黒川温泉
photo by @paix_rn
黒川温泉の基本情報
【スポット】黒川温泉
【ふりがな】くろかわおんせん
【 住所 】熊本県阿蘇郡南小国町満願寺黒川6594−3
【アクセス】JR豊肥本線 阿蘇駅から車で約40分
【最寄り駅】阿蘇駅
【営業時間】年中無休
【 料金 】日帰り入浴:500円〜1,000円(施設により異なる)
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供している場合があります
黒川温泉
が含まれる観光マップ
初めての黒川温泉。是非訪ねたいスポット4つを徹底紹介
黒川温泉ってどんな場所
黒川温泉は熊本県阿蘇郡南小国村にある日本屈指の温泉地です。
泉質は硫黄泉で、傷に効く湯治場として江戸時代中期には近隣には知られていました。
豊かな大自然の中、「黒川温泉一旅館」のコンセプトの元、派手な看板を廃し、統一した情緒ある雰囲気は、外国人観光客にも人気で、2009年版ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで、温泉地としては珍しい2つ星として掲載されました。
渓谷沿いに約30軒の和風旅館があり、ほとんどの旅館が、趣向を凝らした露天風呂を持ち、露天風呂のはしご湯も黒川温泉ならではの楽しみです。
黒川温泉の見どころ
新明館の洞窟風呂
新明館の売りは長さ30mにおよぶ洞窟風呂です。露天風呂巡りをする人の多くが訪れる、黒川温泉を代表するお風呂です。
【黒川温泉】
九州旅の締めくくりを黒川温泉、『山の宿 新明館』にて😆
川沿いの広空間な露天風呂
初代館主がノミで掘ったという穴風呂どちらも風情あって良し‼️
今日は湯布院、黒川♨️
名湯をハシゴ🤤
満足です😆#旅行好きな人と繋がりたい#黒川温泉 pic.twitter.com/fpto6dRSTb— ヒロ@旅行×哲学 (@47fkin) October 17, 2019
今でこそ人気の温泉スポットの黒川温泉ですが、一時期ローカルな温泉地として集客に苦しんだ時期があり、何か売りを作ろうと、のちに3代目主人になる故後藤哲也氏が若かりし頃、一人でのみと鎚を使い、3年半あまりかけ手掘りしたものです。その結果集客を増やし、他の旅館も後藤氏のアドバイスを受け、趣向を凝らした露天風呂を作り、やがて「露天風呂の黒川温泉」と名を馳せるようになりました。
その他に黒川温泉で最初にできた露天風呂を含め、全部で7つのお風呂があります。
食事も熊本の地元食材を使った会席料理が評判です。また全和室の部屋からは下を流れる川のせせらぎが聞こえ、リラックスしたひと時を過ごせます。
新明館基本情報
営業時間:(立ち寄り湯利用時間)8時30分~21時
定休日:無休
住所: 熊本県阿蘇郡南小国町字満願寺6608
アクセス:黒川温泉バス停より徒歩6分
予算(入場料など):宿泊¥15,000~¥20,000 立ち入り湯¥500
2つの鄙びた共同浴場
温泉街には、「地蔵湯」「穴湯」と2つの古い湯治場の雰囲気を残した共同浴場があります。
「地蔵湯」は黒川温泉の発祥の湯と言われ、「穴湯」は川沿いのロケーションの良い場所に湯小屋があります。
JR豊肥本線宮地駅が最寄り、俗に言う【温むすの入手可能駅は何故か阿蘇駅】
穴湯共同浴場 100円
地蔵湯 200円風格のある建物に熱い、温泉とにかくエモい。
黒川温泉はとにかく色んな種類の泉があるので滞在時間長めにして露天風呂巡りしまくるのが吉 pic.twitter.com/SmhhqCpspP— すぎゅる@駅メモ用 (@sugyumemo) December 24, 2019
各旅館の露天風呂巡りも楽しいですが、静かな雰囲気の中、鄙びた山あいの秘湯の雰囲気を味わいたい方にはピッタリな施設です。清掃も行き届いており観光客も安心して入浴できます。
時折訪れる地元の人達との語らいも温泉旅行の醍醐味で、地元の人しか知らない黒川温泉や、周辺の思わぬ穴場を聞き出せるかもしれません。
なお「穴湯」は混浴になっていますので女性は念頭に入れておいてください。
地蔵湯基本情報
営業時間:7:30~19:00
定休日:無休
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6606
アクセス: 黒川温泉バス停より徒歩6分
予算(入場料など):¥200
穴湯基本情報
営業時間:8:00~19:00
定休日:無休
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6541
アクセス:黒川温泉バス停より徒歩4分
予算(入場料など):¥100
郷土料理なら味処「なか」へ
黒川温泉で50年の歴史を持つ、観光客はもちろん、郷土料理に舌の肥えた地元の人達にも「なか食堂」と親しまれている1店です。
だご汁と地鶏めし定食でした。美味し。(●´ω`●) pic.twitter.com/fYfClp2BNA
— たけ☆しん@CUE!温泉ナナシスおじさん。 (@takeshin_voice) January 6, 2019
黒川温泉に来て味わいたいのは、この地の郷土料理「だご汁」です。
「だご汁」とは熊本の方言で団子のことである「だご」を平麺状にし、野菜や肉などと白味噌仕立てで味をつけた汁ものです。鶏肉、山菜等が入ったせいろで出される地鶏めしがついた「だご汁と地鶏めし定食」がこの店での一番人気です。
お酒のつまみとしてはやはり「馬刺し」、他のご飯ものとしては「高菜飯」と郷土料理のメニューも豊富で総じてリーズナブルです。
その他「とんかつ定食」はボリューム満点で、旅館泊で和食が続き、昼食はガッツリ系と思う方にぴったりな一品です。
味処なか基本情報
営業時間:11:00〜22:00
定休日:不定休
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺黒川6600-2
アクセス: 黒川温泉バス停より徒歩5分
予算 だご汁と地鶏めし¥1,200 馬刺し¥1,050等
ここでしか手に入らない、塩こうじシュークリームが人気 パティスリー麓(ろく)
黒川温泉に訪れる大半の女性が訪れると言われる人気のスイーツ店です。
黒川温泉周辺では地元小国ジャージー牛乳を始め、洋菓子作りに欠かさない新鮮な素材が手に入りやすく、パティスリー麓では地元素材にこだわった数々のスイーツが販売されています。
さて、黒川温泉に到着し、パティスリー麓でシュークリーム!( ・∇・)サクサクのシュー生地にカスタードのしっかりした甘さで満足の一品!
お土産にプリンも買ってしまった…(笑) pic.twitter.com/MnKMSINY89— metatron (@metatron_zx) March 2, 2017
そしてここで一番人気なのが「塩こうじシュークリーム」です。店内で塩麴を乗せて焼かれたシュー皮に、注文を受けてからクリームを入れてくれ、作り立てを食べることができます。出来立てのクリームと塩麴の皮がよくマッチし、新鮮さにこだわった製法ですのでここでしかこの味は味わえません。
その他プリンやコーヒーゼリーも湯上りにはおすすめです。またお土産には、開店当時から販売しているプレーンロールケーキが人気です。
パティスリー麓基本情報
営業時間: 9:00〜18:00
定休日:隔週火曜日変則あり
住所:熊本県阿蘇郡南小国町大字満願寺6610
アクセス: 黒川温泉バス停より徒歩9分
予算(入場料など):塩こうじシュークリーム¥220 プレーンロールケーキ¥1,100等
公式ホームページhttp://www.kurokawa-roku.jp/shop/
黒川温泉を観光する時の注意点
露天風呂巡りにお得なのが「入湯手形」です。¥1,300で3館で入浴できます。
また「かっぱ手形」は対象となる旅館・商店3カ所で、お酒1杯とおつまみのセットを楽しめ¥1,500です。
公共交通で訪問する際は本数が少ないので時刻表の確認はしてください。
黒川温泉へのアクセス
バス利用の場合
JR博多駅隣博多バスターミナルより2時間45分
熊本空港から2時間
車利用の場合
大分道日田ICより1時間
九州道熊本ICより1時間30分
公共駐車場は温泉街周辺に6か所全285台(無料) 国道沿いの新駐車場が150台と一番広い
黒川温泉の基本情報
名称
黒川温泉
読み方
くろかわおんせん
公式ホームページ
https://www.kurokawaonsen.or.jp/
まとめ
「黒川温泉一旅館」が黒川温泉のコンセプトの通り、温泉街を散策して、色々な楽しみを見つけるのが黒川温泉での楽しみ方です。
今回は、旅館、共同浴場、郷土料理、地場スィーツの、始めて黒川温泉に出かけられた方にもおすすめなスポットを紹介しました。この他に多数素晴らしいスポットが温泉街には点在しています。
黒川温泉にお出掛けの際は、じっくり時間取り、情緒ある温泉街を散策して見てください。
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