バジャドリ / Valladolid

バジャドリの概要

バジャドリ（Valladolid）は、メキシコのユカタン州に位置する歴史的な都市で、カンクンやメリダからのアクセスが良好です。16世紀にスペイン人によって設立され、コロニアル建築やカラフルな街並みが魅力です。観光客にとっては、マヤ遺跡や美しいセノーテ（天然の地下水プール）への玄関口としても知られています。

バジャドリの楽しみ方

バジャドリは、その豊かな歴史と文化、そして自然の美しさが融合した魅力的な観光地です。まず、街の中心に位置するサン・セルバシオ大聖堂は必見です。この大聖堂は16世紀に建てられ、スペイン植民地時代の建築様式を今に伝えています。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

次に、バジャドリのカラフルな街並みを散策してみましょう。特にカジェ・デ・ロス・フライレス（Calle de los Frailes）は、フォトジェニックなスポットとして人気です。ここでは、カフェやブティック、アートギャラリーが立ち並び、地元のアートや工芸品を楽しむことができます。

バジャドリのもう一つの魅力は、セノーテです。市内にはセノーテ・サシ（Cenote Zaci）という美しい天然のプールがあります。ここでは、透明な水で泳いだり、リラックスしたりすることができます。また、少し足を伸ばせば、セノーテ・イク・キル（Cenote Ik Kil）やセノーテ・サマル（Cenote Samula）など、他の有名なセノーテも訪れることができます。

さらに、バジャドリはマヤ遺跡へのアクセスも良好です。特に、世界遺産に登録されているチチェン・イッツァ（Chichen Itza）は、バジャドリから車で約40分の距離にあります。ここでは、ククルカンのピラミッドや戦士の神殿など、壮大な遺跡群を見学することができます。

食事もバジャドリの楽しみの一つです。地元のレストランでは、ユカタン料理の代表的な料理であるコチニータ・ピビル（Cochinita Pibil）やパノーチャ（Panuchos）を味わうことができます。これらの料理は、地元の食材と伝統的な調理法を用いて作られており、ユカタンの風味を堪能できます。

最後に、バジャドリの市場を訪れてみましょう。ここでは、新鮮な果物や野菜、地元の工芸品などが販売されており、地元の生活を垣間見ることができます。特に、手作りのハンモックや刺繍製品はお土産としても人気です。

バジャドリへのアクセス

バジャドリへのアクセスは非常に便利です。カンクン国際空港から車で約2時間半、メリダからは約2時間の距離にあります。バスも頻繁に運行しており、ADOバスを利用すれば快適に移動できます。市内はコンパクトで、徒歩や自転車での移動が便利です。タクシーやレンタカーも利用可能で、周辺の観光スポットへのアクセスも容易です。