首里城公園

首里城公園
photo by @arisamaaaa
琉球王朝時代の政治、外交、文化の中心地であった首里城。元にあったお城は、第二次世界大戦の戦火によって壊滅しましたが、1992年に復元され現在に至ります。 琉球王朝は貿易の中継地点として中国と日本の両方に国交があったこともあり、中国と日本両方の建築様式を取り入れた独特の雰囲気をもった建築となっています。首里城は王様が沖縄を見渡すために小高い丘の上に作られたこともあり、公園内は階段や上下の激しい道が多いため、歩きやすい服装で来るのがおすすめです。また、 首里城の周辺には、尚清王代に創建されたといわれる守礼門や、円鑑池、龍潭、円覚寺などがありそちらも必見です。公園内は有料区域と無料区域に分かれていて、首里城正殿などの見学は有料です。

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首里城公園の基本情報


【 住所 】沖縄県那覇市首里金城町1-2


公式ページ

首里城公園を楽しむ

沖縄の有名な観光スポットの1つである首里城公園。

首里城公園とは復元された首里城とその周辺にある守礼門、円艦池、龍潭、円覚寺などを含む区域のことです。

ただの観光スポットだけではなく、自然や風土が満喫でき歴史と文化をテーマにした公園です。

その中でも正殿にある首里城は沖縄県内で最大の木造建築物で、見晴らしのいい高台に建っています。

また、ただの木造建築物ということだけでなく、日本と中国の建築様式を取り入れた当時の人々の知恵と沖縄文化の独自性をよく表しています。

首里城公園の歴史

正確な創建年代はわかっていませんが、様々な調査の結果、13世紀末から14世紀には存在していたとされています。

しかし現代までに災害や戦火がありそのたびに改築や再建を繰り返していましたが、第二次世界大戦の沖縄戦ではあたり一面焼け野原になりました。

平成4年に首里城が復元された後2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が日本で11番目の世界遺産として文化遺産にに登録され、今では沖縄を代表する観光スポットにまでなりました。

グスクとは古琉球(ぐすく)時代の遺跡の事で、一般的には城と訳されています。

首里城公園の基本情報

入館料金は対象区域のしていがありますが、一般(20名未満)で820円、中人(高校生)620円、小人(小・中学生)310円、6歳未満が無料となっています。

また団体割引や年間パスポートもあります。再入館を希望する場合も再入館スタンプを押してもらえば当日限りで再入館できます。

入館時の半券チケットが必要ですので無くさない様にしましょう。

開園時間は無料区域だと8:00 閉園時間は、4月~6月と10月~11月は19:30、7月~9月は20:30、12月~3月は18:30 です。

有料区域は8:30開園で閉園時間は、4月~6月と10月~11月は19:00、7月~9月は20:00、12月~3月は18:00となっています。

閉園時間は季節によって異なりますので注意しましょう。休館日は首里城公園の一部が7月の第1水曜日とその翌日です。

無料区間は、守礼門から正殿がある高台に登った正殿入り口手前までのエリアで、首里城資料館や、展望台、休憩所、お土産やなどがあります。

有料区間は奉神門から入った一帯のエリアで正殿を始めとした琉球時代の姿を再現した建築物を見る事が出来ます。

休館日の対象施設は正殿などの有料区域区間で首里城公園でも最もメインの所ですのでしっかり計画を立てて訪れてください。

首里城公園へのアクセス

アクセスは車、ゆいレール(モノレール)、路線バス、タクシーです。

車でお越しする際は駐車場料金が大型960円、小型320円です。

ゆいレールは那覇空港駅から出ていて首里駅にて下車してください。徒歩約15分で守礼門に到着します。

運賃も大人330円、小児170円と安価ですので初めて行く人は利用すると便利だと思います。

またフリー乗車券をご利用の場合は、首里城公園券売所窓口にて乗車券を提示すると、団体料金の適用となり割引してもらえます。

那覇空港から首里城公園まで約10km 約40分~60分那覇市内から約4km 約15分~25分ですのでタクシーご利用の際の参考にしてください。

首里城公園の注意点

服装は特にありませんが、沖縄の夏はもの凄く暑いですので、日焼け対策と熱中症予防の飲み物は必ず必要です。

冬場に行く際は沖縄といえども寒くなります。

首里城公園は高台にありますので強風が吹くことも多くあります。

体感温度も低くなりますので油断しない様しっかりと上着を着ていきましょう。

首里城公園を隅々まで見学した方にお勧めしたいのがスタンプラリーです。

台紙は首里社館の1階のレストセンターでもらえます。

全25カ所のスタンプポイントがありますので有名な建物を見学しながら押して回ってください。

場所によってはクイズがある所もありますのでゲーム感覚で楽しむことが出来ます。

もちろんスタンプを集めると景品もありますので楽しみに回ってください。行きわすれなどもなくなるので持ってるだけで便利です。

正殿の首里城とともに観光客に人気なのが守礼門です。

首里城への入口で、今やレアな2000円札の絵柄にもなっています。

守礼門は今も昔も客人を迎え入れる門としての役割をしています。

首里城にきたら写真に収めておきたい場所の一つです。

守礼門を通り少し進むとパワースポットとして親しまれている園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)があります。

難しい呼び名ですよね。御嶽(うたき)とは神が集まる神聖な場所という意味です。

その昔琉球王国が遠出する際は、必ずこの場所で安全祈願を行ったそうです。

ぜひ沖縄旅行を安全に楽しめるように祈願してみてくださいね。

首里城公園の正殿

進みに進むと正殿が見えてきます。門をくぐると「御庭(うなー)」と呼ばれる中庭広場が広がっています。

この場所は年間を通じて様々な儀式が行われた場所です。この正殿の優美さは実際に目で見てみると圧倒されます。

私は上に広がる真っ青な空と正殿の素晴らしさと目を奪われしばらく動けなかったです。

正殿内の床にはガラス張りの部分がありガラス越しに古い石垣が見えます。

その石垣が首里城跡として世界遺産の一部に登録されている遺構です。

首里城の歴史の重要な遺産ですのでガラス越しに琉球の歴史を感じ取ってください。

首里城公園の体験学習

首里城公園の様々な世界遺産を見て楽しむのもいいですが、私がもう一つおすすめしたいのが体験学習です。

有料区域にある書院・鎖之間でお茶や伝統お菓子を味わいながら当時に雰囲気を楽しむことが出来ます。

鎖之間は琉球王朝時代に王子の控所として使われており諸役の者たちを招き入れ懇談する施設と言われていました。

4種類のお菓子と沖縄では有名なさんぴん茶をいただけます。

利用時間が9:30~18:00で料金はおひとりさま310円で体験できます。

鎖之間の入口で申込できますので当時の雰囲気を味わいたい方はぜひ体験してみてください。

庭園の景色を望みながら至福の時間を過ごしてください。

もし見学が不安な方やもっと詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら首里城の無料ガイドが1日6回のペースで約50分有料区域ないのみで行われてますので解説を聞きながら首里城と琉球王国の歴史を深く知り、沖縄の魅力を再発見してください。

定員15名で案内の予約はしていないので案内開始の時間に合わせて南殿・番所入口までお越しください。

首里城公園を堪能しあたりが暗くなると首里城内の雰囲気もまた違ってきます。

首里城公園の西のアザナ

そのまま帰らずに立ち寄りたいスポットが「西のアザナ」です。アナザとは沖縄の方言で物見台という意味です。

かつてここから鐘を鳴らし首里城下町へと時間を知らせたそうです。

標高130mにあり那覇の待ちを望みながら天気がいいと美しい夕日を見る事が出来ます。

カップルで見るとまたいっそう綺麗に見える事間違いなしですよ。

首里城は夜景スポットとしても有名です。夜は正殿は行くことが出来ませんが周りを散歩したりは出来ます。

ライトアップされ神秘的ですので是非夜も行ってみてください。

高齢者の方や身障者の方にも楽しんでもらえるよう、車いすの無料貸し出しやエレベーター等も完備しているみたいなのでぜひ係員に尋ねてみてくださいね。

以上、首里城公園を紹介してみました。さまざまな世界遺産や壮大な景色、パワースポットを観光した帰り道はすがすがしい気持ちになっている事間違いなしです。

沖縄の伝統や歴史を知る為にも是非一度は行ってみてください。

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