横浜アンパンマンこどもミュージアム徹底ガイド:親子で楽しむコツとおすすめモデルプラン
横浜みなとみらいにある横浜アンパンマンこどもミュージアムは、アンパンマンの世界を親子で体感できる大人気スポットです。未就学児から小学生までの子ども連れファミリーにとって、天候や季節を問わず一年中楽しめる魅力があります。初めて訪れる方はもちろん、リピーターの方も「こんな楽しみ方があったんだ!」と新たな発見ができるように、本記事では施設全体の遊び尽くし方を詳しく紹介します。
本ガイドの内容: ミュージアム有料エリアの見どころ紹介(展示プレイエリアやショー・グリーティング、プレイゾーン等)、年齢別の楽しみ方のポイント、パパ・ママが押さえておきたい配慮点、混雑を避ける裏ワザ、滞在時間の目安、アクセス情報や周辺施設との組み合わせアイデアなど盛りだくさん! 特に親子で参加できる体験型の魅力に注目し、最後にモデルコース例も提案します。横浜アンパンマンミュージアムを120%満喫するためのヒントをぜひチェックしてください。

横浜アンパンマンこどもミュージアムとは?
「アンパンマンに会いたい!」という子どもたちの夢を叶える参加・体験型のテーマパークです。2019年に現在の横浜みなとみらい21地区にリニューアルオープンし、全天候型の屋内施設になりました。建物は地上3階建てで、2・3階が有料のミュージアムフロア、1階は入場無料のショップ&フードフロアという構成です。館内にはアンパンマンの世界観を再現した展示や遊び場、キャラクターと直接触れ合えるショーやイベント、美味しいフードや限定グッズが勢揃いしています。
対象年齢に制限はなく1歳以上から大人まで入館OKですが、特に1~5歳前後の幼児を中心に大人気。ただ、小学生くらいでも小さい頃からアンパンマンが好きな子は楽しめますし、赤ちゃん連れでも十分刺激を受けられる工夫があります。親子一緒に体を動かしたり写真を撮ったりと、ファミリーで楽しめる要素が満載です。雨の日や暑い夏、寒い冬でも快適に過ごせるので、年間を通じて観光プランに組み込みやすいスポットと言えるでしょう。

ミュージアム(有料エリア)主要エリアの見どころ

有料のミュージアムフロア(2階入口・3階展示エリア)には、アンパンマンの世界を存分に体験できる様々な遊びスポットがあります。入館料は1歳以上一律で約2,200円~2,600円(日によって変動あり)ですが、その価値に見合う充実ぶり!ここでは主なエリアと見どころをまとめます。
- パンこうじょうエリア … アンパンマンの物語に登場する「ジャムおじさんのパン工場」を模した遊び場です。大きなパン窯や調理器具のセットがあり、中に入ってパン作りごっこができます。材料を混ぜたり生地をこねたりするしかけが用意され、本格的なごっこ遊びに子どもは夢中!パン生地の模型は種類によって手触りや硬さが違うので、「こっちはふわふわ!」「これはもちもちしてる」など親子で触って楽しむことができます。巨大なパン窯の中に入ることもでき、まるでパン職人になった気分で遊べるエリアです。
- ひろば(メインステージ) … 館内中央にある広場は、イベントやショーを行うメインステージの会場になります。毎日決まった時間にアンパンマンや仲間たちが登場するステージショーが開催され、歌や踊り、簡単な劇などが繰り広げられます。現在は「いっしょにわらうと、いっぱいたのしい。」がテーマのメインショーが定番で、アンパンマンとお姉さん(お兄さん)達が音楽に合わせてパフォーマンス!客席と一体になって手拍子したり体操したりと、親子で参加型の内容になっています。ショーの時間以外でも広場は開放されており、人工芝のエリアで子どもが走り回ったり、周囲の展示を眺めたりと休憩スペース的にも使えます。
- わんぱくアイランド … 青い海と空、白い砂浜をイメージした開放的な遊びゾーンです。ここでは体を思いっきり動かして遊ぶことができます。砂浜を模したゆるやかな坂道や、くじらのキャラクター「クータン」の大型遊具、滑り台などがあり、まるで海辺で遊んでいるような雰囲気!さらにカラフルなボールプール(後述のボールパークに続くエリア)や、ネット遊具によじ登ったりもできます。走ったり跳んだりが大好きな子にはたまらないエリアで、エネルギー発散にぴったりです。
- みんなのまち&アンパンマンごう … アンパンマンの世界に登場する街並みを再現したエリアです。商店街のようにキャラクターたちのお家やお店が立ち並び、ごっこ遊びを存分に楽しめます。「ちびぞうくんのいえ」「カバおくんのいえ」「おかしのいえ」など、それぞれ趣向を凝らしたブースがあり、中に入ってままごと遊びやしかけ遊びができます。例えばカバおくんの家では畑で野菜を収穫するマネやキッチンでお料理ごっこ、おかしの家では親子でお店屋さんごっこに挑戦できるなど、創造力を掻き立てる遊びがいっぱい!また、大人気の乗り物**「アンパンマンごう」も設置されています。操縦席に座ってハンドルを握れば気分はアンパンマン!内部にはボタンやレバーなど80個もの仕掛け**が詰まっており、押すたびに音が鳴ったり光ったりと子どもは大興奮。アンパンマンごうの操縦体験は行列ができるほど人気なので、空いている時間帯を見計らって挑戦してみましょう。
- がっこう(工作教室&ベビーエリア) … 学校をテーマにしたこちらのスペースでは、時折簡単な工作イベントが開催されます。紙製のアンパンマンお面作りや、キャラクターの塗り絵コーナーなど、手を動かす遊びを楽しめます。スタッフのお姉さんが優しく教えてくれるので、小さな子でも安心。また、このエリアにはハイハイ期の赤ちゃん専用コーナーも併設されています。マットが敷かれたミニ遊び場で、赤ちゃんが靴を脱いで安全に遊べるスペースになっています。柔らかいクッションおもちゃや鏡などが置いてあり、赤ちゃんが飽きずに過ごせる工夫が嬉しいポイントです。
- ボールパーク … 全国のアンパンマンミュージアムで人気のボール遊びエリアが横浜にもあります。大小さまざまなアンパンマンやばいきんまん柄のボールがたくさん用意され、自由に投げたり転がしたりして遊べます。柔らかいボールなので小さな子でも安心して遊べ、体全体を使ってボールプールの中を泳いだり、親がキャッチボール相手になってあげたりと年齢問わず楽しめるコーナーです。兄弟姉妹でボールの投げ合いっこをしたり、パパ・ママに思いきりボールをぶつけてみたり(もちろん痛くありません)、みんな笑顔になれる人気スポットです。気に入ったら同じデザインのボールをミュージアムショップで購入することもできます。

上記のように、ミュージアム有料エリアだけでも遊びのバリエーションが豊富です。体を動かす遊び、創作遊び、なりきりごっこ、そしてキャラクターショーと、アンパンマンの世界に浸りながら成長に合わせた楽しみ方ができるでしょう。入館したら、ぜひお子さんの興味が赴くまま好きなエリアへ行かせてあげてください。走り回りたい子はわんぱくアイランドへ直行、アンパンマン号に乗りたい子はまずみんなのまちへ……という具合に、お子さんが主役になって遊べるのが何より魅力です。

ショー&キャラクターグリーティングを楽しむコツ
ミュージアムの醍醐味の一つが、アンパンマンや仲間たちに実際に会えるショーやグリーティングイベントです。ここでは、ショー観覧のポイントとキャラクターと触れ合うためのコツを解説します。
●メインステージのショー
前述したように、3階ひろばのメインステージでは毎日ショーが開催されています。内容は季節や時期によって異なりますが、アンパンマンやばいきんまん、ドキンちゃんなど主要キャラクターが登場し、歌やダンスで盛り上げてくれます。観覧料は無料(入館料に含まれる)で、時間になると自由にステージ前の観覧エリアへ集まる形式です。ただし人気の回は早めに行かないと後方になったり立ち見になる可能性があります。特に週末や祝日の午前中のショーは混雑しやすいので、確実に良い場所で見たい場合は開始15~20分前には会場に行きましょう。レジャーシートなどの使用はできませんが、子どもは前方に座り、大人は後方で立って見守る形になります。荷物だけ置いての場所取りは禁止されているので、家族で分担できる場合は開演待ち要員を決めておくと安心です(例えばパパが先に行って場所を確保し、ママと子どもは直前まで別の遊びをして合流、など)。
ショーの最中はカメラやスマホでの撮影も可能ですが、ぜひ親子で一緒に体を動かして楽しんでください。アンパンマンたちがお馴染みの曲に合わせて「みんなで踊ろう!」と呼びかけてくれる場面では、恥ずかしがらずパパママも一緒に手を振ったりジャンプ!周りの大人もけっこうノリノリです。小さいお子さんは抱っこしてあげると見やすいですが、周囲の視界も考慮して肩車は避けるのがマナーです。ショーのフィナーレではキャラクター達が客席近くまで来て手を振ってくれることもあるので、ぜひ大きく手を振り返してあげましょう。
●キャラクターグリーティング
ショー以外にも、館内各所や1階広場で**キャラクターグリーティング(触れ合いイベント)**が行われることがあります。決まった時間にアンパンマンやその仲間たちが登場し、子どもたちとハイタッチをしたり、一緒に写真撮影ができるイベントです。グリーティングのスケジュールは日によって異なり、当日館内の掲示板で案内されます(スタッフに聞いてもOK)。人気キャラクターの場合、開始前から列ができるので、確実に写真を撮りたいなら早めに並びましょう。抱っこで一緒に撮ってもらったり、ハグしてもらえることもあり、子どもにとって忘れられない思い出になるはずです。
また、不定期に「ふらっと」キャラクターが現れるサプライズもあります。たとえば館内を散策していたら突然チーズ(犬のキャラ)が歩いてきて撫でさせてくれた、ばいきんまんが現れて握手できた、という体験談も多く聞かれます。こうしたラッキーな遭遇も含め、アンパンマンミュージアムならではのドキドキ感を味わってください。ただ、人見知りの子や着ぐるみが怖い子もいるので、無理強いは禁物です。近くに来たとき怖がる様子なら抱きしめて落ち着かせてあげましょう。逆に大好きで突進してしまう子もいますが、周囲の安全に配慮して一緒に付き添ってあげてください。
●季節イベント
年間を通じて、ショーやグリーティングも季節限定イベントが開催されます。夏休みには水遊びイベントや縁日ごっこ風の企画、ハロウィーン時期には仮装したアンパンマンたちとの写真撮影、クリスマスにはツリーやイルミネーションを背景にした特別ショーなど、季節感あふれる催しが盛りだくさんです。こうした期間限定イベント情報は公式サイトや館内のお知らせでチェックできます。リピーターの方も「前回と違う雰囲気で楽しめる!」と好評なので、時期を変えて訪れてみるのもおすすめです。
1階ショップ&レストラン(無料エリア)の楽しみ方
有料エリアで遊び尽くしたあとは、1階のショップ&フードフロアもお忘れなく!1階は入場無料で、ミュージアムのチケットがなくても利用できます(逆に言えばミュージアム入館前後の空き時間にも立ち寄れます)。ここではアンパンマンの世界観にちなんだグッズやフードを楽しめるほか、小規模なイベントも開催されます。主な見どころを紹介します。
●フードコートで親子ランチ
1階中央には明るく開放的なフードコートがあります。座席数も多く、子ども用の低い椅子やベルト付きの幼児用チェアも用意されているので安心です。周囲を取り囲むようにして「うどんやさん」「ハンバーガーやさん」「ごはんやさん」「ポップコーンやさん」「ソフトクリームやさん」といった軽食カウンターが並んでいます。それぞれアンパンマンのキャラクターをモチーフにしたメニューが豊富で、たとえばうどんには星型人参が乗っていたり、ハンバーガーはバイキンマンの焼印入りバンズだったりと遊び心満点!筆者が訪れた際は「ごはんやさん」で提供されているわっぱごはん(おにぎりや卵焼き、から揚げなどが詰まったお弁当スタイル)を食べましたが、おにぎりにアンパンマンの顔が海苔で描かれていて子どもが大喜びでした。味もしっかり美味しく、大人でも満足できる内容です。離乳食やアレルギー対応食の持ち込みも可能(持ち込む際はスタッフに一声かけます)なので、小さなお子さん連れでも安心して食事ができます。昼時は混雑しますが、少し時間をずらす、家族で手分けして席取りと注文に並ぶなど工夫すると良いでしょう。
●アンパンマンレストランで特別な食事
フードコート横にはテーブルサービス型の**「アンパンマンレストラン」**も併設されています。こちらは不二家が運営する洋食レストランで、カレーやハンバーグ、オムライスといったお子様に人気のメニューが中心です。店内はパステルカラーで統一された可愛らしい内装で、ケーキを模した丸いソファ席などインスタ映えスポットも。キッズランチプレートにはアンパンマンの旗が立っていたりと演出も凝っています。誕生日のお祝いで利用する家族も多く、**要予約の「プレミアムバースデープラン」**を申し込めばバースデーケーキのデコレーション体験や記念写真など特別なサービスも受けられます。レストランは基本的に当日先着順の案内ですが、土日のお昼時は待ち時間が発生することもあるので、余裕をもって計画しましょう(開店直後やランチタイムを外した利用がおすすめです)。
●ジャムおじさんのパン工場
ミュージアム名物といえばココ!1階入口そばにある**「ジャムおじさんのパン工場」は、アンパンマンや仲間たちをかたどったキャラクターパンを販売するベーカリーです。ショーケースにはアンパンマン(中身はつぶあん)、しょくぱんまん(ミルククリーム)、カレーパンマン(カレー風味)など、おなじみの顔ぶれがずらり勢揃いしています。1つ約480円~と少しお高めですが、手に取るとずっしり食べ応えがあり味も本格的!キャラクターごとにクリームや生地の風味が違うので、いくつか買って家族でシェアしながら「これはチョコ味だね」「こっちはチーズの香りがする」なんて食べ比べするのも楽しいでしょう。焼き立てパンが出るタイミングになると、店員さんが「焼き立てできたて、○○パンはいかが~♪」と歌いながら知らせてくれる演出もあり、ショップ前に行列ができるほど人気です。お土産に買って帰る人も多いので、混雑時は20~30分待ちになることもあります。小さいお子さん連れで列に並ぶのが難しい場合は、家族で協力して一人が子どもと遊び、一人がパン屋に並ぶ**など作戦を立てると良いでしょう。かわいいキャラパンは写真映えもするので、ぜひ立ち寄ってみてください。

●アンパンマングッズ専門店(ショップ)
1階フロアにはグッズショップが全部で7店舗も並んでおり、まさにアンパンマングッズ天国!おもちゃ・ぬいぐるみ、文房具、お菓子、アパレル、アクセサリーなどジャンルごとにお店が分かれています。横浜限定デザインの商品も多数あるので、旅行の記念やお友達へのお土産探しにもぴったりです。例えば横浜限定シリーズの「いっしょにわらうと、いっぱいたのしい。」グッズは、アンパンマンたちが肩を組んだイラストが入った文具やタオルでここでしか買えません。また、バタコさんの手づくりハウスというショップではオリジナルグッズ作りの体験ができます。好きな色のバッグやタオルにアンパンマンキャラのワッペンを選んで配置し、その場で名前入りの刺繍を入れてもらえるサービスで、世界で一つの記念品が作れます。少し時間と費用はかかりますが、子どもも「自分で作った!」という満足感が得られておすすめです。その他、風船を販売するお店やゲームコーナーもあります。アンパンマンカーニバル王国というゲームコーナーでは、有料(1回500円程度~)でボール投げなどのミニゲームに挑戦でき、景品としてアンパンマンのミニマントやポップコーンケース型キーホルダーがもらえるので、ゲーム好きの子はチャレンジしてみると良いでしょう。

●1階ひろばのイベント
1階中央の吹き抜け「ひろば」でも、小規模なショーやイベントが行われます。吹き抜けを生かして上階からアンパンマンたちが手を振ってくれる演出や、季節の飾り付けと写真撮影スポットの設置など、無料エリアとは思えない充実ぶりです。タイミングが合えば、1階ひろばでのミニステージもチェックしてみてください(内容は時期によって変更)。館内放送やスタッフの案内があることもあります。
以上のように、1階フロアだけでも食べる・買う・遊ぶの要素が揃っています。ミュージアム入館後に再入場する際の休憩スポットとしても活用できますし、「今回は時間がなくてミュージアムに入れないけど雰囲気だけ…」という場合でも1階だけ楽しむこともできます。特にアンパンマン好きへのお土産探しには最適なので、時間に余裕をもって立ち寄ることをおすすめします。
子どもの年齢別・楽しみ方ガイド
横浜アンパンマンミュージアムは幅広い年齢の子どもが楽しめますが、年齢によって興味の持ち方や親のサポートも変わってきます。ここではお子さんの年齢ごとの楽しみ方ポイントをまとめました。

- 0~1歳(赤ちゃん) … まだ小さい赤ちゃんでも、カラフルな館内やキャラクターの存在は良い刺激になります。抱っこひもで抱えながら周囲を歩くだけでも、赤ちゃんはキョロキョロと興味津々。【ベビーエリア】でハイハイさせたり、授乳室で休憩を挟みつつ無理なく回りましょう。音や光に反応してニコニコする赤ちゃんも多いです。ショーの音楽に合わせて体を揺らしてあげたり、「アンパンマンだよ~」と指さして教えてあげるだけでも十分楽しめます。ただし長時間の抱っこで親が疲れやすいので、休憩をこまめに取る、ベビーカーは館内持込不可のため預けますがお気に入りのおもちゃやおしゃぶりを持参して機嫌を取る、など工夫すると良いでしょう。授乳室・おむつ替え台は館内にもありますが数が限られるため、1階のファミリールーム(後述)も活用してください。鏡張りの天井など赤ちゃんが興味を引く工夫もあり安心です。
- 2~3歳(未就学児) … アンパンマン熱が最高潮に達している年代!テレビや絵本で見ているヒーローが現実に目の前にいる興奮で、入館した途端に走り回りたくなる子がほとんどでしょう。比較的体力も出てきているので、館内の遊具はほぼ全部体験可能です。ボールプールで埋もれたり、滑り台を何度も滑ったり、ショップで次々「これ買って!」と言い出したり、親にとっては少々ハードかもしれませんが、子どもは夢中で遊び尽くすはずです。この年齢だとお昼寝時間があったり、途中で疲れてぐずる可能性もあるので、午前中から昼過ぎまでの半日コースくらいで切り上げるのが理想です。ショーもリズム遊び程度なら理解できるので、一緒に体を動かしてあげると良い思い出になります。迷子になりやすい年頃でもあるので、走り出しても必ず目を離さず、安全確保に努めましょう。「アンパンマンに会いに行くよ」と事前に伝えておくと興奮しすぎて前夜眠れなくなる子もいるかもしれません。それだけ最大のターゲット層とも言える年代なので、存分に楽しませてあげたいですね。
- 4~6歳(幼稚園~年長) … 少しお兄さんお姉さんになって、「最近はアンパンマン卒業かな?」と思う頃合いですが、実際に行ってみるとまだまだ大はしゃぎで楽しめるのがこの年齢層です。体格や運動能力も向上しているので、ネットクライミングや少し高い遊具にも果敢に挑戦できます。ごっこ遊びでは店員役やお医者さん役になりきって、年下の子に「いらっしゃいませ~」と演じてみたり、想像力豊かに遊ぶ姿も見られます。また、工作コーナーでのお面作りなど手先を使う遊びにも積極的に取り組めるようになります。この年代だと、弟妹がいる子は面倒を見てあげる側にも回れます。先に行ってしまう弟を追いかけ、手を引いて「こっちだよ」と案内してくれたり、お面作りで「赤ちゃんの分も作ってあげるね!」と頼もしい姿を見せてくれるかもしれません。親としては成長を感じられるシーンが多くなるでしょう。一方で、周囲に自分より小さい子がたくさんいる環境に最初は照れくさそうにする子もいます。でもアンパンマンの魔法で次第に笑顔になり、一緒になって踊ったりと童心に返って楽しむ姿が見られます。小学生目前の年長さんでも十分楽しめるスポットなので、「もう大きいからどうかな…」と迷っている方もぜひ訪れてみてください。
- 小学生(低学年) … 小学校に入るとさすがにアンパンマン離れする子も多いですが、中には弟妹に付き添って来たり、自分自身も密かに好きという子もいます。低学年くらいまでなら、体を動かす遊びやゲームとして純粋に楽しめる要素があります。例えばボールパークで本気のボール投げゲームをしたり、アンパンマン号の仕掛けを隅々まで研究したり、普段できないごっこ遊びを全力でやってみたりと、テーマパーク的な楽しみ方になります。また、年下の子に優しく譲ってあげたりリードしてあげる経験を積めるのも良い点です。「小さい子ばかりかな?」と遠慮がちだったお兄ちゃんお姉ちゃんも、実際遊び始めると笑顔になって夢中になるケースが多いです。ただ、混雑時は自分より幼い子がたくさんいる環境なので、思い切り走ったりするとぶつかって危ないことも。そこは親が「小さい子もいるから気をつけて遊ぼうね」と声をかけ、優しく遊ぶお手本を示してあげましょう。小学3~4年生以上になるとさすがに対象年齢からは外れてきますが、「小さい頃大好きだった懐かしさ」に浸ったり、家族旅行の一環として弟妹と思い出を作る場として訪れるのも素敵だと思います。
以上のように、赤ちゃんから小学生まで幅広く対応しているのがアンパンマンミュージアムの魅力です。それぞれの年齢で視点は違えど、「大好きなキャラクターに会える喜び」「体験型の遊びができる楽しさ」は共通しています。親としても、子どもの成長段階に応じて楽しみ方をアレンジしながら、何度来ても新鮮な発見をしてみてください。
親が配慮すべきポイント・事前準備リスト
小さな子どもを連れてのお出かけでは、親のちょっとした配慮が快適さを左右します。アンパンマンミュージアムを親子でめいっぱい楽しむために、保護者が知っておきたいポイントをチェックしておきましょう。

- ベビーカーは持ち込めない:館内(有料エリア2・3階)へはベビーカーのまま入れません。2階入口に約250台分のベビーカー置き場があり、そこで預ける必要があります。抱っこひもは必須アイテムです。長時間抱っこになる場合もあるので、肩や腰への負担が少ない抱っこ紐を用意しましょう。また館内は空調が効いており季節問わず快適ですが、冬場は暖かく感じるほどです。抱っこ紐で密着すると親子ともに暑くなることもあるので、上着は薄手にするとか、すぐ脱げる服装で調節できるようにしておくと良いです。
- 動きやすい服装・履き慣れた靴で:子どもは館内で走ったり遊具に上ったりと活発に動きます。転びにくく汚れても気にならないズボンやスニーカーなど、動きやすい服装で行きましょう。女の子もスカートよりズボンの方がアスレチック遊具で遊びやすいです。また、いくつかの遊び場(ボールプールやベビーエリア等)では靴を脱いで入ります。脱ぎ履きしやすい靴だとスムーズですし、靴下の着用もお忘れなく。館内床は清潔に保たれていますが、靴下を履いている方が安全で衛生的です。大人も子どもと一緒に遊具に上がる場合に備えて、柔らかい底の靴や動きやすい服で行くことをおすすめします。
- 迷子対策:興奮して走り回る子どもを追いかけて、親はてんてこ舞い…なんてことにならないよう、事前にお約束を決めておきましょう。「パパかママと必ず一緒にね」「見えなくなったらその場で待っててね」など簡単なルールを教えておくと安心です。それでも見失う可能性はあるので、小さい子には迷子紐や目立つ服装を検討しても良いでしょう。最悪迷子になった場合は、スタッフに声をかければ館内アナウンスなど迅速に対応してもらえます。また入館時に渡されるリストバンド(再入場用)の裏に親の電話番号や子どもの名前を書いておくと安心です。
- こまめな水分補給と休憩:屋内とはいえ子どもは汗だくになるくらい動き回ります。喉が渇いたと訴えなくても、定期的に水分補給させましょう。館内に自販機は見当たりませんが、1階ショップでペットボトル飲料の販売があります(ただし館内での飲食は所定の場所で)。マイボトルを持参しておけば、スタッフにお願いして水道水を補充させてもらうこともできます。適度にベンチで座って休む、抱っこで落ち着かせるなど、子どもの様子を見ながら無理させないことも大切です。特に昼食後は眠くなる子も多いので、場合によってはベビーカーで少し外の空気を吸いに出て、昼寝を挟んでから再入館…なんてプランも可能です(チケットが当日有効で再入館OKなので)。
- チケット事前購入と時間指定:親が準備すべき重要事項として、入館チケットは事前にWeb購入するのが基本です。横浜アンパンマンミュージアムでは来館日の3日前からオンラインで日時指定チケットを販売しており、当日窓口での販売は原則行っていません。当日でも空きがあればスマホから購入できますが、人気日程は売り切れることもあります。必ず事前に公式サイト等でチケットを確保し、指定した入館時間に遅れないようスケジュールを調整しましょう。QRコード提示でスムーズに入館できます。
- なるべく大人二人以上で:可能であれば、パパママのように大人2名以上で付き添うのが望ましいです。広い館内を子ども一人に大人一人で対応するのは、ショーの場所取りやトイレ対応、荷物管理など何かと大変です。例えば一人が子どもと遊んでいる間にもう一人が食事を買いに行く、という連携ができると非常に楽になります。特に2人以上お子さんがいる場合や、やんちゃ盛りのお子さんの場合は「ワンオペ(一人で子連れ対応)」は相当な労力になるので、可能ならご夫婦や祖父母、ママ友同士などで協力体制をとると良いでしょう。もちろん一人でも楽しめないわけではありませんが、安全と心の余裕のために覚えておいてください。
- その他便利グッズ:館内は基本的に快適ですが、着替えやタオルは持って行きましょう。ボールプールやアクティブに遊ぶエリアでは汗をかいたり転んで汚れたりすることがあります。特に夏季は水遊びイベントで服が濡れる可能性もあるので要注意です。お手拭きやウェットティッシュもあると何かと便利です。また、「音の大きいショーで子どもが驚かないか心配」という場合には小さな耳栓やイヤーマフを用意しておくと安心です(実際はそこまで大音量ではありませんが念のため)。最後に、子どもが「帰りたくない!」と駄々をこねてしまうケースも多々あります。そんな時のためにお気に入りのおやつや、ショップで買ったおもちゃを「じゃあこれ持って帰ろうね」と提示するなど、気持ちの切り替えアイテムを用意しておくとスムーズに退館できるかもしれません。
以上のポイントを押さえておけば、親にとっても子どもにとっても快適で思い出深い一日になるでしょう。事前準備と心構えをしっかりして、当日は親子でめいっぱい楽しむことに集中してください!
混雑を避けるための攻略法
横浜アンパンマンミュージアムは非常に人気が高いため、特に土日祝や長期休み期間は混雑します。しかし、ちょっとした工夫で混雑によるストレスを減らし、快適に楽しむことができます。以下に混雑対策のコツをまとめました。

- 平日を狙う:可能であれば平日に訪問するのが一番の混雑回避策です。平日の午前中などは比較的ゆったり過ごせ、「今日は空いてるね」と感じるほど余裕があることも。幼児連れで平日休みを取れるならぜひ狙い目です。逆に土日や祝日はかなり賑わいますので、覚悟して臨みましょう。
- 早めor遅めの時間帯を選ぶ:日時指定チケットは入館時間が選べますが、**一番早い時間(開館直後)か、遅めの時間(午後遅く)**がおすすめです。朝イチ(10時)の入場は、入館直後はまだ人が少なく人気エリアでもゆるやかに遊べます。ただし11時頃には次の回の人も増えて混雑してきますので、その前に主要な体験を済ませてしまう戦略が取れます。一方、午後遅め(例えば15時など)の入場だと、朝から遊んでいた小さなお子さん連れは帰り始め比較的空いてきます。閉館前の16時台のショーは座ってゆっくり見られたという声もあります。ただし午後入場だと遊べる時間は短くなるため、優先順位を決めて効率よく回る必要があります。
- チケットは事前予約必須:繰り返しになりますが、チケットの事前購入は混雑対策としてマストです。当日券販売が基本的に無い(あっても台数限定の自販機のみ等)ため、その場で並ぶ必要はありません。事前に確保しておけば入場はスムーズですが、指定時間より大幅に遅れると入場制限される可能性もあるので、時間厳守で動きましょう。入場時間になっても列ができていることがありますが、スタッフが手際よく案内してくれるので指示に従ってください。
- ランチ混雑をずらす:館内で遊んでいるとお昼時にフードコートやレストランが混み合います。11:30~13:00頃は席の確保が難しい場合もあるので、早めに食事を済ませるか、思い切って時間を遅らせるのが手です。例えば入館前に1階で早めのランチを取ってから有料エリアに入る、もしくはおやつ程度で昼をしのぎ、14時過ぎに遅いランチを取る、などです。特に週末はフードコートの列が長くなりがちなので、軽食を持参するか(館外で食べる)、館内を一旦出て近隣の飲食店で食事して再入館するという手もあります。再入館は当日に限り何度でも可能なので、混雑を避けて外で休憩することも視野に入れましょう。
- ショー&グリーティングの作戦:混雑日にショーを良い場所で見るには早め行動が肝心です。特に人気キャラ総出演のメインステージは、開始20分前にはそれなりに人が集まります。大人が交代で場所取りするなど連携しましょう。また、キャラクターグリーティングは列が長くなる前にスタンバイするのが吉です。ひとつ言えるのは、「混んでいるから…」と遠慮しているとチャンスを逃してしまうので、多少待ってでも見たい・会いたいイベントは勇気を持って並ぶことです。子どもは待ち時間退屈しますが、そのために大人がスマホでアンパンマン動画を見せたり、おやつを出したりとフォローしつつ、叶えてあげたいですね。
- 土日・長期休みは覚悟を:ゴールデンウィーク、夏休み、お盆、年末年始などは非常に混雑します。これらピーク時に行く場合は、「混んでいて当たり前」と割り切り、上記の対策を総動員しましょう。入館までに行列、館内でも遊具で順番待ち、と普段より時間がかかるため、計画に余裕を持たせることが大事です。幸い、館内はオール屋内でトイレも多く空調も効いているので、暑さ寒さで疲れる心配は少ないです。焦らず休み休み、家族で助け合って楽しみましょう。
- リアルタイム情報の活用:混雑具合は日や時間によって変わります。SNSや口コミサイトで「今日は比較的すいてる」「○○のショーは立ち見だった」などリアルタイムの声が上がっていることもあります。事前にTwitter等で「アンパンマンミュージアム 混雑」など調べてみると、その日の状況が掴めることも。もちろん確実ではありませんが、出発前の参考にしてみても良いでしょう。公式のオンラインチケットページで空き状況を見るのも一つの目安になります。
以上を参考に、できるだけストレスフリーで楽しめる計画を立ててみてください。多少混雑していても、子どもにとっては関係なく楽しい空間であることは間違いありません。大人側も心にゆとりを持って臨めば、笑顔で過ごせるはずですよ。
滞在時間の目安と回り方のヒント
「アンパンマンミュージアムではどのくらい時間を見ておけばいい?」という疑問も多いでしょう。結論から言えば、遊ぶ内容やお子さんの体力によって2~4時間程度が一つの目安になります。

初めて訪れる場合、ミュージアム内の各エリアを一通り遊んでショーも見て、ショップで買い物をして…となると少なくとも3時間前後は見ておいた方がいいでしょう。例えば10時に入館したとすると、館内で遊ぶのに約2時間、途中で昼食や休憩1時間、買い物や写真撮影に30分、といった具合で13時半~14時頃になるイメージです。もちろんお子さんがまだ遊び足りなければ延長してもOKですし、逆にお昼寝時間に合わせてお昼過ぎに切り上げることもあるでしょう。
未就学児の場合、半日遊べばかなり満足する子が多いです。途中で疲れてしまう前に退館して、午後はお昼寝や別の場所でゆっくり、というプランでも十分楽しめます。一方、遠方から来て「この機会にとことん遊ばせたい!」という場合は、再入館制度を活用しましょう。当日であれば何度でも出入り可能なので、一旦外に出てリフレッシュし、また戻ってくることができます。例えば午前中にひと遊びしてランチのために外出→午後に再入館してショーを見る、という流れですと、結果的に**一日(5~6時間)**滞在することも可能です。
小学生や体力のあるお子さんなら、丸一日中でも遊び倒す子もいます。ただし親の方がヘトヘトになるかもしれませんので、適宜切り上げ時を見極めましょう。「最後にショップでおもちゃ買おうね」と言えばスムーズに退館に応じる子も多いですよ。
効率的な回り方としては、お子さんの興味の優先順位によります。例えば「ショーを絶対見たい」なら、その時間を中心に計画を立て、それまでに遊具で遊んでおく、ショー後にお昼を摂る、など逆算しましょう。「まずは思い切り遊ばせたい」なら入館直後にプレイエリア(わんぱくアイランド等)へ行き、エネルギーを発散させてから落ち着いてショーを見る、という流れも良いでしょう。アンパンマン号など人気スポットは時間帯によっては並ぶので、混んできたら後回しにして空いているところへ移動する柔軟さも必要です。
滞在時間のアレンジ例:
- 短時間コース(約2時間) – 時間がない時や乳児連れの場合。ショー鑑賞は割愛して、空いているエリア中心に遊び回る。写真だけたくさん撮って、ショップでお土産を買って早めに退出。子どもが飽きないうちに切り上げます。
- 半日コース(3~4時間) – 一通り満喫する標準プラン。午前中から昼過ぎまで使い、ショーも1回見て、ランチも館内で取り、最後にショッピング。子どもが疲れてきた頃に撤収。
- ゆったり1日コース(5~6時間) – 朝イチから夕方までフルに活用。午前中に屋内で遊び回り、一旦外出してカフェで休憩・昼食→午後に再入館してショーや工作体験、夕方まで遊ぶ。閉館後は近隣で夕食を取って帰路へ。
ご家庭の予定やお子さんの様子に合わせて調整してください。「全部見なきゃ!」と詰め込みすぎず、あくまで子どものペースに寄り添うのがポイントです。夢中で遊んでいると予定時間をオーバーすることもありますが、それは子どもが満足している証拠でもあります。時間に追われず、心ゆくまで遊ばせてあげられるとベストですね。
アクセス(行き方)と周辺のおすすめおでかけスポット
遠方からのファミリーも多い横浜アンパンマンミュージアム。ここでは現地へのアクセス方法と、合わせて訪れたい周辺の家族向けスポットを紹介します。
●アクセス(電車の場合)
最寄り駅は**みなとみらい線「新高島駅」で、3番出口から徒歩約3分という近さです。エレベーターも整備されているのでベビーカーでも安心です(ミュージアムのベビーカー置き場まではスロープがあります)。JR・市営地下鉄利用の場合は「横浜駅」**から徒歩圏内です。JR横浜駅東口からベイクォーター方面経由で歩いて約10分、または地下道経由のきた東口A出口からだとやや遠めで13分ほどかかります。横浜駅からはベビーカーだと少し距離がありますが、天気が良ければ散歩がてら歩けるでしょう(途中に信号や歩道橋がありますのでお気をつけて)。東京方面からはJR東海道線で横浜駅まで約30分、新幹線利用なら新横浜駅から市営地下鉄で横浜駅へ約12分と、アクセス至便です。
●アクセス(車の場合)
首都高速横羽線「みなとみらい」出口から約5~10分で到着します(上り出口は交番前交差点を左折、下り出口はみなとみらいホール前交差点を左折し、高島中央公園北交差点を直進)。施設には地下1階に駐車場(第一駐車場128台)があります。利用料金は最初の1時間600円、以降30分毎に300円で、上限料金は設定されていません。収容台数も多くないため、特に週末は満車になることが多いです。駐車場営業時間は9:00~19:00なので、それ以降駐車はできません。できれば公共交通機関を利用するのが無難ですが、車で行く場合は早めに到着して駐車するか、事前に近隣のコインパーキングを予約できるサービス(タイムズのB等)を活用すると安心です。周辺には時間貸し駐車場も点在していますが、みなとみらい地区は土日料金が高め(上限2,000円前後)なのでご留意ください。いずれにせよ、小さな子連れで荷物も多い旅行なら車も選択肢ですが、渋滞や駐車場待ちのストレスを考えると、電車+徒歩(または駅からタクシー)という組み合わせが楽なケースも多いです。
●1階ファミリールーム
アクセスとは少し異なりますが、設備面の情報として1階には**「ファミリーステーション」**と呼ばれる子育て家族向け設備コーナーがあります。広めのベビー休憩室で、おむつ替え台や授乳個室、離乳食用の電子レンジ・温水器などが完備されています。館内2・3階にも簡易的なおむつ替え台等はありますが、混雑時はこちらを利用すると良いでしょう。アクセスの途中で立ち寄れるよう、エントランス近くに配置されている点も便利です。
●周辺の親子向けおでかけスポット
横浜アンパンマンミュージアムへ来たなら、ぜひ周辺のみなとみらいエリアもあわせて楽しみましょう。子連れファミリーにおすすめのスポットをいくつかご紹介します。
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カップヌードルミュージアム 横浜(安藤百福発明記念館)
アンパンマンミュージアムから徒歩10分ほど、赤レンガ倉庫方面にある体験型ミュージアムです。インスタントラーメンの歴史を学べる展示のほか、世界で一つだけのオリジナル「マイカップヌードル」を作れる人気企画があります(好きなスープと具材を選んでカップに詰めてもらえます)。所要約1~2時間で、小学生くらいから大人まで楽しめます。館内には小さなキッズスペースや試食コーナーもあり、こちらも雨でもOKなお出かけ先です。アンパンマンミュージアムから徒歩圏なので、半日ずつ両方巡るプランにも向いています。 -
よこはまコスモワールド
みなとみらいと言えば大観覧車が目印の小さな遊園地、コスモワールドがあります。アンパンマンミュージアムからは歩いて15分ほどですが、カラフルな観覧車「コスモクロック21」はお子さんも目を輝かせるはず!身長制限はありますが、小さな子向けのメリーゴーランドや汽車型ライドなどもあるので、時間と体力に余裕があれば夕方の涼しい時間帯に少し遊んでいくのも良いでしょう。乗り物は1回券制なので短時間でも利用しやすいです。夜になると観覧車のライトアップがきれいなので、もし宿泊されるならナイト観覧車に乗ってみるのもロマンチックですよ(小さいお子さんは眠くなってしまうかもしれませんが…)。 -
横浜ワールドポーターズ
新高島駅寄りにある大型ショッピングモールです。6階に屋内型遊び場「ASOBUILD」など子ども向けのフロアがあり、雨の日の暇つぶしや食事処の選択肢として使えます。アンパンマンミュージアムからは徒歩5分程度と近いので、時間調整や休憩に立ち寄っても良いでしょう。映画館も入っているので、子どもが昼寝している間に交代で映画鑑賞…なんて贅沢もできるかも?館内にはベビールームもあります。 -
京急ミュージアム(Keikyu Museum)
電車好きのお子さんにはこちら。横浜駅直結(徒歩圏)の京急グループ本社施設内にある小さな鉄道ミュージアムで、入場無料です。電車の運転シミュレーターや車両カットモデルの展示、プラレールで遊べるコーナーなどがあり、意外な穴場スポット。アンパンマンミュージアムの帰りに寄って1時間ほど遊ぶ、という組み込み方もできます。無料とは思えないクオリティで鉄道体験ができ、親にも好評です。
この他、時間に余裕があれば横浜赤レンガ倉庫(芝生広場があり子どもが走り回れる)、山下公園・港の見える丘公園(海沿いの散歩コース、船や鳩を見て子どもが喜ぶ)、横浜中華街(肉まんや中華菓子の食べ歩きも子どもと楽しめる)など、横浜観光の王道スポットも家族連れで楽しめます。アンパンマンミュージアムで半日遊んだ後、残り半日で上記スポットを巡れば、横浜親子旅行の充実度がさらにアップするでしょう。
おすすめモデルプラン(親子で満喫する過ごし方)
最後に、実際に横浜アンパンマンミュージアムを訪れる際のモデルコース例を紹介します。お子さんのリズムや興味に合わせて調整できますので、参考までにご覧ください。
モデルプランA:朝から半日たっぷり遊ぶコース
9:30 現地到着・1階無料エリアでウォーミングアップ
開館30分前にはミュージアムに到着。まずは1階のショップエリアを見て回ります。入口で大きなアンパンマン像と一緒に写真撮影!ショップをひと通り覗いて、お目当てのグッズをチェック。無料エリアで行われている朝のグリーティングイベントがあれば、アンパンマンに会えるチャンスなので参加します(※不定期開催)。
10:00 ミュージアム開館・有料エリア入館
予約した日時の入館時間になったら2階入口でQRコードを提示し、いざ館内へ。子どもは入口の巨大アンパンマン人形に大興奮!ベビーカーはこの時点で預け、荷物はコインロッカーへ入れて身軽にします。まず3階へ上がり、子どもの興味が向くまま遊びのエリアへ直行。最初は人が少ないので、人気のアンパンマン号も待ち時間なく乗れました。わんぱくアイランドで思う存分ボール遊び&滑り台を堪能。パパも一緒にネット遊具にチャレンジして子どもと笑い合います。
11:00 工作コーナー&キャラクターと触れ合い
ひとしきり動き回った後、がっこうエリアのお面づくり工作に参加。好きなキャラクターの紙お面を親子で協力して作ります。子どもはクレヨンで絵を描いたりシールを貼ったり大忙し。完成したお面を早速つけてご機嫌です。その頃、近くにばいきんまんとドキンちゃんがサプライズ登場! 一緒に写真を撮ってハグしてもらいました。待ち時間なくラッキーに触れ合えて子どもは大喜び。
11:30 一旦館外へ出て早めランチ
少し早いですが、お昼の混雑を避けるためここで再入館スタンプをもらって一時退館。1階フードコートがまだ空いていたので、席を確保して早めランチにします。子どもにはうどんとアンパンマンポテト、大人はわっぱごはん弁当を注文。アンパンマンの顔がついた料理に子どもは大興奮でパクパク食べました。フードコートが混み始める前に食事を終え、トイレ休憩も済ませます。
12:15 再入館・メインステージの場所取り
再び2階入口から入館(チケットがあればスムーズに再入場できます)。13時からのメインステージショーを見たいので、パパが12時30分頃にひろばエリアへ行き場所を確保することに。パパは観覧エリアにシートに座って待機、ママと子どもはその間に別の遊びを続けます。子どもが「パン工場でもう一回遊びたい!」と言うので、パンこうじょうエリアでごっこ遊び。パン捏ねベンチで一緒に「まぜまぜ~♪」と遊んでいたら、ジャムおじさん(スタッフ)が登場して「上手に混ぜられたね!」と声をかけてくれました。子どもは大得意顔です。
13:00 メインステージショー鑑賞
いよいよアンパンマンたちのメインショーが始まります。パパが頑張って取ってくれた席は前から2列目!アンパンマンやカレーパンマンが目の前にやってきて、子どももママも大興奮です。みんなで「アンパンマン体操」を踊ったり、手を振ったり、30分弱のステージを親子でめいっぱい楽しみました。
13:30 ミュージアムエリアで遊び納め
ショーの余韻でテンションMAXの子ども。最後に「もう一回ボールプール行く!」とのリクエストで、再度ボールパークへ。午前より空いていて貸切状態だったので、家族3人でボール投げ合戦!笑い声が絶えません。その後、まだやっていなかったフォトスポットで記念撮影。アンパンマン号の操縦席で決めポーズを撮りました。
14:00 ショップでお買い物&退館
そろそろ帰ろうか…というタイミングで、2階ミュージアムショップを経由して退館します。ここでしか買えない記念品をいくつか選びました。子どもには約束していたアンパンマンのぬいぐるみを一つ購入(たくさん欲しがりましたが「一つだけよ」と事前に約束)。他にも横浜限定のトートバッグやお菓子も購入し、大満足でお店を後に。エレベーターで1階に降り、預けていたベビーカーをピックアップして退館しました。名残惜しそうな子どもでしたが「アンパンマンまた来るね、バイバイ!」と手を振って施設を後にしました。
14:30 周辺で休憩or次の目的地へ
館外に出たら、子どもは遊び疲れてウトウト…。ベビーカーで軽くお昼寝タイムにしました。その間、交代で隣接するカフェでコーヒーをテイクアウトし、親もホッと一息。子どもが起きた後、徒歩圏のカップヌードルミュージアムへ移動して夕方まで遊び、夜は横浜駅近くのホテルにチェックイン、という流れになりました。
ポイント:
モデルプランAでは朝から昼過ぎまで約4~5時間をミュージアムに充てています。早め行動と再入館を活用し、混雑をうまく回避しながら主要な体験を網羅できました。特に2名体制で**役割分担(場所取り・買い物など)**したことで効率よく回れたのが成功の鍵です。お子さんが疲れたら無理せず早めに切り上げる柔軟さも必要ですが、この日は最後までご機嫌で楽しめました。
モデルプランB:午後ゆっくり&周辺観光コース

12:00 横浜中華街でランチ
この日は午前中に別の場所(八景島シーパラダイス)へ行っていたため、アンパンマンミュージアムは午後からの計画。お昼は横浜中華街に立ち寄り、みんなで中華料理を楽しみました。小籠包やチャーハンに子どもも舌鼓。デザートに中華まんをテイクアウトして食べ歩きし、エネルギー補給万全です。
14:00 アンパンマンミュージアム入館
事前に予約していた14時のチケットで入館。午後からですが、夕方までたっぷり遊ぶ予定です。平日のためか午後の館内は朝ほど混雑しておらず、ゆったりした雰囲気。まずはアンパンマン号やみんなのまちを中心に遊びました。幼児連れの家族が減ってきている時間帯で、小学生の姿もちらほら。うちの子(5歳)はすぐ年下の子と仲良くなり、一緒に鬼ごっこみたいに走り回っていました。
15:00 パン工場でおやつタイム
ジャムおじさんのパン工場へ行き、焼き立てのメロンパンナちゃんパン(メロンクリーム入り)とアンパンマンパンを購入。店員さんが歌で焼き上がりを教えてくれる様子に子どもは釘付けでした。買ったパンは館外のベンチでおやつにいただきます(天気が良かったので外で食べました)。甘くて美味しいパンに子どももニコニコ。「どれにするか迷っちゃうね~」と親子で談笑しながらリフレッシュ。
15:30 キャラクターグリーティング参加
再入館して館内を歩いていると、「もうすぐアンパンマンがみんなに会いにきますよ~」とのアナウンスが。急いで1階広場に移動すると、アンパンマンとの**写真撮影会(整理券制無料)**が始まるところでした。整理券を受け取り少し待つと、順番にアンパンマンと記念撮影!家族写真をスタッフさんに撮ってもらい、大満足です。午後の回だったからか待ち時間も短く、とてもスムーズに触れ合えました。
16:00 夕方のメインステージ鑑賞
16:30頃から本日最後のメインステージがあるとのことで、館内スタッフに誘導されてひろばへ。夕方はすいていて、座席エリアに座れました。他の子ども達もまばらで、みんなゆったり座っています。うちの子はショーを2回見るのは初めてでしたが、内容が少し違っていて新鮮に楽しんでいました。アンパンマンたちも朝より近くまで来てくれて、一人一人に手を振ってくれるようなアットホームさ。これには親も感激です。
17:00 ショップでお買い物&退館
閉館時間になったのでショップで急いでお土産選び。娘はバタコさんの手づくりハウスで作ったという刺繍入りハンカチが気に入ったようで購入。私は横浜限定のマグカップを記念に買いました。スタッフに見送られながら退館。外はすっかり夕焼け空でした。
18:00 みなとみらい散策&観覧車
まだ少し時間があったので、みなとみらいの夜景を家族で散策。プロムナードをゆっくり歩き、大観覧車にも乗りました(子どもは高いところも平気なので大はしゃぎ)。夜の観覧車はライトアップが綺麗で、今日一日の思い出を語り合う良い時間となりました。その後、ランドマークタワー内のレストランで夕食をとり、家路につきました。子どもは観覧車を降りたあたりで力尽きてベビーカーでぐっすりでしたが…。アンパンマンの夢を見ていたかもしれません。
ポイント:
モデルプランBでは午後から閉館までの時間を使い、さらに夜の観光も組み合わせました。お昼を別の場所でとり、夕方~夜の空いている時間帯を狙ったことで、撮影会やショーもゆったり楽しめました。ただし閉館時間ギリギリだとショップを見る時間が慌ただしくなるため、買い物は事前に済ませておくか、計画的に行動する必要があります。また夜までフル活動になるので、お子さんの昼寝時間や夕方以降の機嫌も考慮し、無理のない範囲でプランニングしてください。
上記プランA・Bは一例ですが、ご家庭ごとに最適なプランは様々です。午前と午後で別の場所も楽しみたい場合はプランBのように組み合わせ、アンパンマンミュージアムだけ満喫したいならプランAのように集中して遊ぶ、というように調整できます。大事なのは、お子さんのペースや興味に合わせて柔軟に予定を変える余裕を持つことです。「計画通りに動かなきゃ!」と親が焦ると子どもにも伝わってしまいますので、多少前後しても笑顔でいられるよう心の準備をしておきましょう。
まとめ
横浜アンパンマンこどもミュージアムは、アンパンマンが大好きな子はもちろん、親にとっても子どもとの触れ合いを存分に楽しめる素敵な施設です。館内の至る所に工夫が凝らされていて、初めて訪れてもリピーターでも新鮮な驚きがあります。親子で手をつないで冒険したり、一緒に踊ったり、写真を撮ったり…日常ではなかなかできない体験を共有できるのは大きな魅力ですね。
年間を通じて天候に左右されず快適に遊べるので、旅行プランにも組み込みやすく、遠方から訪れる価値も十分あります。本記事で紹介したポイントを参考に、ぜひ親子みんなが笑顔になれる計画を立ててみてください。アンパンマンたちが待つ横浜の楽しい世界で、かけがえのない思い出をたくさん作ってきてくださいね。楽しさいっぱいのアンパンマンミュージアム、親子でめいっぱい満喫しましょう!
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