六甲ガーデンテラス

六甲ガーデンテラス
photo by @nao4zo
標高880mに位置するこちらは関西有数の絶景ポイント。明石海峡大橋から大阪平野、関西国際空港まで大パノラマの景色が堪能できます。また西洋のような雰囲気が漂う建物が集まり雰囲気も良いのでデートにもぴったりです。

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六甲ガーデンテラスの基本情報


【スポット】六甲ガーデンテラス
【ふりがな】ろっこうがーでんてらす
【 住所 】兵庫県神戸市灘区六甲山町五介山1877−9
【アクセス】JR神戸線 六甲道駅からバスで約30分
【最寄り駅】六甲道駅
【営業時間】10:00~21:00(季節により変動あり)
【 料金 】無料(施設内の飲食店やショップは有料)
【クーポン】公式ウェブサイトで割引クーポンを提供する場合あり

六甲ガーデンテラス
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季節を五感で感じる自然体感型複合施設「六甲ガーデンテラス」の魅力と楽しみ方

兵庫県神戸市に訪れた時、ぜひ足を運んでおきたいおすすめ観光スポットに「六甲ガーデンテラス」があります。

六甲山上標高890mに位置する六甲ガーデンテラスは見晴らしの良い複数の展望テラスを中心に様々な施設が併設されている複合施設で、園内のいたるところから日本三大夜景に数えられる神戸の夜景や大阪湾などの絶景を楽しめるスポットとなっています。

今回は六甲ガーデンテラスの情報と魅力について紹介していきます。

六甲ガーデンテラスって?

六甲ガーデンテラスとは日本三百名山やふるさと兵庫50山の一つに数えられる六甲山(標高932m)の中腹にあったホテルや展望施設を撤去し、神戸に訪れた観光客をメインとして2003年4月にリニューアルオープンした複合施設です。

阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道が直営し、実際の運営はその子会社である六甲山観光株式会社が行っています。

リニューアルした部分(施設の西側)は今までの外観を大きく変化させスマートな英国調に統一されており、訪れた人をまるで西洋に来たかのような雰囲気で出迎えてくれます。

六甲ガーデンテラス インスタ映え
instagram @nao4zo

施設内部には展望台・ショップ・レストランがあり、家族そろってそれぞれのスタイルで楽しむことのできる造りになっています。

気になる入園料とオープン時間は?

六甲ガーデンテラスは休園日がなく年中無休で楽しめます。もちろん気になる入園料も無料で観光の際に気軽に立ち寄れる場所として人気が高くなっています。

開園時間は9~21時(移設内の店舗・季節により異なる)で朝一のショッピングから夜景を一望できる時間帯まで利用が可能です。

観光の方で「神戸の夜景を楽しみたいけど、どこで見たら良いのだろう」と行き場所に迷っている方には是非お勧めのスポットになります。

最寄り駅とアクセス方法は?

六甲ガーデンテラスは兵庫県神戸市灘区にある六甲山の中腹にあります。

阪神電車でお越しの際は「御影駅」で下車し、神戸市バスで六甲ケーブル「六甲山下駅」に向かいます。

JR神戸線や阪急電車でお越しの際は「六甲駅」で下車し、そこから神戸市バスで六甲ケーブル「六甲ケーブル下駅」に向かいます。

関西国際空港・大阪国際(伊丹)空港からお越しの際は、バスで「神戸三宮」を目指し、そこから阪神電車・阪急電車・JR神戸線に乗り換え上記の方法で「六甲ケーブル下駅」に向かいます。

神戸空港からお越しの際は、ポートライナーに乗車し、「三宮駅」からJR神戸線に乗り換え同じような経路を辿っていきます。

「六甲ケーブル下駅」からは、レトロタイプの電車が人気の六甲山観光六甲ケーブル線に乗車し「六甲山上駅」で下車します。

その後、六甲山上バスに乗り換え「ガーデンテラス」で下車します。施設の目の前でバスが止まるため迷うことはありません。

また、訪れる目的の施設が決まっているようでしたら、その近くのバス停で下車することもできます。

有馬温泉からは便利な六甲有馬ロープウェイが走っており所要時間12分程度で「六甲山上駅」まで行くことができます。

服装や持ち物などの注意点

六甲山は季節によって気温の変化が激しい山として知られています。

夏場8月の平均気温は23.4度程度で温かいですが冬場1月の平均気温は-2.9度と非常に寒くなります。

これは青森市の気温と似ていると言われています。また、日中と夜での寒暖の差も激しいため夜景まで楽しむことを考えているならばもう1枚羽織るものを持参していった方が良いでしょう。

その他に六甲の地は東西の方向に連なっているため、太平洋や紀伊水道を通過した大阪湾からの水蒸気を含んだ南寄りの風が吹きやすく、雨が降りやすい地となっています。

急激な天気の変化も起こり得ますので天気予報を事前に調べレインコートや傘の準備をしていった方が良いでしょう。

気になる併設施設は何がある?

六甲ガーデンテラスには展望スポット・レストラン・多くのショップが併設されています。

展望スポットは4つ、六甲山の四季折々の自然を体感できる展望台「自然体感展望台 六甲枝垂れ」

ヨーロッパの古い建物をイメージして作られた高さ11mの「見晴らしの塔」

六甲の山並みと瀬戸内海が見渡せる階段状のテラス「見晴らしのテラス」、バス駐車場に使い場所にありに市街地の奥行きある風景が楽しめる「見晴らしのデッキ」があります。

1000万ドルの夜景を初めとして、明石海峡・大阪平野・関西国際空港にまで広がる大展望パノラマを楽しむことができます。

レストランは、とびきりの風景と創作料理が味わえる「グラニットカフェ」やセミセルフ方式の展望カジュアルレストラン「六甲ビューパレス」など4つのレストランが併設されています。

季節限定のおすすめメニューもあるので訪れた季節の楽しみとして味わってみてはいかがでしょうか。

また、コーヒーやケーキが味わえるカフェも何店かありますので観光中の小休憩に一息つくこともできます。

ショップは神戸のセレクトショップ「ホルティ」、ストーンアクセサリーショップ「六甲石ころ亭」、神戸セレクションのオフィシャルショップである「KOBE+」、六甲山オリジナルショップ「六甲ホルティ」など独特なお店が並んでいます。

もちろん観光に必須なお土産を購入できる「六甲おみやげ館」というお土産専門店もありますので観光に訪れた方にはお勧めです。

それ以外にも山上施設として、オルゴールの組み立て体験ができる「六甲オルゴールミュージアム(入館料:大人1030円)」、世界や日本の高山帯に咲く約1500種の四季折々の植物に出合える「六甲高山植物園(入場料:大人620円)」、パターゴルフや魚釣りなど自然を生かした遊び場やバーベキューができる「六甲カンツリーハウス(入園料:大人620円)」、全40ポイントの本格的なアスレチック施設「六甲フィールド・アスレチック(入園料:大人930円)」などもあり幅広い楽しみ方ができるよう工夫されています。

カンツリーハウスでは草スキーができ、フィールド・アスレチックは大人子供関係なくエキサイティングできるため子供連れのご家族でも一緒に時間を共有できる場所になっています。

六甲ガーデンテラスのスポット「自然体感展望台 六甲枝垂れ」

六甲ガーデンテラスといえばこれ!と言えるのが2010年7月にオープンした「自然体感展望台 六甲枝垂れ」ではないでしょか。

ガーデンテラスに行ったら絶対利用しておきたいおすすめスポットと言っても過言ではありません。

1本の木をイメージして作られたフォルムを持ち、柱・屋根などすべてをヒノキで作り上げた展望台です。

その心地よい香りと「枝葉」と呼ばれるフレーム越しに太陽の光が優しく降り注ぎ、温かい気持ちとともに景色を一望できるのが嬉しいポイントです。

また、夜には展望台そのものが最新のLED照明を利用した「Lightscape in Rokko」という芸術的オブジェに変化します。

展望台全体を覆うフレームを内側から照らすことで、六甲山の四季の変化を見事ライティングで表現しています。六甲枝垂れ体験した人にしかわからない、行ったからには絶対体験にしておきたいおすすめスポットなのです。

六甲ガーデンテラスのまとめ

六甲ガーデンテラスは自然と一体化した日本を代表する総合レジャースポットと言っても過言ではないほど多くの魅力を持っています。

観光スポットとして、デートコースの一つとして、家族で休日を過ごすレジャースポットとしてたくさんの楽しみ方をこの場所ひとつで叶えてくれます。

春には温かい六甲の風と陽だまりの中、暖かく柔らかく芽吹き始める草木を楽しみ、夏には六甲山に吹く爽快な風の中、眼下に広がる緑一色のパノラマを楽しめます。

秋にはまるで一枚の絵画を見ているかのような赤く色づく景色の変化を楽しみ、冬には寒さと一体化した風景の中でその時期にしか見ることのできない樹氷や氷筍(ひょうじゅん)を一緒に楽しむことができます。

このような壮大で豊かな自然を体感できる六甲ガーデンテラスに一度足をお運びください。新しい発見が待っていると思います。

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