では何kgに感じるのかを比べる体験ができます。水星、木星など惑星ごとに重力が異なるため、同じ鉄球でも持った感覚が全然違うことに子どもたちは驚きを隠せません。「もし月でジャンプしたら高く跳べるんだね!」と、重力の概念を直感的に理解できる貴重な体験となっています。
神戸の科学と技術エリア – 街を舞台に未来を学ぶ
北館2階の「神戸の科学と技術」エリアは、神戸を舞台にした科学技術の展示が特徴です。地元・神戸で生まれた先端技術や研究を紹介し、それらが世界の未来にどう貢献しているかを楽しく学べます。神戸の街のジオラマや大型スクリーンを活用した体験型ミッションが充実しており、地元愛も育めるエリアです。
まず目に入るのは、**「まちの探究テーブル」**という巨大な神戸市の3D空間マップです。来館者はハンググライダーのアバター(分身)となって空から神戸の街を見下ろし、好きな場所に降下して探検できます。神戸にゆかりのある企業や研究施設の上空まで行くと、その場所で取り組まれている科学技術について映像とナレーションで解説が流れる仕組みです。例えば、造船所に降り立てば船舶技術、医療センターでは先端医療技術、大学キャンパスでは研究開発…といった具合に、神戸の街全体が「生きた科学のフィールドワーク」になっています。地図好きな子はもちろん、普段科学に馴染みがない子でもゲーム感覚で街を飛び回りながら知識を得られるので、「次はあのビルに行ってみよう!」と夢中になってしまいます。
館内でひときわ存在感を放つのが、実物大模型で再現された**スーパーコンピュータ「京(けい)」**です。神戸が誇る世界的なスーパーコンピュータである「京」の実機と同型の機器が吹き抜けスペースに展示されており、その内部構造まで間近に見ることができます。巨大な計算装置が私たちの暮らしにどう役立っているのか、映像やパネルで解説されているので、子どもたちも興味津々です。「こんな大きなコンピュータがあるんだ!」「何億回も計算できるんだって!」と親子で会話も弾みます。最新技術は難しいイメージがありますが、実物を見ることでグッと身近に感じられるでしょう。
さらに「体験ミッション」コーナーでは、4つのテーマ(「医療」「インフラ」「気象・防災」「ものづくり」)について、それぞれ用意された課題(ミッション)に挑戦できます。例えば、医療のミッションでは手術ロボットを操作するゲーム、気象では防災アラートを出す判断ゲーム、といったようにロールプレイング型の体験になっているのが特徴です。タッチパネルでの選択やモーションキャプチャによるジェスチャー操作、音声認識による応答など様々なインターフェースが用意されており、まるでアトラクションのように楽しみながら各分野の課題解決を疑似体験できます。ゲームクリアを目指すうちに「お医者さんってすごい!」「橋を架けるのは大変だ」といった学びや気づきが得られるでしょう。
このエリアでもう一つ子どもたちが喜ぶのが、**「神戸おさんぽ(OSANPO)ビューイング」と「KOBEスカイウォーク」**です。前者は壁一面に広がる巨大スクリーンに映し出された3Dの神戸の街を眺める展示で、時間帯によって太陽の角度が変化したり道路の車の流れが見えたりと、デジタル技術で再現された神戸の一日を体感できます。まるで高層ビルの展望台から覗いているような迫力に、子どもたちからは「○○(自分の家の近く)は映ってるかな?」なんて声も上がります。
後者の「KOBEスカイウォーク」は、クロマキー合成技術を利用した参加体験型イベントです。決まった時間に開催され、希望者は予約不要・先着順(各回定員約10名)で参加できます。参加者は特設ステージでポーズをとると、その姿がリアルタイムでスクリーンの映像に合成され、まるで空中散歩をしているかのような映像を作り出します。子どもがビルの谷間を飛んだりポートタワーの先に立っている映像が映し出されると思わず歓声が上がります。出来上がったユニークな合成写真や映像は記念にもなりますし、家族で体験すれば忘れられない思い出になるでしょう。
生命の科学エリア – からだの不思議を探検
北館3階にある「生命の科学」エリアは、人体や細胞など生命に関する展示が揃うゾーンです。DNAの構造から最先端医療まで幅広く扱っており、大人でも「へぇ!」と感心するような内容が盛り込まれています。難しいテーマですが、音と光を駆使したゲームや体験装置によって、小さな子どもでも楽しみながら生命の神秘に触れられるよう工夫されています。
子どもたちにまず体験してほしいのが「バイオキッズラボ」です。ここでは細胞の分裂や再生といった現象を、インタラクティブなゲームを通じて学ぶことができます。色鮮やかなモニターに映る細胞の世界で、指示に従って操作すると細胞が分裂したり、ケガをした生き物の体が修復されたりと、生命のメカニズムが視覚的に示されます。音と光の演出が楽しく、ゲームをクリアすると「細胞ってすごい!」「体の中でこんなことが起きてるんだ」と子どもも大喜び。難解なバイオの領域も、遊びながらだと自然に理解が深まります。
また、生命科学で近年話題のiPS細胞について学べるパネル展示もあります。「iPS細胞って何だろう?」という素朴な疑問に答えるコーナーで、再生医療が目指す未来や、iPS細胞研究がもたらす可能性をわかりやすく紹介しています。実際の研究成果の写真やイラストを交えた説明に、大人も一緒になって見入り、「これが将来の医療につながるんだね」と子どもと会話するきっかけになるでしょう。
DNAの構造展示では、「ヒトゲノムって何?」「DNAはどんな形?」という疑問に答えます。二重らせん構造の模型や巨大なヒトゲノムマップが掲示され、自分たちの命の設計図であるDNAについて学べます。難しい内容ですが、「全ての生き物は共通の遺伝暗号を持っているんだよ」とスタッフが教えてくれたり、親が簡単にかみ砕いて説明したりすることで、小学生くらいなら十分興味を持って聞いてくれるでしょう。家に帰った後も「学校でDNAって習ったら、あの展示思い出しそう」と思えるようなインパクトがあります。
そして、このエリア最大の人気スポットが**「人体トンネル」です。これは子どもの大好きな体験型展示で、巨大な人体模型の中を歩いて探検できるコーナーになっています。入口はなんと「大きな口」!そこから入ると食道を通って胃へ、さらに小腸・大腸へ…と人間の消化器官の中**を進んでいきます。壁面には食べ物が消化されていく様子の模型や音が再現され、まるで自分が飲み込まれた食べ物になったかのような感覚です。胃の中では「ゴロゴロ…」と鳴る音、小腸では栄養を吸収する壁のイボイボ、そして大腸の終わりに近づくと…最後には大きな「ブブッ!」という音が鳴り響きます!(何の音かはぜひ現地で確かめてください。)子どもたちは大笑いしながらも、「食べ物は体の中でこうなるんだ」「最後の音はもしかして…!」と消化の流れを楽しく学習できます。小さなお子さんにとっては少し暗い空間かもしれませんが、保護者が一緒についていれば怖がることなく楽しめます。出口から出た後は「もう一回入りたい!」とリピートする子も多い、おすすめの体験です。
サイエンスパーク – 幼児もOK!体を使って遊ぶ科学広場
北館1階まるごとが「サイエンスパーク」と呼ばれる体験広場になっています。ここは走ったり乗ったりできる大型遊具が揃ったエリアで、まさに「遊びを通じて科学を体験する」ことがコンセプト。小さな子どもから小学生まで、体を動かすことが好きな子には天国のような場所です。
入ってまず目を引くのは、不思議な形の乗り物「四角い車輪の三輪車」。なんと車輪が丸ではなく四角形なのに、ちゃんと前に進む三輪車です!実際にペダルをこいで走れるのですが、デコボコの専用コース上ではガタガタと揺れながらもスムーズに進む様子に子どもたちはビックリ。「なんで四角なのに走れるの?」と興味津々です。※こちらは身長130cm以上のお子様が対象で、サンダルなどつま先が出る履物では利用不可という安全ルールがあります。対象年齢のお子さんはぜひチャレンジしてみましょう。
次に人気なのが、自分だけのミニカーを作って坂道を競走させることができるコーナーです。「くるま坂」では、形の異なる車のボディと大小様々なタイヤを自由に組み合わせてオリジナルの車を製作できます。出来上がったら専用の傾斜コースへGO!「よーいどん」で一斉に手を放すと、重さや車輪の大きさによってスピードが全く違うことに驚きます。子どもたちは「次はもっと大きいタイヤにしよう」「今度は軽いボディで試してみよう」と、ゲーム感覚で試行錯誤を繰り返します。ただ遊んでいるように見えて、実はこれで摩擦や重力の影響を学べるのだから侮れません。兄弟姉妹で競争すれば盛り上がること間違いなしのコーナーです。
さらに、強風の威力を体感できる「ウインドルーム」もスリル満点です。透明な電話ボックス状の部屋に入ると、内部に風が吹き付けられます。風速何メートル相当か表示されるので、台風並みの強風がどれほどのものか身体で感じ取ることができます。子どもたちは「うわー飛ばされそう!」と大喜びですが、同時に「こんな風が吹いたら傘は差せないね」など、防災の視点も自然と芽生えてきます。「風の力でどんな実験ができるかな?」という問いかけもあり、科学への興味を引き出す工夫が光ります。
小さなお子さん連れのファミリーには、サイエンスパーク内の**「キッズコーナー」が特におすすめです。ここは未就学児でも安全に遊べるよう配慮されたエリアで、小さな滑り台や坂道、ボルダリング遊具などが設置されています。柔らかいマットに囲まれた空間なのでハイハイ期の赤ちゃんやヨチヨチ歩きの子でも安心して遊ばせられます。お兄ちゃんお姉ちゃんが他の展示に夢中になっている間、下の子はこちらのキッズコーナーで身体を動かして遊べるので、幅広い年齢の兄弟がいるご家庭でもみんなが楽しめます。※保護者の付き添いは必須**ですが、親御さんも一緒にミニ滑り台を滑ったり一緒にブロックで遊んだりと、ほほえましい光景が見られますよ。
このサイエンスパークでは、定期的にサイエンススタッフによる「実験ショー」も開催されています。身近な材料を使ったサイエンスマジックのようなショーで、炎や煙、音など五感を使って科学の不思議を体験できます。例えば空気の力で物を浮かせたり、化学反応で色が変わる水を作ったりと、子どもたちも参加しながら楽しめる内容です。実験ショーは1日数回公演され、場所はサイエンスパーク内の専用ステージで行われます。各回定員がありますが自由参加(先着順)なので、タイミングが合えばぜひ見てください。ショーを観終わった子どもは「家でもやってみたい!」と興味津々になりますので、帰宅後に安全な範囲で簡単な実験を一緒にやってみるのも良いですね。
プラネタリウム(ドームシアター)で星空観賞
神戸バンドー青少年科学館のもう一つの目玉が、1階にある直径20mの**プラネタリウム(ドームシアター)**です。「神戸で一番星空に近い場所」とも称される本格的なプラネタリウムで、最新鋭の投影機による美しい星空と迫力の映像が楽しめます。親子でゆったり星を眺められる貴重な機会ですので、ぜひ時間を合わせて体験してみてください。
設備と雰囲気: ドーム内にはリクライニングシートがずらりと並び、約200名を収容できます。席に座ってレバーを引くと、背もたれがほぼフラットになるほど倒すことが可能で、まるでベッドに寝転んでいるような姿勢で天井の星空を見上げられます。この椅子がとても心地よく、「暗い中でリラックスしていたらついウトウト…」というお父さんお母さんも多いとか。上映中に眠ってしまってももちろんOKですので、日頃子育てで忙しい保護者の方も、星空の下でひと休みできるかもしれませんね。
投影プログラム: プラネタリウムでは日中から夕方にかけて、約50分間のプログラムが複数回上映されています。内容は季節ごとに変わる星座解説の番組や、宇宙の最新トピックを紹介する番組など大人向けのものから、**「こども向け番組」**と銘打った幼児・児童向けのものまで様々です。小さなお子さん連れの場合は、ぜひ子ども向け番組の時間帯を狙ってみましょう。投影スケジュールは公式サイトや館内掲示で確認できますが、例えば午前中と午後に1~2回ずつ子ども向け上映が組まれていることが多いです。
子ども向け番組では、人気キャラクターが案内役を務めることもあります。過去にはしまじろうやアンパンマンが星空解説をするプログラムが上映されたこともあり、小さな子でも親しみやすい内容となっています。星や宇宙にあまり興味がない幼児でも、大好きなキャラクターが出てくるとスクリーンに集中してくれるので安心です。恐竜がテーマのプログラムなど、男の子に人気の映像もあり、「プラネタリウムは静かに座って鑑賞できるか不安…」という子でも飽きずに楽しめるでしょう。
混雑状況と鑑賞のコツ: 一般的な土日でも、こちらのプラネタリウムは定員に対して比較的ゆとりがあることが多く、「朝イチで並ばなくてもどれかの回は見られる」と言われています。ただし、長期休み期間や特定の人気番組(例えば有名キャラ登場回や話題の天文現象を扱う回)は満席近く埋まることもあります。どうしても見たいプログラムがある場合や時間を指定したい場合は、開館時間めがけて来館して先にプラネタリウムのチケットを確保しておくのが確実です。プラネタリウムは展示室エリアとは別料金ですが、セット券もあります(後述)。券売所で先に希望回の整理券を受け取ることもできますので、入館時にスタッフに確認してみましょう。
上映中は室内が暗くなりますが、子ども向け回なら途中で簡単な歌が流れたり、解説員の生解説も子どもに合わせたやさしい口調なので怖がる心配はほとんどありません。万一お子さんが泣いてしまった場合でも、出入口近くの席なら途中退室も可能です。スタッフの方も慣れているので、赤ちゃん連れでも気兼ねなく入場できます。ぜひ親子で満天の星空と映像美に浸り、日常では味わえないロマンチックな時間を共有してください。きっと子どもにとっても心に残る体験になるはずです。
小さな子ども連れでも安心!ファミリーに優しい設備
未就学児を連れてのお出かけは何かと不安がつきものですが、神戸バンドー青少年科学館ならファミリー向けの設備が充実しているため安心して過ごせます。ここでは乳幼児連れのご家族に嬉しいポイントや館内サービスをまとめます。
- 授乳室・おむつ替え台: 授乳室は南館1階の奥に専用室があります。カーテンで仕切れるソファとお湯の用意もあり、赤ちゃんの授乳やミルク作りに便利です。おむつ替えシートは南館1~3階、北館は各階(4階を除く)に設置されているので、トイレのたびに階を移動する必要がありません。広めのファミリー向けトイレも新設され、親子一緒に入れるゆとりある空間でオムツ替えや用足しができます。
- ベビーカー利用: 館内はエレベーターやスロープがありベビーカーで各フロア移動が可能です。受付でベビーカーの貸し出しも行っているので、電車で来館した場合などは借りることもできます(数に限りがあります)。展示室内にはベビーカー置き場も所々に設けられており、混雑時でも邪魔にならないよう一時駐車できます。プラネタリウム観覧の際も、入口横にベビーカー置きスペースがあるので安心です。
- 休憩室(飲食スペース): 館内でお弁当やおやつを食べられる休憩室が北館地下1階に用意されています。テーブル席とベンチ、自動販売機があり、持参したお弁当はこちらで広げて食べることができます。冷暖房が効いていて天候を気にせず快適に食事ができるのがありがたい点です。科学館の展示エリア内は飲食禁止となっているため、飲み物も含めてこちらの休憩室を利用しましょう。地下フロアですが展示室の一部なので、**プラネタリウムのみ利用(展示室に入らない場合)**だと休憩室は利用できない点に注意してください。館内にレストランやカフェテリアはありませんが、後述のように近隣に飲食施設もあります。再入館が当日内であれば可能なので(入口でチケットを提示)、一度外に出てランチを取って戻ってくることもできます。
- コインロッカー: 荷物が多いファミリーにはコインロッカー(返却式)が便利です。北館1階のエレベーター横に大小のロッカーがあり、100円硬貨を入れて施錠し、使用後に戻ってくるタイプなので実質無料で利用できます。ベビーカーに積んでいた荷物や、上着などを預けて身軽に動き回りましょう。もしロッカーに入らない大きな荷物がある場合は、受付で一時預かりも対応してくれます。スタッフに気軽に声をかけてみてください。
- Wi-Fi・写真撮影: 展示室内では無料の館内Wi-Fiが利用可能です(接続用パスワードは入館時に案内があります)。スマホで展示解説を調べたり写真を送ったりするのに役立ちます。また展示エリア内での写真・動画撮影も可能ですので、お子さんの楽しそうな姿をぜひカメラに収めてください。ただしプラネタリウム上映中の撮影は禁止ですのでご注意を。また、他のお客様の映り込みやフラッシュの使用には配慮しましょう。記念撮影スポットとしては、エントランスにあるロケットエンジンのオブジェや、館内各所にあるキャラクターパネルなどがおすすめです。
- 安全面: 館内は全フロア禁煙であり、防災設備もしっかりしています。スタッフが常に巡回しており、迷子対応や救護にも迅速に対応してくれます。万一迷子になってしまった場合は、1階入口横のインフォメーションに連絡すれば館内放送で呼び出してくれるので安心です。インフォメーションでは他にも落とし物の問い合わせや、先述のベビーカー・車椅子貸出なども行っています。困ったことがあれば気軽に相談するとよいでしょう。
このように、小さな子ども連れでも不自由なく過ごせる設備が整っています。実際に訪れた保護者の口コミでも「オムツ替え場所が多く助かった」「授乳室がきれいで安心」「段差が少なくベビーカーで移動しやすい」と高評価です。科学館デビューの赤ちゃんや、走り盛りの幼児を連れて行く場合も、過度に心配せず楽しめる環境ですので、ぜひ家族みんなでお出かけしてみてください。
滞在時間の目安と巡り方のコツ
どのくらい時間が必要? 展示内容がとても充実しているため、すべての常設展示をじっくり見て回ると半日~1日はあっという間に過ぎてしまいます。特に子どもが体験にハマると1ヶ所で長時間遊ぶことも珍しくないので、時間に余裕をもって訪れることをおすすめします。目安として、主要な展示を一通り体験しプラネタリウムも1回鑑賞する場合で約3~4時間ほどです。小さなお子さん連れなら途中で休憩やお昼ご飯を挟みつつ、丸一日かけてゆっくり過ごすくらいの気持ちでも良いでしょう。逆に時間があまり取れない場合は、興味のある展示やプラネタリウムだけ絞って2時間程度で回ることも可能です。
効率的な館内の回り方: 南館・北館に分かれているので、例えば先に南館の展示を上階まで見てから北館へ移動するという順番がおすすめです。南館1階→2階→3階(→4階)と巡回したら、一度1階に降りて北館1階→2階→3階(→4階)の順で見学するとスムーズです。南館にはプラネタリウムもあるため、プラネタリウムの上映時間に合わせて動線を考えるのがポイントとなります。例えば「午前中に南館の展示とプラネタリウムを体験→昼休憩→午後に北館の展示を制覇」というプランですと無理なく回れます。
モデルコース例(午前から訪問):
- 9:30 開館と同時に入館。まず受付で当日スケジュールを確認し、希望のプラネタリウム回のチケットを確保します。参加したい実験ショーや体験プログラムの時間もチェック。必要があればスパークポッド等の整理券を受け取っておきます。コインロッカーに荷物を預け、身軽にスタート!
- 9:40 南館1階「物理・化学」展示室へ。大型装置の体験やボール遊びで親子一緒にウォーミングアップ。
- 10:30 南館2階「宇宙と地球」展示室へ。時空ホッパーで宇宙旅行体験。そのまま同フロアの展示(探究のトビラや地球探査スコープ、隕石など)を楽しみます。宇宙好きの子ならここでかなり時間を使うかもしれません。
- 11:10 予約したプラネタリウムの子ども向け番組を鑑賞(約45~50分)。リクライニングシートで親もリフレッシュ。
- 12:00 北館地下1階の休憩室へ移動してランチタイム。持参したお弁当を広げてエネルギー補給。自販機で飲み物を買ったり、おやつタイムも。
- 13:00 北館1階「サイエンスパーク」へ。実験ショーの時間に合わせて観覧し、その後は広場内の遊具で体を動かして遊びます。兄は四角い三輪車、妹はキッズコーナー…など各自思い思いに楽しむかもしれません。
- 14:00 北館2階「神戸の科学と技術」展示室へ。まちの探究テーブルやスーパーコンピュータの迫力に触れつつ、家族で協力して体験ミッションに挑戦!
- 14:30 北館3階「生命の科学」展示室へ。人体トンネルで大盛り上がりし、その他の生命展示もざっと見学。
- 15:00 一通り見終わったら、まだ時間と体力に余裕があれば南館4階の「科学情報室(図書室)」にも立ち寄ってみましょう。科学館ならではの珍しい科学図書や昔懐かしい図鑑、ビデオ視聴コーナーもあります。静かに本を読むことで子どももクールダウンでき、休憩にも最適です。
- 15:30 館内ショップでお土産選び。実験キットや宇宙食、科学グッズを手に取って今日の楽しかった体験を振り返りましょう。
- 16:00 閉館時間前に科学館を後にします。お疲れさまでした!
上記は一例ですが、お子さんの興味やその日の混雑状況に応じて柔軟に回りましょう。特に小さい子は途中でぐずったり疲れたりする可能性もあるので、全部見ようと欲張らず要所要所で休憩を挟むのがコツです。館内にはベンチも所々ありますし、どうしても外の空気を吸いたい場合は再入館スタンプを押してもらって外に出ることもできます。ポートアイランド内には緑地や噴水広場もあるので、天気が良ければ少し外散歩をすると子どもの気分転換になります。
短時間で効率よく回りたい場合は、事前に公式サイトでフロアマップを確認し、子どもと相談して「ここだけは行きたい!」という展示をピックアップしておくと良いでしょう。例えばプラネタリウム+サイエンスパーク+宇宙エリアに絞れば2時間程度でも満足感は得られます。時間がなくてもプラネタリウムだけ観るという利用も可能(プラネタリウムのみ単独券があります)なので、旅程や子どもの体力に合わせて無理のないプランを立ててくださいね。
周辺の家族向けお出かけスポット
せっかくポートアイランドまで来たなら、科学館と合わせて近隣の家族向けスポットにも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。科学館周辺には子連れに嬉しい施設が充実しています。
- IKEA神戸: 南公園駅の目の前にある大型家具店IKEA(イケア)は、ショッピングはもちろんレストランも人気です。科学館で遊んだあと、「お昼ご飯はIKEAで」というファミリーも多く見られます。キッズメニューやベビーチェア完備で子連れでも利用しやすく、ソフトクリームやキッズコーナーなど子どもが喜ぶ要素もたくさん。豆知識: 科学館の当日入館チケットをIKEAレストランのレジで提示すると、なんと**フライドポテト(Sサイズ)**が1皿無料サービスになる特典があります!遊び疲れた体にポテトの塩気は嬉しいご褒美ですね。ただし週末のIKEAレストランは混雑しやすいので時間帯に注意しましょう。
- 神戸どうぶつ王国: ポートアイランドにはもう一つの人気スポット「神戸どうぶつ王国」があります。科学館からポートライナーで2駅(計5分ほど)と至近距離で、屋内外で動物と触れ合えるテーマパーク型動物園です。大きな温室施設内で鳥やカピバラ、カンガルーなどが放し飼いにされており、間近で触ったりエサをあげたりできる体験が子どもたちに大好評。迫力満点のバードショーやかわいい動物たちのパフォーマンスもあり、一日中楽しめます。科学館とはまた違ったワクワクが味わえるので、もし時間に余裕があればぜひセットで訪れてみてください。午前中に科学館、午後から動物王国というコースなら効率よく両方楽しめます(その際ランチはどちらかで済ませておくとスムーズです)。
- その他周辺施設: ポートアイランドにはこの他にも神戸学院大学のキャンパスや先端医療センターなどがありますが、観光スポットとしては上記2つが定番です。少しエリアを広げれば、三宮駅周辺やハーバーランド方面にショッピングモールや観覧車、メリケンパークなどもあります。旅行で神戸を訪れているファミリーなら、科学館+動物王国で丸一日ポートアイランドを楽しみ、翌日は中心街で観光というプランも良いでしょう。
料金・割引情報とお得に楽しむポイント
入館料(通常料金): 展示室入館料は大人600円、小中高生300円、未就学児は無料です。プラネタリウム観覧料は大人400円、小中高生200円(投映1回あたり)で、こちらも未就学児無料となっています。例えば大人と子どもで展示とプラネタリウム両方利用する場合、通常は大人1,000円・子ども500円となります。これだけ充実した内容でこの価格は「非常に良心的でありがたい」と多くのファミリーから好評です。
各種割引・無料制度: 上記の通常料金から更にお得に利用できる制度も多彩に用意されています。ぜひお出かけ前に該当するものがないかチェックしてみましょう。
- トワイライトセット割: 金・土・日・祝および長期休暇期間の15:30以降は、「展示室+プラネタリウム」のセット券が割安になります。通常大人1,000円のセットが700円、小人500円が350円になるお得な割引です。午後遅めの時間から行く場合は活用しましょう。「学校帰りやIKEAでの買い物帰りに夕方から宇宙体験はいかが?」とのことで、夕方の回のプラネタリウムは比較的空いていて狙い目です。
- 会員証・カード提示割引: 入館受付で対象の会員証やクレジットカードを提示すると、展示室・プラネタリウムの料金が大人1割引、子ども2割引になります。対象となるのは、コープこうべ組合員証、JAF会員証、IKEA FAMILYカード、イオンカード、STACIAカード、リロクラブ会員証 など多数あります。お財布の中にこれらのカード類があれば忘れずに提示しましょう。
- のびのびパスポート: 神戸市及び近隣の市町に在住の小学生・中学生が学校から配布されている「のびのびパスポート」を持っている場合、展示室・プラネタリウムとも入館無料になります。友達同士で誘い合って無料で来館できるので、夏休み期間などは地元の子どもたちで賑わっています。同伴の保護者は通常料金ですが、一緒に勉強しながら遊べる機会としてぜひ利用してください。また、神戸市内在住・在学の高校生も、学生証や定期券の提示で無料になります。
- 障がい者手帳による減免: 各種障がい者手帳や特定医療受給者証をお持ちの場合、ご本人と付添者1名まで展示室・プラネタリウムともに無料です(手帳の種別により条件あり)。受付で手帳またはミライロIDアプリ画面を提示してください。
- 年間パスポート(友の会会員): もし「何度もリピートしたい!」という場合は、科学館友の会に入会して年間パスポートを入手する方法もあります。小中高生は年2,000円、大人は3,000円、家族会員(同居家族5名まで)は5,000円で、会員証を提示すれば1年間いつでも入館無料になります。年に数回以上行く地元の方には非常にお得ですし、ニュースレターが届いたり図書室の本が借りられたりといった特典もあります。
- IKEAコラボ特典: 先述した通り、当日入館チケットを持ってIKEA神戸レストランを利用するとフライドポテトSサイズ無料サービスが受けられます。遊んだ後にちょっと一息つきたいときに嬉しいですね。
これらの割引を上手に活用すれば、ファミリーでのレジャー費用をかなり節約できます。特に複数のお子さんがいるご家庭では、子ども料金が無料または割引になる制度は要チェックです。なお、料金や割引内容は変更になる可能性もありますので、最新情報は公式サイトや現地案内で確認するようにしてください。
開館時間・アクセス・駐車場など基本情報
最後に、神戸バンドー青少年科学館の基本情報をまとめます。お出かけ前にご確認ください。
- 開館時間: 月~木曜日は9:30~16:30(最終入館16:00)、金・土・日・祝日は9:30~19:00(最終入館18:30)です。春休み・夏休み期間中は平日も含め毎日19:00まで延長開館されます。閉館時間の30分前までに入館しましょう。なお、小学生・中学生のみでの来館は午後6時以降は不可、小学3年生以下の子どもはプラネタリウム鑑賞時に保護者の同伴が必要となっています。
- 休館日: 毎週水曜日(祝日の場合は開館し翌平日休館)、館内整理日、年末年始(12月末~1月初め)が休館日です。春休み・夏休み期間は無休で営業しています。臨時休館や特別イベントによる変更がある場合もあるので、カレンダーを公式サイトで確認しておくと安心です。
- 所在地: 〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目7-6
- 電話: 078-302-5177
- アクセス(電車): 神戸新交通ポートライナー線「南公園駅」下車、徒歩約3分です。三宮駅からポートライナーで約12分、神戸空港駅からは市民広場駅で乗り換えて約10分で到着します。南公園駅を降りたら南出口を出て左折し、右手にIKEA神戸を見ながら直進します。正面突き当りを左に曲がり歩道橋を進むと、緑に囲まれた薄茶色の建物が見えてきます。それがバンドー神戸青少年科学館です。屋上に丸いドーム型の天体観測室(望遠鏡ドーム)が載っているのが目印です。駅から近いので、小さな子ども連れでも移動が楽で助かります。ベビーカーや車椅子利用の場合は、歩道橋ではなく横断歩道で迂回するバリアフリールートもあります(案内表示あり)。
- アクセス(車): 一般来館者用の駐車場はありません。 車で訪れる際は周辺の有料駐車場(例:IKEA神戸の駐車場やポートアイランド内のコインパーキング)を利用する必要があります。IKEA駐車場は平日一定時間まで無料ですが、土日や長時間利用は有料になりますので注意してください。大型連休時など周辺駐車場が満車になりやすい日もあります。公共交通機関の利用を基本に、どうしても車の場合は早めの時間に到着するか計画的に駐車場を確保しましょう。なお、障がい者手帳をお持ちの方などで特別に駐車が必要な場合は、事前に館に相談すれば南館横の駐車スペースを利用できる場合があります。
- 天候対応: 警報級の荒天時も基本的には開館しています。ただし無理な外出はせず、安全第一で判断してください。館内はしっかり空調完備されており、夏は涼しく冬は暖かい快適空間です。ただ広い館内を歩き回ると意外と体が冷えることもあるので、夏でも羽織るものを1枚持って行くと安心です。
- 公式サイト: 最新のイベント情報や混雑予想カレンダー、チケット事前予約(※繁忙期のみ導入の場合あり)などが掲載されています。「バンドー神戸青少年科学館」の公式ページを事前にチェックしておくと良いでしょう。
以上が基本情報となります。
まとめ:家族みんなで科学の世界へ出かけよう!
神戸バンドー青少年科学館は、子どもと一緒に楽しめるファミリー向けスポットとして非常に魅力的な施設です。館内のあちこちで子どもたちの「なんで?どうして?」という好奇心の声が上がり、保護者もそれに付き合いながら新たな発見をする…そんな微笑ましい光景が日常的に繰り広げられています。科学というと勉強っぽいイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ここでは遊びと学びが見事に融合しており、夢中で遊んでいるうちに「知らず知らずのうちに学んでいた!」という体験ができるでしょう。
未就学の小さな子どもでも、安全に触れられる展示や優しい解説があるので心配はいりません。スタッフの方々も子ども慣れしていて親切ですし、館全体で「子どもたちに科学の楽しさを伝えよう」という温かい雰囲気が感じられます。雨の日や猛暑日でも天候を気にせず過ごせる屋内施設なので、天気に左右されないお出かけ先としても重宝します。
ぜひ次のお休みには、ご家族で神戸バンドー青少年科学館を訪れてみてください。力いっぱい遊んで、しっかり学んで、親子で感動や驚きを共有できる素敵な一日になるはずです。帰る頃には「また来ようね!」「今度は友達も誘いたい!」と子どもたちからリクエストが出るかもしれませんよ。神戸の街を眺めながらポートライナーに揺られて、楽しい科学の世界への旅に出かけましょう。家族みんなで科学館を満喫し、素敵な思い出を作ってくださいね。楽しんできてください!
![]() | 親子で遊べる子ども向けボードゲーム入門:未就学児・小学生も楽しめるおすすめゲーム |
![]() | 【東京編】ホテル・ラウンジの高級アフタヌーンティ20選! |
![]() | 有馬温泉といえばコレ!定番お土産15選 |
![]() | 【2025年最新版】広島県の6歳の子供におすすめ遊び場10選!家族で楽しめるスポットをご紹介 |
![]() | 秋田県のお土産ベスト30!きりたんぽだけじゃないオススメ |