よみうりランドの魅力〜子どもと一緒に楽しむための完全ガイド
関東を代表するテーマパークの一つ、よみうりランド。1964年の開園以来、ジェットコースターや大観覧車といった定番の遊具に加え、モノづくり体験ができる「グッジョバ!!」や夏季限定のプールWAI、冬季の「ジュエルミネーション」など多彩なコンテンツが増え続けています。丘の上に位置し、春の桜や秋の紅葉といった自然の景色も魅力です。本記事では、子ども連れにおすすめの情報を中心に、各エリアの特徴や遊び方、季節ごとの楽しみ方を詳しく紹介します。

よみうりランドの基礎情報
よみうりランドは東京都稲城市と神奈川県川崎市にまたがる丘陵地にあり、敷地内には40種類以上のアトラクションや植物園、夏季プール、冬のイルミネーション会場が広がっています。京王線の京王よみうりランド駅からゴンドラ「スカイシャトル」やバスでアクセスでき、小田急線の読売ランド前駅からもバスで約10分。車利用の場合は中央自動車道稲城ICから約10分で、駐車場(有料)も整っています。
チケットと料金
入園のみ、アトラクション乗り放題のワンデーパス、プール付きのワンデーパスなど複数の券種があります。2025年7月に料金改定があり、ワンデーパス(入園+のりもの乗り放題)の当日窓口価格は大人(18〜64歳)5,900円、中高生4,700円、小学生・シニア(65歳以上)4,100円、未就学児(3歳〜小学生未満)2,500円。公式オンラインやEMot(エモット)で購入すると200〜300円ほど割引になるため、事前購入がおすすめです。バンジージャンプなど一部アトラクション、グッジョバ!!のワークショップ、プールWAIの一部スライダーなどはワンデーパス対象外なので注意しましょう。
エリア別・子どもにおすすめの遊び方
よみうりランドの園内は六つのエリアに分かれています。ここではファミリー向けアトラクションが多い順に紹介します。
ファミリーエリア
「ファミリーエリア」には、大観覧車やメリーゴーランドといった家族向け定番アトラクションが集まっています。アトラクションは5種類ほどと多すぎず、休憩スペースやBBQ施設「バーベキューパークJU-JU」もあり、食事やお弁当で休憩しながらのんびり過ごせます。

- 大観覧車:丘の上にそびえる観覧車は高さ約60m。天気が良ければ富士山や都心の高層ビルまで見渡せます。ゴンドラには身長制限はなく、5歳未満は保護者同伴で乗れます。夜のイルミネーションシーズンに乗れば、園内の宝石のような光景を空中から楽しめます。
- メリーゴーランドドッグ:普通の馬だけでなく、よみうりランドのキャラクター「ランドドッグ」型の乗り物に乗れるのが特徴で、動きも少しユニークです身長制限はなく、5歳未満は保護者同伴。雨の日でも楽しめます。
- スピンドライブ:子どもにも人気の小型自動車型アトラクション。ハンドル操作でスピンやドリフトを体験でき、2歳から利用可能(2歳は付き添い必須)。車体は小さいですが、大人でも遠心力を感じて楽しめる一台です。
- ひらめキッズ:文具メーカーKOKUYOの絵本シリーズ「コクヨのえほん」をテーマにした屋内遊び場で、小学生以下の子ども向け。大きな顔のパーツを自由に組み合わせる「かおノート」や落書きコーナーなど、創造力を刺激する仕掛けがいっぱいです。
- Kids Fire Fighter “Kesshippi”:ミニ消防車に乗って火災を消火するゲーム型アトラクションで、5歳以下は保護者同伴。かわいい消防士姿の子どもたちが放水レバーを握って火を消す姿は写真映え間違いなし。コース途中で橋をくぐったり、障害物を避けたりするので臨場感があります(公式サイトは動的コンテンツのため別途参照)。

グッジョバ!!エリア
2016年にオープンした「グッジョバ!!」は、“モノづくり”をテーマに自動車、食品、ファッション、文具、医薬品・宇宙という5業種の工場を模した屋内エリアです。単に乗るだけでなく製造工程を体験できるアトラクションやワークショップが充実しているため、ものづくり好きな子どもにも大人にも大人気。ここでは各ファクトリーのおすすめを紹介します。
CARファクトリー(自動車工場)
- Custom Garage(カスタムガレージ):車体に好みのパーツを取り付け、自分だけの車を作って試乗できる体験型アトラクションです。ボンネット、ヘッドライト、バンパーなど7種類の部品を選び、約50万通りの組み合わせからカスタマイズできます。最後に整備を受けた後、200mのテストコースを自分で運転し、VRで未来や過去の世界を走る演出も楽しめます。料金は1台1,000円で、身長90cm以上、110cm未満は付き添いが必要です。
- My Racing(マイレーシング):画面上でオリジナルの車をデザインし、その車でレースゲームに挑戦します。車体やパーツ、カラーを自由に選べ、100万通り以上の組み合わせがあり、設計によって性能が変化するため工夫のしがいがあります。料金は400円で、運転席は身長110cm以上、助手席は90cm以上が対象。
- Spin Drive(スピンドライブ):小さな車に乗り込み、ヘアピンカーブでスピンを体験する人気アトラクション。見た目は可愛いですが、予想外に強い遠心力が味わえます。2歳から利用でき、身長90cm未満は付き添いが必要。
- CIRA(シラ)ロボット:工場入口には4mの全自動変形ロボット「CIRA」が設置され、30分ごとに車からロボットへ変形するパフォーマンスを披露します。無料で観覧でき、迫力満点なので見逃さないようにしましょう。

FOODファクトリー(食品工場)
日清食品協力のもと、ロングセラー商品「日清焼そばU.F.O.」の製造工程を体験できるエリアです。
- My U.F.O. Factory:世界に一つだけの焼そばU.F.O.を作れるワークショップ。好きな具材4種類(エビ、キャベツ、卵、チャーシューなど12種類から選択)と4種類のふりかけを選び、パッケージデザインも自分で描いて完成させます。約45分のイベントで1食500円、6歳以下は保護者同伴が必要。1回あたり5400通りの味の組み合わせがあり、自分で作った商品をおみやげとして持ち帰れるのが魅力です。
- Splash U.F.O.(スプラッシュU.F.O.):2020年にリニューアルした急流下り型アトラクションで、U.F.O.の生産工程を再現した施設をゴムボートで巡ります。途中でいたずら好きの「ケトラー」をボタン連射で倒すシューティングゲーム要素があり、スコアも表示されるので何度でも挑戦したくなります。身長110cm以上(130cm未満は付き添い必要)で、4人乗りボートは落差13mを滑り降りるためかなり濡れるので雨具や着替えを用意しましょう。
- U.F.O. Bump!:U.F.O.カップ型の一人乗り乗り物で、レバー操作で自由に走行し他のカップにぶつかり合うバンパーカー。身長115cm以上が対象で、3分間好きなように対戦できるので友達や家族と盛り上がります。
- フルボディドライヤー:濡れた衣服を乾かすための有料ブース(5人まで3分300円)。水しぶきを浴びた後に便利です。

FASHIONファクトリー(ファッション工場)
- Spin Runway(スピンランウェイ):日本初のスパイラルリフトを採用した屋内コースターで、前半は洋服の製造工程を学び、後半はファッションショーのような派手な演出の中を疾走します。カートが回転する仕掛けがあり、毎回違う動きが楽しめるのが特徴です。料金は1,000円で、身長110cm以上(130cm未満は付き添い)。
- My knit(マイニット):自転車をこいだりボートを漕いだりしてエネルギーを発電し、自動編機「ホールガーメント」を動かしてオリジナルのニット小物を作る体験。子どもは大人と一緒に楽しめ、編み終わる時間を競うゲーム性もあります。料金は1回300円、完成したリストバンドなどはお土産に持ち帰れます。
BUNGUファクトリー(文具工場)
KOKUYOの「キャンパスノート」や文房具がテーマのエリアで、屋内外に多数のアトラクションがあります。
- Campus Challenge(キャンパスチャレンジ):ノート作りの工程をテーマにしたVRゲームが7つあり、子どもはもちろん大人も集中してチャレンジできます。各ゲームにはカメラが搭載され、参加中の表情を撮影した「メモリーフォトアルバム」を購入することも可能です。料金は800円で、7歳以上推奨、VRは7歳未満利用不可。
- A Game of Skill “Tama Goro”:日本初のボールコースター型アトラクションで、高さ8m・全長560mのコースを60個の巨大ボールが転がります。参加者はレールの分岐スイッチを操作してボールを別コースへ誘導し、24種類48個のミニゲームに挑戦します。70人まで同時に遊べるため家族や友達同士で盛り上がり、料金は400円、3歳以上が対象。
- Hirame Kids(ひらめキッズ):絵本「かおノート」など5冊をテーマにした屋内プレイゾーンで、巨大な顔のパーツを組み合わせて自由に表情を作る「かおノート」の巨大版があります。落書きができる壁や絵本の世界観を再現した遊具があり、小学生以下が無料で楽しめます。
- Kadokeshi Tram(カドケシトラム):角がたくさんある消しゴム「カドケシ」をモチーフにしたトラム。手元のレバーを上下して進むので、子どもでも動力を感じながら楽しめます。コース沿いには隠れた動物やラクガキを消す「グラフィティトンネル」があり、観察ゲームとしても面白いです。料金は300円、2歳以上で利用可。
- Pencil Tower(ペンシルタワー):高さ約9mのタワー型乗り物で、前のロープを引っ張るとゴンドラが上昇し、離すとゆっくり降下します。頂上からグッジョバ!!全体やフードファクトリーの巨大やかんを眺められるのが魅力。料金は400円、身長110cm以上(120cm未満は付き添い)。
- Kuru Kuru Compass(くるくるコンパス):コンパスと色鉛筆をモチーフにした回転アトラクションで、席のペダルを漕ぐとゴンドラが上下します。回転しながら鉛筆などを発見する仕掛けがあり、子どもの好奇心を刺激します。料金は400円、90cm以上で利用可。

SPACEファクトリー(宇宙・医薬品工場)
エネルギードリンク「リポビタンD」でおなじみの大正製薬とコラボした宇宙テーマのエリアで、宇宙船や薬作り体験が楽しめます。
- Lipovitan Rocket☆Luna:宇宙を舞台にした吊り下げ式ジェットコースター。リポビタンマンと一緒にカプセルを作り、宇宙の工場で働くリポビタンガールにエネルギーを届けるミッションに挑みます。座席が前後左右に揺れるのが特徴で、550mのコースを最高速度38.9km/hで走行します。料金1,000円、身長110cm以上(130cm未満は付き添い)です。
- Fight Ippatsu!:リポビタンのテレビCMでおなじみの掛け声「ファイト!一発!」にちなんだポゴスティック風のライド。座席が上下に跳ねながら回転し、最後に水が噴き出して爽快です。料金は500円、身長105cm以上(120cm未満は付き添い)。
- Lipovitan Lab(ラボ):錠剤を作る実験体験ができるワークショップ。実際の打錠機を使ってラムネ風の「Ra Muune D」カプセルを作ることができます。料金400円、未就学児は保護者同伴が必要です。

Sky Patrol(スカイパトロール)
ALSOK協賛の自転車型アトラクションで、レール上をペダルで進みながらグッジョバ!!を上空からパトロールします。コースは約300m、所要6分、料金600円。モニターに現れる泥棒を追いかけるミニゲームもあり、親子で協力する楽しさがあります。運転席は身長130cm以上、助手席は2歳から乗車可能です。
ワークショップやショップ・レストラン
グッジョバ!!内には各工場テーマのワークショップがあり、キャンパスノートの製本や食品サンプル作り、リポビタンカプセル作りなどを体験できます。お土産は「Gj Shop」で購入できます。また、レストラン「Goodday」では洋食を中心としたメニューを提供し、天井には有機ELを使ったシャンデリア「ジュエリージャルダン」が輝きます。
フラッグストリート
園内中央にある通りで、12種類のアトラクションとゲームコーナーが集まっています。代表的な乗り物は以下の通りです。
- ループコースターMOMOnGA(モモンガ):日本初の立ち乗り回転コースター。座席と立ち乗りでコースが分かれており、スリル満点。
- ルーピングスターシップ:大型船が360度回転する絶叫マシン。
- わんわんコースターわんデット:ランドドッグ「グッド」をモチーフにした犬型コースターで、絶叫系が苦手な人でも楽しめると人気です。子どもでも乗りやすい緩やかなコースで、夜はイルミネーションを見ながら走行できます。
- Mission8:ヒーロー訓練施設をテーマにした屋内アトラクション。光線銃で敵を倒すシューティングゲームとアスレチック要素が組み合わさり、子どもたちの体力と集中力を試します(公式サイト非表示のため詳細は割愛)。
バンデットエリア
バンデットエリアは絶叫系が中心。アトラクションは3つと少なめですが、どれも人気です。

- バンデット:森の中を走る木製風コースターで、全長1,560m、最高時速110kmを誇ります。起伏の激しいコースと森林の影で先が見えないスリルが特徴で、身長120cm以上の小学生から乗車可能。春にはコース脇の桜並木の中を駆け抜ける「お花見バンデット」が有名です。
- クレージーヒュー・ストン:高さ60mから打ち上げられる「クレージーヒュー」と、マイナス2Gで一気に落下する「クレージーストン」の2種類があるタワーライド。身長130cm以上・小学生以上が対象。
- ハシビロGO!:巨大な円盤が左右へスイングしながら回転するメガ・ディスクオ型アトラクションで、日本初導入のサイズ。身長120cm以上で参加でき、遠心力で投げ出されそうなスリルを味わえます。
太陽の広場
飲食店やショップが集まるエリアで、小さな子ども向けのアトラクションもあります。代表的な乗り物は「フロッグホッパー」や「メリーゴーランドドッグ」。休憩や食事のついでに立ち寄るのに最適です。ステージではキャラクターショーやシーズンイベントが開催されることもあります。
らんらんエリア
正門から最も離れた場所に位置し、6種類のアトラクションが集まるエリア。人気はバンジージャンプや垂直落下ライド「クレージーストゥーン」、ミルキーウェイ(子ども向け回転ライド)、海賊船型の「パイレーツ」、観覧車タイプの「大観覧車」(ここに乗るかはファミリーエリア)など。絶叫系が好きな家族はここを訪れると良いでしょう。エリア内では毎日アシカショーが開催され、かわいいアシカの芸を間近で観られます。
良き周遊ルートの例(ファミリー向けモデルコース)
よみうりランド公式サイトのファミリー向けモデルコースを参考に、一日の回り方を提案します。
- 午前:グッジョバ!!エリアで体験学習 – 開園直後は混雑が少ないので、Splash U.F.O.やCustom Garage、Campus Challengeなど人気施設から攻めるのがおすすめです。
- ランチ:グッジョバ!!内や太陽の広場で食事 – レストラン「Goodday」では洋食メニューが豊富で、空間全体が宝石のようなシャンデリアに包まれています。ピクニック気分ならファミリーエリアの芝生でお弁当を楽しむのも◎。
- 午後:ファミリーエリアとフラッグストリートを満喫 – 大観覧車やメリーゴーランドドッグでゆったりした後、わんわんコースターわんデットなど中程度の刺激の乗り物を楽しみましょう。
- 夕方:らんらんエリアでアシカショー – 毎日開催されるアシカショーは子どもに大人気。観覧後は周辺の絶叫系乗り物にも挑戦できます。夕方以降はイルミネーション点灯が始まり、園内の雰囲気が一変します。
- 夜:噴水ショーとジュエルミネーション – 夕方5時から15分ごとに開催される噴水ショーは、光と水の演出が美しく、ファイナルには音楽に合わせ噴水がダイナミックに舞います。冬季には宝石色LEDを使用したジュエルミネーションが園内を彩り、観覧車やコースターからも眺められます(2024〜2025シーズンはテーマ「LIGHT is LOVE」で約650万球を使用)。

季節ごとの楽しみ方
春:お花見バンデットとHANA・BIYORI
よみうりランドは桜の名所としても知られ、園内やゴンドラから約1,000本の桜が見られます。特にバンデット沿いの桜並木を疾走する「お花見バンデット」は春限定の絶景。併設するボタニカル施設「HANA・BIYORI」では季節の花々とデジタルアートが融合した展示を楽しめるため、家族でのんびり散策するのもおすすめです。y。
夏:プールWAI
夏はプールWAIがオープンし、リゾート感あふれる5つのプールと8種類のスライダーで遊べます。主な施設は以下の通りです。
- 波のプール:砂浜をイメージしたビーチ状のプール。水面積3,323㎡、最大波高0.6mで、不定期に波が発生します。小さな子どもも波打ち際で遊べます。
- 流れるプール:1周250m、水深1mの定番プールで浮き輪を使ってのんびり流れるのがおすすめ。
- スイミングプール:1,052㎡、水深1.1mの泳ぎを楽しむためのプール。泳ぎの練習にぴったりです。
- ダイビングプール:水深5mの本格ダイビングプール。飛び込み台は0.5m・1m・2mの3種類で、2m台はトビウオ型。利用には泳ぎに自信があることが条件で、耳抜きができない方や妊娠中、飲酒時は利用できません。
- それいけ!アンパンマンプール:小さな子ども向けの浅いプール。アンパンマンキャラクターの噴水や滑り台があり、オムツを使用する際はスイミングオムツの着用が必須です。
8種類のスライダーは大型から小型までバリエーション豊かです。
- ジャイアントスカイリバー:幅4m、長さ386m、高さ24.5mの巨大ウォータースライダー。4人乗りゴムボートで滑降し、スリル満点です。利用料は1人700円で、5歳以上(10歳未満は中学生以上同伴)が対象。
- スラロームスライダー:全長107m、最大勾配11度のカーブ付きスライダー。身長110cm以上の1人用で、無料で利用できます。
- 直線スライダー:全長41.5m、最大勾配28度の直線スライダーで、スピード感が魅力。こちらも身長110cm以上が対象です。
- わいわいジャングルの5つのスライダー:高さ13mの巨大バケツから2,300Lの水が落ちるアスレチックエリアで、ブルー・パープル・オレンジ・イエロー・レッドの5種類のスライダーを備えています身長90cm以上から利用でき、噴水や水鉄砲など70種類以上の水遊びギミックがあり子どもは大喜びです。
プールWAIには更衣室やシャワーブース、コインロッカー、日陰で休める有料席が整備されているほか、プール期間限定のフードメニューやグッズ販売もあります。夕方からは「ナイトSPLASH!!」というウォーターキャノンショーや音楽イベントが開催され、夜でも楽しめます。ナイトプールの入場料は大人2,400円、子ども・シニア1,700円で、オンライン購入なら200円引き。
秋:紅葉とハロウィン
丘陵地にあるよみうりランドは秋の紅葉も美しく、散策や観覧車からの眺めが格別です。また10月にはハロウィンイベントが開催され、子ども向けの仮装パレードやお菓子配布、限定フードなどが楽しめます。園内のキャラクター「ランドドッグ・グッド」やグッドの仲間たちがハロウィン衣装で登場するので写真撮影にもぴったりです。
冬:ジュエルミネーションと噴水ショー
冬季は世界的照明デザイナー石井幹子氏監修による「ジュエルミネーション」が園内を彩ります。宝石色LEDを使用した装飾が特徴で、2024〜2025シーズンは約650万球の光が輝き、テーマは「LIGHT is LOVE」でした(公式サイトより)。観覧車やバンデット、わんわんコースターに乗りながら光の海を眺めるのは格別です。さらに噴水ショーも夜バージョンになり、音楽と光、水のコラボレーションが幻想的です。冬季は気温が低いので暖かい服装で訪れましょう。

よみうりランド周辺の楽しみ
HANA・BIYORI
2020年にオープンしたボタニカル施設「HANA・BIYORI」は、季節の花とデジタルアートを組み合わせた展示が魅力です。春は桜とプロジェクションマッピング、夏はアサガオ、秋はコスモスやダリアなど、四季折々の花々が鑑賞できます。よみうりランド入園者は割引料金で入場可能で、隣接の温泉施設「花景の湯」とセットになったチケットもあります。

ゴンドラ「スカイシャトル」
京王よみうりランド駅と園を結ぶ空中ゴンドラで、片道約5分。春は桜、秋は紅葉、冬はイルミネーションを眺めながら移動できます。片道300円、往復500円でワンデーパス対象外ですが、快適な空中散歩が楽しめます。12歳未満のみの乗車はできないため、大人が必ず同乗しましょう。
ランドドッグ・グッドとの触れ合い
よみうりランドのマスコットキャラクター「ランドドッグ・グッド」は、園内のイベントやショーに登場します。写真撮影やグリーティングのタイミングを狙えば、子どもの思い出に残る1枚が撮れます。また、グッドをモチーフにしたグッズはGj Shopで購入でき、お土産に最適です。
ファミリーにおすすめの持ち物・攻略法
- 身長・年齢制限の確認:アトラクションによって身長や年齢の制限が異なり、子ども一人で乗れない場合は付き添いが必要です。事前に公式サイトや園内案内で確認し、身長計がある場所では測っておくとスムーズです。
- 時間帯を工夫:人気アトラクションは午前中が比較的空いています。夏のプールやSplash U.F.O.など濡れるアトラクションは暑い時間帯がおすすめですが、午後に混雑するので早めに利用しましょう。イルミネーションや噴水ショーは日没後なので、夕方以降に鑑賞できるようにスケジュールを調整しましょう
- 衣類と持ち物:濡れるアトラクションやプール利用時は着替えやタオル、サンダルを持参。夏は日焼け止めや帽子も必須です。冬は防寒具と手袋を用意しましょう。園内にはコインロッカーがあるので荷物の預け入れも可能
- 食事休憩:園内は飲食店が多数ありますが、人気店は混雑します。ピークを外して早めの昼食や遅めのランチにすると安心です。持参したお弁当はファミリーエリアや園内ベンチで食べられます。食事券付きチケットが販売されることもあります。
- 割引チケットの活用:オンライン購入や会員サービス(よみランCLUB、EMotなど)を利用するとワンデーパスやプール入場料が割引になります。また特定日のアフターパスやナイトプール券は通常よりお得です。
まとめ
よみうりランドは、スリル満点の絶叫系からモノづくり体験、プールやイルミネーションまで、一年を通じてさまざまな楽しみ方ができる遊園地です。特に「グッジョバ!!」は子どもの好奇心を刺激する体験型アトラクションが充実しており、親子で一緒に学びながら遊べることが魅力です。ファミリーエリアの優しい乗り物や、わんわんコースターのような子どもでも挑戦しやすいコースター、プールWAIの水遊び、冬のジュエルミネーションなど、季節や年齢に合わせて選べる多彩なアクティビティがそろっています。
ぜひ本記事を参考に、子どもと一緒によみうりランドで素敵な一日を過ごしてください。家族の笑顔と新しい発見が待っています。
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