警察博物館
photo by @inolly_inoue
警察博物館の基本情報
【スポット】警察博物館
【ふりがな】けいさつはくぶつかん
【 住所 】東京都中央区京橋3-5-1
【アクセス】東京メトロ銀座線 京橋駅 徒歩約2分
【最寄り駅】京橋駅
【営業時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)
【 料金 】無料
【クーポン】なし
警察博物館
が含まれる観光マップ
日本一警察のお仕事がよく分かる施設「警察博物館」
警察博物館は警視庁管轄の施設です。
警視庁を始め、警察の仕事の内容をわかりやすく理解することができます。
私も幼い頃にこの警察博物館に行き、警察官という職業に憧れたことを思い出しますが、まだ行かれたことのない方に、警察博物館の概要について紹介したいと思います。
警察博物館の概要について
警察博物館には警察官の制服を始め、警察の記章の実物が展示されております。イミテーションではなく、本物です。
しかも無料で見学をすることができます。
実物を見ながら警察組織や生業などを調べるにはもってこいの施設ですし、大人も楽しむことができる施設です。
では建物の概要について説明していきます。
警察博物館は5階建の建物です。
まずは施設の入り口には白バイが展示されています。この白バイを見るとお子様はとてもワクワクされると思います。
入り口の白バイもそうですが、ヘリコプターも展示されています。
さらに、写真撮影様にお子様用の制服が用意されています。試着の対象は3歳から12歳の小学校6年生ごろまでです。
制服の種類は、第一種と呼ばれる内勤の警察官の制服と、交通機動隊員の制服の2種類があります。
これらの制服を着て、写真撮影をするとお子様は興奮されるのではないでしょうか。
なおサイズも3種類あり、身長が100センチ、120センチ、140センチの3種類の制服があります。
是非、記念写真を撮影し、思い出をつくってみてはいかがでしょうか。
2階には、歴史年表や関東大震災の関連資料など、これまでの警察の歴史に対して自然災害などの事件との関係を知る上で非常に有効な資料があります。
お子様の夏休みの勉強にはとても役に立つものと考えます。
但し夏休み中には込み合いますので、ゆっくりと干渉されるのであれば、平日の午前中が良いと思います。
続いて3階には、警察の仕事に特化したものが展示されています。
例えば、警察官の制服もそうですが、事件での武器、凶器を始め、警察執行文書や事例とった実物を観賞することができます。
特に目がひくのは、殉職警察官の顕彰コーナーです。
日本の治安や秩序を守るために命を落とされた警察官の方々に対する哀悼の念を込めて、色々なものが展示されています。
遺族の方も殉職された警察官の意思を引き継ぎ、事件を風化させないようにされています。
さらに4階では体感できるコーナーがあります。
例えば、事件の目撃者になったつもりで、コンピューターを用いた、犯人のモンタージュ写真の作成を体感することができます。
モンタージュ写真の作成においては、よくテレビの警察ドラマにおいてモンタージュ写真を作られていましたが、私ももう一度体感したい展示物の1つです。
また、ドライビングシミュレーターでは車の運転を体感することができます。
なお、このドライビングシミュレーターを利用する際には、普通免許証が必要となりますので、注意して下さい。
また交通ルールは防犯についても楽しく学び、身につけることができます。
そして5階にはイベントホールがあります。イベントごとにホールが解放されます。
以上が警察博物館のフロアごとの概要となります。
警察博物館へのアクセスについて
では警察博物館へのアクセス方法について紹介します。
警察博物館は東京都中央区京橋にあります。
都心には駐車場が少ないこともありますので、電車やバスなどの公共交通機関を利用されることをお勧めします。
一番便利に電車でアクセスするには、東京メトロ銀座線の京橋駅を利用されることをお勧めします。
京橋駅の2番出口から歩いて2分という、大変便利なロケーションにあります。
また、少し余裕があれば、JR東京駅から八重洲南口から歩いて行かれるのも良いかと思います。
東京駅の八重洲南口から警察博物館までは10分と便利です。
ただ、車でのアクセスは駐車場がありませんので、ご注意下さい。
京橋駅付近にはコインパーキングも何個かありますが、駐車できる台数には限りもあります。
従いまして、満車になっている確率は高いと思いますので、車での来場には朝早くから駐車場を確保するようにするか、諦めて電車を利用されることをお勧めします。
警察博物館の注意点
警察博物館に入館される際に注意すべき点について紹介をしたいと思います。
注意すべき点は3つあります。
1つ目の注意点を申しますと、写真撮影に関する注意事項です。
警察博物館に展示されているものは大半が実物のものとなります。
したがいまして、複製を予防するために、施設のいたるところで写真撮影が禁止されています。
実際に写真を撮っておきたい気持ちも非常にあるとは思いますが、不正に使われることは予防しなければなりませんので、撮影は我慢しましょう。
撮影OKな警察バイク、パトカーなどのフォトスポットもありますので、撮影を楽しみたい方はそこで思う存分写真撮影をするのがお勧めです。
2つ目は、お休み中の混雑具合についてです。
どうしても夏休み中に来館されるお客様は増えます。
さらに、1階にある記念撮影のコーナーでは写真撮影と制服試着で時間が取られやすいこととなります。
限られた時間の中で色々と見学したい場合には、待ち時間も考慮した上で、見学時間を組み立てて行きましょう。
みんなで選ぶ警視庁140年の十大事件について
最後に、先日、警察博物館に来場された方に対して「みんなで選ぶ警視庁140年の十大事件」と称し、アンケートをとった様ですので、そのベスト3の結果を紹介したいと思います。
まず第3位は、あさま山荘事件です。
この事件は、連合赤軍が人質を盾に立てこもりを行いました。
私が記憶している、あさま山荘事件といえば、昭和の時代で、雪深い中で機動隊が大きな鉄球を山荘にぶつけ、さらに放水をしながら、犯人を追い込んでいるあの映像を鮮明に覚えています。
第2位は、東日本大震災です。
この東日本大震災はまだまだ記憶に新しい出来事ではあります。
震災当日、私は神奈川で被災をしました。歩いている最中に地震による大きな揺れによって、道路にしゃがみ込んでしまったのを覚えています。
あの揺れの体感は今でも心の片隅で記憶していますが、このようなひどい最中、東日本大震災では沢山の警察の方々が被災者を支援している姿に大変感銘を受けました。
さらに、東日本大震災で尊い命を落としてしまった警察の方々もいらっしゃいます。
このことを肝に命じて、我々の中でも防災意識を高めて行かねばならないと思います。
そして第1位はオウム真理教事件です。
これは日本犯罪史上で最悪な事件とも言われています。
無差別の地下鉄サリン事件から始まり、このテロのようなテロの事件事故対しては、勇敢に立ち向かう警察の方々には大変脱帽をする思いですし、二度とこのような事件を起こさせないために何をすべきかについて、考えなくてはならないと思います。
警察博物館のまとめ
以上、警察の仕事がふんだんに詰まった、警察博物館について紹介をしました。
警察博物館には、資料が沢山あり、警察そのものをギュッと濃縮している警察博物館です。
ここまで警察に関する資料が集まったミュージアムは、国内ですとなかなかお目にかかれないので是非東京観光のコースに組み立ててみるものお勧めします!
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