遠方から子連れで満喫!レゴランド・ジャパン(名古屋)&ホテルの楽しみ方ガイド
レゴランド・ジャパンは、愛知県名古屋市港区金城ふ頭にある屋外型テーマパークです。対象年齢はおおよそ2歳〜12歳で、まさに子連れで訪れるファミリー層に最適なパークと言えます。園内には未就学児や小学生の子どもが夢中になれる仕掛けが隅々まで施されており、ご家族みんなで存分に楽しめます。所在地は名古屋港エリアの金城ふ頭という埋立地で、名古屋駅からのアクセスもしやすく、遠方からの家族旅行にも組み込みやすい立地です。

アクセス方法: 最寄駅はあおなみ線(名古屋臨海高速鉄道)終点の「金城ふ頭駅」です。名古屋駅から一直線で約25分の電車旅で到着し、駅を出て徒歩5分ほどでパーク入口に着きます。駅からパークまでは歩道が整備されており、ベビーカーを利用するファミリーでも快適に移動できます。また、自家用車の場合は伊勢湾岸自動車道「名港中央インター」からすぐで、大型駐車場(有料)も完備されています。週末や連休は駐車場が混雑することもあるため、時間に余裕をもって向かうと安心です。さらに、土日祝日限定で名古屋港水族館のあるガーデン埠頭と金城ふ頭を結ぶ水上バス(クルーズ名古屋)も運航しており、船に乗ってアクセスするユニークな方法もあります。
営業時間: 季節や曜日によって異なりますが、基本的に平日は朝10:00頃から夕方17:00頃まで、週末や繁忙期は18:00〜19:00頃まで営業しています(夏休み期間などは夜20:00まで延長営業する日もあります)。ただし営業時間は日によって変動するため、訪問前に公式サイトのカレンダーで最新情報を確認しましょう。なお、閉園日(休園日)は不定期に設定されることがあるため注意が必要です。
チケット情報: レゴランド・ジャパンの入場券は「1DAYパスポート」が基本です。当日窓口購入の場合、現在の料金目安は大人(13歳以上)で7,000円前後、子ども(3〜12歳)が5,000円前後となっています(0〜2歳は無料)。事前に公式ウェブサイトで日付指定の前売り券を購入すると割引が適用され、当日より数百円〜1割ほど安くなることがあります。また、入場当日に限り隣接する屋内型ミニ水族館「シーライフ名古屋」も利用できるコンボパスも販売されており、海の生き物好きなお子さんがいる場合はこちらも検討できます。なお、1DAYパスポートの再入場は基本的にできませんが、コンボパス利用時は一度だけ園外に出て再入園することが可能です。長時間滞在する予定でお昼に車に荷物を取りに戻る…といったプランは難しいので、入園前に必要な荷物は全て持ち込んでおくと安心です。
年間パスポート: 名古屋近郊にお住まいで頻繁に訪れそうなご家庭や、2日以上じっくり遊びたい場合は、年間パスポートの購入もおすすめです。年パスは大人・子ども共に1DAYパスポート約3回分程度の価格で販売されており、有効期間中は何度でも入園可能なほか、駐車場割引や園内ショップ割引などの特典もあります。一方、旅行で1度訪れるだけという場合は通常の1DAYパスで十分でしょう。家族構成や旅程に合わせてチケットを選んでください。
園内マップと公式アプリ: 初めて訪れる方は、入園時にパークマップ(日本語版)をもらいましょう。エリア全体の配置やアトラクション・レストランの場所が一目で分かり、当日の計画を立てるのに役立ちます。また、スマートフォン向けの公式アプリも提供されており、アトラクション待ち時間のリアルタイム確認やショースケジュールのチェックができます。混雑状況を見ながら効率よく回るために、アプリもぜひ活用してみてください。
パークのエリア構成と各エリアの見どころ
レゴランド・ジャパンの園内は、大きく8つのテーマエリアに分かれています。それぞれ趣向の異なるテーマで統一され、レゴブロックの世界観が隅々まで演出されています。入口に近い順に、「ファクトリー」、「ブリックトピア」、「アドベンチャー」、「ナイト・キングダム」、「パイレーツ・ショア」、「ミニランド」、「レゴ・シティ」、そして拡張エリアの「レゴニンジャゴー・ワールド」があります。小さいお子さん向けの穏やかな乗り物から、小学生が大興奮するようなアトラクションまで各所に揃っているので、子どもの年齢や興味に合わせて巡ってみましょう。では各エリアの特徴と見どころを順番にご紹介します。

ファクトリーエリア
エントランスを入ってまず最初にあるのが「ファクトリー」エリアです。ここはレゴランドの玄関口であり、入園直後にワクワク感を高めてくれる仕掛けが詰まっています。見どころ: レゴの工場見学が体験できる「レゴ・ファクトリー・ツアー」はぜひ家族で立ち寄りたいスポットです。実際にレゴブロックが作られる工程を見学し、最後には記念のブロック(非売品)を1人1つお土産にもらうことができます。子どもは自分の知っているレゴがどうやって作られるのか知る機会になり、保護者にとっても興味深い内容です。また、ファクトリーエリアにはパーク内最大のショップ「ビッグ・ショップ」があり、ここでしか手に入らない限定商品を含む豊富なレゴグッズが並んでいます。入園直後や帰り際に立ち寄って、お目当てのお土産をチェックしてみましょう(混雑を避けるなら夕方の退園間際より、午前中に下見をしておくのがおすすめです)。

ブリックトピア
創造力あふれる体験ができるのが「ブリックトピア」エリアです。色とりどりのレゴモデルや体験型アトラクションが揃い、想像力を刺激されるゾーンとなっています。見どころ: 家族みんなで空中散歩気分を味わえる「オブザベーション・タワー」は、円盤状の展望ライドに乗ってゆっくりと地上約50mの高さまで上昇します。名古屋港エリアの景色はもちろん、足元に広がるレゴランド全体を見渡せる絶景ポイントで、小さな子でも安心して乗れる安定感が魅力です(※100cm未満の子どもは大人の付き添いが必要)。また、ブリックトピアには自転車型の乗り物をペダル操作で宙に浮かせる「マーリン・フライング・マシーン」や、メリーゴーランドのように様々な乗り物に乗れる「ブリック・パーティ」など、動きのあるライドが充実。カラフルなブロックに囲まれたプレイエリアもあり、レゴブロックで自由に遊べるスペース「イマジネーション・セレブレーション」では子どもたちが思い思いに作品を作って楽しんでいます。このエリアは特に幼児〜低学年くらいのお子さんが飽きずに遊べる工夫が多い印象で、クリエイティブな体験ができるのが魅力です。

アドベンチャーエリア
探検気分を味わえる「アドベンチャー」エリアは、古代遺跡やジャングル、海底世界がテーマになっています。見どころ: 一番人気はなんといっても潜水艦型ライドに乗って本物の水槽内を探検する「サブマリン・アドベンチャー」です。潜水艦に親子で乗り込み、水中トンネルに進むと、目の前に色とりどりの熱帯魚やサメ、エイなどが泳ぐ景色が広がります。ガラス越しとはいえ本物の海洋生物が間近に見られるので、小さな子は目を輝かせ、大人も一緒に興奮してしまいます。怖い演出は特にないため、2〜3歳くらいのお子さんから安心して楽しめるアトラクションです(抱っこでの乗車もOKです)。また、冒険エリアには家族で協力して楽しむ「レスキュー・アカデミー」という消防車のアトラクションもあります。ハンドルを押したり引いたりしてポンプ車を操作し、火事に見立てた的に放水して鎮火させるゲーム性のある乗り物で、兄弟や親子でチームとなって盛り上がります。さらに、「ロスト・キングダム・アドベンチャー」はエジプトの遺跡探検をテーマにしたライド型シューティングゲームです。ジープ型の乗り物に乗り込み、レーザー銃を使って次々現れる的を狙い撃ち!スコアが表示されるので、家族で点数を競えば一体感も生まれて盛り上がります(※こちらは身長130cm未満の子は大人同伴で乗車できます)。アドベンチャーエリアは男の子にも女の子にも人気のエリアで、探検ごっこの世界観に子ども達は夢中になるでしょう。

ナイト・キングダム
中世のお城と騎士の物語をテーマにしたのが「ナイト・キングダム」エリアです。おとぎ話に出てくるようなお城の模型やドラゴンのレゴ像などがあり、ファンタジー気分を味わえます。見どころ: レゴランド・ジャパンで最もスリルがあると評判のジェットコースター「ザ・ドラゴン」はこのエリアの目玉です。レゴブロックでできたお城の中をドラゴンのライドが駆け抜ける屋内外複合型のコースターで、前半は室内でコミカルなドラゴンやお姫様のシーンを眺め、後半に一気に屋外コースをスピード疾走します。最大時速はそれほど速くありませんが、小学生くらいの子には程よいスリルで「もう一回乗りたい!」と言われること必至です(※身長105cm以上で保護者同伴なら乗車OK、120cm以上で一人でも可)。一方、小さい子にはコースターは難しいですが、ナイト・キングダムにはもう一つ、「ドラゴン・アプレンティス」という幼児向けのミニ・コースターもあります。こちらは身長90cm以上あれば大人と一緒に乗れ、コースも緩やかで短いのでジェットコースターデビューにぴったりです。王様のごちそうがテーマのレストラン「ナイト・テーブル・レストラン」もあり、乗り物で遊び疲れたらお城の大広間のような空間でひと休みできます。中世のお城を舞台にした華やかな雰囲気の中、子ども達は勇敢な騎士やお姫様になりきって楽しめるエリアです。
パイレーツ・ショア
海賊船と海賊たちの世界が広がるのが「パイレーツ・ショア」エリアです。水を使ったアトラクションもあり、夏場には大人気のスポットとなります。見どころ: 一番の目玉は「スプラッシュ・バトル」というアトラクションで、海賊船型のボートに乗って水上のコースを巡りながら、水の大砲(ウォーターキャノン)を撃ち合うというものです。自分のボートから他のボートや的に向かって水を噴射できるので、乗っている家族同士で水を掛け合ったり、沿岸にいる見物人(ギャラリー)と撃ち合ったりと、まさに水鉄砲バトルが楽しめます。暖かい季節にはびしょ濡れになる覚悟で挑みましょう(※カッパや着替えの用意があると安心です)。小さな子には保護者が一緒につき添えば怖がることなく楽しめます。ほかにも、揺れる海賊船の遊具で遊べる「キャスタウェイ・キャンプ」や、リンボーダンスをする海賊のミニゲームなど、歩いているだけで笑顔になれる仕掛けたくさん。エリア中央の池には沈没船やイカリのレゴモデルがあり、記念撮影スポットとしても人気です。海賊ごっこが大好きなお子さんなら、ここでかなりの時間遊びたがるかもしれません。

ミニランド
「ミニランド」はレゴランドならではの圧巻の展示が楽しめるエリアです。世界や日本の有名な建物や都市風景が、全てレゴブロックで精巧に再現されている屋外展示ゾーンとなっています。見どころ: 名古屋城や東京スカイツリー、大阪の道頓堀や京都の清水寺、さらにはアメリカのニューヨークの街並みなど、実に1,000万個以上のブロックを用いて作られたミニチュアシティが広がっています。例えば名古屋エリアでは新幹線や名古屋駅ビル群、テレビ塔などが精巧に作られており、大人は「ここまで細かく再現するとは!」と感心すること間違いなしです。子ども達にとっては、自分がまるでゴジラになったかのような目線で街を見下ろすのが新鮮で、大興奮するスポットです。各都市のエリアごとにボタンが設置されており、押すと新幹線が動いたり、音が鳴ったりするインタラクションもありますので、探してみましょう。また、季節ごとのイベントに合わせてミニランド内のミニフィギュア達が仮装したり、特別な装飾が施される遊び心もあります。例えばハロウィン時期には街に小さなお化けやカボチャが隠れていたり、クリスマス時期にはサンタやツリーが追加されたりします。巨大なレゴジオラマの世界は大人も子どもも時間を忘れて見入ってしまうことでしょう。

レゴ・シティ
街と乗り物がテーマの「レゴ・シティ」エリアは、運転好き・乗り物好きの子にはたまらないエリアです。見どころ: 代表的なのは「ドライビング・スクール」という子ども用の運転体験アトラクションです。本物さながらの道路コースで、レゴの小型自動車を子ども自身が運転できます(ハンドル操作とアクセル・ブレーキのみで簡単です)。6歳〜13歳が参加対象で、信号や標識を守りながら走行した後、最後にはレゴランド特製の運転免許証が発行されます。子ども達は自分だけで車を動かせた達成感で笑顔いっぱいになり、一生懸命運転する姿は親にとっても微笑ましいひとときです。さらに小さい3〜5歳向けには「ジュニア・ドライビング・スクール」が併設されており、保護者の見守る中、より簡易なコースで運転体験ができます。他にも、手漕ぎボートで水上を進む「コースト・ガード・HQ」や、空港のプロペラ機を模した乗り物に乗り込んで上下に操縦する「シティ・エアポート」など、体を使って操作する乗り物系アトラクションが揃っています。レゴ・シティエリアには街中の雰囲気を再現したごっこ遊び要素も散りばめられており、消防署やガソリンスタンドのセットの前で写真を撮ったり、レゴシティのキャラクターと触れ合えたりすることも。乗り物好きな子もそうでない子も、「自分でやってみる」体験がたくさん詰まったエリアとしておすすめです。
レゴニンジャゴー・ワールド
忍者をテーマにした最新エリアが「レゴニンジャゴー・ワールド」です。世界的に人気のレゴニンジャゴーの世界観を再現したもので、園内でもひときわアクティブな雰囲気があります。見どころ: 目玉アトラクション「フライング・ニンジャゴー」は地上22mの高さで座席が回転するスリルライドです。乗客は手足を伸ばした状態でぶら下がるように固定され、まるで忍者が空を飛んでいるかのようにぐるぐると旋回します。遠心力を伴うかなり刺激的な乗り物なので、乗れるのは身長125cm以上の少し大きなお子さんに限られますが、勇気のある子ならチャレンジしてみる価値ありです。一方、小さい子でも参加できる「ロイド・スピン術スピナー」や「カイ・スカイ・マスター」といった回転系のアトラクションもあり、こちらは忍者修行をイメージした乗り物で親子で一緒に楽しめます。レゴニンジャゴー・ワールド内にはアスレチック風の修行場も設置されており、手裏剣投げや的当てゲームに挑戦できるコーナーも人気です。エリア全体の装飾やBGMも忍者ムードたっぷりで、作品ファンの子はもちろん、詳しく知らない子でも「忍者」というテーマだけで十分に楽しめるでしょう。さらに期間限定でニンジャゴーのキャラクターが登場するミニショーや、スタンプラリー型の修行体験イベントが開催されることもあり、家族で忍術の世界に没頭できます。
子ども向けアトラクションと身長制限情報
上記のように様々な乗り物がありますが、やはり子連れで訪れる際に気になるのは「うちの子はこれに乗れるかな?」という点ではないでしょうか。レゴランド・ジャパンでは、多くのアトラクションに最低身長や年齢の制限が設定されています。ただし、身長制限があっても保護者が付き添えば利用可能となるものがほとんどなので、ご安心ください。以下に主な子ども向けアトラクションの制限目安をまとめます。

- 身長制限のないもの: ベビー向けのプレイエリア(デュプロ・プレイなど)や、ショー&シアター系、メリーゴーランドタイプの「ブリック・パーティ」(※付き添い推奨)などは基本的にどなたでも利用できます。また、「サブマリン・アドベンチャー」や観覧タイプの「オブザベーション・タワー」も制限が緩く、赤ちゃんや幼児でも大人と一緒に楽しめます。例えばオブザベーション・タワーは100cm未満であれば保護者同伴でOKです。
- 付き添いがあれば乗れるもの: 多くのライド系は90cm以上あれば大人が同乗することで乗車可能です。例として、「ドラゴン・アプレンティス」(ミニコースター)は90cm以上で付き添いOK(105cm以上で一人可)、「コースト・ガード」(手漕ぎボート)や「シティ・エアポート」(飛行機の上下移動ライド)もおおむね110cm未満は保護者付き添いで利用できます。シューティングライドの「ロスト・キングダム・アドベンチャー」も130cm未満は同伴が必要ですが、逆に言えば極端に小さいお子さんでなければ大人と一緒に体験できます。園内の表示には「◎付き添いありで利用可」「×利用不可」など分かりやすく記載されているので、当日は入口看板を確認し、不安な場合はスタッフに声をかけてみましょう。
- 単独で乗れるようになる目安: 小学生くらい(目安として身長120cm以上)になると、保護者の同伴無しでも乗れるアトラクションが増えてきます。例えば「ザ・ドラゴン」は120cm以上で一人乗りOK(105cm以上120cm未満は要同伴)、「フライング・ニンジャゴー」は125cm以上で利用可、「マーリン・フライング・マシーン」は130cm以上で同伴無し可、などです。とはいえ、ご家族で一緒に乗った方が楽しい場合も多いですから、無理に一人で乗せずに「一緒にチャレンジしよう!」と声をかけて親子で体験するのも良いでしょう。
- 年齢制限のあるもの: 身長ではなく年齢で区切られているものもあります。「ドライビング・スクール」は6歳〜13歳限定、「ジュニア・ドライビング・スクール」は3〜5歳限定と年齢範囲が決まっています。このような体験型アトラクションは安全上の理由や、同世代の子ども同士で楽しめるよう年齢を区切っているので、対象外の兄弟がいる場合は近くで見守ってあげましょう(例えばお兄ちゃんがドライビング・スクールをしている間、弟妹はすぐ隣のジュニア版で遊ぶ、といった過ごし方ができます)。
以上のように、大半のアトラクションは身長90cm以上あれば何かしら体験できますし、未就学の小さなお子さん向けの遊び場も各所に用意されています。逆に絶叫マシンのような過度に激しい乗り物はレゴランドには存在しないので、「怖がって何も乗れないかも…」と心配しすぎる必要はありません。もちろん、お子さん本人の性格や体調にもよりますので、様子を見ながら「これは行けそう!」「これはやめておこうか」と無理なく選んであげてください。困った時は近くのスタッフに相談すれば適切なアドバイスをもらえます。家族みんなで安全に楽しめる範囲で、思い出に残る体験をたくさんしてくださいね。
キャラクターグリーティングやショーの魅力
テーマパークといえば園内エンターテイメントも楽しみの一つ。レゴランド・ジャパンでも、パークの雰囲気を盛り上げてくれるキャラクターグリーティングや各種ショーが開催されています。子どもたちはテレビや映画で見たレゴのキャラクター達に直接会えるチャンスに大喜び間違いなしですし、親にとっても写真撮影の好機です。
キャラクターグリーティング: レゴランドには、レゴの世界から飛び出してきたようなキャラクターが登場します。定期的に行われるグリーティングでは、例えばレゴシティの消防士や警察官のミニフィギュアが歩いてきて握手してくれたり、一緒に写真を撮ったりできます。また、人気のレゴニンジャゴーのキャラクター(カイやロイドといった忍者たち)が登場することもあり、忍者好きのお子さんは大興奮でしょう。レゴランドのキャラクターは基本的にフレンドリーで子どもにも優しく接してくれるので、人見知りのお子さんでも安心です。「一緒に写真撮ろう!」と声をかけるとポーズを決めてくれますよ。グリーティングのスケジュールは当日のショータイム表や公式アプリで確認できるので、会いたいキャラがいる場合は時間と場所をチェックしておきましょう。
ショー&パフォーマンス: ステージショーも見逃せません。屋内施設「レゴシティ・ビーチステージ」では、音楽に合わせてダンスする楽しいショーや、レゴのキャラクターが活躍するミニ劇が開催されることがあります。全編日本語で進行するので小さな子も内容が理解でき、一緒に手拍子したり踊ったりして盛り上がれます。また、「レゴニンジャゴー・ライブ」は忍者の世界をテーマにしたアクションショーで、本格的な忍者アクションや映像演出に子ども達は釘付けです。さらに、屋外でも不定期にパフォーマーによる風船アートやジャグリングなどのストリートパフォーマンスが繰り広げられており、ふとした瞬間に足を止めて楽しめます。
4Dシネマ体験: レゴランドには「パレス・シネマ」という4D映画館もあります。こちらではレゴのミニ映画(10〜15分程度)を上映しており、映像に合わせて座席が振動したり、水しぶきや風が吹いたりと、五感で感じる仕掛けが楽しめます。過去には「レゴムービー」や「レゴニンジャゴー」のオリジナル短編などが上映されており、上映内容は季節によって変わります。上映スケジュールは入口付近や公式アプリで確認できるので、アトラクション待ちの合間に立ち寄るのもおすすめです。大音量や暗闇が苦手なお子さんだと驚くこともあるので、心配な場合は耳栓や膝の上抱っこで安心させてあげると良いでしょう。
ショー観覧のポイント: レゴランドのショーは基本的に大混雑することは少ないですが、良い場所で見たい場合は開始15分前くらいに会場に着いておくと安心です。また夏場の屋外ショーは日差しを避ける帽子、水分補給など熱中症対策もお忘れなく。キャラクターグリーティングは列になっていることもありますが、ディズニーランド等に比べれば短時間で順番が回ってきます。ぜひお気に入りのキャラとの触れ合いを楽しんでください。グリーティングやショーは、アトラクションとはまた違った思い出として、お子さんの心にも強く残るでしょう。
レゴのワークショップや体験型コンテンツ
レゴランド・ジャパンでは、乗り物に乗るだけでなく、実際に手を動かしてレゴブロックで遊べる体験型コンテンツも充実しています。クリエイティブな遊びが好きな子にはたまらないプログラムばかりなので、ぜひチェックしてみてください。
レゴ・クリエイティブ・ワークショップ: こちらは専用会場でインストラクターの指導を受けながらレゴモデルを組み立てるワークショップです。未就学のお子さんから小学生、高学年まで楽しめる内容が用意されており、所要時間は30〜45分程度。季節によって作るモデルが変わり、春はお花、ハロウィン時期はカボチャ、冬はクリスマスツリーなど、その時期だけの作品に挑戦できます。参加は当日朝8時から公式サイトでの事前予約制となっており、定員があるため行きたい場合は早めの予約が肝心です(無料で予約・参加できますが、キャンセルはお早めに)。特に土日祝はすぐ枠が埋まってしまう人気イベントなので、遠方から訪れる場合は日程を決めたら予約競争に臨みましょう。ワークショップで完成した作品は持ち帰れませんが、代わりに達成証明のシールや写真撮影スポットが用意されており、子どもにとって良い記念になります。集中して作品作りに没頭する体験は、普段乗り物メインのテーマパークではなかなか味わえない貴重なものです。
ロボティクス・プレイセンター: 小学生以上のお子さんには、レゴ®マインドストームなどを使ったロボットプログラミング体験ができる「ロボティクス・プレイセンター」もおすすめです。こちらは指定時間に会場へ行くと、簡単なロボットの組み立てとプログラムによる制御を教えてもらえます。例えばセンサーで障害物を避ける車型ロボットを動かしたりと、遊びながらSTEM教育的な要素に触れられる内容です。プログラミング初心者の子でもスタッフが丁寧にフォローしてくれるので安心して参加できます。レゴランドでの体験がきっかけで「将来ロボットを作りたい!」なんて夢が芽生えるかもしれません。
その他の体験コンテンツ: 園内各所に、自由にレゴブロックで遊べるコーナーも点在しています。例えばアドベンチャーエリアの出口付近にある「シークレット・チャンバー・オブ・アムセトラ」は大箱に入ったブロックを使い放題のプレイエリアで、休憩がてら子どもを遊ばせるのに最適なスポットです。屋外にも、ミニカーを組み立ててレース遊びができる「ビルド・ア・ボート」や、壁一面に自由にブロックを貼り付けてお絵かきのように遊ぶエリアなど、クリエイティブに過ごせる場所が豊富です。こうした自由遊び空間では親御さんはベンチに座って休憩しながら、子どもが夢中でブロックをいじる様子を見守ることができます。旅の途中、乗り物続きで疲れてきたなという時にも、クールダウンとして積極的に活用してみてください。
ミニフィギュア・トレード: もう一つユニークな体験として、園内では「ミニフィグ・トレード」という伝統があります。これは自分の持ってきたレゴ®ミニフィギュアと、スタッフが名札につけているミニフィギュアを交換できるというもの。気に入ったスタッフさんのミニフィグを見つけたら「ミニフィグトレードしてもらえますか?」と声をかけてみましょう。合言葉は「ミニフィグタッチ!」です。スタッフは笑顔で自分のミニフィグを差し出し、子どもが差し出したフィグと交換してくれます。こうして手に入れたフィギュアは世界で一つ、自分だけのレアな思い出の品になるでしょう。交換するフィギュアは正規のパーツが揃ったものであればどんなものでもOKですので、使い古しでも問題ありません。旅の記念に、お子さんと一緒にお気に入りフィギュアを持参して挑戦してみてはいかがでしょうか。
季節ごとのイベントを楽しもう(ハロウィン・クリスマス・夏休み など)
レゴランド・ジャパンは通年営業しており、季節ごとに趣向を凝らしたイベントが開催されます。春・夏・秋・冬でパークの装飾やプログラムがガラリと変わり、何度訪れても新鮮な体験ができるのも魅力です。遠方からの旅行で一度しか行けない場合でも、タイミングが合えば特別な季節イベントを楽しめるので、ぜひ事前にチェックしてみてください。ここでは代表的な季節イベントをご紹介します。
- ハロウィン(秋): 毎年10月になると、レゴランドはハロウィン一色に染まります。園内各所に大小のレゴ製パンプキンやオバケ、魔女のミニフィギュアたちが登場し、フォトスポットもハロウィン仕様に。イベント「ブリック・オア・トリート」(Trick or Treatをもじった名称)では、スタッフに合言葉を伝えるとキャンディがもらえる子ども向け企画もあり、仮装して訪れる子連れファミリーも多いです。期間中は子ども向け工作イベントでハロウィンモチーフのレゴ作品を作ったり、ハロウィン限定のステージショーが開催されたりと内容盛りだくさん。特に週末の夜には別途チケット制の「ハロウィン・ナイト」イベントも開催される年があります(開催日は年によって異なりますが、例年10月下旬の週末など)。ハロウィン・ナイトでは閉園後の暗い園内が幻想的にライトアップされ、大型カボチャのレゴが輝く中、スペシャルショーやナイトバージョンのアトラクションが楽しめます。昼間とはひと味違う不思議な雰囲気に、子ども達もドキドキワクワク。仮装したままアトラクションに乗ることもでき、親子で思い出深いハロウィン体験となるでしょう。
- クリスマス(冬): 11月下旬から12月25日頃までは「レゴランドでハッピーメリークリスマス」と題したクリスマスイベントが行われます。高さ10mを超える巨大なレゴクリスマスツリーが登場し、その周りでは雪だるまやサンタクロースのレゴ像が子ども達を出迎えます。夕方になるとツリーのライトアップセレモニーがあり、イルミネーションが音楽に合わせて輝く様子はとてもロマンチックです。子ども達は歌に合わせて手拍子したり、一緒にカウントダウンしたりして盛り上がります。また、クリスマス限定のショーではサンタの衣装を着たキャラクター達が登場し、会場全体でダンスを踊る参加型プログラムも。園内のBGMもクリスマスソングになり、ショップでは限定のオーナメントやレゴのお菓子ギフトが並ぶなど、雰囲気は満点です。12月の特定日には、ハロウィン同様に夜間特別営業の「クリスマス・ナイト」イベントが設定されることもあります。夜のレゴランドにサンタがやってきて魔法をかけたような演出が楽しめるそうで、事前予約制・人数限定の開催ながら毎回好評です。冬の夜空とレゴの光が織りなす光景は格別で、寒さを忘れて家族みんな笑顔になることでしょう。
- 夏休み(夏): 7月中旬から8月いっぱいは、子ども達の夏休みに合わせてイベント「レゴランドでびしょ濡れの夏!」が開催されます。名前の通り、水を使ったアトラクションやショーが目白押しで、特設ステージでは水鉄砲やホースで大量の水がまかれるウォーターショーが連日行われます。キャラクターも登場するこのショーでは、観客席の子ども達もずぶ濡れになりながら大はしゃぎ!暑い名古屋の夏だからこそ、水遊びで涼をとりながら楽しめる工夫が嬉しいですね。加えて、夏のレゴランドは夜間延長営業する日が増え、8月には「まつりナイト」という和風のお祭りをテーマにした夜イベントが行われる年もあります。園内に提灯などが飾られ、浴衣を着たミニフィギュアやレゴ製の盆踊りステージが登場。実際に盆踊りに参加できたり、打ち上げ花火のプロジェクションマッピングがあったりと、日本の夏祭り気分をレゴで味わえるユニークな内容です。日中はプールのように水遊び、夜はお祭り、と一日で二度おいしい夏のレゴランドは、遠方から訪れる価値大といえるでしょう。
- 春(スプリング): 春は桜やイースターをテーマにしたイベントが登場します。3月には「さくらナイト」と称して、夜桜とレゴを組み合わせたナイトイベントが開催された年もありました(桜の開花時期に合わせた短期開催)。園内にレゴの桜の木が飾られ、お花見気分でアトラクションに乗れたり、ピンク色のブロックを使った桜のワークショップがあったりと、日本らしい春の楽しみ方が工夫されています。イースターシーズンにはタマゴを探すスタンプラリーや、ウサギの耳をつけたミニフィグが登場する可愛らしい演出もあり、小さなお子さん特に女の子は大喜びです。4月末〜5月初旬のゴールデンウィーク期間は特別なショーや限定グッズ販売が行われることもあるので、長期休暇のタイミングに合わせて訪れる方は要チェックです。
このように、レゴランド・ジャパンでは一年を通じて様々なシーズナルイベントが企画されています。「次はハロウィンのときに行ってみたい!」「クリスマスのレゴランドにも行こう!」と、お子さんから次回のリクエストが飛び出すかもしれません。旅行の計画時には公式サイトのイベントカレンダーも確認し、もし訪問日に楽しいイベントがあるようなら積極的に参加してみてください。季節ならではの特別な思い出が作れるはずです。
子ども連れに嬉しい施設・設備(ベビーカー対応・授乳室・オムツ替え台・休憩スペースなど)
小さなお子さん連れのファミリーにとって、園内の設備が整っているかどうかは重要なポイントですよね。レゴランド・ジャパンは開業当初から「家族みんなに優しいテーマパーク」を目指しており、赤ちゃんや幼児連れでも安心して過ごせる工夫が随所にあります。ここでは知っておくと便利な施設やサービスをご紹介します。
ベビーカーの利用・レンタル: レゴランドの敷地内はフラットで広く、ほぼ全エリアをベビーカーで移動可能です(段差のある場所はスロープや迂回路があります)。園内の移動はかなり歩くことになるので、小さなお子さんがいる場合はベビーカーがあると負担軽減になります。もちろん自分のベビーカーを持ち込むこともOKですし、入口付近ではベビーカーのレンタルも行われています(1日1台1,000円、対象:生後1か月〜4歳程度まで)。レンタル希望の場合は、入園してすぐ左手の貸出カウンターに立ち寄りましょう。なお、アトラクション乗車の際は安全のためベビーカーから降りる必要がありますが、各乗り場付近にベビーカー置き場が用意されています。盗難防止のため貴重品は持って列に並び、乗車後に同じ場所でピックアップする流れです。ベビーカーを駐めている間に雨が降ってきた場合に備えて、小さく畳めるレインカバーを持参しておくと安心ですよ。
授乳室・おむつ替え施設: パーク内には授乳室が2ヶ所設置されています。1つはエントランス近くのファクトリーエリア「ロッカールーム」内にあるボックスタイプの授乳スペースです。男女問わず利用可能な個室授乳室が3室あり、入口でベビーカーも一緒に入れる作りになっています。もう1ヶ所は園内奥のレゴ・シティエリアにあるデュプロ®ベビーケアという設備です。こちらは授乳室に加えておむつ替え台、調乳用の給湯器、電子レンジまで備えた充実のベビーケアルームになっています。ミルク用のお湯は自由に使えますし、電子レンジで離乳食を温めて食べさせることも可能です。ソファもあるので授乳だけでなく休憩にも適しています。「しっかり腰を落ち着けてお世話したい」という場合にはデュプロ・ベビーケア、「授乳だけを素早く」という場合には入口ゲート側でもOK、と目的に応じて使い分けると良いでしょう。もちろん、おむつ替え台は各トイレにも常設されていますので、急な交換は最寄りのトイレを利用してください。おむつやおしりふきが足りなくなった時は、ショップで販売している場合もありますし、困った時はスタッフに声をかければ対処法を教えてくれます。
休憩スペース・キッズエリア: 小さな子ども連れだと、途中でお昼寝やぐずり対策の休憩が必要になることも。園内にはベンチや日陰のスペースが各所にありますが、特にデュプロ・ベビーケア内は冷暖房完備で静かなので赤ちゃんの休憩に最適です。また、アトラクションではありませんが子どもが遊べる屋内プレイエリアとして、ブリックトピアの「ビルド&テストゾーン」や前述の「シークレット・チャンバー(アドベンチャーエリア)」などがあります。ここで子どもが遊んでいる間、親はベンチで一息つけます。真夏や真冬の気温が厳しい時は、屋内エリアに積極的に入り涼む/暖を取るのも大切です。なお、万が一お子さんとはぐれてしまった場合に備えて、入園時に迷子シール(子どもの名前や親の連絡先を書くシール)をもらって服に貼っておくサービスもあります。心配な方は入口ゲート付近のスタッフに尋ねてみてください。園内アナウンス等もあるので、迷子になっても落ち着いて周囲のスタッフに知らせれば迅速に対応してもらえます。
その他のサービス: この他にも、レンタルロッカー(ファクトリーエリアに大中小サイズあり)や、車椅子の貸出、急病やケガの際のファーストエイド(救護室)も完備されています。特にファーストエイドは怪我の応急処置や体調不良時の休養に使えるので、子どもの具合が悪くなったら無理せずスタッフに申し出て利用しましょう。また、フード関連ではアレルギー対応メニューを扱うレストランや、授乳中ママ用にノンカフェインの温かい飲み物を用意しているカフェもあります。全体としてレゴランド・ジャパンは子連れファミリーに配慮が行き届いた施設です。スタッフの方々も慣れているので、小さな子連れで困ったことがあれば遠慮なく相談してみてくださいね。
飲食施設(おすすめレストランと子どもが喜ぶメニュー)
一日遊んでいるとお腹が空くのは大人も子どもも同じ。レゴランド・ジャパンには家族でゆっくり食事ができるレストランから、気軽に立ち寄れるスナックスタンドまで様々な飲食施設があります。「遊園地のご飯って正直どうなの?」と心配する声もあるようですが、レゴランドの食事はバラエティ豊かで味も美味しいと好評です。ここでは特にファミリーにおすすめのレストランと、子どもウケ抜群のメニューをご紹介します。

ナイト・テーブル・レストラン(Knight’s Table Restaurant): ナイト・キングダムエリアにある、中世のお城風の大型レストランです。店内は高い天井に旗やシャンデリアが飾られ、まるで王様の晩餐会場のような雰囲気!提供メニューはグリル料理や洋食中心で、ボリューム満点のステーキやハンバーグ、チキンなどが味わえます。人気メニューは「グリルステーキセット」や「あいちポークのLボーンステーキ」といった肉料理で、パパも大満足の食べ応え。キッズメニューも充実しており、「キッズブリックカレー」や「エビフライ&カレーセット」など子どもが好きな洋食が揃います。特にカレーにはレゴのミニフィグ型ニンジンや星形のナゲットがトッピングされていて見た目も楽しく、子ども達は大喜びで食べてくれます。さらにサラダバー・ドリンクバーも付けられるので、野菜不足が心配なママにも嬉しいポイント。広い店内にはキッズプレイエリア(ボールプールのようなブロックプール)が併設されているので、食事が終わった子どもが遊んでいる間、大人はゆっくり食事を続けることもできます。ファミリーでしっかりお昼を食べたい時に一番おすすめのレストランです。
和食レストラン 彩(いろどり): パーク内では珍しい和食スタイルのレストランが「彩」で、レゴ・シティエリアにあります。名古屋名物の味噌カツやきしめんなども扱っており、旅行で名古屋に来たからには郷土料理も食べたい!という大人の希望が叶う場所です。店内には和モダンなインテリアとともに、大きなレゴブロックプールが設置されており、子ども達は食事の待ち時間にここで遊ぶことができます。提供メニュー例は「味噌カツ丼」や「名古屋コーチン親子丼」などボリュームご飯物から、「きしめんセット」「お寿司セット」まで様々。季節限定で「夏の彩御膳」「チキン南蛮膳」といった季節膳も登場し、クオリティも高いと評判です。キッズメニューは和風ランチプレートで、枡(ます)の器に一口サイズのおかずが色とりどりに盛られていて見た目から楽しい構成。デザートとドリンクバーも付いて子どもも大満足です。洋食続きだと飽きてしまう方や、ご年配の同行者がいる場合にも重宝するお店でしょう。店内は席予約(条件あり)も可能なので、混雑日でも比較的安心して利用できます。
ブリック・ハウス・バーガー: レゴランドオリジナルのハンバーガーショップがこちら。名前の通り、レゴのポッチ(凸凹)がついたバンズを使ったレゴ型ハンバーガーが名物です。場所はレゴ・シティエリアにあり、テラス席でカジュアルに食事ができます。メニューはチーズバーガーやテリヤキバーガー、フィッシュバーガーなどがあり、ポテトとドリンクがセットになったコンボが定番。特に人気なのが「レゴポテト」と呼ばれる、ブロック形状のフライドポテト!ケチャップをつけて食べると見た目とのギャップも相まって子どもは大喜びです。キッズメニューはパンケーキとワッフルがセットになったプレートなどがあり、甘いもの好きなお子さんはこちらもおすすめ。セルフサービス式なので手軽に利用でき、比較的提供も早いです。レゴランドでしか食べられない遊び心あるバーガーを家族みんなで頬張れば、休憩時間も笑顔が溢れることでしょう。
チキン・ダイナー: パイレーツ・ショアエリア近くにあるカジュアルレストランで、フライドチキンを中心としたメニュー構成です。大きなフライドチキンやチキンナゲット、フレンチフライなど子どもが好きなメニューが揃っており、小腹が空いた時のスナック利用にもピッタリ。屋内席・屋外席があり、天気が良ければ海賊船を眺めながら外で食べるのも気持ちいいです。こちらでもキッズメニューを扱っており、パンケーキ&ワッフルセット(ブリックハウスバーガーと共通メニュー)を提供しています。軽めの食事をしたい時や、おやつ休憩に立ち寄ると良いでしょう。ドリンクバーも完備なので、暑い日はここでしっかり水分補給できます。
ファクトリー・サンドウィッチ・カンパニー: エントランス近くファクトリーエリアにあるカフェテリアで、サンドウィッチやラーメン、パン類などバラエティ豊かな軽食を扱っています。「ラーメン?」と思われるかもしれませんが、実はここ、隠れたラーメン人気店でもあります。醤油ラーメンや期間限定の冷やし麺などがあり、子ども用に取り分けもしやすいので日本の食事が恋しくなったらぜひ。サンドウィッチ系ではBLTやパニーニなどがあり、テイクアウトしてベンチで食べることも可能です。デザートではレゴの形を模したレアチーズケーキ「サブマリン・レアチーズ」やカラフルなフラッペなど、SNS映えするスイーツも充実。キッズメニューにはなんとラーメンセットがあり、ミニサイズの温かいラーメンに忍者の顔が描かれた肉まん、飲み物が付いてくるユニークな内容です。屋内席は広く冷房が効いているため、夏の暑い日に涼みながら軽食をとるのにも適しています。様々な好みに対応できるオールマイティーなフードコート的存在です。
スナック・スタンド類: さらに園内にはところどころに小さな売店やキッチンカーが出ています。ブロックトピアの「ポップコーン・スタンド」では塩味やキャラメル味のポップコーンが買え、海賊エリアの「アップルフライ」ではシナモン香るアップルパイ風のおやつが人気です。夏季限定の「スプラッシュ・パッド」付近ではかき氷やアイスクリームを販売するワゴンが登場し、ひんやりスイーツでクールダウンできます。レゴランド名物のレゴポテトは、前述のバーガーショップ以外にも「オアシス・スナック」など複数の売店で取り扱いがありますので、歩きながらつまんでいる人を見かけたら近くで買えないか探してみましょう。
全体的に、レゴランドの食事は子どものテンションを上げてくれる工夫が随所にあります。「食べるのも遊びの一部!」くらいに考えて、普段は見たことのないようなレゴ型のフードにぜひ挑戦してみてください。もちろん、アレルギーをお持ちのお子さん向けに成分表示や代替メニューも用意されているので、各店舗で気軽に相談できます。遊びに夢中で食が細くなりがちな子も、レゴランドならではの楽しいメニューならしっかり食べてくれるかもしれませんね。
レゴショップで買える限定商品や人気のお土産
旅の思い出に欠かせないのがお土産タイムです。レゴランド・ジャパンではここでしか手に入らない限定グッズやレゴ製品が豊富に揃い、ショップを見て回るだけでもワクワクが止まりません。特にパーク最大のショップ「ビッグ・ショップ」(ファクトリーエリア)はアジア最大級のレゴストアと言われ、一歩足を踏み入れると壁一面のレゴセットに子どもも大人も目移りしてしまいます。ここでは人気のお土産アイテムや注目グッズをいくつかご紹介します。
- レゴランド限定レゴセット: レゴランド公式の商品として、各パークのミニチュアモデルや乗り物を再現したセットが販売されています。名古屋のレゴランドでも、園内にある観覧塔「オブザベーション・タワー」のミニチュアモデルや、レゴランドのロゴ入りブロックセットなどが限定商品として人気です。また、季節イベントに合わせた限定パーツセット(ハロウィンのカボチャセットやクリスマスのリースセットなど)が登場することもあります。レゴ好きなお子さんにはここでしか買えないセットをお土産にすれば、自宅に帰ってからもレゴランドの思い出を組み立てて楽しめます。
- ミニフィギュア関連: レゴといえばミニフィギュア。ビッグショップでは無数のミニフィギュアが販売されており、中でも**「ビルド・ア・ミニフィギュア」コーナーが子ども達に大人気です。これは、頭部・胴体・脚・髪型・アクセサリーパーツそれぞれ好きなものを自分で選んで組み合わせ、オリジナルのミニフィギュアを作れる体験型商品です。3体セットで販売しており、パーツ選びに子どもは真剣!自分そっくりのフィギュアや、家族を模したフィギュアを作るのも面白いでしょう。また、お土産として配りやすいミニフィグ付きキーホルダー**や文房具類も充実しています。レゴランド限定デザインのキーホルダーや、園内キャラクター(例えばレゴランドの黄色い恐竜「オリー」)のぬいぐるみキーチェーンなどは手頃な価格でお友達へのプレゼントにもぴったりです。
- お菓子・食品系: 子どもから大人まで喜ばれるお土産としてお菓子類も見逃せません。レゴランドではレゴブロック形のチョコレートやクッキー、キャンディーなど、パッケージも中身もレゴ尽くしのお菓子が多彩に販売されています。例えば「クランチチョコレート(オブザベーションタワー缶)」は、タワー型のケースにチョコが入ったものでインパクト大。缶は貯金箱として再利用できます。他にも、ミニフィグの顔がプリントされたキャンディや、ブロック型グミ、レゴのコップ付き飲料セットなど、子どもが思わず飛びつく商品ばかりです。職場や友人へのバラマキ用には、ミニサイズのクッキー詰め合わせや、小箱入りチョコレートセットがおすすめ。パッケージに大きく「LEGOLAND JAPAN」と書かれているので旅行土産として話題になります。
- アパレル・実用グッズ: レゴランド限定デザインのTシャツや帽子、タオルなども人気です。特にニンジャゴーTシャツやレゴランドのロゴ入りキャップは子ども達がその場で着たがるほどかっこいいデザイン。夏場にはレゴ柄の冷感タオルや水遊び用ポンチョ、レインコートなど季節商品も揃います。また、通園・通学に使えるリュックサックやお弁当箱、文房具セットなども豊富なので、日常で使えるお土産を選びたい親御さんにも嬉しいラインナップです。例えばレゴブロック型のランチボックスや、水筒、レゴの頭形をした収納ケースなど、実用性とユーモアを兼ね備えたアイテムが見つかります。子ども部屋用に、レゴランド限定ポスターやミニランドの風景が描かれたパズルなんてものも素敵ですね。
- 記念メダル・コイン: 小さな思い出として、園内各所にある記念メダル作成機もチェックしてみてください。100円玉と専用のメダル素材を自販機に入れると、レゴランドのロゴやキャラクターが刻印されたコインが出てきます。デザインは何種類かあり、季節限定柄が出ることも。集めている方も多いので、我が子の成長記録として訪問ごとに1枚作るのも良い記念になります。
以上、ざっと挙げただけでもお土産の選択肢は尽きません。あれもこれもと目移りしてしまうと思いますが、ショップは基本的に閉園時間まで営業しているので、帰る前にもう一度立ち寄って買い忘れがないか確認しましょう。混雑日だと夕方のビッグ・ショップはレジ待ちの列ができますので、余裕を持って切り上げると安心です。ぜひレゴランド・ジャパンならではのグッズを手に入れて、ご家族で楽しかった思い出を持ち帰ってくださいね。
混雑する時期やおすすめの訪問タイミングと混雑回避のヒント
家族旅行で行くテーマパーク、できれば快適に楽しみたいものです。「レゴランド 混雑 いつ?」と検索して事前に調べている方も多いでしょう。レゴランド・ジャパンは、他の有名テーマパークに比べると入場者数は抑えめと言われますが、それでも日によってはアトラクションに待ち時間が発生します。ここでは混雑しやすい時期と、少しでもスムーズに遊ぶためのコツをまとめます。
混雑しやすい時期・日: やはり土日・祝日と、春休み・夏休み・冬休み等の長期休暇期間は家族連れでにぎわいます。特にゴールデンウィーク(4月末〜5月初旬)やお盆休み(8月中旬)は遠方からの旅行客も集中し、駐車場が満車になったり入場ゲートで行列ができたりするほどです。ハロウィンやクリスマスのイベント期間中の週末も、限定イベント目当ての来場者で普段より賑わいます。また、名古屋市内の小学校の振替休日(運動会翌日など)や、愛知県の学校行事日程(例えばトヨタ系企業の工場休業日など地域特有の休み)と重なる日も意外と混雑することがあります。一方、平日や学校の授業がある期間は比較的空いており、特に火曜〜木曜あたりはゆったり回れる傾向です。
おすすめの訪問タイミング: 可能であれば平日に行くのがベストですが、「仕事や学校の都合で無理!」というご家庭も多いでしょう。その場合、週末でも天候が悪そうな日(小雨・曇り予報の日)は穴場になりやすいです。レゴランドは屋外型ですが、多少の雨ならアトラクションも動きますし、屋内施設でやり過ごすこともできます。レインコートと着替えさえ用意すれば、雨の日サービスで空いているパークを楽しめるかもしれません。また、土日の場合は朝一番に到着することを強くおすすめします。混雑が予想される日は開園時間が繰り上げになることもあり、公式には10:00開園でも9:30頃から入園開始しているケースもあります。開園の30分前にはゲート前に着いておくと、入園後スムーズに人気ライドに乗りやすくなるでしょう。
園内での混雑回避術: もっとも待ち時間が長くなりがちな時間帯は11時〜14時頃です。この時間はどのアトラクションも待ち列が伸び、お昼ご飯のレストランも混雑します。対策としては、午前中の早い時間に人気アトラクション(例えばドライビング・スクールやサブマリン・アドベンチャー、ザ・ドラゴンなど)を優先して乗ってしまい、お昼はピークをずらして早め(10:45頃)か遅め(13:30過ぎ)に食べるのがおすすめです。特に子連れだとお昼時に長蛇の列で待たされるのは大変なので、時間調整でストレスを軽減しましょう。午後15時を過ぎると、小さな子連れファミリーは徐々に帰宅し始めるため、夕方近くには人気ライドも待ち時間が短くなる傾向があります(閉園間際は5〜15分待ち程度になることも)。そのため、小学生以上で体力があるお子さんの場合は、あえて午後遅めの時間帯にもう一度乗りたい乗り物に行ってみるのも手です。
特別チケット・ツールの活用: レゴランド・ジャパンには、待ち時間を短縮できる有料オプション「スキップパス」が販売されています。3つの対象アトラクションに優先入場できる「スキップパス・スリーパック」や、対象アトラクション乗り放題の「スキップパス・アンリミテッド」があり、料金は時期によりますが数千円〜1万円程度です。限られた滞在時間で主要な乗り物を確実に楽しみたい場合や、行列が苦手なお子さんがいる場合には、思い切って購入するのも検討しましょう。特に夏の炎天下や寒い冬に長時間並ぶのは子どもに負担ですので、快適さを買う選択肢としてアリだと思います。また、公式スマホアプリで常に待ち時間情報を確認し、「今このエリアが空いているから移動しよう」と臨機応変に回るのも効果的です。例えばドライビング・スクールは朝イチ以外ずっと混雑していますが、逆に昼過ぎに急に空くこともあります。リアルタイム情報を見つつ、家族で相談してルート変更する柔軟さがあると良いでしょう。
その他のヒント: 混雑日はトイレも行列になることがあります。小さな子には早め早めの声かけで余裕を持ってトイレ休憩を。特におむつ替えや授乳室は数が限られるので、空いている時に済ませるのがポイントです。水分補給もこまめに、飲み物は自販機やワゴン販売が混み合うこともあるので、空いたタイミングで買っておくか持参するとスムーズです。さらに、土産ショップは閉園間際が混むので、可能なら午後の比較的空いている時間に一旦購入を済ませてロッカーに預けておくなど工夫すると最後に焦りません。
以上を心がければ、ある程度の混雑日は想定内の範囲で対応できるでしょう。「レゴランドはいつ混雑するのか」を気にしすぎて旅行を迷うより、少々人が多くても楽しむ工夫をしてしまえば、きっと素敵な家族の思い出が作れますよ。
レゴランド・ジャパン・ホテルの楽しみ方(部屋の種類、キッズプレイエリア、レストラン、アメニティ)
遠方から訪れるなら、パーク併設のレゴランド・ジャパン・ホテルに宿泊して非日常の余韻をたっぷり楽しむのもおすすめです。名古屋駅からレゴランドへ来る家族連れの多くが、この公式ホテルに滞在していますが、ここは「ただ寝るだけ」のホテルではありません。ホテル全体がレゴの夢の世界をコンセプトに作られており、泊まること自体が大きなレジャーになっています。初めて利用する方に向けて、その魅力と楽しみ方をご紹介します。

客室のテーマと種類: レゴランド・ホテルの客室は全てが子ども心をくすぐるコンセプトルームで、なんと5つのテーマから選べます。「パイレーツ(海賊)」、「キングダム(お城)」、「アドベンチャー(探検)」、「レゴ・フレンズ(女の子の街テーマ)」、「レゴニンジャゴー(忍者)」の5種類で、それぞれ壁紙からベッドカバー、家具に至るまで統一されたデザインです。例えばパイレーツルームなら宝の地図が描かれた壁や、帆船風の二段ベッド、オウムやドクロのレゴモデルが置かれていて、子ども達は大興奮!キングダムルームなら王冠マークのクッションや天蓋付きベッドでお姫様気分を味わえます。各テーマにおいてさらに部屋のグレードがあり、スタンダードから広めのプレミアム、最上級のスイートまで4タイプがあります。スタンダードでも十分ゆったりしていますが、プレミアム以上では部屋がかなり広くなり、装飾も豪華で大人もテンションが上がります。全客室が定員4〜5名に対応しており、ファミリーが一部屋にまとまって泊まれるのも嬉しいポイントです。二段ベッド付きの子ども用エリアと、大人用のクイーンサイズベッドが仕切られて配置されているため、プライバシーも確保され家族旅行でも快適に過ごせます。
お部屋ならではの楽しみ: レゴランド・ホテルの客室には、いたるところに遊び心が散りばめられています。まず入室して目を引くのが隠された宝箱(トレジャーボックス)です。客室内に謎解き式のヒントが用意されており、それを元に数字の暗号を解くと宝箱の鍵を開けられます。中にはホテルから子ども達へのプレゼント(非売品のレゴグッズやお菓子など)が入っており、我が子も夢中で挑戦していました。これは宿泊者限定のサプライズで、親子で協力して問題を解き明かすのはとても盛り上がりますよ!また、子どもエリアにはレゴブロックが一箱置いてあり、自由に作品作りができます。パークで得たインスピレーションを形にして遊ぶのも楽しいです。テレビではレゴアニメや映画がいつでも見放題になっており、お風呂上がりや就寝前に家族でレゴの映画鑑賞なんてこともできます。洗面台にはレゴキャラが描かれたステップ台や、歯ブラシセットなどキッズ用アメニティもばっちり完備。大人用と子ども用で分けられたパジャマやスリッパなど、小さなところまで配慮が行き届いています。お部屋に戻った後も退屈する暇などなく、子ども達は「お家にもこんな部屋がいいなぁ!」と目を輝かせることでしょう。
キッズプレイエリア・アクティビティ: ホテル館内には宿泊者が無料で利用できるプレイルームやアクティビティスペースがたくさんあります。まずロビーに足を踏み入れると、巨大なレゴの海賊船と城の砦の遊び場がドーンと出迎えます。これは子ども達が自由によじ登ったり、中に入って遊べる大型遊具で、周囲には大量のレゴデュプロ®ブロックが敷き詰められています。チェックインの手続き中、お子さんはこちらで遊ばせておけば退屈しませんし、その後も夕食前後や朝の時間などに子ども同士でわいわい遊ぶ姿が見られます。さらに、ホテル2階には宿泊者専用のウォーター・プレイ・エリア(屋内プール)があり、レゴブロック型の浮き具で遊べる水遊びが楽しめます。利用には事前予約が必要ですが、小型の滑り台や噴水もあって、水が大好きな子には天国のような場所です(ライフガード常駐で安全面も安心)。利用時間は朝6:00〜11:00のチェックアウトまでと、チェックインの16:00〜22:00まで。時間帯を区切ってのオープンなので、スケジュールを見て予約しましょう。また、レストラン「ブリックス・ファミリー・レストラン」横にもキッズ・プレイ・エリアがあり、食事の待ち時間や食後に子どもが体を動かせます。このように、「泊まっている間じゅうずっと遊べる!」というのがレゴランド・ホテル最大の魅力です。夕方以降にはホテル独自の無料アクティビティ(ビンゴ大会やキャラクターとのじゃんけん大会など)が開催される日もあり、スケジュールはチェックイン時にもらえる案内で確認できます。エレベーターに乗るとミラーボールが回り音楽が流れる「エレベーター・ディスコ」なんて仕掛けもあり、移動すらエンターテイメントです。親としては少し休みたい時もあるでしょうが、館内に多彩な遊び場があるおかげで子ども達は飽きずに楽しみ、自分達も交代でゆっくりできたのがありがたかったです。
レストラン&食事: ホテル内の主なレストランは、「ブリックス・ファミリー・レストラン」です。宿泊者はこちらで朝食ビュッフェやディナービュッフェをいただくことになります(プランによって朝食付き等)。店内はレゴブロックの大きな模型が飾られ、ポップで明るい雰囲気。ブッフェ台には和洋中バラエティ豊かな料理が並び、キッズ向けにから揚げやポテト、ミートボール、カレーなど定番メニューも充実しています。朝食ではオムレツやフレンチトースト、シリアルにヨーグルトと、大人も子どもも好きなものを好きなだけ取れるので大満足です。我が家の子ども達は、レゴの顔がプリントされたパンケーキに大喜びで、何度もおかわりしていました。席の周辺には先述のキッズプレイエリアもあって、子どもが食べ終わったあと遊んで待っていられるのも家庭連れには助かります。夕食ビュッフェでは日によってテーマがあり、例えばイタリアンナイト、アジアンナイトなどメニューが変化します(連泊でも飽きません)。ホテル宿泊者でなくても事前予約でレストラン利用は可能なので、日帰りの方がディナーだけ楽しむこともできますが、せっかくなら泊まって朝晩の食事をゆっくり楽しみたいですね。この他、軽めに済ませたい場合はホテル1階にテイクアウト可能なスナックショップもあります。夜食にピザを買ってお部屋で食べたり、バーでドリンクを嗜むお父さん向けのスペースもあります。子どもが寝静まったあと、大人は窓から見える夜景を眺めつつ一杯…なんて贅沢も味わえますよ。
宿泊者限定特典やサービス: レゴランド・ホテルに泊まると、いくつか嬉しい特典があります。まず、パークへの優先入場サービス。宿泊した翌朝、一般入場客より少し早くパークに入れることがあり、人気アトラクションにスムーズに向かえます(実施日は限定的なのでホテルフロントで確認を)。また、ホテル宿泊者限定の有料オプションとして、先述の**クリエイティブ・ワークショップ(ホテル宿泊者限定)**があります。こちらは日本唯一のレゴ認定プロビルダー三井淳平氏監修の特別プログラムで、園内のライドやミニランドのモニュメントを実際にレゴで作る体験ができます。別料金ですが、スイートルーム宿泊者なら子ども3名まで無料で参加できるという特典もあり、興味があればぜひ挑戦してみてください。出来上がったモデルとオリジナルノートをお土産に持ち帰ることができ、非常にクオリティの高い思い出になります。さらに、ホテル宿泊者は夜のスペシャルイベント(ハロウィンナイトやクリスマスナイト等)の入場料が無料になるといったパーク連動のメリットもあります(イベント開催時期の場合)。こうした恩恵も含めて、レゴランド・ジャパン・ホテルは単なる宿泊施設以上の価値を提供してくれます。
トータルで見て、レゴランド・ホテルは「小さな子どもが主役になれる夢のホテル」です。チェックアウトの時には子ども達が名残惜しそうに「また絶対泊まりたい!」と言っていたのが印象的でした。遠方からの旅行であれば、移動の疲れを癒やす意味でもホテル滞在はおすすめできますし、時間に縛られずパークを満喫できるので充実度が違います。ぜひ機会があれば、レゴランド・ジャパン・ホテルでの宿泊を検討してみてください。
遠方から訪れるファミリーには、名古屋のレゴランド・ジャパン・ホテルへの宿泊もとてもおすすめです。
宿泊とパークを組み合わせたモデルプラン(1日〜2日滞在)
最後に、遠方からの旅行者向けにレゴランドとホテルを絡めたおすすめプランを考えてみましょう。家族構成や日程によって色々な過ごし方ができますが、ここでは1泊2日のモデルプランを例に挙げます。名古屋までの往復時間も考慮しつつ、レゴランドと周辺観光を満喫するスケジュールです。

<モデルプラン:1泊2日でレゴランド満喫&名古屋観光>
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1日目(レゴランドで遊ぶ日):
- 朝: 新幹線などで名古屋駅に到着。あおなみ線に乗り換えて金城ふ頭へ(車なら朝の高速道路を移動)。9:30頃にはレゴランドに到着するよう移動します。荷物が多ければ、レゴランド・ホテルに先に寄って荷物だけ預けておくことも可能です(ホテルに事前に伝えれば対応可)。
- 開園〜午前中: 10:00の開園と同時に入園!最初に「ドライビング・スクール」など人気アトラクションを目指し、午前中の空いている時間に主要な乗り物を楽しみます。子ども達が元気いっぱいなうちにザ・ドラゴンやサブマリン・アドベンチャーなども制覇。待ち時間が短いうちに効率よく回りましょう。
- 昼食: 11:30前後、混み始める前に早めランチをとります。今日のお昼はナイト・テーブル・レストランでしっかり食事。子ども達はキッズメニュー、大人はご当地名物入りのセットなどを堪能し、涼しい店内で小休止。食後、子どもは店内の遊び場でひと遊び。
- 午後: 再びパーク散策。午後はワークショップの予約時間があれば参加したり、ミニランドで記念写真を撮ったり、ショップを下見したりとのんびり過ごします。午後3時頃になると朝から遊んでいる小さな子は疲れてきますが、ベビーカーでお昼寝させつつ保護者交代でのんびり園内を散策すると良いでしょう。16:00頃、一通り満喫したらパークを一旦後にしてホテルへチェックインします(※もしこの日に夜イベントがある場合や、まだ遊び足りない場合は閉園時間ギリギリまで居残ってもOK)。
- 夕方〜夜(ホテル泊): レゴランド・ホテルにチェックイン。部屋に入ったらまずは宝箱の謎解きに挑戦!その後はホテルのプール予約時間に合わせて水遊びを楽しんだり、ロビーの海賊船で他の子と遊んだり。大人は交代で温泉気分でゆっくりお風呂に浸かって旅の疲れを癒します。19:00頃、ホテルのブリックス・ファミリーレストランでディナーブッフェ。子ども達は好きなものを好きなだけ食べ、お腹いっぱいに。20:00からロビーでビンゴ大会が始まったので参加!景品にレゴグッズをもらって子ども大喜び。21:00、部屋に戻り、お風呂に入ってパジャマに着替え、子どもはテレビでレゴのアニメを観ながらリラックス。親は窓から観覧車の夜景を見つつ今日一日の写真を振り返ってほっこり。子どもは興奮冷めやらぬ様子ですが、21:30には電気を消して就寝…と思いきや、暗闇で天井を見ると蓄光で光る星やレゴの模様が!最後までサプライズ満載の一日でした。
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2日目(周辺スポット&名古屋観光日):
- 朝: 7:00 起床。ホテルで豪華な朝食ブッフェを楽しみます。チェックアウトは11:00なので、それまで時間いっぱいロビーの遊び場で遊んだりお土産ショップで買い物したり。荷物はフロントに預けて身軽に出発します。
- 午前中: 徒歩5分の場所にある**リニア・鉄道館(SCMAGLEV and Railway Park)**へ移動。開館時間に合わせて訪れ、実物の新幹線車両や在来線の展示に子ども達は興味津々。運転シミュレータや巨大ジオラマもあり、乗り物好きでなくても楽しめます。特に男の子は大興奮間違いなし。1〜2時間見学し、鉄道館を後にします。
- 昼食: 名古屋港方面へ足を伸ばすため、あおなみ線で名古屋港駅へ(もしくは車で移動)。港周辺のレストランで昼食休憩。例えば名古屋港水族館近くのガーデン埠頭エリアにはカフェやファストフードもあります。子どもが飽きないよう、簡単にランチを済ませます。
- 午後: 名古屋港水族館を訪問。日本有数の規模を誇る水族館で、イルカパフォーマンスやシャチの公開トレーニングなど見応え抜群です。レゴランドで動き回った翌日は、涼しい室内でゆっくり生き物を見て回るのも良いですね。子ども達も大迫力のショーに釘付けになり、旅の締めくくりにふさわしい感動体験となります。
- 夕方: 水族館を出発し、名古屋駅方面へ移動。お土産を駅で買い足したり、軽食を取ったりしてから、新幹線で帰路につきます。子ども達はレゴランドで購入したレゴミニフィグを握りしめ、楽しかった旅の思い出を語りながら帰りの列車ではぐっすり眠っていました…。
このモデルプランは一例ですが、**「レゴランド+ホテル+名古屋観光」**をバランスよく組み込んだスケジュールとなっています。1日目はレゴランドに集中し、2日目に周辺スポットを入れることでメリハリをつけました。もちろん、2日間ともレゴランドで遊び倒すプランもOKですし、逆に日帰りでレゴランドと他スポットを掛け持ちすることも可能です。大切なのは、ご家族の体力や興味関心に合わせて無理のない計画を立てること。特に未就学児連れの場合は余裕を持ったスケジュールがおすすめです。幸い名古屋港エリアには他にも「シーライフ名古屋」(レゴランド隣の小型水族館)や「メーカーズピア」(ショップ&体験施設複合エリア)などもあり、組み合わせ次第で充実した旅程が作れます。ぜひ事前にどこへ行くか家族会議をして、ワクワクしながらプランニングしてみてください。
訪れて感じた体験談:親子で大満喫した思い出
最後に、筆者自身が幼児と小学生の子ども2人を連れてレゴランド・ジャパンを訪れた際の体験談を少しお話しします。

初めてレゴランドに行った日は、朝から子ども達は大はしゃぎでした。電車を降り、見えてきたカラフルなエントランスに「わぁ、レゴの世界だ!」と目を輝かせ、入園ゲートをくぐると大きなレゴのドラゴンがお出迎え。普段人見知り気味の5歳の娘も、この時ばかりは興奮してドラゴンに手を振っていました。
最初に向かったドライビング・スクールでは、6歳の息子が真剣な顔つきでハンドル操作に挑戦。最初はヨロヨロ運転でしたが、徐々にコツを掴み、最後には得意げな表情で「免許証」を受け取っていました。その姿に、親として成長を感じてジーン…。「自分で運転できたよ!」と妹に自慢する彼の姿を写真に収めながら、連れてきて良かったなあとしみじみ思いました。
一方、2歳半の娘は乗れるものが限られていましたが、それでも「ブリック・パーティ」のメリーゴーランドでお気に入りの象さん車両に乗って大喜び。抱っこしながら一緒に乗った私も、娘の笑顔につられて童心に帰ってしまいました。アトラクションの合間にはミニランドで「ここは東京タワーだよ」と教えると、「ほんものよりちっちゃいね」と不思議そうな顔。手をつないでミニチュアの街を歩く姿は、まるで物語の中の巨人親子のようで微笑ましかったです。
お昼時、ナイト・テーブル・レストランで食事をした際には、店員さんが落としそうになった娘のお盆をさっと支えてくれ、「ゆっくりで大丈夫だよ」と優しく声をかけてくれました。その心遣いにホッとしつつ、隣のテーブルを見ると別の家族のお父さんがお城の椅子に座って王様気分でポーズを決め、子ども達がゲラゲラ笑っていました。我が家も負けじと王冠おもちゃを被って記念撮影。こういうアットホームな雰囲気もレゴランドならではだなあと感じました。
午後はワークショップに息子と参加しました。親子で協力して恐竜の模型を組み立てたのですが、普段落ち着きのない息子が真剣にブロックを探し、私の指示を素直に聞いてテキパキと組み立てる姿に驚きました。完成した時、「やったね!」とハイタッチした笑顔は今も忘れられません。本人も達成感を味わえたようで、「もっとレゴ作りたい!」と創作意欲が湧いていました。
夕方、帰る頃には2人とも「まだ帰りたくない〜」とちょっぴりぐずり気味。それだけ楽しかった証拠でしょう。ホテルに戻る道すがらも、買ったばかりのミニフィギュアを握りしめて「あれが楽しかった」「次はこれ乗ろうね」と興奮冷めやらぬ様子で話し続けていました。その夜はレゴランドホテルのベッドに倒れ込むように寝てしまいましたが、寝顔は満足げで、親としても本当に幸せな一日となりました。
後日、幼稚園で娘が「レゴランドで大きなお魚見た!車も運転した!(※兄の運転を自分もしたように語っていました)」と先生に話していたと聞き、子ども心にも強烈に残る体験だったのだなあと感じました。息子は学校の自由研究でレゴランドのことをまとめ、家族旅行の思い出を発表すると言っています。
このように、レゴランド・ジャパンは子ども達にたくさんの笑顔と自信、新しい興味を与えてくれる場所です。それを間近で見守る親にとっても、大切な宝物のような思い出になりました。もし皆さんが子連れでレゴランドに行くことを迷っているなら、ぜひ背中を押したいです。「遠いしまだ早いかな?」と私も当初思いましたが、結果として行って本当に良かったと思っています。あのキラキラした子どもの笑顔は、レゴランドならではの魔法が引き出してくれたものだと感じます。
以上、親目線の体験談でした。少しでも雰囲気が伝わりましたでしょうか。皆さんのご家族も、名古屋のレゴランドで素敵な時間と思い出を刻まれることを願っています。
パーク周辺の観光スポットとの組み合わせ案(名古屋港水族館、リニア・鉄道館など)
レゴランド・ジャパンがある名古屋市港区金城ふ頭エリア周辺には、ファミリーで楽しめる観光スポットが他にも点在しています。せっかく遠方から名古屋旅行に来たなら、レゴランドだけでなく名古屋 観光 子ども向けスポットを組み合わせて旅をより充実させてみませんか?ここでは特におすすめの2ヶ所をご紹介します。
- 名古屋港水族館(ガーデン埠頭): レゴランドから少し離れますが、市内有数の人気施設がこちら。日本最大級の水族館で、シャチやイルカ、ペンギンなど約500種もの海の生き物に出会えます。見どころは1日数回開催されるイルカパフォーマンスで、大きなプールでダイナミックに跳ねるイルカたちに子ども達は大興奮間違いなし!また、日本で唯一シャチを継続飼育・公開している施設でもあり、優雅に泳ぐ姿を間近に見られます。館内は南極から日本の海までテーマごとに分かれていて、ペンギンの行進やウミガメの産卵プロジェクトなど、学びつつ楽しめる展示が満載です。レゴランドとは違った静かな感動体験ができるので、動と静のバランスを取るのにぴったりのスポットでしょう。金城ふ頭(レゴランド)からは車で約15分、公共交通なら一旦名古屋駅へ出て地下鉄orバスで行くか、前述の水上バス(トリトンライン)を土日に利用する方法もあります。移動は少しかかりますが、それだけの価値がある施設です。特に海や生き物が好きなお子さんなら是非検討してみてください。
- リニア・鉄道館(SCMAGLEV and Railway Park): レゴランドと同じ金城ふ頭エリアに位置し、距離的にも徒歩10分程度と非常に近いのがJR東海・リニア鉄道館です。新幹線をはじめ過去の名列車や磁気浮上式リニアの実物車両を展示しており、乗り物好きキッズなら時間を忘れてしまう場所です。0系新幹線から最新のN700系、リニア試験車までずらりと並ぶ姿は圧巻で、大人も興奮してしまいます。運転シミュレーターでは新幹線の運転士体験(抽選制)ができ、子ども以上にお父さんが真剣になることもしばしば。巨大な鉄道ジオラマでは1日に何度かナレーション付きの運行ショーがあり、日本の街並みを新幹線や在来線模型が走る様子に子ども達も釘付けです。館内にはキッズ用のボールプールならぬ「プラレールプール」もあり、小さな子も安心して遊べます。所要時間は2時間もあれば主要部分は見学できますので、レゴランドと同じ日に行くことも十分可能です(午前に鉄道館、午後にレゴランドなど)。歩いて行ける距離なので、ホテルチェックアウト後に寄ってから帰るプランにも向いています。
これら二大スポット以外にも、名古屋駅周辺まで出れば「名古屋市科学館」(巨大プラネタリウムが有名)や「名古屋アンパンマンこどもミュージアム」(JR名古屋高島屋内)など、子ども向けの施設があります。時間と余裕があれば、旅の初日や最終日に組み込むのも良いでしょう。レゴランドで思い切り遊んだ翌日は、市内観光でゆったり過ごすなど、緩急をつけると子ども達も疲れすぎずに済むと思います。名古屋は他にも子どもと楽しめるスポットが点在していますので、「名古屋 観光 子ども向け」という視点で情報収集して、家族みんなが満足できる旅程を計画してみましょう。
以上、レゴランド・ジャパン(名古屋)とレゴランド・ジャパン・ホテルの楽しみ方を中心に、ファミリー向けに幅広くご紹介してきました。長文となりましたが、ポイントを振り返ると:
- 基本情報としてアクセスやチケットを押さえ、
- 園内の各エリア・アトラクションの特徴を理解し、
- 身長制限など事前に知って準備をし、
- キャラクターショーやワークショップで特別な体験を取り入れ、
- 季節イベントを楽しめる時期なら存分に参加し、
- ベビー連れにも嬉しい設備を活用して安心安全に過ごし、
- 美味しくて楽しい食事も堪能し、
- ここだけの限定グッズをお土産に、
- 混雑期の工夫をしつつ、
- 公式ホテルで夢の続きを楽しみ、
- 周辺観光も絡めて旅全体を充実させる…
という盛りだくさんの内容になりました。
レゴランド・ジャパンは、遠方から時間と費用をかけて訪れる価値のある、家族の思い出作りに最適なテーマパークです。子どもにとってはレゴブロックの夢の世界がそのまま現実になる場所であり、大人にとっても子どもの笑顔に出会える特別な空間でした。ぜひ本記事を参考に、子連れでレゴランドを120%楽しむ旅を計画してみてくださいね。素敵な名古屋旅行となることを心より願っています。
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