九大の森

九大の森
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九州大学の敷地内にある広大な森。森にはハゼノキなどの約40種の落葉広葉樹と楠などの約50種の常緑広葉樹が植えられています。特に、湿地の上に木が立つ「水辺の森」は絶景なので必見です。

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九大の森の基本情報


【 住所 】福岡県糟屋郡篠栗町和田1009
【アクセス】「粕屋警察署前」から徒歩約20分
【営業時間】24時間
【 料金 】無料

九大の森
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篠栗町ページ

「九大の森」はジブリの世界と話題沸騰!見どころを紹介します

九大の森ってどんな場所?

これまでに世界的に有名なジブリ作品の代表格として人気の「もののけ姫」の映像を一度は目にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。福岡県には、あのもののけ姫の舞台ではないかではないかとしばしば話題になる森があるのです!
その森とはずばり、福岡県粕屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)にある360度幻想的な空間が広がる「篠栗九大の森」。一歩足を踏み入れたその瞬間、まるで自分もジブリ作品のキャラクターの仲間入りを果たしたような不思議な気持ちになれること間違いなし!
というわけで、森林セラピーのコースとしても活用されている篠栗九大の森の主な見どころをまとめて紹介していきます。

気分はジブリキャラクター

幻想的な水辺はまさにジブリそのもの!


九大の森の中でもダントツ人気を誇っているスポットと言えば、ずばり「水辺の森」!水辺が森になっているようなスポットは全国各地に点在しているかもしれません。その中でも九大の森にあるこちらの水辺の森は、一歩足を踏み入れたら、そこはまるでジブリ映画に出てくるワンシーンかのような錯覚をしてしまうと言われているのです。

九大の森には「落羽松(らくうしょう)」と呼ばれる北アメリカ原産の落陽針葉樹が元気に生育しています。九州大学では1997年に湿地環境に強くて根元が冠水するような場所でも自生できるこの落羽松の研究を目的に苗を植えました。

沼杉とも呼ばれるこの樹木は水の中でも土の中でも腐りにくいことから、土木の世界では大活躍中です。木と水による人の手では決して作ることはできない絶景として、全国各地から1年を通じて多くの観光客が訪れます。

美しい木々のみならず、水面に移り込んでいる人の手が加えられていないからこその自然の風景とのコラボレーションはとにかく幻想的♪自然の風景だからこそ、季節や天候によって見え方が変化していきます。

その独特の雰囲気は、まさにジブリの世界観そのままだと言われています。雑誌にその風景が活用されることも少なくないので、ジブリ映画に詳しくない方でもどこかで一度は目にしたことがあるかもしれません。
インスタ映えする写真を撮影できるスポットとしても注目されていますが、撮影の際には節度を持ってこの素晴らしい自然環境を壊すことのないように心がけしましょう。

紅葉と紅葉の饗宴!?


九大の森には秋になると注目度がグーンと一気に急上昇する広場があります。それは、紅葉に囲まれて癒される「もみじ広場」!毎年秋が訪れると、もみじ広場では2種類のもみじのエリアが美しい真っ赤な紅葉で空間いっぱいに彩ってくれるのです。
もみじ広場で出合えるもみじは、台湾や中国とアジア原産の「タイワンバフウ」と、北米や中米が原産地の「モミジバフウ」。
「タイワンフウ」は、独特の香りが印象的な樹脂のもみじとして、中国等では焼き物にも使用されています。モミジバフウよりも葉っぱが大きく、風には強くて寒さに弱いのが特徴です。成長スピードが速いので、2メートル前後の直径の木も発見できます!
このもみじ広場は北口側の駐車場から近いので、たくさん歩く余裕がない方も気軽に自然を全身で感じられるエリアです。高いもみじに囲まれると、そこはリラクゼーション効果満点の何とも言えない幻想的な空間が広がっています♪

葉の色づきを楽しむのは赤だけじゃない!


もう1種類のエリアで楽しめるのは「モミジバフウ」。こちらのもみじは背がとても高いので、遠くからでも美しい紅葉がよく見えます。のっぽなもみじとして街なかの街路樹や公園で自然と目にしているはずです。
そして、このモミジバフウは秋の行楽シーズンだけではなく、初夏のシーズンも要チェック!新緑に染まった青もみじが広がる絶景スポットとして、写真家の方々からもプロアマ問わず人気があります。
ちなみに、このモミジバフウは季節よって葉っぱの形が変わっていきます!正式名称はアメリカフウです。

九大の森を観光する時の注意点

九大の森の中を歩いていると、木々の根っこや切り株が出ているエリアがあります。サンダルのような肌の出る靴は避け、足元に注意して歩いてください。

雨の日や雨が降った後には、足元が滑りやすくなっているエリアもあります。地面の見てみて少しでも安全面で不安を覚える場合には、そこから先には進まないようにしましょう。足元は滑りにくくて汚れてもいい運動靴等を着用するのが基本です。

また、皮膚がかぶれるような木もあります。よくわからない木には、興味本位で触れないように注意してください。虫さされも考慮して、夏場でも長袖と長ズボンを着用してお越しになることが推奨されています。
特に小さなお子様連れでのご来訪には、ふとした拍子に触れてしまわないようにくれぐれも注意してください。ちなみに、トイレは北側にある駐車場しかありませんので、あらかじめ済ませてから散策をスタートしましょう。

アクセス

公共交通機関は高速バスが便利です。天神高速バスターミナルから飯塚・田川方面行に乗車し、「粕屋警察署前」で降りてから約20分歩きます。
入り口まで距離がありますので、歩くのに不安な方はタクシーが無難です。 

九大の森の基本情報

名称

読み方

きゅうだいのもり

営業時間

4月から9月は6時から17時まで、10月から3月は7時から17時までとシーズンによって異なります。

定休日

森なので定休日はありません。

予算(入場料など)

無料です。

公式ページ

http://www.forest.kyushu-u.ac.jp/fukuoka/index.php

まとめ

九大の森はいつでも無料で開放されている森ですが、清らかな空気を体いっぱいに取り入れて心身の浄化を図る森林セラピーを満喫できるパワースポットとしても注目を集めています。心が少し乾いているような気がしたら、九大の森にふらりと気軽に訪れてリフレッシュしてみるのもいかがでしょうか。

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