日本橋

日本橋は江戸時代から日本のビジネスの中心として栄えてきました。

シンボルマークである「日本橋」は徳川家康によって作られ、江戸で最も繁栄している地域として有名になりました。そして、商業の中心として発展してきた日本橋には、商業に基づいた今でも由緒ある町名がたくさん残っています。

特に「室町」と「人形町」は日本橋の顔でもあり、歴史と革新の二面性を持つ室町、江戸の町人文化を色濃く残す人形町はぜひ訪れていただきたいスポットです。
そのため、現在でも高層ビルが立ち並ぶ中にも、古き良き建造物の残る、東京の顔として親しまれています。

日本橋は歩いているだけでもとっても楽しいスポットです。

明治時代の建物に感動しながら、最新スイーツを堪能、なんてことも日本橋ならではの楽しみ方。東京駅から少し歩いて日本橋に来て、普段の喧騒を忘れる一日を体験してみましょう。東京に住んでいる人でも、ほかの地区と比べると全く顔の違う日本橋は、新鮮な気持ちになれる場所でもあります。

①コレド室町
三越前駅のすぐそばにあるコレド室町は日本橋の室町エリアの新しい顔として人気のスポットです。モダンで和風な面持ちながら、流行をとりいれられるファッションや雑貨がそろえられ、こだわりの食材もこちらで探すことができます。さらに多くのジャンルのレストランもそろっており常ににぎわっているホットスポットです。ちょっと大人を味わえる最新スポットで流行も伝統も堪能してみましょう！

また、コレド室町2の3階には、TOHOシネマズ日本橋が併設されており、最新の映画もここで見ることができます。お昼に集合してデート、映画を見て周辺の重要文化財を見に行くもよし、帰り際によっておしゃれな夕暮れから夜の時間を過ごすもよし。朝からの観光で疲れたら、先進×伝統のコレド室町で休憩してみては？

住所：東京都中央区日本橋室町2-2-1
公式URL：https://mitsui-shopping-park.com/urban/muromachi/index.html

②日本銀行本店本館
昭和49年に国の重要文化財指定された辰野金吾による石造建築の建物です。江戸時代から商業・金融の中心地であった日本橋を感じることができます。積みレンガ造りの本館は、ドームを中心とした対称なつくりのネオバロック様式にルネサンス様式が加わった素敵な外観。明治時代から今日まで、国の経済・金融の中心としての役割を持っている日本銀行本店本館は外から見るだけでも圧巻です。さらに事前に予約をすれば無料で見学ツアーに参加することができます。

竣工年：明治29年（1896年）
所在地：東京都中央区日本橋本石町2-1-1
公式URL：www.boj.or.jp

③三井本館/三井記念美術館
前述の日本銀行本店本館とならんで平成10年に国の重要文化財に指定された、三井本館。華麗な装飾が柱に施されたギリシャ古典建築様式である「コリント式柱」や「水銀灯のシャンデリア」や「時計台」が見どころです。関東大震災ののちに作られたため、当時の地震の2倍のものにも耐えられるように設計し、施工された建物は高貴で壮大。当時の最先端の技術が詰め込まれた非常ンい重要度の高い文化財です。その7階には三井記念美術館があり、三井家の所蔵してきたコレクションを見ることができます。約300年の歴史の中で培われたコレクションは、美術工芸品が約4000点、そして見どころの切手は13万点以上もあるといわれています。

そして、館内の見学が終わったらぜひミュージアムカフェで一息ついてみては。伝統ある和菓子や日本橋ビール等、ここでしか味わえないものがたくさんありますよ。お土産もミュージアムショップでゲットしましょう。

竣工年：昭和4年（1929年）
所在地：東京都中央区日本橋室町2-1-1
公式URL：www.mitsuifudosan.co.jp/project/special/honkan

④マンダリンオリエンタルホテル
街歩きに疲れたら、リッチにラウンジで休憩するのも良いですね。マンダリンオリエンタルホテルの最上階には「オリエンタルラウンジ」という非常に上質な空間が。これまで堪能してきた日本橋の景色を一望できる再興のロケーション。かゆいところにも手が届く最上級のおもてなし。12:00-17:00はアフタヌーンティの提供もあります。かわいく盛られたサンドウィッチやスイーツはもちろん、たくさんの種類の飲み物が好きなだけいただける素敵なアフタヌーンティをどうぞご堪能あれ。

住所：東京都中央区日本橋室町2-1-1 マンダリンオリエンタル東京３８Ｆ
公式URL：https://www.mandarinoriental.co.jp/tokyo/nihonbashi/fine-dining/lounges/oriental-lounge

⑤日本橋
やはり日本橋にきたらここをなしでは観光は終われませんよね。「お江戸日本橋」とかつてから言われているように、江戸時代は東海道における旅の起点であった日本橋。ぜひ、東海道五十三次のように、ここから観光を始めてみてはいかがですか？

そして街の顔ともいえる石造二重アーチ構造は1911年につくられたもので、なんと2011年に100周年を迎えた非常に歴史ある建造物なんですね。遠くから味わってよし、実際に上を歩いてみてもよし。たくさんの味わい方をしてもらいたい橋です。ぜひこの橋の上を歩いたら見ていただきたいのが、翼の生えている架空の動物「麒麟像」です。この麒麟像は橋の上から日本の街をずっと見守ってきました。

実はこの日本橋をはさんで、２つの老舗百貨店が建っています。北側には三越、南側には高島屋とどちらも外観・内観・取り扱いのショップ全てにおいて歴史を感じられる百貨店です。東京都選定歴史的建造物にも指定されているので、ぜひ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

住所：東京都中央区日本橋
公式URL：http://www.nihonbashi-tokyo.jp/

実は、この日本橋にはとっておきの楽しみ方があるんです。一度でなく、何度でも日本橋という街を味わってみてください。

①日本橋クルーズ
日本橋の下からスタートするクルージングが実はあるんです。歩いて体験して、上から眺めてみて、遠くから写真を撮ったら、ぜひ川から日本橋の街並みを見上げてみてください。また違った味わい方ができ、何度でも日本橋に訪れたくなってしまう程です。

日本橋から墨田川に出るコースと神田川に出るコースがあるのでぜひ選らんで乗ってみてください！ただ気を付けて抱きたいことが２点。

１つ目は運航スケジュールが日によって違うということ。

２つ目は天候で運行が中止になってしまうことがあること。

事前にホームページで確認して、天気のいい日を狙っていきましょう！またピーク期間には混み合うこともあるので、販売開始時間には日本橋につくようにすることがお勧めです。

住所：東京都中央区日本橋9-1
公式URL：http://ss3.jp/nihonbashi-cruise/

②着物を着て観光
日本橋には普段着として着物を着ている方も多くいらっしゃいます。あなたもせっかく日本橋に足を運ぶなら、古き良き日本の着物を着て歩いてみては？そして新たな日本橋の魅力にも気づけますよ。ぜひ、いつもとは違う装いで日本橋を歩いてみましょう！

日本橋は東京の顔でもあり、歴史と革新の交わった非日常を味わえる街です。東京に来た際にはぜひ訪れていただきたいエリア、そして東京によくいる皆さんにも、新たな魅力を発見してもらいたいエリアです。ぜひ一足、伸ばしてみてはいかがでしょうか。