恋山形駅
photo by @mk.f_0202
恋山形駅の基本情報
【スポット】恋山形駅
【ふりがな】こいやまがたえき
【 住所 】鳥取県八頭郡智頭町大内
【アクセス】因美線 恋山形駅 徒歩すぐ
【最寄り駅】恋山形駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし
恋山形駅
が含まれる観光マップ
カップルに人気の恋山形駅はインスタ映えスポット!見どころやアクセスについて
恋山形駅とは?
恋山形駅(こいやまがたえき)とは、鳥取県は八頭郡智頭町大内にある、智頭急行智頭線の無人駅です。初めは「因幡山形駅」という駅名になる予定でしたが、地元の人達の「来い山形(山形に来てほしい)」という気持ちから、「恋山形駅」となったのです。
恋山形駅は相対式2面2線のホームがあるとても小さな地上駅です。無人駅のため駅舎はありませんし、駅の周りはがらんとしています。トイレはなく、自販機もない、集落へ行くのにも歩いて5分ほどかかるこの駅がSNSで人気なのは、ピンク色をしているから、という点に秘密があります。
実は恋山形駅は最初はごく普通の駅だったのです。しかし平均乗降人員は3人程度というちょっと寂しい駅でした。そこでJR北海道の母恋駅(ぼこいえき)、三陸鉄道の恋し浜駅(こいしはまえき)、西武鉄道の恋ヶ窪駅(こいがくぼえき)と共にプロジェクトを立ち上げたのです。
その名も「恋駅プロジェクト」、全国に4つしかない「恋」がつく駅が、恋をテーマに手を取り合って活性化を図りました。そうしてリニューアルを重ねていった結果、恋山形駅は他では見かけることができないくらいピンク色の可愛い駅になったのです。
恋山形駅の見どころ
ピンクのフェンス
恋山形駅の外側には壁一面ピンク色で、その中央に赤色でハートマークが描かれたフェンスがあります。このフェンスはなかなかインパクトがあるので、ここで是非写真を撮ってみてください。
駅全体
恋山形駅は駅の殆どの部分がピンク色です。フェンスは勿論、手すりもピンク色、電車を待つ間腰かける椅子やその場所の壁も屋根もピンク色なのです。ここまで駅全体がピンクなのはとても珍しいので、駅に入る前にちょっと遠くから駅を撮ってみましょう。
ピンクのポスト
恋山形駅の手前にはピンク色のポストが設置されています。この大きくてレトロなポスト、杉で作られたハートの形のハガキを投函できるのです。
ハートの形のハガキは智頭駅、大原駅、上郡駅で販売されているので、記念に出してみましょう。郵便局のポストとはちょっと回収日などが違い、毎週月曜に集荷されるので、普通のハガキは出さないように気をつけてください。
駅名標
恋といえばピンク、そしてハートマーク、恋山形駅は駅名票もピンクのハート型をしています。なかなかこんなに遊び心のある駅名票はないでしょう、SNS映えするので見かけたら是非写真を撮ってください。
ハートのモニュメント
恋山形駅へ入っていくと、ピンク色で真ん中に「恋」の文字がある、ハートの大きなモニュメントが見えます。このモニュメントは智頭急行で販売されているハートの形の絵馬をはめ込めるのです。また、絵馬を周りに吊るすこともできるので、恋山形駅へ行く前にハートの形のハガキやハートの絵馬を買っておくことがおすすめです。
椅子や壁
恋山形駅で電車が来るまで座って待つ場所、そのための椅子もピンク、そして後ろの壁もピンク色です。壁にはハートマークと、鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~「宮本えりお」も描かれています。
恋ロード
恋山形駅を出て外の道路の足元を見てみると、アスファルトの一部がピンク色に塗られているのがわかります。これは恋山形駅へ続く通称「恋ロード」、なかなか面白い景色なので、ここもSNS映え間違いナシでしょう。
恋山形駅のインスタ映えスポット
ピンクのフェンス前にはフォトスタンドあり
恋山形駅に入る手前のピンクのフェンス、そのフェンスのところはなかなかのインスタ映えスポットです。後ろに目がいきがちですが、ちょっと足元を見てみましょう、そうすると地面にピンクのハートマークが描かれているのがわかります。足元フォトとして靴とピンクのハートマークを入れると、いい感じの写真が撮れます。
また、フェンスの前で写真を撮りたい人用に、フォトスタンドも設置されているのです。1人でも、友達や恋人と行って他に撮ってくれる人がいないときでも安心、フォトスタンドにスマホを置いて楽しい写真を撮りましょう。
ピンクの椅子とピンクの壁
インスタでよく見かける写真は、やっぱりピンクの椅子とその後ろのピンクの壁ではないでしょうか。実際に目にすると周りの風景と合っていないような、何だか少し違和感がありますが、写真を撮ってみるとすごくインスタ映えするスポットなのです。是非ピンクの椅子に腰かけて、ピンクの壁が入るように写真を撮ってみてください。
恋ポストの前
駅の手前にあるポスト(恋ポスト)もなかなかのインスタ映えスポットです。赤いポストは見たことがあっても、ピンク色をしているポストはなかなか見る機会がないでしょう。恋ポストにハートのハガキを投函しながら写真を撮ってみる、というのもおすすめです。
恋山形駅のグッズ
恋山形駅のグッズならば智頭急行のネットショップで買いましょう。例えば四角型の駅名キーホルダーはどうでしょうか。表面に「恋山形駅」という文字が、裏面は「恋福きっぷ」の入場券デザインで、結構可愛いです。ちなみにこのショップでハートの形の絵馬も売っているので、一緒に買って駅まで持っていくことがおすすめです。
恋山形駅のイルミネーション
駅でイルミネーション?と不思議に思うかもしれませんが、実は恋山形駅では毎年冬の時期に駅全体をイルミネーションで飾っているのです。
壁に描かれたピンクのハートマークに恋の矢が刺さったモチーフや、手すりのあたりなどもピンクの灯りに彩られていて見応えがあります。
例年通りであれば12月始めから2月中旬までイルミネーションが開催されているので、その時期に行ってみましょう。
恋山形駅の鉄道むすめ
鉄道むすめとは、株式会社トミーテックが展開する、鉄道関係の職場に勤める女性をモチーフにした「鉄道むすめ~鉄道制服コレクション~」のことです。
恋山形駅の鉄道むすめは宮本えりおちゃん、智頭急行車掌さんをイメージしたキャラクターデザインで、とても可愛らしいです。
鉄道むすめのイラストも恋山形駅のピンクの壁に描かれているので、その前で写真を撮ってみてください。
恋山形駅の時刻表
恋山形駅は無人駅、普通列車も1~2時間に1本しか通りません。
恋山形駅の智頭方面上りも下りも、始発が6時台、その後8時、10時、12時と次の電車が来るまでにかなりの時間が空きます。
時刻表はこちらです。アクセスする際は時刻表を参考にしてください。
恋山形駅へのアクセス方法
電車の場合
恋山形駅は智頭駅から約6kmのところにありますが、歩いていくと大変です。できれば鳥取駅→智頭駅→恋山形駅(片道約1時間)という電車でのアクセスをおすすめします。恋山形駅は電車の本数が少ないので、帰りの電車の時間には気をつけましょう。
車の場合
車の場合はナビに恋山形駅と入れて、駅を目指してください。しかし道が狭いこと、駐車場も数台分しかないことから、車でのアクセスはおすすめしません。
恋山形駅での注意点
無人駅で近くに自販機もない
恋山形駅は無人駅です、近くに自販機はありません。駅は一応椅子と屋根がありますが、他の駅のような空調設備の整った待合室はないのです。
そのため寒い日や暑い日に行くと、次の電車を待つ時間が大変です。歩けるのであれば1つ先の智頭駅まで行ってみるのもおすすめです。ただし智頭駅も駅営業時間が8:00~18:10まで、大きい駅ではあるものの寒さ暑さを凌ぐくらいしかできません。
線路に立ち入らないようにしましょう
無人駅で1~2時間に1本程度しか電車が来ないからといっても、まだ運行している駅です。たまに特急列車が走っているので、線路に入るのは危険です。線路に立ち入ってしまうとなかなか来ない電車が更に遅れてしまうのでやめましょう。
恋山形駅周辺の観光スポット
板井原集落
恋山形駅から約5kmのところには板井原集落があります。かやぶき屋根の家が並ぶこの集落ではどこか懐かしい景色を見ることができるのです。集落を歩いているだけでも楽しいですし、古民家カフェもあるのでおすすめです。
石谷家住宅
国登録有形文化財の石谷家は智頭駅から徒歩約10分ほどのところにあります。近代和風住宅でとても見応えのある観光スポットなので、是非行ってみましょう。
白兎神社
因幡の白兎といえば白兎神社、JR鳥取駅から路線バスで約40分かかりますから、恋山形駅から鳥取駅へ戻るときに行ってみましょう。物静かな神社で、とても落ち着く場所です。皮膚病ややけどなどにご利益があるといわれている神社でもあります。
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