万博記念公園

万博記念公園
photo by @snaplace_insta
1970年に日本で初めて開かれた万国博覧会のさいに作られた公園。岡本太郎氏作成の「太陽の塔」はその時に作られたもので今でも大阪のランドマークとして親しまれています。また、公園内には四季折々の花が咲き、特に秋に咲くコスモスは有名です!

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万博記念公園の基本情報


【スポット】万博記念公園
【ふりがな】ばんぱくきねんこうえん
【 住所 】大阪府吹田市千里万博公園1-1
【アクセス】大阪モノレール 万博記念公園駅 徒歩約5分
【最寄り駅】万博記念公園駅
【営業時間】9:30~17:00(入園は16:30まで)
【 料金 】大人(高校生以上)260円、小中学生80円
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンが提供されることがあります


公式ページ

万博記念公園で遊ぼう!自然を感じる大パノラマ公園

万博記念公園ってどんな場所

1970年 大阪の北部 吹田市で、日本初の万国博覧会が開催されました。
当時の科学の最先端技術が世界中から集められ、未来的な建造物が立ち並び、およそ76カ国の国と地域が参加しました。来場者数は6420万人を超え、歴史に残る大イベントになりました。その跡地に木や植物を植え、自然豊かな公園と生まれ変わり、当時の面影を残しながら、現在も多くに人々に愛される大型公園に生まれ変わりました。巨大なシンボル「太陽の塔」があることでも有名です。

甲子園球場約65個分の敷地には、四季を彩る日本庭園、フットサルコートや、テニスコートなどのスポーツ施設、広大な芝生エリア、子供たちに人気の遊具、万博当時の資料が展示されているEXPO‘70パビリオン等々、一日では遊びつくせないほど見どころたくさん。
一年中何かのイベントが開催され、子供から大人まで、いろんな楽しみ方ができる公園です。

【入園料】大人:260円 小中学生:80円
【開園時間】9:30~17:00
【休園日】毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日の木曜日)
*4月・5月ゴールデンウイークまで・10月11月は無休
*園内の施設利用料が別途必要な場合があります。

「太陽の塔」の見どころ

太陽の塔は時空を超えて問いかける

大阪の万国博覧会といえば「太陽の塔」と思い浮べる人も多いのではないでしょうか?
高さ70mのその巨大な建造物は、遠くから見える姿もさることながら、近づけば、その迫力に圧倒されます。気になるのは「顔」。

正面中央の顔は、現在を表す「太陽の顔」。上部には未来を表す「黄金の顔」。背面には、過去を表す「黒い太陽」。
そしてもうひとつの顔が、人間の精神世界を表す「地底の太陽」です。

太陽の塔の内部は、経年劣化等により長年閉鎖されていたため、過去の資料でしか知ることできませんでしたが、近年、修復プロジェクトによって、一般公開されています。(これには予約が必要。)


内部に広がる空間は、外見の印象とは違いとても神秘的です。
中でも「生命の樹」と呼ばれるソレは、うねりながら下から上へ上へと伸びています。地球の生命が、命を繋ぎ進化していった、途方もない時間をたどるようなかたちで、私たちも階段を上っていきます。
当時の太陽の塔は、未来的な建物の屋根を突き破る形で建てられました。
科学の進化を喜ぶ世界的なイベントで、生命のエネルギーが今にも爆発しそうなその巨大なバケモノは、人類に何を問いかけていたのでしょう。まるで、ずっとそこにあったかのような姿で。

【営業時間】10:00~17:00
【塔内部入館料】大人720円 小中学生310円 *要予約
太陽の塔 入館予約

日本庭園の歴史を歩く

万博記念公園の北西部に広がる「日本庭園」のエリアは、日本万国博覧会に政府出展施設として造られました。
東西1300m、南北200mにわたって広がる庭園は、日本の造園技術の粋を集め、水の流れを根底に、平安時代の庭、鎌倉・室町時代の庭、江戸時代の庭、そして現代の庭へと時の流れをも表現した、日本庭園の歴史を体感できる庭です。
万博開催当時、未来的なパビリオンが林立する中、このような美しい憩いの空間は、集まった世界中の人々をどれほど癒し、魅了したことでしょう。


四季折々に咲く花々。新緑や、紅葉、水の落ちる美しさ。一年を通して楽しめます。


万博記念公園入場料と共通なので、追加料金なしで見られるのもうれしいですね。
日本庭園の中にある「茶室 千里庵」では抹茶と和菓子がいただけます。(700円)

【利用料】無料

森の空中散歩・ソラード

ここに文章を入力してください日本初の万国博覧会が終わり、その跡地は自然豊かな森へと生まれ変わっていきました。40年以上育ち続けた森の表情を、間近に観察することのできるのが、「森の空中観察路・ソラード」です。

森の木々を上から見下すほどの高さで風を感じながら歩く、全長300mの空中路には、様々な植物や、昆虫、野鳥などの解説があります。


森の景色を万華鏡に映してみることのできる「森の万華鏡」や、森の中の音を聴くことのできる「森の集音器」など、普段とは一味違う「森」に触れられます。
最後までたどり着くと見えてくるのは、やぐらのような「展望タワー」。

19mの高さがあるので、振り向けば、森の中から太陽の塔が顔を出しているのが見えますよ。特に、秋の紅葉シーズンの空中散歩は素晴らしいです。

【利用料】無料

自然文化園でピクニックを楽しもう!

太陽の塔のエリアを含む西側のエリアには、広大な敷地に豊かな森や、芝生、水鳥の住む池など、一日中楽しめるスポットがたくさんあります。

「花の丘」ではそれぞれの季節に咲く花々を写真に収めようと、カメラを抱える人たちでにぎわいます。一面に咲く花の美しさが心を癒してくれます。

初夏には「あじさいの森」もおすすめです。


【利用料】無料

「自然観察学習館」では植物や動物について学べるスポットです。
自然との関わりや、園内の豊かな自然がイラストや写真によって紹介されています。
昆虫が飼育されており、自然と触れ合う工作などもあり、楽しみながら自然について学ぶことができます。
【入館料】無料
【利用時間】10:00~16:00
【利用期間】1/5~12/26
【定休日】水曜日(水曜日が祝日の場合、翌日の木曜日)

「夢の池 サイクルボート」では、ペダルで漕ぐ、スワンボートを楽しめます。
2人乗り(20分 1000円)
4人乗り(20分 1300円)
カップルで乗ってもよし、家族や、お友達同士で乗ってもよし。のんびり水面に浮かんでみてはいかがでしょうか。

「野鳥の森」「水鳥の池」では、園内に生息する野鳥のほか、渡り鳥も飛来します。
季節によって公園に訪れる鳥の種類もいろいろ。双眼鏡や、カメラをもって、鳥の世界を覗いてみてはいかがでしょう。特に冬はバードウォッチングにおすすめの季節です。葉が落ちれば鳥たちがよく見えるほか、来園者も少なくなり、鳥たちの活動が活発になるのだそうです。
「自然観察学習館」では、双眼鏡の貸し出しを行っています。


【利用料】無料

「森の足湯」のお湯は、園内の間伐材を巻きにして燃やし、地下水を温水にしています。それと同時に、その温水の熱を電気に変える「スターリングエンジン」も併設され、とってもエコな足湯です。もしタオルを忘れても、200円で販売していますよ。

広大な自然を歩き回って疲れたら、こちらで一休みしませんか?
「欅の湯(けやきのゆ)」は一度に6人
「華の湯(はなのゆ)」は一度に10人利用できます。

【利用料】無料
欅の湯:10時~16時
華の湯:12時~16時
*受け付けは15:50まで。
*一人10分間

周辺のおすすめレストラン

ノースガーデン

万博記念公園内にある、薪窯ピッツァ、イタリアンのお店です。木製のテーブルや椅子、植物を店内のいたるところに配置するなど、オーガニックな雰囲気は清々しくとてもおしゃれな空間を演出しています。
太陽の塔の顔にちなんだ「太陽のピッツァ」「黄金のピッツァ」「黒のピッツァ」「地底のピッツァ」など、ここでしか味わえないピッツァを中心に本格的な食事が楽しめます。
テイクアウトも可能なので、デッキテラスや、芝生や木陰など、レジャーシートを広げてピクニック気分も満喫できますよ。

基本情報

営業時間:11:00~17:00(ラストオーダーは16:30)
定休日:万博記念公園の定休日に準ずる
住所:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園10-3
アクセス:万博記念公園内 平和のバラ園 南側
予算:1200円~(薪窯ピッツァランチなど)

周辺のおすすめレストラン(又はカフェ又は観光スポット)

レストラン みんぱく

万博記念公園内 国立民族学博物館の中にあるレストランです。
特別展示会などの、イベントがあるときには、そのテーマに沿ったメニューなどもあります。
本格エスニック料理が中心で、メニューも豊富。126席という席数もうれしいですね。

基本情報

営業時間:11:00~16:30(ラストオーダーは16:00)
定休日:毎週水曜日・年末年始(12/28~1/4)
住所:〒565-5811 大阪府吹田市千里万博公園10-1 国立民族学博物館
アクセス:万博記念公園内 国立民族学博物館1階
予算:1400円(マッサマンカレーランチなど)

周辺のおすすめレストラン(又はカフェ又は観光スポット)

クレープ&タピオカ Gela Fru(ジェラフル)

万博記念公園中央口のすぐそばにある、クレープとタピオカドリンクのお店。
バリエーションが豊富で、もっちりクレープは行列ができるほどの大人気。
遊び疲れて甘いものが欲しくなったら、是非お立ち寄りください。
場所がわかりやすいのもうれしいですね。

基本情報

営業時間:9:30~17:00
定休日:万博記念公園の定休日に準ずる
住所:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園10-13
アクセス:万博記念公園内 中央口西側
予算:583円(いちごチョコクリームクレープなど)

万博記念公園へのアクセス

在来線の場合

下記の路線・駅のそれぞれから大阪モノレール「万博記念公園駅」が便利です。
‣阪急線:南茨木駅、山田駅、蛍池駅
‣地下鉄御堂筋線(北大阪急行線):千里中央駅
‣地下鉄谷町線:大日駅
‣京阪本線:門真市駅

新幹線の場合

新幹線「新大阪駅」下車。地下鉄御堂筋線(北大阪急行)で「新大阪駅」→「千里中央駅」へ。大阪モノレールで「千里中央駅」→「万博記念公園駅」下車。

万博記念公園の基本情報

名称

万博記念公園

読み方

ばんぱくきねんこうえん

営業時間

9:30~17:00

定休日

毎週水曜日  水曜日が祝日の場合、翌日の木曜日 *4月・5月ゴールデンウイークまで・10月11月は無休

クーポン

万博オールパスポート(年間パスポート)3200円 *毎回本人は無料。同伴者5名まで 大人1人 190円(通常価格260円、割引額70円) 小中学生1人 60円(通常価格80円、割引額20円)
万博オールパスポートについて

まとめ

万博記念公園の広さはとにかく広い!おそらく一日では回り切れないので、「今度はあそこに行ってみよう」と、次の計画を立てながら散策するのもいいかもしれません。
小さなお子様連れのファミリーは、子供の遊び中心になりがちなので、あらかじめルートを決めておくことをおすすめします。
季節の移り変わりを体感できる、自然豊かな公園なので、何度でも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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