八坂庚申堂(やさかこうしんどう)

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)
photo by @hocchipic
カラフルなお手玉のような丸い布袋が沢山ぶら下がっていることで有名なお寺でインスタ上でも人気です。このお手玉上の布袋は、「くくり猿」と言い手足をくくられて動けなくなった猿の姿のお守りとなっています。これは、欲望のままに動くことを防止するといわれ、その欲を我慢することにより願い事が一つ叶うと言われています。くくり猿は一体500円なので、願掛けをしてみてはいかがでしょうか?また、くくり猿は色のバリエーションも豊富ですので、沢山吊るされた状態はカラフルでとてもフォトジェニックなので一緒に写真を撮ることをお勧めします。

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八坂庚申堂(やさかこうしんどう)の基本情報


【スポット】やさかこうしんどう
【 住所 】京都市東山区金園町390 TEL:075-541-2565
【アクセス】市バス「清水道」下車徒歩約7分、京阪「祇園四条駅」下車、徒歩約15分
【営業時間】9:00~17:00
【 料金 】無料

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)
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公式ページ

京都で1番可愛い♡八坂庚申堂の見どころとインスタ映えする写真の撮り方を紹介します!

八坂庚申堂とは?

八坂庚申堂(やさかこうしんどう)は京都府京都市東山にあります。平安時代の頃に浄蔵貴所(887年~946年)により建立されたと伝わっている、天台宗の寺院です。御利益は学業、商売繁盛、無病息災、願掛けです。

八坂庚申堂 着物
instagram @naroomi_k

八坂庚申堂は通称で、大黒山金剛寺(こんごうじ)であり、大阪四天王寺庚申堂と東京入谷庚申堂、そして京都八坂庚申堂で日本三庚申の一つともいわれています。ただし、東京入谷庚申堂は現存しないことからも大変貴重な寺院であるといえます。本尊である青面金剛は、飛鳥時代の頃に中国大陸から渡来した、秦氏の守り本尊でもありました。

八坂庚申堂といえば欲捨てのくくり猿の他に、蒟蒻焚きという行事が有名です。蒟蒻焚きとは、猿の形にくり抜いた蒟蒻3つを、北の方角を向いて何も言わずに食べ終えることで無病息災を願うという行事です。庚申日毎に行われており、いわゆる恵方巻行事と似通ったところがあるでしょう。

八坂庚申堂はなぜ猿がいる?

八坂庚申堂は猿に縁が深く、八坂庚申堂の三門の上を見ると「見ざる、言わざる、聞かざる」のポーズを取った三猿がいます。どうして猿が?その理由は、八坂庚申堂の庚申が干支の庚申(かのえさる)の日を意味しているからです。

実は人の体の中には三尸(さんし)という虫がおり、その虫は庚申の日の夜になると眠っている人の体から出てきて、閻魔大王にその人の悪行を伝えるのです。「○○はこんな悪いことをしているようだ」と閻魔大王に伝えられた人は、その罰として寿命を縮められてしまいます。それを阻止しようと庚申の日に三尸の虫を封じるため夜叉の姿となった、青面金剛を拝む文化が生まれたのが、庚申信仰というわけです。

両手で目を隠す見ざる、口を隠す言わざる、耳を隠す聞かざるという猿も、庚申信仰と一緒に日本へと入ってきたのだといわれています。八坂庚申堂へ行くならば、是非山門の上にいる三猿も見ておきましょう。山門以外にも至るところにお猿さんが紛れこんでいるので、是非探してみてください。

八坂庚申堂のお守り

八坂庚申堂にはとても可愛らしいお守りがあります。それは指猿という、人の指の第一関節くらいの大きさの、猿の顔が描かれたものです。

猿といえば人のように指が長く、とても器用に枝を掴んだり果物の皮を剥いたりします。それにあやかって、手先が器用になりますようにという意味を込めて指猿を持つのです。

指猿は1つずつ作られている手作り品なので、1つとして同じ表情の猿はいません。ちょっととぼけていたり笑顔だったりと、色んな表情をしています。芸術系の人や物つくりをする人へのお守りに最適です。

指猿以外にも、三猿の可愛らしい木彫り調のお守りもあります。猿の土鈴というお猿さんの顔が描かれた鈴もあるので、申年の人へのお守りにもぴったりです。

八坂庚申堂の御朱印

八坂庚申堂の御朱印は墨書で奉拝と寺名をもらいます。押印として見ざる、聞かざる、言わざるの三猿の絵柄の入ったスタンプを押してもらえるので、なかなか可愛らしいです。

八坂庚申堂のくくり猿

八坂庚申堂といえばくくり猿といわれる程、SNSでも人気になってきました。それはくくり猿がとてもカラフルでフォトジェニックだからでしょう。

くくり猿とは、4つの布の先端を糸で留めて真ん丸な形にしている布地のことです。これにお願いごとを書いて境内にある専用の場所へ吊るすと、そのお願いごとが叶うと言われています。

くくり猿と呼ばれているのは布の形がまるで手足を縛られている猿に見えることと、手足を縛ることで欲へ走ることを戒めているからなのです。つまり欲を捨てることで縁が結ばれ、願いごとが叶うのでしょう。

くくり猿は赤や青色、黄色など1つ1つがとてもカラフルな布で作られています。これが沢山吊るされているのは見ていてとても可愛い、すごいと思える景色です。

八坂庚申堂 くくり猿
instagram @nono__1130

八坂庚申堂の着物レンタル

八坂庚申堂 着物レンタル
instagram @hobbitrip

八坂庚申堂はレトロ可愛い猿やくくり猿がある場所、着物もとても似合います。八坂庚申堂を着物で参拝したいなら、「八坂の塔前店 レンタル着物岡本」さんがおすすめです。(1日一式セットレンタルプラン税抜き2,980円から)八坂庚申堂は八坂の塔すぐ近くにあるので、ここで可愛い着物をレンタルして着付けしてもらい、参拝しましょう。

八坂庚申堂のフォトスポット

八坂庚申堂には至るところにフォトジェニックなスポットがあります。

八坂庚申堂 フォトスポット
instagram @naroomi_k

まずは山門(八坂庚申堂への入口)の上をご覧ください、そこには見ざる言わざる聞かざるのポーズを取った3匹のお猿さんがいるでしょう。

境内に入ったならまずは参拝しましょう、本殿にも沢山のくくり猿、そしてここにも三猿がいます。三猿の後ろにあるくくり猿が入るように写真を撮ってみてください。

境内のあちこちにはくくり猿が吊るされているので、そちらもおすすめのフォトスポットです。ただし八坂庚申堂はこじんまりとしているお寺さんなので、人が多い日はくくり猿の前で長居せず、サッと撮って他の人の邪魔にならないようすぐ場所を空けましょう。

八坂庚申堂はインスタ映えスポットとしても有名

インスタグラムというSNSで八坂庚申堂の写真を見かけることが多くなってきました。八坂庚申堂のくくり猿はとくにインスタ映えするカラフルさ、そして可愛らしさがあるからでしょう。

八坂庚申堂 インスタ映え
instagram @naroomi_k

あなたもインスタをしているのなら、是非くくり猿や三猿の写真をアップしてください。おすすめなのは赤色を際立たせて写真を撮ることです。インスタでは赤という色が最も目立つので、赤いくくり猿をメインに撮るといいねが沢山もらえる素敵な写真を撮れるでしょう。

またスマホでカラフルなくくり猿を背景に自撮りした後、自撮りした画面をくくり猿を背景に置き、その姿を別のスマートフォンで撮影すると奥行きのあるインスタ映え写真が撮影できます。

八坂庚申堂 撮り方
instagram @bloomy0929

八坂庚申堂付近でのランチ

八坂庚申堂は京都でも有名な観光地である八坂の塔が近くにありますから、ランチを楽しめるお店もそこかしこにあります。例えば「AKAGANE RESORT KYOTO HIGASHIYAMA 1925」は老舗銅会社の邸宅をリノベーションしたとてもオシャレなお店です。ゆったりとした店内で、着物でもゆっくりとくつろいで食事ができるでしょう。

食べ歩きをしたいのであれば、「アラビカ 京都東山」で美味しいコーヒーを飲んだり、「十文堂」で小さくて可愛いお団子を食べるのもおすすめです。和菓子好きなら「清水菓寮 六角庵」のみたらし団子、

「きなこ家」のきなこシェイク、「文の助茶屋 本店」でわらび餅もいいでしょう。店内で食べるも良し、テイクアウトして八坂の塔を見に行きがてら食べるというのも良いですね。

八坂庚申堂のお土産について

八坂庚申堂でお土産を買って帰りたいなら、見ざる言わざる聞かざるの三猿お守りや指猿がおすすめです。食べ物のお土産がいいなら「清水菓寮 六角庵」でみたらし団子を食べた帰りにでも、からめる焼きを買ってもいいですね。

勿論、八坂庚申堂の前にも「和趣おみやげ 八坂の塔やまだ」というお土産物屋さんがあるので、ここで買うのもおすすめです。他にも八坂の塔あたりは色んなお土産物屋さんが所狭しと列を並べているので、気になったお店に入って買うのもいいでしょう。

八坂庚申堂へのアクセス

八坂庚申堂へ行くのであれば、車でのアクセスはおすすめしません。一応、近くに有料コインパーキングがあるのですが、京都は人気観光地なので朝早くに行ってもすぐに満車になってしまうからです。そのため、以下のようなバスでのアクセスをおすすめします。

バスでのアクセス①
JR京都駅から市バス202、206、207系統に乗車→「清水道」で降りて、八坂の塔を目指すと八坂庚申堂へ簡単に辿りつけます。

バスでのアクセス②
「烏丸五条」バス停から80番のバスに乗車→「清水道」で降りて、八坂の塔を目指すと八坂庚申堂に到着です。

電車+徒歩でのアクセス
京阪電鉄「清水五条駅」から東の方向へと歩くと約20分かかりますが到着できます。どうしてもわからないという人は、取りあえず「清水道」バス停で降りたら、目の前の道路を走る車の進行方向へ歩いて行きましょう。そうすると徒歩約2~3分で八坂通りに到着するので、信号を渡り次に石畳になっている坂を登っていきます。視線を上にやれば八坂の塔が見えますから、それを目印にしつつ八坂の塔に着いたら右に曲がると八坂庚申堂です。

夏や秋、冬は混むので注意

八坂庚申堂はインスタなどSNSで密かに人気が出つつある場所なので、夏休みや秋の紅葉が美しい季節、そして冬の雪が綺麗な時期は大変混み合います。とくに秋~冬は紅葉狩りや初詣で大変な賑わいを見せるので、着物だと人混みで疲れてしまうこともあるでしょう。そのためとくに混む土日祝を避けるか、着物であれば八坂の塔近くでレンタルするかをおすすめします。

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