京都水族館
photo by @yari_yu
京都水族館の基本情報
【スポット】京都水族館
【ふりがな】きょうとすいぞくかん
【 住所 】京都府京都市下京区観喜寺町35-1
【アクセス】JR京都駅から徒歩約15分、または市バス「七条大宮・京都水族館前」下車すぐ
【最寄り駅】京都駅
【営業時間】10:00~18:00(最終入場は閉館の1時間前)
【 料金 】大人2,200円、高校生1,700円、中・小学生1,100円、幼児(3歳以上)700円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供する場合があります
【バリアフリー 】車いす貸し出し有、車いす用トイレ、授乳室、調乳用お湯有
京都水族館
が含まれる観光マップ
お寺や神社だけじゃない!見どころいっぱいの「京都水族館」
京都と言えば、歴史ある建物や寺社仏閣、和のグルメやスイーツなど見どころが多い街です。
でも、京都に観光に訪れたときには、有名な観光スポット以外にも、ぜひ訪ねて欲しい場所があります。
それが「京都水族館」。なぜ京都でわざわざ水族館?そう思うかもしれませんが、京都水族館は他の場所にはない魅力がたくさんつまった水族館であり、知られざる京都の魅力が堪能できる観光スポットなのです!
京都水族館とは
京都水族館は2012年にオープンした比較的新しい水族館。そんな京都水族館には実は「初めて」のことがふたつあります。
ひとつは京都市で初めての本格的な水族館ということ。これまでに京都市内には本格的な水族館と呼べる施設はひとつもありませんでした。そんな京都市内に誕生した初めての水族館ということで、気合の入れようも別格。各地の人気水族館の展示などをしっかりとリサーチ、それぞれのいいところと取り入れているため、来園者を飽きさせない仕掛けがたくさんつまっているのです。
もうひとつの「初めて」は、ここが日本で初めての内陸型の大規模水族館だということです。水族館は海の水が大量に必要になるため海のすぐそばに立っているものですが、京都には海がありません。そんな京都に誕生した水族館は、日本で初めての試みがあふれています。
京都水族館へのアクセスは?
京都水族館があるのは京都市下京区。梅小路公園の一角にあり、京都駅から徒歩でアクセスすることもできます。
徒歩の場合には京都駅の中央口から徒歩15分の距離で、京都が初めてという方にはゆっくりと街を眺めながら訪問するのがおすすめです。
京都市バスを利用する場合、京都駅からはB3のりばで、205・208系統、または103・104・110・86・88系統などに乗車。七条大宮・京都水族館前下車となります。
七条京阪前を利用する場合には七条通西行のりばから206・208系統または110・86・88系統に乗車、同じく七条大宮・京都水族館前下車です。
四条大宮、桂駅からもバスが発着しています。
京都水族館の基本情報
京都水族館の営業時間は午前10時から午後18時まで。休館日はなく年中無休ですが、施設点検や気象状況などによって臨時に休館する場合があります。
料金は大人2050円、大学・高校生が1550円、中学・小学生が1000円、三歳以上の幼児は600円です。
なお近くにお住まいの方には年間パスポートがおすすめです。これなら、一年中使えるだけでなく、価格は大人の場合には4100円。二度以上訪問するだけで元が取れるので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
また、京都水族館と交通券がセットになった京阪京都交通の「京都水族館セット乗車券」も販売されています。
京都水族館の見どころ
京都水族館は数多くの見どころがありますが、ここでは展示の順番に沿って各エリアをご紹介していきます。
京の川ゾーン
京都水族館は日本初の内陸型大規模水族館ということもあり、京都府の自然の様子を再現することにも力を入れています。
入場して最初に現れるのが、そんな京都の川を再現した「京の川」ゾーンです。
こちらの見どころは、何と言っても「オオサンショウウオ」。
国の特別天然記念物で、生きた化石と言われている世界最大の両生類の姿をいきなり見ることができます。
そんな水族館は日本だけでなく世界でもここだけです。
気に入った人は、ミュージアムショップでもオオサンショウウオグッズがたくさん揃っていますので、チェックしてみてください
かいじゅうゾーン
ここはオットセイやゴマフアザラシなどが展示されているエリアです。
アザラシが泳いでいる姿を眺められる筒状の水槽も人気ですが、こちらの見どころはコの字になった水槽。
通常の水槽は一面だけですが、こちらは前と左右に水槽があり、まるで海の中で動物たちに囲まれているような感覚を味わうことができます。
またこちらでは「かいじゅうカフェ」も併設。京都市内の人気のベーカリーから直送された亀形メロンパンなどを楽しめますよ!
ペンギンゾーン
動物園でも人気のペンギンたちの姿ももちろん楽しめます。
京都水族館のペンギン展示は二階建てになっていて、一階では海の中を泳ぎ回るペンギンたち、二階では歩き回るペンギンたちの姿を観察できます。
泳いでいる姿と歩いている姿のギャップが可愛すぎると人気です。
大水槽ゾーン
京都水族館の目玉のひとつが「大水槽」です。こちらもペンギンゾーンと同様、二階建てになっているのがポイント。
一階は海の底にいるような感覚でウミガメやエイ、イワシの群れなどを見上げるように観察できます。
また、人工の洞窟なども作られていて海の中を探検しているような気分です。
大水槽の二階は海の中でも比較的浅い部分を再現。スケールの大きな展示を楽しむことができます。
またこちらでは別水槽もあり、カクレクマノミやタツノオトシゴなどの熱帯魚も人気です。
海洋ゾーン
ここでは「サンゴ」「クラゲ」などテーマを絞った展示が行われています。
動物だけでなく「磯」などを再現した水槽もあり、波打ち際の様子がそのまま再現されています。
またこちらではとても珍しい生き物が展示されているのも特徴の一つ。
成長すれば体重15キロにもなると言われる「タスマニアキングクラブ」や、世界最大の等脚目である「ダイオウグソクムシ」など、マニア必見のゾーンとなっています。
イルカスタジアム
海洋ゾーンの後は、水族館と言えばコレ!というイルカショーが行われるスペースです。
京都水族館のイルカショーのプログラムはハイレベルなパフォーマンスが有名。
観客席もイルカのプールに非常に近いので、迫力あるショーを楽しむことができようになっています。
さらに季節によってはナイトパフォーマンスも行われることもあり、何度出かけても満足できる場所だと評判です。
山紫水明ゾーン
こちらでは京都の湿地や川などに住む生き物が展示されています。派手さはありませんが、じっくりと落ち着いて観察できるスペースで、非常に詳しい説明もあり、馴染みがあるようでなかなか知らなかった生き物の生態について詳しく学べる場所です。
山紫水明ゾーンの隣には、食事が楽しめる「ハーヴェストカフェ」があります。こちらは京都水族館の中でも隠れた人気のスポット。
通常の水族館のフードコートとは異なり、あらゆるメニューに京都らしさが前面に押し出されています。
例えば、どこの水族館でもありがちな定番メニューである「ホットドッグ」もこちらでは「京漬物ドッグ」に変身!なんと、普通ならピクルスのところが京都の漬物がトッピングされています。
ハンバーガーもこちらでは「九条ネギ」がたっぷりと挟まっていたり、京都らしいちりめん山椒が乗ったどんぶりがあったり、とにかく京都らしい楽しいカフェです。
スイーツも「男前豆腐店」とコラボしたソフトクリームや京抹茶のパフェなど大充実。京都水族館に訪れたときには、外せない場所のひとつです。
このほかにも、ミュージアムショップには、20センチから170センチまで各種のサイズが揃った抱き心地バツグンの「オオサンショウウオ」のぬいぐるみ、和菓子と海の生き物がコラボした「水族館和スイーツ」など、欲しくなるものばかり。
寺社仏閣ばかり見歩いていてちょっと飽き気味、他の人があまり行かないけど京都らしい場所に行ってみたい、「京都水族館は」そんな人にぴったりの観光スポットです。
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