郵政博物館

郵政博物館
photo by @t_maiya_postbox
郵便と通信に関する資料が約400点展示されている博物館。なんといっても見どころは日本最大約約33万種の切手の展示でその美しさに切手収集に目覚めてしまうかも!?

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郵政博物館の基本情報


【 住所 】東京都墨田区押上1−1−2 東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
【アクセス】東京スカイツリー駅・押上駅に隣接
【営業時間】午前11時00分-午後4時00分 土、日及び祝休日は休み
【 料金 】大人300円、小・中・高校生150円

郵政博物館
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公式ページ

最新技術で郵便の世界を覗き見!「郵政博物館」ってどんなところ?

郵政博物館の概要

郵政博物館は、国内外の郵便・通信、郵便貯金、簡易保険などに関する収蔵品を展示し、郵便に関するイベントなどを行う、2014年3月1日にオープンしたばかりの新しい博物館です。

切手の展示数は約33万種類にも及び、これは日本最大です。国内外の郵便に関する資料も約400点が展示されています。

郵政博物館へのアクセス

東京スカイツリー駅・押上駅に隣接するソラマチ・イーストタウン9階
※8階から別のエレベーターに乗り換える必要があります。

東京スカイツリー駅までのアクセス

①東京スカイツリーライン「北千住駅」から13分
②東京メトロ銀座線「上野駅」から「浅草駅」まで5分
③東京スカイツリーライン「浅草駅」から3分

押上駅までのアクセス

①JR総武線快速「東京駅」から「錦糸町駅」まで8分、東京メトロ半蔵門線「錦糸町駅」から3分
②京急・都営浅草線「品川駅」から25分
③京急・都営浅草線「羽田空港駅」から39分
④京成成田スカイアクセス線「成田空港駅」から49分

郵政博物館の営業時間

開館時間:10:00~17:30
休館日:不定休

郵政博物館の料金

大人:300円
小・中・高校生:150円(団体10名以上はそれぞれ50円引き)
入場券は反復利用することができますので、いったん同日であれば、入場して、昼食を外でとって、再入場するということもできます。

郵政博物館の特徴

常設展示ゾーン、企画展示ゾーン、手紙ラウンジ、ミュージアムショップ、ミュージアムゆうびんきょくで構成されています。

常設展示ゾーン【「始」ノ世界】

「郵便の博物館なんて、そんなにすごいものじゃないだろう」と思っている方は、かなり驚くと思います。

常設展の1つ目のゾーン、「始」ノ世界では、最新技術であるプロジェクションマッピングを用い、郵便・電信・切手の歴史について投影しています。

【「郵便」ノ世界】

郵便の資料が約400点も展示されており、圧巻です。特におススメは、郵便ポストの変遷です。

日本で郵便制度が始まったのは、今から約140年以上も前になります。最初は、四角い箱に脚が付いただけの木製のポストで、「書状集め箱」と呼ばれていました。

面白いのは、この当時は、まだ郵便というものが何か知られていなかったので、郵便の出し方や、郵便料金・郵便が届くまでの時間が書かれた紙が貼り付けられていたそうです。

もちろん、この書状集め箱も展示されています。最初は東海道を中心とした都市部に十数点設置されていただけでしたが、郵便制度が始まってわずか数年ほどで全国にまで拡大し、この頃は高さ1メートルくらいの、黒色で細長い箱状の「黒塗柱箱」が至るところに設置されるようになりました。

郵便制度が始まった当初から、「郵便ポストは赤」と思っていましたが、これには衝撃を受けます。

これが郵便ポストなんて、誰も気づかないのでは?と、ついつい思ってしまいたくなるほど。

その後、30年ほど経って、ようやく赤色の丸型ポストになりました。人に気づいてもらうようにするために赤にしたのかどうか定かではありませんが、30年もこのことに気がつかなかったというのは、また面白みを感じます。

そして、戦時中は次第に鉄が貴重になり、鉄製の郵便ポストから、コンクリートや陶器などの代用ポストが作られたそうです。

戦後は、現在と同様の鉄製赤色ポストが作られたようです。

また、このゾーンには、体験・体感型コンテンツである、郵便配達シミュレーター『Go!Go!ポストマン』があります。

前後左右に体を動かしながら、ミッションをこなしていきます。意外と難しいので、ぜひチャレンジしてみてください。

【「手紙」ノ世界】

歴史的な手紙から有名人の手紙まで、興味深いものがたくさん展示されています。

1944年に、中国の戦地から送られた「戦地からの暑中見舞い」は、時代背景などを感じることができます。ぜひご覧ください。

【「切手」ノ世界】

このゾーンには、世界中の切手が約33万種を展示されています。

日本最大の収蔵数ですので、切手好きにはたまらない、まさに「切手コレクターの聖地」です。ブラックペニーもあります。

無造作に並べられているわけではなく、蝶々シリーズや昆虫シリーズ、大自然シリーズなどは面白いです。

また、郵政博物館が所蔵している切手データベースから、好きなキーワードをタッチパネルで入力して、検索・閲覧することができる、デジタル切手帳『StampPond(スタンプポンド)』があります。

これだけでも1日ずっと眺めていられます。

【「郵便貯金」ノ世界】

郵便局がお金の預かり(貯金)を始めたのは、郵便制度ができて間もない1875年のことだそうです。

その当時の写真や、当時使用されていた通帳なども展示されており、とても興味深いです。

【「簡易保険」ノ世界】

1914年には簡易保険業務の取り扱いを始めたそうで、そのときのポスターが展示されていました。

「簡易保険」と言っても、最初は保険商品のような意味合いではなく、簡易健康保険相談所という施設を設置して、被保険者の健康相談や巡回看護を行っていたとのことです。

そして、この簡易健康保険相談所で作成されたのが、あの有名な「ラジオ体操」でした。

ここには、幻の「ラジオ体操第3」が収録されたレコードも展示されています。

また、体験・体感型コンテンツである「ゆうちょ・かんぽアドベンチャー」というものがあります。

ゲームをしながら郵便貯金・簡保について学べます。各ステージの障害や敵を、郵便貯金や保険を使って、クリアしていくというシュールさは、おもしろすぎます。

企画展示ゾーン

過去には、世界各地で発行されたダイアナ元皇太子妃をモチーフとした切手を展示する「【寄贈切手展示】ダイアナ元妃を描いた切手が世界中から大集合!」が開催されています。


また他には、夏休み企画として、世界各地からテディベアの書かれた切手を集めて展示した「かわいいテディベア展」や、「ねこのダヤン」の物語にでてくるエルタシル郵便局などをモチーフにした「ねこのダヤンとエルタシル郵便局」展などが開催されています。

夏休みに行くのもいいですね。

手紙ラウンジ

ひととおり常設展・企画展をみてると、「久しぶりに手紙でも書いてみようか」と思う人も多いはず。

手紙ラウンジでは、手紙を書いたり、くつろいだりすることもできます。

また、「メッセージシアター」や「絵葉書クリエーター」などの体験・体感コンテンツで遊ぶこともできます。


メッセージシアターは、巨大な3面スクリーンに、郵便・通信の大迫力映像が映し出されます。

絵葉書クリエーターでは、タッチパネルで、世界で一つだけのオリジナル絵葉書を作成することができます。

まさに、プリクラの絵葉書版です。スタンプや文字でデコレーションをすることができ、顔写真も入れることができます。

すごいのは、好みのBGMをQRコードに変換して、絵葉書に添付することができるという最先端なところです。

後述しますが、ここで作った絵葉書を「ミュージアムゆうびんきょく」にあるポストに投函して、お友達に送ることもできます。

郵政博物館のミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、郵政博物館のオリジナルグッズや、企画展グッズだけでなく、切手コレクターにはたまらない記念切手も販売されています。


また、ファーストデイカバー(切手と封筒と初日消印が一体になった郵趣用記念グッズ)もありますので、その場で手紙を書いて送ることもできます。

郵政博物館のミュージアムゆうびんきょく

ミュージアムゆうびんきょくには、向島郵便局臨時出張所があり、東京スカイツリーの形をしたポストがあります。

このポストに投函すれば、東京スカイツリーの印影が入った向島郵便局の風景入日付印が押印されて、宛名人の方にお届けされます。

このスカイツリーポストは、写真スポットになっています。

郵政博物館のまとめく

「どうせ郵便なんて」と思っている方こそ、行くべきです。

最新技術、日本最大の郵便資料の収蔵品、140年の郵便史。これらが融合した郵政博物館は、子供も大人も楽しむことができるスポットです。

スカイツリーに登りたくて来ましたけど、待ち時間が長すぎて登れない。

飛行機までの微妙な時間をどうしよう。そんな方も、思いつきで足を運んでみるといいでしょう。

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