京都タワー

京都タワー
photo by @c_h_iiiiii
高さ131mで京都で最も高い建物。空気が澄んだ日は大阪まで見渡すことが出来ると言われています。また、こちらの地下には大浴場があるので観光に疲れたり、夜行バスで京都へ早朝についたりしたさいは利用してみては?

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京都タワーの基本情報


【 住所 】京都府京都市下京区東塩小路町721
【アクセス】JR京都駅より徒歩2分
【営業時間】[展望台]9:00~21:20(最終入場21:00) [大浴場]7:00~22:00(最終入場21:30) ※営業時間を予告なく変更をすることがございます。
【 料金 】[展望台] 大人800円、高校生650円、小・中学生 550円、幼児(3歳以上)150円  [大浴場]●大人 平日:770円/土日祝:910円 ●小人(2歳以上小学生以下)全日:450円 ●障がい者(手帳提示)400円

京都タワー
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スカイツリーもびっくり!「京都タワー」の楽しみ方

京都タワーとは

JR京都駅を出てすぐ目に飛び込んでくる白い灯台のようなタワーが京都タワーです。

地上からの高さが131mあって京都市内では1番高い建造物です。

実は建設当時に反対などあり京都タワーは工作物という名目になっています。

何でも東寺の五重塔より高い建造物は建てないという不文律が理由なのだそうです。いかにも京都らしい逸話です。

さて、一言で京都タワーといってもよく見ると3つの部分に分かれています。

台座のようなビルが京都タワービルです。その上にお椀のように見えるのが京都タワー展望室で3階建てです。

そしてその上の白いタワーが京都タワー本体です。

京都タワーの上部に2階構造の展望室がありますが、京都タワー展望室の4階と5階という多少ややこしい名称になっています。

京都タワーへのアクセス

ほとんど説明の不要な立地です。

JR京都駅の真正面です。近鉄や新幹線の場合は八条口といって京都タワーの反対側になります。

南北通路で烏丸口に向かう必要があります。京都駅地下街からも京都タワービル前に出ることができます。

住所:京都府京都市下京区烏丸七条下ル東塩小路町721-1

京都タワーの展望台の営業時間:

9:00から21:00(ただし最終入場は20:40になります)

入場料:

大人:770円(税込)
高校生:620円(税込)
中学生:520円(税込)
小学生:520円(税込)
3歳未満:無料

京都タワーには様々な割引券や優待チケットがありますが、一番のおすすめは京都タワー 前売りクーポンで最大23%割引です。京都タワーの公式サイトから申し込みできます。

大人:650円(税込)
高校生:500円(税込)
中学生:400円(税込)
小学生:400円(税込)
未就学児(3歳?):150円(税込)
3歳未満:無料

京都タワー建設の経緯

見ての通りで京都市内の古い神社仏閣に比べ京都タワーは新しい建造物です。

1953年に京都中央郵便局が移転することがきっかけです。

京都の表玄関に京都らしい土地活用をしようと様々に検討されました。

当初は展望台ぐらいは考えられていたようですがタワー建設は全くの後付けだったそうです。

案の定、タワーの建設に関して賛成派と反対派で意見が真っ二つになってもめたそうです。

最後にこれは建造物ではなく工作物なのだという落としどころで決着したということです。

京都タワーのデザインの秘密

京都タワーは灯台のように白い塔に上層に赤い展望室が付いています。

こういうデザインとなった理由はよく知られているように京都の町家の瓦屋根の町並みを海の波に見立てて、その京都の町並みをを照らす灯台のイメージだといわれています。

実はもう一つ言われている理由があります。京都タワーのすぐ背後に東本願寺があります。

御影堂は木造建築物の容積としては世界最大の建造物です。

この東本願寺の燈明つまりローソクだというのです。

見ようによっては確かに白い円柱に赤い頭が付いていますのローソクにも見えます。

ただ夢のない話を付け加えますと、地上からの高さが60mを越える建造物には高輝度航空障害灯を付けるか紅白縞模様に外観塗装しなければならない法規制があるのです。

そのためにローソクのような色使いになってしまったのでした。

スカイツリーや東京タワーとは根本的に違う京都タワー

パリのエッフェル塔もそうですが、およそ見慣れている塔の構造は鉄骨を組み合わせて建造されています。

しかし京都タワーは違うのです!鉄骨は一切使わずに厚さ12mmから22mmの特殊鋼板の輪を溶接して建ててあるのです。

つまり中身が空の円筒なのです。これはモノコック構造といって飛行機やロケットなどと同じ構造でそれなりに強度があるのです。

カブトムシなど昆虫の体もそうですね。

京都タワーに上る際にはその辺のところにも注目してみると印象に残るかと思います。

京都タワー展望室(4階・5階)の楽しみ方

何といっても京都で1番高いところからの眺望です。

いつまで見ていても飽きることがありません。

望遠鏡は無料で使うことができますが土日は順番待ちになることもあります。

京都市街で一番高い神社である「たわわちゃん神社」もあります。

京都タワー開業50周年に作られたマスコットキャラクターの「たわわちゃん」の神社ですのでご愛敬ですが。

お盆での注意点

毎年お盆の8月15日は京都で「五山の送り火」があります。

大文字焼とかいわれているものです。京都タワーからの展望は素晴らしいのですが完全予約制です。

当日は時間制限になっていて通常の営業は19:00で終わりますから8時から始まる送り火を見ることはできません。

予約の仕方・内容は毎年予約受付が始まるまでわかりません。

例えば京都タワーホテルの『五山の送り火鑑賞と晩餐の夕べ』プランでディナー、フリードリンク、展望室入場料でひとり20,000円といった感じになります。

いろいろある京都タワーホテルの各施設

地下から上に向かってご紹介!

地下3階 京都タワー大浴場 ~YUU~

意外と知られていませんが地下に公衆浴場があります。

京都に来たり帰ったりする際にちょっと時間があれば一風呂楽しめます。

日本人でもよく知られていないのに、どこで調べてくるのか最近は外国人旅行客の姿も多くなりました。

営業時間は7:00~22:00 (最終入場21:30)

入浴料:(大人)平日:750円、土日祝:890円、(小人:2歳以上小学生以下)全日:450円

フェイスタオル1枚は無料で貸出ししています。

1階 名店街

京都のおみやげの雑貨、和菓子、宇治茶、スイーツなどの名店街になっています。 修学旅行に京都に来た際ここでおみやげ選びをした人も多いのではないでしょうか。

3階 レストラン「タワーテラス」

ビュッフェスタイルのレストランです。

京野菜やオーガニック野菜などのこだわりの料理が味わえます。

どちらかというと女性にうれしいメニューかもしれません。

営業時間

朝食7:00~10:00
ランチ11:30~15:00 (90分制)
ディナー17:30~21:00(最終入場20:00)
スイーツ15:30~17:00

4階からは京都タワーホテル

162室あります。ごくスタンダードなホテルですが立地が良いので観光にもビジネスに使い勝手が良いです。

10階 ビアガーデン、BBQガーデン

夏季限定のビアガーデンとBBQガーデンです。

京都タワー屋上ならではの絶景と開放感はここでしか味わえません。

雨の日はテント席がありますが、早めにいかないと満席になりがちですので予約がおすすめです。

京都タワー展望室3階 スカイラウンジ「空」-KUU-

午後にはカフェ、夜はバーのラウンジです。何せ地上45メートルなので眺めは抜群で、特に夜はムードも最高潮になること請け合いです。

超おすすめメニューがあります。

京都タワーホテル50年カレー(¥1,200 レディースサイズは¥800)、抹茶ビール(200mlが600円、400mlが1,000円(抹茶お菓子付き))です。是非ご賞味ください。

営業時間

カフェ15:00~20:00 (土・日・祝限定で12:00~)

バー18:00~23:00

まだある京都タワーの意外な楽しみ方

夜は京都駅が京都タワーの鏡となります。

京都駅の前面は鏡のようなガラス貼りですから夜はライトアップした京都タワーが浮かび上がりますので見ごたえがあります。

また京都タワーを見る秘密のスポットが京都駅構内にあります。

「空中経路」という西側10階のラーメン横丁から東側ホテルを結ぶ空中回廊です。

ここから見る昼間の眺望も素晴らしいですが夜の京都タワーも美しさこの上ありません。

しかも無料で夜10時まで通ることができます。

まとめ

京都タワーは単なる上って眺めるだけのタワーではありません。

もちろん眺めも素晴らしいですが歴史、デザインに込めた京都の人たちの想いが伝わってくるタワーです。

またご当地グルメや地下のお風呂などお楽しみもたくさんあります。

京都観光の際はぜひ京都タワーにお立ち寄りください。

景色だけじゃない!?「京都タワー」の奥の深い魅力とは

京都で一番高い建物といえばなにを思い浮かべるでしょう。五重の塔でしょうか。答えは京都タワーです。

京都には寺社仏閣をはじめ、舞妓体験や人力車、和グルメなど多くの観光スポットがあるため、なかなか話題になることはありませんが、京都タワーも隠れた京都の観光名所のひとつなのです。

特に建物の高さが規制されている京都では、京都タワーは市内を一望できる貴重な建築物。

131メートルというと東京などではそれほど高いほうではないように思えますが、低い建物が多い京都では非常に高い建物で、京都観光のはじめと終わりにはぜひ上ってみると、面白い体験になるかもしれません。

京都タワーの基本情報

さて、そんな京都タワーの基本情報から見ていきましょう。

まずは京都タワーへのアクセスですが、京都タワーへはJRの京都駅から徒歩約2分と超駅近。

しかも京都駅とは地下通路で直結しているため、雨の日でも傘なしで通行できます。

京都は道幅が狭い場所も多く、雨の日に傘を差して歩き回るのはなかなか大変なこともあるので、もしせっかく観光に来たのに雨にたたられたという場合には、京都タワーは快適に過ごせる観光スポットと言えるでしょう。

京都タワーの営業時間は9:00から21:00。

夜に訪れると京都の夜景を一望できるので非常に人気がありますが、入館の受付は20:40分で終了するので注意が必要です。

また営業時間の変更もあるので事前に確認しておいたほうがよいでしょう。

京都タワーの料金は大人770円、高校生620円、小中学生520円、幼児が150円。

ただし10名以上の団体の場合は割引があります。

京都タワーの外観

さて、京都タワーのそばまで来たら、まず注目して欲しいのはタワーの外観です。

京都タワーは白をベースに赤い縁取りがなされた建物です。

海のない京都の町を照らす灯台をイメージしたものですが、京都市民にとってはろうそくのイメージのほうが強いらしく、京都の写真を撮影するときには、東本願寺と京都タワーを同じフレームに収めた「東本願寺とろうそく」という角度が人気があります。

また京都タワーが建てられたのは1964年ですが、その当時は京都の町に近代的なタワーは不要、京都の景観を損なうなどという反対意見が出されました。

また、その意見に対応するため、東京タワーのように鉄骨をくみ上げた塔ではなく、京都らしい丸みのある優雅なタワーにするために当時の技術者たちは千絵を絞り、行きついたのは「無鉄骨建築」という構造。

これは鉄骨を全く使用せず、特殊な鋼板をつなぎ合わせて建物を支えるという構造で、その結果、京都タワーは他の都市のタワーとはまったく異なる外観の建物となりました。

京都タワーは現在でも「世界一高い無鉄骨建築」となっているので、建築に興味のあるひとはぜひそういった観点から鑑賞してみるのも面白いかもしれません。

さて意外と知られていないことですが、京都タワーは地下3階、地上9階の建物で、京都タワーの下の建物はホテルとして利用が可能。

抜群のロケーションから観光客に大人気です。

なにしろ、京都タワーのビルにあるため、京都のどこにいても迷うことがなく、京都観光で便利なバスターミナルも至近。

最近では京都駅に専門店街や大手量販店などが続々と入居しているため、ショッピングにも便利です。

京都には様々なホテルや旅館などがありますが、京都観光の拠点としてこれ以上のロケーションは望めない場所にある「京都タワーホテル」は、ぜひ一度利用してみる価値があるはずです。

また、京都を和服で観光したいという人に向けて、京都タワーホテルでは着物の着付けや小物のレンタルがセットになった無料プランなども用意されているので、ただ建物を眺めるだけの観光に飽きたという人にも楽しめるホテルです。

京都タワーの内部

さて、京都タワーといえばなんといっても展望台。

展望台へ上るにはチケットの購入後、専用のエレベーターを利用しますが、まずその前に1階の名店街を見て回るのも楽しいかもしれません。

こちらは京都のおみやげがずらりとそろえられた場所。

京都が誇る銘菓から、柴漬けなどのお漬物、宇治のお茶など、ここで揃わないおみやげはありません。

また西陣織りで作られた小物や扇子などもあり、外国人観光客にも人気のスポットとなっています。

おみやげの種類が多すぎて何を買っていいかわからないというのも京都に旅行した人の悩みのひとつですが、ここでは定番ものばかりが揃っているので、何を選んでもまずまちがいないおみやげを手に入れることができるでしょう。

京都タワーの展望台

それではいよいよ、展望台に上がってみましょう。

ここは京都の風景が全方位で楽しめる絶景スポット。

世界遺産や国宝などを一目で見下ろすことができます。

また、こちらの展望室では望遠鏡の使用が無料なので、気軽にあれこれと街を眺めることができます。

また最近導入されて人気を集めているのがタッチパネル型の観光案内モニター。

見覚えはあるけれどなんという名前のお寺なのかわからないというお悩みもこれで解決。

また、場所の名前だけでなく、「動くQRコード」なども導入、地上での観光もいっそう楽しめる工夫が凝らされています。

そのほか、展望室から見えない場所への観光案内も行っているため、初めての京都観光を始める場所としては京都タワーの展望室はベストな場所かもしれません。

またここで見ておきたい隠れた名物が「たわわちゃん」です。

たわわちゃんは京都タワー開業50周年を記念して生まれたマスコットキャラクター。

タワーのショップではたわわちゃんにちなんだグッズも販売されています。

さらに京都タワーでは展望台に「たわわちゃん神社」を設置。

こちらは「京都市街で一番高いパワースポット」をキャッチフレーズに、限定の絵馬やおみくじなどが販売されています。

絵馬やおみくじのご祈祷は下賀茂神社が担当、縁結びなどにご利益があるというので、良縁を探している人はぜひお参りしてみるといいかもしれません。

京都タワーのスカイラウンジ

少し疲れたときの休憩にはスカイラウンジ「空 KUU」がオススメです。

こちらは地上45メートルからの景色が楽しめるレストランで、平日は15:00、土日祝日は12:00から営業しています。

特にオススメなのは18:00以降のバータイム。

バーテンダーが作るカクテルを片手に、京都の夜景が楽しめる貴重な場所です。

特にザクロのシロップやライチのリキュールなどを使用したオリジナルカクテル「タワーカクテル」は人気の一品。

さらにバータイムは23:00まで(ラストオーダーは22:30)営業しているので、夜の早い京都の町でゆったりとした大人の時間を過ごすにはぴったりの場所です。

ここまで京都タワーの様々な魅力を紹介してきましたが、京都タワーで知る人ぞ知る穴場スポットはまだあります。

京都タワー銭湯

それは地下三階に開業している「京都タワー銭湯」。

京都の町の真ん中、京都タワーの足元でゆったりお湯が楽しめる施設です。

しかもこちらは朝7:00から22:00までと長時間営業。朝湯でしゃきっとしたいビジネスマン、京都周辺でランニングを楽しむ人、夜のリラックスを求める人たちなどで大人気のスポットになっています。

入湯料は大人の場合、平日は750円、土日祝日は890円、子どもの場合は全日450円。

フェイスタオルが一枚無料で貸し出し可能です。

また、せっけんやシャンプー、リンスなどは無料で設置、バスタオルも100円でレンタルしてくれるので、思い立ったときにすぐ入浴できるのもうれしい点です。

展望はもちろん、バーや神社、お風呂まで完備している京都タワー。

ぜひ一度は訪ねてみてはいかがでしょうか。

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