一億円のトイレ
一億円のトイレの基本情報
【スポット】一億円のトイレ
【ふりがな】いちおくえんのといれ
【 住所 】東京都目黒区下目黒1-8-1
【アクセス】JR山手線 目黒駅 徒歩約5分
【最寄り駅】目黒駅
【営業時間】24時間営業
【 料金 】無料
【クーポン】なし
一億円のトイレ
が含まれる観光マップ
東京は目黒にある一億円のトイレとは?アクセス方法や観光スポットまとめ
一億円のトイレはどこにある?
「東京都内に一億円のトイレがあるらしい…」こんな噂を聞いた事はありませんか?
今、ネットで話題の一億円トイレ、実は東京都目黒区に位置する、「目黒雅叙園(めぐろがじょえん)」にあったのです。
目黒雅叙園とは、昭和の竜宮城とも称される程の、それはそれは見事な美術品が所狭しと並べられた、日本初の総合結婚式場です。
そう、一億円のトイレはこの結婚式場の中にあるのです!
一億円のトイレは福岡県田川郡、愛知県刈谷、石川県、北海道にもあるが東京が一番
ちなみに、一億円のトイレは東京だけではなく、他のエリア(福岡、愛知、石川、北海道)にもありますが、どうして目黒雅叙園の館内にあるトイレが「一億円のトイレ」と呼ばれ、大変な人気を誇るのか?
それは、こちらの館内内装が「日本国内でも滅多にお目にかかる事のできない程の素晴らしい景観」からです。
目黒雅叙園の歴史は深く、昭和3年頃に創業者である細川力蔵という方が、ある建造物を入手し増改築を始めました。
そうして昭和6年頃に目黒で「目黒雅叙園」という料亭を開業、これが後の総合結婚式場となって現存しています。
一億円のトイレと称される所以は、目黒雅叙園内部の豪華さや数々の歴史的価値の高い調度品にあります。
螺鈿細工や浮き彫彫刻の施された美しい館内、美人画、花鳥画、扇面といった、豪華かつ結婚式のおめでたい雰囲気に相応しいモチーフ。
欅の板材で作られた園内唯一の木造建築である通常は非公開の「百段階段」、東京都指定の登録有形文化財である階段沿いの座敷棟宴会場。
ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する湯屋のモデルにもなった樹齢100年の床柱や天井、ガラス窓に至るまで類まれなる絢爛さです。
旧館である木造の目黒雅叙園は、太宰治の小説「佳日」にも登場する程、著名人にも愛されています。
「昭和の竜宮城」の名に相応しい目黒雅叙園はそのトイレの内装にもこだわりを持っています。
こうした豪華絢爛な内装とそれに相応しいトイレの造りから、「一億円のトイレ」と呼ばれるようになったのでしょう。
一億円トイレは豪華絢爛だった!
1:豪華な入口と朱塗の橋
私は女性なので女性用トイレのみしか入れませんでしたが、まずトイレへ向かうと入口付近に豪華な入口が見えてきます。
入口前に一応、トイレの看板が立っているものの、しかしそのトイレの入口自体が素晴らしいのです。
上部には大きな日本画、扉も美しい装飾が施され、入っていいのか駄目なのかと悩んでしまう程です。
恐る恐る入っていくと、今度は目の前に川が流れています。
川といっても本物の自然の川ではありませんが、川をまたぐようにして朱塗りの日本橋が架かっているのです。
これには正直驚きました、「一億円のトイレといってもそこまでではないだろう」と見くびっていた自分が恥ずかしいです。
トイレへ入る前からかなりのインパクトがありますし、何よりここがトイレだなんて初見では解りません。
2:個室トイレの扉は螺鈿細工
トイレの便座は普通の白い洋風便座ですが、その個室トイレへ入る為の扉やその内装はまた驚きの螺鈿細工です。
螺鈿(らでん)細工とは、七色に輝く貝を、黒漆に埋め込み造る伝統工芸の事で、これがふんだんに使用されています。
和風というよりはちょっと中華よりのデザインとなっていますが、トイレ手前の朱塗り橋と併せるとこれがマッチしているのです。
まるで映画のセットのような個室トイレですから、思わず写真を撮りたくなってしまう気持ちが出てくるでしょう。
3:和風棚もあります
トイレの便座横に目をやると、そこには高そうな和風棚が置いてあります。
こちらも螺鈿細工であり、「こんなに豪華なインテリアを惜しげもなくトイレットペーパー置きに…」とびっくりしてしまうでしょう。
細かい所まで手を抜かない豪華さ、素晴らしいです。
4:天井には美しい絵画
個室トイレの上を見上げてみると、何とそこには美しい美人画があります。
天井に美人画、しかもその美人画の周囲は金箔なのか、黄金色に輝いているのです。
トイレ1つでここまでお金をかけて飾り立てるとは、思わず感嘆のため息をついてしまいます。
5:一億円トイレは「目黒雅叙園」の総額費
一億円トイレとは「トイレだけに一億円をかけた」のではなく、どうやら目黒雅叙園の総工費と美術品の総額のようです。
しかしトイレの内部だけで一億円かかっていると言われても納得できる程の豪華さです。
お近くに立ち寄りの際には、一度だけでもトイレを利用してみてはいかがでしょうか。
一億円トイレへのアクセス方法
一億円トイレがあるのは目黒雅叙園(東京都目黒区下目黒1-8-1)です。
そこへ行くまでのアクセス方法をご紹介しましょう。
1:電車の場合
目黒駅(JR山手線西口、東急目黒線、地下鉄南北線・三田線)から、行人坂を下って徒歩3分程、または権之助坂を下って徒歩5分程です。
目黒駅を出てからアルコタワーを目指して歩いて行けば、すぐに到着できます。
2:車の場合
首都高速2号線 目黒ランプから約3分程です。
首都高速2号線目黒ランプを降りてから、すぐ右折車線へ入りましょう。
そして上大崎交差点を右折、目黒駅を過ぎてから2つ目の信号の先を左折すると到着します。
3:バスの場合
目黒雅叙園←→JR 目黒駅 東口、または目黒雅叙園←→JR 品川駅 高輪口区間で運行するバスもあります。
目黒雅叙園に宿泊の場合、荷物が沢山あるのであればこちらのバスを利用すると良いでしょう。
尚、バスの運行時刻表はこちら(http://www.megurogajoen.co.jp/access/)です。
駐車場情報
普通車台数:470台
普通車駐車料金:30分毎350円
※レストラン利用・宴会利用・ブライダル利用は無料
一億円トイレの利用可能日時
一億円トイレがある目黒雅叙園は無休、利用可能時間は10:00~22:00です。
しかし館内設備により営業日や利用時間が違う所もありますのでご注意ください。
一億円トイレの利用料金
一億円トイレだけを利用するのであれば、お金はかかりません。
しかしカフェラウンジやレストランを利用する場合はその都度、別途料金が発生します。
一億円トイレの注意点
一億円トイレは、目黒雅叙園という総合結婚式場内にあります。
トイレだけを目当てにして行くよりは、カフェラウンジやレストラン、結婚式場の見学のついでに立ち寄る方が良いでしょう。
トイレだけを目当てとして目黒雅叙園へ行ってもスタッフの方に止められる事はありませんでした。
しかしあまりに頻繁に「一億円トイレだけを見学の為に」目黒雅叙園へ行く人が増えれば、今後トイレだけの利用不可となる恐れがあります。
目黒雅叙園館内には美しい庭園や雰囲気の良いカフェラウンジがありますから、一億円トイレを見学後はそちらで休憩もおすすめします。
一億円トイレのある目黒雅叙園のおすすめスポット
1:カフェラウンジ パンドラ
目黒雅叙園という日本庭園のような和風空間にありながら、軽食を気軽に楽しめるカフェラウンジです。
大きな窓からは美しい和風滝の景観を眺める事ができる他、14時~17時03分の間には、30分程度ピアノの定期演奏が行われます。
ピアノの音色を聞きながら美味しいグルメバーガーを食べるなんて、何とも優雅な時間を過ごせるでしょう。
2:日本料理 渡風亭
こちらではとても落ち着いた和風建築の中で、美味しい日本料理を堪能できます。
特におすすめなのが「季節の会席膳+百段雛まつり×百段階段入場券」の出る時期です。
普段は立ち入る事のできない百段階段を見学できる他、圧倒される豪華さの百段雛まつりを眺める事ができるのです。
勿論料理もとても美味しく、雛まつりのお祝いには丁度良いでしょう。
3:ショップ maison g TOKYO
maison g TOKYO(メゾン・ジ・トーキョー)とは、目黒雅叙園館内にあるパティシエのオリジナルケーキや焼菓子が楽しめるショップです。
バレンタイン限定の美しく珍しいスイーツ、雛祭り限定のケーキ、その他見た目も味もピカイチのスイーツが揃っています。
お土産物や贈答品におすすめです、是非目黒雅叙園へお立ち寄りの際にはこちらで美味しいスイーツを購入しましょう。
一億円トイレは噂通り豪華!是非一度は行ってみよう
歴史的価値の高い建築物や調度品の中にある豪華絢爛な一億円トイレ、貴方も行ってみませんか?
カフェラウンジやレストランで食事を済ませた後に、是非一億円トイレで記念写メを撮ってみましょう。
こんなに美しく調度品や装飾にこだわった、まるで映画セットのようなトイレは国内でも目黒雅叙園にしかありません!
SNSに載せてみれば、リツイートやいいねが沢山くる事、間違いなしですね。
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