大村海岸

大村海岸
by 小笠原村産業観光課
大村中央の芝生の広場を抜けると大村海岸が広がる。海岸の東側は親水護岸になっていて海水浴やウインドサーフィンを楽しむ人達でにぎわう。船に乗る前にひと泳ぎもできる。

周辺の類似スポットを地図で見る

大村海岸の基本情報


【スポット】大村海岸
【ふりがな】おおむらかいがん
【 住所 】東京都小笠原村父島
【アクセス】小笠原丸 父島二見港から車で約10分
【最寄り駅】なし(最寄りの港は父島二見港)
【営業時間】年中無休
【 料金 】無料
【クーポン】なし


じゃらんページ

東京から船で24時間!小笠原諸島・父島の大村海岸で特別な時間を過ごそう♪

大村海岸どんな場所

東京から南へ1000kmの太平洋上に浮かぶ小笠原諸島。30余の島々からなりますが、現在、一般の方が暮らしているのは父島と母島のみ。
飛行場はなく、東京から父島へは片道24時間、6日に1便の定期船「おがさわら丸」でしか行くことが出来ない特別な島です。
歴史上、一度も陸と繋がったことがない海洋島では独自の生態系が育まれ、2011年には世界自然遺産にも登録されました。そんな小笠原諸島の魅力といえば「ボニンブルー」と称される美しい海。島内にはビーチやシュノーケルスポットが点在していますが、その中でも今回は「大村海岸」をご紹介します。

大村海岸の見どころ

大村海岸があるのは島のメインストリート沿い<

父島はおがさわら丸が到着する二見港の周辺の大村地区に住居や宿泊施設、お土産屋さん、スーパー、飲食店、行政機関などが集中しています。またそれらは徒歩圏内にあるのでとても便利。

ヤシの木が立ち並ぶ父島のメインストリート「湾岸通り」沿いは小笠原景観形成特別地区にも指定されています。日本の他の離島に比べて、なんだか都会的で活気が感じられる父島。そんな島の集落から最も近いビーチが大村海岸です。島の人からは「前浜」という名で呼ばれており、南国を思わせるコバルトブルーの海が広がります。波も穏やかで、泳ぐのが不安な人でもシュノーケルを楽しむことが出来、シャワーやお手洗いもあります。

ただ、大村海岸でおすすめしたい過ごし方は「のんびりする」ことです。島内の他のビーチに比べて、魚もサンゴも少ないため、実際は大村海岸でシュノーケルなどをしている人は少ないです。
ビーチにはウッドデッキがいくつか設置されているので、波の音を聞きながら、お昼寝をしたり、ウクレレを弾いたり。また、ほとんどの宿が大村海岸の周辺にあるため、朝のお散歩や少し時間が空いたときにふらっと足を運べたりもします。

サンゴや貝殻から出来た白砂のビーチが、生活のすぐそばにあるというだけで、島での滞在に特別感を感じることが出来ます。6日に1便という船のスケジュール上、小笠原に足を運ぶ人のほとんどが父島に3泊します。きっと滞在中には、大村海岸に何度も足を運ぶことになるはずです。

大村海岸はウミガメが産卵に訪れるビーチ

小笠原諸島は北半球で最大規模ともいわれるウミガメの産卵地。5月下旬から7月上旬にかけて、小笠原諸島には多くのアオウミガメが産卵のために上陸します。
大村海岸もウミガメが上陸するビーチのひとつ。ビーチに立てられた3本の木の枝は「この下にウミガメの卵がある」というサインです。
夜にビーチへ行くと産卵の様子を見ることが出来ることもあります。子ガメが孵化して海へと向かうのは夜。暗い中で子ガメたちは明るい方向へ進む習性があり、月や星空に照らされた海へと向かっていきます。

一方で、大村海岸は集落に非常に近いため、子ガメが海よりも明るい街の方へ向かってしまうこともあるのです。小笠原の人々の生活はそれほど自然と近い距離にあります。
大村海岸では子ガメの保護活動も行われており、元旦には「日本一早い海開き」と同時に、保護・飼育された子ガメの放流も行われています。また、父島で保護されたウミガメは港から20分ほど歩いたところにある「小笠原海洋センター」で見ることが出来ます。

小笠原諸島の星空は日本一

小笠原諸島は環境省が実施した調査で2年連続「日本一の星空」が見える場所に選ばれました。晴れた夜空には星座が分からないほどの星が散りばめられます。
父島にはそうした星空を楽しむナイトツアーなどもありますが、集落から歩いて行ける大村海岸から見る星空も大変美しいです。
また、二見港に停泊するおがさわら丸にも、夜は明かりが灯されており、大村海岸からみるおがさわら丸の様子もまた幻想的。父島滞在中はほとんどの観光客が同じ宿に3泊します。そうすると宿泊客同士も自然と仲良くなることが多く、夜の大村海岸で星空の下、お酒を飲みながら語り合うなんてことも。

砂浜に寝そべって、横になりながら星空を眺めるのもおすすめです。きっと小笠原旅行の素敵な思い出が出来るはずです。

大村海岸を観光する時の注意点

集落を水着で歩くのはNGです。必ずビーチで着替えを済ませてください。お店などに入る際も濡れた状態ではなく、また、足の砂などを落とすことなどを心がけるようにしましょう。
また、海岸の砂やサンゴを拾って持ち帰るのもNGです。大村海岸から持ち帰るのは思い出だけにしましょう。集落に近いので、お昼ご飯を買ってビーチで食べるのもおすすめです。
一方で、夜は暗くなるため、念のため懐中電灯を持参するようにしましょう。

大村海岸へのアクセス

東京・竹芝桟橋から定期船おがさわら丸で24時間。父島・二見港から徒歩10分。

まとめ

東京からの所要時間24時間、しかも、船でしか行けない小笠原諸島・父島。そんな父島のメインストリート沿いにある大村海岸は、島を代表するビーチと言えるかもしれません。ここにしかない特別な非日常を過ごすにはぴったり。ウミガメや満点の星空を見ることはもちろんですが、ここで過ごす旅行中ののんびりした時間もまた、かけがえのない思い出になるはずです。一生に一度は訪れたい場所としておすすめです。

おすすめ記事




写真から探すその他の観光スポット




もっと写真を見る


SNS映えマップに戻る

Let's Apply!スポット情報拡充申請

スポット情報拡充の申請を行う機能を公開しました。システムによって問題ない情報と判断された情報は登録され、公開されます。

スポット情報拡充申請
日本最大級のSNS映え観光情報サービス。SNSの様々なデータを分析し、インスタ映え、ツイッター映え、定番スポットを地図上に表示。大手旅行会社である日本旅行やH.I.S.とも協業し、フォトジェニックスポットマップも提供。観光ガイドでは紹介されない、知る人ぞ知るニッチなスポットもカンタンに探せ、各スポットの特徴が3秒で分かる。