伏見稲荷大社

伏見稲荷大社
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711年に建てられた千本鳥居で有名なこちらの神社。実は、鳥居は千ではなく約1万あるといわれているので鳥居のトンネルは本当に長く、赤い迷宮に迷い込んだ気分にさせてくれます。また、こちらは全国に約3万ある稲荷神社の総本宮ということで大変有名なスポットです。

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伏見稲荷大社の基本情報


【 住所 】京都府京都市伏見区深草藪之内町68

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京都で魅惑さを感じたいなら伏見稲荷大社

伏見稲荷大社と言って、「ああ、あそこのことか」と思う方も多いでしょうが、「あの赤い鳥居が連なっている所」と言ったら、誰もが、「ああ、あそこのことね」と、納得する場所、それが、伏見稲荷大社です。CMでも扱われた、インパクトの強い京都の観光地の一つ、伏見稲荷大社について、ここではご紹介したいと思います。

伏見稲荷大社の基本情報

京都の伏見区にある神社ということで、その名も伏見稲荷大社、通称、伏見稲荷として、京都外からの観光客からは呼ばれています。ここは、全国にある稲荷神社の総本社とされる場所です。いわゆる稲荷信仰とよばれるものの発祥地であり、今でも全国各地、それを信仰(もちろん、深くではなく、願掛け的な意味でも)、利用している方が数多くいる場所です。

この伏見稲荷大社に稲荷大神が鎮座したのは、なんと、奈良時代、711年のことで、既に1300年以上の歴史がある神社です。この長い歴史の間に、くらいの高い人たちからではなく、要は民衆たちから、五穀豊穣や商売繁昌、家内安全、諸願成就などを祈る神として知られてきました。

これによって、日本の北から南の端に至るまでの地域で広く信仰され、知られてきたのが稲荷神社で、その本家となるのが、伏見稲荷大社なのです。

そして、伏見稲荷大社と言えば、「千本鳥居」ということで知られていますが、前半のうちにその千本の鳥居を見れてしまうほど、それ以上の数の真っ赤な鳥居が伏見稲荷大社にはあります。

その数、1万本以上と言われており、1本1本に、おそらくそれを献納、もしくは、それを建造するためのお金を寄付した方(業者)の名前が黒い文字で書かれています。
それを見ると、京都の町の人たちが、昔からある歴史的建造物、場所を守ろというような思いも感じることのできる場所だと言えるでしょう。

この伏見稲荷大社に着いてすぐにこの千本鳥居にお出迎えされるのかというとそうではなく、表参道(要は神社の玄関となる部分)にある一番鳥居と呼ばれる、大きな赤い1本の太い鳥居をくぐります。

そこからちょっと歩き、楼門、外拝殿(舞殿)、内拝殿、本殿とが並び、本殿の後ろ側から、千本鳥居かのスタート地点が始まり、稲荷山の神蹟群があります。

そんな、伏見稲荷大社の拝観時間ですが、8時半から16時半となっています。ただし、千本鳥居の中を歩いて行かれる方が多いと思うのですが、そこは、CMやテレビなどでも見たことがある方が多いと思いますが、林の中にあるので、外は太陽の光が降り注ぐ明るい場所であっても、千本鳥居の中を歩いていると、夏の夕方前くらいの状況になっています。常に曇りの状態だと思ってください。なので、できるだけ、日が強く照っている朝の時間帯に行くことをおすすめします。

拝観料金についてですが、これは特にお金はかかりませんし、クーポンもありませんが、千本稲荷を歩いていく中で、小さな賽銭箱があります。そこにお賽銭を入れて、お祈りをするという方がよくいますので、ご縁があるように5円を入れるなど、気持ち的な金額を入れても良いのではないでしょうか。

伏見稲荷大社へのアクセス

そんな、京都で1番行きたい場所とされている伏見稲荷大社へのアクセス方法をご紹介しましょう。JRに乗って行くのが1番シンプルで分かりやすい方法です。

JR奈良線に乗って稲荷駅で下車して、本当に徒歩ですぐの場所です。京都駅から奈良線に乗っても5分で稲荷駅まで到着するので、全く遠くありませんが、新幹線のホームからこの奈良線に乗り換えるまでにちょっと歩くことになるので、きちんと案内に沿って動くようにしましょう。

京阪本線からも出ていて、伏見稲荷駅下車し、 東に向かって徒歩5分となっています。「下車すぐと言ってもそんなに簡単につけないだろう」なんて思うかもしれませんが、本当に改札を出てすぐ近くにありますし、それでもわからない場合は、駅員さんに聞けばすぐに教えてくれるので、確実な道を知りたい方はそれがおすすめです。

伏見稲荷大社の注意点

そんな伏見稲荷大社へ行く際の注意点ですが、服装と持ち物には十分注意した方が良いでしょう。というのも、先述した通り、朝であっても、薄暗いというか、光は感じますが、100%ではありません。

しかも、林の中にあるので、夏であれば、盆地の京都にあるので、半袖でずっと歩いていれば温かく感じますが、冬などの場合、かなり寒く感じるので、必ず温かい上着を持って行きましょう。夏であっても、ノースリーブで行った、寒がりではない私でも、歩いていてもちょっとひんやりするなと思ったので、寒がりな方は羽織を持って行くと良いかもしれません。

林の中を通り、日があることがベストな場所、伏見稲荷大社ですから、夏に行くのがおすすめです。特に梅雨が終わった後は、木々も緑色に輝き、赤い鳥居とのコントラストがきれいですし、そこまで寒く感じることはない上に、火が長いからです。大体7~9月にかけたシーズンがおすすめです。

伏見稲荷大社の特徴

この伏見稲荷大社の特徴についてですが、有名なポイントは、何といっても、千本鳥居です。実は私はここに、主人と付き合っている時に行ったのですが、主人は海外に住む外国人です。

そして、彼が「フシミに行きたい」と言うことで、伏見稲荷大社に行くことになったのですが、外国人の彼にとってはかなり驚きの光景だったようです。あまりにも「和」な感じで、真っ赤な鳥居と林、それに石畳という、なかなか海外では見る、感じることのできない情景だったので、何度もシャッターを切っていました。

私自身も何度か京都には行ったことがあったのですが、伏見稲荷大社だけ入ったことがなかったので、初めて見る千本鳥居には圧巻もありましたが、あまりに赤いのと林の薄暗さにちょっと怖いなと思いながらも、最後には美しいと感じるようになっていました。

最終的には途中地点までしか時間がなくて行けなかったのですが、それでもかなりの距離の赤い鳥居の中を歩くことができ、小さな簡易神社的な場所でお祈りをして、お清めの水で手を洗うなどしました。ここを通るだけで、今の世界から切り離された感じに良い意味で慣れるので、とても気持ちが良い思いになりました。

そして、最初の地点に戻った時にはガンガンの太陽に迎えられるのですが、その光で「ああ、現実に戻ったのだな」というような、まるでドラえもんの世界にでも入ったかのような、現実と空想の世界を言って帰ってきたかのような気持ちにさせられる場所でした。

そんな、幻想的なスポットともいえる、伏見稲荷大社のおすすめポイントは、人がいない時間を狙っていきましょう。例えば早朝などはおすすめです。(8時前後に到着すれば、ほとんど人はいませんから、独壇場です)

そうすることで、写真好きな方は、あなたがとりたい被写体だけを映すことができますし、それこそ別世界にいるような気分に浸ることができるからです。

さらに、伏見稲荷大社の歴史を知りたいなんて方は、神主さんやそこに仕える方たちと話せればなんて思っている方もいるかと思います。8時くらいであれば、境内の掃除をしている方がいることもあるので、そこに行って色々聞きたいことがあれば聞けるので、そうしてみましょう。

そして、朝からここへ行けば、癒された気持ちになることができます。

伏見稲荷大社の狛犬ならぬ狛狐

伏見稲荷大社の狛犬ならぬ狛狐が出迎えてくれます。この楼門の前にいる狛狐は「鍵」をくわえています。 他にも社務所の近くにいるキツネは巻物、第一鳥居の前にいるキツネは稲穂、お山めぐりの出口付近にいるキツネは玉をくわえています。 巻物は知恵を、稲穂は五穀繁盛をと、それぞれに意味があるそうです。

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