子連れファミリー必見!駅ナカで楽しむとんかつ専門店「さぼてん」イートインの魅力
駅ナカで手軽においしいランチを楽しみたいファミリーにとって、とんかつ専門店「さぼてん」のイートインは強い味方です。老舗チェーンの安心感と子連れへの細やかな配慮で、未就学児〜小学生のお子さんと一緒でもゆったり食事ができます。本記事では、さぼてんイートインの魅力や便利な利用方法を、実際の駅ナカ店舗でのランチ体験談を交えつつご紹介します。とんかつ好きのパパ・ママはもちろん、初めてとんかつ さぼてん 子連れで利用する方も必見です!

さぼてんってどんなお店?ブランドの概要と魅力
全国に約90店舗(2025年現在)を展開する「とんかつ新宿さぼてん」は、日本を代表する老舗とんかつチェーンです。1966年に東京・新宿で誕生し、50年以上にわたり愛され続けてきました。店名の「さぼてん(サボテン)」は、過酷な環境でも美しい花を咲かせるサボテンのように、「どんなときもおいしい笑顔を咲かせたい」という想いが込められています。チェーン展開ながら妥協のない味のこだわりが魅力で、素材選びから調理法まで徹底しています。
さぼてんのとんかつは、厳選された豚肉を使用し、熟成させた「三元麦豚ロース」などブランド豚が自慢です。パン粉はきめ細やかでサクサク食感、揚げ油はオレイン酸豊富な100%植物油を使用しているため脂っこさを感じにくく、軽やかな仕上がりになっています。揚げたてのとんかつから立ち上る香ばしい香りと、噛むほどにあふれるジューシーな肉汁は格別です。また、創業以来継ぎ足しで守られてきた秘伝の特製ソースは、野菜や果実の旨みが凝縮されており、子どもから大人まで親しみやすいまろやかな甘さが特徴です。
老舗ならではの安定した美味しさと清潔感のある店づくりで、世代を超えてファンが多いのもポイント。おじいちゃんおばあちゃん世代には懐かしく、子どもたちには新鮮なファミリーランチの定番として認知されています。さらに海外展開も行っており、アジアを中心に多数の店舗を構えるなど、その味は国境を越えて愛されています。チェーン店とはいえ一店一店で職人が丁寧に揚げており、「外れがない」安心感がさぼてんブランドの魅力です。
駅ナカ店舗の利便性と雰囲気
「さぼてん」は駅ビルや駅ナカ商業施設にも多く出店しており、電車移動の途中でも立ち寄りやすいのが魅力です。駅構内や駅直結のビルにあるため、天候が悪い日でも外に出ずにアクセスでき、ベビーカー移動のママ・パパにも嬉しいポイントです。駅ナカでのランチ利用なら、電車やバスの待ち時間にサッと立ち寄ったり、お買い物ついでに子どもと一緒に食事したりと、フレキシブルに予定を組めます。
駅ナカ店舗の雰囲気は、明るく清潔で入りやすいカジュアルさがあります。とんかつ専門店というと「敷居が高いかな?」と思う方もいるかもしれませんが、さぼてんのイートインはファミリー客からお一人様まで様々なお客さんで賑わい、和やかな雰囲気です。カウンター席とテーブル席が設けられ、店舗によってはボックスシートやゆったりしたテーブル配置で、小さな子ども連れでも安心して座れます。店内禁煙なのはもちろん、空調や照明にも気配りされていて、小さなお子さんにも快適な空間です。
ただし人気店ゆえ、時間帯によっては混雑することも覚悟しましょう。特に駅ナカの立地は周辺で働くビジネスパーソンや買い物客も多く、ランチタイム(12時前後)は平日・休日問わず混み合いがちです。席数が限られる駅構内店では、土日の12時台に行列ができることもあります。一方で11時台の早めの時間や13時半〜14時以降は比較的余裕がある店舗も多いようです。ファミリーでゆったり過ごしたい場合は、開店直後の早めランチや、少し時間をずらした遅めランチがおすすめです。駅ナカの特性上、電車の発着時間に合わせて混雑が波のように訪れることもあるので、「○時の電車に乗る前に食事を済ませたい人」が多そうな時間帯を避けるのもコツです。例えば、通勤通学のピークが落ち着く午前11時頃や、駅周辺での買い物客が一段落する午後2時頃は狙い目でしょう。
雰囲気としては、活気がありながらもどこかホッとする居心地の良さがあります。店内からはジュワーっと揚がる音や香ばしい香りが漂い、食欲をそそります。子どもにとっては五感を刺激される楽しい空間でしょう。周囲にも子連れファミリーが多い時間帯なら、多少子どもが声を出してしまってもお互い様という安心感があります。むしろスタッフや周りのお客さんから「あの子も美味しそうに食べてるね」なんて微笑ましく見守られることも。駅ナカの開放的な雰囲気も手伝って、家族みんなで入りやすいお店と言えます。
メニューが豊富!さぼてんの充実したランチメニュー
さぼてん ランチ メニューの豊富さも、ファミリー利用におすすめできる理由の一つです。定番のロースかつやヒレかつを中心に、エビフライなどの海鮮フライ、季節限定の創作フライまで、揚げ物好きにはたまらないラインナップが揃っています。例えば定番メニューには、脂身の甘みと旨みを楽しめる「ロースかつ御膳」や、柔らかくヘルシーな赤身の「ヒレかつ御膳」などがあります。ジューシーさと上品さを兼ね備えたヒレかつは子どもや脂っこいものが苦手な方にも好評です。一方、ロースかつは適度な脂がジューシーでコクがあり、育ち盛りのお子さんやお肉好きのパパに人気でしょう。
また、メニューのバリエーションも工夫されています。定番ソースで食べるとんかつ以外にも、わさび醤油でいただくさっぱり風味のとんかつや、チーズインとんかつ(お肉にチーズを挟んで揚げたもの)など、趣向を凝らした商品もあります。期間限定メニューも随時登場し、春は旬野菜を使った彩り御膳、秋にはキノコや牡蠣を使ったフライ盛り合わせなど、季節感を楽しめるのも嬉しいポイントです。何度訪れても新しい発見があり、「次はあれを食べてみよう」と家族で話すのも楽しみになります。
とんかつ以外のメニューも充実しています。揚げ物が中心ではありますが、人気の「エビフライ」は大ぶりでプリプリの海老を使用しており、単品でもセットでも注文できます。お肉と海老両方楽しみたい方には「ロースかつと大海老フライ盛り合わせ」のようなコンビメニューも定番です。また、ふんわり卵でとじたカツ丼や、カツを卵でとじずに特製ソースで仕上げたソースかつ丼も用意されている店舗があります。ご飯ものが好きなお子さんには丼メニューも良いですね。他にも、季節限定でホタテやカキフライ、アスパラガスの肉巻きかつなどが登場することもあり、大人もワクワクするラインナップです。
ランチタイムにはお得なセットメニューも提供されています。平日昼限定で少しお得な価格設定のランチ御膳や、女性向けにボリューム控えめで野菜が多めのレディースセットを置く店舗もあります。こうしたランチメニューの多彩さのおかげで、家族それぞれの好みや食欲に合わせたオーダーが可能です。パパはがっつりロースかつ、ママは季節野菜の彩りフライ、お子さんはエビフライ付きのお子様プレート、というように一度の食事で様々な味を楽しめるのもさぼてんの魅力でしょう。「今日は何を食べようかな?」と家族みんなでメニューを眺める時間から、ワクワクが始まります。
子どもに人気のメニューと食べやすさへの工夫
子連れでさぼてんイートインを利用する際に嬉しいのは、キッズメニュー(お子さまメニュー)がしっかり用意されていることです。多くのさぼてん店舗では、小学生以下の子ども向けに「お子様プレート」や「お子様カレー」といったメニューがあり、ボリュームも価格も子ども向けに調整されています。たとえばお子様プレートは、ひとくちサイズのヒレかつに大きなエビフライ、ライス、ジュース(オレンジジュースかリンゴジュースから選択)、デザートの一口ゼリーがワンプレートになったセットです。衣がサクサクのヒレかつは小ぶりで柔らかく、噛む力が弱いお子さんでも食べやすいサイズになっています。エビフライも尻尾を取った状態で提供されるので、丸ごとパクッと頬張ることができます。揚げ物が好きな子には大満足の内容でありながら、見た目はかわいらしく盛り付けられているので食欲をそそります。
もう一つのお子様カレーは、とんかつ専門店らしく「ひとくちヒレかつ」がトッピングされた甘口カレーのセットです。小さめのカツと一緒に、クリーミーなカニクリームコロッケも付いているのがユニークなポイント。揚げ物2種類にカレーという夢のような組み合わせに、子どもも大興奮間違いなしです。カレー自体は子ども向けにスパイス控えめでマイルドな味わいなので、辛いものが苦手な子でも安心。こちらにもジュースとゼリーがセットになっています。「カツもエビフライも食べたい!」という欲張りな子にはお子様プレート、「カレーがいい!」という子にはお子様カレーと、好みに応じて選べるのは助かります。どちらも税込700円前後とリーズナブルで、家計に優しいのも嬉しいですね。
食べやすさの工夫も随所に見られます。たとえば、お子様メニューに付いてくるヒレかつは脂身が少なく柔らかい赤身肉なので、噛み切りやすく子どもの胃にもたれにくいです。さらに一口大にカットされているため、フォークでもつまみやすく、まだ箸づかいが不慣れな幼児でも自分で食べやすくなっています。エビフライにかけるタルタルソースは別添えの場合が多く、苦手な子はソースなしで食べたり、好きなだけ少量つけたりと調整できます。ライスも子ども用に少なめのお茶碗で提供され、ちょうど良い量です(足りなければ後述のおかわりサービスで追加もOK)。ジュースはストロー付きの容器で出されるのでこぼしにくく、ゼリーも一口サイズで喉に詰まらない工夫がされています。
また、さぼてんでは提供スピードにも配慮が感じられます。一般的に、子ども連れの場合は子どもの料理を先に持ってきてもらえると助かるものですが、さぼてんでも混雑状況によりますが注文時にお願いすればお子様メニューを優先的に出してもらえることがあります。実際、ファミリー客の多い店舗では「お子様の料理からお持ちしましょうか?」と声をかけてくれる親切なスタッフも見られます。熱々の状態で提供されるので、揚げ物は火傷しないよう少し冷ましてあげてから食べさせてくださいね。その間に子どもが待ちきれない様子なら、ご飯やキャベツを取り分けて先に食べさせてあげるのも良いでしょう。さぼてんのヒレかつは冷めても柔らかく美味しさが保たれるので、ゆっくり食べる子でも最後まで美味しくいただけます。
極めつけはお楽しみのおまけです。多くの店舗ではお子様メニューを注文すると、小さなおもちゃやグッズがもらえます。店によっては会計カウンター横にカゴいっぱいのおもちゃが用意されていて、食後に子どもが好きなものを1つ選べるサービスがあります。男の子向け・女の子向け問わず文房具やフィギュア、パズルなど色々あり、我が子も真剣に悩んで選んでいました。この「最後にご褒美を選べる」という体験は子どもにとって嬉しいものですし、「また行きたい!」と思える思い出になります。さぼてん公式キャラクターの「サクサクかつモン」をあしらったグッズをもらえたという口コミもあり、ファミリー層への細やかな心遣いが感じられます。
アレルギー表示と栄養バランスへの配慮
小さな子ども連れで外食する際に気になるのが、食材のアレルギーや栄養バランスですよね。その点さぼてんでは、公式サイトや店頭でメニューのアレルギー表示をしっかり公開しており、安心して利用できます。とんかつは小麦粉や卵を使った衣で揚げる料理ですし、エビフライには甲殻類、カレーには乳製品など様々なアレルゲンが含まれる場合があります。さぼてんでは各メニューごとに含まれる特定原材料(例えば小麦・卵・乳・えび・かに 等)を一覧表で確認できるようにしています。店内にアレルギー一覧表を掲示していたり、スタッフに尋ねれば該当するメニューの詳細を教えてもらえたりします。お子さんに食物アレルギーがあるご家庭でも、事前にしっかり情報を得た上でメニュー選びができるので安心です。心配な場合は遠慮なくスタッフに相談し、「衣を外して提供できますか?」など対応可能な範囲でお願いしてみると良いでしょう(店舗や状況によりますが、できる限りの協力をしてくれるはずです)。
次に栄養バランスへの配慮です。揚げ物というと「カロリーが高そう」「栄養面はどうかな?」と気にされるかもしれませんが、さぼてんのとんかつ定食は実はバランスの取れた食事でもあります。定食には必ず山盛りの千切りキャベツ、新香(お漬物)、お味噌汁、ご飯が付きます。とんかつ(タンパク質+脂質)に対して、キャベツ(ビタミン・食物繊維)と味噌汁(発酵食品+野菜や海藻の栄養)がセットになっていることで、栄養のバランスが考えられているのです。特にキャベツにはビタミンCや食物繊維が豊富で、揚げ物による胃の負担を和らげ消化を助けてくれる効果も期待できます。お子さんには「とんかつだけじゃなくキャベツも食べると元気モリモリになるよ」と声かけし、少しでも野菜を摂らせてあげたいですね。さぼてんのキャベツはシャキシャキ新鮮で甘みがあり、特製のゴマドレッシングや和風ドレッシングをかけると子どもでもパクパク食べられる美味しさです。
また、前述の通りさぼてんでは揚げ油にも工夫があり、植物性の良質な油でカラッと揚げているため胃もたれしにくいと好評です。油っぽさが控えめなので、小さな子どもや普段揚げ物を控えているママでも食後の重たさをあまり感じずに済むでしょう。ヒレかつのように脂肪分が少ない部位を選べば、カロリーを抑えることもできます。実際にメニューにはグラム表示があり、「ロースかつ 95g」「ロースかつ 130g」などお肉の量を選べる場合もあります。お子さんとシェアするなら大きめを、お子さん用に取り分け前提なら小さめグラムを選ぶなど、柔軟に調整できるのもありがたいです。
デザートに関しても、お子様メニューにはゼリー程度の軽いものしか付いていないため、砂糖の摂りすぎになる心配は少ないでしょう。ジュースも一人分の少量パックなので、「外食でつい甘い飲み物を飲みすぎた」という事態も避けられます(必要ならお冷やや子ども用の麦茶なども用意してもらえます)。栄養バランスが気になるママにとって、食後にプチデザートが付く程度なのはむしろ好印象です。
総合すると、さぼてんは**「美味しさ」と「健康」への両立**に努めているお店と言えます。表示義務のあるアレルゲン8品目はもちろん、それ以外のアレルギー原因食材についてもできるだけ情報開示し、家族みんなが安全に食事を楽しめる環境を整えています。栄養バランスも、とんかつ=不健康ではなく、セット内容や素材選びでカバーされています。もちろん揚げ物ですから毎日というわけにはいきませんが、たまの外食で家族が笑顔になれるご馳走として、安心して利用できるでしょう。
ごはん・キャベツ・味噌汁のおかわり無料サービスをフル活用!
さぼてんファンの間で密かな喜びとなっているのが、ご飯・キャベツ・味噌汁のおかわり無料サービスです。さぼてんでは定食や御膳メニューを注文すると、白いご飯とお味噌汁、そして千切りキャベツがすべておかわり自由になります(※一部例外のメニューもありますが、基本的にセットメニューなら適用されます)。これを活用しない手はありません!特に食べ盛りのお子さんがいるファミリーには家計にも嬉しいサービスです。
おかわりの方法は簡単で、スタッフに「ご飯(またはキャベツ・味噌汁)、おかわりください」と声をかけるだけ。店舗によってはこまめに店員さんがテーブルを回って「おかわりいかがですか?」と聞いてくれるところもあります。遠慮せず、追加で欲しいものがあればお願いしましょう。駅ナカ ランチ ファミリー利用でも、このおかわり自由は大助かり。例えば、ママと幼児で一人前をシェアする場合でも、ご飯を一度おかわりすれば子どもと分け合ってちょうど良い量になります。キャベツが思いのほか子どもに好評でペロリと食べてしまった!なんて時も、「もっと食べたい?」と追加注文して野菜をたっぷり摂らせるチャンスです。味噌汁もお代わり可能なので、具沢山の味噌汁がお気に入りの子にはもう一杯どうぞ。温かいお味噌汁はホッとする美味しさで、子どもの食も進みます。
おかわり自由を上手に活用するコツとして、最初から欲張って盛りすぎないことが挙げられます。最初の提供量は比較的控えめなので、「足りるかな?」と心配になるかもしれません。しかし焦らず、まずは一皿平らげてから追加しましょう。というのも、さぼてんのご飯は炊きたてふっくら、キャベツもみずみずしくシャキシャキしているので、食べているうちに意外とお腹が満たされてくることがあります。足りなければその時点で熱々の新しいご飯や冷え冷えシャキシャキのキャベツを持ってきてもらったほうが、常に美味しい状態で楽しめます。特に子どもは「おかわり」という経験自体が嬉しいもの。「もっと食べたい!」と言われたら、ぜひ笑顔でお代わりを注文してあげてください。店員さんもニコニコと対応してくれるはずです。
さらに、このおかわり自由を活かして家族でシェアするのも賢い使い方です。例えば、パパと小学生のお兄ちゃんがお肉をシェアする代わりに、それぞれご飯はおかわりして満腹にする、ママは揚げ物を控えたいから子どもと半分こして代わりにキャベツを2回おかわりする、など柔軟に調整できます。定食1人前でも、副菜が増やせるのでボリューム満点になります。特に育ち盛りの子は「ご飯もう一杯!」と食欲旺盛でしょうから、無料で増量できるのは嬉しいですよね。ファミリーレストランなどでは大盛りに別料金がかかったりしますが、さぼてんなら気兼ねなくお腹いっぱい食べさせられます。
なお、おかわりをお願いするときは、店員さんの手が空いていそうなタイミングに「すみません」と声をかけるか、入口付近に呼び出しベルが設置されている店舗ではベルを押して知らせましょう。駅ナカ店は比較的店員さんの目が行き届いていることが多いですが、混雑時は呼ばれないと気づけない場合もあります。笑顔でお願いすれば快く対応してくれるので、遠慮は無用です。こうしておかわりサービスをフル活用すれば、家族みんなが満腹&大満足のランチタイムになること間違いありません。
子連れに嬉しい設備・サービス(ベビーチェアや子ども用食器など)
さぼてんの店舗は子連れウェルカムな姿勢が随所に感じられ、ファミリー層に優しい設備やサービスが整っています。まず目に付くのが**ベビーチェア(子供用椅子)**の用意です。多くの店舗でハイチェアタイプの子ども椅子が用意されており、必要なときにすぐ貸し出してもらえます。実際に店内の一角に子供椅子が何脚も積まれている光景も珍しくありません。小さなお子さんを連れたお客さんが多い証拠でもあり、「子供連れが多いので安心して来店できます」という口コミもうなずけます。ベルト付きのしっかりした作りの椅子なので、1〜2歳の赤ちゃんでも安定して座らせることができます。またブース席の場合は子ども用の補助クッションを貸してくれる店舗もあります。店員さんにお願いすれば、スムーズにセッティングしてくれるでしょう。
子ども用食器・カトラリーも完備されています。注文時に子ども用の取り皿やスプーン・フォークが必要か聞いてくれる場合もありますし、そうでなくても「子ども用のお皿をください」と言えば快く持ってきてくれます。さぼてん特製の可愛らしいイラストが付いた子供用プレートを用意してくれる店舗もあり、子どもは自分専用のお皿に大喜び。プラスチック製や割れにくい素材の器なので、万一落としてしまっても安心です。箸が使えない子には先割れスプーンやフォークを貸してもらえますし、ストロー付きの子供用コップでお水やお茶を提供してくれることもあります。「取り皿ください」「お水もう一つお願いします」といったリクエストにも笑顔で応じてくれる丁寧なスタッフが多く、子どもにも優しく話しかけてくれるので親としてもホッとします。
店内設備としては、トイレは施設内共同の場合が多いですが、駅ビルや商業施設内の店舗なら同じフロアや近くにおむつ交換台付きのトイレや授乳室が備わっていることがほとんどです。駅ナカ施設はJRや私鉄がファミリー向けサービスに力を入れており、「赤ちゃん休憩室」や「ベビー休憩室」と称したスペースが充実しています。さぼてんで食事中に急にオムツ替えが必要になっても、すぐ近くで対応できるので安心です。授乳やミルクが必要になっても、一旦店を出て駅ビル内の授乳室を借りることができるので、赤ちゃん連れでも落ち着いて食事できますね。駅構内というロケーション自体が、子連れにとっては心強い要素と言えるでしょう。
さらにスタッフの子連れ対応力も評判です。ファミリー客に慣れているためか、子どもへの声かけや気配りがとても自然で、親としても嬉しくなります。例えばベビーカーで入店したときにはサッと席まで案内しベビーカーを近くに置かせてくれたり、熱いお茶ではなく子どもには冷たいお茶を先によそってくれたりと、小さな心遣いがありがたいです。子どもがぐずったときにもニコニコと待っていてくれる雰囲気があり、周りのお客さんも子連れに理解がある方が多い印象です(駅ナカ店舗はビジネスマンも多いですが、その分皆さん子どもには寛容だったりします)。店内が多少賑やかでもあまり気にならないBGMや環境音が流れているので、子どもの声が響きすぎないのも助かります。
このように、子連れでの利用のしやすさがしっかり確保されているのがさぼてんの強みです。家族で入りやすい雰囲気づくり、備品の充実、スタッフのホスピタリティが揃っているので、初めて訪れるママ・パパも構えずに利用できるでしょう。「子連れ歓迎」のお店だとはっきり感じられると、親としては本当に安心して食事が楽しめますよね。
【体験談】4歳の子どもとママの駅ナカさぼてんランチ
では実際に、駅ナカのさぼてんを親子で利用した体験談をご紹介します。ここでは、4歳の息子を持つママの視点で、その日の流れを追ってみましょう。
◆ランチ前の様子
この日は土曜日。午前中に公園遊びをした帰り道、時計は11時15分。少し早いけれど息子もお腹が空いた様子だったので、駅直結のショッピングモール内にある「とんかつさぼてん」でお昼をとることにしました。駅ナカなら移動もスムーズですし、週末の人気店とはいえこの時間ならまだ混雑はマシかな?と期待しつつお店へ向かいます。
◆スムーズに入店
お店に着くと、幸い待ち行列はありませんでした。入口で「2名です」と告げると、店員さんが笑顔で迎えてくれ、ベビーカー連れだったので「そのままお席までどうぞ」と案内してくれました。4人掛けテーブルに通され、ベビーカーは邪魔にならないようテーブル横に置かせてもらえました。息子はすぐ隣に座らせ、用意してもらった子ども椅子にちょこんと腰掛けます。店員さんから「お子様用のお皿とフォークお持ちしますね」と声をかけてもらい、早くもホッと安心。席に着いたのは11時30分頃でしたが、周りには既に何組か家族連れがいて、みんな楽しそうに食事をしていました。
◆注文と待ち時間の過ごし方
メニューを開いて息子と相談します。息子は迷わず「えびふらい!」と言ったので、お子様プレートに即決。私は期間限定の「ヒレかつと季節野菜のミックスフライ定食」に心惹かれ、それを注文することにしました。店員さんに「お子様プレートとヒレかつのミックス定食をお願いします」と伝えると、「かしこまりました。お子様メニューはジュースがオレンジとリンゴから選べますが、どちらになさいますか?」と聞かれました。息子に尋ねると「りんごジュース!」とのことだったので、リンゴジュースでお願いしました。さらに「ご飯とお味噌汁はおかわり自由でございます。何かございましたらお声掛けください」と丁寧に案内があり、初めての方にも親切だなと感じました。
注文後、料理が来るまでの待ち時間は大体10分程度でしょうか。その間、テーブルにはすぐに千切りキャベツの盛り合わせが運ばれてきました。大皿に山盛りのキャベツとトング、小皿がセットになっており、自分で好きなだけ取り分けられるスタイルです。息子にも少し取り分け、「ウサギさんみたいにキャベツ食べてみる?」と声をかけるとシャリシャリ美味しそうに食べ始めました。ドレッシングはゴマと和風の2種類が卓上に置かれていたので、まずはゴマドレッシングを少しかけてあげます。「おいしい!」と好評で、おかわりをねだられたので内心びっくりしました(普段生野菜はあまり食べないのに…さぼてんマジックですね)。
さらに息子が夢中になったのが、すり鉢とゴマです。定食注文者向けに、小さなすり鉢に入った白ゴマとすりこぎ棒が提供され、「ソースに混ぜてお召し上がりください」とのこと。息子に「ゴマすりすりしてみる?」と聞くと「やる!」と目を輝かせました。すり鉢を押さえてあげて、息子が一生懸命すりこぎ棒でゴマをすり潰します。「いい匂いするね〜」「上手上手!」と褒めながらやらせていると、これが良い時間つぶし&食育に! 香ばしいゴマの香りが立ってきて、「早くカツにかけたいねえ」と会話も弾みました。こうして待ち時間も飽きずに過ごしているうちに、息子のジュースと私のお茶も到着し、息子はストローでチューチュー。ほどなくして料理が運ばれてきました。
◆いざ実食!
まずはお子様プレートが到着。子ども用に少し冷ましてから持ってきてくださったようで、すぐ触っても熱すぎず助かりました。かわいいイラスト入りのお皿に、エビフライとヒレかつが盛られ、小さな旗も飾られていて息子は大喜び。「わあ!おいしそう!」と目を輝かせてさっそくエビフライに手を伸ばします。エビフライにはタルタルソースが添えられていましたが、まずはそのままガブリ。衣がサクサクで中はプリプリ、おいしかったようで「ママもたべていいよ」と一本しかないエビフライを半分くれました(笑)。ヒレかつも一口サイズで食べやすく、息子はソースをつけず「おいしいお肉!」ともりもり食べています。私は自分のヒレかつミックスフライ定食に付いてきた特製ソースにさきほどのすりゴマを混ぜ、息子にも「これにつけるともっと美味しいよ」と教えて一切れ試させてみました。すると「ほんとだ!ゴマおいしい!」と大好評。自分で擦ったゴマなので格別だったのかもしれません。
私の定食にはヒレかつの他に季節野菜(この時はアスパラガスとレンコン)のフライがあり、こちらもサクサクで非常に美味。ヒレかつは衣が軽くて肉が柔らかく、「まずは塩でお召し上がりください」と添えられた抹茶塩で一切れ食べたところ、素材の旨みが引き立ち感動の美味しさでした。息子にも衣を少しはがしてお肉をお裾分け。「やわらかい〜!」と驚いていました。揚げ物=固いという先入観があったようですが、さぼてんのとんかつは子どもでも噛み切れる柔らかさです。味噌汁には豆腐とわかめが入っており、「わかめ好き!」な息子は椀ごとゴクゴク飲んであっという間に完食。私のご飯も半分ほど息子に取られ、おかずもシェアしつつ食べ進めました。
◆おかわり&サービスも
食事の途中で息子が「ごはんもうちょっと欲しい」と言ったので、スタッフさんに白ご飯のおかわりをお願いしました。小さめのお茶碗に軽く一杯分をすぐによそって持ってきてくださり、息子も自分の分が増えて嬉しそう。さらにキャベツも親子で完食してしまったので、「キャベツもおかわりいただけますか?」と頼むと、こちらも快く新しい山盛りキャベツを持ってきてくれました。ドレッシングを変えてみようと和風ドレッシングをかけてみたところ、息子は「こっちもおいしい!」とポリポリ。普段は生野菜を残しがちなのに、自分でトングで取り分けたりドレッシングをかけたりという作業が楽しかったのか、たくさん食べてくれて母としては大満足です。「おかわり自由」のありがたみをこのとき実感しました。
スタッフさんのサービスも行き届いており、息子がジュースを飲み干すとすぐに「お水お持ちしましょうか?」と気遣ってくださったり、「エビフライ、美味しかったね〜!」とニコニコ話しかけてくれたりと、とても感じが良かったです。子どもが歓迎されている雰囲気だとこちらも嬉しくなりますね。
◆食後の楽しみと退店
親子ですっかり満腹になり、最後はデザートの一口ゼリーを息子がペロリ。食事を終えてお会計に向かうと、レジ横にたくさんのおもちゃが並んでいるのを息子が発見!店員さんが「お子様メニューをご注文のお子さまには、好きなおもちゃを一つ差し上げています。どれがいいかな?」と優しく声をかけてくれました。息子はどれにしようか目移りしながらも、大好きな車のミニ模型を選びました。「これにする!ありがとう!」と元気にお礼を言う息子に、店員さんも「上手にごあいさつできたね、えらいね〜」と褒めてくださり、親としても誇らしい気持ちに。こうして楽しい気分のままお店を後にしました。
時刻はちょうど12時半頃。店の外には4〜5組ほどの待ち列ができており、「早めに来て正解だったね」と息子と話しながらベビーカーを押して駅へ向かいました。お腹も心も大満足のランチタイムに、親子でニコニコ。息子は手に入れたおもちゃの車をさっそく走らせながら、「またエビフライ食べたいね!」とご機嫌でした。このように、駅ナカさぼてんでのランチは子連れでも快適&楽しい思い出となりました。
混雑を避ける時間帯選びと注文のコツ
前述の体験談でも触れましたが、混雑を避けるコツとしては何と言っても時間帯選びが重要です。さぼてんのような人気店では、お昼のピークタイム(12:00〜13:00頃)はどうしても混み合います。特に土日祝日は家族連れや買い物客で駅ビル全体が賑わうため、行列ができる可能性大です。そこでおすすめなのが、少し早めまたは遅めの時間を狙う方法です。具体的には、11:00〜11:30頃に入店して先取りランチ、もしくは13:30以降のゆったりランチです。11時台であれば開店直後のため席も選びやすく、子どもが騒いでも周囲にまだお客さんが少なく気が楽です。逆にお昼寝明けなどで遅くなった場合は、14時近くに入店すればピークを過ぎており、落ち着いて食事できるでしょう。
もう一つ、駅ナカ特有の混雑予測も役立ちます。駅ナカ店舗は電車の発車時刻やイベントに左右されることがあります。例えば「特急電車の発車前後は乗客でごった返す」「近隣でコンサートがある日は開演前に早めの夕食需要が増える」などです。事前に周辺情報をチェックし、人が集中しそうなタイミングを避けると混雑回避に繋がります。加えて、最近では一部店舗で予約システムや順番待ちアプリを導入しているところもあります。もし対応店舗なら、スマホで順番待ち予約を入れてから向かうとスムーズです(店舗検索時に「EPARK順番待ち対応」などと記載がある場合があります)。駅ナカさぼてんは予約不可の先着順が多いですが、中にはネット受付をしている店もあるのでチェックしてみましょう。
注文のコツについては、まず家族でシェアする前提ならメニュー構成を工夫することです。お子さんが小さいうちはお子様メニューを頼まず、大人の定食を一緒に食べるという手もあります。その場合、例えばロースかつ御膳1人前にご飯おかわりで子どもと分け合う、ヒレかつとエビフライの盛り合わせを頼んで子どもにエビをあげる、といった形ができます。お子様メニューを頼まなくても取り皿をもらえばシェアできますし、未就学児であれば量もそれほど必要ないケースも多いです。ただし、おもちゃやジュースが付かないので、子どもがそれを楽しみにしているなら素直にお子様メニューを注文する方が満足度は高いでしょう。また、子どもが複数いる場合は、同じお子様プレートを2つよりもプレートとカレーを一つずつ頼んでシェアすると飽きずに済みます。「半分こしようね」と仲良く分け合うのも良い経験になります。
注文時に伝えておくと良いこととして、料理の提供順があります。先述のように「子どもの料理を先にお願いします」とひと言伝えておけば、可能な範囲で優先的に出してもらえます。特にお腹が空いて機嫌が心配なときは、最初にその旨をお願いしておくと安心です。逆に揚げたてを一緒に食べたい場合は「大人の料理と同時に持ってきてください」と頼むこともできます。さぼてんのスタッフはその辺り柔軟に対応してくれるので、遠慮なく希望を伝えると良いでしょう。また、ソースやお冷など卓上の物で欲しいものが足りない場合(例:取り皿をもう1枚、紙ナプキンをもう少し欲しい等)も、お願いすればすぐ持ってきてくれます。快適に食事するためにも、小さなリクエストでも伝えてみるのがコツです。
支払い時には、駅ナカ店舗なら交通系電子マネーやクレジットカードが使えるところも多いので、会計をスムーズに済ませたいときはキャッシュレス決済を活用しましょう。子どもがぐずり始めたら、先にママだけレジに行って会計を済ませ、パパは席で子どもと待つなど分担すると退店もスムーズです。混雑している日は会計にも列ができる場合があるので、その点も頭に入れておくと良いですね。
親子でのテーブル時間を楽しくするコミュニケーション術
子連れ外食で大切なのは、テーブルでの過ごし方です。注文してから料理が来るまで、そして食事中、子どもが退屈したり騒いだりしないよう工夫することで、親子ともに快適に過ごせます。さぼてんでのランチタイムをより楽しい親子コミュニケーションの場にするアイデアをいくつかご紹介します。
- 一緒に「作業」して待ち時間短縮: さぼてんでは席につくとすぐにキャベツが提供されたり、ゴマをすってソースを作る工程があります。これらを積極的にお子さんと一緒にやってみましょう。キャベツをトングでお皿に取るのを手伝わせたり、「ママの分もお願い!」とゲーム感覚でやってもらうと子どもは張り切ります。ゴマすりは絶好の出番です。すり鉢を押さえる係と、すりこぎでゴリゴリする係に分かれて「よーいスタート!」なんて競争にすれば夢中になってくれるでしょう。五感を使ったプチ体験ができるので退屈しにくく、食への興味も湧きます。
- 食べ物クイズやしりとり: 待っている間、メニューやテーブル上のものを使ってクイズ遊びをするのも効果的です。「ねぇ、この茶色いソースは何からできてるか知ってる?」「キャベツは何色でしょう?」など簡単な質問を投げかけてみましょう。子どもが考えて答えることで会話が弾みます。とんかつに関連して「ブタさんは何て鳴くかな?」「エビさんは海の中でどうやって泳ぐかな?」なんて想像を広げるのも楽しいですよ。また、食べ物しりとり(とんかつ→つみれ→レモン→…等)や好きな食べ物の話題など、親子のコミュニケーションを深めるチャンスです。普段忙しいとゆっくり子どもと話す時間が取れないものですが、外食のテーブルではお互い向き合って話せます。ぜひ積極的に語りかけてみてください。
- 味覚体験を共有: 食事中も、「おいしいね」「これ好き?」「キャベツしゃきしゃきだね」など感想を言い合うことで子どもの表現力を育む機会になります。例えば、「エビフライはサクサクだけどお肉はどんな感じ?」「このお味噌汁、なに味かな?赤だしって言うんだよ」など、感じた味覚や新しい言葉を共有しましょう。さぼてんのとんかつは塩で食べたりソースで食べたり、味変も楽しめるので、「お塩をちょっとつけてみようか、どう違う?」などゲームのように試すのも面白いです。子どもは味オンチかなと思っても、意外と「こっちの方がすき!」など率直な意見を言ってくれて盛り上がります。
- マナーもポジティブに教える: 外食の場は基本的なテーブルマナーを教えるチャンスでもありますが、あまりガミガミ言うとせっかくの食事が台無しに…。そこで、「お手本を見せる・真似させる」方法がおすすめです。ママやパパがお箸を上手に使っている姿を見せ、「○○ちゃんも挑戦してみる?」と誘ったり、「ソースはかけすぎないように、ちょんちょんと付けると美味しいよ」と実演して見せたりします。子どもは真似が大好きなので、自分もやってみよう!という気持ちになります。上手にできたら「すごい!上手にできたね」と大げさなくらい褒めてあげましょう。それだけで子どもは得意気になり、次も良いマナーで食べようとするものです。さぼてんはカツを一口大にカットして提供してくれるので、皿から直接手づかみしなくてもフォークで刺せば食べられる状態です。「手ではなくフォークで刺してごらん」など優しく声掛けし、できたら拍手!ポジティブなムードでマナー習得も進みます。
- 食後の目標を共有する: 食事中にグズったり飽きたりしがちな子には、「全部食べられたらおもちゃ選べるって!がんばろう!」といった具体的な目標設定も有効です。さぼてんではお子様メニューにおまけが付くので、それを上手にモチベーションに使いましょう。「エビフライも食べたら、きっとお腹いっぱいで力持ちになれるね!」「ぜんぶ食べられたから、どのおもちゃにしようか考えておこうか」と前向きな声掛けで最後まで飽きずに食べられるようサポートします。ただし無理強いは禁物で、子どものお腹と相談しながら進めてくださいね。
こうしたコミュニケーション術を取り入れることで、さぼてんでの親子ランチタイムはただ食べるだけでなく、一緒に作って遊んで学べる時間になります。親子の絆も深まり、子どもにとっても「またママとさぼてん行きたいな」と思える楽しい思い出になるでしょう。
とんかつ体験を通じた食育のススメ(箸の使い方・揚げ物のマナー)
外食は子どもにとって貴重な食育の場でもあります。とんかつという日本の食文化の一つを体験する中で、マナーや作法、食への感謝を学ばせるチャンスがたくさん潜んでいます。さぼてんでのとんかつ体験を通じてどのような食育ができるか考えてみましょう。
1. 箸の使い方を教える:
和食であるとんかつ定食は、お箸で食べるスタイルが基本です。お子さんがまだ箸を使えない場合でも、幼児用の練習箸やフォークを使いつつ、少しずつ箸の持ち方を教えてみましょう。例えば、千切りキャベツを何本かお箸で摘まんでみる練習や、小さなカツを箸で掴んでママの口まで運んでみる遊びなど、ゲーム感覚で取り組むと喜んで挑戦します。4〜5歳くらいになると、「大人と同じことをしたい!」という気持ちが芽生えてくるので、「ママみたいにお箸でエビさん掴めるかな?」と誘うとやってみようとするでしょう。上手に掴めなくても大丈夫。「掴めたね!すごい!」と成功体験にしてあげることが大事です。さぼてんではフォークも用意されていますから、疲れたらフォークに持ち替えつつ、少しずつ箸に慣れさせる機会にしましょう。箸の練習に千切りキャベツは最適ですし、ヒレかつも崩れにくいので箸練習に向いています。
2. 揚げ物のマナーを伝える:
揚げ物は大きな音を立ててかじったり、油がついた手であちこち触ったりすると行儀が悪く見えてしまいます。とんかつを食べる際のマナーとして、いくつか教えてあげたいポイントがあります。まず、「一口で食べきれないときは無理せず2〜3口に分けよう」ということ。さぼてんのとんかつは一切れが小ぶりですが、それでも幼児には大きい場合があります。そんな時、「大きかったら無理に全部口に入れないで、ちょっとずつかじってね」と教えておきましょう。これに関連して「お口に食べ物を入れたままお話ししない」「しっかりモグモグ噛んでから飲み込もうね」という咀嚼のマナー・安全面も伝えられます。実際、揚げ物は喉に詰まりやすいので、「よく噛んで食べると美味しさも倍増だよ」とポジティブに噛む習慣を促しましょう。
また、「ソースはね、かけすぎるとお皿が汚れちゃうから、少しずつつけて食べようか」などと教えるのも良いでしょう。子どもは面白がってドバっとソースをかけがちですが、ここはマナーと美味しく食べるコツの両面で指導です。実演で、大人がお手本を見せながら「ほら、ちょんちょんとつけるとちょうどいいでしょ?」と伝えれば、真似してくれるはず。もしソースをたくさんかけすぎてしまっても、「いっぱいかけたら味が濃すぎちゃったね、次は少なくしてみようね」と優しくフォローしましょう。
3. 食文化の背景を話す:
食育の一環として、その料理の背景を話すのもおすすめです。とんかつは元々は洋食(カツレツ)がルーツで、それが日本風に進化したものだという話や、「とんかつの“とん”は豚肉のことだよ」「どうして“さぼてん”って名前なのかな?(強い植物のサボテンみたいに元気になるように、という意味があるんだよ)」など、豆知識を教えてあげると子どもは興味津々になります。4歳くらいなら少し難しい話も「へぇー!」と聞いてくれるかもしれません。また、「この豚肉はね、農家さんが大事に育てた豚さんなんだよ」「キャベツは畑でこんなに大きくなるんだよ」と食材の生産者や生育について話せば、食べ物への感謝の気持ちも育まれます。
4. 「いただきます」「ごちそうさま」を実践:
外食でも、家庭と同じように「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶はきちんとさせましょう。周囲に他のお客さんがいると照れてしまう子もいますが、ママ・パパがお手本となって元気よく声に出せば、子どもも真似して言うようになります。さぼてんはファミリーが多いので、周りでも子どもがお行儀よく挨拶している姿が見られるかもしれません。そうした環境に触れるのも良い刺激です。退店時には「美味しかったね、店員さんにありがとうしようね」と声をかけ、一緒に「ごちそうさまでした、ありがとうございました!」とお礼を言って帰る習慣も付けましょう。幸い、さぼてんのスタッフは笑顔で対応してくれますから、子どもも挨拶のしがいがあります。こうした積み重ねが、食事のマナーと感謝を身につける大切な機会となります。
5. 楽しく美味しく食べること自体が最高の食育:
最後に、何よりも「食べることって楽しい!美味しい!」というポジティブな記憶を残すことが食育では大切です。さぼてんの美味しいとんかつをほおばって幸せそうなパパ・ママの姿、お店の人に褒められて嬉しそうな自分の姿——そういった経験が、「また家族で食事したい」「いろんな物を食べてみたい」という意欲に繋がります。外食先での細かなマナーよりもまず、笑顔で楽しく食卓を囲むこと。それ自体が子どもにとって最高の食育になるでしょう。揚げ物のマナーや箸づかいも、そんな楽しい雰囲気の中でこそすんなり吸収されていくものです。さぼてんでのとんかつ体験は、親子のコミュニケーションと食育が自然と融合した貴重な時間となるはずです。
まとめ:さぼてんイートインで家族の笑顔あふれるランチタイムを
とんかつ専門店「さぼてん」は、駅ナカで気軽に立ち寄れて本格的な味を楽しめるだけでなく、子連れファミリーにとって嬉しい心配りが満載の頼もしいお店です。老舗チェーンならではの確かな美味しさと清潔感、豊富なランチメニューは、大人も子どもも大満足間違いなし。キッズメニューの充実や設備・サービスの整備により、初めて子連れでとんかつさぼてんを利用する方でも安心して過ごせます。
駅ナカという便利な立地を活かして、混雑を少し避けた時間帯に訪れれば、ゆったりと家族団らんのひとときを過ごせるでしょう。おかわり自由のサービスをフルに使ってお腹いっぱいになり、子どもと一緒にゴマをすったりキャベツを取り分けたりしながら待ち時間も笑顔に。美味しいとんかつに舌鼓を打ちながら、親子の会話もはずみます。最後には可愛いおもちゃのお土産までついて、子どもの心にも楽しい記憶が残ることでしょう。
さぼてんのイートインは、単なる食事の場を越えて家族のコミュニケーションと食育の場としても大いに役立ってくれます。「また行きたいね!」と子どもにねだられるような、そんな素敵なランチタイムをぜひ駅ナカさぼてんで体験してみてください。サクサクの衣の中に詰まった愛情たっぷりのとんかつと、スタッフの温かなおもてなしが、きっと家族みんなの笑顔を咲かせてくれるはずです。ぜひ次のお出かけには、駅ナカ ランチ ファミリーの選択肢として「さぼてん」を加えてみてくださいね。お腹も心も大満足のランチ体験が、あなたとお子さんを待っています。
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